JPH03147702A - 自走乗用型土壌改良作業機 - Google Patents

自走乗用型土壌改良作業機

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Publication number
JPH03147702A
JPH03147702A JP28539889A JP28539889A JPH03147702A JP H03147702 A JPH03147702 A JP H03147702A JP 28539889 A JP28539889 A JP 28539889A JP 28539889 A JP28539889 A JP 28539889A JP H03147702 A JPH03147702 A JP H03147702A
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JP
Japan
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jet nozzle
wheels
driving
nozzle unit
engine
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Pending
Application number
JP28539889A
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English (en)
Inventor
Akira Sasai
笹井 章
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Makita Numazu Corp
Original Assignee
Fuji Robin KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は乗用型土壌改良作業機に関し、さらに詳しく
は、走行部により作業地面に加えられる踏圧が平均化す
るように構成して、作業機が走行したとき前後方向で傾
斜することを防止し、噴気ノズル部をほぼ垂直状に打込
み及び引抜きできる使役性の良好な乗用型土壌改良作業
機に関する。
〔従来の技術〕
連作状態の圃場や、トラクタなどの踏圧の影響を受けて
硬くなった圃場などを膨軟化することは、土壌の透水性
や、保水性を増加させて作物の育成を促進する上から大
へん好ましく、また、土壌中に空気を供給することは、
土中のバクテリアを増殖して有機物の分解を促進する上
で大へん有意義である。
そこで従来、土壌内に圧縮空気を爆発的に供給すること
で土壌を膨軟化すると共に、空気の供給によりバクテリ
アを増殖させるための機器や、装置は既に数多く提案さ
れているところである。
数ある従来例の中でもその代表的な先行技術としては、
特公昭63−10962号公報を挙げることができる。
ここに示されたものは、圧縮空気を土壌中に噴出させる
噴気作業装置をトラクタに対して3点ヒツチ機構を介し
て装着し、この噴気作業装置をトラクタのリフトアーム
を介して上下動させるように構成し、この噴気作業装置
は接地センサにより接地信号が得られたところで噴気ノ
ズルを降ろして土壌深く差入れて圧縮空気を土壌中に噴
気させるように構成したものである。
この噴気作業機はトラクタに牽引された噴気作業機をも
って作業土壌に対して噴気作業を行うものであって、主
たる作業土壌は田圃などのいわゆ、る圃場である。
土壌に対して空気を供給して有効であるのは前記圃場ば
かりではなく、芝を大切にするゴルフ場、特に、グリー
ン回りの土壌管理にも有効である。
即ち、グリーンを形成する土壌中に空気を供給すること
は芝の生育を助け、芝の状態を常に良好に保つ上で特に
有効である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、グリーンに対して噴気作業することが有益で
あることが認識されていても、従来知られている上述の
ような噴気作業機をゴルフ場のグリーン上に載せて走ら
せることはできない。
即ち、グリーンの芝は柔らかいために、この上をトラク
タが走ると芝が潰れ、芝枯れの原因となったり、噴気作
業をするためには比較的短いピッチでトラクタがゴー、
ストップを繰り返さなければならず、発進停止の度に駆
動反力で芝がむしられたり、あるいは、停止反力を受け
て芝が潰されたりする問題が残されている。
とくに、トラクタの車輪は後輪に多く自重が加わり、こ
のトラクタがグリーン上を走り回ると、後輪の荷重によ
り芝は押しつぶされ、また、噴気ノズルをグリーンの土
壌中に打ち込み噴気作業後この噴気ノズルを引き抜かな
ければならず、この際に生じる自重の2ないし、3倍に
も達する引き抜き反力がトラクタの車輪などに集中して
接地面に加わり、芝を潰してしまうだけでなくグリーン
面が山形に変形する問題が残されている。
しかも、ゴルフ場の各グリーンをゴルフプレイに影響を
与えることなく迅速に噴気作業を行い得ることと、芝の
保護のためにグリーンの上をゆっくり走って発進、停止
の際の反力の影響を芝に与えないことも要求され、さら
に、−旦作業機がグリーン上に載って作業をする場合芝
を痛めないためには、作業機の無駄な動きがなく、作業
動線ができるだけ短いことが必要である。
そこで、この発明は噴気作業の対象となる作業面、具体
的にはグリーン上などにおいて作業機の走行部による踏
圧が集中することのないようにすると共に、噴気ノズル
部の引き抜きに伴って発坐・する荷重が局部的、に集中
するのを防止することで芝に対する保護対策を可能とし
、走行部の荷重負担を小さくして、芝を潰すことなくグ
リーン上を走行することと噴気作業を行い得るようにす
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述のような目的を達成するために、この発明は、エン
ジンと、これにより駆動されるコンプレッサ等で形成さ
れる圧力空気源や、エンジンとこれにより駆動される油
圧ポンプで形成される浦圧源などを車体に搭載して構成
した自走乗用型土壌改良作業機において、 車体の前後に設けた駆動輪及び操向輪と、噴気ノズルユ
ニットを地面に対して昇降させる昇降用油圧駆動系と、 前記噴気ノズルユニットの噴気ノズル部を地中から引き
抜くための引抜き用油圧駆動系と、前記駆動輪を駆動す
る走行油圧駆動系とを備え、前記噴気ノズルユニットは
その丈夫に噴気ノズル部を地中に打ち込むためのハンマ
ー部を持ち、所定深さまで打ち込んだとき前記圧力空気
源からの圧力空気を噴気ノズル部から噴気でき、前記車
体の左右両側対称位置にポストを立設し、各ポストから
前後方向に張り出しして、一端を該ポストに、多端を前
記噴気ノズルユニットに枢着した支持アームにより昇降
可能に支持すると共に、作業機が直進したとき、前記駆
動輪通過領域に重複しないように内側領域を操向輪が通
過するよう駆動輪より小さいトレッドに操向輪を構成し
たことを特徴とする。
〔作 用〕
この発明の土壌改良作業機は、車体の前部左右両側に駆
動輪を配置すると共に、この駆動輪のトレッドの内側に
なるように車体の後部に操向輪を配置して、駆動輪と操
向輪とが同−軌跡上を走行しないように構成しているの
で、作業機による踏圧が分散され、芝を傷めることがな
く、しかも駆動輪の通過跡を操向輪が通過する構成の欠
点である操向輪側が地面に食い込み機体前後方向で傾斜
する欠点と、更に機体が傾斜することで噴気ノズ・ルの
打込み方向並びに引抜き方向が傾斜して、噴気ノズルの
打込み作業などが円滑にできず、また機体の傾斜は噴気
ノズルの引抜き時の引抜き荷重の反力も垂直方向になら
ず、幼牛の悪い作業となる欠点を有するものであったが
、このような欠点を解消するものである。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。先ず、これらの図において符号100は自走かつ、
乗用型の車体を示し、走行部としての車輪をもち、前輪
が駆動輪101となっており、後輪がステアリングを行
う操向輪102となっており、駆動輪101のトレッド
Tfより小さいトレッドTrが後輪である操向輪102
に設定され、駆動輪101と、操向輪102との轍が走
行中型ならず、しかも、操向輪102を転舵した場合に
も同−軌跡上を移動しないようになっている。
また、車体100の後端部寄りにはオペレータが搭乗す
るための座席103が配置されており、この座席103
と向い合ってハンドルホイール104があり、このハン
ドルホイール104の前方に各部の操作部105が配置
されて操縦しながら操作部105を操作し、これらを視
認てきるようになっている。
さらに、車体100のほぼ中央左側にエンジン200が
搭載され、このエンジン200の出力で伝導系201、
カプリング202などを介してオイルポンプ203を駆
動するようになっており、また、このオイルポンプの駆
動系の途中から分岐して駆動軸が車幅方向に延びており
、後述するハンマ部520の駆動系に動力伝達を行って
いる。
また、前端部中央よりにはエンジン300が搭載されて
おり、その出力でコンプレッサ301をベルト302を
介して駆動するようになっている。車体100のハンド
ルホイールの両側から前方にかけて2本一対の補強バー
106が取り付けられており、この補強バー106を走
行中の基準にすることができ、この補強バーは後述する
前記ポストと共に、車体補強機能をもっている。
このような車体100の両側のホイールベースの中間位
置にポスト402が立設されていて、これよ・・り説明
する噴気ノ・ズルユニットを昇降させる昇降用油圧駆動
系400を構成する油圧シリンダ401が前記ポスト4
02の側面に取り付けられており、このポスト402は
後で説明する蓄圧タンクを兼用しており、前記油圧シリ
ンダ401の伸縮端部401Aにはブラケット403が
水平方向に固定されていて、このブラケット403の左
右両端部にそれぞれワイヤ404の一端部が固定されて
いる。これらのワイヤ404の他端部は滑車404Aを
介して前記ポスト402の両側前後方向に対称的に張り
出して設け、その端部を枢支しである支持アーム405
 、406の向上側の支持アーム405に対して固定さ
れている。
この支持アーム405 、406の他端部は噴気ノズル
ユニット500を構成するガイドシリンダ501の側面
に枢支されており、このガイドシリンダ501には、そ
の内周面に沿って上下に直線移動する支持チューブ50
2が神人されている。この支持チューブ502の内部に
は噴気ノズル部503を下端部にもつ打ち込みパイプ5
04が左右のぶれ無く上下方向のみに移動できるように
収容されている。
前記ガイドシリンダ5旧の下端部には第4図に示すよう
に、蛇腹形式の弾性ブーツ505の一端部505Aが固
定されており、この弾性ブーツ505の他端部505B
はボス506に同定され、ボスの中心と前記ガイドシリ
ンダ501の中心とは一致していて、ボス506の内部
にはスイベル軸受け507が固定されている。このスイ
ベル軸受け507の中心部は前記ガイドシリンダ501
に固定された中空の支持軸508が貫いており、この支
持軸5(18の中心を前記打ち込みパイプ504が緩く
貫いている。
そして、ボス506には、タイヤの接地面積より大きく
、接地面積を拡大するための接地支持板509が固定さ
れており、この接地支持板509には噴気ノズル部50
8の延長線上に孔509^が穿けられている。従って、
接地支持板509はガイドシリンダ501に対し弾性ブ
ーツ505の弾性により常に、直交状態を保持している
が前記スイベル軸受け507を中心に約10″〜15″
の範囲で前後左右に傾くことができる。
そして、前記ガイドシリンダ501の側面には、引き抜
き油圧駆動系700を構成する引き抜き用油圧シリンダ
510の一端部510Aが枢支されており、この油圧シ
リンダの伸縮端部510Bは前記打ち込みパイプの上端
部に配置せれているハンマ部520のケーシング521
の側面に枢着されていて、打ち込みパイプ504の打ち
込みはハンマ部520の作用により打ち込み、パイプ5
04.噴気ノズル部503の引き抜きは引き抜き用油圧
シリンダ510の伸張により行うようになっている。
前記ハンマ部520はこれを構成するケーシング52(
に駆動軸522が内部空間を横切って架設されており、
この駆動?lll522にはハンマ作用を行う偏心カム
523が取り付けられていて、駆動軸522並びに、偏
心カムに回転トルクを伝達するための人カチェン輪52
4がその端部に取り付けられている。
この人カチェン輪524に対してチェノ525xが懸架
されると共に、チェノ525xをカバリングするチェノ
ケース525は前記噴気ノズルユニットの昇降運動を許
容できるように連接軸525Aを中心としてすぐ後で述
べるチェノケース526と中折れ状態になり得るように
なっており、このチェノケース525の端部には先に述
べたもう一つのチェノケース52Bが連接軸525^に
よって連接されており、連接軸525^には前記チェノ
525xを懸架するチェン輪525Bと、チェノケース
526内に収容されているチェノ526xを懸架するチ
ェン輪528Aが各々固定されている。このチェノ52
6xの反対側はチェノケース52Bの他端側内部に取り
付けられているチェン輪526Bに懸架され、このチェ
ン輪526Bは前記オイルポンプの出力伝動系201か
ら分岐した駆動軸527に固定され、駆動軸527に人
力されるエンジン200からの動力て駆動されるように
なっている。この駆動軸527からチェン輪528A、
チェン528を介してもう一つのチェノケース、言い換
えると、ポスト402を中心として対称的に配置された
チェノケース52Bの下端部のチェン輪528Bに動力
分配し、チェン輪内部の駆動系を駆動している。
前記偏心カム523の偏心長さ((lii心量)により
偏心カム523は前記打ち込みパイプ504の打撃部5
04^を叩くことができるようになっており、この打撃
部504Aは常に押上ばね504Bにより押し上げられ
て打ち込みパイプ504を上方に突き上げているが、噴
気ノズルユニットが非接地状態のときには偏心カムと、
打撃部504Aとの間に間隙ができて、偏心カム523
が回転していても打撃しないようになっている。
また、ポスト402を兼用した蓄圧タンク601からオ
ペレート弁602並びに、圧力空気供給管603を介し
て、前記ケーシング521の側面に開けた孔521Aか
ら内部の打ち込みパイプ504に連通する接手603A
、 801Bを通って前記打ち込みパイプ504に対し
て圧力空気を供給する後述の噴気Qj−給系600が形
成されている。
次に、噴気ノズルユニット500の地面に対する昇降並
びに、噴気ノズルユニット500の噴気ノズル部503
と、打ち込みパイプ504を地中から引き抜き、さらに
は、走行駆動するための動力源としての油圧駆動系70
0について説明する。
先ず、油圧ポンプ203から逆止弁711を介してソレ
ノイド制御で、かつ正流、停止、逆流のボジジョンをも
つ3位置4方向型の切換弁712に至り、この切換弁7
12から並列に接続された復動型の引き抜き用油圧シリ
ンダ510に接続されて、オイルタンク714に戻る引
き抜き用油圧管路710が形式されている。
さらに、この引き抜き用油圧管路710と並列に、昇降
用油圧シリンダ401に至る昇降用油圧管路730が前
記油圧ポンプ203に接続され、この昇降用油圧管路7
30は前記オイルタンク714に循環している。この昇
降用油圧管路730は前記逆止弁711から分岐されて
おり、ソレノイド制御で、かつ、m流、停止、逆流のポ
ジションをもつ3位置4方向型の切換弁731をもち、
さらに、復動型の昇降用油圧シリンダ401に接続され
、さらに前記オイルタンク714に戻る油圧管路である
また、前記油圧ポンプ203の吐出し側と、前記切換弁
712と引き抜き用油圧シリンダ群との間にはリリーフ
弁701 、715が接続されている。
これらの油圧管路と共に、自走動力源としての走行用油
圧管路750が設けられる。この走行用油圧管路750
は前記油圧ポンプ203から延びる管路に正流、停止、
逆流のポジションをもつ3位置4方向型で手動形式、か
つ位置固定型の走行切換弁751が接続され、この走行
切換弁751の出力側ならびに、戻り側の管路には各々
逆止弁752 、754を介してリリーフ弁753 、
755が接続され、これらのリリーフ弁753 、75
5の吐出側には逆止弁758 、757がそれぞれ接続
されている。これらの逆止弁75B 、 757は吐出
側管路、ならびに戻り側管路に接続されていて、リリー
フ弁753 、755を含む循環路が形成される。
そして、前記逆止弁752 、754からは、互いに並
列接続されている2つのオイルモータ758 、759
に接続される管路が延びており、オイルモータ758 
、759の回転トルクで前輪101を駆動するようにな
っている。前記走行切換弁751は座席103に着席し
たオペレータが手動、あるいは足踏みによりその3つの
ポジションの1つを選択できるようになっている。
また、前記引き抜き用油圧シリンダ510の伸縮端部5
10Bには伸張状態を検出するスイッチ811が取り付
けられており、これらスイッチ811は互いに、直列接
続になっていて、スイッチ回路812の接点812Aに
油圧シリンダが延びきったとき接触するようになってい
る。このスイッチ回路812にはトグル形式のメインス
イッチ813が2つの接点813A、813Bの何れか
1つを選択することができるようになっている。このス
イッチ回路1112には昇降用油圧シリンダ401の動
きを制御するための上下動制御スイッチ814 、81
5があり、上下動制御スイッチ814ならびに、815
は接点814^、 814[3ならびに、815A、 
’815r3を選択できるようになっている。
接点814A、 814Bは引き抜き用切換弁712の
ソレノイドにそれぞれ接続されており、接点815^、
 815Bは昇降用切換弁731のソレノイドに対して
接続されて、制御回路800が構成されている。
また、噴気ノズルユニット500に対して圧力空気を供
給する噴気制御回路900はエンジン300により駆動
されるアンローダ付きのコンプレッサ30tをもち、こ
のコンプレッサ301から左右に配置、しである噴気ノ
ズルユニット500に圧力空気を供給するためのもので
、蓄圧タンク601から連通ポジション602Aと、ブ
ロックポジション60211をもち、常時ブロックポジ
ションにオフセットされるエアオペレート弁602を介
して前記噴気ノズルユニット500に至る噴気供給系B
00を制御するためのものである。
この噴気供給系60口の蓄圧タンク601より連通する
管路にエアクリーナ911が接続されていて、このエア
クリーナ911にレギュレータ912が直列接続されて
いる。さらに、エアクリーナ911には設定圧がそれぞ
れ異なった圧力設定用のアンローダ913 、914 
、915とリリーフ弁91Bが互いに並列接続されてい
る。
これらのアンローダに設定した圧力は例えば、9.7.
5キログラム・p・平方センチなどのように互いに異な
らせて定める。
そして、設定圧の高い2つのアンローダ913゜914
はその出力側が第1段噴圧選択弁921に接続されてお
り、この第1段噴圧選択弁921の出力側と、設定圧の
低いアンローダ915の出力側とは第2段噴圧選択弁9
22に接続されている。これらの噴圧選択弁921 、
922は何れも手動型のもので、前記第2段噴圧選択弁
922の出力側は噴気開始弁923に接続されており、
この噴気開始弁923は前記噴気供給系のエアオペレー
ト弁602の駆動端に接続されている。図中符号924
は噴気ノズル部503から噴気される噴圧を示す圧力計
を示している。
さらに、前記噴気開始弁923から前記エアオペレート
弁602を駆動する開閉制御回路950が延びており、
噴気開始弁の停止ポジション923^から駆動ポジショ
ン9231’3へ切り換えられると、コンプレッサ30
1からの空気圧力が開閉制御回路950を介してエアオ
ペレート弁602をカウンタばねに抗して連通ポジショ
ン602^に切り換えるようになっている。
また、前記アンローダ群により定めた噴圧の設定値は前
記噴気開始弁923の入力端からコンプレッサ301の
アンローダに至るコンプレッサ制御回路970により伝
達されるようになっている。
次に、この発明による乗用型土壌改良機の噴気ノズル装
置による作業の実際を説明する。先ず、噴気作業の目的
地まで、例えば、乗用型土壌改良機をゴルフ場のグリー
ンまで自走させて移動し、乗入れる。このとき、駆動輪
101のトレッドTfより後輪のトレッドTrが小さく
設定されているので、作業機の走行部としての車輪は同
−軌跡上を通過しないから芝に加わる踏圧は一車輪の負
担重量だけである。また、作業機の移動はエンジン20
0の出力でオイルポンプ203を回し、その出力により
駆動輪lO1を駆動することで行い、オイルポンプ20
3の駆動と共に、エンジン300の出力によりコンプレ
ッサ301を駆動して蓄圧タンク601に所定圧の空気
を溜め、圧力空気源にしている。
そして、作業開始ではポスト402に端部が支持されて
いる支持アーム405 、406をワイヤ404を介し
て昇降用油圧シリンダ401の伸張により第3図(A)
の状態から同図(B)の状態に回動させることで4本あ
る噴気ノズルユニット500がそれぞれ高低差のある地
面に接地する場合であっても、各噴気ノズルユニット5
00はワイヤ404の緩み量の変化で吸収していて、先
に接地した噴気ノズルユニット500が後から接地する
噴気ノズルユニット500を干渉することはない。
接地した噴気ノズルユニット500はその自重はグリー
ンに接地している支持板509により支えられており、
その接地位置が打ち込みパイプの打ち込み位置として定
められる。また、グリーンの同曲は各噴気ノズルユニッ
ト500に設けた接地支持板509が弾性ブーツ505
と、スイベル軸受け507により支持されていることか
ら、適当な範囲において傾動することで吸収される。噴
気ノズルユニット500が宙に浮いた状態では弾性ブー
ツ505の弾性により接地支持板509は打ち込み方向
に対してほぼ直交状態を保持している。
そして、噴気ノズルユニット500が接地状態になった
後、第7図に詳細に示すチェノケース525ならびに、
526に収容されているチェノ525X、 526xを
介して噴気ノズルユニット500の頂部に位置するハン
マ部520を構成する偏心カム523を駆動軸522に
より駆動する。このとき、打ち込みパイプ504の打撃
部504^は打ち込みパイプ504の下端部、言い換え
ると、噴気ノズル部が接地してハンマ部などの自重が加
わると、前記偏心カム523に接触すると、打ち込みパ
イプ504は、この偏心カム523の回転により打撃を
受けて接地支持板509の孔509Aからグリーン地面
中に打ち込まれて、噴気ノズル部503は第3図(C)
に示すように所定の深さに達する。
前記昇降用油圧シリンダ401の操作は次のようにして
行われる。先ず、第3図(C)では、引き抜き用油圧シ
リンダ510が収縮状態であり、噴気ノズル部503は
地中にあり、この状態からメインスイッチ813を接点
813Bに切り換え、さらに、上下動制御スイッチ81
4の接点814Bを選択すると、引き抜き用切換弁71
2のソレノイドかの励磁によりそのポジションがブロッ
クポジション712^から逆流ポジション712Xに切
り換えられ、引き抜き用シリンダ51Gは伸張方向に延
びる。そして上端部にある伸縮端部510Bはスイッチ
811により接点812Aを閉じることになる。引き抜
き用シリンダ510により噴気ノズル部は地中から引き
抜かれるのである(第3図B)。そして、第5図に示す
制御回路800のメインスイッチ813を接点813A
に切り換えるとスイッチ回路812が閉成され、それか
ら上下動制御スイッチ815の接点815Bを選ぶと、
昇降用切換弁731のソレノイドが励磁されて、ブロッ
クポジション731Aから逆流ポジション731Xに切
り換わり、昇降用シリンダ401が収縮を開始して噴気
ノズルユニット500を上昇させる(第3図A)。
今度は逆に上昇状態の噴気ノズルユニット500を下降
させるには、前述とは反対に、先ず、上下動制御スイッ
チ815を接点815Aに切り換えると、昇降用切換弁
731は正流ポジション731Yに換えられ、昇降用油
圧シリンダ401が伸張して噴気ノズルユニット500
を下降させる。噴気ノズル部503が接地状態になった
ところでハンマ部520による打ち込みが開始される。
この打ち込み作用により引き抜き用シリンダ510の伸
張方向に作用したオイルは引き抜き用切換弁712の逆
流ポジション712xからオイルタンク714に戻され
る。
そして、噴気ノズル部503が所定の深さに至ったとこ
ろで噴気作業を行う(噴気作業については後で述べる)
。その後前述の引き抜き作業により噴気ノズル部503
を再び、地中から引き上げるのであり、メインスイッチ
813を接点813Bに切り換え、上下動制御スイッチ
814の接点814Aに切り換えると引き抜き用切換弁
712の正流ポジション7i2Yが選ばれて、引き抜き
用油圧シリンダ510は収縮して引き抜き作用を行う。
噴気ノズル部503が地中にあるときは、引き抜き用シ
リンダ510は収縮状態にあり、前記引き抜き用シリン
ダに対応しているスイッチ回路の接点812Aはすべて
開いていて、メインスイッチ8!3を接点813Aに切
り換えても、スイッチ回路812は開かれた状態であり
、たとえ、上下動制御スイッチ815を操作しても昇降
用油圧管路730は昇降用油圧シリンダ401を駆動す
る方向、言い換えると、昇降用切換弁73(を逆流ポジ
ション731Xにする駆動電流は流れない。言い換える
と、噴気ノズル部503が地中から抜き取られない状態
では昇降用油圧シリンダ401は駆動されず、言い換え
ると、噴気ノズル部503が完全に地中から抜き去られ
て引き抜き完了状態になった後に初めて昇降用油圧シリ
ンダが動作可能となり安全装置として機能している。
次に、噴気作業について説明する。先ず、エンジン30
0で駆動されるコンプレッサ301は所定圧力になるま
で蓄圧され、それ以上になるとアンローダが作用してコ
ンプレッサの負荷を無にする。
そして、操作部105において設定圧の異なるアンロー
ダ913 、914 、915の中から任意のアンロー
ダ、例えば、アンローダ913の設定圧で噴気する場合
には、第1段噴圧選択弁921を正流ポジション921
Aにすると共に、第2段噴圧選択弁922を正流ポジシ
ョン922Aに切り換え、これを介して噴気開始弁92
3まで圧力が加わっているので、ここで、噴気開始弁9
23を操作部105において人ハ的に開くと、圧力空気
の流れは開閉制御回路950を介してエアオペレート弁
602に至り、ブロックボジシ、3ヨン8G2Bを連通
ポジション602Aに切り換えて、噴気ノズル部503
から地中に噴気される。このとき蓄圧タンク601が2
つの噴気ノズル部に圧力空気を供給しているので抵抗の
少ない方へ噴出しがちとなるので、各噴気ノズル部毎に
蓄圧タンクを分割して構成してもよい。
また、設定圧が最も低いアンローダ915に設定した噴
気圧力で噴気作業する場合には第2段噴圧選択弁922
のポジションを連通ポジション922Aから逆流ポジシ
ョン922Bに切り換えて、噴気開始弁923の切り換
え操作により行う。中間の設定圧を選ぶときには第1段
噴圧選択弁921を連通ポジション921^から逆流ポ
ジション921Bにして、第2噴圧選択弁922は連通
ポジション922^の侭にして噴圧開始弁923の操作
、言い換えると、噴気開始弁923を手動により押し込
むなどして噴気ノズル部503から圧力空気を噴気させ
る。前記アンローダ913 、914 、915により
設定した設定値(空気圧)はコンプレッサ制御回路97
0を介してコンプレッサのもつアンローダを作動させて
前記設定圧になれば圧縮機能を解除している。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、この発明の乗用型土壌
改良作業機によれば、車体の前方左右両側に駆動輪を装
備すると共に、この駆動輪のトレッドより小さく、かつ
↑・U舵状態でも駆動輪と軌跡が重ならないトレッドの
操向輪を装備し、車体両側にポストを左右対称的に立設
して、このポストから張り出した支持アームを介して噴
気ノズルユニットを装備し、さらに、車体上の装備物も
左右前後方向にバランスよく配置した構成にしたから、
従来の作業機にみられた駆動輪の通過後を操向輪が通過
すること、操向輪側が地面に食い込み機体の前後方向で
傾斜すること、機体の傾斜に起因して噴気ノズルの打ち
込み方向及び引抜き方向が傾斜して打込み及び引抜き作
業を阻害すること等の欠点が解消される。さらに、作業
機全体を小型化、軽量化できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明の実施例を示し、第1図は噴気ノズ
ル装置を搭載した乗用型土壌改良機の側面図、第2図は
同じく平面図、第3図は噴気ノズル装置の作業順を示す
説明図、第4図は第1図■部拡大断面図、第5図は昇降
油圧駆動系、引き抜き油圧駆動系ならびに、油圧走行系
を示す油圧回路図、第6図は噴気供給系ならびに、その
制御系を示す説明回路図、第7図は打ち込みパイプの打
撃動力伝達系の説明図である。 100・・・車体、101・・・駆動輪、102・・・
操向輪、103・・・座席、104・・・ハンドルホイ
ール、105・・・操作部、106・・・補強バー Tf・・・駆動輪のトレッド、Tr・・・操向輪のトレ
ッド 200・・・エンジン、201・・・伝導系、202・
・・カプリング、203・・・オイルポンプ30(+・
・・エンジン、301・・・コンプレッサ、302・・
・ベルト、 400・・・昇降用油圧駆動系、401・・・昇降用油
圧シリンダ、401^・・・伸縮端部、402・・・ポ
スト、403・・・ブラケット、404・・・ワイヤ、
405 、408・・・支持アーム、 500・・・噴気ノズルユニット、 501・・・ガイドシリンダ、502・・・支持チュー
ブ、503・・・噴気ノズル部、504・・・打ち込み
パイプ、504^・・・打撃部、504B・・・押上ば
ね、505・・・弾性ブーツ、505^・・・一端部、
505B・・・他端部、50B・・・ボス、507・・
・スイベル軸受け、508・・・支持軸、509・・・
接地支持板、509A・・・孔、510・・・引き抜き
用油圧シリンダ、510^・・・一端部、51011・
・・伸縮部、520・・・ハンマ部、521・・・ケー
シング、5z2・・・駆動軸、523・・・偏心カム、
524・・・人カチェン、525x・・・チェノ、52
5A・・・連接軸、5250・・・チェン輪、52B・
・・チェノケース、52BA、 528B・・・チェン
輪、526X・・・チェノ、527・・・駆動輪、52
8・・・チェノ、528A、  528B・・・チェン
輪、800・・・噴気供給系1.eot・・・蓄圧タン
ク、602・・・エアオペレート弁、603・・・圧力
空気供給管、803A、 803B・・・接手 700・・・引き抜き用油圧駆動系、710・・・引き
抜き用油圧管路、701・・・リリーフ弁、711・・
・逆止弁、712・・・引き抜き用切換弁、714・・
・オイルタンク、715・・・リリーフ弁、730・・
・昇降用油圧管路、731・・・昇降用切換弁、750
・・・走行用油圧管路、751・・・走行用切換弁、7
52 、754・・・逆止弁、758 、755・・・
リリーフ弁、756 、757・・・逆止弁、758 
、759・・・オイルモータ 800・・・制御回路、8It・・・スイッチ、812
・・・スイッチ回路、812^・・・接点、813・・
・メインスイッチ、813^、 813B・・・接点、
814 、815−・・上下動制御スイッチ、814^
、 81411゜815A、 815B・・・接点 900・・・噴気制御回路、911・・・エアクリーナ
、912・・・レギュレータ、913 、 914 、
 915・・・アンローダ、916・・・リリーフ弁、
921・・・第1段噴圧選択弁、922・・・第2段噴
圧選 択ブF、 928・・・噴気開始弁、924・・
・圧力計、950・・・開閉制御回路、970・・・コ
ンプレッサ制御回路 5す3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンと、これにより駆動されるコンプレッサ
    等で形成される圧力空気源や、エンジンとこれにより駆
    動される油圧ポンプで形成される油圧源等を車体に搭載
    して構成した自走乗用型土壌改良作業機において、 車体の前後に設けた駆動輪及び操向輪と、 噴気ノズルユニットを地面に対して昇降させる昇降用油
    圧駆動系と、 前記噴気ノズルユニットの噴気ノズル部を地中から引き
    抜くための引抜き用油圧駆動系と、前記駆動輪を駆動す
    る走行油圧駆動系とを備え、前記噴気ノズルユニットは
    その上部に噴気ノズル部を地中に打ち込むためのハンマ
    ー部を持ち、所定深さまで打ち込んだとき前記圧力空気
    源からの圧力空気を噴気ノズル部から噴気でき、前記車
    体の左右両側対称位置にポストを立設し、各ポストから
    前後方向に張り出しして、一端を該ポストに、多端を前
    記噴気ノズルユニットに枢着した支持アームにより昇降
    可能に支持すると共に、作業機が直進したとき、前記駆
    動輪通過領域に重複しない内側領域を操向輪が通過する
    よう駆動輪より小さいトレッドに操向輪を構成したこと
    を特徴とする自走乗用型土壌改良作業機。
JP28539889A 1989-10-31 1989-10-31 自走乗用型土壌改良作業機 Pending JPH03147702A (ja)

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