JP2007203245A - シーラ塗布装置 - Google Patents

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修司 上田
Fumio Nishimura
文夫 西村
Junichi Suzuki
潤一 鈴木
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Abstract

【課題】本発明は、簡便な構造で小型化を図ることができ、メンテナンスが容易で、且つロボットのティーチング操作が容易なシーラ塗布装置を提供することを課題とする。
【解決手段】緩衝機構21は、ロボットアーム13の先端に連結するシリンダユニット41と、シーラ塗布部材22に連結するためにシリンダユニット41のピストンロッド48に揺動可能に設けたフローティングベース32と、シリンダユニット41のピストン52を前進限位置まで移動させるためにフローティングベース32とシリンダユニット41とに渡した圧縮ばね42からなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークの表面にシーラを塗布するシーラ塗布装置の改良に関する。
例えば、鋼板同士をスポット溶接法で接合すると、継ぎ目に隙間が不可避的に発生し、発錆・水漏れが心配される。継ぎ目にシーラと呼ばれる高粘度の液体を充填することで、発錆・水漏れを防止することが一般に行われる。
シーラは人手による塗布法が長く実施されてきたが、近年は、ロボット及びシーラ塗布装置による自動塗布法に置き換わってきた。
このロボット及びシーラ塗布装置は各種の構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−117461公報(図3)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図6は従来の技術の基本構成を説明する図であり、緩衝機構100は、ロボットアーム101の先端とノズル保持部材102の間に取り付けたものであり、4つのエアシリンダユニット103・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)と4つのばね104・・・からなる。ばね104・・・は、ピストンロッド105・・・先端とエアシリンダユニット103・・・の間に配置され、ピストンロッド105・・・を突出方向に付勢する部材である。
ロボットアーム101移動時において、これらのエアシリンダユニット103・・・に圧縮エアを供給して、エアシリンダユニット103・・・を突出させ、ノズル106の揺動を防止する。
シーラ塗布時において、圧縮エアの供給を停止し、ばね104・・・の弾発力でピストンロッド105・・・を突出させる。ノズル106に外力が掛かると、ピストンロッド105・・・は個別に圧縮され、ノズル保持部材102が傾動するため、ノズル106には無理な力が掛からない。
しかし、このような構造をもつ緩衝機構では、複数のエアシリンダユニット103・・・及び複数のばね104・・・が必要になり、構成要素の数が多くなる。加えて、機構自体が大型化し応答性が悪いという問題があった。
さらに、ばね104・・・は、不可避的にばね定数にばらつきが発生する。3本〜4本のばね104・・・を使用するため、ばね定数の差だけ、ノズル保持部材102が傾き、ノズル106の位置が所定の位置から外れる。この位置ずれを、ロボットのティーチングで補うとすれば、ティーチング操作は複雑なものとなる。
そこで、簡便な構造で小型化を図ることができ、メンテナンスが容易で、且つロボットのティーチング操作が容易なシーラ塗布装置が望まれる。
本発明は、簡便な構造で小型化を図ることができ、メンテナンスが容易で、且つロボットのティーチング操作が容易なシーラ塗布装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ロボットアームの先端に緩衝機構を介してシーラ塗布部材が取り付けられたシーラ塗布装置において、緩衝機構は、ロボットアームの先端に連結するシリンダユニットと、シリンダユニットのピストンロッドに揺動自在に連結されるフローティングベースと、シリンダユニットの外周に、ピストンロッドを突出する方向に付勢するように設ける圧縮ばねと、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ピストンロッドの軸心が、ロボットアームの中心線上に位置するように、シリンダユニットを配置したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、シリンダユニットのシリンダケースに複数個の係合凹部を設け、これらの係合凹部に対応する係合突起をフローティングベースに設け、又はシリンダユニットのシリンダケースに複数個の係合突起を設け、これらの係合突起に対応する係合凹部をフローティングベースに設け、係合凹部に係合突起を係合することで、シリンダユニットの中心にフローティングベースの中心を合わせることができるように構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ロボットアームの先端にシリンダユニットを連結し、このシリンダユニットのピストンロッドに揺動自在にフローティングベースを介してシーラ塗布部材を設け、シリンダユニットの外周に、圧縮ばねを設けるので、複数のシリンダユニットは不要となり、緩衝機構を簡便に構成すると共に、緩衝機構の小型化が可能となる。
シリンダユニットの外周に、圧縮ばねを設けるので、ばね定数のばらつきを心配する必要はない。ばね定数のばらつきを心配する必要はないので、シーラ塗布部材の傾きを回避することができ、ティーチング操作の簡略化が図れる。
請求項2に係る発明では、ピストンロッドの軸心が、ロボットアームの中心線上に位置するように、シリンダユニットを配置した。ピストンロッドの軸心をロボットアームの中心線に合わせたので、ピストンロッドに加わる力を直接的にロボットアームで支承させることができる。
ロボットアームの中心線からピストンロッドの軸心がずれている場合には、このずれ量に力を乗じたモーメントがロボットアームに作用するが、請求項2によれはその心配はない。この結果、ロボットアームの負担を軽減することができる。
請求項3に係る発明では、シリンダケースとフローティングベースの各々に係合凹部及び係合突起を互いに係合するように設け、係合凹部に係合突起を係合することで、シリンダユニットの中心線にフローティングベースの中心を合わせることができるように構成した。
係合凹部と係合突起を係合させることで、シーラ塗布部材先端部のノズル位置精度を高めることができる。ノズル位置精度が高まるので、ロボットのティーチング操作をより正確に、且つ一層容易に行うことができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るシーラ塗布装置を適用したシーラ塗布工程の説明図であり、シーラ塗布装置を備えたロボット10は、ロボット本体12と、このロボット本体12から延ばしたロボットアーム13と、このロボットアーム13の先端に取り付けたシーラ塗布装置20とからなり、生産ライン上に載せた車体23のドア24の周縁に当たるヘミング部に、シーラ塗布部材22を当てながら移動させ、所定部位にシーラを塗布する設備である。
図2は本発明に係るシーラ塗布装置の側面図であり、ロボットアーム13は、ロボット本体(図1の符号12)から延ばした第1軸26と、この第1軸26に取り付けた第1アーム27と、この第1アーム27の先端に第2軸28を介して回動自在に取り付けた第2アーム29と、からなる。また、第2アーム29の先端に設けたシーラ塗布装置20は、緩衝機構21と、この緩衝機構21に取り付けたシーラ塗布部材22を備える。
緩衝機構21は、ロボットアーム13の動きによって、ワークとの接触によってシーラ塗布部材22が受ける衝撃力を和らげる役割を担い、第2アーム29の先端に取り付ける取付基板31と、この取付基板31に取り付けるシリンダユニット41と、このシリンダユニット41に取り付けるフローティングベース32と、フローティングベース32とシリンダユニット41の間に介在させる圧縮ばね42からなる。
シーラ塗布部材22は、フローティングベース32に固定したハウジング34と、このハウジング34に設ける取付金具36と、この取付金具36に取り付けるノズル35からなる。詳細には、シーラ塗布部材22は、ノズル35aを着脱可能に取り付ける取付金具36aと、この取付金具36aに取り付けシーラを吐出するノズル35aを含む。なお、ノズル35aは、ロボットアーム13の中心線に対して平行に配置するようにした。
ノズル35aの先端近傍には、丸棒状のガイド部材38を取り付ける。このガイド部材38は、ワークに接触して摺動する部材であり、ポリアセタール樹脂などの摩擦係数の小さな材料によって形成することが望ましい。
すなわち、シーラ塗布装置20は、ガイド部材38をワークに当てながら、ドア、トランクリッド、エンジンフード、テールゲートなどの周縁のヘミング部にノズルを当接させてシーラを塗布する接触式の塗布装置である。
ハウジング34は、取付金具36a以外にもサイズなど仕様の異なる複数の取付金具36b、36cを備え、これらの取付金具36b、36cに2種類のノズル35b、35cを着脱可能に取り付けることができる。また、この他のノズルも着脱可能である。従って、シーラ塗布部材22の汎用性を高めることができる。具体的には、このようなタイプのシーラ塗布部材22を利用することで、1つのシーラ塗布部材22で異なる車型に対応可能となり、また、同じ車型であって異なる部位にシーラを塗布することが可能となる。
以下、図3〜4で緩衝機構の詳細について説明する。
図3は図2の3部拡大図であり、緩衝機構21は、シリンダユニット41とこのシリンダユニット41の外周に配置する圧縮ばね42とを主な構成要素とする。
シリンダユニット41のフランジ部43及びロボットアーム13の先端13aである第2アーム29に取り付けた取付基板31を、締結部材45・・・で共締めしてシリンダユニット41をロボットアーム13側に固定し、シリンダユニット41のピストンロッド48にフローティングベース32を連結すると共に、このフローティングベース32とシリンダユニット41の間にピストンロッド48の突出方向に付勢する圧縮ばね42を設ける。
前述のように、フローティングベース32にシーラ塗布部材22を取り付けたので、シーラ塗布部材22は、ピストンロッド48と共に移動する。
図4は図3の要部断面図であり、ロボットアーム13側にシリンダケース51を設け、このシリンダケース51に移動自在にピストン52を収納し、このピストン52からピストンロッド48を延ばし、このピストンロッド48の先端に傾動可能にフローティングベース32を取り付け、シリンダケース51の外周に且つフローティングベース32の裏面32bとシリンダユニット41のフランジ部43との間に圧縮ばね42を渡した構成を示す。
緩衝機構21のシリンダユニット41は、本体となるシリンダケース51と、このシリンダケース51の内部に設けるピストン52と、このピストン52に連結するピストンロッド48とを備える。53は蓋部材、54、55はシール部材である。
また、ピストンロッド48の軸心48Cが、ロボットアーム13の中心線13C上に位置するように、シリンダユニット41を配置した。
シリンダケース51の上面51aに、複数個の係合凹部61・・・を設け、これらの係合凹部61・・・と係合するようにフローティングベース32に係合突起62・・・を設ける。
係合凹部に係合する係合突起の形状は、ロック可能であれば、円錐形状に限定されず、角錐、円柱、角柱の各形状であっても差し支えないものとする。
シリンダケース51には、ピストン52とシリンダケース51によって形成したシリンダ室64に圧縮エアを供給するエア供給穴65を形成した。
このエア供給穴65を通じてシリンダ室64へ、高圧流体を供給すると、ピストン52及びピストンロッド48が後退する(図左へ移動する)。
シリンダ室64内の高圧流体をエア供給穴65を介して排出すると、圧縮ばね42が伸びて、ピストン52及びピストンロッド48を前進させ、図4に戻る。
すなわち、緩衝機構21は、ロボットアーム13の先端に連結するシリンダユニット41と、このシリンダユニット41にシーラ塗布部材22を連結するためにシリンダユニット41のピストンロッド48に揺動可能に設けたフローティングベース32と、シリンダユニット41のピストン52を前進限位置まで移動させるためにフローティングベース32とシリンダユニット41とに渡した圧縮ばね42とからなる。
そして、シリンダユニット41のシリンダケース51に複数個の係合凹部61・・・を設け、これらの係合凹部61・・・に対応する係合突起62・・・をフローティングベース32に設け、係合凹部61・・・に係合突起62・・・を係合することで、シリンダユニット41の中心線41Cであるピストンロッド48の軸心48Cにフローティングベース32の中心32Cを合わせることができるように構成する。
なお、シリンダユニット41のシリンダケース51に複数個の係合突起62・・・を設け、これらの係合突起62・・・に対応する係合凹部61・・・をフローティングベース32に設けることは差し支えない。
本実施例において、係合突起62・・・の数及び係合する係合凹部61・・・の数は、4つであるが、3つ、5つでも良く、その数は任意に設定可能である。
その他、図想像線に示すように、圧縮ばね42の周囲にもう一つ別の圧縮ばね81を介在させることは差し支えなく、圧縮ばねの個数やばね定数は任意に設定可能である。
以上に述べたシーラ塗布装置の作用を次に述べる。
図5は本発明に係る緩衝機構の作用図である。
(a)において、エア供給穴65に圧縮エアAを供給し、ピストン52を矢印71の向きに移動させると、ピストン52に連結したピストンロッド48及びフローティングベース32は、圧縮ばね42に抗して矢印71の向きに移動すると共に係合凹部61・・・に係合突起62・・・が係合する。
そして、フローティングベース32をシリンダユニット41に係合しロックした状態で、ロボットアーム13を旋回・移動させ、シーラ塗布位置におけるシーラ塗布部材22のノズル(図2の符号35)をワークに当たる直前の位置に停止させ、併せて、ガイド部材(図2の符号38)の側部をドア周縁に当接する直前の位置に停止させる。
シリンダケース51とフローティングベース32の各々に係合凹部61・・・及び係合突起62・・・を互いに係合するように設け、係合凹部61・・・に係合突起62・・・を係合することで、シリンダユニット41の中心線(図4の符号41C)にフローティングベース32の中心線(図4の符号32C)を合わせるように構成したので、中心線41Cとフローティングベース32の中心線32Cは一直線上に配置され、シーラ塗布部材(図2の符号22)のノズル35位置精度を高めることができる。ノズル35の位置精度が高まるので、シリンダユニット41のストロークを適切に設定することによって、ロボット11のティーチング操作をより正確に行うことができる。
その際、ノズル(図2の符号35)がシーラ塗布位置に当たる直前の位置までシリンダユニット41に圧縮エアの供給を継続することで、ノズル35がロボットアーム13の旋回などによって揺動することなく、短時間でノズル35を所定のシーラ塗布位置の近傍まで近接・停止させることができる。
(b)において、ノズル(図2の符号35)がシーラ塗布位置に当たる直前に、エア供給穴65への圧縮エアAの供給を停止すると、ピストンロッド48は、圧縮ばね42の弾発力により付勢され、ストロークSだけ突出する。
(c)において、シリンダ室64は大気圧となるため、ノズル(図2の符号35)に外力が作用すると、ノズル35と一体のフローティングベース32は、外力により追従し、例えば矢印72のように傾く。この状態で、ノズル35から所定量のシーラを吐出し、ロボット(図2の符号11)にティーチングした動作で、ロボットアーム(図2の符号13)を所定の送り速度で移動させ、シーラ塗布を行う。
シーラ塗布が完了したところで、ノズル35を若干ワークから退避させた後、再度、フローティングベース32をロックし、ロボットアーム13を移動させ、原点に復帰して、シーラ塗布の1サイクルが完了する。
図4に戻って、ロボットアーム13の先端に1個のシリンダユニット41を連結し、このシリンダユニット41のピストンロッド48に揺動可能に1個のフローティングベース32を介して1個のシーラ塗布部材22を設け、フローティングベース32とシリンダユニット41の間に圧縮ばね42を渡したので、複数のシリンダユニットは不要となり、緩衝機構21を簡便に構成することができる。加えて、緩衝機構21の小型化が可能となる。
緩衝機構21を簡便に構成できるため、その着脱・調整などメンテナンス作業を容易に行うことができ、メンテナンスを短時間で済ませることができる。メンテナンス作業を容易に且つ短時間で行うことができるので、メンテナンス費用の低減を図ることができる。
ばねの数は1個であるから、ばね定数のばらつきを心配する必要はない。この結果、シーラ塗布部材22の傾きを回避することができ、ティーチング操作の簡略化が図れる。
この他、本発明に係るシーラ塗布装置によれば、ピストンロッド48の軸心48Cが、ロボットアーム13の中心線13C上に位置するように、1個のシリンダユニット41を配置したので、ピストンロッド48Cに加わる力を直接的にロボットアーム13で支承させることができる。
ロボットアーム13の中心線13Cからピストンロッド48の軸心48Cがずれている場合には、このずれ量に力を乗じたモーメントがロボットアーム13に作用するが、請求項2によれはその心配はない。この結果、ロボットアーム13の負担を軽減することができる。
ピストンロッド48の軸心48Cが、ロボットアーム13の中心線13C上に位置するように、1個のシリンダユニット41を配置した。ピストンロッド48の軸心48Cをロボットアーム13の中心線13Cに合わせたので、ピストンロッド48に加わる力を直接的にロボットアーム13で支承させることができる。
ロボットアーム13の中心線13Cからピストンロッド48の軸心48Cがずれている場合には、このずれ量に力を乗じたモーメントがロボットアーム13に作用するが、請求項2によれはその心配はない。この結果、ロボットアーム13の負担を軽減することができる。
尚、請求項1では、ピストンロッドの軸が、ロボットアームの中心線から外してロボットアームの中心線に平行に位置するように、シリンダユニットを配置することは差し支えない。
請求項2では、より高圧な圧縮エアを用いてフローティングベース32とシリンダユニット41を強固に当接させた場合には、シリンダケースとフローティングベースに設ける係合突起及び係合突起に係合する係合凹部を省略することができる。
本実施例において、シーラ塗布装置は、接触式であるが、非接触式であっても差し支えない。また、自動車のドアのシーラ塗布工程に適用したが、エンジンフード、トランク、テールゲート等、車体のヘミング部にシーラを塗布する工程に適用可能であり、自動車の生産工程以外の、シーラ塗布工程に適用することは差し支えない。
本発明に係るシーラ塗布装置は、自動車の生産に好適である。
本発明に係るシーラ塗布装置を適用したシーラ塗布工程の説明図である。 本発明に係るシーラ塗布装置の側面図である。 図2の3部拡大図である。 図3の要部断面図である。 本発明に係る緩衝機構の作用図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
13…ロボットアーム、13a…ロボットアームの先端、13C…ロボットアームの中心線、20…シーラ塗布装置、21…緩衝機構、22…シーラ塗布部材、32…フローティングベース、32C…フローティングベースの中心、41…シリンダユニット、41C…シリンダユニットの中心線、42…圧縮ばね、48…ピストンロッド、48C…ピストンロッドの軸心、51…シリンダケース、52…ピストン、61…係合凹部、62…係合突起。

Claims (3)

  1. ロボットアームの先端に緩衝機構を介してシーラ塗布部材が取り付けられたシーラ塗布装置において、
    前記緩衝機構は、前記ロボットアームの先端に連結するシリンダユニットと、
    前記シリンダユニットのピストンロッドに揺動自在に連結されるフローティングベースと、
    前記シリンダユニットの外周に、前記ピストンロッドを突出する方向に付勢するように設ける圧縮ばねと、を備えることを特徴とするシーラ塗布装置。
  2. 前記ピストンロッドの軸心が、前記ロボットアームの中心線上に位置するように、前記シリンダユニットを配置したことを特徴とする請求項1記載のシーラ塗布装置。
  3. 前記シリンダユニットのシリンダケースに複数個の係合凹部を設け、これらの係合凹部に対応する係合突起を前記フローティングベースに設け、又は前記シリンダユニットのシリンダケースに複数個の係合突起を設け、これらの係合突起に対応する係合凹部を前記フローティングベースに設け、
    前記係合凹部に前記係合突起を係合することで、前記シリンダユニットの中心に前記フローティングベースの中心を合わせることができるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のシーラ塗布装置。
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