JPH0143195Y2 - - Google Patents

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JPH0143195Y2
JPH0143195Y2 JP3911483U JP3911483U JPH0143195Y2 JP H0143195 Y2 JPH0143195 Y2 JP H0143195Y2 JP 3911483 U JP3911483 U JP 3911483U JP 3911483 U JP3911483 U JP 3911483U JP H0143195 Y2 JPH0143195 Y2 JP H0143195Y2
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JP
Japan
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nozzle
brush
workpiece
coating
coating agent
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JP3911483U
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JPS59146074U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は塗布装置に関する。
例えば、ロツカーの外壁(ワーク)の継ぎ目に
は粘性の高いシール剤(密閉用塗布剤)(以下塗
布剤という)が塗布されている。この塗布剤を塗
布するには、ロボツト等の塗布機本体に取り付け
られた塗布用ノズルより塗布するようにしたもの
が考えられている。
このノズルよりワークへ塗布剤を塗布する方法
としては、ワークにノズルの先端を接触させて塗
布剤を吐出し、かつノズルに取り付けられたはけ
により塗布剤を押し付けて塗布する充填式のもの
と、ワークからノズルの先端を離間させ、このノ
ズルより塗布剤を噴出して塗布するスプレー式の
ものとが考えられている。
ところが、前記充填式の塗布方法においては、
ワークに切欠きが設けられていたり、溶接のスパ
ツタあるいはばり等の突起が生じていたりした場
合、これらワークの切欠部、突起にノズルの先端
が引掛かり、ノズルまたはノズルに関連した部分
が破損し易いという欠点があつた。
また、前記スプレー式の塗布方法においては塗
布剤がワークの継ぎ目に充分に充填されないこと
及びワークのコーナー部においてはノズルをガイ
ドするものがないので塗布剤の塗布がきれいに行
なえないこと等の欠点があつた。
この考案は前記事情に鑑み、塗布機本体に取り
付けられたノズルを、その軸線方向に移動機構に
より移動可能とし、ノズルに回動自在に取り付け
られたはけをノズルに対し接離可能としたもの
で、ワークの表面が平らな場合にはこのワークに
ノズル及びはけを接触させて塗布剤の塗布を行な
うことができ、ワークに切欠きあるいは突起があ
る場合にはワークからノズル及びはけを離間させ
て塗布剤の塗布を行なうことができ、これらによ
りワークに塗布剤を充分に塗布することができ、
かつ塗布用ノズル及びこの塗布用ノズルに関連し
た部分の損傷を防止することができる塗布装置を
提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第3図
に基づいて説明する。
第1図中1はロボツト等の塗布機本体であり、
この塗布機本体1にはノズル2がその軸線方向へ
移動自在に取り付けられている。即ち、塗布機本
体1に設けられたブラケツト3,4に軸5が固定
して取り付けられ、この軸5にスライドベアリン
グ6を介して連結部材2aの基端部が摺動自在に
嵌合されている。連結部材2aには、スライドベ
アリング6が内蔵された基端側とノズル2が取り
付けられた先端側との中間に脆弱部(くびれ部)
2a′が形成されている。連結部材2aの基端部に
は、係合部7とばね取付部8とを有する係合部材
9が固定して取り付けられている。
一方、塗布機本体1にはシリンダ機構(移動機
構)10が固定して取り付けられている。このシ
リンダ機構10のピストンロツド11の先端は係
合部材9の係合部7に接触させられている。
また、塗布機本体1のブラケツト4には引張ば
ね12の一端が取り付けられ、この引張ばね12
の他端は、引張ばね12が係合部材9をノズル2
側へ付勢するようにばね取付部8に取り付けられ
ている。
また、ノズル2の先端部にはブラケツト13が
取り付けられ、このブラケツト13には、アーム
14を有するはけ15のブラケツト15aが軸1
6を介して回動自在に取り付けられている。はけ
15のブラケツト15aと軸16との間には、は
け近接機構(はけ付勢ばね)(ねじりばね)17
が、はけ15を常にノズル2の先端側へ付勢し、
はけ15をノズル2に押し付けるように取り付け
られている。
一方、塗布機本体1の所定箇所には突出棒(突
起)18がノズル2と平行に取り付けられ、この
突出棒18の先端はアーム14に接触させられて
いる。そして、ブラケツト15a、軸16、突出
棒18により、はけ15をノズル2に押し付ける
力に抗してはけ15をノズル2から離間させるは
け離間機構が構成されている。なお、19はノズ
ル2への塗布剤供給管、20はワークである。
しかして、ワーク20へノズル2の先端を接触
させてワーク20の継ぎ目へ塗布剤を塗布する場
合(充填式塗布)には、シリンダ機構10を縮小
作動させると、係合部材9が第1図における矢印
A方向に移動し、係合部材9と共に連結部材2a
を介してノズル2も矢印A方向へ移動してワーク
20に当接する。とのとき、はけ15はねじりば
ね17の力により第3図に示すように矢印C方向
へ回動し、アーム14が突出棒18に接触したま
まノズル2の先端にはけ15の先端部が接触す
る。この状態で、塗布機本体1を第3図において
矢印D方向へ移動させればノズル2より吐出され
た塗布剤をはけ15がワーク20の継ぎ目へ充分
に押し込む。
また、ワーク20からノズル2の先端を離間さ
せてワーク20の継ぎ目へ塗布剤を塗布する場合
(スプレー式塗布)には、シリンダ機構10を伸
長作動させると、ピストンロツド11に押されて
係合部材9が第1図における矢印B方向へ移動
し、係合部材9と共に連結部材2aを介してノズ
ル2も矢印B方向へ移動し、ノズル2の先端がワ
ーク20から離間する。このとき、アーム14の
端部が突出棒18に押されるのではけ15はねじ
りばね17の力に抗して第3図における矢印E方
向へ回動し、はけ15の先端部がノズル2の先端
から離間する。これにより、ワーク20の表面に
切欠きや突起があつてもノズル2及びノズル2の
関連部分を損傷することなく塗布剤を塗布するこ
とができる。なお、ワーク20に対しノズル2を
接離制御するのは、前述のようにワーク20に切
欠きや突起等の凹凸があると、ノズル2及びその
関連部分を損傷させるおそれがあるからで、この
ため予めロボツト塗布機本体1を用いてテイーチ
ング作業を行ない、ワーク20に前記凹凸のある
位置を記憶装置(図示せず)に記憶させておく。
これにより、実際に塗布作業を行なう場合には、
ノズル2がワーク表面の凹凸部にくると自動的に
シリンダ機構10が伸長作動してノズル2がワー
ク20から離間し、ワーク表面に凹凸のないなめ
らかな部分にくると自動的にシリンダ機構10が
縮小作動して連結部材2aを介しノズル2が移動
してワーク20に接触する。
また、万一、塗布作業時にノズル2がワーク2
0の凹凸部に引つ掛かつたにも拘わらず、塗布機
本体1が第3図における矢印Dまたはその反対方
向に無理に移動し続けた場合、連結部材2aの脆
弱部2a′が破壊し、ノズル2等の他の部材が破損
しないようになされている。
このように、この塗布用ノズルにおいては、ワ
ーク20からノズル2が離間したときにはノズル
2の先端からはけ15の先端が離間するので、ノ
ズル2とはけ15との間に塗布剤がたまることは
なく、従つてスプレー開始時間を遅らせることな
く塗布作業を速やかに行なうことができる。
以上説明したようにこの考案によれば、塗布機
本体に取り付けられたノズルを、その軸線方向に
移動機構により移動可能とし、ノズルに回動自在
に取り付けられたはけを、はけ近接機構によりノ
ズルに押し付けるようにし、前記はけを、はけ離
間機構により、はけをノズルに押し付ける力に抗
して、ノズルから離間させるようにしたので、ワ
ークの表面がなめらかでノズルの接触が可能な領
域においてはワークにノズル及びはけを接触させ
て塗布剤の充填式塗布を充分に行なうことがで
き、ワークに凹凸があつたり障害物があつてワー
クにノズルを接触させることが不都合な領域にお
いてはワークからノズル、はけを離間させて塗布
剤のスプレー式塗布を行なうことができ、ノズル
及びノズル関連部分の損傷を防止することがで
き、しかもワークのコーナー部においてもきれい
に塗布を行なうことができ、しかも一種類のノズ
ルにより塗布剤の充分な塗布を行なうことがで
き、その実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切欠断
面図、第2図は第1図の矢視図、第3図はその
はけが回動した状態を示す一部の概略説明図であ
る。 1……塗布機本体、2……ノズル、10……シ
リンダ機構(移動機構)、12……引張ばね、1
4……アーム、15……はけ、16……軸、17
……はけ近接機構(はけ付勢ばね)(ねじりば
ね)、18……突出棒、32……シリンダ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗布機本体に取り付けられるノズルと、該ノズ
    ルを該ノズルの軸線方向へ移動させる移動機構
    と、前記ノズルの先端側に該ノズルの軸線と直角
    方向に向けられた軸を介して回動自在に取り付け
    られたはけと、該はけを前記ノズルに押し付ける
    ようにするはけ近接機構と、前記はけをノズルに
    押し付ける力に抗して前記はけを前記ノズルから
    離間させるはけ離間機構とからなることを特徴と
    する塗布装置。
JP3911483U 1983-03-18 1983-03-18 塗布装置 Granted JPS59146074U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3911483U JPS59146074U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3911483U JPS59146074U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59146074U JPS59146074U (ja) 1984-09-29
JPH0143195Y2 true JPH0143195Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30169768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3911483U Granted JPS59146074U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 塗布装置

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JP (1) JPS59146074U (ja)

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JPS59146074U (ja) 1984-09-29

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