JP2002041244A - 抵抗膜式透明アナログ型タッチパネル - Google Patents

抵抗膜式透明アナログ型タッチパネル

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JP2002041244A
JP2002041244A JP2000226371A JP2000226371A JP2002041244A JP 2002041244 A JP2002041244 A JP 2002041244A JP 2000226371 A JP2000226371 A JP 2000226371A JP 2000226371 A JP2000226371 A JP 2000226371A JP 2002041244 A JP2002041244 A JP 2002041244A
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resistor
electrode
touch panel
common electrode
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Noritoshi Tsuchiya
權壽 土屋
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Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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Shinwa Kogyo Inc
Shinwa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力位置分解能を高くするとともに、入力待
機状態には電流を流さないようにして消費電力を低減す
ることができる抵抗膜式透明アナログ型タッチパネルを
提供する。 【解決手段】 交互にスリット状に形成された複数の光
透過性のY方向電圧印加電極5と座標検出電極7、Y方
向電圧印加電極5に接続されたストライプ状の抵抗体
3、座標検出電極7に接続された共通電極9を設けたガ
ラス板からなるリア基板1と、交互にスリット状に形成
されたX方向電圧印加電極6と座標検出電極8、X方向
電圧印加電極6に接続されたストライプ状の抵抗体4、
座標検出電極8に接続された共通電極10を設けたPE
Tフィルムからなるフロント基板2とを、Y方向電圧印
加電極5および座標検出電極7とX方向電圧印加電極6
および座標検出電極8とが直交するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置あ
るいはプラズマディスプレイ表示装置等、受光型あるい
は発光型表示装置の画面上に装着され、表示画面の内容
にしたがって、指あるいはペンで入力する抵抗膜式透明
アナログ型タッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】抵抗膜式タッチパネルは、それぞれ導体
膜電極が形成されたフロント基板とリア基板とを微小ギ
ャップを保持し対向させて配置したものであり、基板面
を指あるいはペンで押圧(入力)することによってフロ
ント基板およびリア基板の押圧位置における導体膜電極
同士が接触して発現するスイッチ機能を利用し、押圧位
置(入力位置)を検知するものである。
【0003】抵抗膜式タッチパネルには大別してディジ
タル型タッチパネルとアナログ型タッチパネルがある。
ディジタル型タッチパネルは、フロント基板にX軸方向
の多数本の導体膜電極を形成し、リア基板にY軸方向の
多数本の導体膜電極を形成し、このフロント基板とリア
基板を対向配置することによって、導体膜電極をマトリ
クス状に配列し、入力によって導通した導体膜電極の電
流値または電圧値を検出して、入力位置を検知するもの
である。
【0004】このディジタル型タッチパネルにおいて
は、入力位置分解能を高める場合、導体膜電極の本数を
増やすことが必要になり、導体膜電極の線幅、線間距離
が狭くなり、写真法を用いた微細パターン形成技術が求
められるため、安価に、歩留まりよく製造することは極
めて困難である。
【0005】一方、アナログ型タッチパネルは、図5に
示すように、リア基板1およびフロント基板2それぞれ
に所定の固有抵抗値を有する導体膜電極16,17と導
体膜電極16,17に電気的に接続された接続導体18
〜21を形成し、図6に示すように、リア基板1および
フロント基板2をスペーサ22とドットスペーサ23を
介して対向配置し、リア基板1およびフロント基板2の
外周を接着剤24で封止したものであり、P(X,Y)
点を押圧し、フロント基板2の接続導体20,21間に
のみ検出用電圧を印加してX方向分圧出力端子25の出
力分圧を検出することによってP(X)の位置を検知
し、また、リア基板1の接続導体18,19にのみ電圧
を印加してY方向分圧出力端子26の出力分圧を検出す
ることによってP(Y)の位置を検知することができ
る。
【0006】このアナログ型タッチパネルにおいては、
微細パターン形成技術は要求されないが、導体膜電極1
6,17の膜面抵抗値の均一性が入力位置分解能に影響
し、抵抗値の均一性が高いほど分解能は高くなる。しか
し、表示画面の大型化に伴い、膜面全面にわたり均一な
抵抗値を有する導体膜電極を形成することは極めて困難
であるという問題がある。
【0007】また、入力待機状態にあっても、検出用電
圧を印加し電流が流れる状態になるため、消費電力が大
きくなってしまうという問題がある。
【0008】図7は、上記膜面抵抗値の均一性の問題を
解決するためになされたアナログ型タッチパネルのリア
基板とフロント基板であり、特開平6−139005号
公報に記載されたものである。図7に示すように、リア
基板1には一点鎖線で示す入力部の外に長さ方向に均一
な抵抗値を有する欄外抵抗体3と欄外抵抗体3に対して
垂直方向に接続された多数本の座標検出電極5が形成さ
れ、フロント基板2にもリア基板1と同様、入力部の外
に長さ方向に均一な抵抗値を有する欄外抵抗体4と欄外
抵抗体4に対して垂直方向に接続された多数本の座標検
出電極6が形成され、このリア基板1とフロント基板2
が、微小間隙を保持して対向、配置される。
【0009】図7に示した欄外抵抗体3,4は面積が小
さいので長さ方向の抵抗値を均一なものとすることがで
き、また、トリミングによって、均一性をより一層高く
することが可能である。しかし、図5および図6に示し
たアナログ型タッチパネルと同様、入力待機状態にあっ
ても、欄外抵抗体3または4にドライバ回路11から検
出用電圧を印加し欄外抵抗体3または4に電流が流れる
ため、消費電力が大きくなる。
【0010】図8は、特開平10−91350号公報に
記載されたアナログ型タッチパネルの抵抗体パターンを
示し、消費電力を低減する効果を有するものである。
【0011】このアナログ型タッチパネルは、図8に示
したように、電極X1をくし歯の連結基部とした歯状パ
ターン27aと、電極X2をくし歯の連結基部とした歯
状パターン27bとを互いに接触しないように噛み合わ
せた抵抗体パターン27、および電極Y1をくし歯の連
結基部とした歯状パターン28aと、電極Y2をくし歯
の連結基部とした歯状パターン28bとを互いに接触し
ないように噛み合わせた抵抗体パターン28を互いに直
交するように対向、配置したものであり、電極X1,X
2間または電極Y1,Y2間にドライバ回路11から印
加する位置検出用電圧はタッチパネルが押圧されて初め
て電流が流れるように構成されているので、入力待機時
の消費電力を削減することができる。
【0012】しかし、図8に示した抵抗体パターン2
7,28を用いたアナログ型タッチパネルにおいて、歯
状パターン27a,27b,28a,28bの長さ方向
の幅、膜厚、組成を均一にして、長さ方向の各位置にお
ける抵抗を均一にすることは極めて困難であり、この不
均一のために入力位置分解能が低下する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、特開平
6−139005号公報に記載されたアナログ型タッチ
パネルは入力待機状態にあっても、検出用電圧を印加し
抵抗体に電流が流れるため、消費電力が大きくなってし
まうという問題がある。
【0014】また、特開平10−91350号公報に記
載されたアナログ型タッチパネルは、入力待機状態に検
出電流を流さないようにして消費電力を低減することは
できるものの、抵抗体パターンの不均一な抵抗のために
入力位置分解能が低下するという問題がある。
【0015】本発明は、上記のような問題を解決するも
のであり、入力位置分解能を高くするとともに、入力待
機状態には電流を流さないようにして消費電力を低減す
ることができる抵抗膜式透明アナログ型タッチパネルを
提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の抵
抗膜式透明アナログ型タッチパネルは、微小ギャップを
保持して対向、配置された光透過性のリア基板と光透過
性のフロント基板、上記リア基板の対向する内面に、互
いに電気的に接続されないように交互にスリット状に形
成された複数の光透過性の第1の電圧印加電極および第
1の座標検出電極、上記フロント基板の対向する内面
に、上記第1の電圧印加電極および第1の座標検出電極
と直交し、互いに電気的に接続されないように交互にス
リット状に形成された複数の光透過性の第2の電圧印加
電極および第2の座標検出電極、上記複数の第1の電圧
印加電極と直交方向にその一端で接続されたストライプ
状の第1の抵抗体、上記複数の第2の電圧印加電極と直
交方向にその一端で接続されたストライプ状の第2の抵
抗体、上記複数の第1の座標検出電極と直交方向にその
一端で接続されたストライプ状の第1の共通電極、上記
複数の第2の座標検出電極と直交方向にその一端で接続
されたストライプ状の第2の共通電極を備えたものであ
る。
【0017】この発明に係る第2の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルは、上記第1の抵抗膜式透明アナログ
型タッチパネルにおいて、第1の抵抗体および第1の共
通電極はリア基板に形成され、第2の抵抗体および第2
の共通電極はフロント基板に形成されているものであ
る。
【0018】この発明に係る第3の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルは、上記第1の抵抗膜式透明アナログ
型タッチパネルにおいて、フロント基板が屈曲性を有す
る材料からなり、リア基板が剛性を有する材料からな
り、第1の抵抗体、第2の抵抗体、第1の共通電極およ
び第2の共通電極が上記リア基板に形成されているもの
である。
【0019】この発明に係る第4の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルは、上記第1ないし第3の抵抗膜式透
明アナログ型タッチパネルのいずれかにおいて、第1の
電圧印加電極、第2の電圧印加電極、第1の座標検出電
極、第2の座標検出電極、第1の共通電極および第2の
共通電極の抵抗値は50Ω/□以下であり、第1の抵抗
体および第2の抵抗体の抵抗値は10kΩ/□以上、3
00kΩ/□以下であるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る抵抗膜式透
明アナログ型タッチパネルの実施の形態を図に基づいて
説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1を示す平
面図である。図において、1は厚さ0.7mm〜1.8
mmの透明ガラス板等、剛性を有する光透過性材料から
なるリア基板、2は厚さ0.1mm〜0.2mmの透明
PETフィルム等、屈曲性を有する光透過性材料からな
るフロント基板、3,4はカーボン粉末と熱硬化性ポリ
エステル樹脂からなるバインダ樹脂で構成された抵抗体
であり、第1の抵抗体3および第2の抵抗体4は一点鎖
線で示す入力部の外側に形成されている。
【0021】5はインジウム−錫酸化物(ITO)等の
光透過性の導電材料からなる第1の電圧印加電極(Y方
向電圧印加電極)、6はITO等の光透過性の導電材料
からなる第2の電圧印加電極(X方向電圧印加電極)で
ありそれぞれスリット状に複数本形成され、Y方向電圧
印加電極5の一端は、幅3〜5mmのストライプ状の抵
抗体3と直交して接続され、X方向電圧印加電極6の一
端は、幅3〜5mmのストライプ状の抵抗体4と直交し
て接続されている。
【0022】7,8はITO等の光透過性の導電材料か
らなる座標検出電極であり、第1の座標検出電極7はY
方向電圧印加電極5と交互に接触することなくスリット
状に形成され、第2の座標検出電極8はX方向電圧印加
電極6と交互に接触することなくスリット状に形成され
ている。
【0023】Y方向電圧印加電極5、X方向電圧印加電
極6、座標検出電極7,8の線幅は0.3〜3.0m
m,線間隔は0.3〜1.0mmとするのが、視認性
(肉眼で見て目障りでないようにする)の点から好まし
く、また、適用できる材料としては、電気電導率が大き
く光透過性の材料であればよい。
【0024】9,10はITO等の光透過性の導電材料
からなる共通電極であり、第1の共通電極9は第1の座
標検出電極7に電気的に接続され、第2の共通電極10
は第2の座標検出電極8に電気的に接続されている。
【0025】11は抵抗体3,4に所定の直流電圧を交
互に印加し、入力によって流れる電流を検出し、入力位
置を検知する機能を有するドライバ回路である。
【0026】図2は図1のA−A断面図で、抵抗体およ
び各電極を形成したリア基板1およびフロント基板2を
組み立てた構造を示している。図において、12はアク
リル系の樹脂などのような可撓性の絶縁材からなるドッ
トスペーサで、ドットスペーサ12は、図1に示した入
力部内に配置し、対向するリア基板1とフロント基板2
との間に10〜20μmのギャップを保持する。13は
リア基板1とフロント基板2をその外周部で貼り合わせ
る接着剤である。
【0027】ここで、Y方向電圧印加電極5、X方向電
圧印加電極6、座標検出電極7,8、共通電極9,10
は、リア基板1およびフロント基板2それぞれにおい
て、ITOを蒸着法により成膜し、成膜したITO膜上
に耐酸性でアルカリ性溶液に可溶なマスクパターンをス
クリーン印刷法あるいは写真法で形成し、硫酸−塩酸−
塩化第2鉄の混合溶液で露出したITOをエッチング
し、その後マスクパターンを水酸化ナトリウム水溶液で
剥離して形成することができる。
【0028】抵抗体3,4の構成材料には、カーボン粉
末の他、RuO2、Ag、Au、TaO、ITOの粉末
を用いることができる。これらの粉末と熱硬化性ポリエ
ステルとを所定の割合で混合してペースト状にしたもの
を、スクリーン印刷法により所定の幅(通常3〜5m
m)のストライプ状にパターン形成する。形成する位置
は、共通電極9,10の反対側で、Y方向電圧印加電極
5およびX方向電圧印加電極6の一端に接続する。抵抗
体3,4の抵抗値は上記粉末と熱硬化性ポリエステルと
の混合割合によって調節することができる。
【0029】Y方向電圧印電極5、X方向電圧印加電極
6、座標検出電極7,8および共通電極9,10の抵抗
値は50Ω/□以下、好ましくは20Ω/□以下とし、
パターン形成された抵抗体3,4の抵抗値は10kΩ/
□以上、300kΩ/□以下とする。従って、各電極
5,6,7,8,9,10の抵抗値は、抵抗体3,4の
抵抗値に対して無視することができ、位置分解能向上
は、パターン形成された抵抗体3,4の抵抗値を、図3
に示すように、入力端からの長さと抵抗値との関係が直
線性(抵抗直線性という)を有するように、長さ方向の
各位置において均一にすることによって達成される。
【0030】本実施の形態においては、レーザトリミン
グなどによって、抵抗体3,4の抵抗直線性を改善する
ことができるので、位置分解能を向上することができ
る。
【0031】以下に、本実施の形態の抵抗膜式透明アナ
ログ型タッチパネルの動作に付き、図1を参照して説明
する。検出用電圧として、抵抗体3および抵抗体4の一
端(電圧入力端)に、例えば、直流電圧5Vをドライバ
回路11から交互に印加する。フロント基板面のP点を
指で押圧すると、抵抗体3に電圧を印加した場合、Y方
向電圧印加電極5と座標検出電極8がP点で電気的に接
続され通電され、電流は、抵抗体3の3P点を通り、Y
方向電圧印加電極5のP点から第2の座標検出電極8の
P点を通って第2の共通電極10に流れ出る。この電流
値をドライバ回路で検出し、抵抗体3の電圧入力端から
3P点までの抵抗値を求め、この抵抗値をA/D変換す
ることによって押圧点PのY座標を検知することができ
る。
【0032】次に、抵抗体4に電圧を印加した場合、X
方向電圧印加電極6と座標検出電極7がP点で電気的に
接続され通電され、電流は、抵抗体4の4P点を通り、
X方向電圧印加電極6のP点から第1の座標検出電極7
のP点を通って第1の共通電極9に流れ出る。この電流
値を検出し、抵抗体4の電圧入力端から4P点までの抵
抗値を求め、この抵抗値をA/D変換することによって
押圧点PのX座標を検知することができる。
【0033】本実施の形態においては、抵抗体3,4は
トリミングが可能であり、抵抗直線性が改善された抵抗
体3,4によって、高位置分解能の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルが得られる。
【0034】また、押圧されて初めて電流が流れるよう
に構成されているので、入力待機状態における消費電力
を削減することができる。
【0035】実施の形態2.図4は、本発明の実施の形
態2を示す平面図である。図において、図1と同一符号
は同一または相当部分を示す。
【0036】実施の形態1においては、抵抗体4、共通
電極10をフロント基板2に形成したが、本実施の形態
は、抵抗体3、共通電極9の他に、抵抗体4、共通電極
10をもリア基板1に形成し、フロント基板2には座標
検出電極8とX方向電圧印加電極6のみを形成してい
る。抵抗体4とX方向電圧印加電極6との接続部14、
および共通電極10と座標検出用電極8との接続部15
は、銀粉末と樹脂との混合物からなる導電ペースト等を
用いる。
【0037】本実施の形態においては、フロント基板2
に用いるPETフィルムに比べて寸法安定性のよいガラ
ス板からなるリア基板1に、抵抗体3,4、共通電極
9,10を集中させて設けたので、乾燥等の熱処理工程
による不良の発生を抑制し、製品の良品率を向上させる
ことができる。また、比較的厚膜の抵抗体3,4、共通
電極9,10を剛性の高いガラス板からなるリア基板1
に設けることによって、PETフィルムからなるフロン
ト基板2は量産化時においてリール処理(フープ処理)
し、生産効率を向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】この発明に係る第1の抵抗膜式透明アナ
ログ型タッチパネルによれば、微小ギャップを保持して
対向、配置された光透過性のリア基板と光透過性のフロ
ント基板、上記リア基板の対向する内面に、互いに電気
的に接続されないように交互にスリット状に形成された
複数の光透過性の第1の電圧印加電極および第1の座標
検出電極、上記フロント基板の対向する内面に、上記第
1の電圧印加電極および第1の座標検出電極と直交し、
互いに電気的に接続されないように交互にスリット状に
形成された複数の光透過性の第2の電圧印加電極および
第2の座標検出電極、上記複数の第1の電圧印加電極と
直交方向にその一端で接続されたストライプ状の第1の
抵抗体、上記複数の第2の電圧印加電極と直交方向にそ
の一端で接続されたストライプ状の第2の抵抗体、上記
複数の第1の座標検出電極と直交方向にその一端で接続
されたストライプ状の第1の共通電極、上記複数の第2
の座標検出電極と直交方向にその一端で接続されたスト
ライプ状の第2の共通電極を備えたものであるので、入
力位置分解能を高くするとともに、消費電力を低減する
ことができる。
【0039】この発明に係る第2の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルによれば、第1の抵抗体および第1の
共通電極はリア基板に形成され、第2の抵抗体および第
2の共通電極はフロント基板に形成されているものであ
るので、スクリーン印刷で低抗体と電圧印加電極との接
続をすることができ、座標検出電極に接続された共通電
極を一体に形成することができる。
【0040】この発明に係る第3の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルによれば、フロント基板が屈曲性を有
する材料からなり、リア基板が剛性を有する材料からな
り、第1の抵抗体、第2の抵抗体、第1の共通電極およ
び第2の共通電極がリア基板に形成されているものであ
るので、乾燥等の熱処理工程による不良の発生を抑制
し、製品の良品率を向上させることができる。
【0041】また、比較的厚膜の抵抗体および共通電極
を剛性の高いガラス板からなるリア基板に設けることに
よって、屈曲性のフロント基板は量産化時においてリー
ル処理(フープ処理)し、生産効率を向上させることが
できる。
【0042】この発明に係る第4の抵抗膜式透明アナロ
グ型タッチパネルによれば、第1の電圧印加電極、第2
の電圧印加電極、第1の座標検出電極、第2の座標検出
電極、第1の共通電極および第2の共通電極の抵抗値は
50Ω/□以下であり、第1の抵抗体および第2の抵抗
体の抵抗値は10kΩ/□以上、300kΩ/□以下で
あるので、各電極の抵抗値のバラツキは位置分解能に対
して影響しないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る抵抗膜式透明アナログ型タッ
チパネルの実施の形態1の構成を示す平面図である。
【図2】 この発明に係る抵抗膜式透明アナログ型タッ
チパネルの実施の形態1の構成を示す断面図である。
【図3】 この発明に係る抵抗膜式透明アナログ型タッ
チパネルの抵抗体の特性を示す図である。
【図4】 この発明に係る抵抗膜式透明アナログ型タッ
チパネルの実施の形態2の構成を示す平面図である。
【図5】 従来の抵抗膜式アナログ型タッチパネルの構
成を示す斜視図である。
【図6】 従来の抵抗膜式アナログ型タッチパネルの構
成を示す断面図である。
【図7】 従来の抵抗膜式アナログ型タッチパネルの構
成を示す平面図である。
【図8】 従来の抵抗膜式アナログ型タッチパネルの構
成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 リア基板、2 フロント基板、3,4 抵抗体、5
Y方向電圧印加電極、6 X方向電圧印加電極、7,
8 座標検出電極、9,10 共通電極、11 ドライ
バ回路、12 ドットスペーサ、13 接着剤、14,
15 接続部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小ギャップを保持して対向、配置され
    た光透過性のリア基板と光透過性のフロント基板、上記
    リア基板の対向する内面に、互いに電気的に接続されな
    いように交互にスリット状に形成された複数の光透過性
    の第1の電圧印加電極および第1の座標検出電極、上記
    フロント基板の対向する内面に、上記第1の電圧印加電
    極および第1の座標検出電極と直交し、互いに電気的に
    接続されないように交互にスリット状に形成された複数
    の光透過性の第2の電圧印加電極および第2の座標検出
    電極、上記複数の第1の電圧印加電極と直交方向にその
    一端で接続されたストライプ状の第1の抵抗体、上記複
    数の第2の電圧印加電極と直交方向にその一端で接続さ
    れたストライプ状の第2の抵抗体、上記複数の第1の座
    標検出電極と直交方向にその一端で接続されたストライ
    プ状の第1の共通電極、上記複数の第2の座標検出電極
    と直交方向にその一端で接続されたストライプ状の第2
    の共通電極を備えた抵抗膜式透明アナログ型タッチパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 第1の抵抗体および第1の共通電極はリ
    ア基板に形成され、第2の抵抗体および第2の共通電極
    はフロント基板に形成されている請求項1記載の抵抗膜
    式透明アナログ型タッチパネル。
  3. 【請求項3】 フロント基板が屈曲性を有する材料から
    なり、リア基板が剛性を有する材料からなり、第1の抵
    抗体、第2の抵抗体、第1の共通電極および第2の共通
    電極が上記リア基板に形成され、第2の抵抗体と第2の
    電圧印加電極との接続部および第2の共通電極と第2の
    座標検出電極との接続部を有する請求項1記載の抵抗膜
    式透明アナログ型タッチパネル。
  4. 【請求項4】 第1の電圧印加電極、第2の電圧印加電
    極、第1の座標検出電極、第2の座標検出電極、第1の
    共通電極および第2の共通電極の抵抗値は50Ω/□以
    下であり、第1の抵抗体および第2の抵抗体の抵抗値は
    10kΩ/□以上、300kΩ/□以下である請求項1
    ないし3のいずれかに記載の抵抗膜式透明アナログ型タ
    ッチパネル。
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