JPS6276061A

JPS6276061A - デイスク再生装置

Info

Publication number: JPS6276061A
Application number: JP21640485A
Authority: JP
Inventors: Minoru Yoneda; 稔米田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-09-30
Filing date: 1985-09-30
Publication date: 1987-04-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、光学式のディスク再生装置に係り、１１に
装着されたディスクの種類（例えばコンパクトディスク
、追記型光ディスク等）を自動判別して、再生動作を行
なえるようにしたものに関する。

［発明の技術的背景とその問題点］周知のように、音響機器の分野では、可及的に高忠実度
かつ高密度記録再生化を図るために、情報信号をデジタ
ル化データに変換して、例えばディスクや磁気テープ等
の記録媒体に記録し、こ机を再生するようにしたデジタ
ル記録再生システムが普及している。

このうち、記録媒体としてディスクを使用するものでは
、直径＋２ｃｍのディスクにデジタル化データに対応し
たビット列を形成し、これを光学的に読み取るようにし
てなるコンパクトディスクが、現在では主流となってい
る。なお、このコンパクトディスクには、情報信号をＰ
ＣＭ（パルスコードモジュレーション）技術によってデ
ジタル化データに変換し、これにＥＦＭ（エイトトウフ
ォーティーンモジュレーション）変調を圧したデータが
記録されているものである。

一方、このようなコンバク１〜デイスクを再生するコン
パクトディスクプレーヤは、半導体レーザ及び光電変換
素子等を内蔵した光学式ピックアップを、内周側から外
周側に向けてリニアトラッキング式に移動させるととも
に、コンパクトディスクを線速度一定（ＣＬＶ）方式で
回転させることによって、コンパクトディスクに記録さ
れたデータの読み取りを行なうようにしているものであ
る。

ところで、上記コンパクトディスクは再生専用であるが
、近時では、書き込み可能ないわゆる追記型の光ディス
クが出現しており、この光ディスクにコンパクトディス
クと同じフォーマットで情報信号を記録して再生するこ
とのできる、ディスク記録再生装置が開発されてきてい
る。

そこで、今後のコンパクトディスクプレーヤやディスク
記録再生装置に対しては、コンパクトディスクと追記型
光ディスクとの両方のディスクの再生が可能となるよう
に互換性をもたせるようにすることが、当然要求される
ようになるものである。

しかしながら、再生専用のコンパクトディスクと書き込
み可能な追記型光ディスクとでは、光反射率が異なるた
め、どちらのディスクを再生するかによって、光学式ピ
ックアップの対物レンズに対するフォーカスサーボ系や
トラッキングサーボ系の各回路部分の定数を変える必要
が生じるものである。そこで、従来よりディスク再生装
置に各回路定数を切換えるスイッチを設け、再生時に使
用者がディスクの種類に応じてスイッチを切換えるよう
にすることが考えられているが、操作が煩雑化するとと
もに、使用者がスイッチ切換えを忘れたり誤った切換え
を行なうことがあり、種々の問題が生じるものである。

［発明の目的］この発明は上記事情を考慮してなされたもので、簡易な
構成でしかも確実にディスクの種類を自動判別して、各
回路部分をディスクの種類に対応した状態に切換えるこ
とのできる極めて良好なディスク再生装置を提供するこ
とを目的とする。

［発明の概要コすなわち、この発明に係るディスク再生装置は、フォー
カスサーチにより対物レンズが合焦点位置近傍に到達し
た状態で、光学式ピックアップから得られる信号のレベ
ルによってディスクの種類を判別し、各回路部分をディ
スクの種類に応じた状態に自動切換するようにすること
により、簡易な構成でしかも確実にディスクの種類を自
動判別して、各回路部分をディスクの種類に対応した状
態に切換えることができるようにしたものである。

［発明の実施例コ以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、１１はディスクで、ディ
スクモータ１２によって回転駆動されるようになされて
いる。このディスク１１の図中下方には、光学式ピック
アップ１３が、ディスク１１の半径方向に移動自在に設
置さ机ている。そして、上記光学式ピックアップ１３か
ら１ｑられる信号は、信号生成回路１４に供給されて、
ディスク１１に記録されたピッ１〜列に対応したＲＦ倍
信号、後述するフォーカスサーボ及びトラッキングサー
ボのためのフォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキング
エラー信号ＴＥ等が生成されるようになされている。

ここで、ディスク１１の再生開始時には、まず、光学式
ピックアップ１３の図示しない対物レンズをフォーカス
方向に移動させるフォーカスサーチが行なわれる。そし
て、このフォーカスサーチ状態で信号生成回路１４から
得られるＲＦ倍信号レベルが、フォーカスＯＫ信号生成
回路１５で判別され、ＲＦ倍信号レベルが所定値以上に
なったとき、つまり対物レンズが合焦点位置近傍に到達
したとき、フォーカスＯＫ信号生成回路１５からフォー
カスサーチ＠ＦＯＫがサーボ回路１６に出力される。

すると、このサーボ回路１６は、上記信号生成回路１４
から出力されるフォーカスエラー信号ＦＥ及びトラッキ
ングエラー信号ＴＥに基づいて、上記対物レンズに対し
てフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを施すとと
もに、上記ディスクモータ１２の回転速度制御を行なう
ようになる。

その後、信号生成回路１４から出力されるＲＦ（信号は
、第１の信号処理回路１７に供給され、デジタル化デー
タへの変換処理、　ＥＦＭＩＩＦＪＩ処理及び工ラー訂
正処理等が行なわれた後、第２の信号生成回路１８に供
給され、デジタル−アナログ変換処理及び増幅処理等が
行なわれて、スピーカ１９に供給され、ここにディスク
１１の再生が行なわれるものである。

ここで、上記フォーカスＯＫ信号生成回路１５からフを
一カスＯＫ信号ＦＯＫが出力された状態で、信号生成回
路１４から出力されるＲＦ倍信号、判別回路２０に供給
される。この判別回路２０は、ＲＦ　（ｇ号のレベルか
ら、ディスク１１がコンパクトディスクであるか追記型
光ディスクであるかを判別し、その判別信号を上記サー
ボ回路１６に出力する。すると、サーボ回路１６は、供
給された判別信号に基づいて、）を−カスサーボ及びト
ラッキングサーボを行なう各回路部分の定数を切換え、
ここにディスク１１の種類に対応した状態でディスク１
１の再生動作が行なわれるものである。

第２図は、上記フォーカスＯＫ信号生成回路１５及び判
別回路２０の具体的な（４成含示すものである。

すなわち、図中２１は上記ＲＦ倍信号供給される入力端
子である。この入力端子２１は、増幅回路２２を介した
後、抵抗Ｒ１及びコンデンサＣ１よりなる時定数回路２
３を介してレベル比較回路２４の非反転入力端＋に接続
されるとともに、抵抗Ｒ２及びコンデンサＣ２よりなる
時定数回路２５を介してレベル比較回路２６の非反転入
力端子に接続されている。

また、上記レベル比較回路２４の反転入力端一は、一端
が直流電圧十Ｂの印加された電源端子２７に接続され、
ｆｌ！！端が接地された可変抵抗２８の可動端２８ａに
接続されている。さらに、上記レベル比較回路２６の反
転入力端一は、一端が直流電圧＋Ｂの印加された電源端
子２９に接続され、他端が接地された可変抵抗３０の可
動端３０ａに接続されている。

そして、上記各レベル比較回路２４．２６の出力端は、
それぞれ出力端子３１．３２を介して、前記サーボ回路
１６に接続されている。

ここで、上記レベル比較回路２４の反転入力端一には、
可変抵抗２８によって設定された、フォーカスＯＫ信号
ＦＯＫを生成するのに必要な基準電圧Ｖ１が印加されて
いる。また、上記レベル比較回路２Ｇの反転入力端一に
は、可変抵抗３０によって設定された、判別信号を生成
するのに必要な基準電圧Ｖ２が印加されている。

そして、上記増幅回路２２及び時定数回路２３を介して
、レベル比較回路２４の非反転入力端＋に９を給された
ＲＦ倍信号レベルが、基準電圧ｖ１よりも高くなったと
き、対物レンズが合焦点位置近傍に到達したとして、レ
ベル比較回路２４からＨレベルのフォーカスＯＫ信号Ｆ
ＯＫが発生されるものである。

また、上記増幅回路２２及び時定数回路２５を介して、
レベル比較回路２６の非反転入力端＋に供給されたＲＦ
倍信号レベルが、基準電圧２よりも烏いとき、レベル比
較回路２６からはディスク１１がコンパクトディスクで
あることを示すＨレベルの判別信号が発生され、ＲＦ倍
信号レベルが基準電圧Ｖ２よりも低いとき、レベル比較
回路２Ｇからはディスク１１が追記型光ディスクである
ことを示すＬレベルの判別信号が発生されるものである
。

すなわら、上記ディスク１１の（土類の１１１別動作に
ついて具体的に説明すると、まず、前記フォーカスエラ
ー信号ＦＥとＲＦ倍信号の関係は、第３図に示すように
、フォーカスエラー信号ＦＥの「０」レベル状態、つま
り対物レンガが合焦点位置にあるとき、ＲＦ倍信号レベ
ルが最大となるものである。

そして、ＲＦ倍信号最大レベルは、ディスク１１がコン
パクトディスクである場合と、追記型光ディスクである
場合とで、光反射率の違いから、第４図に示すように相
違している。つまり、第４図中曲線△がコンパクトディ
スクを再生して青られるＲＦ倍信号レベル特性を示し、
曲線Ｂが追記型光ディスクを再生して得られるＲＦ倍信
号レベル特性を示している。そして、第４図から明らか
なように、コンパクトディスクの最大ＲＦ信号レベルＬ
１は、追記型光ディスクの最大ＲＦ信号レベルＬ２より
も低くなっている。

このため、先に述べたフォーカスＯＫ信号「○Ｋを生成
するための基準電圧レベルｖ１を、上記し２よりも低い
レベルに設定し、ディスク１１の挿類を判別するための
基準電圧レベルＶ２を、上記Ｌ１とＬ２との中点レベル
に設定することにより、上記レベル比較回路２４からＨ
レベルのフォーカスＯＫ信号ＦＯＫが発生されたときに
、レベル比較回路２６から発生される信号がＨレベルか
Ｌレベルかによって、コンパクトディスクか追記型光デ
ィスクかの判別を行なうことができるものである。

ぞして、上記レベル比較回路２６の出力によって。

サーボ回路１６の各回路部分の定数を切換えることによ
り、ディスク１１の種類に応じた安定なディスク再生を
行なうことができるものである。ここで、実験によれば
、Ｌｌ　＝　　１．２Ｖ、Ｌ２　＝０．３５Ｖであッテ
、Ｖｌ　＝　０，２Ｖ、　Ｖ２　＝　０．７Ｖ程度カ良
好な結果を得ることができた。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、簡
易な構成でしかも確実にディスクの種類を自動判別して
、各回路部分をディスクの種類に対応した状態に切換え
ることのできる極めて良好なディスク再生装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るディスク再生装置の一実施例を
示すブロック構成図、第２図は同実施例の要部の具体的
構成を示す回路（構成図、第３図及び第４図はそれぞれ
ディスクの種類を判別する動作原理を説明するための特
性図である。１１・・・ディスク、１２・・・ディスクモータ、１３
・・・光学式ピックアップ、１４・・・信号生成回路、
１５・・・フォーカスＯＫ信号生成回路、１６・・・サ
ーボ回路、１７・・・第１の信号処理回路、１８・・・
第２の信号処理回路、１９・・・スピーカ、２０・・・
判別回路、２１・・・入力端子、２２・・・増幅回路、
２３・・・時定数回路、２４・・・レベル比較回路、２
５・・・時定数回路、２６・・・レベル比較回路、２７
・・・電源端子、２８・・・可変抵抗、２９・・・Ｎ源
端子、３０・・・可変抵抗、３１．３２・・・出力端子
。

Claims

【特許請求の範囲】

情報信号の記録されたディスクから光学式ピックアップ
を介して該情報信号を読み取るディスク再生装置におい
て、前記光学式ピックアップの対物レンズを合焦点位置
近傍に移動させるフォーカスサーチ手段と、このフォー
カスサーチ手段により前記対物レンズが合焦点位置近傍
に到達した状態で前記光学式ピックアップから得られる
信号のレベルによって前記ディスクの種類を判別する判
別手段とを具備し、前記判別手段の判別結果に基づいて
各回路部分を前記ディスクの種類に応じた状態に自動切
換するようにしてなることを特徴とするディスク再生装
置。