JPH03256289A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ＣＤ（コンパクトディスク）タイプの記録再
生装置に関するものである。

［発明の概要］ 本発明の光ディスク記録再生装置は、−度だけデータの
書込みが可能とされる追記型光ディスク（ＣＤ　−Ｗ　
ＯｆＷｒｉｇｈｔ　０ｎｃｅ）　）に対応した記録再生
装置部と、データのオーバライドが可能な光磁気ディス
ク（ＣＤ　−Ｍ　ＯｆＭａｇｎｅｔ　０ｐｔｉｃａｌ）
　）に対応した記録再生装置部を併設し、しかも各記録
再生装置部間で互いにデータを読み出し、記録すること
によってデータダビングを可能としたものである。

［従来の技術１ ＣＤ−ＷＯ，ＣＤ−ＭＯ等の記録可能な光ディスクが開
発され、広く知られている。

ＣＤ−ＷＯは、物理的にビットを形成することによって
記録を為すものであり、例えば信号記録面に有機色素系
の記録層を形成し、これにレーザ光を照射すると有機色
素が過熱溶融され、またこれに接しているポリカーボネ
イト基盤も過熱軟化することによって、記録層と基盤の
界面が変形し、ビットが形成されるものなどがある。

一方ＣＤ−ＭＯは、記録層に垂直磁気記録を施すもので
あり、レーザ光の照射によってキュリ−点以上に過熱し
た段階で外部磁界を印加するちのである。このＣＤ−Ｍ
Ｏを再生する際には、記録部分の磁化方向（ＮかＳ）に
よって、再生レーザ光の反射光の偏向方向が＋か−の方
向に回転するため、これを検光子を通過させることによ
って光の強弱に変換すれば、記録データを読み出すこと
ができる。

これらの記録可能な光ディスクは、例えばオーディオ記
録用として利用すれば、磁気テープ記録に比べて、録音
時の音質劣化が殆ど無いこと、耐久性の向上、曲ごとの
高速アクセスが可能であること等、非常に利点が多い。

［発明が解決しようとする問題点コ シカシナカラ、ＣＤ−ＷＯ，ＣＤ−ＭＯＬＬ、それぞれ
次のような欠点を有している。

ＣＤ−ＷＯは、形成されたビットによる光拡散を利用し
てデータを再生するものであり、またディスク反射率＋
ｉ７０％以上とされ、従来のＣＤプレーヤ（ＣＤ−ＤＡ
　（再生専用タイプのデジタルオーディオ用ディスク）
プレーヤ）でも再生できるという利点があるが、■回の
記録しかできず、記録の失敗は許されない。また、オー
バライドもできない。このため、オーディオ用に使用し
たときに、曲の編集や、所望の音声の録音、つなぎ録音
等には不適であるという問題がある。

ＣＤ−ＭＯは、オーバライド可能であるため、音楽用に
利用すれば曲の録音や、編集等に好適であるが、ＣＤ−
ＭＯはデータの検出方法が異なるため、従来のＣＤプレ
ーヤでは再生できないという欠点がある。近年広く普及
しているＣＤプレーヤで再生不可能ということは、−１
ｉ１９民生用の音楽ソースとしては非常に大きな欠点と
なる。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、このような問題点にかんがみてなされたもの
で、各記録可能型のディスクの欠点をカバーし、その利
点を有効利用することができる光ディスク記録再生装置
を提供するちのである。

すなわち、追記型光ディスクの記録再生装置部と、光磁
気ディスクの記録再生装置部を併設し、各記録再生装置
部間においては、相互にデータダビングを可能とするよ
うにして、光ディスク記録再生装置を構成する。

［作用１ ＣＤ−ＭＯの記録装置部を有することにより、録音・編
集等の作業性に優れ、例えば所望の音楽が記録されたデ
ィスクを作成することなどが非常に容易になるとともに
、ＣＤ−ＷＯの記録装置部を有することにより、編集等
を行なって作成されたＭＯディスクをＷＯディスクにダ
ビングすることができ、従来のＣＤプレーヤと互換性の
あるＣＤソフトを容易に作成することができる。

［実施例］ 第１図は本発明の光ディスク記録再生装置の一実施例の
斜視図であり、１１はＷＯディスクのディスク搭載部（
以下、トレイという）、１２はトレイ１１におけるディ
スク動作制御のための操作キー、１３はトレイ１１での
動作に対応して曲ナンバー、時間、動作状態等を表示す
る表示部である。

また、２１はＭＯディスクのトレイ、２２．２３は、ト
レイ２１に対応した操作キー、及び表示部である。なお
、３０は動作プログラムその他の操作を行なうための操
作キーであり、両トレイ１１．２１に対応する。

本実施例の光ディスク記録再生装置は、図示するように
、ＣＤ−ＷＯ，ＣＤ−ＭＯの両タイプのディスクを搭載
することができるように二単位のトレイ１１．２１が設
けられており、従って、各トレイにおけるディスクの動
作制御を行なう回路系ち二単位構成されている。

本実施例の記録再生回路の一例を第２図に示す。

１０は、コントローラＩＯＡによって動作制御されるＷ
Ｏディスクの記録再生系を示し、前記したトレイ１１に
はＷＯディスクＤｗが搭載され、スピンドルモータ１４
によってＣＬＶ（線速度−定）で回転駆動される。

１５はレーザパワー制御部であり、記録時と再生時にお
いて、光学ヘッド１６におけるレーザダイオードＬ６ａ
の出力パワーを制御する（記録時：４〜８ｍＷ、再生時
：０．７ｍＷ以下）。また、記録時には、後述する変調
系回路から供給されたＥＦＭ記録信号に基づいて、レー
ザダイオード１６ａの出力をオン／オフ変調することに
よって、ＷＯディスクＤｗ上にビット情報を形成する。

１７はＲＦアンプであり、再生時に、光学ヘッド１６で
得られた反射光情報がホトディテクタ１６ｂを介して電
気信号として入力され、これを増幅して後述する復調系
回路５０に供給する。

１８は、Ａ　Ｔ　Ｉ　Ｐ　（Ａｂｓｏｌｕｔｅ　Ｔｉｍ
ｅ　ｉｎ　Ｐｒｅｇｒｏ。

ｖｅ）情報、すなわちＷＯディスクＤｗ上に、つオフリ
ング周波数が絶対時間情報によって変調されることによ
り、絶対時間情報を有するように、あらかじめ形成され
ているつオブリングブリグルプから得られる時間情報を
検出し、その時間情報を、表示部１３における表示デー
タ、或はサーボ制御デ７夕として、コントローラＩＯＡ
に供給するＡＴＩＰデコーダである。

１９はサーボ制御回路であり、スピンドルモータ１４に
対してＣＬＶサーボ制御信号を供給するととちに、光学
ヘッド１６に対して、フォーカス制御信号、トラッキン
グ制御信号、スレッド制御信号を出力する。

次に、２０はコントローラ２ＯＡによって動作制御され
るＭＯディスクの記録再生系を示し、前記したトレイ２
１にはＭＯディスクＤＭが搭載され、スピンドルモータ
２４によってＣＬＶ　（線速度一定）で回転駆動される
。

２５はレーザパワー制御部であり、記録時と再生時にお
いて、光学ヘッド２６におけるレーザダイオード２６ａ
の出力パワーを制御する（記録時：　２．５〜５　ｍＷ
、再生時：０．７ｍＷ以下）。

２７は磁気ヘッドドライブ回路であり、記録時において
は、後述する変調系回路４０から供給されたＥＦＭ記録
信号に基づいて、磁気ヘッド２７ａからＭＯディスクＤ
Ｍ上に垂直磁界を印加することにより記録ができるよう
に為されている。詳述すると、記録時においては、光学
ヘッド２６から照射されるレーザ光によってＭＯディス
クＤｉ＋の記録部分がキュリー温度以上に上げられるこ
とにより、既にＭＯディスク上に記録されていたデータ
（磁化方向）が消去され、温度がキュリー温度点から下
がる瞬間に、磁気ヘッド２７ａから１０００ｅ以上の磁
界を印加することによって、当該記録部がＮ或はＳ方向
に磁化され、データの記録が為される。

２８はＲＦアンプであり、ＲＦアンプ１７と同様に、再
生時にホトディテクタ２６ｂから入力された再生信号を
増幅し、復調系回路に供給する。

また、２９．３０は、ＡＴＩＰデコーダ、及びサーボ回
路である。

なお、記録再生系１０．２０とも、ＣＤ−ＤＡ（再生専
用タイプのデジタルオーディオディスク）の再生も可能
である。

このＷＯディスクの記録再生系１０及びＭＯディスクの
記録再生系２０に記録信号を供給する変調回路系４０、
及び、各記録再生系１０．２０からの再生出力を復調し
復調した音声信号をスピーカ等に供給する復調回路系５
０は、各記録再生系１０．２０で共用しており、スイッ
チＳ、、Ｓ２によって、ＷＯディスク、ＭＯディスクの
いづれを使用するかによって切換使用されるように為さ
れている。

変調系４０は、音楽ソースから供給されるり。

Ｒのアナログオーディオ信号をＣＤフォーマットによる
デジタル信号に変換するため、Ａ／Ｄ変換器４１．ＣＩ
ＲＣエンコーダ４２、及びＥＦＭ変調回路４３から構成
され、また、復調系５０は、ＥＦＭ復調回路５１、ＣＩ
ＲＣデコーダ５２、Ｄ／Ａ変換器５３から構成されてい
る。なお、ＥＦＭ変調回路４３には、スイッチＳ３を介
してコントローラＩＯＡ、或は２ＯＡからサブコードが
供給され、音声情報にサブコードが付加されて記録用の
ＥＦＭ信号が出力される。また、ＥＦＭ復調回路５１か
らは、再生時において読み出されたサブコードが取り出
され、スイッチＳ４を介してコントローラ１０Ａ、或は
２ＯＡに供給され、各種制御に供される。

例えば、このように二単位の記録再生系が構成されるこ
とにより、本実施例の光ディスク記録再生装置において
は以下にあげる各種動作が可能になる。

（Ｉ）記録再生系１０による再生 スイッチＳ２．Ｓ４がａ端子に接続され、また記録再生
系１０内の再生系、及び復調系５０が動作して、再生が
実行される。各回路部の動作は既に公知であるため詳述
しない。トレイ１１に搭載され、再生可能なソフトは、
ＣＤ−ＷＯｌ及び従来の再生専用タイプのＣＤ　（ＣＤ
−ＤＡ）である。

（ＴＩ　）記録再生系２０による再生 スイッチＳａ、Ｓ４がｂ端子に接続され、記録再生系２
０内の再生系、及び復調系５０が動作し、再生が実行さ
れる。この場合も、ＣＤ−ＭＯだけでなく、ＣＤ−ＤＡ
の再生が可能である。

（ＩＩＩ　）外部音楽ソースからＣＤ−ＭＯへの記録ス
イッチＳ５がＮ端子に接続されるとと６に、スイッチＳ
１がｂ端子に接続され、外部から供給されたオーディオ
信号が、変調系４０及び記録再生系２０内の記録系を介
して、］・レイ２１に搭載されたＭＯディスクＤＭ上に
記録される。

（１■）外部音楽ソースからＣＤ−ＷＯへの記録同様に
スイッチＳ５がＮ端子に接続されるととちに、スイッチ
ＳＩがａ端子に接続され、外部から供給されたオーディ
オ信号が、変調系４０及び記録再生系１０内の記録系を
介して、トレイ１１に搭載されたＷＯディスクＤｗ上に
記録される。

（Ｖ）ＣＤ−ＷＯ（或はＣＤ−ＤＡ）からＭＯディスク
へのダビング スイッチＳ５がＤ端子に、スイッチＳ、、Ｓ３がｂ端子
に、スイッチＳ２．Ｓ４がａ端子に、それぞれ接続され
ることにより、トレイ１１に搭載されたＷＯディスクＤ
ｗ（或はＣＤ−ＤＡ）上のデータは、記録再生系１０の
再生系→復調系５０→変調系４０−１記録再生系２０の
記録系へと順次１ ２ 供給され、トレイ２１に搭載されたＭＯディスクＤＭ上
にダビングされる。ダビング時の同期関係の制御情報、
ＴＯＣ情報、その他のサブコード等のデータはコントロ
ーラＩＯＡと２０Ａの間で直接やりとりを行なえばよい
。

（Ｖ［）ＣＤ−ＭＯ（或はＣＤ−ＤＡ）からＷＯディス
クへのダビング スイッチＳ５がＤ端子に、スイッチＳ、、Ｓ。

がａ端子に、スイッチＳ２．Ｓ４がｂ端子に、それぞれ
接続されることにより、トレイ２１に搭載されたＭＯデ
ィスクＤ、（或はＣＤ−ＤＡ）上のデータは、記録再生
糸２０の再生系−復調系５〇−変調系４０→記録再生糸
１０の記録系へと順次供給され、トレイ１１に搭載され
たＷＯディスクＤｗ上にダビングされる。必要な制御デ
ータは同様にコントローラＩＯＡ、２ＯＡ間で伝送され
る。

本実施例の光ディスク記録再生装置は、以上の各動作が
達成できるため、ＭＯディスク及びＷ０ディスクにおけ
る各欠点を互いに補うことにより、各光ディスクを非常
に有効に利用できることになる。

例えば、好みの楽曲を編集したディスクを作成したい場
合は、録音、編集に好適なＭＯディスクを使用し、上記
（Ｉｌｌ　）或は（Ｖ）の方法で、外部音楽ソース、Ｃ
Ｄ−ＷＯｌＣＤ−ＤＡから所望の楽曲等を選択してダビ
ングし、所望の音楽等が記録された１枚のＭＯディスク
を作成すればよい。

そして、そのように作成したディスクを一般のＣＤプレ
ーヤ（ＣＤ−ＤＡ対応）で聞きたい場合は、上記（ｖＢ
の方法でＭＯディスクに記録された全曲をそのままＷＯ
ディスクにダビングする。

ＷＯディスクは従来のＣＤプレーヤで再生することがで
きるため、ＣＤ−ＭＯで好みの編集を為したものをダビ
ングにより通常のＣＤプレーヤで聞けることになる。

すなわち、録音・編集作業等には、書換可能で編集性に
優れたＣＤ−ＭＯを使用し、また記録した楽曲を従来の
プレーヤで聞きたい場合は、ＣＤ−ＤＡとの間で再生互
換性を有し、しかも完全コピーに好適なＣＤ−ＷＯを利
用するようにすることができる。従って、ＣＤ−ＭＯが
従来のＣＤプレーヤで再生できないという欠点と、ＣＤ
−ＷＯが録音編集に適さないという欠点とによる不都合
を、解消することが可能になる。

また、ダビングはデジタル信号のままで為されるため、
音質劣化はない。

なお、上記実施例では、画記録再生系１０゜２０で変調
系４０及び復調系５ｏを兼用するようにしたが、それぞ
れ専用にして２系統設けてもよい。また、記録再生系（
トレイ）を３単位以上設けるようにしてもよい。

さらに、変復調回路を変更することによって、音楽情報
の他に、映像情報を記録し、再生することによって、相
互にダビングできるように構成することち可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の光ディスク記録再生装置
はＣＤ−ＭＯとＣＤ−ＷＯに対応する記録再生装置部を
併設し、画記録再生装置部間でのダビングを可能とする
ことにより、ＣＤ−ＭＯの記録・編集の有用性と、ＣＤ
−ＷＯの汎用性を、とちに有効利用することができ、Ｃ
Ｄの使用態様を著しく広げ、極めて使い勝手の良い音楽
記録プレーヤを実現できるという効果がある。特に、好
みの楽曲が記録されたＣＤを作成する簡易マスクリング
機としての使用に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は本発
明の一実施例の回路例を示すブロック図である。 ｌＯはＷＯ−ＣＤの記録再生系、ＩＯＡはコントローラ
、１１はトレイ、１２は操作キー、１３は表示部、１５
はレーザパワー制御部、１６は光学ヘッド、１７はＲＦ
アンプ、２０はＭＯ−ＣＤの記録再生系、２ＯＡはコン
トローラ、２１はトレイ、２２は操作キー、２３は表示
部、２５はし　５ ６ 一ザパワー制御部、２６は光学ヘッド、２７は磁気ヘッ
ドドライブ回路、２８はＲＦアンプ、４０は変調系、５
０は復調系を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも追記型光ディスクの記録再生装置部と、光磁
   気ディスクの記録再生装置部とを併設し、各記録再生装
   置部においては、併設された他の記録再生装置でディス
   クから再生されたデータをディスク上に記録することが
   できるように構成されていることを特徴とする光ディス
   ク記録再生装置。