JPH0315203B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0315203B2
JPH0315203B2 JP59080322A JP8032284A JPH0315203B2 JP H0315203 B2 JPH0315203 B2 JP H0315203B2 JP 59080322 A JP59080322 A JP 59080322A JP 8032284 A JP8032284 A JP 8032284A JP H0315203 B2 JPH0315203 B2 JP H0315203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
insulating film
insulating
band
coordinate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59080322A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60225221A (ja
Inventor
Hiroshi Kikuchi
Kokichi Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP59080322A priority Critical patent/JPS60225221A/ja
Publication of JPS60225221A publication Critical patent/JPS60225221A/ja
Publication of JPH0315203B2 publication Critical patent/JPH0315203B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、薄膜型の座標入力装置、詳述するな
ら抵抗体を形成した絶縁フイルムを用いて、X,
Y方向の座標値を検出するようにした座標入力装
置に関する。
〔発明の背景〕
この種の座標入力装置は、各種情報機器、計測
機器、通信機器等において図形、記号、位置情報
等の入力装置として多用されている。
そして、一般的には絶縁フイルム上の所定部分
に抵抗体を形成すると共に、抵抗体を形成してい
ない他の部分に平行帯状電極とこれと接続したリ
ード電極とを形成し、例えば、こうして形成した
2枚の絶縁フイルムを、スペーサを介して対向さ
せて構成されている。
ところが、上記抵抗体は絶縁フイルム上に印刷
等によつて所定範囲に形成されたり、全面に抵抗
体を施こした絶縁フイルム上の該抵抗体を機械
的、或いは化学的に選択除去することによつて形
成されているため、前者においては抵抗体の印刷
精度、後者においては機械的カツテイング精度又
は化学的エツチング精度、並びに作業性に問題が
あり、いずれも抵抗体の寸法精度管理及び作業効
率が歩留り向上の一つのネツクとなるものであつ
た。
〔発明の目的〕
従つて本発明の目的とするところは、上記従来
技術のもつ欠点をを解消し、抵抗体を片面全面に
予め形成した絶縁フイルムを用い、この抵抗体を
エツチング等で除去することなしに製造できる座
標、入力装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、本発明は、抵抗体
を形成した一対の絶縁フイルムをスペーサを介し
て対向させ、一方の絶縁フイルムの任意位置を押
圧して両抵抗体を導通させることにより、その押
圧点のX,Y方向の座標値を検出するようにした
座標入力装置において、前記絶縁フイルムの片面
全面に前記抵抗体を設け、該抵抗体上の辺部に互
いに平行に延びる一対の帯状窓部を有する絶縁被
膜を設け、該帯状窓部に前記抵抗体と接続する帯
状電極を前記絶縁被膜に比して幅狭に設け、該帯
状電極に接続したリード電極を前記絶縁被膜上を
通つて外部接続部へ導出したことを特徴とするも
のである。
〔発明の実施例〕
図面は何れも本発明の一実施例に係り、第1図
a〜cは製造工程を示す平面図、第2図は第1図
示の絶縁フイルムと対向するいま一方の絶縁フイ
ルムを示す平面図、第3図は組立て状態の要部断
面図である。
第1図において、1は可撓性の絶縁フイルム
で、例えば透明タツチパネル等を形成する場合に
は、透明な薄膜合成樹脂フイルムが用いられ、そ
の片面全体には予め透明な抵抗体2が均一厚さに
形成されている。このフイルムは長尺の材料上に
連続的に抵抗体2を形成したもので、非常に生産
性が良く、これを第1図aに示すような外形に切
断する。そして、この絶縁フイルム1の抵抗体2
上の4辺部並びに外部接続部1a上には、第1図
bのように絶縁被膜3が印刷等の手法で形成さ
れ、該絶縁被膜3の対向2辺には、抵抗体2の図
示縦幅と略等しい長さの細長の帯状窓部3a,3
aが平行に設けられる。次に、第1図cに示すよ
うに上記帯状窓部3a,3a上に帯状電極4,4
が平行に印刷形成されて抵抗体2と接続されると
共に、この帯状電極4,4と連らなつたリード電
極4a,4aが絶縁被膜3上で前記外部接続部1
aに導出されるべく同時に印刷形成される。
そして、上記と全く同様の手法で第1図cの絶
縁フイルム1と対向する絶縁フイルム1′の抵抗
体2′上に、第2図示のように絶縁被膜3′、帯状
電極4′並びにリード電極4′aが順次形成され
る。ただし、前記帯状電極3がX方向検出用であ
るとすると、第2図の構成においては、帯状窓部
3′a並びに帯状電極4′は、Y方向を検出するべ
く前記帯状電極4を形成していない対向2辺に形
成され、また、リード電極4′aは絶縁フイルム
1′を図示の状態から裏返して絶縁フイルム1に
対向させた際にリード電極4aと重ならないよう
に、外部接続部1′a上に形成される。
上記2枚の絶縁フイルム1,1′は適宜の間隔
をもつようにスペーサ5を介して第3図示のよう
に対向配置され、上側の絶縁フイルム1を指先、
ペン等で押圧することによつて上下の抵抗体2,
2′がスペーサ5の導体部あるいは透孔を介して
接触・導通し、この押圧点の座標電圧値又は座標
電流値が、X,Y方向でそれぞれ取出されること
になる。
ここで、帯状電極4,4′は絶縁被膜3,3′上
にそれよりも幅狭に施されているため、押圧点の
座標電圧値が不安定となる帯状電極4,4′付近
を入力禁止(不可能)領域とすることができ、座
標電圧値が比較的安定している所のみを入力有効
領域とすることができる。すなわち、対向2辺の
帯状電極間に電圧を印加して押圧点の座標電圧値
(又は座標電流値)を検出する際、帯状電極付近
の等電位線(面)は電流のまわり込み等があつて
歪んでしまい、帯状電極と平行にならず、帯状電
極近傍を押圧して得られる座標は不正確なものと
なる。したがつて、このような不安定領域はない
方がよく、上記の如く、この不安定領域を予め絶
縁被膜でマスクしておくと、等電位線(面)の歪
みが少ない領域のみを入力有効領域とすることが
できる。
なお、上記スペーサ5は、例えば透明タツチパ
ネルを構成する場合には、透明な可撓性樹脂に多
数の透孔を穿設したものにサンドウイツチ状に透
明導電フイルムを埋設したもの等が用いられる
が、これに限定されることなく、発泡樹脂に導線
よりなる網体を埋設したもの等に代替可能であ
る。
また、前記実施例においては、印刷による手法
を示したが蒸着等の薄膜技術で電極を形成するこ
とも可能であるし、絶縁フイルム、抵抗体は必ず
しも透明材料である必要もない。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、抵抗体を部分的
に絶縁フイルム上に形成する工程がなく、予め連
続的に抵抗体が形成された長尺の絶縁フイルムを
使用できるため、製造工程を簡略化して生産性を
高めることができ、しかも、座標検出が不安定な
帯状電極近傍を絶縁被膜で予めマスクし、当該部
位を入力禁止領域としてあるため、座標検出の正
確な座標入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の一実施例に係り、第1図
a〜cは製造工程を示す平面図、第2図は第1図
示の絶縁フイルムと対向するいま一方の絶縁フイ
ルムを示す平面図、第3図は組立て状態の要部断
面図である。 1,1′……絶縁フイルム、1a,1′a……外
部接続部、2,2′……抵抗体、3,3′……絶縁
被膜、3a,3′a……帯状窓部、4,4′……帯
状電極、4a,4′a……リード電極、5……ス
ペーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抵抗体を形成した一対の絶縁フイルムをスペ
    ーサを介して対向させ、一方の絶縁フイルムの任
    意位置を押圧して両抵抗体を導通させることによ
    り、その押圧点のX,Y方向の座標値を検出する
    ようにした座標入力装置において、前記絶縁フイ
    ルムの片面全面に前記抵抗体を設け、該抵抗体上
    の辺部に互いに平行に延びる一対の帯状窓部を有
    する絶縁被膜を設け、該帯状窓部に前記抵抗体と
    接続する帯状電極を前記絶縁被膜に比して幅狭に
    設け、該帯状電極に接続したリード電極を前記絶
    縁被膜上を通つて外部接続部へ導出したことを特
    徴とする座標入力装置。
JP59080322A 1984-04-23 1984-04-23 座標入力装置 Granted JPS60225221A (ja)

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JP59080322A JPS60225221A (ja) 1984-04-23 1984-04-23 座標入力装置

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JPS60225221A JPS60225221A (ja) 1985-11-09
JPH0315203B2 true JPH0315203B2 (ja) 1991-02-28

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0661055B2 (ja) * 1988-01-14 1994-08-10 エスエムケイ株式会社 タブレット
JPH0666047B2 (ja) * 1990-08-17 1994-08-24 エスエムケイ株式会社 タブレットとその製造方法
JPH0666046B2 (ja) * 1990-08-22 1994-08-24 エスエムケイ株式会社 抵抗感圧型タブレット

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54125923A (en) * 1978-03-24 1979-09-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Piezoelectric coordinates input device and its application
JPS584999A (ja) * 1981-06-30 1983-01-12 松下電器産業株式会社 プリント配線板の製造法
JPS5946716A (ja) * 1982-09-09 1984-03-16 アルプス電気株式会社 タツチ式入力装置におけるスペ−サの製造方法

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