JP2509710Y2 - 塗装ガン - Google Patents

塗装ガン

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JP2509710Y2
JP2509710Y2 JP1989055177U JP5517789U JP2509710Y2 JP 2509710 Y2 JP2509710 Y2 JP 2509710Y2 JP 1989055177 U JP1989055177 U JP 1989055177U JP 5517789 U JP5517789 U JP 5517789U JP 2509710 Y2 JP2509710 Y2 JP 2509710Y2
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JP
Japan
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gun
air
coating
hole
supply
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JP1989055177U
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克志 貞光
喜一 杉野
政昭 藤村
和人 飯山
四郎 伊藤
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塗装ガンに関する。
(従来技術) サーボモータに駆動されてチルト運動しながら一定速
度で走行するワークの上面全面に塗料を塗布するように
した自動塗装用の塗装ガンには、通常第5図に見られる
ように、弁開閉操作用シリンダaへエアを供給するエア
供給管bと、弁室cへ塗料を供給する塗料供給管dと、
ガン本体e、弁部材f、エアキャップgによって囲まれ
た空室hにエアを供給するエア供給管iと、エアキャッ
プgに設けた噴出口jよりエアを吐出するためのエア供
給管kと、塗料に高電圧を印加するための導電線lがそ
れぞれガン本体eに沿わせて配設されている。このた
め、これらの管等には塗料のミストが付着し、長期の使
用によってはこれが厚く積層して塗装ガンのチルト運動
に伴う管の振れにより表面から剥離し、ワーク面に形成
された塗膜上に落下して塗装不良を起こすといった不都
合を生じさせる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような不都合に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、未塗着塗料の落下により塗装
不良等の不都合を生じさせることのない改良された塗装
ガンを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案はかかる課題を達成するに、ガン本
体部の側方から直角方向に延出した柄部を、駆動軸に対
してほぼ平行に取付けた塗装ガンにおいて、この柄部内
に、一端がガン本体部に、他端が柄部の基端部に達する
塗料及びエアの供給通孔を穿設して、柄部の基端部に達
したこれらの供給通孔を、継手を介してそれぞれ塗装及
びエア供給源に接続する各供給パイプに連通させるよう
にしたものである。
(作用) このように構成したことにより、塗装ガンのチルト運
動に伴う外部供給パイプの横ぶれとそれに伴う振動を可
及的に少なく抑えてワーク上に均一な塗装を行わせる。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示したもの
で、図中符号1で示した塗装ガンは、ガン本体部2と、
その側方から直角な向きに伸びた柄部3とにより全体と
して金槌状に形成されている。この柄部3の基端側に
は、上端に柄部3と並行な向きの駆動軸挿通孔4を備え
た結合部材5がネジ6、6をもって一体的に取付けられ
ていて、サーボモータ7の駆動軸8を駆動軸挿通孔4に
挿通し固定することにより柄部3先端に位置するガン本
体部2を駆動軸8回りに旋回動させるように構成されて
いる。
この柄部3の内部には、エアシリンダ向けエア供給通
孔10、シェービング用エア供給通孔11、パターン形成用
エア供給通孔12、塗料供給通孔13及び導電線挿通孔14が
柄部2の軸方向に穿設され、また各供給通孔10〜13は、
基端側の結合部材5に固定した各継手16〜19を介して図
示しないエア供給源及び塗料供給源から延びる各パイプ
端に接続しており、さらに導電線挿通孔14には、結合部
材5に固定したソケット20を介して電源に接続した導電
線15が挿通されている。
一方、ガン本体部2には上部に弁棒21を上下動させて
エアキャップ23に設けたノズル24を開閉するエアシリン
ダ22が設けられていて、ここには、上記したエアシリン
ダ向けエア供給通孔10が連通しており、またガン本体部
2の下部には、弁部材27が設けられていて、ここに設け
たノズル24に連通する弁室29には上記した塗料供給通孔
13が連通し、さらにガン本体部2、弁部材27及びエアキ
ャップ23とによって囲まれた部分にはノズル24の周囲に
設けたエア噴出口30に連通する空室31が設けられてい
て、ここには、弁部材27に設けた通孔28を介して上記し
たシェービング用エア供給通孔11が連通し、さらにま
た、エアキャップ23の前面周囲には内方に向いたパター
ン形成用エア噴出口25が開口していて、この噴出口25に
連通するエア通孔26には、上記したパターン形成用エア
供給通孔12が連通している。
他方、導電線挿通孔14に挿通した導電線15の先端は、
弾発部材33を介してガン本体部2内に内装した導電板34
に接続し、ここから導電ボルト35を介してエアキャップ
23に接続している。
このように構成された実施例において、いま自動塗装
機の下方にローリーコンベアに乗ったワークが一定速度
で送り込まれてくると、サーボモータ7が作動を開始
し、結合部材5に結合した駆動軸8により塗装ガン1を
駆動軸8回りにスイングさせてワークの上面全面に塗料
を塗布する。
ところで、上述したようにこの塗装ガン1は駆動軸8
と平行な柄部3がガン本体部2と一体に形成され、しか
もこのリジッドな柄部3内に全ての供給通孔10〜13と導
電線挿通孔14が設けられていて、柄部3の基端に設けた
継手16〜19及びソケット20を介してこれらの供給通孔10
〜13等を外部の供給パイプ等に接続するような構造をな
しているため、塗装ガン1がチルト運動をしてもこれに
接続した外部供給パイプ等にはわずかな横ゆれが作用す
るにすぎず、供給パイプ10〜13等の振れに伴う振動を塗
装ガン1に及ぼすことなくこれにスムーズなチルト運動
を行わせながら均一な塗装を可能にするとともに、柄部
3への塗料のミストの付着をも最小限に抑える。
なお以上は、静電塗装用の塗装ガンとして構成した実
施例についての説明であるが、一般的な塗装ガンに本考
案を適用する場合には、柄部3内に導電線挿通孔14を設
ける必要はなく、またエアレス塗装ガンに適用する場合
には、エア供給用通孔をも省略することができる。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、ガン本体部の側方
から直角方向に延出した柄部に基端部に達する供給通孔
を設けて、この供給通孔を基端部で外部の供給パイプと
接続させるようにしたので、塗装ガンのチルト運動に伴
う供給パイプの横振れを可能な限り抑えて、パイプの相
互の絡みを抑え、かつ接続部分の耐久性を高めるととも
に、塗装ガンにスムーズなチルト運動を行わせてワーク
上に均一な塗装を行わせることができる。
しかも塗装ガンへの振動を少なくすることによって柄
部への塗料ミストの付着を可能な限り少なくするととも
に、長期の使用によって例え柄部に未塗着塗料が層状に
付着したとしてもその落下に伴う塗装不良を皆無にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をなす塗装ガンを断面で示し
た側面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図は第
2図のB−B線断面図、第4図は基端側より見た背面
図、第5図(a)(b)は従来装置の一例を示す側面図
と平面図である。 2……ガン本体部、3……柄部 5……結合部材、10〜13……供給通孔 14……導電線挿通孔、16〜19……継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 四郎 神奈川県川崎市川崎区観音2―3―3 (56)参考文献 特開 平1−218658(JP,A) 特開 昭60−114369(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガン本体部の側方から直角方向に延出した
    柄部を、駆動軸に対してほぼ平行に取付けた塗装ガンに
    おいて、上記柄部内に、一端が上記ガン本体部に、他端
    が該柄部の基端部に達する塗料及びエアの供給通孔を穿
    設して、上記柄部の基端部に達した上記供給通孔を、継
    手を介してそれぞれ塗装及びエア供給源に接続する各供
    給パイプに連通させたことを特徴とする塗装ガン。
JP1989055177U 1989-05-11 1989-05-11 塗装ガン Expired - Lifetime JP2509710Y2 (ja)

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JP1989055177U JP2509710Y2 (ja) 1989-05-11 1989-05-11 塗装ガン

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JPH02147252U JPH02147252U (ja) 1990-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114369A (ja) * 1983-11-26 1985-06-20 Honda Motor Co Ltd スプレ−ガン
JPH01218658A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Iwata Tosouki Kogyo Kk 2流体噴霧ノズルの回転スプレー装置

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Publication number Publication date
JPH02147252U (ja) 1990-12-13

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