JPH03150736A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクの両面に情報を記録もしくは両面
の情報を再生する光ディスク装置に関するものである。

従来の技術 近年、オーディオビジュアル（以下、ＡＶと称す。）の
世界において光ディスク装置は、その大容量性、ランダ
ムアクセス性、非接触性等の特徴から従来の磁気媒体、
特にテープに代わる記録媒体として注目されてきている
。既にレーザディスクに代表される再生専用だけでなく
、１回のみ記録可能型や消去可能型が商品化されつつあ
る。

レーザディスクでは、ＬＤレシンルという小径化の動き
と両面貼合わせによる長時間化の動きがあり、特に後者
に対しては、光ピックを移動することにより、ディスク
を裏返して再ローデイングすることなく両面が再生可能
なプレーヤが商品化されている。

しかしながら、同一方向スパイラルのディスクを貼合わ
せているため逆の面を再生する場合光ピックの移動と共
にディスクを逆転するために１０数秒を要し、両面再生
がそれだけの時間中断するという問題点があった。また
、両面を同時に再生できないため、例えば映画の二か国
語同時再生ができないというように応用に制約があると
いう問題点があった。

また、アナログＡＶ用記録可能型についても、映像と音
声を周波数多重記録するため、映像と音ディスクの両面
を各々のヘッドで同時に記録もしくは再生が可能なディ
スクを用い、画像と音声をディスクの異なった面に独立
に記録再生することで上記問題点を解決することを図っ
た。

以下、従来例として上記特願昭８３−２９８６７７号の
光ディスク装置について説明する。

第５図は、この従来の光ディスク装置の記録処理構成を
示すブロック図である。

第５図において、８１は一方の面（以下、Ａ面と称す。

）には時計方向に回転させ、他方の面（以下、８面と称
す。）には反時計方向に回転させて情報が記録できる光
磁気ディスク、８２はＡ面に画像情報を記録・再生する
ための光ピック部、８３は８面に音声情報を記録・再生
するための光ピック部、８４および８５は光ピック８２
および８３に各々対応させて光磁気記録時に補助磁界を
発生する磁気バイアス部、８６および８７は光ピック部
８２および８３を各々所望の位置に配置させる位置制御
駆動部、８８は光磁気ディスク８１を所定回転数で、且
つ、Ａ面を時計方向に一定回転させるディスク回転制御
部、１０１はディスク回転制御部８８の制御により光磁
気ディスク８１を回転するディスク回転部、８９および
９０は光磁気ディスク８１に画像あるいは音声情報を記
録するために各々光ピック部８２および８３を駆動する
レーザ駆動部、９１および９２は光ピック部８２および
８３を介して、光磁気ディスク８１からの再生信号を増
幅するヘッドアンプ部、９３および９４は磁気バイアス
部８４および８５を各々駆動する磁気バイアス駆動部、
９５は光磁気ディスク８１上の記録および再生位置情報
を指定するキー人力部、９８は画像情報を入力する画像
入力部、９７は画像情報を出力する画像出力部、９８は
音声情報を入力する音声入力部、９９は音声情報を出力
する音声出力部、１００は画像および音声情報の記録信
号と再生信号の変復調変換および全ての駆動部の制御を
行うコントロール部であり、光磁気ディスク８１の各面
の記録・再生を独立にまた同時に制御可能である。

以上のように構成された光ディスク装置について、以下
、その動作を記録時について説明する。

キー人力部９５より入力された記録位置指定情報及び記
録の対象が画像か音声か、あるいはその両方かの選択情
報に基づき、コントロール部１００はディスク回転制御
部８８を介して光磁気ディスク８１を所定の回転数で回
転させ、画像記録であれば位置制御駆動部８８を介して
光ピック部８２を指定位置に移動させ、音声記録であれ
ば位置制御駆動部８７を介して光ピック部８３を指定位
置に移動させる。画像及び音声記録であれば位置制御駆
動部１６及び１７を介して光ピック部８２及び８３を共
に指定位置に移動させる。

いま、キー人力部９５から画像記録の選択情報が入力さ
れた場合を説明すると、光ピック部８２を指定位置に移
動させたのち、コントロール部１００は画像入力部９６
を介して入力された画像信号に変調処理を施し、レーザ
駆動部８θに送る。

レーザ駆動部８９は送られた信号に応じて光ピック部８
２を駆動し、光磁気ディスク８１の入面上にレーザ光を
集光する。このとき、コントロール部１００によって磁
気バイアス駆動部８３、さらには磁気バイアス部８４が
駆動されており、光磁気ディスク８１の入面上に情報が
記録される。

以上の動作により、一方の面に画像を、また他方の面に
音声を独立に制御される光ピックで記録可能なため、画
像と音声の独立編集が可能であった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、ディスクの両面のス
パイラル方向が逆になること及びディスク回転制御が常
に一方向回転制御であるため、ローディング時のディス
クの面方向は常に所定の方向にする必要があるという問
題点があった。

また、上記従来例では両面に属性の異なる情報を記録・
再生する場合で論じたが、両面で同一の属性をもった情
報を記録・再生する場合でも上記問題点があることは同
じである。

本発明は上記問題点に鑑み、ディスクの面を意識するこ
となく、ディスクの異なった面に情報を同時にもしくは
独立に記録・再生することを可能とする光ディスク装置
を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、
表裏両面に同時に情報が記録でき、もしくは表裏両面の
記録情報を同時に再生でき、且つ、ディスク面上もしく
は格納カートリッジの面上に各々の面の識別情報が記録
された光ディスクの各々の面を識別する識別手段と、前
記識別手段の識別結果によって前記光ディスクの回転方
向及び回転を制御する回転手段と、前記情報を記録もし
くは再生するための第１および第２の光記録再生手段と
、前記第１および第２の光記録再生手段を独立に、ある
いは同時に動作するように制御し、しかも前記回転手段
をも制御する制御手段とから構成される。

また本発明は、光ディスクの第１の面に第１の属性をも
った情報を、第２の面に第２の属性をもった情報を同時
に記録もしくは同時に再生でき、且つ、ディスク面上も
しくは格納カートリッジの面上に各々の面の識別情報が
記録された光ディスクの前記第１の面と前記第２の面を
識別する識別手段と、前記識別手段の識別結果によって
前記光ディスクの回転方向及び回転を制御する回転手段
と、前記第１及び第２の属性の情報を記録・再生するた
めの第１および第２の光記録再生手段と、前記第１及び
第２の属性に応じた信号処理をする第１および第２の信
号処理手段と、前記識別手段の識別結果によって前記第
１および第２の光記録再生手段と前記第１および第２の
信号処理手段の接続を切換える切換手段と、前記識別手
段と前記回転手段と前記第１および第２の光記録再生手
段と前記第１および第２の信号処理手段とを制御する制
御手段とから構成される。

作用 上記した構成により本発明は、光ディスクの両面に独立
に光ピックを配すると共に、ディスクの装着面方向を検
出することにより、何れの面方向に装着されていても適
正な方向にディスクを回転することにより、常にいずれ
の面の情報も記録・再生を自動的に制御する。

また本発明は、上記の構成に加えて、記録する属性毎の
処理手段と各々の面への記録再生手段との接続を、ディ
スクの装着面方向に合わせて切換えることにより、ディ
スク装着面方向を意識することなく常に所定の面に所定
の属性をもった情報を記録再生制御する。

実施例 以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は、本発明の第１の実施例における光ディスク装
置の概略ブロック図、第２図は、第１図の概略ブロック
図をさらに具体的に光磁気ディスク装置について示した
ブロック図である。

第１図において、１は光ディスク、２および３は光ディ
スク１の各々の面に情報を記録再生する光記録再生手段
、４は光ディスク１を一定回転で回転制御する回転手段
、５は光ディスク１の面方向を識別する識別手段、６は
光記録再生手段２および３を独立に、あるいは同時に制
御し、しかも回転手段４と識別手段５をも制御する制御
手段である。

第２図において、１は光磁気ディスク、１２及び１３は
光磁気ディスク１の各々の面にＡＶ情報を記録もしくは
再生するための光ピック部、１４および１５は光ピック
１２および１３に各々対応させて記録時に補助磁界を発
生する磁気バイアス部、１６および１７は光ピック部１
２および１３を各々所望の位置に配置させる位置制御駆
動部、３１は光磁気ディスク１の装着面方向を識別する
識別部、１８は識別部３１の識別結果に従って光磁気デ
ィスク１を所定の一定回転数で、且つ、識別部３１の識
別結果に従った方向に回転させるディスク回転制御部、
３２はディスク回転制御部１８の制御により光磁気ディ
スク１を回転させるディスク回転部、１９および２０は
光磁気ディスク１に情報を記録するために各々光ピック
部１２および１３を駆動するレーザ駆動部、２１および
２２は光ピック部１２および１３を介して光磁気ディス
ク１からの再生信号を増幅するヘッドアンプ部、２３お
よび２４は磁気バイアス部１４および１５を各々駆動す
る磁気バイアス駆動部、２５は光磁気ディスク１上の記
録および再生位置情報を指定するキー人力部、２６は光
ピック部１２を介して光磁気ディスク１の一方の面上に
記録するＡＶ情報を入力するＡＶ入力部、２７は同じ面
上に記録されたＡＶ情報を出力するＡＶ出力部、２８は
光ピック部１３を介して光磁気ディスク１の他方の面上
に記録するＡＶ情報を入力するＡＶ入力部、２８は同じ
面上に記録されたＡＶ情報を出力するＡＶ出力部、３０
はＡＶ情報の記録信号及び再生信号の信号処理および全
ての駆動部の制御を行うコントロール部であり、光磁気
ディスク１の各面の記録・再生を独立にまた同時に制御
可能である。

いま、光磁気ディスク１はカートリッジに格納されて使
用され、そのカートリッジの両面が機構的に異なる形状
、例えば一方の面には穴がおいているが、他方の面には
おいていない構造になっており、識別部３１はこの機構
的差異を検出することにより、両面の識別信号を発生す
るものとする。

また、光磁気ディスク１は、一方の面（以下、Ａ面と称
す。）が光ピック部に対して時計方向が順方向回転、他
方の面（以下、Ｂ面と称す。）が光ピック部に対して反
時計方向が順方向回転とする。

以上のように構成された本実施例の光ディスク装置につ
いて、以下その動作を記録時について説明する。

以下の説明では、記録及び再生の対象となる情報の属性
を両面とも画像情報とする。

まず、本システムは、ディスク挿入状態での電源オン時
、もしくは電源オン状態でのディスク挿入時の何れかの
ときに識別部３１によって挿入面方向が認識される。い
ま、第２図において、Ａ面が上面になるように挿着され
であるとする。

キー人力部２５より入力された記録ディスク面指定（Ａ
面かＢ面）及び記録位置指定情報に基づき、コントロー
ル部３０はディスク回転制御部１８を介して光磁気ディ
スク１を所定の回転数で回転させる。このとき回転方向
は上述の識別部３１の識別結果に従い、今の場合上面か
らみて時計方向に回転するように制御される。また、本
例とは逆にＡ面が下面となるように装着されていれば、
上面からみて反時計方向に回転するように制御される。

Ａ面への記録であれば、位置制御駆動部１６を介して光
ピック部１２を指定位置に移動させ、Ｂ面への記録であ
れば位置制御駆動部１７を介して光ピック部１３を指定
位置に移動させる。両面記録であれば位置制御駆動部１
６および１７を介して光ピック部１２および１３を共に
指定位置に移動させる。なお、これらの移動制御及び機
構は既知であるので、詳細な説明は省略する。

いま、キー人力部２５からＡ面記録の選択情報が入力さ
れた場合を説明すると、光ピック部１２を１断定位置に
移動させたのち、コントロール部３０はＡＶ入力部２６
を介して入力された画像信号を記録信号に変換し、レー
ザ駆動部１９に送る。

レーザ駆動部１９は送られた信号に応じて光ピックを駆
動して光磁気ディスク１上にレーザ光を集光する。この
とき、コントロール部３０によって磁気バイアス駆動部
２３、さらには磁気バイアス部１４が駆動されており、
熱磁気効果により光ディスク１上に信号が記録される。

８面記録についても同様にして光ピック部１３と磁気バ
イアス部１５を駆動することによる熱磁気効果で、光磁
気ディスク１上に記録される。

即ち上記動作により、ディスクの装着面方向が何れであ
ってもディスクは適正な方向に自動的に回転制御される
。

以上、記録時の動作について説明したが、再生時の動作
についても同様である。

即ち、キー人力部２５より入力された再生ディスク面指
定情報、位置指定情報および画像再生の選択情報に基づ
き、コントロール部３０はディスク回転制御部１８を介
して光磁気ディスク１を所定の回転数で回転させ、上面
を再生する場合は位置制御駆動部１６を介して光ピック
部１２を指定位置に移動させる。コントロール部３０は
光ピック部のレーザ照射パワーが再生パワーとなるよう
にレーザ駆動部１９を駆動する。照射されたレーザ光の
光磁気ディスク１による反射光は光ピック部１２で検出
され、ヘッドアンプ部で増幅されたのちコントロール部
３０で復調処理されてＡＶ出力部２７を介して画像信号
として出力される。また、両面同時再生動作についても
同様である。

次に、本発明の第２の実施例について説明する。

第３図は、本発明の第２の実施例を示す光ディスク装置
の概略ブロック図、第４図は第３図の概略ブロック図を
さらに具体的に光磁気ディスク装置について示したブロ
ック図である。

第３図において、４１は光ディスク、４２および４３は
光ディスク４１の各々の面に情報を記録再生する光記録
再生手段、４４は光ディスク４１を一定回転で回転制御
する回転手段、４５は光ディスク４１の装着面方向を識
別する識別手段、４８及び４９は信号処理手段、４６は
光記録再生手段４２及び４３と信号処理手段４８及び４
９との接続を切換える切換手段、４７は光記録再生手段
４２および４３を独立に、あるいは同時に制御し、しか
も回転手段４４と識別手段４５をも制御する制御手段で
ある。

第４図において、４１は光磁気ディスクであり、一方の
面（以下、Ａ面と称す。）は光磁気ディスク４１が時計
方向に回転したときにこの面への記録再生が可能であり
、他方の面（以下、Ｂ面と称す。）は反時計方向に回転
したとき記録再生が可能である。

５２及び５３は光磁気ディスク４１の２つの面に各々Ａ
Ｖ情報を記録もしくは再生するための光ピック部、５４
および５５は、光ピック５２および５３に各々対応させ
て光磁気記録時に補助磁界を発生する磁気バイアス部、
５６および５７は光ピック部５２および５３を各々所望
の位置に配置させる位置制御駆動部、７１は光磁気ディ
スク５４の装着面方向を識別する識別部、５８は識別部
７１の識別結果に従って光磁気ディスク４１を所定の一
定回転数で、且つ、識別部７１の識別結果に従った方向
に回転させるディスク回転制御部、７３はディスク回転
制御部５８の制御により光磁気ディスク４１を回転させ
るディスク回転部、５９および６０は光磁気ディスク５
１に情報を記録するために各々光ピック部５２および５
３を駆動するレーザ駆動部、６１および６２は光ピック
部５２および５３を介して光磁気ディスク４１からの再
生信号を増幅するヘッドアンプ部、６３および６４は磁
気バイアス部５４および５５を各々駆動する磁気バイア
ス駆動部、６５は光磁気ディスク４１上の記録もしくは
再生の位置情報を指定するキー人力部、８６及び６７は
光ピック部５２及び５３による記録再生を各々制御する
記録再生制御部、６８は光磁気ディスク４１のＡ面に記
録もしくは再生する画像情報の入出力を処理する画像入
出力部、６９はＢ面に記録もしくは再生する音声情報の
入出力を処理する音声入出力部、７０は常にＡ面に画像
情報を、また、Ｂ面に音声情報を記録もしくは再生する
ように記録再生制御部６６及び８７と画像入出力部６８
及び音声情報入出力部６９との接続を切換える切換部、
７２はシステム全体の制御を行うシステム制御部であり
、光磁気ディスク４１の各面の記録・再生を独立にまた
同時に制御可能である。なお、光磁気ディスク４１の装
着面方向の検出法は、第１の実施例と同一とする。

以上のように構成された本実施例の光ディスク装置につ
いて、第１の実施例との相違点を中心に以下その動作を
記録時について説明する。

いま、第４図においてＡ面が下面になるように装着され
ているとする。このとき識別部７１がこの状態を検出し
てディスク回転制御部５８を介して光磁気ディスク４１
のＡ面を時計方向に回転させる。これによって記録再生
制御部６６およびｅ７は各々Ａ面、Ｂ面に情報を記録も
しくは再生可能となる。さらに、切換部７０によって、
記録再生制御部ｅ６と画像入出力部６８、記録再生制御
部θ７と音声入出力部６９とがそれぞれ接続される。こ
れにより画像情報が光磁気ディスク４１のＡ面に記録も
しくは再生され、音声情報がＢ面に記録もしくは再生さ
れる。

また、Ａ面が第４図において上面になるように装着され
ている場合は、光磁気ディスクは上記と逆方向の回転に
なるように制御され、また、記録再生制御部６６と音声
入出力部６９、記録再生制御部８７と画像入出力部６８
とがそれぞれ切換部７０によって接続され、前の場合と
同じく光磁気ディスク４１のＡ面には画像情報が、Ｂ面
には音声情報が記録もしくは再生される。

以上のように本実施例によれば、光ディスクの何れの面
が上面になるように装着されても、常に記録もしくは再
生が可能なように適正な回転方向で回転制御されると共
に、常に同一面に同一の属性をもった情報が記録される
。

なお、上記第１及び第２の実施例では、記録・再生の光
ディスク媒体として光磁気ディスク１及び４１を用いた
が、相変化型光ディスクであってもよい。この場合、第
２図において磁気バイアス部１４および１５、さらには
磁気バイアス駆動部２３および２４を削除したブロック
構成で、また、第４図において磁気バイアス部５４およ
び５５、さらには磁気バイアス駆動部６３および６４を
削除したブロック構成で、各々上記の動作説明がそのま
ま適用される。また、再生のみを目的とする場合にはど
の方式の光ディスクであってもよい。

さらに本実施例では、光磁気記録の内、記録情報に応じ
た信号を光ピック部に印加して記録する光変調型につい
て説明したが、磁界変調型についても、その動作は本実
施例と同様である。

発明の効果 以上のように本発明は、表裏両面に同時に情報が記録で
き、もしくは表裏両面の記録情報を同時に再生でき、且
つ、ディスク面上もしくは格納カートリッジの面上に各
々の面の識別情報が記録された光ディスクの各々の面を
識別する識別手段と、前記識別手段の識別結果によって
前記光ディスクの回転方向及び回転を制御する回転手段
と、前記情報を記録もしくは再生するための第１および
第２の光記録再生手段と、前記第１および第２の光記録
再生手段を独立に、あるいは同時に動作するように制御
し、しかも前記回転手段をも制御する制御手段を設ける
ことにより、両面で互いに逆方向に記録もしくは再生さ
れる光ディスクの装着方向が何れであっても適正な方向
に回転制御されるので、光ディスクの装着面方向を意識
することなく両面逆方向スパイラルディスクを用いるこ
とができる。

また、光ディスクの第１の面に第１の属性をもった情報
を、第２の面に第２の属性をもった情報を同時に記録も
しくは同時に再生でき、且つ、ディスク面上もしくは格
納カートリッジの面上に各々の面の識別情報が記録され
た光ディスクの前記第１の面と前記第２の面を識別する
識別手段と、前記識別手段の識別結果によって前記光デ
ィスクの回転方向及び回転を制御する回転手段と、前記
第１及び第２の属性の情報を記録会再生するための第１
および第２の光記録再生手段と、前記第１及び第２の属
性に応じた信号処理をする第１および第２の信号処理手
段と、前記識別手段の識別結果によって前記第１および
第２の光記録再生手段と前記第１および第２の信号処理
手段の接続を切換える切換手段と、前記識別手段と前記
回転手段と前記第１および第２の光記録再生手段と前記
第１および第２の信号処理手段と前記切換手段とを制御
する制御手段を設けることにより、両面で互いに逆方向
に記録もしくは再生される光ディスクの装着方向が何れ
であっても、適正な方向に回転制御されることによる前
記の発明の効果に加えて、例えば画像情報と音声情報の
ような異なった属性をもった情報を互いに異なる面に記
録もしくは再生する場合、常に同一面に記録もしくは再
生が装着面方向を意識することなく可能であるという効
果がある。

もちろん互いに異なった属性として、画像と音声という
組合せだけでなく、異なったフォーマットの画像の組合
せであってもよく、また、同一の属性、同一のフォーマ
ットからなった情報同士であってもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における光ディスク装置
の概略ブロック図、第２図は同実施例における光ディス
ク装置の具体例を示すブロック図、第３図は本発明の第
２の実施例における光ディスク装置の概略ブロック図、
第４図は同実施例における光ディスク装置の具体例を示
すブロック図、第５図は従来の光ディスク装置のブロッ
ク図である。 １．４１・・・光ディスク、 ・・・光記録再生手段、 ５．４５・・・識別手段、　　６゜ ４６・・・切換手段、４８゜

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）表裏両面に同時に情報が記録でき、もしくは表裏
   両面の記録情報を同時に再生でき、且つ、ディスク面上
   もしくは格納カートリッジの面上に各々の面の識別情報
   が記録された光ディスクの各々の面を識別する識別手段
   と、 前記識別手段の識別結果によって前記光ディスクの回転
   方向及び回転を制御する回転手段と、前記情報を記録も
   しくは再生するための第１および第２の光記録再生手段
   と、 前記第１および第２の光記録再生手段を独立に、あるい
   は同時に動作するように制御し、前記回転手段を制御す
   る制御手段とからなることを特徴とする光ディスク装置
   。
2. （２）光ディスクの第１の面に第１の属性をもった情報
   を、第２の面に第２の属性をもった情報を同時に記録も
   しくは同時に再生でき、且つ、ディスク面上もしくは格
   納カートリッジの面上に各々の面の識別情報が記録され
   た光ディスクの前記第１の面と前記第２の面を識別する
   識別手段と、前記識別手段の識別結果によって前記光デ
   ィスクの回転方向及び回転を制御する回転手段と、前記
   第１及び第２の属性の情報を記録・再生するための第１
   および第２の光記録再生手段と、前記第１及び第２の属
   性に応じた信号処理をする第１および第２の信号処理手
   段と、 前記識別手段の識別結果によって前記第１および第２の
   光記録再生手段と前記第１および第２の信号処理手段の
   接続を切換える切換手段と、前記識別手段と前記回転手
   段と前記第１および第２の光記録再生手段と前記第１お
   よび第２の信号処理手段と前記切換手段を制御する制御
   手段とからなることを特徴とする光ディスク装置。
3. （３）表裏両面に情報が記録できる光ディスクの両面に
   各々独立の情報を記録するための第１および第２の光記
   録再生手段として、各々第１および第２の光ピック部と
   、 前記第１および第２の光ピック部と共に用いて熱磁気効
   果により前記光ディスクの各々の面に前記情報を記録す
   るために一定の補助磁界を発生する第１および第２の補
   助磁界発生部と、 前記第１の光ピック部および前記第１の補助磁界発生部
   の配置を制御する第１の位置制御駆動部と、 前記第２の光ピック部および前記第２の補助磁界発生部
   の配置を制御する第２の位置制御駆動部とを具備するこ
   とを特徴とする請求項１もしくは２記載の光ディスク装
   置。
4. （４）表裏両面に情報が記録・再生される光ディスクか
   ら、前記情報を各々独立に記録・再生するための第１お
   よび第２の光記録再生手段として、第１および第２の光
   ピック部と、 前記第１の光ピック部の配置を制御する第１の位置制御
   駆動部と、 前記第２の光ピック部の配置を制御する第２の位置制御
   駆動部とを具備することを特徴とする請求項１もしくは
   ２記載の光ディスク装置。
5. （５）表裏両面に情報が記録できる光ディスクの両面に
   各々独立の情報を記録するための第１および第２の光記
   録再生手段として、記録信号に応じた磁界を発生する第
   １および第２の磁界発生部と、前記第１および第２の磁
   界発生部と共に用いて熱磁気効果により前記光ディスク
   の各々の面に前記情報を記録するために前記光ディスク
   媒体の各々の面に加熱処理を施す第１および第２の光ピ
   ック部と、 前記第１の光ピック部および前記第１の磁界発生部の配
   置を制御する第１の位置制御駆動部と、前記第２の光ピ
   ック部および前記第２の磁界発生部の配置を制御する第
   ２の位置制御駆動部とを具備することを特徴とする請求
   項１もしくは２記載の光ディスク装置。
6. （６）表裏両面に情報が記録できる光ディスクの一方の
   面に画像情報を記録し、他方の面には音声情報を記録す
   ることを特徴とする請求項２記載の光ディスク装置。