JPS5936284Y2 - スプレ−ガン - Google Patents

スプレ−ガン

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Publication number
JPS5936284Y2
JPS5936284Y2 JP10002978U JP10002978U JPS5936284Y2 JP S5936284 Y2 JPS5936284 Y2 JP S5936284Y2 JP 10002978 U JP10002978 U JP 10002978U JP 10002978 U JP10002978 U JP 10002978U JP S5936284 Y2 JPS5936284 Y2 JP S5936284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray gun
rotary nozzle
paint
air
actuator
Prior art date
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Expired
Application number
JP10002978U
Other languages
English (en)
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JPS5516870U (ja
Inventor
憲輔 相澤
Original Assignee
トキコ株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP10002978U priority Critical patent/JPS5936284Y2/ja
Publication of JPS5516870U publication Critical patent/JPS5516870U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスプレーガンに係り、ガン本体内に設けたロー
タリノズルを作動流体の給排によって軸周りに回動変位
させることができるよう構成されたアクチュエータを駆
動することにより、スプレーガン本体の姿勢を変えるこ
となくスプレーパターンを極めて簡単に切換えることが
できるスプレーガンを提供することを目的とする。
工業用ロボットの普及によって作業の自動化が進み、工
場の部品生産ラインにお・ける塗装作業等にも工業用ロ
ボットが導入されるようになった。
この塗装作業に用いられる工業用ロボットは、通常プレ
イバンク型のものが用いられており、ロボット本体のア
ーム先端部に設けたスプレーノズルをティーチング時に
作業者が手で動かし、ラインによって送られてくる被塗
装物を塗装する。
そして、そのときのノズルの動きとアームの動きを記憶
部に記憶させておき、プレイバック時にその記憶内容に
従ってロボットを自動的にプレイバンク動作させる構成
とされている。
一方、この種工業用ロボットに用いられるスプレーガン
は、パターン調整用の圧縮空気を噴出するノズルが設け
られ、このノズルからの圧縮空気により噴霧された塗料
を真円形状から楕円形状の如く変えることができる構成
とされている。
しかるに、例えば被塗装物を縦に塗る場合にはスプレー
パターンは横に平たい楕円形状が好ましく、その逆に被
塗装物を横に塗る場合には縦に長い楕円形状が好ましい
従って、縦塗りと横塗りの重ね塗りを行なう場合には、
楕円形状のスプレーパターンを塗りの方向に応じて軸周
りに90度回動変位させる必要がある。
これに対し、従来の工業用ロボットは、例えば縦塗りを
終えたあとで一度スプレーガン全体を90度軸周りに回
動変位させ、スプレーパターンを横に平たい楕円形状か
ら縦に長い楕円形状に切換えたのちに横塗りの作業を行
なう構成とされていた。
このため、スプレーガン全体を回動変位させるのに大な
る力が必要であり、又スプレーガンを回動変位させたと
きに塗料給送管路、作動空気供給管路等がねじられてし
まい、これが切損されたりあるいは破損したりする事故
等を招くことがある等の欠点を有していた。
本考案は」−記欠点を除去したものであり、以下図面と
ともにその一実施例につき説明する。
第1図は本考案になるスプレーガンを適用した工業用ロ
ボットの一例の斜視図、第2図はそのスプレーガンの一
実施例の縦断面図、第3図は第2図のYY線に沿う縦断
矢視図、第4図はスプレーパターンの一例の図を示す。
第1図中、スプレーガン1は、塗装用の工業用ロボット
2のアーム3の先端部に取付けてあり、2個のロークリ
アクチュエータ4,5によって上下・左右に向きを変え
ることができる。
スプレーガン本体1aの中心部には第2図に示す如く本
考案の要部を構成するロータリノズル6が軸周りに回動
自在に保持されている。
このロータリノズル6の中央部を貫通形成した孔7内を
ニードル8が挿通しており、孔7内周面とニードル8外
周面との間が塗料の流路9となる。
ニードル8の先端部と孔7との間の先端における流路9
は急激に絞られており、該流路9の開口部より流出され
た塗料はロータリノズル6の先端部に形成された塗料吐
出口10を介して外方に吐出される。
ニードル8の末端部は隔壁11と弁体12を挿通してば
ね装着室13内に到ってお・す、該末端部近傍に形成し
た鍔部14にニードル附勢用のばね15の一端部が係止
されている。
16は調整ハンドルで、その先端部に形成した孔17内
にニードル8の末端部が摺動自在に係合している。
ばね装着室13と反対側には作動空気を供給される作動
空気供給室18が形成されており、弁体12はこの室1
8内に供給された作動空気の圧力によって弁体附勢用の
ばね19に抗して第2図中左右方向に動くことができる
弁体12は、霧吹きの原理により塗料を霧化する霧化圧
空気供給流路20中に形成した弁座21に対して離着岸
自在とされている。
この霧化圧空気供給流路20は、L字型に折曲された流
路22を介してロータリノズル6の先端部に形戊した流
路23に連通している。
この流路23は、前記塗料吐出口10に連通ずるととも
に吐出された塗料の流路を挾んで対向して設けた2箇所
のパターン調整用の圧縮空気吐出口25.26に連通し
ている。
尚、第2図においては、空気吐出口25.26の位置関
係を明示するために、ロータリノズル6の先端部分は4
5度回動変位させた状態で図示しである。
27は流路22の直線部分に設けた流量調整用のニード
ルで、頭部28を回動操作することにより弁座29に対
して離・着座しえ、弁座29とニードル27との開口面
積に応じて霧化圧空気及びパターン調整用の空気の流量
を調整することができる。
30は本考案の要部を構成するロークリアクチュエータ
で、ロータリノズル6の胴部にブレード31を取付け、
このブレード31が該胴部の周囲に形戊した断面扇状の
空間部32内をノズル6とともに軸周りに所定角度回動
変位できるよう構成しである。
この空間部32は第3図に示す如くブレード31によっ
て一対の室33.34に画成されている。
35.36は夫々作動流体給排管路で、アクチュエータ
3oを駆動する空気を供給する供給路であり、各室33
.34と空気源(図示せず)とを接続している。
次に、上記構成装置の動作につき説明する。
ロボット2はプレイバック型のものであり、ティーチン
グ時に教示され記憶装置(図示せず)に記憶した動作を
プレイバック時に繰り返し行なう。
ここで、被塗装#J!IJ37は縦塗りと横塗りを一回
ずつ行なうことになっており、被塗装物37が所定の作
業位置まで送られてくると、アーム3は自動的に被塗装
物37の塗装面上部にノズル6の先端部が対向する位置
まで移動する。
作業開始とともに室18内に作動空気供給管路38を介
して作動空気が供給され、弁体12は第1図中右方に変
位する。
このため先づ流路20を介してロータリノズル6の先端
部に霧化圧空気とパターン調整用空気が供給される。
そして、弁体12が二ドル8の鍔部14に当接してニー
ドル8がハンドル16に当接するまでこれを変位させる
と、孔7の先端部が開口する。
その結果、塗料給送管路39を介してガン本体1a内に
給送された塗料は、流路9を通って孔7の開口部を介し
て霧吹きの原理により噴射され、さらに塗料吐出口10
を介して外方に吐出させる。
ここで、孔7の開口部から噴射されたばかりの塗料は、
流路23を介して供給された霧化圧空気によって霧化さ
れ、空気中に霧状に混ざり合った状態で吐出口10から
吐出される。
従って、吐出口10から吐出されたばかりの塗料は、断
面略円形のスプレーパターンを有しているが、パターン
調整用の空気吐出口25.26から吐出された圧縮空気
により上下方向から圧力を受は第4図に示す如く横に平
たい楕円形状のスプレーパターンとされる。
これは、ロークリアクチュエータ30のプレート31が
一方の室34に供給された圧縮空気によって第3図中一
点鎖線で示す位置にあり、そのためロータリノズル6の
霧化圧空気吐出口25゜26が上下に対向する位置にあ
るからである。
工業用ロボット2は、記憶されたプログラムに従って被
塗装物37の上方から下方に縦方向にスプレーガン1を
動かし、縦塗り位置を順次移し変えながら被塗装物37
の全面を塗装する。
縦塗りによる一回の塗装が終了すると、次の横塗りにか
かる前に、ロークリアクチュエータ30の他方の室33
内に圧縮空気が供給される。
その結果、ブレード31は圧縮空気の圧力を受圧して、
第3図中一点鎖線で示す位置がら二点鎖線で示す位置ま
で回動変位する。
このブレード31の回動変位によってロータリノズル6
は略90度回動変位し、パターン調整用空気吐出口25
.26が左右に水平に対向する状態となる。
その結果、スプレーパターンは第4図に二点鎖線で示す
如く縦に長い楕円形状に切換わる。
このように、スプレーガン1のスプレーパターンは、ス
プレーガン全体を軸周りに回動変位させなくともスプレ
−ガン1内部のロータリノズル6をロータリーアクチュ
エータ30によって回動変位させるだけで切換えること
ができる。
従って、スプレーパターンの切換えに伴なって塗料給送
管路39や作動空気給送管路38等がねじれて破損して
しまうといった不都合は生じない。
横塗りが終了したら作動空気供給室18に対する作動空
気の供給は停止される。
これにより、弁体12はばね19の力によって弁座21
に当接着座せしめられ、同時にニードル8もばね15の
力によって第1図中左方に復帰するので、孔7の開口部
が閉塞され続いて霧化用空気の流路20が閉塞される。
従って、先ず塗料の給送が停止され、次に霧化用空気の
給送も停止される。
尚、上記実施例において霧化圧を高めたい場合には、ニ
ードル28をねじがゆるむ方向に回せばよく、塗料の量
を増加させたい場合にはハンドル16をねじがゆるむ方
向に回せばよい。
又、上記実施例においてスプレーガン1は必ずしも工業
用ロボット2に設ける必要はなく、直接作業者が手で握
って操作する構成のハンドスプレーガンとしてもよい。
又、上記実施例にも・いて、ロークリアクチュエータ3
0の回動変位角度は90度に限らず、他の任意の角度と
することができる。
又、上記実施例においてロータリノズルを回動変位させ
るアクチュエータをスプレーガン本体内に内蔵させた構
成として説明したが、本体外にアクチュエータを設けて
ロータリノズルを回動変位させるようにしても良い。
また、上記実施例では動力としての空気を供給してアク
チュエータを駆動したが、これに限らず例えば電気、油
または水等の液体を供給してアクチュエータを駆動する
ようにしても良い。
上述の如く、本考案になるスプレーガンは、スプレーガ
ン本体に軸周りに回動変位自在に設けられ塗料を噴出す
るロータリノズルと、ロータリノズルの外周部に位置す
るとともに前記ロータリノズルを回動変位させるように
係合して設けられたアクチュエータと、アクチュエータ
に接続して設けられアクチュエータを駆動する動力を供
給する供給路とからなるため、アクチュエータの駆動に
よりロータリノズルを回動変位させてスプレーガン本体
の姿勢を変えずにスプレーパターンを容易に切換えるこ
とができ、またアクチュエータを外部より駆動操作でき
るため塗装方向に応じてロータリノズルを遠隔的に回動
操作出来、特にスプレーパターンの切換えを遠隔的に行
なう必要のある工業用ロボットを用いた塗装装置等に好
適であり、その場合スプレーパターンの切換えに際して
ガン本体は動かさなくてもよいので、塗料給送配管、作
動流体給排管等が無理にねじられて破損してしまう等の
不都合は全くない等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるスプレーガンを適用した工業用ロ
ボットの一例の斜視図、第2図はそのスプレーガンの一
実施例の縦断面図、第3図は第2図のY−Y線に沿う縦
断矢視図、第4図はスプレーパターンの一例の図である
。 1・・・・・・スプレーガン、1a・・・・・・スプレ
ーガン本体、6・・・・・・ロータリノズル、30・・
・・・・ロータリアクチュエータ、31・・・・・・ブ
レード、32・・・・・・空間部、33゜34・・・・
・・室、35.36・・・・・・作動流体給排管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプレーガン本体に軸周りに回動変位自在に設けられ塗
    料を噴出するロータリノズルと、該ロータリノズルの外
    周部に位置するとともに前記ロータリノズルを回動変位
    させるように係合して設けられたアクチュエータと、該
    アクチュエータに接続して設けられ該アクチュエータを
    駆動する動力を供給する供給路とからなるスプレーガン
JP10002978U 1978-07-20 1978-07-20 スプレ−ガン Expired JPS5936284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10002978U JPS5936284Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 スプレ−ガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10002978U JPS5936284Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 スプレ−ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5516870U JPS5516870U (ja) 1980-02-02
JPS5936284Y2 true JPS5936284Y2 (ja) 1984-10-05

Family

ID=29037321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10002978U Expired JPS5936284Y2 (ja) 1978-07-20 1978-07-20 スプレ−ガン

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JP (1) JPS5936284Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878163U (ja) * 1981-11-20 1983-05-26 マツダ株式会社 車体内面塗装用ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5516870U (ja) 1980-02-02

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