JP2773744B2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2773744B2 JP601897A JP601897A JP2773744B2 JP 2773744 B2 JP2773744 B2 JP 2773744B2 JP 601897 A JP601897 A JP 601897A JP 601897 A JP601897 A JP 601897A JP 2773744 B2 JP2773744 B2 JP 2773744B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に音声など
の情報の記録または再生を行うための光ディスク記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽信号をディジタルに変換して
ディスク上に記録したコンパクトディスク(以下、CD
と称す。)や、動画像信号をアナログのままでディスク
上に記録したビデオディスクの普及が著しい。また、再
生専用のみならず、書換え可能な光ディスクとして光磁
気ディスクや相変化光ディスクの開発が活発であり、音
声,画像に加え、コンピュータデータを含めたマルチメ
ディアとして各方面から多大な期待が寄せられている。
【0003】しかしながら、マルチメディアに対応した
光ディスク或は光ディスクシステムにおいて、少なくと
もトラッキング制御方式,ディスク回転制御方式,変調
方式,記録再生パワー,誤り訂正方式のいずれかは一意
的に決定できず、各システムのニーズに応じた方式が採
用されている。例えば、音楽信号を再生するCDは、ア
クセス時間の向上よりも記録線密度を向上させ小型、軽
量化を図る方にニーズがあり、一方、コンピュータデー
タを記録再生するデータファイル装置は、記録線密度の
向上よりもアクセス時間の向上の方にニーズがある。公
知のごとく、ディスク回転制御方式において、等線速度
制御方式(以下、CLV制御と称す。)の方が等角速度
制御方式(以下、CAV制御と称す。)よりも記録線密
度は高いが、アクセス時間はCAV制御の方がCLV制
御よりも速い。よって、CDはCLV制御を採用してお
り、データファイル装置はCAV制御を採用しているも
のが多い。
【0004】このように、異なる仕様方式のもとで多用
途に対応可能な光ディスクを実現するためには、ディス
クの種別を定義しておくことが不可欠となる。以下に、
従来の光ディスクについて説明する。従来の光ディスク
としては、例えば国際規格ISO/IEC,1008
9:19XX(情報技術−情報交換用130mm書換え型
光ディスクカートリッジ)がある。
【0005】図5はこの従来の光ディスクの平面図、図
6は光ディスクの記録再生ブロック図、図7は光ディス
クの種別情報管理のフローチャートを示すものである。
図5において、11は光ディスク、12は第1のコント
ロールエリア(以下、PEPエリアと称す。)、13は
第2のコントロールエリア(以下、内周側SFPエリア
と称す。)、14はユーザエリア、15は第3のコント
ロールエリア(以下、外周側SFPエリアと称す。)で
ある。
【0006】以上のように構成された光ディスクについ
て、以下に説明する。まず、光ディスク11は光学的に
書換え可能なディスク媒体であり、連続スパイラル状の
トラックを有している。PEPエリア12は光ディスク
11の内周側に位置し、少なくともトラッキング制御方
式,変調方式,誤り訂正方式の情報があらかじめ記録さ
れており、書換え不可能なエリアである。このPEPエ
リア12の情報は低周波の位相変調で記録されており、
光ディスク11の特性やドライブの制御方式に依存する
ことなく読み出し可能である。内周側SFPエリア13
はPEPエリア12の外周側に位置し、少なくとも記録
再生パワーの情報があらかじめ記録されており、書換え
不可能なエリアである。ユーザエリア14は内周側SF
Pエリア13の外周側に位置し、ユーザが所望するディ
ジタルデータが書換え可能なエリアである。このディジ
タルデータは、PEPエリア12で定義されているトラ
ッキング制御方式,変調方式,誤り訂正方式により、内
周側SFPエリア13で定義されている記録再生パワー
で記録再生される。外周側SFPエリア15はユーザエ
リア14の外周側に位置し、内周側SFPエリア13と
同一の情報があらかじめ記録されており、書換え不可能
なエリアである。ここで、内周側SFPエリア13及び
外周側SFPエリア15の情報は、ユーザエリア14と
同様にPEPエリア12で定義されている各方式により
記録されている。なお、この従来例ではディスク回転制
御方式をCAV制御に限定している。
【0007】次に、図6を用いて光ディスク11の記録
再生ブロックを説明する。図6において、21は少なく
ともトラッキング制御とディスク回転制御を行う駆動制
御手段であり、22は光ディスク11に記録再生する光
学処理手段である。23は少なくとも入力信号に誤り訂
正信号を付加し、記録変調を行う記録処理手段、24は
記録処理手段23の出力を増幅し、記録信号を生成する
記録増幅手段である。25は光学処理手段22より得ら
れる再生信号を増幅する再生増幅手段、26は少なくと
も再生増幅手段25の出力に誤り訂正を施し、再生復調
を行って出力信号を出力する再生処理手段である。ま
た、27は再生増幅手段25の出力を位相復調する位相
復調手段であり、28は位相復調手段27あるいは再生
処理手段26により復調されたディスク種別情報を管理
するディスク種別管理手段である。更に、29は光学処
理手段22を記録時には記録増幅手段24と接続し、再
生時には再生増幅手段25と接続するスイッチである。
【0008】次に、図5〜図7を用いて光ディスク11
の種別情報管理の手順を説明する。まず、駆動制御手段
21は光ディスク11の径に応じた線速度回転制御でノ
ントラッキング制御を行い、光学処理手段21によりP
EPエリア12を再生し(ステップ21)、あらかじめ
定義されているトラッキング制御方式,変調方式,誤り
訂正方式の種別情報を再生増幅手段25及び位相復調手
段27を介して読み取り、ディスク種別管理手段28へ
格納する(ステップ22)。次に、駆動制御手段21は
ディスク種別管理手段28へ格納されているトラッキン
グ制御方式でCAV制御を行い、光学処理手段21によ
りSFPエリア13,15を再生し(ステップ23)、
あらかじめ定義されている記録再生パワーの種別情報を
再生増幅手段25及び再生処理手段26を介して読み取
り、ディスク種別管理手段28へ格納する(ステップ2
4)。ここで、再生処理手段26はディスク種別管理手
段28へ格納されている変調方式,誤り訂正方式に応じ
て再生処理を行う。以上で光ディスク11の種別情報の
読み取りは完了し、駆動制御手段21,光学処理手段2
2,記録処理手段23,再生処理手段26は、ディスク
種別管理手段28へ格納されているトラッキング制御方
式,変調方式,誤り訂正方式,記録再生パワーの種別情
報に応じ、CAV制御でユーザエリア14の記録再生を
行う(ステップ25)。
【0009】このように上記従来例においても、少なく
ともトラッキング制御方式,記録方式,誤り訂正方式,
記録再生パワーの情報をあらかじめ定義することによ
り、ディスクの種別に応じた記録再生が可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、光ディスク11の種別を定義するPEPエ
リア12,内周側SFPエリア13,外周側SFPエリ
ア15の全てが書換え不可能なエリアであり、ユーザが
定義することはできない。そのため光ディスク11は種
別の数だけ必要となり、用途に応じて専用の光ディスク
11を使用しなければならない。よって、用途に応じた
専用の光ディスク11に対応する光ディスク記録再生装
置を用いなければならないという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、用途に応じてユーザも光ディスク11の種別を定義
することを可能とし、音声,画像のみならずコンピュー
タデータも含めた多用途に対応可能な光ディスクを記録
再生可能な光ディスク記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ディスク記録再生装置は、ディスクの用途
に応じて定義可能な光ディスクを記録再生するために、
ディスク種別管理手段で少なくともディスクの用途を定
義する第2のディスク種別情報を管理し、また、駆動制
御手段は第2のディスク種別情報の記録再生を、等線速
度または等角速度制御の任意の回転制御方式で行うよう
に構成したものである。
【0013】これにより、ディスクの用途により制御方
式が異なる同種のディスクに対してても記録再生可能な
光ディスク装置を得ることができる。
【0014】
【実施の形態】本発明は、所望のデータを記録再生でき
る書き換え可能なユーザエリアと、ディスクの種別を定
義する第1のディスク種別情報があらかじめ記録されて
いる書き換え不可能な第1のディスク定義エリアと、前
記ユーザエリアに記録するデータに応じてディスクの種
別を定義する第2のディスク種別情報が記録再生できる
書き換え可能な第2のディスク定義エリアとを備えた光
ディスクに記録再生する装置であって、少なくとも前記
光ディスクに対するトラッキング制御と回転制御を行う
駆動制御手段と、少なくとも前記第2のディスク種別情
報を管理するディスク種別管理手段と、前記光ディスク
に前記所望のデータおよび前記第2のディスク種別情報
を記録再生する光学処理手段とを備え、前記駆動制御手
段は、前記第2のディスク定義エリアを等線速度制御あ
るいは等角速度制御の任意の回転速度制御方式で前記デ
ィスクの回転制御を行う光ディスク記録装置としたもの
である。これにより、書換え可能な第2のディスク定義
エリアへ用途に応じてユーザもディスクの種別を定義し
て、記録再生することができる。また本発明は、第2の
ディスク定義エリアをCAV制御時またはCLV制御時
で記録再生することが可能となる。
【0015】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の実施の形態1の光ディスク記録再生装置に用いる
光ディスクの平面図、図2は同光ディスク記録再生装置
のブロック図、図3は光ディスクの種別情報管理のフロ
ーチャートを示すものである。
【0016】図1において、1は光ディスク、2は第1
のディスク定義エリア、3は第2のディスク定義エリ
ア、4はユーザエリアである。以上のように構成された
本実施の形態の光ディスクについて、以下に説明する。
まず、光ディスク1は光学的に書き換え可能なディスク
媒体であり、例えば連続スパイラル状のトラックを有し
ている。第1のディスク定義エリア2は光ディスク1の
内周側に位置し、少なくともトラッキング制御方式,変
調方式,記録再生パワーのいずれかひとつの情報が第1
のディスク種別情報としてあらかじめ記録されており、
書換え不可能なエリアである。この第1のディスク種別
情報は低周波の位相変調で記録されており、光ディスク
1の特性やドライブの制御方式に依存することなく読み
出し可能である。また、第1のディスク種別情報は、例
えばCRCエラー検出コードが付加され多重記録され
る。第2のディスク定義エリア3は第1のディスク定義
エリア2の外周側に位置し、少なくとも誤り訂正方式の
情報が第2のディスク種別情報として記録できる、書換
え可能なエリアである。この第2のディスク種別情報
は、第1のディスク種別情報で定義されているトラッキ
ング制御方式,変調方式,記録再生パワーにより記録再
生される。また、第2のディスク種別情報は、例えばC
RCエラー検出コードが付加され多重記録される。ユー
ザエリア4は第2のディスク定義エリア3の外周側に位
置し、ユーザが所望するディジタルデータが書換え可能
なエリアである。このディジタルデータは、第1のディ
スク種別情報で定義されているトラッキング制御方式,
変調方式,記録再生パワーにより、第2のディスク種別
情報で定義されている誤り訂正方式で記録再生される。
ここで、ディスク回転制御方式は限定されている。
【0017】次に、図2を用いて光ディスク1の記録再
生ブロックを説明する。ここで、従来例と同一のブロッ
クには同一符号を付記し説明を省略する。図2におい
て、30はユーザが光ディスク1の種別を定義するディ
スク種別定義手段であり、ディスク種別定義手段30に
より定義された種別情報はディスク種別管理手段28へ
格納される。
【0018】次に、図1〜図3を用いて光ディスク1の
種別情報管理の手順を説明する。まず、駆動制御手段2
1は光ディスク1の径に応じた線速度回転制御でノント
ラッキング制御を行い、光学処理手段21により第1の
ディスク定義エリア2を再生し(ステップ1)、あらか
じめ定義されているトラッキング制御方式,変調方式,
記録再生パワーの種別情報を再生増幅手段25及び位相
復調手段27を介して読み取り、ディスク種別管理手段
28へ格納する(ステップ2)。次に、光ディスク1が
バージンディスクであれば(ステップ3)、駆動制御手
段21,光学処理手段22,記録処理手段23はディス
ク種別管理手段28へ格納されているトラッキング制御
方式,変調方式,記録再生パワーの種別情報に応じ、限
定されているディスク回転制御方式で記録増幅手段24
を介して第2のディスク定義エリア3を記録し(ステッ
プ4)、ユーザによりディスク種別定義手段30から入
力される誤り訂正方式の種別情報を定義する(ステップ
5)。以上で光ディスク1の種別情報の読み取り及び定
義は完了し、これらの種別情報に応じユーザエリア4の
記録を行う(ステップ6)。一方、光ディスク1がバー
ジンディスクでなければ(ステップ3)、駆動制御手段
21,光学処理手段22はディスク種別管理手段28へ
格納されているトラッキング制御方式,記録再生パワー
の種別管理情報に応じ、限定されているディスク回転制
御方式で第2のディスク定義3を再生し(ステップ
7)、既にユーザによって定義されている誤り訂正方式
の種別情報を再生増幅手段25及び再生処理手段26を
介して読み取り、ディスク種別管理手段28へ格納する
(ステップ8)。ここで、再生処理手段26はディスク
種別管理手段28へ格納されている変調方式に応じて再
生処理を行う。以上で光ディスク1の種別情報の読み取
りは完了し、これらの種別情報に応じユーザエリア4の
記録再生を行う(ステップ9)。
【0019】以上のように本実施の形態によれば、光デ
ィスク1の種別を定義する書換え可能な第2のディスク
定義エリア3を設けることにより、少なくとも誤り訂正
方式の情報を用途に応じてユーザが定義することができ
る。よって、例えば光ディスク1をコンピュータデータ
のファイルディスクに使用する時は冗長度が上がっても
誤り訂正能力の高い方式を定義し、音楽ディスクに使用
する時は誤り訂正能力を多少犠牲にしても記録容量が多
くとれる冗長度の低い方式を定義することができ、用途
に応じて同種の光ディスク1を使用することができる。
【0020】なお、本実施の形態では第1及び第2のデ
ィスク定義エリア2,3とユーザエリア4の位置を図1
に示した平面図としたが、特に限定されるものではな
い。また、第1のディスク種別情報は第1のディスク定
義エリア2へ定義したが、例えばディスクカートリッジ
で定義してもよい。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について
説明する。図4は本発明の第2の実施の形態における光
ディスクの種別情報管理の手順を示すフローチャートで
ある。ここで、本発明の第2の実施の形態における光デ
ィスクの平面図及び記録再生ブロック図は図1,図2と
同様であり、同じ構成は説明を省略する。
【0021】図1において、第2のディスク定義エリア
3は第1のディスク定義エリア2の外周側に位置し、C
AV制御時とCLV制御時で光ディスク1の回転数がほ
ぼ等しくなるエリアである。また、第2のディスク定義
エリア3は、少なくとも誤り訂正方式とディスク回転制
御方式の情報が第2のディスク種別情報として記録でき
る書換え可能なエリアである。この第2のディスク種別
情報は、第1のディスク種別情報で定義されているトラ
ッキング制御方式,変調方式,記録再生パワーにより記
録再生される。また、第2のディスク種別情報は、例え
ばCRCエラー検出コードが付加され多重記録される。
ユーザエリア4は第2のディスク定義エリア3の外周側
に位置し、ユーザが所望するディジタルデータが書換え
可能なエリアである。このディジタルデータは、第1の
ディスク種別情報で定義されているトラッキング制御方
式,変調方式,記録再生パワーにより、第2のディスク
種別情報で定義されている誤り訂正方式,ディスク回転
制御方式で記録再生される。
【0022】次に、図1,図2および図4を用いて、光
ディスク1の種別情報管理の手順を説明する。まず、駆
動制御手段21は光ディスク1の径に応じた線速度回転
制御でノントラッキング制御を行い、光学処理手段21
により第1のディスク定義エリア2を再生し(ステップ
11)、あらかじめ定義されているトラッキング制御方
式,変調方式,記録再生パワーの種別情報を再生増幅手
段25及び位相復調手段27を介して読み取り、ディス
ク種別管理手段28へ格納する(ステップ12)。次
に、光ディスク1がバージンディスクであれば(ステッ
プ13)、駆動制御手段21,光学処理手段22,記録
処理手段23はディスク種別管理手段28へ格納されて
いるトラッキング制御方式,変調方式,記録再生パワー
の種別管理情報に応じ、CAV制御またはCLV制御の
任意のディスク回転制御方式で記録増幅手段24を介し
て第2のディスク定義エリア3を記録し(ステップ1
4)、ユーザによりディスク種別定義手段30から入力
される誤り訂正方式,ディスク回転制御方式の種別情報
を定義する(ステップ15)。以上で光ディスク1の種
別情報の読み取り及び定義は完了し、これらの種別情報
に応じユーザエリア4の記録を行う(ステップ16)。
一方、光ディスク1がバージンディスクでなければ(ス
テップ13)、駆動制御手段21,光学処理手段22は
ディスク種別管理手段28へ格納されているトラッキン
グ制御方式,記録再生パワーの種別管理情報に応じ、C
AV制御またはCLV制御の任意のディスク回転制御方
式で第2のディスク定義3を再生し(ステップ17)、
既にユーザによって定義されている誤り訂正方式,ディ
スク回転制御方式の種別情報を再生増幅手段25及び再
生処理手段26を介して読み取り、ディスク種別管理手
段28へ格納する(ステップ18)。ここで、再生処理
手段26はディスク種別管理手段28へ格納されている
変調方式に応じて再生処理を行う。以上で光ディスク1
の種別情報の読み取りは完了し、これらの種別情報に応
じユーザエリア4の記録再生を行う(ステップ19)。
【0023】以上のように本実施の形態によれば、光デ
ィスク1の種別を定義する書換え可能な第2のディスク
定義エリア3をCAV制御時とCLV制御時で光ディス
ク1の回転数がほぼ等しくなるエリアとすることによ
り、ドライブのディスク回転制御方式に依存することな
く記録再生することができ、また少なくともディスク回
転制御方式の情報も用途に応じてユーザが定義すること
ができる。よって、例えば光ディスク1をコンピュータ
データのファイルディスクに使用する時は記録容量を多
少犠牲にしてもアクセス時間が速いCAV制御方式を定
義し、音楽ディスクに使用する時はアクセス時間を多少
犠牲にしても記録容量が多くとれるCLV制御方式を定
義することができ、同種の光ディスク1を使用できる用
途は更に拡大する。
【0024】なお、本実施の形態では第1及び第2のデ
ィスク定義エリア2,3とユーザエリア4の位置を図1
に示した平面図としたが、第2のディスク定義エリア3
がCAV制御時とCLV制御時で光ディスク1の回転数
がほぼ等しいエリアであれば特に限定されるものではな
い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディスクの種別
を定義する書換え可能な第2のディスク定義エリアを設
けた光ディスクに対して、少なくとも第2のディスク定
義エリアをCLV制御またはCAV制御にいずれかによ
り記録再生し、ディスクの用途を定義する第2のディス
ク種別情報を管理するので、ディスクの用途により制御
方式が異なる同種のディスクに対しても、記録再生を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光ディスクの記
録エリアを示す平面図
【図2】本発明の実施の形態1における光ディスク記録
再生装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における光ディスクの種
別情報管理の手順を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態2のおける光ディスクの種
別情報管理の手順を示すフローチャート
【図5】従来例における光ディスクの記録エリアを示す
平面図
【図6】従来例における光ディスクの記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図7】従来例における光ディスクの種別情報管理の手
順を示すフローチャート
【符号の説明】
1 光ディスク 2 第1のディスク定義エリア 3 第2のディスク定義エリア 4 ユーザエリア 21 駆動制御手段 22 光学処理手段 23 記録処理手段 24 記録増幅手段 25 再生増幅手段 26 再生処理手段 27 位相復調手段 28 ディスク種別管理手段 29 スイッチ 30 ディスク種別定義手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 哲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−96583(JP,A) 特開 平2−148418(JP,A) 特開 平2−83880(JP,A) 特開 平2−18714(JP,A) 特開 平1−154335(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 19/00 G11B 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のデータを記録再生できる書き換え
    可能なユーザエリアと、ディスクの種別を定義する第1
    のディスク種別情報があらかじめ記録されている書き換
    え不可能な第1のディスク定義エリアと、前記ユーザエ
    リアに記録するデータに応じてディスクの種別を定義す
    る第2のディスク種別情報が記録再生できる書き換え可
    能な第2のディスク定義エリアとを備えた光ディスクに
    記録再生する装置であって、 少なくとも前記光ディスクに対するトラッキング制御と
    回転制御を行う駆動制御手段と、 少なくとも前記第2のディスク種別情報を管理するディ
    スク種別管理手段と、 前記光ディスクに前記所望のデータおよび前記第2のデ
    ィスク種別情報を記録再生する光学処理手段とを備え、 前記駆動制御手段は、前記第2のディスク定義エリアを
    等線速度制御あるいは等角速度制御の任意の回転速度制
    御方式で前記ディスクの回転制御を行う光ディスク記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスク種別管理手段は、第2のディス
    ク定義エリアから再生された第2のディスク種別情報を
    管理し、前記駆動制御手段は、前記第2のディスク種別
    情報に応じて等線速度制御または等角線速度制御の回転
    制御を行う請求項1記載の光ディスク記録再生装置。
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