JPH0614834Y2 - 塗装用具 - Google Patents

塗装用具

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JPH0614834Y2
JPH0614834Y2 JP1986109476U JP10947686U JPH0614834Y2 JP H0614834 Y2 JPH0614834 Y2 JP H0614834Y2 JP 1986109476 U JP1986109476 U JP 1986109476U JP 10947686 U JP10947686 U JP 10947686U JP H0614834 Y2 JPH0614834 Y2 JP H0614834Y2
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JP
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brush
support
soft elastic
handle
cylinder
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JP1986109476U
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JPS6316879U (ja
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岩生 野村
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岩生 野村
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はボルト頭やナット頭等の凸部を有する構造物の
ための塗装用具の改良に関する。
従来の技術 従来、ボルト頭やナット頭等の凸部を有する構造物への
塗装は、刷毛を用いた手作業で行なっているのが一般的
であったが、この手段では塗装の作業能率が悪く作業時
間を要するほか、塗装の塗り残しを生じ、また、構造物
の下部に塗料の流下による塊を生じるという問題点があ
った。
また、瓶内を洗うブラシとして、スプラインを有する第
1の支柱の基端側を第1の支柱の先端方向に向けて付勢
させて握柄に螺入せしめ、第1の支柱に先端に、ブラシ
体を一端側に備えた第2の支柱の他端を接続し、ブラシ
体を瓶内に挿入し、握柄を押したり、もどしたりするこ
とにより、第2の支柱に取り付けられているブラシ体を
行きも返りも両方回転させて該瓶内を洗うものが実公昭
45−11354号として公知である。
さらに、下側を開口させた回転体内に、ワイヤ群の基端
を、前記回転体の内側周囲に直接、あるいは間接に固定
すると共に、そのワイヤ群の遊端を前記回転体の回転中
心に向けて延出させたワイヤブラシを備えたボルト、ナ
ット等の研磨に使用するワイヤブラシが実開昭52−7
1270号に開示されている。
考案が解決しようとする課題 本考案の目的は、ボルト頭やナット頭の如き凸部の構造
物の塗装作業を能率良く、しかも塗り残しや塗料の塊を
生じることなく行える塗装用具を提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案の塗装用具は、上記課題を解決するために、螺子
溝(2a)を有する支柱(2)(6)の基端側を前記支
柱(2)(6)の先端方向に向けて付勢させて握柄
(1)に螺入せしめ、前記支柱(2)(6)の先端に筒
体(10)の一端を連結すると共に、支持板(7)を前
記支柱(2)(6)に交差して固定し、該筒体(10)
の内側に、該筒体(10)の他端側に向けて付勢される
球体(12)を内装すると共に、該筒体(10)の他端
に、軟質弾性体(16)の一部を前記球体(10)に当
接させて回動進退自在に設け、前記支持板(7)に刷子
板(9)の刷子(8a)を前記筒体(10)に向けて保
持せしめたことを特徴とする。
作用 刷子体(9)の刷毛にペンキを付けた後、塗装を施す目
的の凸部に筒体(10)の他端の軟質弾性体(16)を
押し付けて握柄(1)を押すと、支柱(2)(6)の螺
子溝(2a)が握柄(1)の螺子部(4)と螺合してい
るので、支柱(2)(6)は回転しながら握柄(1)内
に入っていき、刷子体(9)が取付けられている支持板
(7)が回転することになる。
凸部と軟質弾性体(16)との接触は摩擦抵抗が大きい
ため、筒(10)が凸部からはずれることがなく、軟質
弾性体(16)は球体(12)を介して筒体(10)の
他端に向けて付勢され、筒(10)に対して回動進退自
在に設けられているため、軟質弾性体(16)が凸部に
対して固定されても、筒(10)は球体(12)によっ
て大きな摩擦抵抗を受けることなく、筒体(10)はス
ムーズに回転し、支持板7に取り付けられた刷子体9の
刷毛(8a)の回転により凸部が塗装される。
実施例 以下、図面により本考案の一実施例としての塗装用具に
ついて説明すると、第1〜5図に示すように、握柄1内
には、第1の支柱2をその先端方向に向けて付勢する発
条3と同発条3内に押圧される第1の支柱2とが内装さ
れており、第1の支柱2には、その全体にわたって螺子
溝2aが形成され、同螺子溝2aと螺合する螺子部4が
握柄1の先端部に設けられている。
そして、第1の支柱2の先端部には、カップリング5を
介して第2の支柱6が着脱自在に接続されており、この
カップリング5内では、継がれている第1の支柱2と第
2の支柱6とが互いに空回りするのを防ぐように第1の
支柱2に設けた段2b及び第2の支柱6に設けた段6a
によって第1の支柱2と第2の支柱6とが接続され、さ
らに第2の支柱6に形成されたV溝6bにカップリング
5内部の板バネ5aの突起が係止せしめられるように構
成されている。なお、5c,5cはカップリング5の長
手方向に設けた溝である。
第2の支柱6の先端部6cには、ブッシュ14を介して
外周面におねじを有する筒10が固定されており、筒1
0は円板よりなる支持板7に設けためねじに螺合されて
いる。15は筒10のおねじに螺合するロックナットで
ある。支持板7の周囲に3個のコ字形受部8が形成さ
れ、この受部8へ刷子体9が刷毛8aを筒10の中心方
向へ立設するように嵌込まれて、ピンにより着脱自在に
拘止されている。すなわち、刷毛8aを有する刷子体9
は支柱6によって保持せしめられている。
刷子体9はボルト頭等の被塗装物の高さによって変えら
れ、第4図(a),(b)に示すように、柄と毛の長さ
の違う2種類を使用して被塗装物の高さに応じて使用で
きるようになっている。
第2の支柱6の先端延長上に設けた筒10の内側には、
発条11がその一端側をブッシュ14の端側に当接して
内装され、該発条11の他端側には発条11により弾装
される摩擦抵抗減少部材としての球体12が設けられる
と共に、該球体12を介してゴム、皮革等の摩擦抵抗の
大きな軟質弾性体16の一部が介在されている。
軟質弾性体16は、上下の板状部を中間の小径部で連絡
されてなり、その一方の板状部が筒10の内側に内在さ
れると共に、他方の板状部が筒10から出るように構成
されているが、筒10の端部に形成した押え部10aが
小径部に嵌合され、筒10から抜け出ることがないよう
にされ、筒10に対して回動進退自在とされている。
本考案の塗装用具のカップリング5には、第5図及び第
6図に示すように、軟質の合成樹脂等の弾性材から成る
カバー13が嵌められるようになっており、このカバー
13は上記カップリング5の溝5cと嵌まり合う位置に
長手方向に、かつカバー13の内部に少なくとも2ケ所
凸部13a,13aが一体に形成され、カバー13の側
部は蛇腹に形成されている。
上述の如く構成された実施例の使用に際しては、まず刷
子体9の刷毛8aにペンキを付け、次に塗る目的のボル
ト頭に軟質弾性体16を押し付けて握柄1をさらに押す
と、第1の支柱2の螺子溝2aが握柄1の螺子部4と螺
合しているので、第1の支柱2は回転しながら握柄1内
に入っていき、さらに、カップリング5を介して第2の
支柱6が回転し、刷子体9が取付けられている支持板7
が回転することになるので、刷子体9の刷毛8aの回転
によりボルト頭にペンキを塗ることができる。
このとき、ボルト頭には軟質弾性体16が当ることにな
るが、ボルト頭と軟質弾性体16との接触は摩擦抵抗が
大きいため、筒10がボルト頭からずれることがない。
また、軟質弾性体16は球体12を介して発条11で付
勢して筒10に対して回動進退自在に設けられているた
め、軟質弾性体16がボルト頭に対して固定されても、
筒10は球体12によって大きな摩擦抵抗を受けること
なく、スムーズに回転することになる。
そして、ボルト頭への押圧を止めて、軟質弾性体16を
ボルト頭から離すと、握柄1内の圧縮された発条3の反
発により、再び第1の支柱2,第2の支柱6そして支持
板7、さらに刷子体9が押圧の時とは逆方向に回転し、
この回転は発条3が伸長状態になるまで行なわれること
になる。
また、天井を塗る際には、ペンキが下に垂れるので、カ
バー13をカップリング5に取付けて、このカバー13
を天井に押圧すると、カバー13の蛇腹が縮まり、軟質
弾性体16がボルト頭に当接して上述の如く各支柱2,
6が回転し、刷子体9も回転することになり、ペンキの
垂れを防止しつつペンキ塗装を行うことができる。尚、
カバー13とカップリング5との接合は、カップリング
5の溝とカバー13に形成された凸部13aとにより強
固に接合されることになる。
考案の効果 本考案の塗装用具は、螺子溝(2a)を有する支柱
(2)(6)の基端側を前記支柱(2)(6)の先端方
向に向けて付勢させて握柄(1)に螺入せしめ、前記支
柱(2)(6)の先端に筒体(10)の一端を連結する
と共に、支持板(7)を前記支柱(2)(6)に交差し
て固定し、該筒体(10)の内側に、該筒体(10)の
他端側に向けて付勢される球体(12)を内装すると共
に、該筒体(10)の他端に、軟質弾性体(16)の一
部を前記球体(10)に当接させて回動進退自在に設
け、前記支持板(7)に刷子体(9)の刷毛(8a)を
前記筒体(10)に向けて保持せしめたので、ボルト頭
やナット頭の如き凸部の構造物への塗装は、凸部に軟質
弾性体(16)を当て、握柄を押したり、もどしたりす
ることにより、支柱は行きも返りも両方回転することに
なって、支柱に取付けた刷子体を回転させて塗装を行え
ばよく、この時に、凸部と軟質弾性体(16)との接触
は摩擦抵抗が大きいため、筒(10)が凸部からずれる
ことがなく、凸部が各刷毛の中心に位置決めされ、しか
も軟質弾性体(16)は球体(12)を介して筒体(1
0)の他端に向けて付勢され、筒(10)に対して回動
進退自在に設けられているため、軟質弾性体(16)が
凸部に対して固定されても、筒(10)が球体12によ
って大きな摩擦抵抗を受けることなくスムーズに回転す
るため、凸部の構造物への塗装作業が従来より遥かに能
率良く行なえるほか均一に塗装でき、塗り残しや塗料の
被塗装物からの垂れ下がりによる塗料の塊の発生を解消
できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第6図は本考案の塗装用具を示し、第1図はその
斜視図、第2図はその握柄部の拡大断面図、第3図はそ
の要部のカップリング分解斜視図、第4図(a),
(b)はその刷子体の斜視図、第5図はそのカバーの平
面図、第6図は第5図のVI−VI矢視断面図である。 1……握柄、2……第1の支柱、2a……螺子溝、2b
……段、3……発条、4……螺子部、5……カップリン
グ、5a……発条、6……第2の支柱、6a……段、6
b……V溝、6c……先端部、7……支持板、8……コ
字形受部、8a……刷毛、9……刷子体、10……筒、
10a……押え部、11……発条、12……摩擦抵抗減
少部材としての球体、13……カバー、13a……凸
部、14……ブッシュ、15……ナット、 16……軟質弾性体、A……塗装用具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺子溝(2a)を有する支柱(2)(6)
    の基端側を前記支柱(2)(6)の先端方向に向けて付
    勢させて握柄(1)に螺入せしめ、前記支柱(2)
    (6)の先端に筒体(10)の一端を連結すると共に、
    支持板(7)を前記支柱(2)(6)に交差して固定
    し、該筒体(10)の内側に、該筒体(10)の他端側
    に向けて付勢される球体(12)を内装すると共に、該
    筒体(10)の他端に、軟質弾性体(16)の一部を前
    記球体(10)に当接させて回動進退自在に設け、前記
    支持板(7)に刷子体(9)の刷子(8a)を前記筒体
    (10)に向けて保持せしめたことを特徴とする塗装用
    具。
JP1986109476U 1986-07-18 1986-07-18 塗装用具 Expired - Lifetime JPH0614834Y2 (ja)

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JP1986109476U JPH0614834Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 塗装用具

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JPS6316879U JPS6316879U (ja) 1988-02-04
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