JPH0315155Y2 - - Google Patents

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JPH0315155Y2
JPH0315155Y2 JP3668885U JP3668885U JPH0315155Y2 JP H0315155 Y2 JPH0315155 Y2 JP H0315155Y2 JP 3668885 U JP3668885 U JP 3668885U JP 3668885 U JP3668885 U JP 3668885U JP H0315155 Y2 JPH0315155 Y2 JP H0315155Y2
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JP
Japan
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gun
coating gun
support arm
painting
spring
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JP3668885U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は塗装ガンの偏向装置に関する。
(2) 従来の技術 屈曲した被塗装面を自動的に塗装する場合、被
塗装面に対して塗装ガンを直交させて塗装するこ
とが望ましいが、従来、塗装ガンの向きを変化さ
せるには多関節ロボツトが用いられる。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところで、被塗装面の屈曲形状が比較的単純で
ある場合には、上述のように高価な多関節ロボツ
トを用いることは不経済である。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成により塗装ガンの向きを変化さ
せ得るようにした塗装ガンの偏向装置を提供する
ことを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、先端に噴出ノズルを有する塗
装ガンが、支軸を介して旋回可能に支持腕に支承
され、塗装ガンの後端には、前記支軸の軸線を通
りかつ塗装ガンの旋回面に直交する平面と角度を
なして交差する傾斜面が設けられ、塗装ガンの後
方には前記傾斜面に対応した傾斜押圧面を先端に
設けたピストン棒を有するシリンダが配設され、
塗装ガンおよび支持腕間には、前記傾斜面を傾斜
押圧面に当接させる方向に塗装ガンを回動付勢す
るばねが縮設される。
(2) 作用 シリンダを伸縮作動せしめることによつて、傾
斜面と傾斜押圧面とが相互に摺動し、塗装ガンが
支軸を支点として回動するので、塗装ガンの向き
が変化する。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図および第2図において、先
端に噴出ノズル1を備える塗装ガン2は支持腕3
に旋回可能に支承されており、エアシリンダ4の
伸縮作動により塗装ガン2が首振り動作をする。
塗装ガン2の本体5は横断面四角形の角筒状に
形成されており、その本体5の先端に噴出ノズル
1が取付けられる。一方、支持腕3の先端には、
エアシリンダ4と、塗装ガン2の本体5を両側か
ら挟むようにしてエアシリンダ4から延設される
一対の支持部6,7とが設けられており、前記本
体5が支軸8を介して両支持部6,7に旋回可能
に支承される。
塗装ガン2における本体5の後端には、傾斜面
10を有する突部9が突設される。この傾斜面1
0は後方に臨んで設けられており、支軸8の軸線
を通り塗装ガン2の旋回面に直交する平面と角度
をなして交差する。
エアシリンダ4内には、エアシリンダ4内を塗
装ガン2側のばね室11と、空気圧室12とに区
画するピストン13が摺合され、ばね室11内に
はピストン13を空気圧室12側に付勢する戻し
ばね14が収容される。ピストン13のばね室1
1側には、ピストン棒15が一体的に連結されて
おり、このピストン棒15はエアシリンダ4のば
ね室11側端壁を移動自在に貫通して塗装ガン2
側に突出する。しかもこのピストン棒15の先端
には前記傾斜面10に対応して傾斜した傾斜押圧
面16が設けられる。
エアシリンダ4の他方の端壁には接続口17が
設けられており、この接続口17は切換弁18を
介して空気圧供給源19に接続される。しかも切
換弁18は、空気圧供給源19を空気圧室12に
連通させる位置と、空気圧室12を大気に解放す
る位置とを切換可能である。
塗装ガン2の本体5の一側面には係止ピン20
が突設されており、下方の支持部7における一側
部には側方に延びる係止腕21が一体的に設けら
れる。係止ピン20および係止腕21の先端間に
はコイル状のばね22が縮設されており、このば
ね22のばね力により、塗装ガン2は傾斜面10
が傾斜押圧面16に当接する方向に回動付勢され
る。
第3図において、支持腕13はレール23上を
走行する移動体24に連結されており、レール2
3は塗装すべきワークWに沿つて敷設される。こ
のワークWは平坦部25の両端に相互に近接する
方向に傾斜した傾斜部26,27を備えるもので
あり、レール23は平坦部25と平行に設けら
れ、支持腕13は塗装ガン2がワークWに向くよ
うにして移動体24から延設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、ワ
ークWの塗装にあたつては、第3図の実線で示す
ように移動体24が一方の傾斜部26に対応する
位置にあるときを原位置とする。このとき、エア
シリンダ4の空気圧室12は大気に解放されてお
り、塗装ガン2はワークWに対して右側に偏向し
ている。移動体24は原位置から矢符28で示す
ように往行を開始し、塗装ガン2は右側に偏向し
た姿勢で噴出ノズル1から塗料をワークWに向け
て噴出する。
移動体24は、第3図の鎖線で示すように平坦
部25と他方の傾斜部27との境界に対応する位
置に達したときに往行動作を停止する。それとと
もに切換弁18が切換作動してエアシリンダ4の
空気圧室12に加圧空気が供給され、ピストン1
3が戻しばね14のばね力に抗して移動し、ピス
トン棒15が伸長作動する。これにより傾斜押圧
面16が傾斜押圧面10を押圧し、塗装ガン2は
ばね22のばね力に抗して第1図の反時計方向に
回動し、噴出ノズル1が左方に首を振る。この噴
出ノズル1の首振り動作により、他方の傾斜部2
7はその端部まで塗装される。
傾斜部27の塗装完了後、移動体24は原位置
に向けて復行動作を開始し、ワークWには左方に
偏向した姿勢の塗装ガン2により塗装が施され
る。移動体24が原位置に戻ると、切換弁18が
切換作動して空気圧室12が大気に解放され、戻
しばね14のばね力によりピストン棒15がエア
シリンダ4内に引き込まれるので、塗装ガン2は
それに追随して第1図の時計方向に回動し、噴出
ノズル1は右方に首を振つて元の姿勢に戻る。
このようにして移動体24の1往復移動によ
り、ワークWには全面にわたつてほぼ均等に塗装
が施される。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、先端に噴出ノズ
ルを有する塗装ガンが、支軸を介して旋回可能に
支持腕に支承され、塗装ガンの後端には、前記支
軸の軸線を通りかつ塗装ガンの旋回面に直交する
平面と角度をなして交差する傾斜面が設けられ、
塗装ガンの後方には前記傾斜面に対応した傾斜押
圧面を先端に設けたピストン棒を有するシリンダ
が配設され、塗装ガンおよび支持腕間には、前記
傾斜面を傾斜押圧面に当接させる方向に塗装ガン
を回動付勢するばねが縮設されるので、シリンダ
の伸縮作動により塗装ガンに首振り動作をさせる
ことができ、簡単な構成により、比較的単純な形
状の塗装面の塗装をほぼ均等に行なうことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は横断面図、第2図は斜視図、第3図は塗装状態
を示す平面図である。 1……噴出ノズル、2……塗装ガン、3……支
持腕、4……エアシリンダ、8……支軸、22…
…ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に噴出ノズルを有する塗装ガンが、支軸を
    介して旋回可能に支持腕に支承され、塗装ガンの
    後端には、前記支軸の軸線を通りかつ塗装ガンの
    旋回面に直交する平面と角度をなして交差する傾
    斜面が設けられ、塗装ガンの後方には前記傾斜面
    に対応した傾斜押圧面を先端に設けたピストン棒
    を有するシリンダが配設され、塗装ガンおよび支
    持腕間には、前記傾斜面を傾斜押圧面に当接させ
    る方向に塗装ガンを回動付勢するばねが縮設され
    ることを特徴とする塗装ガンの偏向装置。
JP3668885U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH0315155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3668885U JPH0315155Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JP3668885U JPH0315155Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155065U JPS61155065U (ja) 1986-09-26
JPH0315155Y2 true JPH0315155Y2 (ja) 1991-04-03

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ID=30542104

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JP3668885U Expired JPH0315155Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61155065U (ja) 1986-09-26

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