JPH03151384A - 新規なベンゾ〔b〕〔1,8〕ナフチリジン誘導体、その製造及びそれを含む組成物 - Google Patents

新規なベンゾ〔b〕〔1,8〕ナフチリジン誘導体、その製造及びそれを含む組成物

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JPH03151384A
JPH03151384A JP2293501A JP29350190A JPH03151384A JP H03151384 A JPH03151384 A JP H03151384A JP 2293501 A JP2293501 A JP 2293501A JP 29350190 A JP29350190 A JP 29350190A JP H03151384 A JPH03151384 A JP H03151384A
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dihydrobenzo
oxo
methyl
fluoro
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Michel Antoine
ミシエル・アントワーヌ
Michel Barrault
ミシエル・バロー
Jean-Francois Desconclois
ジヤン‐フランソワ・デコンクロワ
Philippe Girard
フイリツプ・ジラール
Guy Picaut
ギ・ピコー
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Laboratoire Roger Bellon SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
誘導体又はそれらの塩、それらの製造方法及びそれらを
含む製薬学的組成物に関する。
本発明を要約すれば、一般式(I) 式中、 RIは、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基であ
り、 R2は、水素原子、又はアルキル、フルオロアルキル基
、シクロアルキル(3−6個の炭素原子)、フルコ本し
Vはアノレキルアヨー7s R3は、フェニル又はフェニルアルキル基であり、該フ
ェニル又はフェニルアルキル基は、未置換であるか又は
、1個又はそれより多(の、ハロゲン原子又はアルキル
、シクロアルキル(3−6個の炭素原子)、アルキルオ
キシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルキルオキシアルキル、ヒドロキシアルキル、
ヒドロキシアルキルオキシ、メチレンジオキシ、アミノ
アルキル、アルキルアミノアルキル又はジアルキルアミ
ノアルキル基により置換されており、或いは、 R3は
複素環基であり、 R4は、水素原子又はフッ素原子を表し、上記のアルキ
ル(1−4個の炭素原子)は線状又は分岐状である、 の新規なベンゾ[b][1.8]ナフチリジン誘導体又
はその塩、それらの製造及びそれらを含む組成物が提供
される。
これらの新規な生成物は、抗微生物剤として又はエイズ
の処置に有用である。
来国皓!lF第4.229iF+6号及び第4.133
.885号には、 構造式、 CnH2nNR6aR7a 式中、Xは酸素であることができ、そして隣接する基R
,a乃至R5aの2つはベンゼン環を形成することがで
きる、 のナフチリジン誘導体が記載されている。
これらの生成物は、胃酸の分泌の抑制剤として有用であ
る。
西ドイツ特許出願第3.302.126号には、−数式 式中、基X、Y及びZはO又は基NR4又はCR5b=
CR,bであることができ、基R,bはベンゼン環を形
成することができる、 の血圧降下剤が記載されている。
本発明は、−数式 式中、 R1は、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基を表
し、 R2は、水素原子、アルキル又はフルオロアルキル基、
3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、又はアル
コキシ又はアルキルアミノ基を表し、 R3は、フェニル又はフェニルアルキル基を表し、該フ
ェニル又はフェニルアルキル基は、未置換であるか又は
、1個又はそれより多(の、ハロゲン原子、アルキル基
、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、アルコ
キシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルア
ミノ、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、ヒド
ロキシアルコキシ、フェニル環上の2つの隣接する位置
のメチレンジオキシ、アミノアルキルもしくはアルキル
アミノアルキル基又はジアルキルアミノアルキル基によ
り置換されており、該ジアルキルアミノ基のアルキル部
分は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、
5員又は6員複素環を形成していてもよく、 或いは、R3は、窒素、酸素又は硫黄から選ばれる1個
又は2個のへテロ原子を含む5員複素環基を表し、 R4は、水素原子又はフッ素原子を表し、上記のアルキ
ル基又はアルキル部分は、線状又は分岐状でありモして
1−4個の炭素原子を含む、の化合物又はその塩、好ま
しくは製薬学的に許容しつる塩、又はその水和物、又は
そのエナンチオマー又はエナンチオマー混合物を提供す
る。このような化合物は、特に有利な抗バクテリア活性
を有する。
一般式(I)の生成物は、水和物として存在することが
できる。これらの水和物も又本発明の範囲内に入ること
は理解されるべきである。
−数式■の化合物は、エナンチオマーとして光学的に純
粋な形態で、又はラセミ混合物のようなエナンチオマー
の混合物として存在することができる。本発明は、光学
的に純粋な又は実質的に光学的に純粋な形態の式Iの化
合物及びエナンチオマーの混合物としての式■の化合物
の両方共包含することは理解されるべきである。
R3が複素環基を表す一般式(I)において、該複素環
基は、好ましくは、フリル、チエニル、ピロリル、N−
アルキルピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル又はチア
ゾリルである。
本発明に従えば、−数式(I)の生成物は、−数式 式中、R1及びR3は上記のとおりである、のピペラジ
ンを、−数式、 式中、R2は上記のとおりであり、そしてHalは、R
4が水素原子であるならば、フッ素、塩素又は臭素原子
であり、又はHalとR4は同時にフッ素原子である、 のベンゾ[b][1,8]ナフチリジンと反応させ、次
いで、適当ならば、R1が水素原子である場合に且つR
,がメチルであるベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
誘導体を得ることが望まれる場合には、得られる生成物
を8−(4−メチル−1−ピペラジニル)−ベンゾ[b
][1,8]ナフチリジンに転化することにより得るこ
とができる。
一般式(It)のピペラジン誘導体の反応は、適当な有
機溶媒中で酸受容体としての過剰のこの誘導体の存在下
に一般に行なわれる。30℃乃至120℃の温度で溶媒
を使用して又は使用しないで操作することが可能である
。反応を溶媒の存在下に行う場合には、それは、ピリジ
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド又は
アセトニトリルのような溶媒中で有利に行なわれる。例
えば、窒素含有有機塩基(特にトリエチルアミン)、ア
ルカリ金属炭酸塩(例えば炭酸ナトリウム)又はアルカ
リ金属水酸化物又はアルカリ土金属水酸化物のような酸
受容体の存在下に操作することも有利である。
一般式(■)の生成物において記号R2が水素原子であ
る場合に、又はR3がアミノ、アルキルアミノ、アミノ
アルキル又はアルキルアミノアルキル置換基を含む場合
には、出発物質を前辺て保護することが好ましい。保護
及び反応後の保護基の除去は、通常の方法に従って行な
われる。
保護は、保護基の使用及び除去が分子の残りの部分に不
利な影響を与えない適合性の基で行うことができる。特
に、保護は、ティ・ダブリュ・グリーン(T、W、 G
REENE)、有機合成における保護基(Protec
tive Groups in Organic 5y
nthesis)、ニー舎ウィリーーインターサイエン
ス パブリケーション(^、Wiley−Inters
cience Publication)(1981)
、又はマコミー(McOMIE)、有機化学における保
護基(Protective Groups in O
rganic Chemistry)、ブレナム・プレ
ス(PlenuIIPress)(1973)に記載の
方法に従って行なわれる。
例としては、保護基は、トリメチルシリル、ベンズヒド
リル、テトラヒドロピラニル、ホルミル、アセチル、ク
ロロアセチル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセ
チル、エトキシカルボニル、t−ブトキシ力ルボニル及
びトリクロロエトキシカルボニル基から選ぶことができ
る。
場合により、ピペラジニル基のその後メチル化の操作は
ギ酸の存在下にホルムアルデヒドの作用により有利に行
なわれる。反応は、一般に水性媒体中で90℃乃至10
0℃の温度で行なわれる。
本発明に従えば、一般式(I)のベンゾ[b][1゜8
]ナフチリジン誘導体は、一般式 式中、R3、R3及びR4は、上記のとおりであり、R
2は上記のとおりであるか又は保護されたアルキルアミ
ノ基を表し、そしてAlkは直鎖又は分岐鎖中に1−4
個の炭素原子を含むアルキル基を表す、 の対応するエステルから、分子の残りの部分に影響を与
えることなくエステルから酸を得るための公知の方法に
より、次いで、適当ならば、アルキルアミノ基の保護基
を除去し、及び/又は、R1が水素原子である一般式(
I)の生成物が得られた場合に且つR,がメチルである
対応する生成物を得ることを望む場合には、得られた生
成物を8−(4−メチル−1−ピペラジニル)ベンゾ[
b][1゜8]ナフチリジンに転化することによっても
得られる。
上記エステルからの上記酸の製造は、一般に酸加水分解
により行なわれる。20℃乃至100℃の温度で酢酸/
塩化水素酸混合物中、硫酸中又はメタンスルホン酸中で
反応させるのが有利である。
水性−アルコール性媒体中で、20℃乃至808Cの温
度で、水酸化カリウム又は水酸化ナトリウムの存在下に
ケン化させることにより反応を行うことも可能である。
適当ならば、ピペラジン基のメチル化を上記の如くして
行う。
R2が保護されたアルキルアミノ基を表す場合には、保
護基は、分子と適合性のいかなるアミノ保護基であって
もよい。エステルの加水分解と同時に除去することがで
きる保護基を選ぶのが特に有利である。
一般式(DI)のベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン
誘導体は、−数式 式中、R4、Hal及びAlkは上記のとおりであり、
R2は上記のとおりであるか又は保護されたアルキルア
ミノ基を表す、 の対応するエステルから、分子の残りの部分に影響を与
えることなくエステルから酸を得るための公知の方法、
次いで、適当ならばアルキルアミノ基の保護基を除去す
ることにより得ることができる。
反応は、特に、−数式(rV)のエステルから一般式(
I)の生成物を得るための上記の条件下に行なわれる。
一般式(v)のベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンか
ら誘導されるエステルは、−数式 式中、R4、Hal及びAlkは上記のとおりである、 のキノリン誘導体に、3−アミノ−1,2,4−トリア
ジンを作用させてR2が水素原子である生成物を得るこ
とにより製造するか、又は−数式%式%() 式中、R2は、アルキル、フルオロアルキル、シクロア
ルキル、アルコキシ又は、適当ならば保護されているア
ルキルアミノである、 の製品を作用させ、次いで酸の受容体の作用により環化
させることにより製造することができる。
一般に、3−アミノ−12,4−)リアジン又は−数式
(Vl)の製品の反応は、10℃乃至25℃の温度で、
アルコール(例えばエタノール、メタノール)又は塩素
化溶媒(例えばトリクロロメタン)のような有機溶媒中
で行なわれる。
環化は、20℃乃至反応混合物の還流温度で1−4個の
炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖アルコール中で行なわれ
る。
酸の受容体は、特に、窒素含有塩基(例えばトリエチル
アミン)、1.8−ジアザビシクロ[5゜4.0]ウン
デク−7−エン又は過剰に使用される上記アミンから選
ぶことができる。
−数式(■)のキノリン誘導体は、−数式式中、R4、
Hal及びAlkは上記のとおりである、 のケトエステルから、−数式 %式%() 式中、Alk、は直鎖又は分岐鎖中に1−4個の炭素原
子を含むアルキル基である、 のN、N−ジメチルホルムアミドアセタールの作用によ
り得ることができる。
反応は、60℃乃至75℃の温度でエステル(例えば酢
酸エチル)のような有機溶媒中で一般に行なわれる。
R4が水素原子でありモしてHalが上記のとおりであ
る一般式(■)のケトエステルは、実施例1及び19に
記載のように、2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−
キノリンカルボン酸又は2−クロロ−6,7−ジフルオ
ロ−3−キノリンカルボン酸から得ることがてきるか、
又はこの方法に類似した方法により7−ブロモ−2−ク
ロロ−6−フルオロ−3−キノリンカルボン酸から得る
ことができる。この場合に、出発物質として使用した3
−ブロモ−4−フルオロアニリンは、ダブリュ・ビー・
オースチン等、ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミ
ストリー1.±6(11)、2280(1981)に記
載の方法に従って製造することができる。
R4及びHalが同時にフッ素原子である一般式(■)
のケトエステルは、実施例24に記載のように、2−ク
ロロ−6,7,8−)リフルオロ−3−キノリンカルボ
ン酸から得ることができる。
−数式(IV)のベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
誘導体は、−数式(V)のベンゾ[b][1,8]ナフ
チリジンから一般式(II)のピペラジン誘導体の置換
により得ることができる。
R3がアミノで置換されたフェニル基を表す場合には、
−数式(rV)のベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
誘導体は、実施例35に記載のように、対応するニトロ
誘導体の還元により得ることもできる。
上記の条件下に操作して、−数式(n)のピペラジン及
び−数式(m)のベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
から一般式(I)の生成物を得るのが有利である。
一般式(n)のピペラジンは、 イー・シャツカー等、ヘルベチ力・キミ力・アクタ(H
elv、 Chim、^eta)、45(7)、238
3(1962む、 ヨーロッパ特許出願第230.053号、フランス特許
出願第2.351,108号、特願昭平−1−117,
869号、 トシオ・ウノ等、ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリッ
ク・ケミストリー(J、 Tlet、 Chem)、2
6393(1988)、 ダブリュ・アール・ロブリック等、ジャーナル・オブ・
メディシナル・ケミストリー〇、 Med、 Chem
)、9.18H1966)、 ジエー・デー・ベハン等、ジャーナル・オブ・オルガ−
ツク・ケミストリー(J、 Org、 Chew)、2
6.3379(1961)、 ジェー・ダブリュ・エイチ・ワッセイ(1,IF、Ho
Watthey)等、ジャーナル・オブ・メデイシナル
・ケミストリー、26.1116(1983)、エル・
ジェー・キッチン等、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイエテイ、旦1.854(1947
)及びジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー
、旦、342(1943)、ジェー・デー・ベハン等、
ジャーナル・オブ・オルガニック・ケミストリー、主旦
、3379(1961)、 に記載の方法の適用、又は実施例に記載の方法の適用又
はそれに類似した方法により得ることができる。ときに
は得られたピペラジンのクロマトグラフィーを行うこと
が必要であることが理解される。
R1がヒドロキシル基でありモしてR3が水素原子以外
である一般式(II)のピペラジンは、4−位置の窒素
原子が前以て保護されている対応するピペラジンを、ニ
ー・ジエー・ピロスキー等、シンセシス、537(19
83)に記載の方法に従って酸化することにより製造す
ることができる。
R3がジアルキルアミノメチル基で置換されたフェニル
基を表す場合には、−数式(n)のピペラジンは、窒素
原子が適合性の基で前以て保護されている2−(ヒドロ
キシフェニル)ピペラジンから、エム・トロモンチニ、
シンセシス、703−775(1973)に記載の方法
の適用により、得ることができる。
本発明に従えば、−数式(I)のベンゾナフチリジン誘
導体のエナンチオマーを得ることが望まれる場合には、
−数式(II)のピペラジンのエナンチオマー型の分離
は、分子と適合性の公知の方法により行なわれる。例と
して、分離は、キラル酸又はキラル酸の反応性誘導体に
よるアシル化、高速液体クロマトグラフィーによる異性
体の分離、次いで酸加水分解による脱アシル化により行
なわれる。
下記する実施例では、(−)異性体は、エタノール中で
の旋光が正であるピペラジン誘導体から得られた、酢酸
中の溶液中での旋光が負である一般式(I)のベンゾナ
フチリジン誘導体の(S)異性体を示し、(+)異性体
は、エタノール中での溶液での旋光が負であるピペラジ
ン誘導体から得られた、酢酸中の溶液での旋光が正であ
る一般式(I)のベンゾナフチリジン誘導体の(R)異
性体を示す。
実施例20及び21に記載のように、キラルビペラジン
の合成を直接行うことも可能である。
本発明に従う新規な生成物及びそれらの合成中間体は、
適切ならば、結晶化又はクロマトグラフィーのような物
理的方法により精製することができる。
本発明に従う生成物は、それ自体公知の方法に従って金
属塩又は窒素含有塩基との付加塩に転化することができ
る。これらの塩は、アルコール、エーテル又は水のよう
な適当な溶媒中で、金属(例えばアルカリ金属又はアル
カリ土金属)塩基、アンモニア又はアミンを本発明に従
う生成物に作用させること、又は有機酸の塩との交換反
応により得ることができる。形成された塩は、適当なら
ば溶液の濃縮の後に沈でんさせ、そして濾過、デカンテ
ーション又は凍結乾燥により分離される。
本発明に従う新規な生成物は、酸との付加塩に転化する
こともできる。これらの塩の形態で得られた一般式(I
)の生成物は、遊離させそして常法に従って他の酸との
塩に転化することができる。
製薬学的に許容しうる塩の例としては、アルカリ金属(
ナトリウム、カリウム、リチウム)との塩、アルカリ土
金属(マグネシウム、カルシウム)との塩、アンモニウ
ム塩、窒素含有塩基(エタノールアミン、ジェタノール
アミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、メチル
アミン、プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、N、
N−ジメチルエタノールアミン、ベンジルアミン、ジシ
クロヘキシルアミン、N−ベンジル−フェネチルアミン
、N、 N’−ジベンジルエチレンジアミン、ジフェニ
レンジアミン、ベンズヒドリルアミン、キニン、コリン
、アルギニン、リシン、ロイシン、ジベンジルアミン)
の塩、及び無機酸との付加塩(塩酸塩、臭化水素酸塩、
硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩)又は有機酸との付加塩(コ
ハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン
酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩、イセチオン酸塩)を
挙げることができる。
本発明に従う一般式(I)の新規なベンゾ[b][1゜
8]ナフチリジン誘導体及びそれらの製薬学的に許容し
つる塩は、特に有利な抗バクテリア性を有する。それら
は、ダラム陽性菌に対して格段の生体外及び生体内活性
を示しそして、−船釣に言えば、上部及び下部気道の大
抵の感染症の原因である微生物に対する格段の生体外及
び生体内活性を示す。
生体外では、一般式(I)の生成物は、スタフィロコッ
カス、アウレウス(Staphylococcus a
ureus) I P 8203に対して0.12 μ
g/cc乃至4μg/ccの濃度で活性であることが示
された。
生体内では、一般式(I)の生成物は、2mg/kg乃
至200mg/kgの皮下用量及び4mg/kg乃至1
50mg/kgの経口用量で、マウスの実験的スタフィ
ロコッカス・アウレウス(Staphylococcu
s aureus) I P 8203感染症に対して
活性であることが示された。
本発明に従う生成物の他の利点は低い毒性であ石−そわ
−^の中下1.r)、、は−一般にマウスでは500m
g/kgより大きい。
以下に抗バクテリア活性の試験を示す。
生体外静菌活性 既知容量(20cm3)の適当な培養培地(ムラーーヒ
ントン寒天)を含む一連のプレートに、この容量の1/
10の一連の試験下の生成物の等比数列的(比=2)希
釈物を加えた。このプレートに多点接種器(multi
point 1noculator)で接種し、これに
より、37℃で18時間インキュベーションされそして
同じ培地で1/100に希釈されたトリプシン消化大豆
ブロス(tryptic say broth)中の微
生物の104コロニー形成単位のスポットを供給した。
接種の後、プレートを37℃で24時間インキュベーシ
ョンした。
最小阻止濃度は、微生物の発育が阻止される最低濃度で
ある。
マウスにおける腹腔的感染に対する活性5%豚ムチンで
適当に希釈された“脳心臓濯流”培地じBrain H
eart rnf++<inn  madin+++)
/−F / 71)中の試験微生物の18時間熟成した
適当な振とう培養物0.5cm3を、マウスの腹腔内に
注射した。
この接種は、24−48時間内に対照動物の死を引き起
こす。試験下の化合物を接種の日に5時間の間隔で2回
皮下投与した。最初の用量は微生物を接種して1時間後
に与えられる。5Qcm3/kgの容量で含まれている
単位用量(unitary doses)を使用した。
50%治癒用量(curative  dose)(C
D5.)は、各投与で与えられて、試験期間(8日)に
わたり処理された動物の半分を生き残らせる試験下の化
合物の用量である。
結果を下記の表に示す。
更に、本発明に従う生成物は、エイズ(免疫不全症候群
)及び関連症候群[A RC(エイズ関連合併症)(A
IDS−related complex)]の予防及
び処置に特に有用であることが示された。
試験生成物は、細胞毒性又は細胞成長抑制作用のない濃
度で細胞培養物中のHIVウィルスの細胞病原性作用を
抑制する。
HIVウィルスの細胞病原性作用に関する活性粉末状生
成物を、ジメチルスルホキシド(DMSo)及びL−リ
シン(塩基)(に19、容量/容fl)の混合物中の2
mg/mA’(約4−4−1O−3の生成物の割合で溶
解した。DMSO(1容景)を最初に加えそして生成物
を可能な限り溶解させ、次いで蒸留水中の4・10−3
Mの濃度のし一リジン塩基の溶液(19容量)を加える
。次いで混合物を60℃に15分間保つ。このようにし
て、DMSO(5%)が編入されそして1付近の(生成
物/リシン)モル比を含む生成物のストック溶液が得ら
れる。リンフォブラストイド系OEMクローン13 (
lymphoblastoid 1ine CEM c
lone 13)で試験を行う。等張リン酸塩緩衝液(
IPB)中の試験生成物の溶液(25μl/ウエル)又
は対照の場合のIPBのみを96ウエルのマイクロプレ
ートに付着させる。濃度当たり6ウエルに基づいて、異
なる濃度(しばしば8)で生成物を検討する。ウシ胎児
血清(10%)、ペニシリン(1001U/ml)、ス
トレプトマイシン(100μg/ml>及びグルタミン
(2μモル/ml)を含有するRPMI培地中のOEM
細胞(5−8・10’細胞/ml)ノ懸濁液(125μ
l)を次いで加え、そしてマイクロプレートを二酸化炭
素5%を含む大気下に37°Cで1時間インキュベーシ
ョンする。各濃度について、試験を2つの部分に分ける
。1つの部(3ウエル)は抗ウィルス活性を決定するた
めに感染細胞で行い、他の部(3ウエル)は生成物の細
胞毒性を決定するために未感染細胞で行う。次いで最初
の系列をHIV−I(200300TCIDsOを含む
LAV−1−BRUウィルスの100μl/ウエルの懸
濁液)に感染させ、他方の系列は上記したRPMI培地
(100μm)を受は取る。7日のインキュベーション
の後、細胞(150μl)を取り出して細胞生存性[ア
ール・パウエルス等、ジャーナル・オブ・ピロロジカル
・メソッズ0. Virol、 Meth)、 、 2
0.309−3201988)]を測定する。この試料
に、MTT[(4,5−ジメチル−2−チアゾリル)−
2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロミドコ(等張リ
ン酸塩緩衝液m1当たり7 mg)を含有する溶液(1
0μl)を加える。37℃で3時間のインキュベーショ
ンの後、上澄液を取り出す。MTTは生きている細胞内
でそしてそれらの数に比例して(青色)ホルマザン塩に
転化されるが、これに対して死んだ細胞のみを含むウェ
ルにおいては何も見られない。次いでイソプロパツール
(塩化水素酸0.04モル/Iを含む)(100μl)
を加えそしてマイクロプレートをホルマザン塩が溶解さ
れるまで撹拌する。マイクロプレートELISA反応に
ついて自動読み取り器で54Qnmでの吸光度を読み取
る。この吸光度は、生きている細胞の数に比例する。1
4日で得られた結果を下記表Iに示す。
所与の生成物の保護の程度(%で表した)は、式、 00(処理され且つ感染していない細胞)−0D(処理
されず感染した細胞)Ij ) M体?il!六わス− R,が、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基を表
し、 R2が、水素原子、又はアルキルもしくはフルオロアル
キル基、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、
又はアルコキシ基を表し、R3が、フェニル又はフェニ
ルアルキル基を表し、該フェニル又はフェニルアルキル
基は、未置換であるか、又は1個又はそれより多くの、
ハロゲン原子又はアルキル基、3−6個の炭素原子を含
むシクロアルキル基、又はアルコキシ、シアノ、アミノ
、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルコキシ又はメチ
レンジオキシ基により置換されており、 或いはR3は、窒素、酸素又は硫黄から選ばれる1個又
は2個のへテロ原子を含む5員複素環基を表し、 R4は、水素原子又はフッ素原子を表す、−数式(I)
の生成物は特に有利である。
これらの生成物の中でも、下記のベンゾナフチリジン誘
導体は特により有利である。
異性体及びその混合物の形態にある7−フルオロ−1−
メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラ
ジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナ
フチリジン−3−カルボン酸、異性体及びその混合物の
形態にある、7−フルオロ−1−メチル−8−[3−(
4−メチルフェニル)−1−ビペラジニルコー4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリ
ジン−3−カルボン酸、 異性体及びその混合物の形態にある7−フルオロ−8−
[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニルゴ
ー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
b][1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸、 異性体及びその混合物の形態にある7、9−ジフルオロ
−8−[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジ
ニルツー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[b][1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸及
び、 異性体及びその混合物の形態にある7−フルオロ−8−
[3−(2−フリル)−1−ピペラジニル]−1−メチ
ルー4−オキンー1.4−ジヒドロベンゾ[b][1,
8]ナフチリジン−3−カルボン酸。
下記の実施例により本発明を説明する。
実施例1 ピリジン(20cc)中の8−クロロ−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
][1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,84
g)、(RS )−2−フェニルピペラジン(583g
)及びトリニルアミン(1,24g)の懸濁液を、11
5℃付近の温度に5時間加熱する。約20℃に冷却した
後、形成した沈でんを排液しそしてピリジン(2X5c
c)、イソプロピルアルコール(2X5cc)、エタノ
ール(2x5cc)及びエチルエーテル(IX20cc
)により洗浄する。ジメチルホルムアミド(40cc)
とエタノール(40cc)との混合物中で再結晶した後
、(RS )−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ
−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−
ジヒドロベンゾ[b][1,8コナフチリジン−3−カ
ルボン酸(0,92〇g)が融点265℃の黄色固体の
形態で得られる。
8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
−3−カルボン酸は、下記の如くして製造することがで
きる。
酢酸(150cc)中の8−クロロ−3−エトキシカル
ボニル−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン(1
5g)及び17.5%濃度の水性塩化水素酸溶液(15
0cc)の懸濁液を、撹拌しながら4時間100℃付近
の温度に加熱する。20℃付近の温度に冷却した後、生
成物を排液し、水(2×100 cc)で洗浄し、エタ
ノール(2X 150cc)、次いでエチルエーテル(
2X 100cc)で洗浄する。
8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン
−3−カルボン酸(12,7g)が、40〇−405℃
で昇華するベージュ色の固体の形態で得られる。このも
のはその後の工程に更に精製しないで使用される。
8−クロロ−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジンは下記の如(して製造する。
エタノール(250cc)中のエチル2−(2,7−ジ
クロロ−6−フルオロ−3−キノリンカルボニル)−3
−(ジメチルアミノ)アクリレート(19゜3g)の1
0シ2乃至15℃に維持された撹拌懸濁液に、16gの
ガスが吸収されるまで、メチルアミンを吹き込む。温度
を約20℃に上昇させ、1゜8−ジアザビシクロ[5,
4,01ウンデク−7−エン(DBUXo、8g)を加
え、混合物を2時間75℃付近の温度に加熱する。約2
0℃に冷却した後、生成物を排液し、エタノール(2X
 150cc)及びエチルエーテル(2X 100cc
)で洗浄する。8−クロロ−3−エトキシカルボニル−
7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(15g)が
、融点360−362℃の黄色固体の形態で得られる。
このものはその後の工程のために更に精製することなく
使用される。
エチル2−(2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ートは下記の如くして製造される。
酢酸エチル(160cc)及びN、N−ジメチルホルム
アミドジメチルアセタール(19cc)中のエチル3−
(2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−キノリニル)
−3−オキソプロピオネート(16,5g)を、撹拌し
ながら2時間75℃付近の温度に加熱する。反応混合物
を、50℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。乾
燥抽出物をイソプロピルエーテル(50cc)で吸収し
、排液しそしてイソプロピルエーテル(2X 10cc
)で洗浄する。エチル2−(2,7−ジクロロ−6−フ
ルオロ−3−キノリンカルボニル)−3−(ジメチルア
ミノ)アクリレート(16,57g)が、融点122℃
橙色固体の形態で得られる。この生成物はその後の工程
のために更に精製することなく使用される。
エチル3.−(2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−
キノリル)−3−オキソプロピオネートは、下記の如く
して製造される。
トリクロロメタン(410cc)及び塩化チオニル(2
4cc)中の2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−キ
ノリンカルボン酸(38,7g)を、撹拌しながら6時
間60℃付近の温度に加熱する。得られる溶液を50℃
で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。乾燥抽出物を
トルエン(合計で200cc)で2回吸収させ、上記と
同じ条件下に減圧下で再び濃縮する。得られる黄色固体
(融点124℃)を無水テトラヒドロフラン(230c
c)に溶解する。得られる溶液を、テトラヒドロフラン
中のマグネシウムキレートの溶液(200cc)中に、
5℃乃至10℃で30分かけて、撹拌しながら滴下によ
り導入する。温度を20℃に上昇させ、この温度で1゜
5時間撹拌する。得られる溶液を、0.5N硫酸(11
)中に5℃付近の温度で撹拌しながら滴下により導入す
る。得られる懸濁液の温度を20℃に上昇させそしてこ
の温度で更に2時間撹拌する。
生成物を酢酸エチル(11)で抽出し、有機相と水柚t
8丸 【→1\ム^↓:/ I+ +元通1プ罹鼻1丁
 する僅かな不溶性物質を除去することができ、そして
水性相を酢酸エチル(500cc)でもう2回抽出する
。−緒にした有機相を水(2X 500cc)で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、40℃で減圧下
(20kPa)に濃縮乾固する。残留物を20℃でイソ
プロピルエーテル(100cc)で吸収させ、排液し、
イソプロピルエーテル(2X 30cC)で洗浄する。
エチル3−(2,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−キ
ノリル)−3−オキソプロピオネート(40,55g)
が、融点112−114℃のベージュ色の固体の形態で
得られる。この生成物は、その後の工程のために更に精
製しないで使用される。
エチルモノマロネートのマグネシウムキレートの製造 無水エタノール(5CC)、テトラクロロメタン(0,
2cc)及びエチルモノマロネート(2g)をマグネシ
ウム削り屑(6,9g)に徐々に加える。加熱後、エタ
ノール(450cc)中のエチルモノマロ3r、−h(
23,8g)の溶液を15分間かけて加える。混合物を
20時間78℃付近の温度に加熱しそして50℃で減圧
下(20kPa)に濃縮する。残留物をトルエン(2X
 100cc)で吸収させそして上記と同じ条件下に減
圧下で濃縮する。得られる灰色の粉末を、200ccの
全容量となるように無水テトラヒドロフランを加えるこ
とにより溶解する。
エチルモノマロネートは、デー・ニス・プレスロウ、イ
ー・バウムガルテン、シー・アール・ハウザー、ジャー
ナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ、、
66.1287(1944)に記載の方法に従って製造
されそして減圧下(沸点=132℃/2.7kPa)に
蒸留される。
2.7−ジクロロ−6−フルオロキノリン−3−カルボ
ン酸は下記の方法で製造される。
水(1,4G中の過マンガン酸カリウム(89゜3g)
の溶液を、2N水性水酸化カリウム(282cc)及び
水(282cc)中の2.7−ジクロロ−6−フルオロ
−3−ホルミル−1,4−ジヒドロキノリン(69,5
g)の10℃に冷却され撹拌された懸濁液に、温度を1
0℃乃至14℃に保ちながら1時間かけて加える。温度
を約20℃に上昇させ、混合物をこの温度で更に30分
間撹拌する。亜ジチオン酸ナトリウム(26g)を加え
、混合物を20℃付近の温度で10分間撹拌し、−適用
のけいそう土シリカを通して濾過し、水(2X 250
cc)で洗浄する。炉液及び水性洗浄相を一緒にしそし
て35%濃度水性塩化水素酸溶液(90cc)で処理す
る。形成された沈でんを酢酸エチル(4X 500 c
c)で抽出する。−緒にした有機抽出物を水(3X50
0CC)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
そして50℃で減圧下(20kPa)に濃縮する。残留
物をエチルエーテル(350cc)で吸収させ、排液し
、エチルエーテル(2X 200cc)で洗浄する。2
,7−ジクロロ−6−フルオロ−3−キノリンカルボン
酸(45g)が、融点230℃のベージュ色の固体の形
態で得られる。このものはその後の工程のために更に精
製しないで使用される。
2.7−ジクロロ−6−フルオロ−3−ホルミル−1,
4−ジヒドロキノリンは下記の如くして製造される。
塩化ホスホリル(55,6cc)を、トリクロロメタン
(250cc)及びジメチルホルムアミド(54cC)
の混合物に、10℃乃至15℃で撹拌しながら、30分
間で加え、混合物を20℃付近の温度で1時間撹拌する
。得られる溶液に、7−クロロ−6−フルオロ−3,4
−ジヒドロカルボスチリル(52g)を、激しく撹拌し
ながら約20℃で10分間かけて徐々に加える。得られ
る懸濁液を60℃付近の温度に加熱し、この温度で更に
2時間撹拌を続ける。反応混合物を、ペースト状混合物
が得られるまで、50℃で減圧下(20kPa)に濃縮
する。
水(250cc)と砕氷(250g)の混合物を激しく
撹拌しながら加える。得られる固体を約5℃で排液しそ
して5℃で水(4X 125cc)で洗浄する。
得られる湿った生成物及び酢酸ナトリウム(58g)を
、90℃の水(500cc)に1時間で同時に加えて、
pHを約6に維持する。混合物を90℃で更に15分間
撹拌し、温度を約50℃の降下させそして生成物をこの
温度で排液し、約20℃の水(3X 250 CC)で
洗浄する。2.7−ジクロロ−6−フルオロ−3−ホル
ミル−1,4−ジヒドロキノリン(54,3g)が、融
点260℃の黄色固体の形態で得られる。このものはそ
の後の工程のために更に精製しないで使用される。
7−クロロ−6−フルオロ−3,4−ジヒドロカルボス
チリルは、下記の如くして製造される。
塩化アルミニウム(350g)を、3′−クロロ−4′
−フルオロ−3−クロロプロピオアニリド(174,4
g)に5分間で激しく撹拌しながら加える。この固体混
合物を30分間かけて約60°Cに加熱する。温度は自
然に約80℃に上昇し、反応混合物は液状となる。次い
で混合物を15分間かけて110℃に加熱しそして11
0℃乃至120℃に3時間維持する。反応混合物(約1
10°C)を、35%濃度の塩化水素酸(550cc)
及び砕氷(500g)の混合物に、激しく撹拌しながら
10分間かけて注ぐ。温度を20°Cに上昇させ、生成
物を排液しそして水(6X 500cc)で洗浄する。
湿った生成物をエタノール(1,2A’)中で再結晶す
る。7−クロロ−6−フルオロ−3,4−ジヒドロカル
ボスチリル(108g)が、融点215℃のベージュ色
の固体の形態で得られる。
3’ −クロロ−4′−フルオロ−3−クロロプロピオ
ンアニリドは下記の如くして製造される。
アセトン(200cc)中の3−クロロプロピオニルク
ロライド(127g)の溶液を、アセトン(500cc
)中の3−クロロ−4−フルオロアニリン(291g)
の55℃付近の温度の溶液に、35分間かけた撹拌しな
がら加え、混合物をこの温度に2時間保つ。約20℃に
冷却した後、不溶性物質を濾過により除去し、アセトン
(2X 200cc)で洗浄する。−緒にした炉液及び
洗液を、水(21)及び氷(1kg)中に撹拌しながら
注ぐ。温度を約20°Cに上昇させ、生成物をジクロロ
メタン(4X 500 cc)で抽出する。−緒にした
有機抽出物を水(3X500cc)で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、ノリット(Norit)木炭(6g
)と共に15分間撹拌し、濾過用のけいそう土シリカで
濾過し、50℃で減圧下(2,7kPa)に濃縮する。
得られる固体をシクロヘキサン(133cc)とイソプ
ロピルエーテル(67cc)との混合物中で再結晶する
。3′−クロロ−4′−フルオロ−3−クロロプロピオ
ンアニリド(176g)が融点94℃のベージュ色の固
体の形態で得られる。このものはその後の工程のために
更に精製しないで使用される。
実施例2 下記実施例11の条件下に、8−クロロ−1−シクロプ
ロピル−7−フルオロ−4−オキソ−1゜4−ジヒドロ
ベンゾ[bl[1,8]−ナフチリジン−3−カルボン
酸(2g)、(RS )−2−フェニルピペラジン(4
,9g)及びトリエチルアミン(1,7cc)で出発し
て、(R8)−1−シクロプロピル−7−フルオロ−4
−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]−ナフチリジ
ン−3−カルボン酸を製造した。ジメチルホルムアミド
(40cc)とエタノール(50CC)の混合物中で再
結晶した後、(R8)−1−シクロプロピル−7−フル
オロ−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジ
ニル)−1゜4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]−ナ
フチリジン−3−カルボン酸(1,16g)が、融点2
54℃の黄色固体の形態で得られる。
8−クロロ−1−シクロプロピル−7−フルオロ−4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl [1。
8]−ナフチリジン−3−カルボン酸は、8−クロロ−
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−7−フ
ルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]−ナフチリジン(6,1g)で出発して、実施
例1の条件下にに製造される。
8−クロロ−1−シクロプロピル−7−フルオロ−4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]−ナ
フチリジン−3−カルボン酸は、融点330℃の黄色固
体の形態で得られ、このものは、その後の工程のために
更に精製しないで使用される。
8−クロロ−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボ
ニル−7−フルオロ−4−オキソ−1゜4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]−ナフチリジンは、下記の条件下
に製造される。
トリクロロメタン(100cc)中のエチル2(2,7
−ジクロロ−6−フルオロ−3−キノリンカルボニル)
−3−(ジメチルアミノ)アクリレート(20,6g)
及びシクロプロピルアミン(6g)の溶液を、20℃付
近の温度で24時間撹拌する。
反応混合物を50℃で減圧下(2,7kPa)に濃縮す
る。残留物をエタノール(180cc)で吸収させ、そ
してDBU(10g)及び得られる溶液を78°C付近
の温度に4時間加熱する。20℃付近の温度に冷却した
後、得られる沈でんを排液しそしてエタノール(2X 
60cc)で洗浄する。8−クロロ−1−シクロプロピ
ル−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]−ナフチ
リジン(13,65g)が、融点256℃の淡黄色固体
の形態で得られ、このものはその後の工程のために更に
精製しないで使用される。
実施例3 (T? Q  )−7−−y ルオロ −1−(’) 
 −711ノー#−r+  Tチル)−4−オキソ−8
−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]−ナフチリジ
ン−3−カルボン酸を下記の条件下に製造する。
ジメチルスルホキシド(10cc)中の7.8−ジフル
オロ−1−(2−フルオロエチル)−4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]−ナフチリジン−
3−カルボン酸(0,95g)及び(R8)−2−フェ
ニルピペラジン(1,05g)の懸濁液を、20分間撹
拌しながら100℃付近の温度に加熱する。約20℃に
冷却した後、不溶性物質を排出しそして約70℃のエタ
ノール(3X 10cc)で洗浄する。予想される生成
物(1,3g)が、305℃で分解する黄色固体の形態
で得られる。
7.8−ジフルオロ−1−(2−フルオロエチル)−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[1,8]−
ナフチリジン−3−カルボン酸は、下記の如くして製造
される。
酢酸(20cc)及び5N塩化水素酸(20cc)中の
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−(
2−フルオロエチル)−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
ベンゾ[b][1,8]−ナフチリジン(2゜3g)の
懸濁液を、撹拌しながら100℃付近の温度に1時間加
熱する。不溶性物質を約70℃で排出しそして水(3X
 I Qcc)及びエタノール(3×10cc)で洗浄
する。予想される生成物(1,47g)が、融点291
℃のベージュ色の固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−(
2−フルオロエチル)−4−オキソ−1゜4−ジヒドロ
ベンゾ[b][1,8]−ナフチリジンは下記の如くし
て製造される。
エチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ート(2,58g)を、トリクロロメタン(30cc)
中の2−フルオロエチルアミン塩酸塩(1゜46g)及
びトリエチルアミン(2,06cc)の撹拌された混合
物に、約10℃で加える。約20℃で16時間撹拌の後
、混合物を50℃付近の温度で減圧下(20kPa)に
濃縮する。残留物をエタノール(30cc)に溶解しそ
してトリエチルアミン(2゜3 cc)で処理する。混
合物を撹拌しながら約75℃に加熱する。不溶性物質を
排出しそしてエタノール(3X5CC)で洗浄し、予想
される生成物(2゜3g)が、融点266℃のベージュ
色の固体の形態で得られる。このものはその後の工程の
ために更に精製しないで使用される。
エチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ートは、実施例19に記載の如くして得ることができる
実施例4 ピリジン(16cc)中の8−クロロ−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
][1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,6g
)及び(RS )  2  (4−)にオo 7 工二
ル)ピペラジン(3,7g)の懸濁液を、115℃付近
の温度に24時間加熱する。反応混合物を約60℃で減
圧下(20kPa)に濃縮する。残留物をエタノール(
40cd)で吸収させそして上記の条件下に減圧下で再
び濃縮する。得られる固体を水(10cc)で吸収させ
、10%濃度酢酸(1,75cc)で処理し、排液し、
水(2X10cc)及びエタノール(2X 10cc)
で洗浄する。ジメチルホルムアミド(各回10cc)中
での再結晶の後、(R8)−7−フルオロ−8−[3−
(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル]−1−
メチルー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b][
1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,1g)が
、融点270−275℃の黄色固体の形態で得られる。
(R3)−2−(4−フルオロフェニル)ピペラジンは
、アール・ロブリック等0.ジャーナル・オブ・メディ
シナル・ケミストリー(J、 Med、 Chem)、
9.181(1966)に述べられた方法に従って製造
される。
エチルエーテル(1,!M)中の(R3)−2−(4−
フルオロフェニル)−3−オキソピペラジン(20g)
及び水素化アルミニウムリチウム(7,8g)で出発し
て、(R3)−2−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン(l1g)が融点110−112℃のベージュ色の固
体の形態で得られる。
エチル1−ブロモ−1−(4−フルオロフェニル)アセ
テート(65g)及びエチレンジアミン(30g)で出
発して、(R3)−2−(4−フルオロフェニル)−3
−オキソピペラジン(30g)が、融点115℃の無色
固体の形態で得られる。
エチル1−ブロモー1−(4−フルオロフェニル)アセ
テートは、エチル(4−フルオロフェニル)アセテート
で出発して、ジエイ・ダブリュ・エプスタイン等、ジャ
ーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー1,24.
48H1981)に従って製造された。
エチル(4−フルオロフェニル)アセテートは、ジエイ
・ダブリュ・コース等、ジャーナル・オブ・アメリカン
・ケミカル・ソサイエティ、、70.2837(194
8)に記載の方法に従って製造される。
実施例5 98%濃度ギ酸(1、8cc)及び30%濃度水性ホル
ムアルデヒド溶液(4,4cc)中の(R3)−7−フ
ルオロ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−ピ
ペラジニルツー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボ
ン酸(2,1g)の溶液を、100℃付近の温度に2時
間加熱する。反応混合物を、約50℃で減圧下(20k
Pa)に濃縮し、水(10cc)及び2N水性水酸化カ
リウム溶液(1、2cc)で処理し、約100℃に2時
間加熱する。20℃付近の温度に冷却した後、不溶性物
質を排出しそして水(2X 20cc)で洗浄する。ジ
メチルホルムアミド(各回15cc)中で2回再結晶し
た後、(R3)−7−フルオロ−8−[3−(4−フル
オロフェニル)−4−メチル−1−ピペラジニルツー1
−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
 [18]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,3g)
が、313−314℃で分解する黄色固体の形態で得ら
れる。
実施例6 7.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ1.4−
ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カ
ルボン酸(1,3g)及び(R8)−2−(3−フルオ
ロフェニル)ピペラジン(1,8g)で出発して、実施
例16の条件下に反応を行う。エタノール(50%)を
含むジメチルホルムアミド(50CC)中で1回再結晶
した後、(RS )−7−フルオロ−8−[3−(3−
フルオロフェニル)−1−ピペラジニルツー1−メチル
−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,74g)が、融
点254℃の黄色固体の形態で得られる。
実施例7 ピリジン(15cc)中の8−クロロ−1−エチル−7
−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,5g
)及び(R3)−2−(4−フルオロフェニル)ピペラ
ジン(3,4g)で出発して、実施例4り条件下に反応
を行う。(R3)−1−エチル−7−フルオロ−4−オ
キソ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン−3−カルボン酸(0,92g)が、融点
298℃の黄色固体の形態で得られる。
8−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−4オキソ−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−
3−カルボン酸は、8−クロロ−7−フルオロ−3−エ
トキシカルボニル−1−エチル−4−オキソ−1,4−
ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(10,
5g)で出発して、実施例1の条件下に製造された。8
−クロロ−1−エチル−7−フルオロ−4−オキソ−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−
3−カルボン酸(9,3g)は、融点380℃のベージ
ュ色の固体の形態で得られる。このものはその後の工程
のために更に精製しないで使用される。
8−10ロー3−エトキシカルボニル−1−エチル−7
−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジンは下記の如(して製造された
エタノール(135cc)中のエチル2−(2,7−ジ
クロロ−6−フルオロ−3−キノリンカルボニル)−3
−(ジメチルアミノ)アクリレ−)(13゜5g)の撹
拌された懸濁液に、エチルアミン(16g)を10℃乃
至15℃で5分間で加え、温度を約20℃に上昇させ、
DBU(0,5G)を加え、混合物を75℃付近の温度
に2時間撹拌しながら加熱する。20℃付近の温度に冷
却した後、沈でんを排液しそしてエタノール(2X 1
00cc)及び酢酸エチル(2X 100cc)で洗浄
する。8−クロロ−3−エトキシカルボニル−1−エチ
ル−7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[18コナフチリジン(10,4g)が、融点
30〇−301℃の黄色固体の形態で得られる。このも
のはその後の工程のために更に精製しないで使用される
実施例8 1−エチル−7,8−ジフルオロ−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,5g)及び(R8)−2−(3−フル
オロフェニル)ピペラジン(1,98g)で出発して、
実施例16の条件下に操作して、(R8)−1−エチル
−7−フルオロ−8−[3−(3−フルオロフェニル)
−1−ピペラジニルツー4−オキソ−1,4−ジヒドロ
ベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
(2g)が、融点284℃の黄色固体の形態で得られる
1−エチル−7,8−ジフルオロ−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸は、3−エトキシカルボニル−1−エチル−
7,8−ジフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(8g)で出発して
、実施例17におけると同じ条件下に製造された。予想
される生成物(6,70g)が、330℃で分解する黄
色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−1−エチル−7,8−ジフル
オロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1
,8]ナフチリジンは、実施例32に記載の如くして得
られる。
(R8)−2−(3−フルオロフェニル)ピペラジンは
、フランス特許出願第2,351,108号に記載の方
法にしたがって製造された。3−フルオロフェニルグリ
オキサル(24g)で出発して、予想される生成物(6
,3g)が黄色油の形態で得られる。
3−フルオロフェニルグリオキサルは、ナサン・コルン
ブルム等、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカルメ
ソサイエテ仁、79.6562(1957)に記載の方
法に従って製造された。3′フルオロ−2−ブロモアセ
トフェノン(40g)で出発して、予想される生成物(
24g)が、黄色油の形態で得られる。
3′−フルオロ−2−ブロモアセトフェノンは、デイ・
ブイ・シー・アワング等、カナデイアン・ジャーナル・
オブ・ケミストリー(Canad、 J、 Chew)
、47.706、(1969)に記載の方法に従って製
造された。3′−フルオロアセトフェノン(25,8g
)で出発して、予想される生成物(40g)が、緑色が
かった油の形態で得られる。
実施例9 1−エチル−7,8−ジフルオロ−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,5g)及び(R8)−2−(2−フル
オロフェニル)ピペラジン(1,5g)で出発して、実
施例16の条件下に操作して、(R8)−1−エチル−
7−フルオロ−8−[3−(2−フルオロフェニル)−
1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[t+1[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
(2g)が、融点306℃の黄色固体の形態で得られる
(R8)−2−(2−フルオロフェニル)ピペラジンは
、実施例8で使用したのと同じ方法に従って製造された
2−フルオロフェニルグリオキサル(26,8g)で出
発して、(R8)−2−(2−フルオロフェニル)ピペ
ラジン(6g)、融点70℃が得られる。
2′−フルオロ−2−ブロモアセトフェノン(40,3
g)で出発して、2−フルオロフェニルグリオキサル(
26,8g)が得られる。このものはその後の工程のた
めに更に精製しないで使用される。
2′−フルオロアセトフェノン(20g)で出発して、
2′−フルオロ−2−ブロモアセトフェノン(32,6
g)が緑色がかった油の形態で得られる。このものは、
その後の工程のために更に精製しないで使用される。
実施例10 8−クロロ−1−シクロプロピル−7−フルオロ−4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1゜8]ナフ
チリジン−3−カルボン酸)2g)、(R8)−2−(
4−フルオロフェニル)ピペラジン(6゜534g)及
びトリエチルアミン(9cc)で出発して、下記の実施
例11の条件下に、(R8)−1−シクロプロピル−7
−フルオロ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1
−ピベラジニルコー4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸を製
造した。反応混合物を、60℃付近の温度で減圧下(2
0kPa)に濃縮する。
乾燥抽出物を水(20cc)及び酢酸(0,5cc)で
吸収させる。不溶性物質を排出し、水(2X5CC)で
洗浄する。ジメチルホルムアミド(37cc)及びエタ
ノール(37cc)の混合物中で1回の再結晶の後、(
RS )−1−シクロプロピル−7−フルオロ−8−[
3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニル4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl [1。
8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,07g)が、
融点306℃の黄色固体の形態で得られる。
実施例11 ピリジン(20cc)中の8−クロロ−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[l、8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,84
g)、(R8)−2−(4−メチルフェニル)ピペラジ
ン(5,83g)及びトリエチルアミン(1゜24g)
の懸濁液を、115℃付近の温度に37時間加熱する。
約20℃に冷却した後、不溶性物質を排出しそしてエタ
ノール(2X5cc)及びエチルエーテル(2X5CC
)で洗浄する。ジメチルホルムアミド(25cc)中で
再結晶した後、(R8)−7−フルオロ−1−メチル−
8−[3−(4−メチルフェニル)−1−ピペラジニル
]−4−オキンー1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジン−3−カルボン酸(0,8g)が、2
82℃で分解する黄色固体の形態で得られる。
2−(4−メチルフェニル)ピペラジンはフランス特許
出願第2,351,108号に記載の方法に従って製造
した。即ち、4−メチルフェニルグリオキサル(38,
8g)で出発して、(R8)−2−(4−メチルフェニ
ル)ピペラジン(11,55g)が、融点96−97℃
の黄色固体の形態で得られる。
実施例12 ジメチルスルホキシド(14cc)中の(R8)−7゜
8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1゜4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,81ナフチリジン−3−カル
ボン酸(1,45g)及び(R8)−2−(4−メトキ
シフェニル)ピペラジン(1,92g)の懸濁液を、撹
拌しながら90℃付近の温度に2時間加熱する。約20
℃に冷却した後、水(20cc)を反応混合物に加える
。不溶性物質を排出しそして水(2X5cc)で洗浄す
る。ジメチルホルムアミド(150cc)中で1回再結
晶した後、(RS )−7−フルオロ−8−[3−(4
−メトキシフェニル)−1−Vべ号ジニルl−1−ff
l#−ルーA−す番ソー14−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,35g)
が、312℃で分解する黄色固体の形態で得られる。
(R3)−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン−3−カルボン酸は下記の如くして製造する。
17.5%濃度の水性塩化水素酸溶液(80cc)及び
酢酸(80cc)中の3−エトキシカルボニル−7,8
−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,81ナフチリジン(8g)の懸
濁液を、100℃付近の温度に1時間半撹拌しながら加
熱する。約20℃に冷却した後、固体を排液しそして水
(6X 100cc)で洗浄する。
ジメチルホルムアミド(160cc)中で1回再結晶し
た後、7.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン
−3−カルボン酸(6,44g)が360℃で分解する
黄色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1
,8]ナフチリジン−は、実施例19に記載の如(して
得られる。
(R3)−2−(4−メトキシフェニル)ピペラジンは
、フランス特許出願第2,351.108号に記載の方
法に従って製造された。即ち、2−(4−メトキシフェ
ニル)グリオキサル(23,4g)及びエチレンジアミ
ン(10,26g)で出発して、・(R3)−2−(4
−メトキシフェニル)ピペラジン(6゜21g)が油状
生成物の形態で得られる。このものは更に処理しないで
使用される。
4−メトキシフェニルグリオキサルは、ナサン・コルン
ブルム等、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・
ソサイエティ(J、 Am、Chem、5ac)、79
.6562(1957)に記載の方法に従って製造する
ことが、できる。ジメチルスルホキシド(200cc)
中の2−ブロモ−4′−メトキシアセトフェノン(45
,4g)で出発して、4−メトキシフェニルグリオキサ
ル(23,4g)が橙色油の形態で得られる。このもの
はその後の工程のために更に精製しないで使用される。
2−ブロモ−4′−メトキシアセトフェノンは、エヌジ
ー・ピーエイチ・ブーホイ等、ジャーナル・オブ・ザ・
ケミカル・ソサイエティ 255、(1951)に従っ
て製造された。
実施例13 ジメチルスルホキシド(30cc)中の7.8−ジフル
オロ−1−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(
2g)及び(RS ’)−2−フェニルピペラジン(2
,1g)の懸濁液を、撹拌しながら約50℃に15分間
加熱する。約20℃に冷却した後、反応混合物を水(1
00cc)中に注ぎ、酢酸(1゜2cc)で処理する。
不溶性物質を排出し、水(3×10cc)で洗浄しそし
てジメチルホルムアミド(80cc)中で再結晶する。
(RS )−7−フルオロ−1−メトキシ−4−オキソ
−8−[3−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−
3−カルボン酸(2g)が、284℃で分解する黄色固
体の形態で得られる。
7.8−ジフルオロ−1−メトキシ−4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3
−カルボン酸は、下記の如くして製造される。
17.5%濃度の塩化水素酸(30cc)及び酢酸(3
0cc)中の3−エトキシカルボニル−7,8−ジフル
オロ−1−メトキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2゜78g)の懸
濁液を、100℃付近の温度に1時間加熱する。約20
℃に冷却した後、反応混合物を水(100cc)中に注
ぐ。形成した沈でんを排液し水(3x30cc)及びエ
タノール(2X5cc)で洗浄する。エタノール(20
%)を含むジメチルホルムアミド(100cc)中で1
回再結晶した後、7.8−ジフルオロ−1−メトキシ−
4−オキソ−1゜4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン−3−カルボン酸(2,03g)が、融点
325−327℃の黄色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7−8−シフJレオロー1−
メトキシー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジンは下記の条件下に製造される。
トリクロロメタン(40cc)中のメトキシルアミン塩
酸塩(1,7g)の懸濁液を、トリエチルアミン(2,
13g)で処理する。20℃付近の温度で15分間撹拌
した後、得られる溶液を、エチル2−(2−クロロ−6
,7−ジフルオロ−3−キノリンカルボニル)−3−(
ジメチルアミン)アクリレート(3,69g)で処理し
そして約20℃で4時間半撹拌した。反応混合物を、5
0℃付近の温度で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する
。残留物をエタノール(70cc)及びトリエチルアミ
ン(3,6g)で吸収させ、75℃付近の温度に30分
間加熱する。約20℃に冷却した後、得られる沈でんを
排液しそしてエタノール(3X30cc)で洗浄する。
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
トキシ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]ナフチリジン(2,67g)が、融点98B−
2RRヤの滓昔角因汰の側部で瓜瓜わる。
エチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ートは実施例20に記載の如(して得られる。
実施例14 8−クロロ−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン
−3−カルボン酸(1,84g)、(R3)−2−(4
−シアノフェニル)ピペラジン(5,61g)及びトリ
エチルアミン(1、7cc)で出発して、実施例11の
条件下に、(R8)−8−[3−(4−シアノフェニル
)−1−ピペラジニルコ−7−フルオロー1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン−3−カルボン酸を製造した。(R3)−
8−[3−(4−シアノフェニル)−1−ピペラジニル
]−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−
ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カ
ルボン酸(1,15g)が、332℃で分解する黄色固
体の形態で得られる。
(R8)−2−(4−シアノフェニル)ピペラジンは、
フランス特許出願第2,351.108号に記載の方法
に従って製造することができる。即ち、4−シアノフェ
ニルグリオキサル(45g)で出発して、2−(4−シ
アノフェニル)ピペラジン(9゜4g)が橙色性の形態
で得られる。このものはその後の工程のために更に処理
しないで使用される。
4−シアノフェニルグリオキサルは4−シアノアセトフ
ェノンから製造される。
実施例15 7.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,16g)及び(RS )−2−[4−
(メトキシメチル)フェニルコピペラジン(1,82g
)で出発して、実施例16に記載の方法を使用して、(
RS )−7−フルオロ−8−13−[4−(メトキシ
メチル)フェニル]−1−ピペラジニル)−1−メチル
−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,70g)が、2
84℃で分解する黄色固体の形態で得られる。
(RS)−2−[4−(メトキシメチル)フェニルコピ
ペラジンは、4−(メトキシメチル)フェニルグリオキ
サル(33,5g)及びエチレンジアミン(13,48
g)で出発して、フランス特許出願第2゜351.10
8号に記載の方法に従って製造した。
粗製生成物を、ジクロロメタン(70%)、エタノール
(26%)及びトリエチルアミン(4%)の混合物に懸
濁させた230−400メツシユのシリカ(750g)
でのクロマトグラフィー及び同じ混合物(1,81)に
よる溶離により精製した。約50℃で減圧下(20kP
a)に溶離液を濃縮した後、予想される生成物(12,
15g)が、融点79℃の橙色固体の形態で得られた。
4−(メトキシメチル)フェニルグリオキサルは、4−
(メトキシメチル)アセトフェノン(30,’8g)及
び二酸化セレン(24g)で出発して、フランス特許出
願第2,351.108号に記載の方法に従っの形態で
得られ、このものはその後の工程のために更に精製しな
いで使用される。
4−(メトキシメチル)アセトフェノンは、4−シアノ
ベンジルブロミドから得られる4−(メトキシメチル)
シアノベンゼンで出発して、エイチ・ビー・ハス等、ジ
ャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ
、71.1767(1949)に記載の方法に従って製
造された。
実施例16 ジメチルスルホキシド(15cc)中の7,8−ジフル
オロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1
,015g)及び・(R3)−2−(4−(2−ヒドロ
キシエトキシ)フェニルコピペラジン(1゜7g)の懸
濁液を、撹拌しながら100℃付近の温度に2時間半加
熱する。約20℃に冷却した後、懸濁液を水(30cc
)で処理し、排液しそして水(2xlQcc)で洗浄す
る。ジメチルホルムアミド(15cc)中で1回再結晶
した後、(RS )−7−フルフェニルツー1−ピペラ
ジニル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
ベンゾ[b][1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
(1,2g)が融点276℃の黄色固体の形態で得られ
る。
(RS)−2−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニルコピペラジンは、2−[4−(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニルコグリオキサル(18,5g)及びエチ
レンジアミン(6,86g)で出発して、フランス特許
出願第2,351,108号に記載の方法に従って製造
することができる。2−[4−(2=ヒドロキシエトキ
シ)フェニルコピペラジン(4g)が融点141℃のベ
ージュ色の固体の形態で得られる。
2−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]グリ
オキサルは、ナサン・コルブルム等、ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ、79.656
2(1957)に記載の方法に従って製造することがで
きる。4’ −(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ブロ
モアセトフェノン(30,5g)で出発して、2−[4
−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]グリオキサル
(18’、5g)が黄色部の形態で得られる。このもの
はその後の工程のために更に精製しないで使用される。
4’ −(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ブロモアセ
トフェノンは、エヌジー・ピーエイチ・ブーホイ等、ジ
ャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ、255
(1951)に記載の方法に従って製造することができ
る。4−(・2−ヒドロキシエトキシ)アセトフェノン
(27g)で出発して、4−(2−ヒドロキシエトキシ
)−2−ブロモアセトフェノン(28,85g)が、融
点78℃のベージュ色の固体の形態で得られる。
4−(2−ヒドロキシエトキシ)アセトフェノンは、シ
ー・ルーファー等、ジャーナル・オブ・メディシナル・
ケミストリー、18(3)、253、(1975)に従
って製造された。
実施例17 7.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,45g)及び(RS )−2−(3,
4−ジメチルフェニル)ピペラジン(2,09g)で出
発して、実施例16の条件下に操作して、(RS )−
7−フルオロ−1−メチル−8−[3−(3,4−ジメ
チルフェニル)−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1
,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8コナフチリジン−
3−カルボン酸(2,15g)が、融点276℃の黄色
固体の形態で得られる。
(R8)−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピペラジ
ンは、フランス特許出願第2,351,108号に記載
の方法に従って製造された。3.4−ジメチルフェニル
グリオキサル(42,4g)で出発して、(RS)−2
−(3,4−ジメチルフェニル)ピペラジン(7,9g
)が、融点98−100℃のベージュ色の固体の形態で
得られる。
3.4−ジメチルフェニルグリオキサルは、ナサン・コ
ルンブルム等、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケ
ミカル・ソサイティ(J、 Am、Chem、 5oc
)、79.6562(1957)に記載の方法に従って
製造することができる。3’、4’ −ジメチル−2−
ブロモアセトフェノン(60g)で出発して、3.4−
ジメチルフェニルグリオキサル(40,4g)が油の形
態で得られる。
3’、4’ −ジメチル−2−ブロモアセトフェノンは
、アール・エメ・レイルド及びアール・イー・パーカー
、ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・ケミカル・ソサ
イティ、83.4277、(1961)に記載の方法に
従って製造された。
実施例18 7.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,16g)及び(RS ’)−8−[3
−(4−アミノ−3−メトキシフェニル)ピペラジン(
1,82g)で出発して、実施例16の条件下に操作し
て、(R8)−8−[3−(4−アミノ−3−メトキシ
フェニル)−1−ピペラジニル]−1−メチルー4−オ
キソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチ
リジン−3−カルボン酸(140g)が、259℃で分
解する黄色固体の形態で得られる。
(R3)−2−(4−アミノ−3−メトキシフエニル)
ピペラジンは下記の如くして製造された。
水(200cc)中のナトリウムハイドロサルファイド
(53g)の溶液を、エタノール(150cc)中の(
R8)−2−(3−メトキシ−4−二トロフェニル)ピ
ペラジン(18g)の約75℃に撹拌しながら加熱され
ている溶液に、10分間で加える。混合物を同じ温度に
保って1時間撹拌する。反応混合物を根や60℃で減圧
下(20kPa)に濃縮する。
残留物を、3.5N水性水酸化ナトリウム溶液(150
cc)及び炭酸ナトリウム(50g)で吸収させる混合
物を、トリクロロメタン(4x 100cc)で抽出す
る。−緒にした有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥し
、濾過し、約40℃で減圧下(20kPa)に濃縮する
。予想される生成物(13g)が褐色部の形態で得られ
る。このものはその後の工程のために更に精製しないで
使用される。
(R3)−2−(3−メトキシ−4−ニトロフェニル)
ピペラジンは、3−メトキシ−4−ニトロフェニルグリ
オキサル(36g)及びエチレンジアミン(12,1g
)で出発して、フランス特許出願第2,351,108
号に記載の方法に従って製造された。粗製生成物を、ジ
クロロメタン(70%)、エタノール(26%)及びト
リエチルアミン(4%)の混合物中に懸濁した230−
400メツシユシリカ(800g)でのクロマトグラフ
ィー及び同じ混合物(1,2A’)による溶離により精
製する。溶離液を約50℃で減圧下(20kPa)に濃
縮した後、予想される生成物(18g)が赤色油の形態
で得られる。このものはその後の工程のために更に精製
しないで使用される。
3−メトキシ−4−ニトロフェニルグリオキサルは、3
−メトキシ−4−ニトロアセトフェノン(33,6g)
及び二酸化セレン(22g)で出発して、フランス特許
出願第2,351,108号に記載の方法に従って製造
された。予想される生成物(35g)が褐色部の形態で
得られるるこのものはその後の工程のために更に精製し
ないで使用される。
3−メトキシ−4−ニトロアセトフェノンは、南アフリ
カ特許筒67106,465号に記載の方法に従って製
造された。
実施例19 酢酸(10cc)及び17.5%濃度の水性塩化水素酸
溶液(10cc)中の(RS) −3−:r−トキシカ
ルボニル−7−フルオローl−メチル−4−オキソ−8
−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1゜07g
)の溶液を、100℃付近の温度に40分間加熱する。
反応混合物を約60℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾
固する。乾燥抽出物をエタノール(10cc)で吸収さ
せ、排液しそしてエタノール(2×10cc)及びエチ
ルエーテル(2X10cc)で洗浄する。得られる固体
を水(30cc)中に懸濁させそして95℃付近の温度
に加熱する。2N水性水酸化ナトリウム(1,35cc
)を添加しそして30分間撹拌した後、固体を約95℃
で排液しそして約80℃の水(3X20cc)、約60
℃のエタノール(3X 15cc)及びエチルエーテル
(3X20cc)で洗浄する。ジメチルホルムアミド(
12cc)及びエタノール(6cc)の混合物中で1回
再結晶した後、rc+ぐ)−7−′71+7−j−門−
1−J工rr、−A  −b屯*r−8−(3−フェニ
ル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(0,7g
)が、融点265℃の黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピ
ペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジンは、下記の如くして製造することができ
る。
ジメチルスルホキシド(25cc)中の3−エトキシカ
ルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン(0,8g)、炭酸ナトリウム(0,265g)及
び(RS ’)−2−フェニルピペラジン(0゜5g)
の懸濁液を、95℃付近の温度に2時間加熱する。約2
0℃に冷却した後、反応混合物を水(75cc)に注ぎ
そしてジクロロメタン(4X 50cc)で抽出する。
−緒にした有機抽出物を水(3×40 cc)で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥し、枦固する。(RS )−
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−4−オキソ−
8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[b][1゜8コナフチリジン(1,07
g)が、融点220−222℃の黄色固体の形態で得ら
れる。このものはその後の工程のために更に精製しない
で使用される。
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1
,8]ナフチリジンは、下記の如くして製造される。
エタノール(50cc)中の約0℃のメチルアミン(1
1,3g)の溶液を、エタノール(480cc)中のエ
チル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノ
リンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレー
ト(22,3g)の0℃付近の温度に維持され撹拌され
た懸濁液に、0℃乃至5℃で10分間かけて加え、混合
物を0℃乃至5℃で1時間撹拌し、温度を約25℃に上
昇させ、混合物を同じ温度で更に16時間撹拌する。不
溶性物質を排出し、エタノール(3X 100cc)及
びエチルエーテル(2X 100cc)で洗浄する。ジ
メチルホルムアミド(250cc)中で1回再結晶した
後、3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1
−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b]
[1,8]ナフチリジン(16g)が、融点323−3
24℃の黄色固体の形態で得られる。
エチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ートは下記の如くして製造される。
N5N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(7
,15g)及び酢酸エチル(60CC)中のエチル3−
(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノリル)−
3−オキソプロピオネート(6,17g)の懸濁液を、
75°C付近の温度に1時間15分加熱する。反応混合
物を約50℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。
残留物をイソプロピルエーテル(50cc)で吸収させ
、排液しそして同じ溶媒(3X 25cc)で洗浄する
。エチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−
キノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリ
レート(6,65g)が、融点140℃の橙色固体の形
態で得られる。
エチル3−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリル)−3−オキソプロピオネートは下記の如くして
製造される。
塩化チオニル(29cc)及びトリクロロメタン(22
0cc)中の2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリン−3−カルボン酸(1’4.13g)の懸濁液を
、60℃付近の温度に4時間加熱する。得られる溶液を
、約60℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。得
られる残留物をn−ヘキサン(75CC)で吸収させ、
排液しそして同じ溶媒(2X 60CC)で洗浄する。
得られる黄色固体(14,4g)をテトラヒドロフラン
(115cc)に溶解する。この溶液を、下記の条件下
に調製したテトラヒドロフラン中のエチルモノマロネー
トのマグネシウムキレートの溶液(70cc)中に、5
℃乃至10℃で30分間かけて撹拌しながら滴下により
導入する。
温度を約20℃に上昇させ、混合物をこれらの条件下に
更に2時間撹拌する。得られる溶液を、0゜5N硫酸(
560cc)中に、5℃付近の温度で30分間かけて撹
拌しながら滴下により導入する。得られる懸濁液の温度
を20℃に上昇させ、混合物をこの温度で更に1時間半
撹拌する。生成物を酢酸エチル(3X 250cc)で
抽出する。−緒にした有機抽出物を水(2X 250c
c)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、枦遇しそし
て50℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する得られ
る残留物をイソプロピルエーテル(20%)を含むn−
へキサン(50cc)で吸収させ、排液し、同じ混合物
(10cc)で洗浄しねそしてn−ヘキサン(30%)
を含むイソプロパツール(60cc)中で再結晶する。
エチル3−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キ
ノリル)−3−オキソプロピオネート(11,84g)
が、融点107℃のクリーム色の固体の形態で得られる
エチルモノマロネートのマグネシウムキレートの製造 無水エタノール(2cc)、テトラクロ口メタン(0、
1cc)及びエチルモノマロネート(Ig)を、マグネ
シウム削り屑に徐々に加える。加熱後、エタノール18
0cc)中のエチルモノマロネート(9g)の溶液を1
5分かけて加える。混合物を75°C付近の温度に20
時間加熱し、50℃で減圧下(20kPa)に濃縮する
。残留物をトルエン(2X100cc)で吸収させ、上
記と同じ条件下に減圧下で濃縮する。得られる灰色の粉
末を、全容量が70CCとなるようにテトラヒドロフラ
ンを加えることにより溶解する。
2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノリンカルボ
ン酸は下記の如(して製造された。
水(1,21!M)中の過マンガン酸カリウム(115
g)の溶液を、N水性水酸化カリウム溶液(970cc
)中の2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−ホルミル
−1,4−ジヒドロキノリン(70,18g)の10℃
に冷却されている撹拌され懸濁液に、1時間かけて加え
、その間温度を10°C乃至14℃に維持する。温度を
約20℃に上昇させ、混合物をこの温度で更に30分間
撹拌する。亜ジチオン酸ナトリウム(38,5g)を加
えそして混合物を20℃付近の温度で10分間撹拌し、
けいそう土シリカにより濾過し、水(3x 200cc
)で洗浄する。炉液と水性洗浄相を一緒にしそして35
%濃度の水性塩化水素酸溶液(140cc)で処理する
形成された沈でんを酢酸エチル(4X 800cc)で
抽出する。−緒にした有機抽出物を、水(2×500c
c)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過しそし
て50°Cで減圧下(20kPa)に濃縮する。残留物
をエチルエーテル(400cc)で吸収させ、排液しそ
して同じ溶媒(2X 200cc)で洗浄スル。2−ク
ロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノリンカルボン酸(
49,2g)が融点232°Cのベージュ色の固体の形
態で得られる。このものはその後の工程のために更に精
製しないで使用される。
2−クロロ−6,7−ジフルオロ−3−ホルミル−1,
4−ジヒドロキノリンは下記の如くして製造された。
塩化ホスホリル(76,9cc)を、トリクロロメタン
(800cc)及びジメチルホルムアミド(74゜35
cc)の混合物中に、10℃乃至15℃で撹拌しながら
30分間かけて加え、混合物を20℃付近の温度で1時
間加熱する。得られる溶液に、6゜7−ジフルオロ−3
,4−ジヒドロカルボスチリル(65,8g)を激しく
撹拌しながら約20℃で10分間かけて加える。得られ
る懸濁液を60°C付近の温度に加熱しそしてこの温度
に2時間保つ。
反応混合物を、ペースト状混合物が得られるまで、50
℃で減圧下(20kPa)に濃縮する。氷(500g)
と水(500cc)の混合物を激しく撹拌しながら加え
る。得られる固体を約5℃で排液しそして5℃の水(3
X 300cc)で洗浄する。得られる湿った生成物及
び酢酸ナトリウム(60g)を、90°Cの水(1,5
1)に1時間かけて同時に加えて、pHを約6に維持す
る。混合物を90°Cで更に30分間撹拌し、温度を約
50°Cに降下させ、生成物をこの温度で排液し、約2
0°Cの水(3X 300cc)で洗浄する。2−クロ
ロ−6,7−ジフルオロ−3−ホルミル−1,4−ジヒ
ドロキノリン(70゜18g)が、融点260℃の黄色
固体の形態で得られる。このものはその後の工程のため
に更に処理しないで使用される。
6.7−ジフルオロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
は下記の如くして得られる。
塩化アルミニウム(134g)を、3’、4’ −ジフ
ルオロ−3−クロロプロピオンアニリド(67g)に、
激しく撹拌しながら加え、約2分後に、再び3’、4’
 −ジフルオロ−3−クロロプロピオンアニリド(13
5,9g)及び塩化アルミニウム(272g)を15分
間かけて少しずつ加える。温度は自然に約60℃に上昇
しそして反応混合物は液体となる。次いで混合物を20
分で110℃に加熱し、110℃乃至120℃で2時間
維持する。反応混合物(約110℃)を、35%濃度塩
化水素酸(840cc)及び砕氷(1kg)の混合物中
に、激しく撹拌しながら10分で注ぐ。温度を約20℃
に上昇させ、生成物を排液し、水(2X 600cc)
、5℃のエタノール)300cc)及び約20℃のエチ
ルエーテル(2X 400cc)で洗浄する。6.7−
ジフルオロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル(131
,58g)が、融点216℃のベージュ色の固体の形態
で得られる。このものはその後の工程のために更に処理
しないで使用される。
3’、4’ −ジフルオロ−3−クロロプロピオンアニ
リドは下記の如くして製造される。
3−クロロプロピオニルクロライド(139゜16g)
を、ピリジン(80cc)及びアセトン(1゜541)
中の3,4−ジフルオロアニリン(125g)の55℃
付近の温度に加熱されている溶液に、撹拌しながら1時
間半かけて加え、混合物をこの温度に1時間半保つ。約
20℃に冷却した後、溶液を、水(II)と砕氷(50
0g)の混合物中に撹拌しながら注ぐ。温度を約20℃
に上昇させ、生成物をジクロロメタン(3X 500c
c)で抽出する。
緒にした有機抽出物をN塩化水素酸(500cc)及び
水(5X 500cc)で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過しそして約50℃で減圧下(20kPa)
に濃縮する。得られる固体を、n−ヘキサン(500c
c)中に吸収させ、排液しそして同じ溶媒(2X200
cc)で洗浄する。3’、4’ −ジフルオロ−3−ク
ロロプロピオンアニリド(202,9g)が融点76℃
のベージュ色の固体の形態で得られる。このものはその
後の工程のために更に精製しないで使用される。
(RS )−2−フェニルピペラジンは、ダブリュ・ア
ール・ロブリック等、ジャーナル・オブ・メディシナル
・ケミストリー、9.181(1966)に記載の方法
に従って製造された。
実施例20 (S )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1
−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペ
ラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8]
−ナフチリジン(0,6g)で出発して、実施例25の
条件下に操作し、エタノール(30%)を含むジメチル
ホルムアミド(13cc)中で再結晶した後(S)−7
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェ
ニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[
b][1,81−ナフチリジン−3−カルボン酸(0,
44g)が、276−278℃で分解する黄色固体の形
態で得られる。
[α]V=39.3+0.8(c=1;酢酸)3−エト
キシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b][1,8コー
ナフチリジン(0,8g)及び(S)−2フエニルピペ
ラジン(0,5g)で出発して、実施例25の条件下に
操作して、(S)−3−エトキシカルボニル−7−フル
オロ−1−メチル−4=オキソ−8−(3−フェニル−
1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[
1,8]−ナフチリジン(0,85g)が、融点226
℃の黄色固体の形態で得られる。
[α]背=−45’±1(c=o、5;酢酸)(S)−
2−フェニルピペラジンの合成は、実施例22に記載方
法と同じ方法に従って行なわれた。
(S)−2−フェニル−1,4−ビス(p−トルエンス
ルホニル)ピペラジン(14,9g)で出発して、(S
)−2−フェニルピペラジン(3,31g)が、融点1
17°Cの無色固体の形態で得られる。
[α]智=+39°±0.6(c=2;エタノール)(
S)−2−フェニル−1,4−ビス(p−トルエンスル
ホニル)エチレンジアミン(16,3g)で出発して、
(S )−2−フェニル−1,4−ビス(p −トルエ
ンスルホニル)ピペラジンが、融点258℃の無色固体
の形態で得られる。
[αコ背 =−9,9° ±0. 9(c=O−5; 
  ジメチルホルムアミド) (S)−2−フェニルエチレンジアミン(17゜5g)
で出発して、(S)=2−フェニル−1,4−ビス(p
−トルエンスルホニル)エチレンジアミン(22、5g
)が、融点164°Cの黄色固体の形態で得られる。
[α]背=+17.2’ ±0.7(c=0.7;ジメ
チルホルムアミド) (S)−α−アミノフェニルアセタミド(20g)で出
発して、(S)−2−フェニルエチレンジアミン(17
,5g)が、黄色油の形態で得られるるこのものはその
後の工程のために直ちに使用される。
メチル(S)−2−フェニルグリシネート(45゜1g
)で出発して、(S)−α−アミノフェニルアセタミド
(21,5g)が、融点137−138℃の無色固体の
形態で得られる。
[α]背=+ 114’ ±2 (c= 1 ;エタノ
ール)(S)−2−フェニルグリシン(45,3g)で
出発して、メチル(S)−2−フェニルグリシネート(
45,1g)が黄色部の形態で得られる。
実施例21 (R)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1−
メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラ
ジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジン(66,3g)で出発して、実施例20の条
件下に操作し、再結晶しないで、(R)−7−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−
ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジン−3−カルボン酸(59,15g)が
、276−278℃で分解する黄色固体の形態で得られ
る。
[α]智=+39.8±0. 6(c=1;酢酸)3−
エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル
−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
コナフチリジン(51,6g)及び(R)−2−フェニ
ルピペラジン(31,7g)で出発して、実施例20の
条件下に操作して、(R)−3−エトキシカルボニル−
7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フ
ェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジン(66,86g)が、融
点221℃の黄色固体の形態で得られる。
[α]廿=+43°±1 (c= 0 、 5 ;酢酸
)(R)−2−フェニルピペラジンは下記の如くして製
造することができる。
48%濃度の臭化水素酸(100cc)中の(R)−2
−フェニル−1,4−ビス(p−トルエンスルホニル)
ピペラジン(Log)及びフェノール(9,4g)の混
合物を、非常に激しく撹拌しながら120℃付近の温度
に5時間加熱する。約80°Cに冷却した後、反応混合
物を水(250cc)で処理し、約20℃に冷却しそし
てジクロロメタン(5X100cc)で洗浄する。水性
相を約80℃で減圧下(20kPa)に濃縮する。残留
物を酢酸エチル(100cc)で吸収させ、5℃に冷却
し、30%濃度の水性水酸化ナトリウム(100cc)
で5℃乃至20℃で処理する。有機相を分離し、水性相
を酢酸エチル(3X100cc)で再び抽出する。−緒
にした有機抽出物を5N水性水酸化ナトリウム(4X2
0cc)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し
、約30℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。得
られる残留物を約0℃のイソプロピルエーテル(15c
c)で吸収させ、排液しそして同じ溶媒(10cc)に
より同じ温度で洗浄する。(R)−2−フェニルピペラ
ジン(2,3g)が、融点117°Cの無色固体の形態
で得られる。
[αコW=38° ±0.6(c=2:エタノール)(
R)−2−フェニル−1,4−ビス(p−トルエンスル
ホニル)ピペラジンは下記の如くして製造された。
ジメチルホルムアミド(110cc)中の(R)−2−
フェニル−1,4−ビス(p−トルエンスルホニル)エ
チレンジアミン(l1g)及び炭酸カリウム(13,8
2g)の混合物を、撹拌しながら60℃に30分間加熱
し、次いで1,2−ジブロモエタン(18,8g)で処
理しそして115℃に1時間加熱する。約20℃に冷却
した後、反応混合物を水(250cc)中に注ぎ、ジク
ロロメタン(3X 200cc)で抽出する。−緒にし
た有機抽出物を水(3×120cc)で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥しそして約30℃で減圧下(20kP
a)に濃縮する。残留物をエチルエーテル(50cc)
で吸収させ、排液しそして同じ溶媒(3X 15cc)
で洗浄する。予想される生成物(10,55g)が、融
点258℃の無色固体の形態で得られる。
[αコ背=+9.6°±0.8(c=o、5ニジメチル
ホルムアミド) (R)−2−フェニル−1,4−ビス(p−トルエンス
ルホニル)エチレンジアミンは、(R)−2−フェニル
エチレンジアミン(7,5g)で出発して、ダグラス・
ジー・ネイルソン等、ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル
・ソサイエティ、393(1966)に記載の方法に従
って製造された。予想される生成物(12,9g)が、
融点164°Cの黄色固体の形態で得られる。
[α]智=18.2±0.7(c=o、7;ジメチルホ
ルムアミド) (R)−2−フェニルエチレンジアミンは、(R)−2
−α−アミノフェニルアセタミド(l1g)及びテトラ
ヒドロフラン中のポランの1M溶液(293cc)で出
発して、エイチ・シー・ブラウン等、ジャーナル・オブ
・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ、86.356
6(1964)に記載の方法に従って製造された。予想
される生成物(7゜5g)が、不安定な黄色油の形態で
得られる。このものはその後の工程のために直ちに使用
される。
(R)−2−α−アミノフェニルアセタミドは、ダグラ
ス・ジー・ネイルソン等、ジャーナル・オブ・ザ・ケミ
カル・ソサイエテ<、393(1966)に記載の方法
に従って製造された。メチル(R)−2−フェニルグリ
シネート(27,9g)で出発しそしてメタノール(2
6%)を含む酢酸エチル(135cc)中で1回再結晶
した後、予想される生成物(12,93g)が、融点1
37−138℃の無色固体の形態で得られる。
[α]U=−115’ ±3(c=0.5;−r−タン
ール) メチル(R)−2−フェニルグリシネートは、メタノー
ル(85cc)中の(R)−2−フェニルグリシン(4
3g)及び塩化チオニル(22,8cc)で出発して、
ダグラス・ジー・ネイルソン等、ジャーナル・オブ・ザ
・ケミカル・ソサイエティ、393(1966)に記載
の方法に従って、黄色油の形態において製造された。
(R)−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−
(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン
酸モノメタンスルホネートを下記の如くして製造した。
水(70cc)中の(R)−7−フルオロ−1−メチル
−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル
)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン−3−カルボン酸(3,5g)の懸濁液を、メタン
スルホン酸の0.IN水性溶液(100cc)で処理し
そして約90℃に加熱する。約20℃に冷却した後、不
溶性物質を排出しそして水(3X 25cc)で洗浄す
る。予想される塩(3,9g)が、335−340℃で
分解する黄色固体の形態で得られる。
[αコ付=−19°±2(c=0.2;エタノール50
%を含む水) コリン(R)−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ
−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−
ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カ
ルボキシレートを下記の如くして製造した。
メタノール中のコリンの45%濃度溶液(2゜72cc
)を、メタノール(30cc)中に懸濁させた(R)−
7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フ
ェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(3,
5g)に加える。得られる溶液にイソプロピルエーテル
(200cc)を加える。沈でんを排液し、そして同じ
溶媒(3X60cc)で洗浄し、次いでアセトン(3X
 60CC)で洗浄する。予想される塩(3,97g)
が、融点234℃の黄色固体の形態で得られる。
[αコ背=−33.9’  ±0.9(c=1;メタノ
ール) (R)−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−
(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン
酸モノイセチオネートを下記の如くして製造した。エタ
ノール(50%)を含む水(40CC)中の(R)−7
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェ
ニル−1−ピペラジニル)71.4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1g)
の懸濁液に、イセチオン酸のIN水性溶液(2,6cc
)を加える。約80℃で溶解し、次いで約10℃に冷却
した後、不溶性物質を排出し、エタノール(50%)を
含む水(2X15cc)、水(2X 15cc)及びエ
タノール(3×15cc)で洗浄する。予想される塩(
1g)が、334℃で分解する黄色固体の形態で得られ
る。
[αコせ=+111°±6Cc=0.1ニジメチルスル
ホキシド) 実施例22 3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1
,8コナフチリジン(4,4g)、(+)−2−フェニ
ルピペラジン(2,7g)([α]背=+35.4±0
.5(c=2;エタノール))及び炭酸ナトリウム(1
,48g)で出発して、(R8)−7−フルオロ−1−
メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラ
ジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジン−3−カルボン酸(実施例19)と同じ方法
で、(−)−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カル
ボン酸(S)異性体を製造した。黄色固体(6゜3g)
、融点226℃、が得られる。
(RS ”)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−
ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジンについて記載の条件と同じ条件下に酸
加水分解した後、(−)−7−フルオロ−1−メチル−
4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)
−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[1,8]ナフチリジ
ン−3−カルボン酸(S)異性体(3,95g)が、融
点276−278℃の黄色固体の形態で得られる。
[αコ’[=−40,4°±1 (c= 1 :酢酸)
(−)−2−フェニルピペラジン(R)異性体及び(+
)−2−フェニルピペラジン(S)異性体を、任意にA
及びBと名付けられた、1−(2−トリフルオロメチル
−2−メトキシフェニルアセチル)−3−フェニルピペ
ラジンの構造に対応する2つのジアステレオ異性体化合
物(R及びS)の酸加水分解により製造した。後者の2
つの化合物は、キシル酸塩化物((−)−(R)−2−
トリフルオロメチル−2−メトキシフェニルアセチルク
ロライド)による(RS )−2−フェニルピペラジン
のアシル化により得られる。製造は下記のとおりである
トリクロロメタン(80cc)中の(−)−(R)−2
−トリフルオσメチルー2−メトキシフェニルアセチル
クロライド(19,89g)の溶液を、トリクロロメタ
ン(220cc)中の(RS )−2−フェニルピペラ
ジン(12,77g)の約−25℃に冷却された溶液に
、撹拌しながら25分間かけて滴下により加え、その間
温度を一30℃乃至−25℃に維持する。これらの条件
下に15分間の撹拌の後、温度を約0℃に上昇させ、2
N水性水酸化ナトリウム(50cc)を0℃乃至5℃で
加え、温度を約20℃に上昇させ、水(150cc)を
加える。有機相を分離し、水性相をトリクロロメタン(
2×200 cc)で再び抽出する。−緒にした有機抽
出物を、0.5N水酸化ナトリウム(I X 200c
c)及び水(4X 200cc)で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、枦遇しそして約40℃で減圧下(2Q
kPa)に濃縮する。2つのジアステレオマーA及びB
を含む残留物(29,8g)をジクロロメタン(500
cc)に溶解する。この混合物を、5回の00g)の入
っている、直径57mm、長さ300m++nの2つの
カラムによる高速液体クロマトグラフィーにより分離す
る。溶離は、エタノール(2%)を含むジクロロメタン
の混合物により行う。ジアステレオマーAは、2.51
乃至3,51の画分においてこの混合物(11)で溶離
される。ジアステレオマーBは同じ混合物(21)で4
1乃至61の画分において溶離される。約50°dで減
圧下(20kPa)に2つの画分の各々を濃縮した後、
それぞれ、融点102℃の無色固体の形態の化合物A(
13゜62g)及び融点130℃の同じ外観の化合物B
(14g)が得られる。化合物A(13,62g)を、
48%濃度の水性臭化水素酸溶液(140cc)と酢酸
(26cc)の混合物で吸収させ、110℃付近の温度
に30時間加熱する。反応混合物を、約80℃で減圧下
(20kPa)に濃縮乾固する。得られる残留物を酢酸
エチル(200cc)で吸収させる。得られる懸濁液を
、約10℃に冷却し、そして30%濃度の水性水酸化ナ
トリウム(160cc)により1性相を酢酸エチル(3
X 100cc)で再び抽出する。
−緒にした有機抽出物を、4N水性水酸化ナトリウム(
IX80cc)−及び30%濃度の水性塩化ナトリウム
溶液(3X 80cc)で洗浄し、減圧下に濃縮乾固す
る。得られる残留物をメタンスルホン酸の10%濃度の
水性溶液(80cc)により吸収させそして有機相を酢
酸エチル(3X 100cc)で抽出した後、水性相を
30%濃度の水性水酸化ナトリウム(120cc)で処
理し、そして酢酸エチル(4×150 cc)で抽出す
る。−緒にした有機抽出物を30%濃度の水性塩化ナト
リウム溶液(3X 80cc)で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過しそして50℃付近の温度で減圧下
(20kPa)に濃縮する。得られる残留物をイソプロ
ピルエーテル(30Ce)により吸収させ、排液しそし
て同じ溶媒(10cc)で洗浄する。(+)−2−フェ
ニルピペラジン(2,45g)が、融点114℃の無色
固体の形態で得られる。
[α]智=+35.4°±0 、 5 (c= 2 ;
エタノール) 化合物Aで述べた条件と同じ条件下に処理された化合物
Bは、融点114℃の無色固体の形態の(−)−2−フ
ェニルピペラジン(3゜08g)を生じた。
[α]背=−37°±0 、 5 (c= 2 ;エタ
ノール)実施例23 3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[1
,8]ナフチリジン(4,4g)、(−)−2−フェニ
ルピペラジン(2,7g)([α]l  :=−37°
±0.5(c=2;エタノール)及び炭酸ナトリウム(
1,48g)で出発して、(RS ’)−7−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−
ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジン−3−カルボン酸(実施例19)と同
じ方法で、(+)−7−フルオロ−1−メチル−4−オ
キソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3
−カルボン酸を製造した。黄色固体、融点226℃、が
得られる。(R8)−3−エトキシカルボニル−7−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル
−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジンについて実施例12で述べた条
件と同じ条件下に酸加水分解した後、(+)−7−フル
オロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−
1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(R)異性体(
4,26g)が、融点276−278°Cの黄色固体の
形態で得られる。
[αコ付=+40.6’±1 (c= 1 :酢酸)実
施例24 エタノール(25cc)及びN水性水酸化カリウム(1
5cc)中の(R8)−3−エトキシカルボニル−7,
9−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−
フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2g)の懸濁液を、
撹拌しながら75℃付近の温度に2時間加熱する。約7
5℃の得られる溶液を10%濃度の水性酢酸溶液(9g
)で処理する。得られる不溶性物質を75℃付近の温度
で排出し、約20℃の水(3X30cc)で洗浄する。
ジメチホルムアミド(40cc)中で1回再結晶した後
、(R8)−7゜9−ジフルオロ−1−メチル−4−オ
キソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3
−カルボン酸(1,5g)が、融点298℃の橙色固体
形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−
1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]ナフチリジンは下記の如(して製造される。
ジメチルスルホキシド(30cc)中の3−エトキシカ
ルボニル−7,8,9−)リフルオロ−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]−
ナフチリジン(1,8g)及び(RS )−2−フェニ
ルピペラジン(3,2g)の懸濁液を、撹拌しながら1
00℃付近の温度に1時間半加熱する。約100℃の得
られる溶液を、水(150cc)と氷(50g)の混合
物中に撹拌しながら注ぐ。得られる懸濁液を、約20℃
でトリクロロメタン(3X40cc)で抽出する。−緒
にした有機抽出物を水(2X50cc)で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、濾過しそして約50℃で減圧下
(20kPa)に1縮乾固する。得られる固体をジメチ
ルホルムアミド(40cc)とエタノール(40cc)
との混合物中で再結晶する。(R8)−3−エトキシカ
ルボニル−7,9−ジフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4
−ジヒドロ[bl[1,8]ナフチリジン(2g)が、
融点216℃の黄色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]−ナフチリジンは下記の如(して製造され
る。
エタノール(50cc)中のメチルアミン(10g)の
約5℃の溶液を、エタノール(150cc)中のエチル
2−(2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−3−キ
ノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレ
ート(19,3g)の5℃付近の温度に維持された懸濁
液に、5℃乃至10℃で10分間かけて加え、混合物を
5℃乃至10℃で1時間撹拌し、温度を約20℃に上昇
させる。得られる溶液を、DBU(7,6g)で処理し
そして約30°Cに1時間加熱する。20℃付近の温度
に冷却した後、生成物を排液し、エタノール(2X 1
00cc)及びイソプロピルエーテル(2X 100c
c)で洗浄する。3−エトキシカルボニル−7,8,9
−トリフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,8]−ナフチリジン(13゜
4g)が、融点320℃の黄色固体の形態で得られる。
このものはその後の工程のために更に精製しないで使用
される。
エチル2−(2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−
3−キノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)ア
クリレートは下記の如くして製造することができる。
酢酸エチル(270cc)及びN、N−ジメチルホルム
アミドジメチルアセクール(32cc)中のエチル3−
(2−クロロ−6,7,8−)リフルオロ−3−キノリ
ル)−3−オキソプロピオネート(26゜7g)の懸濁
液を、撹拌しながら2時間75℃付近の温度に加熱する
。反応混合物を約50℃で減圧下(20kPa)に濃縮
乾固する。乾燥抽出物をイソプロピルエーテル(175
cc)により吸収させ、排液しそして同じ溶媒(2X8
5cc)で洗浄する。エチル2−(2−クロロ−6,7
,8−)リフルオロ−3−キノリンカルボニル)−3−
(ジメチルアミノ)アクリレート(19,32g)が、
融点118℃の橙色固体の形態で得られるるこのものは
その後の工程のために更に精製しないで使用される。
エチル3−(2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−
3−キノリル)−3−オキソプロピオネートは下記の如
くして製造される。
トリクロロメタン(640cc)及び塩化チオニル(8
4cc)中の2−クロロ−6,7,8−1リフルオロ−
3−キノリンカルボン酸(46,3g)の懸濁液を、撹
拌しながら60℃付近の温度に6時間加熱する。得られ
る溶液を約50℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固す
る。得られる乾燥抽出物を石油エーテル(40−60)
(140cc)により吸収させ、排液しそして同じ溶媒
(2X60cc)で洗浄する。
得られる黄色固体(47,61g)をテトラヒドロフラ
ン(400cc)に溶解する。この溶液を、実施例19
の条件下にに調製された、テトラヒドロフラン中のエチ
ルモノマロネートのマグネシウムキレートの溶液(25
0cc)中に、5°C乃至10℃の温度で1時間半かけ
て撹拌しながら滴下により導入する。温度を約20℃に
上昇させそして混合物をこれらの条件下に更に2時間撹
拌する。得られる溶液を、0.5N硫酸(1750cc
)中に、5°C付近の温度で1時間かけて激しく撹拌し
ながら滴下により導入する。混合物をこの温度で更に2
時間撹拌しそしてエチルエーテル(3X 600cc)
により約5℃で抽出する。−緒にした有機抽出物を水(
3X 500cc)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
し、30℃付近の温度で減圧下(20kPa)に濃縮す
る。乾燥抽出物を、イソプロピルエーテル(135cc
)及びn−へキサン(15CC)の混合物により吸収さ
せ、約5℃で排液しそして同じ温度で同じ混合物(2X
 115cc)で洗浄する。エチル3−(2−クロロ−
6,7,8−トリフルオロ−3−キノリル)−3−オキ
ソプロピオネ−)(47,4g)が、融点78−80℃
のベージュ色の固体の形態で得られる。このものはその
後の工程のために更に精製しないで使用される。
2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−3−キノリン
カルボン酸は下記の如くして製造される。
水(730cc)中の過マンガン酸カリウム(6986
5g)の溶液を、N水酸化カリウム(585cc)中の
2−クロロ−6,7,8−)リフルオロ−3−ホルミル
−1,4−ジヒドロキノリン(45,7g)の約10℃
に冷却されている撹拌された懸濁液に、1時間かけて加
え、この間温度を10℃乃至14℃に維持する。混合物
を約10℃で更に30分間撹拌する。亜ジチオン酸ナト
リウム(12g)を加え、混合物を10℃付近の温度で
10分間撹拌し、けいそう土シリカにより濾過しそして
水(3×400cc)で洗浄する。炉液及び洗液を一緒
にしそして35%濃度の水性塩化水素酸溶液(70cc
)で処理する。形成された沈でんを酢酸エチル(3×5
00 cc)で抽出する。−緒にした有機抽出物を硫酸
マグネシウムで乾燥し、濾過しそして50°Cで減圧下
(20kPa)に濃縮する。残留物を、エチルエーテル
(100cc)及びイソプロピルエーテル(iocc)
の混合物により吸収させ、排液しそして同じ混合物(1
00cc)で洗浄する。2−クロロ−6,7,8−)リ
フルオロ−3−キノリンカルボン酸(46,43g)が
、225−230℃で分解する無色固体の形態で得られ
る。このものはその後の工程のために更に精製しないで
使用される。
2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−3−ホルミル
−1,4−ジヒドロキノリンは下記の如(して製造され
る。
トリクロロメタン(525cc)及びジメチルホルムア
ミド(49cc)の混合物に、5℃乃至10℃で撹拌し
ながら40分間かけて塩化ホスホリル(50cc)を加
え、混合物をこの温度で15分間撹拌し、温度を約20
℃に上昇させる。得られる溶液に、6,7.8−1リフ
ルオロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル(46,8g
)を、激しく撹拌しながら約20℃で20分間かけて徐
々に加える。混合物を20℃付近の温度で30分間撹拌
し、約60℃に加熱しそして同じ温度に2時間半維持す
る。
反応混合物を約50℃で減圧下(20kPa)に濃縮す
る。油状残留物を氷(500g)中に激しく撹拌しなが
ら注ぐ。酢酸ナトリウム(100g)を30分間かけて
少しずつ加える。得られる懸濁液を、前以て約90℃に
加熱された水(11)中に激しく撹拌しながら15分か
けて注ぎ、混合物を同じ温度で更に15分間撹拌する。
不溶性物質を約90℃で排出しそして水(3X 250
cc)で洗浄する。
2−クロロ−6,7,8−)リフルオロ−3−ホルミル
−1,4−ジヒドロキノリン(47,7g)が、220
℃で分解する無色固体の形態で得られる。
6.7.8−トリフルオロ−3,4−ジヒドロカルボス
チリルは下記の如(して製造される。
エタノール(450cc)及びジメチルホルムアミド(
150cc)の混合物に懸濁させた6、7.8−トリフ
ルオロカルボスチリル(24,35g)を、水素の吸収
が終了するまで、1気圧の圧力下にラネニッケル(5g
)の存在下に約50℃で撹拌しながら水素化する。W−
2銘柄の使用したラネーニッケルは、前以て2%水性酢
酸溶液(50cc)、水(2X 50 CC)及びエタ
ノール(3X 50CC)で洗浄された。反応混合物を
ジメチルホルムアミド(250cc)で処理しそしてけ
いそう土シリカを通して約50℃で濾過する。炉液を約
70℃で減圧下(2QkPa)に濃縮する。乾燥抽出物
を水(150cc)により吸収させ、排液しそして水(
2X 50cc)で洗浄する。6.7.8−1リフルオ
ロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル(23,6g)が
、融点217℃の淡いベージュ色の固体の形態で得られ
る。
このものはその後の工程のために更に精製しないで使用
される。
6.7.8−)リフルオロカルボスチリルは下記の如(
して製造される。
酢酸(520cc)及びトリエチルアミン(38゜15
cc)中に懸濁させた4−クロロ−6,7,8−トリフ
ルオロカルボスチリル(60,83g)を、水素の吸収
が終了するまで、木炭上のパラジウム(5,25g:1
0%Pd)の存在下に25℃付近の温度で1気圧の圧力
下に水素化する。次いで反応混合物を約40℃に加熱し
そして濾過用のけいそう土シリカを通して同じ温度で濾
過する。炉液を、50℃の付近の温度で減圧下(20k
Pa)に濃縮する。乾燥抽出物を水(400cc)によ
り吸収させ、不溶性物質を排出し、水(4X 170c
c)、エタノール(2X 110cc)及びイソプロピ
ルエーテル(2X100cc)で洗浄する。6.7.8
−1リフルオロカルボスチリル(48,35g)が、2
88℃で昇華する無色固体の形態で得られる。このもの
はその後の工程のために更に精製しないで使用される。
4−クロロ−6,7,8−トリフルオロカルボスチリル
は下記の如くして製造される。
35%濃度の水性塩化水素酸溶液(170cc)、酢酸
(420cc)及び水(250cc)中の4−クロロ−
2−エトキシ−6,7,8−4リフルオロキノリン(7
0,4g)の懸濁液を、撹拌しながら100℃付近の温
度に2時間半加熱する。約20℃に冷却した後、反応混
合物を約5℃の水(1100cc)中に注ぎそしてこの
温度で15分間撹拌し、次いで不溶性物質を排出し、水
(3X 220cc)で洗浄する。4−クロロ−6,7
,8−トリフルオロカルボスチリル(61g)が、融点
213℃のクリーム色の固体の形態で得られる。このも
のはその後の工程のために更に精製しないで使用される
4−クロロ−2−二トキシ−6,7,8−1リフルオロ
キノリンは下記の如くして製造される。
塩化ホスホリル(430cc)中の2−エトキシ−6,
7,8−トリフルオロ−4−ヒドロキシキノリン(69
,5g)の懸濁液を、撹拌しながら100℃付近の温度
に30分間加熱する。得られる溶液を、約60℃で減圧
下(20kPa)に濃縮して100CCの容積とする。
残留物を酢酸エチル(750cc)により吸収させ、得
られる溶液を水(400cc)と氷(200g)の混合
物中に撹拌しながら10分間かけて注ぎ、これらの条件
下に30分間撹拌する。有機抽出物の分離の後、水性相
を酢酸エチル(2X 250cc)で再び抽出する。−
緒にした有機抽出物を水(3X 250cc)で洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥しそして約40℃で減圧下(
20kPa)に濃縮する。得られる油状残留物を石油エ
ーテル(40−600370cc)により吸収させる。
けいそう土シリカを通して濾過した後、炉液を約30℃
で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。4−クロロ−
2−エトキシ−6,7,8−)リフルオロキノリン(7
0,7g)が、融点45℃のベージュ色の固体の形態で
得られる。このものはその後の工程のために更に精製し
ないで使用される。
2−エトキシ−6,7,8−トリフルオロ−4−ヒドロ
キシキノリンは下記の如くして製造される。
フェニルエーテル(120cc)中の2.3.4−)リ
フルオロ−N−[1−エトキシ−2−(エトキシカルボ
ニル)エチリデンコアニリン(122g)の溶液を、2
50°C付近の温度のフェニルエーテル(600cc)
中に、撹拌しながら25分間かけて滴下により導入し、
この間形成されるエタノールを蒸留により除去する。同
じ温度で15分間撹拌した後、溶液を約20℃に冷却し
そしてn−ヘキサン(750cc)で処理する。形成さ
れる沈でんを排液しそしてn−ヘキサン(3X 200
cc)で洗浄する。
2−エトキシ−6,7,8−)リフルオロ−4−ヒドロ
キシキノリン(69,5g)が、融点171°Cのベー
ジュ色の固体の形態で得られる。このものはその後の工
程のために更に精製しないで使用される。
2.3.4−)リフルオロ−N−[1−エトキシ−2−
(エトキシカルボニル)エチリデンコアニリンは下記の
如くして製造することができる。
エタノール(820cc)中の2−エトキシカルボニル
−1−エトキシエチリデンアミン塩酸塩(90g)の溶
液に、2,3.4−トリフルオロアニリン(58,8g
)を撹拌しながら1回で加える。20℃付近の温度で4
8時間の撹拌の後、得られる懸濁液を濾過し、炉液を、
50°C付近の温度で減圧下(20kPa)に濃縮する
。油状残留物を水(250cc)により吸収させる。得
られる混合物をエチルエーテル(3X 200cc)で
抽出する。−緒にした有機抽出物を水(4X 150c
c)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥しそして30℃
で減圧下(20kPa)に濃縮する。2.3.4−トリ
フルオロ−N−[1−エトキシ−2−(エトキシカルボ
ニル)エチリデンコアニリン(122g)が黄色油の形
態で得られるるこのものはその後の工程のために更に精
製しないで使用される。
2−エトキシカルボニル−1−エトキシエチリデンアミ
ンは、ニー・ピンナー等、ベリヒテ・デル・ドイッチェ
ン・ヘミッシェン・ゲゼルシャフト(Ber、Dtsc
h、Chem、Ge5)、  、 28.478(18
95)に記載の方法に従って製造された。
実施例25 (R)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ
−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−
ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジン(0,978g)で出発して、実施例
39の条件下に操作し、モしてジメチルホルムアミド(
25cc)中で1回再結晶した後、(R)−7,9−ジ
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニ
ル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(0,54
0g)が、270−272℃で分解する黄色固体の形態
で得られる。
[α]佇=+113°±5 (c= 2 ; )リクロ
ロメタン) 3−エトキシカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン(1,21g)及び(R)−
2−フェニルピペラジン(0,7g)で出発して、実施
例39の条件下に操作し、そしてジメチルホルムアミド
(30%)を含むエタノール(22cc)中で再結晶し
た後、(R)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル
−71−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾEb
l[1,8]ナフチリジン(1,02g)が、融点21
6℃の黄色固体の形態で得られる。
[αコ廿=+98°±2(c=0.5;酢酸)実施例2
6 (S)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ
−1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−
ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8コナフチリジン(1,33g)で出発して、実施例2
5の条件下に操作して、(S)−7゜9−ジフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピ
ペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジン−3−カルボン酸(0,779g)が、
270−272℃で分解する黄色固体の形態で得られる
[αコ付=+118°±5 (c= 0 、 2 ; 
トリクロロメタン) 3−エトキシカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8コナフチリジン(1,38g)及び(S)−
2−フェニルピペラジン(0,8g)で出発して、実施
例26の条件下に操作して、(S)−3−エトキシカル
ボニル−7,9−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ
−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−
ジヒドロベンゾ[bl[l、8コナフチリジン(1,0
2g)が、融点216℃の黄色固体の形態で得られる。
[α]智=−99°±2(c=o、5:酢酸)実施例2
7 (R8)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7,9−ジフルオロ−4−オキソ−8−(3−フェ
ニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン(1,8g)で出発して、
実施例24の条件下に、(RS )−1−シクロプロピ
ル−7,9−ジフルオロ−4−オキソ−8−(3−フェ
ニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸を製造し
た。ジメチルホルムアミド(30cc)及びエタノール
(20cc)の混合物中で1回再結晶した後、(R3)
−1−シクロプロピル−7,9−ジフルオロ−4−オキ
ソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,2g)が、融点274℃の黄色固体の
形態で得られる。
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−7,8
,9−)リフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bHl、8]ナフチリジン(1゜8g)及び(R
S )−2−フェニルピペラジン(3゜2g)で出発し
て、実施例19の条件下に、(R8)−1−シクロプロ
ピル−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ−
4−オキソ−8−(3−フェニル−1−ピペラジニル)
−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジ
ンを製造した。ジメチルホルムアミド(5cc)及びエ
タノール(40cc)の混合物中で再結晶した後、(R
3)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−
7,9−ジフルオロ−4−オキソ−8−(3−フェニル
−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジン(1,8g)が、融点242℃
の黄色固体の形態で得られる。
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−7,8
,9−トリフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは下記の如くして製
造することができる。
トリクロロメタン(100cc)中のエチル2−(2−
クロロ−6,7,8−トリフルオロ−3−キノリンカル
ボニル)−3−(ジメチルアミノ)アクリレート(7g
)の20℃付近の温度に維持された溶液に、シクロプロ
ピルフミン(4,12g)を5分間かけて加え、混合物
を同じ温度で更に4時間撹拌する。反応混合物を約50
℃で減圧下(20kPa)に濃縮する。得られる油状残
留物をエタノール(100cc)及びD]3U(3g)
により吸収させる。混合物を80℃に加熱しそして同じ
温度で1時間半撹拌する。約20℃に冷却した後、不溶
性物質を排出しそしてエタノール(2X 30CC)及
びイソプロピルエーテル(2X30cc)で洗浄する。
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−7,8
,9−ドリフルオロー4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(4,5g)が、融
点260℃の無色固体の形態で得られる。
実施例28 (R3)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオ
ロ−1−(2−フルオロエチル)−4−オキソ−8−(
3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒドロ
ベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2゜4g)で出
発して、実施例39の条件下に操作して、(R3)−7
,9−ジフルオロ−1−(2−フルオロエチル)−4−
オキソ−8−(3−フェニル−ニーピペラジニル)−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1゜8]ナフチリジン−
3−カルボン酸(1,6g)が、307−310℃で分
解する黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−1−(2−フルオロエチル)−4−オキソ−8−
(3−フェニル−1−ピペラジニル)−1゜4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは下記の如くし
て製造することができる。ジメチルスルホキシド(40
cc)中の3−エトキシカルボニル−1−(2−フルオ
ロエチル)−7,8,9−トリフルオロ−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8コナフチリジン
(2,8g)、(R8) −2−7−ニルピペラジン(
1,7g)及び炭酸ナトリウム(1゜1g)の懸濁液を
、撹拌しながら100℃付近の温度に2時間加熱する。
約20℃に冷却した後、反応混合物を水(200cc)
中に注ぎそしてトリクロロメタン(3X 100cc)
で抽出する。−緒にした有機抽出物を水(IX50cc
)で洗浄しそして40℃付近の温度で減圧下(20kP
a)に濃縮する。油状残留物をエタノール(100cc
)により吸収させそして上記の条件下で減圧下に再び濃
縮する。得られる固体を、ジメチルホルムアミド(20
%)を含むエタノール(100cc)中で再結晶し、排
液しそしてエタノール(2X20cc)で洗浄する。予
想される生成物(2,4g)が、融点208℃の黄色固
体の形態で得られる。
エタノール(100cc)中のエチル2−(2−クロロ
−6,7,8−トリフルオロ−3−キノリンカルボニル
)(ジメチルアミノ)アクリレート(3,9g)、2−
フルオロエチルアミン塩酸塩(3g)及びトリエチルア
ミン(4,2cc)で出発して、実施例3と同様な条件
下に、3−エトキシカルボニル−1−(2−フルオロエ
チル)−7,8,9−1リフルオロー4−オキソー1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンを製
造した。DBU(1,8CC)を添加した後、溶液を8
0℃に2時間加熱する。反応混合物を実施例24と同じ
く処理した後、3−エトキシカルボニル−7,8,9−
)リフルオロ−1−(2−フルオロエチル)−4−オキ
ソ−1゜4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン(2゜8g)が、融点302−304℃の黄色固体
の形態で得られる。
エチル2−(2−クロロ−6,7,8−トリフルオロ−
3−キノリンカルボニル)(ジメチルアミノ)アクリレ
ートは実施例24に記載の如くして製造することができ
る。
実施例29 N水性水酸化カリウム(14cc)及びエタノール(2
0cc)中の(R8)−8−(3−ベンジル−1−ピペ
ラジニル)−3−エトキシカルボニル−7フルオロー1
−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジン(2,65g)の懸濁液を、8
0℃付近の温度に20分間加熱し、同じ温度で5%濃度
の酢酸(32cc)により処理し、20分間撹拌する。
不溶性物質を約80℃で排出しそして水(2X20cc
)、エタノール(2X20cc)及びエチルエーテル(
2X 20cc)により洗浄する。ジメチルホルムアミ
ド(各回50cc無知勇で2回再結晶した後、(R3)
−8−(3−ベンジル1−ピペラジニル)−3−7−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8コナフチリジン=3−カルボン酸(
2,05g)が、270−275℃で分解する黄色固体
の形態で得られる。
(R8)−8−(3−ベンジル−1−ピペラジニル)−
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジンは下記の如くして製造される。
ジメチルスルホキシド(25cc)中の3−エトキシカ
ルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン(1,3g)及び(R8)−2−ベンジルピペラジ
ン(1,3g)の懸濁液を、撹拌しながら約90℃に1
時間45分間加熱する。20℃付近の温度に冷却した後
、反応混合物を水(100CC)で処理しそしてトリク
ロロメタン(3X30cc)で抽出する。−緒にした有
機抽出物を水(3×30 cc)で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、枦遇しそして減圧下(20kPa)に
約50℃で濃縮乾固する。ジメチルホルムアミド(4c
c)及びエタノール(Icc)の混合物中で1回再結晶
した後、(R3)−8−(3−ベンジル−1−ピペラジ
ニル)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1−
メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl 
[1,8コナフチリジン(1,6g)が、融点190℃
の黄色固体の形態で得られる。
(RS )−2−ベンジルピペラジンは、ジエー・デー
・ブルーノ及びアール・レビン、 ジャーナル・オブ・
オルガニック・ケミストリー1.26.3379(19
61)に記載の方法により製造された2−ベンジルピラ
ジンの水素化により製造することができる。
酢酸(60cc)中の2−ベンジルピラジン(8g)の
溶液を、二酸化白金(0,8g)で処理しそして約20
℃で1気圧の圧力下に水素化する。水素の吸収が完了す
ると、触媒をけいそう土シリカによる濾過によって除去
する。溶液を約60’Cで減圧下(20kPa)に濃縮
乾固する。乾燥抽出物をエタノール(40cc)中に懸
濁させそして、エタノール(40cc)中のナトリウム
(1,49g)から調製したナトリウムエチレートの溶
液により約20℃で処理する。約20℃で2時間撹拌し
た後、懸濁液を約30℃で減圧下(20kPa)に濃縮
乾固する。
乾燥抽出物をエチルエーテル(60cc)により吸収さ
せる。不溶性物質をけいそう土シリカにより濾過により
除去する。炉液を上記と同じ条件下で減圧下に濃縮乾固
する。乾燥抽出物をイソプロピルエーテル(20cc)
により吸収させ、排液しそして同じ溶媒(2×5CC)
で洗浄する。(R3)−2−ベンジルピペラジン(5,
32g)が、融点90℃の淡いベージュ色の固体の形態
で得られる。
実施例30 (RS )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
8−[3−(2−フルオロフェニル)−1−ピペラジニ
ルクー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,3g)で出発し
て、実施例39の条件下に操作して、(R8)−7−フ
ルオロ−8−[3−(2−フルオロフェニル)−1−ピ
ペラジニルクー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボ
ン酸)0. 97g)が、融点264℃の黄色固体の形
態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
8−[3−(2−フルオロフェニル)−1−ピペラジニ
ルクー1−メチル−4−オキソ−1,4=ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカル
ボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジ
ン(1,59g)及び(RS )−2−(2−フルオロ
フェニル)ピペラジン(1,08g)で出発して、実施
例39の条件下に製造した。エタノール(50%)を含
むジメチルホルムアミド(60cc)中で再結晶した後
、予想される生成物(1゜3g)が、融点228°Cの
黄色固体の形態で得られる。
実施例31 (RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニルコー1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(15g)で出
発して、実施例24の条件下に、(R3)−7,9−ジ
フルオロ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−
ビペラジニルコー1−メチルー4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bコ[1,8]ナフチリジン−3−カル
ボン酸を製造した。ジメチルホルムアミド(30cc)
中で1回再結晶した後、(R3)−7,9−ジフルオロ
−8−4,3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラ
ジニルコー1−メチルー4−オキンー1.4−ジヒドロ
ベンゾ[bl [1。
8コナフチリジン−3−カルボン酸(1g)が、融点2
66℃の黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペ
ラジニルクー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキ
シカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−1−メチル
−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジン(2g)及び(R3)−2−(4−フル
オロフェニル)ピペラジン(4g)で出発して、実施例
39の条件下に製造された。
ジメチルホルムアミド(3,,5cc)及びエタノール
(31,5cc)の混合物中で1回再結晶した後、(R
8)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ−
8−[3−(4−フルオロフェニル)−1−ピペラジニ
ルクー1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2,1g)が、融点
242℃のベージュ色の固体の形態で得られる。
実施例32 (RS ’)−3−エトキシカルボニル−1−エチル−
7−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニル)−
1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,5g)で出発
して、実施例33に記載の条件下に、(R8)−1−エ
チル−7−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニ
ル)−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボ
ン酸を製造した。ジメチルホルムアミド(30cc)中
で再結晶した後、(R3)−1−エチル−7−フルオロ
−8−[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジ
ニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[
1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(0,85g)
が、融点270℃の黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−1−エチル−7
−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニル)−1
−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカル
ボニル−1−エチル−7,8−ジフルオロ−4−オキソ
−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジ
ン(1,99g)及び(RS )−2−(4−メトキシ
フェニル)ピペラジン(2,3g)で出発して、実施例
33の条件下に製造された。
(RS )−3−エトキシカルボニル−1−エチル−7
−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニルツー1
−ピペラジニルコ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2,2g)が、融点
210−212°Cのベージュ色の固体の形態で得られ
る。
3−エトキシカルボニル−1−エチル−7,8−ジフル
オロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1
,8]ナフチリジンは下記の条件下に製造された。
エタノール(200cc)中のエチルアミン(14゜6
g)の約2℃の溶液を、約2℃のエタノール(200c
c)中のエチル2−(2−クロロ−6,7−ジフルオロ
−3−キノリンカルボニル)−3−(ジメチルアミノ)
アクリレート(20g)の懸濁液に、撹拌しながら2℃
乃至5℃で10分間かけて加え、混合物を2℃乃至5℃
で更に40分間撹拌し、次いで温度を2時間かけて約2
0℃に上昇させる。
約20℃で24時間の後、不溶性物質を排出しそしてエ
タノール(2x30cc)及びイソプロピルエーテル(
2X50cc)で洗浄する。3−エトキシカルボニル−
1−エチル−7,8−ジフルオロ−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(16
,35g)が、融点290℃のベージュ色の固体の形態
で得られる。
実施例33 N水性水酸化カリウム(18,4cc)及びエタノール
(18,4cc)中の(R3)−1−シクロプロピル−
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−8−[3−(
4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル]−4−オ
キソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[1,8]ナフチ
リジン(1,5g)で出発して、実施例29の条件下に
、(R8)−1−シクロプロピル−7−フルオロ−8−
[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル]
−4〜オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8
]ナフチリジン−3−カルボン酸を製造した。ジメチル
ホルムアミド(50cc)中で1回再結晶した後、(R
8)−1−シクロプロピル−7−フルオロ−8−[3−
(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニルコー4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフ
チリジン−3−カルボン酸(1,5g)が、287℃で
分解する黄色固体の形態で得られる。
(RS )−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボ
ニル−7−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニ
ル)−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、下記の如
(して製造された。
ジメチルスルホキシド(20cc)中の1−シクロプロ
ピル−3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
す7チリジン(2g)及び(R3)  3−(4−メト
キシフェニル)ピペラジン(2,3g)の懸濁液を、9
0℃付近の温度に1時間半加熱する。約20°Cに冷却
した後、不溶性物質を排出しそして水(3X 15cc
)で洗浄し、エタノール(100cc)及びジメチルホ
ルムアミド(25cc)の混合物中で再結晶する。(R
8)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−
7−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニル)−
1−ピペラジニル]−4オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2,1g)が、融点
199℃の黄色固体の形態で得られる。
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル7.8−
ジフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジンは下記の如くして製造された
トリクロロメタン(80cc)中のエチル2−(2−ク
ロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノリンカルボニル)
−3−(ジメチルアミノ)アクリレート(20g)及び
シクロプロピルアミン(9,25g)の溶液を、20℃
付近の温度で5時間撹拌する。溶液を約40°Cで減圧
下(20kPa)に濃縮する。残留物をエタノール(3
00cc)中に吸収させ、DBU(8,2g)で処理し
、約75℃に30分間撹拌しんなから加熱する。約20
℃に冷却した後、不溶性物質を排出しそしてエタノール
(2X30cc)で洗浄する。1−シクロプロピル−3
−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−4−オキ
ソ−1゜4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン(11,1g)が、融点230℃の黄色固体の形態
で得られる。
実施例34 N水性水酸化カリウム(24cc)及びエタノール(2
5cc)中の(R8)−3−エトキシカルボニル−7,
9−ジフルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニル)
−1−ピペラジニル]−1−メチルー4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンで出
発して、実施例39の条件下に、(R8)−7,9−ジ
フルオロ−8−43−(4−メトキシフェニル)−1−
ピペラジニル]−1−メチルー4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,8コナフチリジン−3−カル
ボン酸を製造した。(R8)−7,9−ジフルオロ−8
−[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル
]−1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(2g
)が、融点288−290°Cの黄色固体の形態で得ら
れる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペ
ラジニル]−1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは下記の如くし
て製造された。
ジメチルスルホキシド(40cc)中の3−エトキシカ
ルボニル−7,8,9−トリフルオロ−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8コナ
フチリジン(2,5g)及び(R3)−2−(4−メト
キシフェニル)ピペラジン(3,5g)の懸濁液を、撹
拌しながら95℃付近の温度に2時間加熱する。反応混
合物を実施例39に記載の条件下に処理した後、(R8
)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ−8
−[3−(4−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル
コニ1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8コナフチリジン(2,8g)が、融点2
09℃の黄色固体の形態で得られる。このものはその後
の工程のために更に精製しないで使用される。
3−エトキシカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロペン”/[
bl[1,8]ナフチリジンは実施例24に記載の如く
して製造することができる。
(R8)−2−(4−メトキシフェニル)ピペラジンは
実施例12に記載の方法に従って製造された。
実施例35 (RS)−8−[3−(4−アミノフェニル)−1−ピ
ペラジニル]−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン(0,9g)で出発して、
実施例39の条件下に操作して、(R5)−8−[3−
(4−アミノフェニル)−1−ピペラジニル〕−7−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(
0,7g)が、315°Cで分会する黄色固体の形態で
得られる。
(R8)−8−[3−(4−アミノフェニル)−1−ピ
ペラジニル]−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジンは下記の如(して製造した
エタノール(150cc)中の(R8)−3−エトキシ
カルボニル−7−フルオロ−1−メチル−8−[3−(
4−ニトロフェニル)−1−ピベラジニルコ=4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8コナフチリ
ジン(0,7g)及びラネーニッケル(5g)懸濁液を
、約20℃で1気圧の圧力下に7時間水素化する。これ
により理論量の水素(20℃及び1気圧で100 cc
)が吸収されることを可能とする。ジメチルホルムアミ
ド(50cc)の添加後、触媒を濾過により除去し、炉
液を約50℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。
得られる残留物を、エタノール(20%)を含むクロロ
ホルム中に懸濁させたシリカ(230−400メツシユ
)によるクロマトグラフィーにかけそして同じ溶媒混合
物(200cc)で溶離する。上記と同じ条件下に濃縮
乾固して後、(R3)−8−[3−(4−アミノフェニ
ル)−1−ピペラジニル]−3−エトキシカルボニル−
7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−1゜4−ジヒ
ドロベンゾ[blEl、8]ナフチリジン(0゜3g)
が、融点180−182℃の固体の形態で得られる。
(RS ”)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ
−1−メチル−8−[3−(4−ニトロフェニル)−1
−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベン
ゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカル
ボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ
−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1゜8コナフチリジ
ン(0,636g)及び(R8)−2−(4−ニトロフ
ェニル)ピペラジン(0,5g)で出発して、上記39
の条件下に製造された。ジメチルホルムアミド(10c
c)中で再結晶した後、予想される生成物(0,7g)
が、約300℃で分解する黄色固体の形態で得られる。
(RS)−2−(4−ニトロフェニル)ピペラジンは上
記8で使用した方法と同じ方法に従って製造された。
4−ニトロフェニルグリオキサル(18g)で出発して
、予想される生成物(6,2g)が、褐色油の形態で得
られる。このものはその後の工程のために更に精製しな
いで使用される。
4′−二トロー2−ブロモアセトフェノン(24、4g
)で出発して、4−ニトロフェニルグリオキサル(9g
)が、褐色油の形態で得られるるこのものはその後の工
程のために更に精製しないで使用される。
実施例36 (RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−+3−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フ
ェニルコー1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾrbH1゜8コナフチリジ
ン(2,2g)で出発して、実施例39の条件下に操作
して、(R8)−7,9−ジフルオロ−8−(3−[4
−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−1−ピペラ
ジニル)−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
ベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
(1,6g)が、融点226−228℃の黄色固体の形
態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−(3−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フ
ェニル]−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1゜8]ナフチリ
ジンは、3−エトキシカルボニル−7,8,9−)リフ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,9g)及び(
R8)−2−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニ
ルコピペラジン(1,6g)で出発して、実施例39の
条件下に製造された。
予想される生成物(2,2g)が、融点183℃の黄色
固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7,8,9−トリフルオロ−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジンは実施例24に記載の如くし
て製造することができる。
実施例37 (R3)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7,9−ジフルオロ−8−(3−[4−(2−ヒド
ロキシエトキシ)フェニル]−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジン(2,4g)で出発して、実施淵りOLFF
ImすF&lil−mj’c 1.  J−1で皆/!
’t n%)を含むエタノール(100cc)を反応媒
体に加えた後メタンスルホン酸を導入して、(R8)−
1−シクロプロピル−7,9−ジフルオロ−8−(3−
[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]−1−ピ
ペラジニル1−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1゜4
g)が、融点228−230℃の黄色固体の形態で得ら
れる。
(R8)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7,9−ジフルオロ−8−(3−[4−(2−ヒド
ロキシエトキシ)フェニル]−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジンは、1−シクロプロピル−3−エトキシカル
ボニル−7,8,9−トリフルオロ−4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bコ[1,8]ナフチリジン(2
g)及び(R8)−2−[4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニルコピペラジン(1゜6g)で出発して、実
施例39の条件下に製造された。予想される生成物(2
,4g)が、融点225−998ヤめ昔色田汰の竪能で
2目ニ餉ス1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7,8,9−トリフルオロ−4−オキソ−1,4−
ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、実施
例27に記載の如くして製造された。
(RS)−2−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニルコピペラジンは、実施例16により記載の如(して
製造することができる。
実施例38 (R8)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1
−メチル−8−[3−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2,1g
)で出発して、実施例39の条件下に操作し、ジメチル
ホルムアミド(30cc)中で再結晶した後、(R3)
−7−フフルオロー1−メチル−8−[3−(3,4−
メチレンジオキシフェニル)−1−ピペラジニルコー4
−オキソー1.4=ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジン−3−カルボン酸(1,6g)が、255℃
で分解する黄色固体の形態で得られる。
(R3)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−1
−メチル−8−[3−(3,4−メチレンジオキシフェ
ニル)−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジ
ヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エ
トキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン(1,59g)、(R8)−2−(3,4
−メチレンジオキシフェニル)ピペラジン(1,25g
)及び炭酸ナトリウム(0゜64g)で出発して、実施
例39と同様な条件下に製造された。(RS )−3−
エトキシカルボニル−7−フルオロ−1−メチル−8−
[3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)−1−ピ
ペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン(2,15g)が、融゛点
252℃の黄色固体の形態で得られる。
(R8)−2−(3,4−メチレンジオキシフェニル)
ピペラジンは、フランス特許出願第2.351゜108
号に記載の方法に従って製造された。
実施例39 0.5N水性水酸化カリウム(12cc)及びエタノー
ル(12cc)中の(R8)−3−工)キシカルボニル
−7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)−1−ピペ
ラジニルコー1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒド
ロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(13g)の懸
濁液を、80℃付近の温度に1時間加熱し、次いで同じ
温度でメタンスルホン酸のN水性溶液(6cc)で処理
する。約20℃に冷却した後、不溶性物質を排出し、水
(3X 10cc)、エタノール(3X 10CC)及
びエチルエーテル(3X 10CC)で洗浄し、そして
エタノール(13cc)及びジメチルホルムアミド(2
7cc)の混合物中で再結晶する。
(RS )−7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)
−1−ビペラジニルコー1−メチルー4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3
−カルボン酸(0,570g)が、融点258−260
℃の黄色固体の形態で得られる。
(RS ”)−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ
−8−[3−(2−フリル)−1−ピペラジニルコー1
−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒI−″ロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジンは下記の如くして製造され
た。
ジメチルスルホキシド(20cc)中の3−エトキシカ
ルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリ
ジン(0,96g)、(R8)−2−(2−フリル)ピ
ペラジン(0,6g)及び炭酸ナトリウム(038g)
の懸濁液を、約95℃に5時間半加熱する。約20℃に
冷却した後、混合物を5℃付近の温度の水(50cc)
中に注ぎそしてジクロロメタン(3X 100cc)で
抽出する。−緒にした有機抽出物を水(3x50cc)
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、約40
℃で減圧下(20kPa)に濃縮乾固する。得られる残
留物をエタノール(20cc)により吸収させ、排液し
そしてエタノール(2X 20 cc)及びエチルエー
テル(3X30cc)で洗浄する。(RS )−3−エ
トキシカルボニル−7−フルオロ−8−[3−(2−フ
リル)−1−ピペラジニルコー1−メチルー4−オキソ
−1,4−ジヒドロベンゾrbM1.iQ1ナフチリジ
ン(1−37)が−融点198−200℃の黄色固体の
形態で得られる。このものはその後の工程のために更に
精製しないで使用される。
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1
,8]ナフチリジンは実施例19にきさしの如(して製
造される。
(R3)−2−(2−フリル)ピペラジンは、EP特許
出願第230,053号に記載の方法に従って製造され
た。
実施例40 (R3)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)−1−ピ
ペラジニルコー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン(1,25g)で出発して
、実施例39の条件下に操作して、(R8)−1−シク
ロプロピル−7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)
−1−ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロ
ベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸
(0,95g)が、融点240−241℃の黄色固体の
形態で得られる。
(RS )−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボ
ニル−7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)−1−
ピペラジニル]−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジンは、1−シクロプロピル
−7,8−ジフルオロ−3−エトキシカルボニル−4−
オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8コナフ
チリジン(1,05g)及び(R8)−2−(2−フリ
ル)ピペラジン(0,6g)で出発して、実施例39の
条件下に製造された。(R3)−1−シクロプロピル−
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−8−[3−(
2−フリル)−1−ピペラジニルコー4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1
,3g)が、融点182℃の黄色固体の形態で得られる
1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニル−7,8
−ジフルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジンは下記の如(して製造され
た。
トリクロロメタン(80cc)中のエチル2−(2−ク
ロロ−6,7−ジフルオロ−3−キノリンカルボニル)
−3−(ジメチルアミノ)アクリレート(20g)及び
シクロプロピルアミン(9,25g)の溶液を、20℃
付近の温度で5時間撹拌する。溶液を約40℃で減圧下
(20kPa)に濃縮する。残留物をエタノール(30
0cc)により吸収させ、DBU (8、2g)で処理
し、撹拌しながら約75℃に30分間加熱する。約20
℃に冷却した後、不溶性物質を排出しそしてエタノール
(2X 30cc)で洗浄する。1−シクロプロピル−
3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ−4−オ
キソ−1゜4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチ
リジン(11,1g)が、融点230℃の黄色固体の形
態で得られる。
実施例41 (R8)−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオ
ロ−8−[3−(2−フリル)−1−ピベラジニルコー
1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン(1,58g)−山春lプ 
中++に5+100ハ欠ノルτ−憔jA=lイ /DS
)−7,9−ジフルオロ−8−[3−(2−フリル)−
1−ピペラジニル]−1−メチルー4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−
カルボン酸(1,07g)が、融点295−296℃の
黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−8−[3−(2−フリル)−1−ピペラジニル]
−1−メチルー4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカルボニ
ル−7,8,9−)リフルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bコ[1,8]ナフチリ
ジン(1,85g)及び(R8)−2−(2−フリル)
ピペラジン(1g)で出発して、実施例39の条件下に
製造された。−緒にした有機抽出物を減圧下に(20k
Pa、約40℃)a縮した後、残留固体をエタノール(
100cc)中で再結晶する。(RS )−3−エトキ
シカルボニル−7,9−ジフルオロ−8−[3−(2−
フリル)−1−ピペラジニルツー1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−、’3  k  K I−I/ζ ”/I
/ rsJlr I    Q  1−1−−7 +f
+  I+  ;;  ’7(1’72g)が、融点2
08−210℃の黄色固体の形態で得られる。
実施例42 (RS )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−8−[3−(2−チエニル)
−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジン(2g)で出発して、実施例3
9の条件下に操作し、そして再結晶しないで、純粋な(
R3)−7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−
[3−(2−チエニル)−1−ピペラジニル]−1,4
−ジヒドロベンゾ[:bl [1。
8]ナフチリジン−3−カルボン酸(1,8g)が、融
点268−270℃の黄色固体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−
1−メチル−4−オキソ−8−[3−(2−チエニル)
−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベンゾ[bl
[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカルボニル−
7,8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4
−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,
59g)及び(R8)−2−(2−チエニル)ピペラジ
ン(1,02g)で出発して、実施例39の条件下に製
造された。(RS )−3−エトキシカルボニル−7−
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−[3−(2−
チエニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(2,25g)が、
融点228℃の黄色固体の形態で得られる。
(R8)−2−(2−チエニル)ピペラジンは、ジエフ
リー・ダブリュ・エイチ・ワッセイ等、ジャーナル・オ
ブ・メディシナル・ケミストリー0,2旦、1116(
1983)に記載の条件に従って製造された。
実施例43 (R8)−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボニ
ル−7−フルオロ−4−オキソ−8−[3−(2−チエ
ニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジン(2g)で出発して、実
施例39の条件下に操作して、(R8)−1−シクロプ
ロピル−7−フルオロ−4−オキソ−8−[3−(2−
チエニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸(
1,75g)が、融点245℃の黄色固体の形態で得ら
れる。
(RS )−1−シクロプロピル−3−エトキシカルボ
ニル−7−フルオロ−4−オキソ−8−[3−(2−チ
エニル)−1−ピペラジニルコー1.4−ジヒドロベン
ゾ[bl [1、8]ナナフチジンは、1−シクロプロ
ピル−7,8−ジフルオロ−3−エトキシカルボニル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン(1,7g)及び(R8)−2−(2−チ
エニル)ピペラジン(1g)で出発して、実施例39の
条件下に製造された。(R8)−1−シクロプロピル−
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−4−オキソ−
8−[3−(2−チエニル)−1−ピペラジニル]−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(
2,2g)が、融点210−212℃の黄色固体の形態
で得られる。
実施例44 フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−[3−(2−
チエニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,6g)で出発
して、実施例39の条件下に操作して、(R8)−7,
9−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−[3−
(2−チエニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボ
ン酸(0,75g)が、融点292−294℃の黄色固
体の形態で得られる。
(RS )−3−エトキシカルボニル−7,9−ジフル
オロ−1−メチル−4−オキンー8−[3−(2−チエ
ニル)−1−ピペラジニル]−1,4−ジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジンは、3−エトキシカルボ
ニル−7,8,9−)リフルオロ−1−メチル−4−オ
キソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチ
リジン(1,68g)及び(R8)−2−(2−チエニ
ル)ピペラジン(1,01g)で出発して、実施例39
の条件下に製造された。それにより(RS )−3−エ
トキシカルボニル−7,9−−(2−チエニル)−1−
ピペラジニルコー1.4−ジヒドロベンゾ[bl[1,
8]ナフチリジン(1,68g)が、融点220℃の黄
色固体の形態で得られる。
実施例45 3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−8−(4−ヒ
ドロキシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl [1。
8]ナフチリジン(3,2g)で出発して、実施例39
の条件下に操作して、7−フルオロ−8−(4−ヒドロ
キシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8コナフチリジン
−3−カルボン酸(2,86g)が、融点290℃の黄
色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−8−(4−ヒ
ドロキシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキ
ソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1゜8]ナフチリ
ジンは、3−エトキシカルボニル−7,8−ジフルオロ
−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[
bl[1,8]ナフチリジン(3g)、1−ヒドロキシ
ピペラジン2塩酸塩(1,97g)及び炭酸ナトリウム
(1,99g)で出発して、実施例39の条件下に製造
された。3−エトキシカルボニル−7−フルオロ−8−
(4−ヒドロキシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−
4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]
ナフチリジン(3,25g)が、融点258−260℃
の黄色固体の形態で得られる。
1−ヒドロキシピペラジン2塩酸塩は、トシオ・ウノ等
、ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリ
ー(J、fit、Chew)、 、 26.393(1
988)に記載の方法に従って製造された。
実施例46 3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ−8−(
4−ヒドロキシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジン(1,4g)で出発して、実施例39の条件
下に操作して、7,9−ジフルオロ−8−(4−ヒドロ
キシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−
1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン
−3−カルボン酸(0,5g)が、融点285−288
℃の黄色固体の形態で得られる。
3−エトキシカルボニル−7,9−ジフルオロ−8−(
4−ヒドロキシ−1−ピペラジニル)−1−メチル−4
−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナ
フチリジンは、3−エトキシカルボニル−7,8,9−
)リフルオロ−1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒ
ドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン(1,9g)
、1−ヒドロキシピペラジン2塩酸塩(1g)及び炭酸
カリウム(1,6g)で出発して、実施例39の条件下
に製造された。3−エトキシカルボニル−7,9−ジフ
ルオロ−8−(4−ヒドロキシ−1−ピペラジニル)−
1−メチル−4−オキソ−1,4−ジヒドロベンゾ[b
l[1,8]ナフチリジン(1,4g)が、融点255
−258℃の黄色固体の形態で得られる。
本発明は、ヒト医薬又は獣医学的医薬に有用な製薬学的
組成物にも関する。この組成物は、製薬学的に許容しう
る希釈剤又は担体と共に一般式(I)の化合物又はその
製薬学的に許容しうる塩を活性成分として含んで成る。
これらの組成物は、経口的に、非経口的に又は直腸に使
用することができる。
経口投与用の固体組成物としては、錠剤、火剤、粉末剤
又は顆粒剤を使用することができる。これらの組成物で
は、本発明に従う活性生成物は、スクロース、ラクトー
ス又はデンプンの如き1種又は1種より多くの不活性希
釈剤又は補助薬と混合される。これらの組成物は、希釈
剤以外の物質、例えばステアリン酸マグネシウムのよう
な滑剤を含んで成ることもできる。
経口投与用の液体組成物としては、水又は液体パラフィ
ンのような不活性希釈剤を含有する、製薬学的に許容し
つる乳剤、溶液剤、懸濁剤、シロップ剤及びエリキシル
剤を使用することができる。
これらの組成物は、希釈剤以外の物質、例えば、湿潤剤
、甘味料又は矯味・矯臭剤(flavouring p
roducts)を含んで成ることもできる。
非経口投与用の組成物は、無菌の溶液、水性又は非水性
懸濁剤又は乳剤であることができる。溶媒又はビヒクル
としては、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、植物油、特にオリーブ油及び注射可能な有機エス
テル、例えばエチルオレエートを使用することができる
。これらの組成物は、補助薬、特に湿潤剤、乳化剤又は
分散助剤を含むこともできる。無菌化は、幾つかの方法
で、例えば、細菌用フィルター(bacteriolo
gical filter)を使用すること、組成物に
無菌化剤を導入すること、照射又は加熱により行うこと
ができる。
これらの組成物は、無菌の水又は他の無菌の注射可能な
媒体中に使用の時点で溶解される無菌の固体組成物の形
態で製造することもできる。
直腸投与用の組成物は、活性成分の他に、ココアバター
又はサポシール(Suppocire)のような賦形剤
を含有することができる坐剤又は直腸用カプセルである
ヒトの治療又は獣医学的治療に際して、本発明に従う組
成物は、バクテリア起源の感染症の処置に特に有用であ
る。
一般的に言えば、医師は、年令、体重、感染の度合及び
処置されるべき患者に特異的な他のファクターに従って
、最も適当であると考えられる用量を決定するであろう
。一般に、投与量は、成人では一日に2回経口又は非経
口的に投与される活性成分0.2g乃至1gである。
下記の実施例は、本発明に従う組成物を説明する。
実施例A 下記の組成を有しそして活性成分250mg用量を含む
錠剤を、常用の方法に従って製造する。
(R)−7−フルオロ−1−メチル− 4−オキソ−8−(3−フェニル− 1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベンゾ[b][
1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸       
   250mgデンプン             
 59mgラクトース             35
11gタルク               15mg
実施例B 下記の組成を有しそして活性成分250mg用量を含む
錠剤を、常用の方法に従って製造する。
(RS )−7−フルオロ−8−[(3−(2−フリル
)−1−ピペラジニルコー1−メチルー4−オキソ−1
,4− ジヒドロベンゾ[b][1,8]ナフチリジン−3−カ
ルボン酸      250mgデンプン      
       50mgラクトース         
    35mgタルク              
  15mg一般式(1)の生成物は、植物及び野菜の
抗バクテリア処置のための農芸化学分野においても有利
である。一般式(I)の生成物を含有する農芸化学用の
組成物も又本発明の範囲内に入ることは理解される。
更に、一般式(I)の生成物は、有機又は無機物質の保
存又は消毒用の剤として、特に、染料、脂肪、紙、木材
又はポリマー工業又はテキスタイル工業、食品工業又は
水処理に使用することもできとの組み合わせの形態で、
一般式(I)の生成物を含む組成物が本発明の範囲内に
入ることも又理解される。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、一般式 式中、 R1は、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基を表
し、 Rtは、水素原子、アルキル又はフルオロアルキル基、
3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、又はアル
コキシ又はアルキルアミノ基を表し、 R3は、フェニル又はフェニルアルキル基を表し、該フ
ェニル又はフェニルアルキル基は、処置Mh −n 4
L ツ J、Tフ −J    1 QT71J!h 
 し h 4乙 111%    J、Mゲン原子、ア
ルキル基、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基
、アルコキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジア
ルキルアミノ、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキ
ルもしくはヒドロキシアルコキシ、フェニル環上の2つ
の隣接する位置のメチレンジオキシ、アミノアルキル又
はアルキルアミノアルキルもしくはジアルキルアミノア
ルキル基により置換されており、該ジアルキルアミノ基
のアルキル部分はそれらが結合している窒素原子と一緒
になって5員又は6員複素環を形成していてもよく、 或いは、R3は、窒素、酸素又は硫黄から選ばれる1個
又は2個のへテロ原子を含む5員複素環基を表し、 R4は、水素原子又はフッ素原子を表し、上記のアルキ
ル基又はアルキル部分は、線状又は分岐状でありそして
1−4個の炭素原子を含む、のベンゾ[bl[1,81
ナフチリジン誘導体又はその塩又は水和物又はそのエナ
ンチオマー又はエナンチオマー混合物。
2、R1は、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基
を表し、 R2は、水素原子、アルキル又はフルオロアルキル基、
3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、又はアル
コキシ基を表し、 R3は、フェニル又はフェニルアルキル基を表し、該フ
ェニル又はフェニルアルキル基は、未置換であるか又は
、1個又はそれより多くの、ハロゲン原子、アルキル基
、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、又はア
ルコキシ、シアノ、アミノ、アルコキシアルキル、ヒド
ロキシアルコキシ、又はメチレンジオキシ基により置換
されており、 或いは、R3は、窒素、酸素又は硫黄から選ばれる1個
又は2個のへテロ原子を含む5員複素環基を表し、 R4は、水素原子又はフッ素原子を表し、上記のアルキ
ル基は、線状又は分岐状でありモして1−4個の炭素原
子を含む、 上記1に記載の化合物。
3.7−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−8−(3
−フェニル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロベ
ンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸、
又はその塩又は水和物、又はそのエナンチオマー又はエ
ナンチオマー混合物である、上記2に記載の化合物。
4.7−フルオロ−1−メチル−8−[3−(4−メチ
ルフェニル)−1−ピペラジニル)−4−オキソ−1,
4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−3
−カルボン酸、又はその塩又は水和物、又はそのエナン
チオマー又はエナンチオマー混合物である、上記2に記
載の化合物。
5.7−フルオロ−8−[3−(4−メトキシフェニル
)−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−1
,4−ジヒドロベンゾ[bl[1,8]ナフチリジン−
3−カルボン酸、又はその塩又は水和物、又はそのエナ
ンチオマー又はエナンチオマー混合物である、上記2に
記載の化合物。
6.7.9−ジフルオロ−8−[3−(4−メトキシフ
ェニル)−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキ
ソ−ジヒドロベンゾ[bl[1,81ナフチリジン−3
−カルボン酸、又はその塩又は水和物、又はそのエナン
チオマー又はエナンチオマー混合物である、上記2に記
載の化合物。
7.7−フルオロ−8−[3−(2−フリル)−1−ピ
ペラジニル)−1−メチル−4−オキソジヒドロベンゾ
[bl[1,8]ナフチリジン−3−カルボン酸、又は
その塩又は水和物、又はそのエナンチオマー又はエナン
チオマー混合物である、上記2に記載の化合物。
8.8)一般式 式中、R1及びR3は上記1に記載のとおりである、 のピペラジン誘導体を、一般式、 式中、R2及びR4は上記1に記載のとおりであり、そ
してHalは、R4が水素原子であるならば、フッ素、
塩素又は臭素原子であり、又はHatとR4は同時にフ
ッ素原子である、 のベンゾ[b][1,8]ナフチリジンと反応させるか
、又は、 b)一般式 式中、R1、R2、R3及びR4は、上記1に記載のと
おりであり、又はR2は保護されたアルキルアミノ基を
表し、そしてAlkは1−4個の炭素原子を含む線状又
は分岐状アルキル基である、のエステルの基C00A1
kを公知の方法により基C0OHに転化し、次いで、R
2が保護されたアルキルアミノ基を表す場合には、保護
基を除去し、及び/又は、R1が水素原子を表す場合に
は、所望により、上記のようにした得られた生成物を、
R1がメチルを表す上記1に記載の化合物に転化し、及
び/又は所望により、このようにして得られた化合物を
塩又は水和物に転化する、ことを特徴とする上記1に記
載の化合物の製造方法。
9、適合性の希釈剤又は担体と共に上記1に記載の化合
物を含有して成る組成物。
10、製薬学的に許容しつる希釈剤又は担体と共に上記
1に記載の化合物を含有して成る製薬学的組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 R_1は、水素原子又はヒドロキシル又はアルキル基を
    表し、 R_2は、水素原子、アルキル又はフルオロアルキル基
    、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、又はア
    ルコキシ又はアルキルアミノ基を表し、 R_3は、フェニル又はフェニルアルキル基を表し、該
    フェニル又はフェニルアルキル基は、未置換であるか又
    は、1個又はそれより多くの、ハロゲン原子、アルキル
    基、3−6個の炭素原子を含むシクロアルキル基、アル
    コキシ、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキル
    アミノ、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキルもし
    くはヒドロキシアルコキシ、又はフェニル環上の2つの
    隣接する位置のメチレンジオキシ、アミノアルキルもし
    くはアルキルアミノアルキル又はジアルキルアミノアル
    キル基により置換されており、該ジアルキルアミノ基の
    アルキル部分はそれらが結合している窒素原子と一緒に
    なって5員又は6員複素環を形成していてもよく、 或いは、R_3は、窒素、酸素又は硫黄から選ばれる1
    個又は2個のヘテロ原子を含む5員複素環基を表し、 R_4は、水素原子又はフッ素原子を表し、上記のアル
    キル基又はアルキル部分は、線状又は分岐状でありそし
    て1−4個の炭素原子を含む、のベンゾ[b][1,8
    ]ナフチリジン誘導体又はその塩又は水和物又はそのエ
    ナンチオマー又はエナンチオマー混合物。 2、a)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_1及びR_3は特許請求の範囲第1項記載の
    とおりである、 のピペラジン誘導体を、一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_2及びR_4は特許請求の範囲第1項記載の
    とおりであり、そしてHalは、R_4が水素原子であ
    るならば、フッ素、塩素又は臭素原子であり、又はHa
    lとR_4は同時にフッ素原子である、のベンゾ[b]
    [1,8]ナフチリジンと反応させるか、又は、 b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は、特許請求
    の範囲第1項記載のとおりであり、又はR_2は保護さ
    れたアルキルアミノ基を表し、そしてAlkは1−4個
    の炭素原子を含む線状又は分岐状アルキル基アルキル基
    である、 のエステルの基COOAlkを公知の方法により基CO
    OHに転化し、次いで、R_2が保護されたアルキルア
    ミノ基を表す場合には、保護基を除去し、及び/又は、
    R_1が水素原子を表す場合には、所望により、上記の
    ようにした得られた生成物を、R_1がメチルを表す特
    許請求の範囲第1項記載の化合物に転化し、及び/又は
    所望により、このようにした得られた化合物を塩又は水
    和物に転化する、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合物の
    製造方法。 3、適合性の希釈剤又は担体と共に特許請求の範囲第1
    項記載の化合物を含有して成る組成物。 4、製薬学的に許容しうる希釈剤又は担体と共に特許請
    求の範囲第1項記載の化合物を含有して成る製薬学的組
    成物。
JP2293501A 1989-10-30 1990-10-30 新規なベンゾ〔b〕〔1,8〕ナフチリジン誘導体、その製造及びそれを含む組成物 Pending JPH03151384A (ja)

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FR9008757A FR2664595B1 (fr) 1990-07-10 1990-07-10 Nouveaux derives de benzonaphtyridine-1,8, leur preparation et les compositions qui les contiennent.

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