JPS6227324Y2 - - Google Patents

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JPS6227324Y2
JPS6227324Y2 JP12952481U JP12952481U JPS6227324Y2 JP S6227324 Y2 JPS6227324 Y2 JP S6227324Y2 JP 12952481 U JP12952481 U JP 12952481U JP 12952481 U JP12952481 U JP 12952481U JP S6227324 Y2 JPS6227324 Y2 JP S6227324Y2
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flux
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hammer
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bumping
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JP12952481U
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JPS5838379U (ja
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、製缶工程におけるバンピングステー
シヨンのハンマーの動きに同期して、缶胴のリー
ド側ラツプ部にフラツクスを塗布する装置に関す
る。
従来の技術 従来、缶胴接合部を半田付けしたいわゆる半田
缶の缶胴製造は、第4図に示すような工程で行な
われている。缶胴を形成するフランクの隅切りを
行ない、ロールフオームステーシヨンで円筒状に
成形する(a工程)。そのままキヤリヤーシリン
ダに外挿されて、該キヤリヤーシリンダを伝つ
て、フツク部を形成するエツジヤーステーシヨン
に送られる。エツジヤーステーシヨンで、接合部
に内側マツク20及び外側フツク21を折り曲げ
形成し(b工程)、バンピングステーシヨン(折
つぶし工程)に送られる。バンピングステーシヨ
ンに送られる途中で、フツク部への半田の入りを
容易にするため、フツク部にフラツクスを塗布す
る。該フラツクスの塗布は、従来ジエツトフラツ
クス装置によつて行なわれている。即ち、フラツ
クスタンクをエアーにより加圧して、液体のフラ
ツクスを配管を通してジエツトノズルに圧送し、
第5図に示す様に、移動中の缶胴4のフツク部に
ジエツトノズル22,23により、連続的に吹き
付けて塗布する。
バンピングステーシヨンでは、両側のフツク部
が噛み合わされ(c工程)、下方よりクランク機
構でハンマーを上下動させ、接合部を叩き接合部
の折りつぶしを行なう(d工程)。その後、次工
程にて、自動半田付けされ、フランジ加工工程へ
と搬送される。
考案が解決しようとする問題点 フラツクスの塗布は、前記したように、従来エ
ジヤーステーシヨンからバンピングステへシヨン
に送り出される途中で、ジエツトフラツクス装置
によつて行なわれているが、どうしてもリード側
ラツプ部、即ち送り方向先端のラツプ部のフラツ
クス塗布量が少なくなる欠点がある。なお、缶胴
の上下両端は、第6図に示す様に、缶蓋を巻締す
るため接合厚さが薄くなるように、フツクを形成
して噛み合わせ接合した缶胴部のロツクシーム部
25と相違して、単に重ね合せ接合するが、該重
ね合せ接合部26をラツプ部という。
そのため、リード側ラツプ部への半田の入り込
み量が不足し、ハンダ付け不良となり、後工程の
フランジ加工工程で、該ラツプ部が位置する缶胴
先端部を外方へ折り曲げてフランジを形成する
際、ラツプ部が剥離する所謂ラツプ割れ現象が発
生するという問題が生じていた。
この考案は、上記従来技術の欠点を解消するた
めに創案されたものであつて、ジエツトフラツク
ス装置でのフラツクス塗布に加えて、リード側ラ
ツプ部にフラツクスを追加塗布することによつ
て、ラツプ割れを防止することができるようにし
たフラツクス塗布装置を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本考案のフラツク
ス塗布装置は、製缶工程におけるバンピングステ
ーシヨンに設けられたハンマーホルダーに、本体
内にフラツクス貯溜部を有し、本体先端に該フラ
ツクス貯溜部に通じ上下に摺動しうるフラツクス
塗布部材が設けられているスポツト塗布装置本体
を、ブラケツトを介して取り付けられていること
を特徴とするものである。
作 用 ハンマーと同期して、ハンマーホルダーに取付
けられたフラツクス塗布装置本体も上下動し、フ
ラツクス塗布部材が缶胴のリード側ラツプ部に圧
接され、フラツクス塗布部材が押し下げられる。
それにより、フラツクス塗布部材に湿潤している
フラツクスが前記ラツプ部に塗布される。このよ
うにして、缶胴のリード側ラツプ部に自動的にフ
ラツクスが追加塗布され、該部のフラツクス塗布
不足を防止して、半田の入り込み量を多くするこ
とができ、フランジ加工でのラツプ割れを防止す
ることが出来る。
実施例 以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図乃至第3図は、本考案のフラツクス塗布
装置の実施例を示している。
第3図に良く示されているように、バピングス
テーシヨンは、缶胴4を外挿して該缶胴を案内す
るシリンダ5の下方に、缶胴の接合部を叩くハン
マーバンピング装置を配置してなる。ハンマーバ
ンピング装置は、図示しないクランク機構により
上下動するハンマー杆18の頂部に固定されたハ
ンマーホルダー3に缶胴の長手方向に伸びるハン
マー17を嵌合保持してなる。以上の構成は、従
来の装置と同様である。
本考案のスポツト塗布装置本体1は、上記ハン
マーホルダー3にブラケツト2を介して取り付け
られる。スポツト塗布装置本体1は、第2図にそ
の断面を示すように、その先端部にフラツクス塗
布部材7を有している。該フラツクス塗布部材7
は、リード側ラツプ部にフラツクスを塗布するた
めのものであつて、棒状体に形成されたフエルト
で構成され、前記本体1の先端部中心に設けられ
た孔8に上下に摺動自在に挿入され、本体内のフ
ラツクス貯溜部にフエルト製の湿潤紙7′を介し
て面している。フラツクス貯溜部は、第1貯溜部
13と第2貯溜部14とに区画され、その境界部
に弁装置を設けて、両貯溜部は、弁孔によつて連
通している。弁装置は、円錐状弁19と、該弁に
長さ調節自在に固定され弁孔を貫通して第2貯溜
部の上部まで伸び、前記フラツクス塗布部材を上
方に押し上げている弁杆10によつて構成されて
いる。図において、9は前記弁杆10を常に上方
に押上るためのスプリングであり、それにより弁
19を弁座に接触させ弁孔を閉じると共に、フラ
ツクス塗布部材7を上方に押上ている。弁杆10
の長さを調節することによつて、フラツクス塗布
部材7の突出長さを調整することができる。
また、図示していないが、ハンマー17の停止
時にフラツクス塗布部材7からフラツクスが前記
本体1の外面を伝わつて機械を汚し、錆が発生す
るのを防止するために、Oリング等を備えたリン
グ部材を装置本体1の下部に設けて、にじみ出た
フラツクスを回収することも可能である。
次に、前記実施例の作動を説明する。
缶胴4がバンピングステーシヨンに移送されて
きて停止すると、ハンマー杆18が上下動して、
ハンマー17により、シリンダー5に嵌装された
缶胴4の接合部を叩いて接合部の折りつぶしを行
なう。同時にこのハンマー17と同期して、ハン
マーホルダー3に取付けられたスポツト塗布装置
1も上下動する。第3図に示すように、スポツト
塗布装置1のフラツクス塗布部材7の上方に、バ
ンピング加工を終つた直の缶胴のリード側ラツプ
部が位置する様に缶胴の移送が制御されている。
ハンマー杆18の上動によりスポツト塗布装置
1が上動すると、フラツクス塗布部材7が缶胴の
リード側ラツプ部に圧接され、フラツクス塗布部
材7が押し下げられる。それにより、フラツクス
塗布部材7に湿潤しているフラツクスが前記ラツ
プ部に塗布される。スポツト塗布装置1の第1貯
溜部13内には、常時供給口12を介してフラツ
クス供給タンク10より、フラツクスが圧送され
ており、フラツクス塗布部材7が押し下げられる
と、ベン杆10も押し下げられて弁孔を開口し、
第1貯溜部13内のフラツクスが第2貯溜部に移
動し、第2貯溜部にフラツクスを補給する。従つ
て、フラツクスの塗布の都度、第2貯流部にフラ
ツクスが補給されて、常時フラツクス塗布部材7
は湿潤状態にある。このようにして、缶胴のリー
ド側ラツプ部に自動的に追加塗布され、該部のフ
ラツクス塗布不足を防止することができ、半田の
入り込み量を多くすることができ、フランジ加工
でのラツプ割れを防止することが出来る。
なお、本考案のフラツクス塗布部材は、上記実
施例に限定されるものでなく、ハンマーホルダー
に、ブラケツトを介して取り付けられて、ハンマ
ーの上下動に同期して缶胴リード側ラツプ部にフ
ラツクスを塗布することができるものであれば、
種々の設計変更が可能である。
効 果 本考案のフラツクス塗布装置は、以上の様に構
成したので、ジエツトフラツクス装置でのフラツ
クス塗布に加えてフラツクスを自動的に追加塗布
かることができる。それ故、リード側ラツプ部の
フラツクス塗布量が多くなり、半田の入り込み量
も多くなり、フランジ加工でのラツプ割れを防止
することが出来る。また、バンピングステーシヨ
ンに設けられたハンマーホルダーに、ブラケツト
を介して取り付けらる構成にしたので、構成が簡
単であり、従来の製缶工程に簡単に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案のフラツクス塗布装
置の実施例を示し、第1図はその概略正面図、第
2図はその側面図、第3図はその概略斜視図、第
4図乃至第6図は従来例を示し、第4図は従来の
製缶工程説明図、第5図はジエツトフラツクス装
置のノズル部正面部、第6図は缶胴の一部正面図
である。 1……スポツト塗布装置本体、2……ブラケツ
ト、3……ハンマーホルダー、4……缶胴、5…
…シリンダー、6……ラツプ部、7……フラツク
ス塗布部材、8……孔、9……スプリング、10
弁杆、11……フラツクス供給タンク、12……
フラツクス供給口、13……第1貯溜部、14…
…第2貯溜部、17……ハンマー、18……ハン
マー杆、19……円錐状弁、22,23……ジエ
ツトフラツクスノズル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 製缶工程におけるバンピングステーシヨンに
    設けられたハンマーホルダーに、本体内にフラ
    ツクス貯溜部を有し、本体先端に該フラツクス
    貯溜部に通じ上下に摺動しうるフラツクス塗布
    部材が設けられているスポツト塗布装置本体
    を、バンピング加工を終つた直後の缶胴のリー
    ドラツプ部に上記フラツクス塗布部材があたる
    位置に、ブラケツトを介して取り付けられてい
    ることを特徴とするフラツクス塗布装置。 2 前記フラツクス貯溜部が、第1貯溜部と第2
    貯溜部とからなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のフラツクス塗布装
    置。
JP12952481U 1981-09-02 1981-09-02 製缶工程におけるフラツクス塗布装置 Granted JPS5838379U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12952481U JPS5838379U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 製缶工程におけるフラツクス塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12952481U JPS5838379U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 製缶工程におけるフラツクス塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838379U JPS5838379U (ja) 1983-03-12
JPS6227324Y2 true JPS6227324Y2 (ja) 1987-07-13

Family

ID=29923185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12952481U Granted JPS5838379U (ja) 1981-09-02 1981-09-02 製缶工程におけるフラツクス塗布装置

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JPS5838379U (ja) 1983-03-12

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