JP2502249Y2 - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2502249Y2
JP2502249Y2 JP6764089U JP6764089U JP2502249Y2 JP 2502249 Y2 JP2502249 Y2 JP 2502249Y2 JP 6764089 U JP6764089 U JP 6764089U JP 6764089 U JP6764089 U JP 6764089U JP 2502249 Y2 JP2502249 Y2 JP 2502249Y2
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JP
Japan
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resistor
comb
input device
coordinate input
insulating sheet
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JP6764089U
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繁 渋谷
進 西本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はディスプレイの表示画面上に配置され、表示
画面に直接各種情報の入力をする座標入力装置に関する
ものである。
従来の技術 従来の技術を第3図〜第5図の座標入力装置により説
明する。
第3図は上面からの透視図であり、第4図は構造を説
明する図であり、第5図は位置検出を説明する等価回路
図である。
第3図、第4図において、22はポリエステルフィル
ム、ガラスよりなる第1の絶縁シートであり、複数の金
の酸化物などより成る第1の電極21と、この第1の電極
21の一端と接続されたカーボンより成る第1の抵抗体25
がこの第1の絶縁シート22上に形成されている。また24
は第2の絶縁シートであり、複数の第2の電極23と、こ
の第2の電極23の一端と接続された第2の抵抗体26がこ
の第2の絶縁シート24上に形成されている。
なお、この第2の絶縁シート24、第2の電極23および
第2の抵抗体26は上記第1の絶縁シート22、第1の電極
21および第1の抵抗体25とそれぞれ同様の材質から形成
されている。
また上記第1の絶縁シート22と第2の絶縁シート24は
第1,第2の電極21,22が交差するように絶縁体28を介し
て対向して配置している。
次に動作について説明すると、指30にて第1の絶縁シ
ート22を押してたわめると、第1,第2の電極21,23の一
部が接する。この時、第1の抵抗体25の両端に電圧Vo
を印加し、第2の抵抗体26の端面より電圧を測定する
と、第5図の如く、測定電圧VによりV/Vo=x/lの関係
からx=V/Vo×lが算出され、位置が検出され、横方向
の押した位置が検出される。同様にして縦方向の位置も
第2の抵抗体26の両端に電圧を印加することにより検出
される。
この様にして上記従来の座標入力装置では、抵抗体2
5,26により、押した位置を検出するものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の座標入力装置では、第1,第
2の絶縁シートに抵抗体としてカーボンを印刷しなけれ
ばならず、工数が多くなるとともに、カーボンの抵抗体
は乾燥温度や印刷条件に依る変動が大きい為、検出誤差
の原因となっていた。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するためにくし歯部が根本で
細く絞られたくし状に形成した抵抗体を絶縁シート上に
形成し、このくしの部分を交差させ、且つ対向するよう
に設けた上記絶縁シート同様に、くし状に形成した抵抗
体を有する他の絶縁シートとによって座標入力装置を構
成するものである。
作用 本考案は上記のように、電極と抵抗体をくし状抵抗体
として同一材料で形成したので、製作工数の低減および
特性の安定化の図れるものである。
実施例 本考案の座標入力装置の一実施例を第1図、第2図に
より説明する。第1図は上面からの透視図であり、第2
図は構造を説明する図である。第1図、第2図による
と、2は第1の絶縁シートであり、この絶縁シート上に
第1の抵抗体1を形成している。この第1の抵抗体の形
状はくし状になっており、くし歯部1aが根本で細く絞ら
れ、結合部1bに連なっている。作用に4の第2の絶縁シ
ートにもくし状の第2の抵抗体3が第1の抵抗体と同様
に形成されている。そして両方の抵抗体のくし歯部分1
a,3aが交差するように第1,第2の絶縁シート2,4をシリ
コンゴムやアクリル系樹脂等の絶縁スペーサ6a,6bを介
して対向させている。絶縁スペーサは額縁状の6aと、ド
ット状の6bとから構成されているが、製品によってはド
ット状の絶縁スペーサは省くことができるものである。
なお第1および第2の絶縁シート2,4間のギャップは
約50μ程度である。また、その材質は透明な高分子化合
物−ポリエステルフィルムやガラス等が使用されてい
る。
第1および第2の抵抗体1および3は主に酸化インジ
ウムにスズをドープした物が使用されたり、金の酸化物
等が使用されている。膜厚は約800〜1000Åである。
次に上記実施例の動作について説明すると、指10にて
第1の絶縁シート2を押すと、シートがたわみ、第1,第
2のくし歯部分1a,3aが接触する。この時、一方の抵抗
体1または3の両端の結合部1bまたは3bの両端に電圧V
oを印加し、他方の抵抗体3または1の両端の結合部3b
または1bの端面より電圧を測定すると、押した点での分
圧Vが電圧計Vにより測定される。すなわち、電圧V、
電流i、抵抗Rの関係V=iRより、iが一定であること
から接触した位置の分圧VとVoおよび抵抗の長さxと
lの関係はx:l=V:Voとなる。
従って、距離x=V/Vo×lより算出され、押した点を
検出することができるものである。なお、この実施例の
等価回路は前述の従来の技術で説明した第5図と同様で
ある。
また、第1の抵抗体1のくし歯部1aと第2の抵抗体3
のくし歯部3aの根本をそれぞれ細く絞った構成とするこ
とにより、第1,第2の抵抗体1および3が矩形となって
その抵抗変化が一定になり、正しい位置検出を行うこと
ができる。なお、第1,第2の抵抗体1および3の根本を
細く絞ることにより抵抗値が大きくなっても、取り出し
は電圧値で行うために位置検出には影響しないものであ
る。
考案の効果 本考案は以上のようにくし歯部が根本で細く絞られた
くし状に形成した抵抗体を絶縁シート上に形成し、この
くし歯部分を交差させて、且つ対向するように設けた上
記絶縁シートと同様に、くし状に形成した抵抗体を有す
る絶縁シートとによって座標入力装置を形成したので、
作成工数を減少できるとともに温度変化等によっても、
くし状の抵抗体のみの変動ですむので、測定誤差が少な
く精度の向上を図れる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である座標入力装置の上面か
らの透視図であり、第2図は同構造を説明する図であ
り、第3図は従来の座標入力装置の上面からの透視図で
あり、第4図は同構造を説明する図であり、第5図は同
等価回路図である。 1,3……抵抗体、1a,3a……くし歯部分、2,4……絶縁シ
ート、6a……絶縁スペーサ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】くし歯部が根本で細く絞られたくし状の抵
    抗体をそれぞれ形成してなる一対の絶縁シートと、この
    それぞれの絶縁シートの上記抵抗体のくし歯部分が交差
    するように上記絶縁シートを対向させて、この絶縁シー
    ト間に配置した絶縁スペーサより構成される座標入力装
    置。
JP6764089U 1989-06-09 1989-06-09 座標入力装置 Expired - Lifetime JP2502249Y2 (ja)

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JPH036732U JPH036732U (ja) 1991-01-23
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JP5407599B2 (ja) * 2009-07-01 2014-02-05 パナソニック株式会社 タッチパネル

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