JPH0636466A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH0636466A
JPH0636466A JP19037192A JP19037192A JPH0636466A JP H0636466 A JPH0636466 A JP H0636466A JP 19037192 A JP19037192 A JP 19037192A JP 19037192 A JP19037192 A JP 19037192A JP H0636466 A JPH0636466 A JP H0636466A
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JP19037192A
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Inventor
Yoshio Suzuki
芳夫 鈴木
Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Masashi Mori
雅志 森
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送速度が遅い記録再生装置で長時間の動画
像情報あるいは音声情報を記録再生できる記録再生装置
を提供する。 【構成】 記録時には、情報信号をチャンネル分配回路
2によって記録再生装置3,4,5に分配して記録を行
う。分配して記録されたチャンネル番号が判別できるよ
うにするために、情報信号に分配のチャンネル番号等の
識別インフォメーション情報を付加して記録する。再生
時には、その番号をもとにチャンネル結合処理回路6で
情報信号の結合を行う。また、各装置に異常が発生した
ときには記録を中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装着されたディスクに
情報信号を光学的に記録または再生する記録再生装置を
複数台備えた情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには、CD(コンパクトディ
スク)などに代表される再生専用型と、業務用として文
書ファイルなどに用いられている追記型と、最近実用化
された書換え型の、三種類がある。これらの技術基盤は
共通しており、透明なディスク基板の裏側に情報が記録
される。媒体であるディスクにはあらかじめトラッキン
グ用の案内溝(グルーブともいう)が付けられるのが普
通であり、この他にアドレス情報を表す凹凸のピットも
あらかじめ付与されている。情報の記録は、データエリ
アの記録層に、孔あけ、膨らみ、反射率変化、磁化ドメ
インの反転を生じさせて行う。
【0003】この時、情報の記録には、例えば、半導体
レーザを用いて、レーザ光を熱エネルギとして利用す
る。レーザ光のスポット径は約1μmと非常に微小なた
め、高密度の記録が可能となるので、光ディスクは従来
のハードディスクよりも記録容量が大きく、しかも、非
接触で記録再生できることから、光ディスクは埃にも強
い。また、光ディスクは、持ち運びにも便利で、かつ信
頼性も高いことから、情報交換用の記録媒体として注目
を集めており、これを用いた各種システムが発表あるい
は発売されている。
【0004】図12は従来の情報記録再生装置であるフ
ァイルシステムを示すブロック図である。図12におい
て、画像データ・ファイル54及び映像データ・ファイ
ル55にはそれぞれ光ディスク装置を適用している。
【0005】即ち、画像情報は光ディスク装置としての
光磁気ディスク装置からなる画像データ・ファイル54
に、音声情報は光ディスク装置としてのCD−ROM装
置からなる音声データ・ファイル55に、制御用の情報
はフロッピディスク装置からなる制御データ・ファイル
56に、それぞれ記録されており、システムの動作とし
ては、選択端末59から再生したいソフトのタイトルが
指定されると、制御データ・ファイル56に組み込まれ
たプログラムシーケンスに従って、制御回路58が画像
データ・ファイル54、音声データ・ファイル55、送
出機器57等をそれぞれ制御して再生動作を行うによ
り、行われる。即ち、画像情報は、高能率符号化によっ
て圧縮して記録されており、画像データ・ファイル54
の内部にあるデコーダで元の画像に変換された後、送出
機器57を介してモニター60あるいはスピーカ61に
出力される。
【0006】また、この他の例としては、光ディスク上
の記録領域を内周領域と外周領域に2分割し、さらに各
々の領域には複数のビームを配置して、並列記録により
転送速度の向上を図って、情報の圧縮処理は行わないで
高品質の画像情報を記録するような例もある。
【0007】以上の様に、光ディスクは、大容量、可換
媒体、書換え可能、ランダムアクセス可能などの特徴を
有し、画像、音声及び大容量コードデータの記録用メデ
ィアとして適しているが、特に画像データのように大容
量であり、ファイルサイズも大きいデータを扱う用途、
リアルタイムでデータの入出力を行う動画ファイルの用
途では、データの転送速度向上が必須である。しかし、
現状の光ディスク装置におけるデータの転送速度は遅
く、現在標準化が完了している第一世代130mmディ
スクでは、ディスク回転数を3600rpm、17セク
ター/トラック、1024Byte/セクターとして
も、8.35Mbps程度の転送速度である。これに対
して、通常の映像信号(例えばNTSC信号)の動画像
ファイルに必要なデータの転送速度は、コンポジット信
号の場合を例にとれば、サンプリング周波数を14.3
MHz、量子化8bitとして、約120Mbpsとな
り、上記光ディスク装置におけるデータの転送速度の約
15倍程度である。
【0008】また、高精細画像(HDTV信号)の場合
には、スタジオ標準規格もあるが、この規格ではデータ
の転送速度があまりにも高い数値となり現実的ではない
ため、一般の視聴者がその解像度の劣化を認識出来ない
レベルの伝送規格を採用し、輝度信号帯域幅(Y信号)
20MHz、色差信号帯域幅(PB,PR信号)8MH
z、輝度信号のサンプリング周波数47.25MHz、
色差信号のサンプリング周波数23.625MHz、量
子化8bitとして、データの転送速度を求めると、7
56Mbpsとなり、上記光ディスク装置におけるデー
タの転送速度の約95倍程度となる。
【0009】ところが、このようなデータの転送速度や
さらには再生時間を重視してデータの圧縮率をあまり大
きく取ると、画質が劣化してしまう。現状で評価にあた
いするレベルは個人差もあるがNTSC信号の場合で約
1/5圧縮が適していると判断される。この様に、デー
タの転送速度または再生時間とデータの圧縮率とは相反
する関係にある。
【0010】図12に示す画像データ・ファイル54を
動画像に適用した場合には、データの圧縮率1/10と
してもディスク片面で約5分程度の再生しか行えず、さ
らに情報の圧縮処理をしているから高画質の映像も望め
ないものと思われる。さらに、図12に示すファイルシ
ステムは、画像データ・ファイル54用としてのディス
ク、音声データ・ファイル55用としてのディスク、制
御データ・ファイル56用としてのディスクの、3種類
の異なったディスクを使用するシステムであるから、デ
ィスクの取り扱いにも注意が必要である。
【0011】また、前述の光ディスクの記録領域を分割
して使用する方法おいては、複数個のレーザを用いてい
るので、転送速度が高くとれる反面、記録時間が制限さ
れるという問題が考えられる。
【0012】また、互いに所定の間隔をあけて積み重ね
られた複数枚の光磁気ディスクを、一つのスピンドルモ
ータによって一体的に回転しつつ、圧縮による画質劣化
を避けるために圧縮を行わずに、各ディスクの裏表に、
同時に信号を分割して記録する方式も提案されている
が、この方式においては、ディスクの交換が難しく、光
ディスクの可換媒体としての特徴が失われるものと思わ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の問題点を解決し、転送速度が遅い記録再
生装置を用いて、可換媒体としての特徴が失われること
なく、長時間の動画像情報あるいは音声情報を高品質で
記録再生できる情報記録再生装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は複数台の光ディスク装置を用い、入力される情報をチ
ャンネル分配回路によって複数台の装置に分配して記録
再生を行う。各光ディスク装置は、基準同期信号発生源
からの同期信号に同期して運転される。
【0015】ディスクを交換して再生した時でも、分配
して記録されたチャンネル番号が判別できるようにする
ために、情報信号に分配のチャンネル番号等の識別イン
フォメーション情報を付加して記録し、再生時にはその
番号をもとにデータの配列順番を切り換えるようにす
る。また、複数台同時記録するため、各光ディスク装置
においてスピンドルモータの制御不能あるいは回転数/
位相ずれ、フォーカス/トラッキングサーボの制御不能
あるいはデフォーカス/オフトラックの発生、レーザ駆
動回路の異常あるいは記録パワー不足等の異常モードが
発生したときには、すべての光ディスク装置の記録を中
断するようにし、異常モードが解除されたら再度記録を
再開するようにする。
【0016】前記同期運転のために、使用するディスク
には、例えば、ディスク内周位置に、セクター“0”が
回転同期の基準位置となるように、回転同期用マークを
設ける。そして、この回転同期用マークは、そのマーク
部分のみ案内溝を設けるかあるいは凹凸の位相構造と
し、反射型光センサによって検出する。
【0017】
【作用】入力情報を複数台の光ディスク装置にチャンネ
ル分配して記録するようにしているから、使用する装置
の記憶容量、転送速度、あるいは記録したい時間に応じ
て装置の台数が選定可能となる。また、ディスクに分配
のチャンネル番号を記録し、ディスクが交換されて再度
装置に装着されたときに、記録時と再生時で装置とディ
スクの関係が異なっても、再生時にはディスクに記録さ
れたチャンネル番号をもとにデータの配列順番を切り換
えるようにするから、データの配列誤りを生じることも
ない。さらに、記録の途中で装置に異常が発生した時に
はすべての装置の記録を中断するから、ある特定のチャ
ンネルのみ記録不良になることもないし、この場合には
再度記録するようにすれば、記録不良によるドロップア
ウトで復調不可能になることもない。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明する。図1は本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図1において、3、4及び5はそれぞれ記録再生装
置であり、装置#1から装置#nまでのn台設けてあ
り、その詳細に関しては省略してある。
【0019】画像情報あるいは音声情報等からなる情報
信号は、入力バッファ1を介してチャンネル分配回路2
に入力され、ここで、時分割されて、記録再生装置の台
数nに対応したチャンネル数に分配される。チャンネル
分配回路2で分配された各信号は、記録再生装置3、4
及び5にそれぞれ入力され、各記録再生装置3、4及び
5に装着された光ディスク(図示せず)に記録される。
この時、同時に、チャンネル分配番号、即ち、装置#1
に装着された光ディスクには「1」が、装置#2に装着
された光ディスクには「2」が、…、装置#nに装着さ
れた光ディスクには「n」が、それぞれ記録される。チ
ャンネル分配番号の記録される位置は、光ディスクの特
定領域(例えば、光ディスクの内周領域)や、あるいは
記録される各信号の先頭部分である。また、記録再生装
置3、4及び5には、基準信号発生回路8から回転同期
用の基準信号17がそれぞれ印加されており、各記録再
生装置3、4及び5はこの基準信号17に同期するよう
に光ディスクの回転が制御される。
【0020】一方、各記録再生装置3、4及び5からの
再生信号11、12及び13は、チャンネル結合処理回
路6に入力されて、ここで元の信号につなぎ合わされた
後、出力バッファ7を介して出力される。
【0021】また、選択端末10は、使用者が情報信号
を光ディスクに記録する時、あるいは光ディスクに記録
された情報信号を再生する時に各種指令を入力するため
のものである。また、制御回路9は、選択端末10から
の指令信号、並びに各記録再生装置3、4及び5からの
装置の異常状態を示す信号14、15及び16を入力
し、それらに基づいて、チャンネル分配回路2、チャン
ネル結合処理回路6、記録再生装置等に制御信号を送
る。ここで、装置の異常状態を示す信号14、15及び
16は、各記録再生装置3、4及び5におけるスピンド
ルモータの制御不能もしくは回転数/位相ずれ、フォー
カス/トラッキングサーボの制御不能、デフォーカス/
オフトラックの発生、レーザ駆動回路の異常、あるいは
記録パワー不足等の異常モードが発生した時に出力され
る。
【0022】また、各記録再生装置3、4及び5におい
て、情報信号を記録した光ディスクが一旦取り外され、
その後、再度に装着されて再生される場合に、光ディス
クと装着される記録再生装置との対応関係が記録時と再
生時とで異なっていても(例えば、記録時に装置#1、
#2、…、#nの順に装着されていたn枚の光ディスク
が再生時に装置#n、…、#2、#1の順に装着されて
しまったような場合、)、チャンネル結合処理回路6で
は、光ディスクの特定領域に記録されているチャンネル
分配番号、あるいは光ディスクに記録されたデータの先
頭部分につけられたチャンネル分配番号をもとにして、
信号の時間的配列が正しい順番となるように、信号を切
り換えてつなぎ合わせて、出力バッファ7に出力する。
【0023】そこで、本実施例において、情報信号とし
てNTSC信号を圧縮しないで光ディスクに記録する場
合を考えてみる。一般にNTSC信号を圧縮しないで1
0分間記録するには9GByte、30分間記録するに
は27GByteの容量が必要であり、光ディスクの記
録容量が現状の0.3GByteから、仮に4倍の1.
2GByteに増加したとして、NTSC信号を圧縮し
ないで10分間記録するには記録再生装置が9台、30
分間記録するには21台必要となる。また、NTSC信
号を1/4に圧縮した場合には、10分間記録するには
2.25GByte、30分間記録するには6.75G
Byteの容量が必要であり、10分間記録するには記
録再生装置が2台、30分間記録するには5台必要とな
る。
【0024】図2は図1における記録再生装置の概略構
成を示すブロック図である。
【0025】図2において、ECCエンコーダ18で誤
り訂正用の訂正符号等が付加された信号は、変調回路1
9で光ディスク22に適した変調符号で変調された後、
レーザ駆動回路20に入力される。光ヘッド21内に設
けられたレーザ(図示せず)はレーザ駆動回路20によ
って駆動され、例えば、レーザの光強度が変調されて光
ディスク22に記録を行う。
【0026】一方、光ヘッド21で再生された信号は、
プリアンプ24を介して所望のレベルに増幅された後、
復調回路25及びサーボ制御回路27に入力される。復
調回路25の信号は、ECCデコーダ26で誤りの検出
及び訂正処理が行われた後、出力される。サーボ制御回
路27では、例えば、光ヘッド21内に設けられたアク
チュエータ(図示せず)によって対物レンズ(図示せ
ず)の位置制御を行う周知の焦点制御あるいはトラッキ
ング制御がなされる。
【0027】スピンドルモータ23は、図1に示す基準
信号発生回路8からの基準信号17及び反射型光センサ
28からの信号をもとに、モータ制御回路29によって
光ディスク22の回転同期制御がなされる。反射型光セ
ンサ28は、光ディスク22に設けられた回転同期用マ
ークを検出するためのものである。
【0028】図3は図2における光ディスクの形状の一
例を示す平面図である。図3の例では、光ディスク22
は、例えば、8セクターに分割されており、ハッチング
で示す31、32等はセクターにおけるID部分であ
る。同図において、33は光ディスク22の最内周位置
を示しており、例えば、セクター“0”に相当するID
部31は、この最内周位置33よりもさらに34の位置
まで内周側にID部が延長されている。そして、この延
長されたID部を回転同期用マークとして検出し、スピ
ンドルモータ23の回転同期用パルスを生成する。
【0029】一方、図4は図2のディスクの形状の他の
例を示す平面図である。図4の例では、各ID部が最内
周位置33よりもさらに34の位置まで延長されてお
り、さらにセクター“0”に相当するID部31だけは
区間33〜34の間のみ、同図に示すようにその長さが
長くなっている。そして、各ID部を回転同期用マーク
として検出し、スピンドルモータ23の回転同期用パル
スを生成する。
【0030】図5は図3または図4のディスクの区間3
3〜34の間の断面構造を示す斜視図である。区間33
〜34の部分は、例えば、図5に示すように、凹凸の位
相構造とするか、あるいは、この区間33〜34のみ案
内溝を形成した構造とする。
【0031】図6は図2における反射型光センサ28及
びモータ制御回路29の要部構成を示すブロック図であ
る。図6において、反射型光センサ28は発光素子35
及び受光素子36で構成され、受光素子36からの信号
はバンドパスフィルタ37に入力された後、波形整形回
路38でパルス化される。波形整形回路38から出力さ
れるパルス信号40は、図3の光ディスク22の場合に
は一回転に1パルス、図4の光ディスク22の場合には
一回転に8パルス出力される。さらに、図4の光ディス
ク22の場合には信号40をパルス幅弁別回路39に入
力し、ここでセクター“0”に相当するパルスの検出を
行う。
【0032】そして、図3の光ディスク22の場合には
信号40と基準信号発生回路8から出力される信号17
を用いて、図4の光ディスク22の場合には信号40と
41を用いて、周知の周波数/位相制御によってモータ
の回転制御がなされる。図4の光ディスク22の場合に
は、図3の光ディスク22の場合に比べて、パルスが多
く出力される分だけスピンドルモータ23の引込み時間
が速くできるというメリットがある。
【0033】モータ制御回路29から出力される信号2
9a、レーザ駆動回路20から出力される信号20a、
サーボ制御回路27から出力される信号27aは、それ
ぞれ異常動作検出回路30に入力され、ここで各回路の
異常状態を検出し、いずれかの回路が異常を示した時に
は信号14をアクティブにする。ここで、信号29aは
スピンドルモータ23の制御不能あるいは回転数/位相
ずれが発生した時に、信号20aはレーザ駆動回路20
の異常あるいは記録パワー不足等が発生した時に、信号
27aはフォーカス/トラッキングサーボの制御不能あ
るいはデフォーカス/オフトラックが発生した時に出力
される。
【0034】次に、各記録再生装置に装着された光ディ
スクに情報信号を記録する際の記録フォーマットについ
て説明する。図7は図1における各記録再生装置に装着
された光ディスクに情報信号を記録する際の記録フォー
マットの第1の例を示す説明図である。
【0035】図7の例は画像情報のみを情報信号として
記録する場合であり、かかる例では、画像情報を時分割
し、記録再生装置の台数nに対応したチャンネル数に分
配して記録すると共に、記録再生装置の台数nに対応し
たチャンネル数(分配数)や、前述したチャンネル分配
番号の他、情報信号としての画像情報自体に関する情報
(例えば、画像情報を分類するための識別コード)等
を、識別インフォメーション情報として、光ディスクの
特定領域(例えば、光ディスクの内周領域)に記録す
る。即ち、時分割された画像情報のうち、装置#1に装
着された光ディスクには、(1),(N+1),(2N
+1),…が、装置#2に装着された光ディスクには
(2),(N+2),(2N+2)…が、…、それぞれ
記録される。
【0036】図8は図1における各記録再生装置に装着
された光ディスクに情報信号を記録する際の記録フォー
マットの第2の例を示す説明図である。図8の例は図7
の例と同様、画像情報のみを情報信号として記録する場
合であり、かかる例では、画像情報を時分割し、記録再
生装置の台数nに対応したチャンネル数に分配して記録
すると共に、上記したチャンネル数(分配数)やチャン
ネル分配番号や画像情報自体に関する情報(例えば、識
別コード)等の識別インフォメーション情報を、時分割
された画像情報の前に設けて、これをデータブロックと
して扱い、画像情報と共に、同図に示すようなブロック
サイズ単位で記録する。再生時には、識別コード及びチ
ャンネル分配番号を光ディスクから読み取り、この時の
番号に基づいてデータの配列順番を切り換えるようにし
て再生を行なう。
【0037】図9は図1における各記録再生装置に装着
された光ディスクに情報信号を記録する際の記録フォー
マットの第3の例を示す説明図である。図9の例は、画
像情報と一緒に音声情報をも情報信号として記録する場
合であり、かかる例では、画像情報と共に音声情報も時
分割し、記録再生装置の台数nに対応したチャンネル数
に分配して記録する。そして、データブロックは、識別
インフォメーション情報、音声情報、画像情報で構成さ
れ、このブロックサイズ単位で記録する。
【0038】図10は図1における各記録再生装置に装
着された光ディスクに情報信号を記録する際の記録フォ
ーマットの第4の例を示す説明図である。図10の例
は、図9の例と同様、画像情報と一緒に音声情報をも情
報信号として記録する場合であり、かかる例では、画像
情報と共に音声情報も時分割するが、図9の例と異な
り、音声情報については装置#1に装着された光ディス
クのみに分割して記録する。このときには、図10に示
すように、装置#1に装着された光ディスクに記録され
るデータのデータブロックは、識別インフォメーション
情報、音声情報、画像情報で構成され、その他の装置#
2,…に装着された光ディスクに記録されるデータのデ
ータブロックは、識別インフォメーション情報、画像情
報で構成される。
【0039】ところで、ディスク再生時においては、記
録された識別インフォメーション情報を使用して、各光
ディスクで識別コードが異なっていたり、チャンネル数
(分配数)及びチャンネル分配番号に対して再生すべき
光ディスクの枚数が不足していたと判定された時には、
ディスプレイに表示したり、警告用の点滅表示あるいは
アラームを出したりして、使用者に知らせるようにす
る。
【0040】図11は図1におけるチャンネル結合処理
回路6及び出力バッファ7の概略構成を示すブロック図
である。図11において、各記録再生装置からの信号
は、それぞれ識別インフォメーション情報用メモリ4
2、音声情報用メモリ45、画像情報用メモリ46に入
力され、各光ディスクに記録された識別インフォメーシ
ョン情報、音声情報、画像情報がそれぞれ記憶される。
【0041】識別インフォメーション情報用メモリ42
から読み出された識別インフォメーション情報は、コン
トロール信号生成回路43に入力され、ここでチャンネ
ル結合用制御信号が生成される。また、音声情報用メモ
リ45、画像情報用メモリ46から読み出された信号
は、それぞれチャンネル結合回路47及び48に入力さ
れ、ここでコントロール信号生成回路43からのチャン
ネル結合用制御信号に基づいて、チャンネルの結合処理
がなされる(即ち、元の信号につなぎ合わされる)。つ
なぎ合わされた信号は出力バッファ49及び50に入力
された後、例えば、信号送出回路51を介してスピーカ
52及びモニター53に出力される。
【0042】また、インフォメーションエラー/チャン
ネルエラー検出回路44は、コントロール信号生成回路
43を介した識別インフォメーション情報に基づいて、
前述したような、各光ディスクで識別コードが異なって
いたり、チャンネル数(分配数)及びチャンネル分配番
号に対して再生すべき光ディスクの枚数が不足している
ことを検出する。
【0043】なお、以上した説明のうち、記録フォーマ
ットあるいは回路構成に関しては、本発明は、これに限
定されるものではない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声あるいは画像などの情報を時分割し複数台の記録再
生装置に分配して記録するから、転送速度が遅い記録再
生装置であっても記録時間、転送速度も任意に設定可能
となる。さらに、識別インフォメーション情報も記録
し、再生時にはこの情報をもとにデータの配列を決める
から、ディスクが交換されて再度装置に装着されたとき
に記録時と再生時で装置とディスクの関係が異なっても
問題ない。
【0045】また、ディスクには回転同期用マークが設
けられており、これによって装置の回転同期も可能とな
る。音声及び画像情報は複数台の装置を用いて分配記録
されているから、再生時にドロップアウトが発生して信
号の欠落が発生しても、再生画像及び音声に与える影響
は少ない。
【0046】記録再生装置として、例えば、複数台の装
置と複数個のディスクが同一筐体内に収納された、いわ
ゆるライブラリー装置を適用すれば、さらに効果的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における記録再生装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図2における光ディスクの形状の一例を示す平
面図である。
【図4】図2のディスクの形状の他の例を示す平面図で
ある。
【図5】図3または図4のディスクの区間33〜34の
間の断面構造を示す斜視図である。
【図6】図2における反射型光センサ28及びモータ制
御回路29の要部構成を示すブロック図である。
【図7】図1における各記録再生装置に装着された光デ
ィスクに情報信号を記録する際の記録フォーマットの第
1の例を示す説明図である。
【図8】図1における各記録再生装置に装着された光デ
ィスクに情報信号を記録する際の記録フォーマットの第
1の例を示す説明図である。
【図9】図1における各記録再生装置に装着された光デ
ィスクに情報信号を記録する際の記録フォーマットの第
1の例を示す説明図である。
【図10】図1における各記録再生装置に装着された光
ディスクに情報信号を記録する際の記録フォーマットの
第1の例を示す説明図である。
【図11】図1におけるチャンネル結合処理回路6及び
出力バッファ7の概略構成を示すブロック図である。
【図12】従来の情報記録再生装置であるファイルシス
テムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1…入力バッファ、2…チャンネル分配回路、3〜5…
記録再生装置 6…チャンネル結合処理回路、7…出力
バッファ、8…基準信号発生回路 9…制御回路、10
…選択端末、17…基準同期信号、18…ECCエンコ
ーダ、19…変調回路、20…レーザ駆動回路、21…
光ヘッド、25…復調回路、26…ECCデコーダ、2
7…サーボ制御回路、28…反射型光センサ、29…モ
ータ制御回路、30…異常動作検出回路、33…再内周
記録位置、34…回転同期マーク延長位置、31、32
…ID信号記録部、37…BPF、38…波形整形、3
9…パルス幅弁別回路。
フロントページの続き (72)発明者 森 雅志 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の記録再生装置を具備し、記録時
    には、情報信号を所定の長さで時分割した後、分割され
    た該情報信号を複数台の前記記録再生装置に順次分配し
    て入力し、各記録再生装置において、装着されたディス
    クにそれぞれ記録すると共に、前記情報信号を分類する
    ための識別コードと、記録すべきディスクを装着した前
    記記録再生装置の番号に対応するチャンネル分配番号
    と、を少なくとも含む識別インフォメーション情報を併
    せて前記ディスクにそれぞれ記録し、再生時には、各記
    録再生装置において、装着されたディスクより、それぞ
    れ、分割された前記情報信号を再生すると共に、前記識
    別インフォメーション情報も併せて再生し、再生された
    該識別インフォメーション情報に基づき、分割された前
    記情報信号をつなぎ合わせて、元の情報信号を得ること
    を特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録再生装置にお
    いて、前記識別インフォメーション情報は、前記ディス
    クの特定領域に記録されるか、あるいは、前記ディスク
    に記録される分割された前記情報信号の各々の先頭部分
    に付されて記録されることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 複数台の記録再生装置を具備し、記録時
    には、第1及び第2の情報信号をそれぞれ所定の長さで
    時分割した後、分割された該第1及び第2の情報信号を
    それぞれ複数台の前記記録再生装置に順次分配して入力
    し、各記録再生装置において、装着されたディスクにそ
    れぞれ記録すると共に、前記情報信号を分類するための
    識別コードと、記録すべきディスクを装着した前記記録
    再生装置の番号に対応するチャンネル分配番号と、を少
    なくとも含む識別インフォメーション情報を併せて前記
    ディスクにそれぞれ記録し、その際、分割された前記第
    1及び第2の情報信号と前記識別インフォメーション情
    報とを1ブロックサイズとして、そのブロックサイズ単
    位で記録し、再生時には、各記録再生装置において、装
    着されたディスクより、それぞれ、分割された前記第1
    及び第2の情報信号を再生すると共に、前記識別インフ
    ォメーション情報も併せて再生し、再生された該識別イ
    ンフォメーション情報に基づき、分割された前記第1の
    情報信号をつなぎ合わせて、元の第1の情報信号を得、
    分割された前記第2の情報信号をつなぎ合わせて、元の
    第2の情報信号を得ることを特徴とする情報記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3に記載の情報記録
    再生装置において、各記録再生装置は、それぞれ、装着
    された前記ディスクを回転させるディスク回転用モータ
    と、該ディスク回転用モータを制御するモータ制御回路
    と、分割された前記情報信号等を前記ディスクに記録再
    生するための記録再生用レーザ光源と、該記録再生用レ
    ーザ光源を駆動するレーザ駆動回路と、分割された前記
    情報信号の記録再生時にサーボ制御を行うサーボ制御回
    路と、前記モータ制御回路、レーザ駆動回路、及びサー
    ボ制御回路が異常状態にあるか否かを検出して、何れか
    が異常状態にある場合には異常信号を出力する異常動作
    検出回路と、を備え、記録時において、各記録再生装置
    における前記異常動作検出回路のうち、少なくとも1つ
    が異常信号を出力した場合には記録動作を中断するよう
    にしたことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2または3に記載の情報記録
    再生装置において、各記録再生装置に装着される前記デ
    ィスクは、それぞれ、同心円状あるいはスパイラル状に
    設けられたトラックと、複数に分割されたセクターと、
    を有し、全部または一部のセクターは、その特定部が情
    報記録開始位置よりもさらに内周方向に延長されている
    と共に、各記録再生装置は、それぞれ、発光素子及び受
    光素子から成る光検出器を有し、装着された前記ディス
    クにおけるセクターの前記特定部の延長された部分を前
    記光検出器で検出し、その検出出力と基準信号とを用い
    て、前記ディスクの回転を制御するようにしたことを特
    徴とする情報記録再生装置。
JP19037192A 1992-07-17 1992-07-17 情報記録再生装置 Pending JPH0636466A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002344865A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像記録再生システムおよび映像記録再生方法
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