JPS5917404Y2 - 多色回転塗装装置 - Google Patents

多色回転塗装装置

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JPS5917404Y2
JPS5917404Y2 JP9774676U JP9774676U JPS5917404Y2 JP S5917404 Y2 JPS5917404 Y2 JP S5917404Y2 JP 9774676 U JP9774676 U JP 9774676U JP 9774676 U JP9774676 U JP 9774676U JP S5917404 Y2 JPS5917404 Y2 JP S5917404Y2
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JP
Japan
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paint
air
shaft
color
groove
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JP9774676U
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JPS5316061U (ja
Inventor
順三 梅村
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 判考案は色相の異なる多種類グ)塗料を噴霧塗装する場
合に用いられる多色塗装装置に関するものであり、特に
単一の塗装装置をもって多種類の塗料を切換え使用でき
る塗装装置に関するものである。
従来色相の異なる塗料を塗装するに当っては各色相毎に
別の噴霧塗装装置を用いるものと、単一の噴霧装置を用
いこれに供給する塗料を切換えて使用するものとがあっ
た。
前者の色相の異なる塗料毎に別の塗装装置を用いるもの
にあっては切換の問題は生じないが、塗料の数だけ塗装
装置を設けなければならず塗装室における設備費が馬鹿
にならない。
後者の単一の噴霧装置で塗料を切換えて使用するものに
あっては、色替えの度に、ノズル迄のパイプ系統全体を
溶剤等を流して洗滌し、完全に塗料を排出してしまって
から、次の別の色の塗料を供給し塗装する必要があるた
め、色替えの頻度の多い場合には、殊に塗料及び溶剤の
損失が大きかった。
また前記洗滌の間生産が止まることになり、かつ洗滌や
パイプ切替等多くの工数をかけることになり切替費用も
多大なものとなっていた。
特に塗装装置は固定しておき、その噴出口を回転させて
広い塗装面を均等に塗装する従来の回転塗装装置におい
ては塗料は一種類のみしか供給できないため、色替時の
損失は特に大きく、色替費用の小さい多色塗装装置が要
望されていた。
本考案の多色回転塗装装置は前記の諸欠点を克服した塗
装装置である。
即ち、塗料の噴出口を回転することのできる塗装装置で
、各色ごとの多数のノズル体を備え、塗料の通路及び噴
出塗料切替用の加圧空気通路をノズル体毎に設け、各空
気通路に通ずる加圧空気を選択することにより、異なる
塗料を選択する二とができる装置としたもので、別に設
けられたパネルにおいて加圧空気の通路を選択すること
により自動的に塗料が選択でき、単一・色のみならず同
時に希望する種類の塗料を同時に噴出することもでき、
塗料の塞化、弁がノズルのすぐ近くに設けられている為
、塗料の損失も極めて少く、又塗料切替も瞬時に行なう
ことができ、本考案の塗装装置を用いることにより、生
産停止時間をOとすることができ、かつ、色替時の塗料
の損失をOとし、洗滌用の溶剤の使用を不要としたもの
である。
以下図面に従いその構成を説明する。
なお、図面は本装置の応用例をも示す。
ベース31に固定された水平に長い筒状のブロック32
の略中心に水平にシャフト4がベアリング5,5′によ
り回転自在に支承されている。
シャフト4の円周側面とブロック32の円筒面とは間隙
を極めて小とする。
シャフト4の前端には、後述するノズル体41が同一円
周上に略等間隔に配設されている円板状の回転板27か
、回転軸と直角にナツト34により固定されている。
シャフト4の後端にはエアモータ等の回転原動機3が連
結されている。
ノズ゛ル体41としては図示例においては、ロッド23
の先端に塞止弁37が設けられ、ロッド23の後端にピ
ストン35が設けられている可動体が前後に摺動可能に
取付けられ、該ピストン35はシリンダ22内を摺動す
る如く嵌装され、該ピストン35の底面とシリンダ蓋4
0との間にはスプリング21が介装され、常時ピストン
35を前方へ圧進せしぬられており、この位置で球弁或
いは針弁等よりなる塞止弁37によりノズル42が閉塞
されている。
ロッド23の周囲は間隙を有するボア38が形成され、
1つの塗料穴26がボア38の側面に塞化弁座42の直
下に開口している。
ボア38のシリンダ22寄にはシール36が嵌装されて
おり、ボア38とシリンダ22の間の洩れを防止する。
塞化弁座42の外方周囲にはチップ座39が形成されこ
のチップ座39にややシャツ1−4の中心軸方向に傾い
ているノズルチップ24が固定されている。
噴霧用ノズルはノズルチップ24に内蔵されている。
シリンダ22のノズル寄には1つの空気穴25が開口し
ている。
ブロック32の円筒面上には環状の空気溝7′。
8’、 9’、 10’、 11’等がノズル体41の
数だけ穿設され、各空気溝7′乃至11′にはそれぞれ
ブロック32の側面に取付けられた空気管7. 8.
9.10.11が開口している。
前記空気溝7′乃至11′と並んで同じくブロック32
の円筒面上にドルン溝12’、 13’。
14’、 15’、 16’が塗料溝17’、 18’
、 19’、 20’等と交互に穿設され、各ドレン溝
12′乃至16′にはそれぞれドレン管12.13.1
4.15.16が、各塗料溝17′乃至20’にはそれ
ぞれ塗料管17.18.19.20が開[1している。
前記各溝の間及び溝とベアリング5゜5′との間には環
状のシール30.30及び6,6′が嵌装され、各溝間
及び溝とベアリング5,5′との間のシャフト4の側面
の洩れを防止している。
シャフト4の円筒状側面には、空気溝7’、 8’、
9’、 10’、 IT’に相対する位置にそれぞれ空
気穴29が各別に開口し、この空気穴29はシャフト4
内に貫設され、回転板27内に貫設されている空気穴2
5にそれぞれ通じており、空気穴25は前述の如くその
属する特定のノズル体41のシリンダ22に開口してい
る。
同様にシャフト4の側面には塗料溝17’、 18’。
19’、 20’に相対する位置にそれぞれ塗料穴28
が各別に開口し、この塗料穴28はシャフト4内に貫設
され、回転板27内に貫設されている塗料穴26にそれ
ぞれ通じており、塗料穴26は前述の如く特定のノズル
体41のボア38に開口している。
同一の空気穴29や塗料穴26から回転板27上の同一
円周上の対称の位置にある2ケ、或いはそれ以上の複数
のノズル体41に連通ずる如く空気穴25や塗料穴26
を設けることもできる。
第2図にはノズル体41か゛10ケ設けられている例を
示す。
前記ノズルチップ24の傾きは、塗装設備、塗料圧力、
塗料の種類、回転体回転数、被塗装体との距離等により
適宜選択される。
次に本考案の塗装装置の作用について述べる。
原動機3を回転するとシャフト4、回転板27がブロッ
ク32中にはベアリング5,5′で゛支承されて円滑に
回転する。
別位置に設置されている塗料供給装置から塗料管17.
18.19.20を通じて塗料が供給される。
供給されるそれぞれの塗料は、それぞれ塗料溝17’、
18’、 19’、 20’を経て、それぞれの塗料
溝17’、 18’、 19’、 20’に開口してい
るシャフト4内のそれぞれの塗料穴に達する。
第1図の図示例においては塗料管17を通して塗料溝1
7′に供給された塗料が、シャフト4の側面に開口する
塗料穴28を通って回転板27内の塗料穴26に入り、
ボア38に達している。
図示例においては塗料穴26から分岐した塗料が塗料穴
26′を経て対称位置のノズル体41′に達するものを
示している。
塞止弁37が閉鎖しているときは塗料はここで停止して
いる。
次に塗料を噴出させるには、別の位置にある図示を省略
した空気制御装置から塗布すべき塗料制御用の空気信号
が空気管7. 8. 9.10.11のいずれかに送ら
れ、空気溝7′〜11′のいずれかに達し、この空気溝
7′〜11′に開口しているシャフト4内のいずれかの
空気穴に達する。
図示例においては、空気管7に送られた空気信号は空気
溝7′に達し、ここから、シャフト4の側面の空気溝7
′の位置に開口する空気穴29を経て、回転板27内の
空気穴25に入り、シリンダ22′中のピストン35′
を図中左側に押す。
同様に空気穴25から分岐した空気穴25′に入った空
気信号はシリンダ22中のピストン35を図中左側にお
す。
以下ノズル体41について述べれば、ピストン35が左
に移動すると、これと一体となっているロッド23及び
塞止弁37が左に移動し、塞止弁塵42との間隙が開く
ここでボア38迄達している塗料がノズルから噴出する
図示を省略した空気制御装置により空気信号が遮断され
るとシリンダ22内の空気圧が下がり、ピストン35は
スプリング21の力により右方に移動せしめられ、塞止
弁37が塞止弁塵42に達し、ノズルを閉鎖した位置で
停止する。
ここで゛塗料の噴出が停止する。
図示例においては、ノズ゛ル体41及び41′の塗料の
噴出及び停止は、同一の空気信号により同時に行なわれ
る。
同様にして空気制御装置から別の空気管8〜11のいず
れかを経て空気信号か送られると別のノス′ル体より別
の塗料の噴出停止が制御される。
各塗料溝17′〜20’よりブロック32及びシャフト
4の間隙に塗料か洩出しても、この洩出した塗料はドレ
ン溝12′〜16′のいずれかを経てドルン管12〜1
6のいずれかにより別の塗料回収装置に戻される。
尚、本考案装置は図示の如く別の原動機1によりファン
2を回転し、カバー33の内側を通り回転板27の周囲
に設けられた吹出口43より空気を吹出す構造を加える
ことができるが、この吹出空気により、前述の霧化噴出
する塗料の被塗装物以外への方向の飛散を防ぎ、被塗装
体への塗着を助けることができ、吹出空気の吹出速度、
風量を調節することにより、塗着効率を更に上げること
ができる。
本考案の塗装装置は実用新案登録請求の範囲に記載した
構成であり、各塗料についてそれぞれ専用のノズルを設
けであるため色替時の塗料及び洗滌用の溶剤の損失が皆
無となり、回転体の回転によりノズルを回°転すること
により、塗装装置を」1下左右に移動することなく均一
な塗膜を得ることができ、空気制御装置により空気信号
を制御することにより遠方から容易に色替制御をするこ
とができ、しかも塗料の塞止弁がノズルのすぐ近くにあ
るため、色替が即時可能となり、しかも複数の塗料を同
時に塗装することも可能どなったもので、極めて優れた
考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す縦断面図、第2図は同正面図であ
る。 3・・・・・・原動機、4・・・・・・シャフト、7.
8. 9゜10.11・・・・・・空気管、7’、
8’、 9’、 10’、 11’・・・・・・空気溝
、17、18.19.20・・・・・・塗料管、17’
、 18’、 19’、 20’・・・・・・塗料溝、
22.22’・・・・・・シリンダ、27・・・・・・
回転板、28・・・・・・塗料穴、29・・・・・・空
気穴、31・・・・・・ベース、32・・・・・・ブロ
ック、35.35’・・・・・・ピストン、37・・・
・・・塞止弁、41.41’・・・・・・ノズル体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多色噴霧塗装装置において、ベースに固定されているブ
    ロックに回転自在に軸支されているシャフトの前端に、
    円板状の回転板が取付けられ、該回転板の同一円周上に
    は、等間隔にそれぞれ異なった色の塗料に用いられる所
    定の数のノズル・体が取付けられ、それぞれシャフト内
    に貫設されている各色塗軒別の塗料穴に連通せしめられ
    、かつ、各ノズル体にはシリンダ、ビス1−ン機構によ
    って制御される塞止弁が配設されて、該シリンダ、ピス
    トン機構は、前記シャフト内に貫設された空気穴に連通
    せしめ1\れており、該シャフト後端は駆動原動機に接
    続されていると共に、前記ブロックには、シャフトに貫
    設され−Cいる空気穴及び塗料穴にそれぞれ連通する空
    気溝及び塗料溝にそれぞれ通ずる空気管及び塗料管が設
    けられ、該空気管は塗色変更をつかさどる空気制御装置
    に連結されていることを特徴とする多色回転塗装装置。
JP9774676U 1976-07-22 1976-07-22 多色回転塗装装置 Expired JPS5917404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9774676U JPS5917404Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 多色回転塗装装置

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JP9774676U JPS5917404Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 多色回転塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPS5316061U JPS5316061U (ja) 1978-02-10
JPS5917404Y2 true JPS5917404Y2 (ja) 1984-05-21

Family

ID=28708105

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JP9774676U Expired JPS5917404Y2 (ja) 1976-07-22 1976-07-22 多色回転塗装装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2554275B1 (de) * 2011-08-03 2015-07-08 ABB Technology AG Farbwechsler

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JPS5316061U (ja) 1978-02-10

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