JPH0314748B2 - - Google Patents

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JPH0314748B2
JPH0314748B2 JP60086503A JP8650385A JPH0314748B2 JP H0314748 B2 JPH0314748 B2 JP H0314748B2 JP 60086503 A JP60086503 A JP 60086503A JP 8650385 A JP8650385 A JP 8650385A JP H0314748 B2 JPH0314748 B2 JP H0314748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
floor
car
relay
energized
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60086503A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61248882A (ja
Inventor
Shunichiro Hayase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd filed Critical Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP60086503A priority Critical patent/JPS61248882A/ja
Publication of JPS61248882A publication Critical patent/JPS61248882A/ja
Publication of JPH0314748B2 publication Critical patent/JPH0314748B2/ja
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は同一建物に複数台配置されて就役する
エレベーターの運転装置に関する。
[従来の技術] エレベーターのかご内は密室となつているため
共同住宅などに就役しているエレベーターにおい
ては、ときどき深夜にかご内で婦女子に対して性
犯罪、強盗等の犯罪事件が発生している。そのた
め、建築基準施行令第129条の9第1項第十三号
によれば深夜は各階停止運転を行なうことが義務
づけられている。
この各階停止運転というのは、例えば乗客が1
階から14階に行く場合2階〜14階全部の階のホー
ル呼び、かご呼びがなくとも全階停止しながら運
行するものである。
なお、このような各階停止運転に関する技術と
して、例えば特開昭59−97994号公報、特開昭59
−39673号公報に記載の技術がある。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来技術では、例えば速度60m/mmで1
階から14階まで行く場合、昼間時等における通常
運転では約50秒で到着するものが、深夜時等の各
階停止運転では約150秒も要し、比較的屈強な男
性等の乗客はどうしても心理的にいらいらしてく
るものである。特に同一建物に複数台の高階層エ
レベーターが稼働している場合には、同一時刻に
全台が各階停止を行なうので、前述した屈強の男
性等の乗客にとつてはいらいら感が顕著に生じる
ものである。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、同一建物に複
数台就役するエレベーターを備えたものにあつ
て、かご内の婦女子等に対する犯罪を未然に防止
できるとともに、比較的屈強な男性等の乗客には
いらいら感を生じさせることのないエレベーター
の運転装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明は、同一建
物に複数台配置されて就役するエレベーターの運
転装置において、各階停止運転と通常運転とをあ
らかじめ定められる時間帯に応じて選択的に行な
うことのできる第1のエレベーターと、通常運転
のみを行なう第2のエレベーターとを併設した構
成にしてある。
[作用] 本発明は上記のように構成してあることから、
深夜等にあつては第1のエレベーターが各階停止
運転を行ない、第2のエレベーターが通常運転を
行なう。したがつて、乗客が婦女子等である場合
には、第1のエレベーターを選択すれば良く、こ
の第1のエレベーターが各階停止運転を行なうこ
とによりかご内の犯罪を未然に防止できる。また
乗客が比較的屈強な男性である場合には、第2の
エレベーターを選択すれば良く、この第2のエレ
ベーターは途中階床における呼びがなければ目的
階まで直行し、これにより乗客のいらいら感を生
じることがない。
[実施例] 以下、本発明のエレベーターの運転装置の実施
例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明のエレベーターの運転装置の一
実施例を構成する制御回路を示す図、第2図は第
1図に示す一実施例において実施される運転モー
ドを示す図である。
この実施例においては、例えばエレベーターは
建屋内に2台就役し、1階より5階までサービス
するものとする。
第1図において、1は各階停止運転と、途中階
床に呼びがなければ目的階に向う通常運転とを、
深夜時等、あるいは昼間時等のあらかじめ定めら
れる時間帯に応じて選択的に行なうことのできる
第1のエレベーターの制御回路、2は第1のエレ
ベーターに併設され各階停止運転を行なわない、
すなわち上記時間帯にかかわりなく通常運転のみ
を行なう第2のエレベーターの制御回路である。
なお、制御回路2において制御回路1と同一機能
を有する部分は“′”を付してある。
第1のエレベーターの制御回路1において、
P,Nは直流端子、10aは運転時付勢されるリ
レーのa接点、11a,12aは上昇あるいは下
降時付勢されるリレーのa接点、51a〜55a
は1階〜5階のかご呼びが発生したとき付勢され
るリレーのa接点、72a〜75aは2階〜5階
の上昇用ホール呼び、81a〜84aは1階〜4
階の下降用ホール呼びが発生したときそれぞれ付
勢されるリレーのa接点で、いずれもかごが目的
階に到着すると自動的に消勢される。なお、前記
したそれぞれのリレーは図示していない。
U2〜U5は2階〜5階へ上昇時に減速指令を
D1〜D4は1階〜4階へ下降時に減速指令与え
るための階床選択器のセグメント、UF,DFはか
ごと同期して移動し前記セグメントと接触するこ
とにより、上昇あるいは下降用減速指令を発生さ
せるたるのフインガーで、減速用リレーAと直列
接続されている。なお、AaはリレーAのa接点
である。
Ca,Cbはかご呼び51a〜55aが発生した
とき付勢される図示しないリレーのa接点および
b接点、Ba1,Ba2は各階停止運転を行なうとき
に付勢される図示しないリレーBのa接点、Tは
かご呼びが全部消勢してから数秒経て付勢される
タイマーであり、このタイマーTで1階のかご呼
びリレーを付勢する。L1〜L5はホールに設け
た表示灯、LCはかご内に設けた表示灯で、当該
第1のエレベーターが各階停止運転を行なうとき
に点灯する。
一方、通常運転のみを行なう第2のエレベータ
ーの制御回路2において、第1のエレベーターの
制御回路1と異なるところは図示しない各階停止
運転用リレーBのa接点Ba1,Ba2が設けられて
いない点、および表示灯L1〜L5,LCが設け
られていない点だけであり、他の接点、リレー、
タイマー等は第1のエレベーターの制御回路1に
おけるものと同等のものが備えられている。
このように構成した実施例におけるエレベータ
ーの運転動作を説明する。
今仮に深夜時等の時間帯であつて図示しない各
階停止運転用リレーBが動作し、第1図の制御回
路1に備えられる接点Ba1,Ba2が閉じられ、第
1のエレベーターすなわち各階停止運転を行なわ
ず通常運転を行なう状態にあるエレベーターのか
ごとが、基準階例えば1階に停止し、待機してい
るものとする。
ここで乗客が例えば第1のエレベーターを選択
し、そのホール呼びボタンを押し、かご内に入
り、例えば4階のかご呼びボタンを押したとす
る。これにより図示しないリレー54が付勢さ
れ、かごは上昇し始める。かご内の上昇と同期し
て階床選択器のフインガーUF,DFも上昇する
が、今は無関係である。ここで上述した接点Ba1
閉じられることにより、P−A−Ba1−Ca−10
a−Nの回路が閉成され、減速リレーAが付勢さ
れ、この減速リレーAは接点Aaにより自己保持
された状態にある。したがつて、かごが2階に近
づくと、この減速リレーAの作用により、かごは
2階に減速停止する。しかしながら、リレー54
は付勢されているので、かごは再び上昇し、前記
と同一作用により3階に停止する。このような動
作が繰り返され、かごが4階に達すると、リレー
54は消勢するのでかごはもはや上昇しない。な
お、このような動作の間、途中階床で乗客がかご
に乗り、5階のかご呼びボタンを押せば同様の動
作によりかごは5階に上昇するが、今は説明を簡
単にするためこのような乗客はないものとする。
そして、かご内の乗客が4階に降り、かご呼び
がなくなると、P−T−Ca−Nの回路によりタ
イマーTが付勢され、1階の上昇ホール呼びが付
勢され、かごは1階に向つて下降する。この場合
かご呼びがないので接点Caは開勢し、減速リレ
ーAは付勢されていない。このかごかせ1階に近
づくと階床選択器のフインガーDFがセグメント
D1に接触し、P−A−12a−DF−D1−8
1a−Nの回路が閉成され、減速リレーAが付勢
され、かごは1階に復帰し、待機する。
なお、上述のように図示しない各階停止リレー
Bが付勢されると、接点Ba2が閉じられることに
より、P−LC−Ba2−Nの回路、およびP−(L
1〜L5)−Ba2−Nの回路がそれぞれ閉成され、
かご内表示灯LCが点灯し、またホールの表示灯
L1〜L5が点灯し、各階停止運転を行なつてい
る旨が表示され、乗客はこれを容易に知ることが
できる。
上述した第1のエレベーターにおける各階停止
運転モードを第2図のモードXに示してある。
また昼間時等の時間帯であつて、図示しない各
階停止運転用のリレーBが付勢されないときは、
第1図の第1のエレベーターの制御回路1の接点
Ba1,Ba2は開となり、したがつて減速リレーA
は付勢されないので、第2のエレベーターの制御
回路2におけると同様に、各階停止運転は行なわ
れず、この第1のエレベーターも通常運転とな
り、また各表示灯LC,L1〜L5は点灯しない。
これにより、昼間時等にあつては第1のエレベー
ター、第2のエレベーターの双方による迅速な運
行が可能になる。
第2のエレベーターの制御回路2は、前述した
ように図示しない各階停止運転用のリレーBの接
点Ba1,Ba2を設けてないので、呼びに応じてか
ごは前述の各階停止運転時の第1のエレベーター
における下降運転と同様の動作をおこなう。この
第2のエレベーターの通常運転モードを第2図の
モードYに示してある。
なお、上記実施例では第1のエレベーターが1
台、第2のエレベーターが1台、計2台のエレベ
ーターが同一建屋内に就役する例を挙げたが、本
発明はこれに限られず、第1のエレベーターを複
数台設けても良い。
また、上記実施例で示す運転装置は、就役する
エレベーターの全台の郡管理運転が実施されるも
のに適用しても良く、また第1のエレベーターを
第2のエレベーターと切り離して単独運転させる
ようにしても良い。
このように構成した実施例では、深夜時等の時
間帯にあつては、第1のエレベーターが各階停止
運転を行ない、第2のエレベーターが通常運転を
行なうことから、基準階すなわち1階から、例え
ば婦女子等がかごに乗る場合には第1のエレベー
ターのかごに乗れば良く、これによりかごは各階
に停止する安全運転を行なうので婦女子等に対す
るかご内の犯罪の発生を未然に防止することがで
きる。また、このような深夜時等の時間帯にあつ
て、例えば比較的屈強な男性等の乗客がかごに乗
る場合には第2のエレベーターのかごに乗れば良
く、これによりかごは各階に停止することなく目
的階に到着し、したがつて到着までの時間が速
く、その乗客にいらいら感を生じさせることがな
い。
[発明の効果] 本発明のエレベーターの運転装置は以上のよう
に構成してあることから、深夜時等の時間帯にお
いて各階停止運転を行なう第1のエレベーターを
利用するか、通常運転を行なう第2のエレベータ
ーを利用するかは乗客自身に選択することがで
き、したがつて、婦女子等の乗客は第1のエレベ
ーターを選択することにより、当該婦女子等に対
するかご内の犯罪を未然に防止でき、また比較的
屈強な男性等の乗客は第2のエレベーターを選択
することによりいらいら感を生じることがなく、
それ故、従来に比べて乗客に対するサービスを向
上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベーターの運転装置の一
実施例を構成する制御回路を示す図、第2図は第
1図に示す一実施例において実施される運転モー
ドを示す図である。 A……減速リレー、T……タイマー、L1〜L
5……ホールの表示灯、LC……かご内の表示灯、
Ba1,Ba2……接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一建物に複数台配置されて就役するエレベ
    ーターの運転装置において、各階停止運転と通常
    運転とをあらかじめ定められる時間帯に応じて選
    択的に行なうことのできる第1のエレベーター
    と、通常運転のみを行なう第2のエレベーターと
    を併設したことを特徴とするエレベーターの運転
    装置。 2 第1のエレベーター、第2のエレベーターを
    基準階に復帰させ、待機する手段を有することを
    特徴とする前記第1項記載のエレベーターの運転
    装置。 3 第1のエレベーターのかご内およびホールに
    各階停止運転中であることを表示する表示灯を設
    けたことを特徴とする前記第1項記載のエレベー
    ターの運転装置。
JP60086503A 1985-04-24 1985-04-24 エレベーターの運転装置 Granted JPS61248882A (ja)

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JP60086503A JPS61248882A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 エレベーターの運転装置

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JP60086503A JPS61248882A (ja) 1985-04-24 1985-04-24 エレベーターの運転装置

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JPS61248882A JPS61248882A (ja) 1986-11-06
JPH0314748B2 true JPH0314748B2 (ja) 1991-02-27

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Citations (5)

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