JPH03145918A - 過電圧過電流保護回路 - Google Patents

過電圧過電流保護回路

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JPH03145918A
JPH03145918A JP28573089A JP28573089A JPH03145918A JP H03145918 A JPH03145918 A JP H03145918A JP 28573089 A JP28573089 A JP 28573089A JP 28573089 A JP28573089 A JP 28573089A JP H03145918 A JPH03145918 A JP H03145918A
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JP
Japan
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type field
type
effect semiconductor
drain
gate
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JP28573089A
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Masaya Maruo
昌也 圓尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、負荷である回路を過電圧と過電流から保護す
るようにしたデプレッション形電界効果半導体による過
電圧過電流保護回路に関するものである。
(2)従来の技術 負荷に直列に接続して過電流から負荷を保護する装置と
して、ヒユーズやブレーカ−等が使用されている。また
、過電圧保護として、負荷に並列に接続するツェナー・
ダイオードやサージアブソーバ等が使用されている。ヒ
ユーズは、過電流が流れると溶断するため、そのたびに
、交換しなければならない。ブレーカ−は、遮断速度が
遅いために、速動性を必要とする回路には使用できない
また、過電圧保護としてのツェーナー・ダイオードやサ
ージアブソーバは、短時間の過電圧に対する保護として
は使用できるが、電源部の故障等による電源電圧の長時
間の過電圧に対しては、その過電圧を遮断することがで
きないために、長時間の過電圧保護としてのはたらきを
しない。
(3)発明の目的 本発明は、ヒユーズやブレーカーのように、必要なとこ
ろに簡単に負荷に直列に接続することができ、過電流が
流れるたびに交換する必要がなく、遮断特性を負荷に合
わせて、連動形にも、遅延形にもでき、また、電源部の
故障等による電源電圧の長時間の過電圧に対しても、過
電圧を感知して瞬時に過電圧過電流を遮断することがで
きる、デプレッション形電界効果半導体による過電圧過
電流保護回路を提供することを目的とする。
(4)発明の概要 本発明は、デプレッション形(接合形、絶縁ゲート形と
も)電界効果半導体による過電流保護回路に、過電圧を
感知するためのツェナー・ダイオードを接続して、過電
圧を瞬時に遮断できるようにした過電圧過電流保護回路
である。通常の過電流保護回路は、その回路の電源投入
時の突入電流を許容するための遅延性をもっている。し
かし、正常な電源電圧における異常電流に許容されるの
と同じ時間、異常な電源電圧の過電圧による同じ大きさ
の異常電流を負荷(負荷回路)にかけると、負荷は耐え
ることができず、壊れてしまう。これを防ぐためには、
異常な電源電圧の過電圧による異常電流は、その回路に
許容されている電源投入時の突入電流に対する遅延性と
は関係なく、瞬時に遮断することが必要である。そのた
めに、過電流保護回路に、過電圧を感知するためのツェ
ナー・ダイオードを接続して、過電圧を瞬時に遮断でき
るようにした過電圧過電流保護回路である。N型デプレ
ッション形電界効果半導体(以下N型DFETと略す)
のソースと、P型デプレッション形電界効果半導体(以
下P型DFETと略す)のソースとを接続し、N型DF
ETのゲートは、コンデンサーを通じてN型DFETの
ドレインに、順方向のダイオードと抵抗とを通じてP型
DFETのドレインに接続し、またP型DFETのゲー
トは、コンデフサ−を通じてP型DFETのドレインに
、逆方向のダイオードど抵抗とを通じてN型DFETの
ドレインに接続する。この′113電流保護回路に過電
圧を感知−するためのツェナー・ダイオードを接続ノる
。NηJ、DFETのドレインを電源のプラス側に、P
型DFETのドレインを負荷のプラス側に接続して、こ
の過電流保護回路を負Aと電源との間に直列に接続し、
負殉のマイナス側は、グランドに接続する。史に、過電
圧を感知するために、N型り’FETのゲートを順方1
りのダイ1−ドど逆方向のツェナー・ダイオードど抵抗
を通じてグランドlこ接Fcする。。
はじめに、過電流保護回路について説明Jる。
L記の接続により、N型T)FETにおける電位差が、
P型DFETのゲート電圧になり、P型DFETにJり
ける電佇差が、N型DFETのゲート電圧になる。今、
N型L) F E Tのドレインにプラス、P 型D 
FE Tのドレインにマイナスの電圧がかかり、その電
圧が徐々に大きくなると、N型DFETとP型DFET
を流れる電流は、少しずつ大きくなる。電圧が大きくな
り、電流がある値以上に大きくなり、N型DFETとP
型DFETにおける電位差がある値以上に大きくなると
、N型DFETとP型DFETのゲート電圧が大きくな
るために、N型DFETとP型DFETは、電流をおさ
えるようになる。電圧がより大きくkると、N型DFE
TとP型DFETにおける電位差は更に大きくtiす、
N型DFETとP型DFETのゲート電圧も更に大きく
なり、電流は減少する。電圧かもつどより大きくなると
、ゲート電圧がより大きくなり、電流はより減少する。
これか繰り返され、電流は遮断される。
このように、この過電流保護回路は、N型DFETに1
3ける電位差が、P型DFETのゲート電圧になり、P
型DFETにおける電位差がN型DFETのゲート電圧
になることによって、N型DFETとP型DFETとが
相補的に作用し合って過電流を遮断する。
次に、過電圧保護について説明する。上記の過電流保護
回路のN型DFETのゲートは、順方向のダイオードと
逆方向のツェナー・ダイオードと抵抗を通じてグランド
に接続されているが、正常な電源電圧より少し高いツェ
ナー電圧をもつツェナー・ダイオードが接続されている
。このために、電源部の故障等で、電源電圧が2倍ある
いは3倍とツェナー電圧以上Jこ高くなり、ツェナー・
ダイオードが導通状態になると、N型DFETのゲーI
−電位は急に下がる。ゲートTr1位が急に下がること
は、そのゲート電圧が急に大きくなることである。従っ
て、N型D F ETのゲート電圧が大きくなると、N
型DFETにおける電位差が大きくなり、P型DFET
のゲート電圧が大きくなり、P型DFETにおける電位
差が大きくなる。これが繰り返されて、上記の過電流保
護回路のところで説明したようにN型DFETとP型D
FETとが、瞬時に過電流を遮断して過電圧を遮断する
そして、N型DFETのゲートは、コンデンサを通じて
N型DFETのドレインに、順方向のダイオードと抵抗
を通じてP型DFETのドレインに接続され、PffJ
DFETのゲートは、コンデンサーを通じてPyMDF
ETのドレインに、逆方向のダイオードと抵抗を通じて
N型DFETのドレインに接続されているために、N型
DFETとP型DFETとが相補的に作用し合って過電
流を遮断すると、それぞれのゲートは、遮断しt:時に
かかったゲート電圧を保持する。その後、N型DFET
のドレインとP型DFETのドレインとの間にかかる電
圧がOVに下がっても、それぞれのゲートは、しばらく
の間、遮断した時のゲート電圧を保持し、N型DFET
とP型DFETは遮断状態を保持することができる。こ
のために、次の間欠的な過電圧、過電流がかかっても、
異常電流を流すことなく遮断し続けることができる。そ
して、コンデンサーと抵抗との時定数によって、遮断特
性を連動性、あるいは、遅延性にすることができる過電
圧過電流保護回路である。
(5)発明の実施例 本発明を実施例により、詳細に説明する。接合形電界効
果半導体による過電圧過電流保護回路の1実施例を第1
図により説明する。N型接合形電界効果半゛導体(以下
N型JFETと略す)lのソスとP型接合形電界効果半
導体(以下P型JFETと略す)2のソースとを接続す
る。N型JFETIのゲートは、コンデンサー7を通じ
てN型JFETIのドレインに、N型JFETIのゲト
から見て順方向のダイオード8と抵抗9とを通じてP 
p!!J F E T 2のドレインに接続し、P型J
FET2のゲートは、コンデンサー6を通じてP型JF
ET2のドレインに、P型JFET2のゲトから見て逆
方向のダイオード5と抵抗4とを通じてN型JFETI
のドレインに接続する。(ダイオードの接続の方向は、
接続するゲートから見たときの方向で決め、プラス側が
ゲートに接続するダイオードを順方向のダイオード、マ
イナス側がゲートに接続するダイオードを逆方向のダイ
オードとし、以下単に、順方向のダイオード、あるいは
、逆方向のダイオードと表示する。) 更に、N型JF
ETIのゲートは、順方向のダイオード10と逆方向の
ツェナー・ダイオードIIと抵抗12とを通じてグラン
ドに接続する。このツェナー・ダイオード11には、正
常な電源電圧より少し大きいツェナー電圧のものを使用
する。そして、N型JFETlのドレインは、電源のプ
ラス側に接続され、P型JFET2のドレインは、負荷
のプラス側に接続され、負荷のマイナス側はグランドに
接続されている。
この接続により、N型JFETIにおける電位差は、P
型JFET2のゲート電圧になり、P型JFET2にお
ける電位差は、N型JFETIのゲート電圧になる。N
型JFETIのドレインをA側、P型JFET2のドレ
インをB側として、A側にプラス、B側にマイナスの電
圧がかかり、その電圧vARが徐々に大きくなると、N
型JFETlとP型JFET2を流れる電流TABは、
少しずつ大きくなる。N型JFETIにおける電位差が
大きくなると、P型JFET2のゲート電圧は大きくな
り、また、P型JFET2における電位差が大きくなる
と、N型JFETIのゲート電圧は大きくなる。電圧v
ABがある値になるまでは、電流TABは大きくなるが
、電圧VAIがある値以上に大きくなった場合、N型J
FETIとP型JFET2とは、飽和して、電流■、を
おさえるようになる。AB間の電圧VABが更に大きく
なると、N型JFETIとP型JFET2における電位
差はより大きくなり、N型JFETIとP型JFET2
のゲート電圧がもっと大きくなって、電流1、は減少す
る。そして、電圧vA!lが、もっとより大きくなると
、ゲート電圧がより大きくなって、電流IAIIがより
減少する。これが繰り返されて、電流IABは遮断され
る。このように、N型JFETlにおける電位差がP型
JFET2のゲート電圧になり、P型JFET2におけ
る電位差がN型JFETIのゲート電圧になることによ
って、N型JFETIとP型JFET2とが相補的に作
用し合って過電流を遮断し、過電流保護のはたらきをす
る。
第8図は、過電流保護回路にかかる電圧Vを横軸に、電
流■を縦軸にして、過電流の遮断特性の概略を示したも
のである。N型JFETIとP型JFET2の半導体特
性(コンダクタンス、ピンチオフ電圧等)を変えること
によって遮断特性を(a)(b)(c)のように変える
ことができる。
次に、電源部の故障等で、電源電圧が異常に大きくなっ
た場合、N型JFETIのドレイン(A側)とグランド
(以下、G側とする)との間にかかる電圧VAGが、N
型JFETIのゲートに接続されたツェナー・ダイオー
ド11のツェナー電圧より大きくなると、ツェナー・ダ
イオード11は導通状態になり、N型JFETIのゲー
ト電位は、コンデンサー7と抵抗12との時定数による
僅かな遅延性をもって下がる。N型JFETIのゲート
電位が下がることは、そのゲート電圧が大きくなること
である。このために、N型JFETIは、飽和し、そし
て、すぐ電流TABをおさえるようになる。これととも
に、N型JFETIにおける電位差が大きくなって、P
型JFET2のゲート電圧が大きくなり、P型JFET
2も電流■。をおさえるとともに、P型JFET2にお
ける電位差が太きくなる。これが繰り返されて、N型J
FET1とP型JFET2とが、相補的に作用し合って
過電流を遮断し、過電圧を遮断することができる。
過電流保護としての遅延性は、コンデンサー7と抵抗9
との時定数と、コンデンサ−6と抵抗4との時定数によ
って決よるが、過電圧保護とし−Cの遅延性は、コンデ
ンサ−7と抵抗12との時定数によってほぼ決まるので
、電源投入吟の突入電流に文4−4る必要な過’ta 
vz保護としての遅延性とは関係なく、過電圧保護とし
ての遅延性を選ぶことかできる。従って、過電IE保護
としての遅延性を大変小さく1れば、過電圧を瞬時に遮
断することかできる。
第10図は、遮断時間Tを横軸に、電流Iを縦軸にして
、同じ大きさの過電流が流れた場合の、過電流保護とし
ての遮断特性を(g)に、過電圧保護としての遮断特性
を(h)に示し、過電流保護と過電圧保護に幻する遅延
性の違いを示したものである。
そして、N型JFETIのゲートはコンデンサー7を通
じてN型JFETIのドレインに、順方向のダイオード
8と抵抗9とを通じてP型JFET2のドレインに接続
され、P型JFET2のゲートは、コンデンサ−6を通
じてP型JFET2のドレインに、逆方向のダイオード
5と抵抗4とを通じてN型JFETIのドレインに接続
されている。このために、N型JFETIとP型JFE
T2とが相補的に作用し合って過電流を遮断ノると、そ
れぞれのゲート(ま、遮断し!二時にかかっj二ゲート
電圧を保持する。その後、電圧VABがOV4こ下がっ
ても、それぞれのゲートは、しばらくの間、遮断した時
のゲート電圧を保持し、N型JFETIとP型JFET
2は遮断状態を保持することができる。そのために、再
び、電圧V ARか大きくなっても、N型JFETIと
P型JFET2は遮断状態を保持したまま過電流を通さ
ない、。
これにより、この過電圧過電流保護回路は、コンデンサ
ーと抵抗との時定数に頼ることなく、間欠的な過電流、
過電圧を遮断することができる。
次に、交流用の過電圧過電流保護回路のl実施例を、第
2図により説明する。
この交流用の過電圧過電流保護回路は、第1図の過電圧
過電流保護回路に同じ過電流保護回路を逆向き並列に接
続したものである。第1図の過電圧過電流保護回路にあ
たる部分の結線の説明は、上記の説明と同じである。こ
こでは、逆向き並列に接続される部分から説明する。N
型JFET14のソースとP型JFET13のソースと
を接続し、N型JFET14のドレインはP型JFET
2のドレイン(B側)に、P型JFETI3のドレイン
はN型JFETIのドレイン(A側)に接続する。N型
JFETI4のゲートはコンデンサー20を通じてN型
JFETI4のドレインに、順方向のダイオード19と
抵抗18とを通じてP型JFET13のドレインに接続
し、P型JFET13のゲートは、コンデンサー15を
通じてP型JFET13のドレインに、逆方向のダイオ
ード16と抵抗17とを通じてN!!S!!JPET+
4のドレインに接続する。更に、P型JFETI3のゲ
ートは、順方向のツェナー・ダイオード21と逆方向の
ダイオード22と抵抗12とを通じて電源の反対極(グ
ランドではないため、C側とする)に接続する。ツェナ
ー・ダイオード21は、ツェナー・ダイオードIIと同
じツェナー電圧をもつものである。
過′醒流保護について説明する。今、AC間に正常に交
流電圧VAcがかかっている。負荷の故障で過電流IA
c(交流であるので、IABでもあるが、TACと表示
する)が流れた場合、A側がプラス、C側がマイナスの
時の半波の過電流TACは、N型JFETIとP型JF
ET2とか相補的に作用し合って遮断し、A側がマイナ
ス、C側がプラスの時の半波の過電流IACは、N型J
FET14とP型JFET13とが相補的に作用し合っ
て遮断する。
負荷が短絡したような大きな過電流IACが流れた場合
の遮断のようすを、遮断時間Tを横軸に、電流Iを縦軸
にして、第11図に示す。(i)は遮断電流、(j)は
短絡電流である。正常へ電流の2倍、4倍程度の過電流
IACが流れた場合の遮断のようすを、遮断時間Tを横
軸に、電流Iを縦軸にして、第12図に示す。
過電圧保護について説明する。電源部の故障によりAC
間に交流の過電圧VAcがかかった場合、A側がプラス
、C側がマイナスの時の半波の過電圧■Acは、ツェナ
ー・ダイオードIIが導通状態になってN型JFETI
のゲートの電位が下がって、N型JFETIとP型JF
ET2とが相補的に作用し合って遮断し、A側がマイナ
ス、C側がプラスの時の半波の過電圧VAcは、ツェナ
ー・ダイオード21が導通状態になってP型JFET1
3のゲトの電位が上がって、P型JFETI3とN型J
FET14とか相補的に作用し合って遮断する。過電圧
の遮断の場合は、コンデンサー7と抵抗12による時定
数とコンデンサー15と抵抗12による時定数を小さく
することによって、過電圧に対する遮断の遅延性を小さ
くすれば、その時流れる過電流■ACが、正常な電流の
2倍、41B程度であっても、第11図と同じように、
1サイクル以内で遮断できる。
N型JFETIのゲートは、コンデンサー7を通じてN
型JFETIのドレインに、順方向のダイオード8と抵
抗9とを通じてP型JFET2のようにドレインに接続
され、P型JFET2のゲートは、コンデンサー6を通
じてP型JFET2のドレインに、逆方向のダイオード
5と抵抗4とを通じてN型JFETIのドレインに接続
され、P型JFET13のゲートは、コンデンサー15
を通じてP型JFETI3のドレインに、逆方向のダイ
オード16と抵抗17とを通じてN型JFET14のド
レインに接続され、N型JFETI4のゲートは、コン
デンサー20を通じてN型JFET14のドレインに、
順方向のダイオード】9と抵抗18とを通じてP1!1
.JFET13のドレインに接続されている。このため
に、第1図の実施例と同じように、N型JFETlとP
型JFET2、そして、P型JFETI3とN型JFE
T14は、電圧V AC(V A11)がOVに下がっ
ても、過電流を遮断した時にかかったゲート電圧を保持
して、遮断状態を保持することができるので、交流の過
電流、過電圧を遮断することができる。
次の実施例について説明する。
第1図、第2図の過電圧過電流保護回路のN型JFET
とP型JFETのそれぞれの半導体特性のコンダクタン
スとピンチオフ電圧は、絶対値において同じぐらいの大
きさであることが必要である。特に、絶対値においてピ
ンチオフ電圧が大きく違うと、過電流の遮断特性は、第
8図のようむ三角形にならずに、第14図のような台形
になる。
第14図は、横軸が電圧v1縦軸が電流Iで、(n)が
遮断電流である。製造工程において、全部のN型JFE
TとP型JFETのピンチオフ電圧を、絶対値において
0.4〜0.6V程度に揃えるのは難しい。
普通のダイオードは、ダイオードにかかる順方向電圧が
0.4V程度から、少しずつ電流が流れ始めて、導通状
態になり、順方向電圧が0.3V以下では不導通状態で
ある。今、P型JFETのゲートを、高抵抗の抵抗を通
じてそのP型JFETのドレインに接続し、そして、逆
方向のダイオードを通じて、そのP型JFETのソース
側に接続すれば、Py!l!JFETのピンチオフ電圧
が、0.3V以下で、0.05〜0.3V程度にバララ
イでも、P型JFETのゲート電圧が、0.4V以上に
なって、ダイオードが導通状態になるまでは、P型JF
ETのゲートは、そのP型JFETのドレインに接続さ
れているので、P型JFETは、飽和(ピンチオフ)し
ない。そして、P型JFETのゲート電圧が、0.4V
以上になって、ダイオードが導通状態になって、はじめ
てP型JFETは飽和する。
これにより、P型JFETは、実際のピンチオフ電圧が
、0.3V以下でバラライても、過電流を遮断する時は
、ピンチオフ電圧が、0.4〜0.5V程度に揃ったP
型JFETとして機能する。第9図は、このことを示し
たものである。縦軸は電流!、横軸は電圧Vである。(
d)は、N型あるいはP型JFET (ピンチオフ電圧
が、0.3V以下)のゲートを、そのソースに接続した
時の、一般的な電流電圧No−vo)特性である。(e
)は、上記のJFETのゲートを、そのドレインに接続
した時の電流電圧特性である。(f)は、上記のJFE
Tのゲートの接続を、ダイオードの導通により、徐々に
ドレインからソース側へ切り換えた時の、電流電圧特性
の変化のようすを示している。(X)は、実際のピンチ
オフ電圧を示し、(Y)は、過電流を遮断−4る時の機
能としてのビンヂオフy、f 7−Fを示している。
? &J J F E Tのゲートを、高抵抗の抵抗を
通じてそのP型JFETのドレインに接続したタイプの
過電圧過電流保護囲路の実施例を第3図により説1jl
−孝る、。
N準IPET24のソ=−スどP型JFET25のソー
スとを接続し、N型JFET24のドレインとN型JF
ET23のソースとを接続−4ろ。N型J FET27
1のゲートは、11ンデンシー30を通してN型JFE
T24のドレインに、順方向のダイオ−ド31と抵抗3
2とを通じてP型JFET25のドレインに接続し、P
型JFET25のゲートは、高抵抗の抵抗29を通じて
P型JFET25のドレイ〉に、逆方トリのダイオード
28と抵抗27とを通じてN型JFET24のドl−イ
ンに接続する。N型JFET23のゲートは、NやJF
ET24のゲートに接続する。1更に、N型JFET2
4のゲートに接続された順方向のダイオード31のマイ
ナス側を、逆方向のツェナー・タイオード33と抵抗3
4とを通じてグランドに接続する。このツェナー ・ダ
イオードには、正常な電y:r *圧より少し人きいツ
ェナー電圧のものを使用する。そして、N型JFET2
3のドレインは、電源のプラス側に接続され、P型JF
ET25のドレインは、負荷のプラス側に接続され、負
荷のマイナス側はグランドに接続されている。
N型JFE”l−2/Iのピンヂオ7電lEは、0.3
〜0.7V程度どし、P型JFET25のピンチオフ電
圧は、0.05〜0.3V程度どする。N型JFET2
3のコンダクタンス、ピンチオフ電圧は、N型I F 
E T24のコンダクタンス、ピンチオフ電圧より大き
いものと−4る。
この接続により、N型JFET24にJiける電位差は
、P型JFET25のゲート電圧になり、P型JFET
25にJiける電位差は、N型JFET24のゲーi−
電圧になる2、N^+ノJ F E T23のドレイン
をD側、P型JFET25のドレインをE側どして、D
側にプラス、E側にマイナスの電圧がかかり、その電圧
V□が徐々に大きくなるど、N型JFET23.24と
P型JFET25を流れる電流■。、は、少(7ずつ大
きくムる。N型JFET24における電f1シ、差か大
きくなると、P型JFET25のゲート電圧は大さくな
り、また、P型JFET25における電位lが大きくな
ると、N型JFET24のゲート電圧は大きくなる。電
rIF、VoEがより大きくなり、N型JFET24に
おける電位差が0.4V以−Eになって、ダイオード2
8が導通状態になるまでは、P型JFET25のゲート
は、P型JFET25のドレインに接続されていること
になり、実際のビンヂオ)ミルを越えても飽和ぜず、電
流I0はより大きくムる。電fEV nえがもっと大き
くなり、N型JFET24における電位差が0.4V以
上になって、ダイオード28が導通状態になると、P型
JFET25は飽和し、そして、N型JFET24も飽
和して、電流Ioxをおさえるようになる。電圧V□か
、もっとより大きくなると、N型JFET24とP型J
FET25における電位差はより大きくなり、N型JF
ET24とP型JFET25のゲート電圧がもっと大き
くむって、電流I。8は減少する。N型JFET24と
P型JFET25がともに飽和した後は、電圧V。、が
大きくなると、それぞれのゲート電圧が大きくなって、
電流TOEが減少することが、繰り返されて、電流I。
Eは遮断される。このように、N型J F E T24
Jこおける電位差がP型JFET25のゲート電圧にな
り、P型JFET25における電位差がN型JFET2
4のゲート電圧になることによって、N型JFET24
とP型JFET25とが相補的に作用し合って過電流を
遮断し、その後ずぐに、N1fIj、J F E ′「
23も遮断して、過電流保護回路のはたらきをする。
そして、N型JFET23は、N型JFET24とP型
JFET25とが、過電流を遮断すると、遮断後寸ぐに
、電源電圧が過電流保護回路にかかってくるが、その電
源電圧の大部分は、N型JFET23にかかって、N型
JFET24とP型Jl’;ET25とに、大きなN、
源電圧がかかるのを防ぐはたらきをする。
第1図の実施例と同じように、過電流の遮断特性のw1
略は、第8図のようになる。N型JFET24とP型J
FET25の半導体特性(コンダクタンス、ピンチオフ
電圧等)を変えることによって遮断特性を(aXbXc
)のように変えることができる。
次に、1ti、幹部の故障で、電源電圧が異常に太きく
kった場合、N型JFET23のドレイン(D側)どグ
ランド(G側)との間にかかる電圧V。6が、N型JF
ET24のゲートに接続されたツェナダイオード33の
ツェナー電圧より大きくなると、ツェナー・ダイオード
33は導通状態になり、N型J F E T23.24
のゲート電位は、共に、コンデン勺−30と抵抗34と
の時定数による憚かな遅延性をもって下かる。ゲート電
位が下がることは、ゲート電圧が大きくなることである
。このために、N型JFET24は飽和し、そして、す
ぐ電流■。6をおさえるように起る。そして、N型JF
ET24における電位差が大きくなって、P型JFET
25のゲート電圧が大きくなり、P型JFET25も電
流InFをおさえると同時に、P型JFET25におけ
る電位差が大きくなる。これが繰り返されて、N型JF
ET24とP型JFET25とが相補的に作用し合って
過電流を遮断し、その後すぐに、N型JFET23も遮
断して、過電圧を遮断することができる。
第1図の実施例と同じように、電源投入時の突入電流に
対する必要な過電流保護としての遅延性とは関係なく、
過電圧保護としての遅延性を選ぶことができるので、過
電圧保護としての遅延性を大変小さくすれば、過電圧を
瞬時に遮断することかできる。
N型J F E T23.24のゲートは、共に、コン
デンサ−30を通じてN1j1JFET24のドレイン
に、順方向のダイオード31と抵抗32とを通じてP型
JFF、T25のドレインに接続されている。このため
に、第1図の実施例と同じように、N型JFET23.
24は、電圧V。1がOVに下がっても、過電流を遮断
した時にかかったゲート電圧を保持して、遮断状態を保
持することができるので、間欠的な過電流、過電圧を遮
断することができる。
次に、PWJFETのゲートを、高抵抗の抵抗を通じて
そのP型JFETのドレインに接続したタイプの別の過
電圧過電流保護回路の実施例を、第4図により説明する
N型JFET36のソースとP型JFET37のソスと
を接続し、N型JFET36のドレインとN3+q J
 F E T35のソースとを接続する。N型JFET
36のゲートは、N型JFET35のゲートに接続し、
そして、共に、コンデンサー41を通じてN型JFET
35のドレインに接続し、順方向のダイオド42と抵抗
43とを通じてP型JFET37のドレインに接続する
。P型JFET37のゲートは、逆方向のダイオード3
9を通じてN型JFET36のドレインに接続し、高抵
抗の抵抗40を通じてP型JFET37のドレインに接
続する。更に、N型JFE T 35,36のゲートを
、順方向のダイオード44と逆方向のツェナー・ダイオ
ード45と抵抗46とを通じてグランドに接続する。こ
のツェナー・ダイオードには、正常々電源電圧より少し
大きいツェナ電圧のものを使用する。そして、N型JF
ET35のドレイン(F側とする)は、電源のプラス側
に接続され、P型JFET37のドレイン(H側とする
)は、負荷のプラス側に接続され、負荷のマイナス側は
グランドに接続されている。
N型JFET36のピンチオフ電圧は、0.3〜0.7
V程度とし、P型JFET37のピンチオフ電圧は、0
.05〜0.3V程度とする。N型JFET35のコン
ダクタンス、ピンチオフ電圧は、N型JFET36のコ
ンダクタンス、ピンチオフ電圧より大きいものとする。
この第4図の実施例は、第3図の実施例において、2つ
のN型JFETのゲートが、コンデンサーを通じて2つ
のN型JFETの間のドレインに接続されているのを、
コンデンサーを通じて、電源のプラス側に接続するN型
JFETのドレインに接続するように変えたものである
。従って、第3図の実施例とほぼ同じ、過電流保護、そ
して、過電圧保護のはたらきをするので、ここでは、そ
の説明は省く。
次に、交流用の過電圧過電流保護回路の1実施例を、第
5図により説明する。
この交流用の保護回路は、第4図の過電圧過電流保護回
路に、その過電流保護回路のN型lFETをP型J F
ETに、P型JFETをN型lFETに置き換えた同じ
構造の過電流保護回路を、並列に接続したものである。
第4図の過電圧過’を流保護回路にあたる部分の結線の
説明は、上記の説明と同じである。ここでは、並列に接
続される部分から説明する。P型JFET48のソース
とN型lFET49のソースとを接続し、P型JFET
48のドレインとP型JFET47のソースとを接続す
る。P型JFET47のドレインは、N型lFET35
のドレイン(F側)に接続し1、N型lFET49のド
レインは、P型JFET37のドレイン(TT側)に接
続する。P型JFET48のゲートは、P型JFET4
7のゲートに接続し、そして、共に、コンデンサー52
を通じてP型JFET47のドレインに接続し、逆方向
のダイオード53と抵抗54とを通じてN型lFET4
9のドレインに接続する。N型lFET49のゲートは
、順方向のダイオード50を通じてP型JFE748の
ドレインに接続し、高抵抗の抵抗51を通じてN型lF
ET49のドレインに接続する。さらに、P fi J
 F E T47.48のゲートは、順方向のツェナー
・ダイオード55と逆方向のダイオード56と抵抗46
とを通じて電源の反対極(I側とする)に接続する。ツ
ェナー・ダイオード55は、ツェナー・ダイオード45
と同じツェナー電圧をもつものである。
P型JFET48のピンチオフ電圧は、0.3〜0.7
V程度とし、N型lFET49のピンチオフ電圧は、0
.05〜0.3V程度とする。P型JFET47のコン
タクタンス、ヒンチオ7ri、圧ハ、P型JFET48
のコンダクタンス、ピンチオフ電圧より大きいものとす
る。
過電流保護について説明する。今、FI間に正常な交流
電圧V、がかかっている。負荷の故障で交流の過電流I
FIか流れた場合、F側がプラス、■側がマイナスの時
の半波の過電流IF+は、N型lFET36とP型JF
ET37とが相補的に作用し合って遮断し、そして、N
型lFET35が遮断する。F側がマイナス、■側がプ
ラスの時の過電流■□は、P型JFET48とN型lF
ET49とが相補的に作用し合って遮断し、そして、P
型JFET47が遮断する。遮断後にかかってくる電源
″N、)Hの大部分は、N型lFET35とP型JFE
T47にかかる。負荷が短絡したような大きな過電流■
□が流れた場合の遮断のようすを第13図に示す。(1
)は遮断電流、(m)は短絡電流である。また、正常な
電流の2倍、4倍程度の過電流I□が流れた場合の遮断
は、第2図の実施例と同じように第12図のようになる
過電圧保護について説明する。電源部の故障によりFI
間に交流の過電圧■□がかかった場合、F側がプラス、
■側がマイナスの時の半波の過電圧V□は、ツェナー・
ダイオード45が導通状態になってN型J F E T
 35.36のゲート電位が下かり、N型lFET36
とP型JFET37とが相補的に作用し合って遮断し、
そして、N型lFET35が遮断する。F側がマイナス
、■側がプラスの時の半波の過電圧V□は、ツェナー・
ダイオード55が導通状態になってP型J F E T
47.48のゲート電圧が上がり、P型JFET48と
N型lFET49とが相補的に作用し合って遮断し、そ
して、P型JFET47が遮断する。過電圧の遮断の場
合は、コンデンサー41と抵抗46による時定数とコン
デンサー52と抵抗46による時定数を小さくすること
によって、過電圧に対する遮断の遅延性を小さくすれば
、その時流れる過電流1.が、正常な電流の2倍、4倍
程度であっても、第2図の実施例と同じように、第13
図のように、lサイクル以内で遮断できる。
N型J F E T35.36のゲートは、共に、コン
デンサー41を通じてN型lFET35のドレイン(F
側)に、順方向のダイオード42と抵抗43とを通じて
P型JFET37のドレイン(I(側)に接続し、P型
J F E 747.48のゲートは、共に、コンデン
サー52を通じてP型JFET47のドレイン(F側)
に、逆方向のダイオード53と抵抗54とを通じてN型
lFET49のドレイン(H側)に、接続されている。
このために、N )J、j J F E T35.36
とP型JF E T 47,48は、電圧VFIIがO
Vに下がっても、過電流を遮断した時にかかったゲート
電圧を保持して、遮断状態を保持することができるので
、交流の過電流、過電圧を遮断することができる。
次に、N型JFETのゲートを、高抵抗の抵抗を通じて
、そのN型JFETのドレインに接続したタイプの過電
圧過電流保護回路の実施例を、第6図により説明する。
N型JFET58のソースとP型JFET59のソスと
を接続し、N〜!JFE758のドレインとN型JFr
i:T57のソースとを接続する。N型JFET58の
ゲートは、高抵抗の抵抗67を通じてN型J1?ET5
8のドレインに、順方向のダイオード68を通してP型
JFET59のドレインに接続し、P型JFET59の
ゲートは、逆方向のダイオード65と抵抗64とを通じ
てNqJFET57のドレインに、コンデンサー66を
通じてP型JFET59のドレインに接続し、N型JF
ET57のゲートは、:lンデンザー61を通じてN型
JFET57のドレインに、順方向のダイオード62と
抵抗63とを通じてP型JFET59のドレインに接続
する。更に、N型JFET57のゲートは、順方向のダ
イオード69と逆方向のツェナー・ダイオード70と抵
抗71とを通じてグランドに接続する。このツェナー・
ダイオードには、正常な電源電圧より少し大きいツェナ
ー電圧のものを使用する。そして、N型JFET57の
ドレインは、電源のプラス側に接続され、P型JFET
59のドレインは、負荷のプラス側に接続され、負荷の
マイナス側はグランドに接続されている。
N型JFET58のピンチオフ電圧は、0.05〜0゜
3V程度とし、PffJFET59のピンチオフ電圧は
、0.3〜0.7V程度とする。N型JFET57のコ
ンダクタンス、ピンチオフ電圧は、P型JFET59の
コンダクタンス、ピンチオフ電圧より大きいものとする
この接続により、P型JFET59における電位差が、
N型JFET58のゲート電圧になり、N型J F E
T57.58における電位差が、P型JFET59のゲ
ート電圧になり、N型JFET58とP型JFET59
とにおける電位差が、N型JFET57のゲート電圧に
なる。N型JFET57のドレインをJ側、P型JFE
T59のドレインをに側として、J側にプラス、K側に
マイナスの電圧がかかり、その電圧V1gが徐々に大き
くなると、N型JFE757.58とP型JFET59
を流れる電流IIKは、少しずつ大きくなる。電圧v、
Kがより大きくなり、P型JT?ET59における電位
差が0.4V以上になって、ダイオード68が導通状態
になるまでは、N型JFET58のゲートは、N型JF
ET58のドレインに接続されていることになり、実際
のピンチオフ電圧を越えても飽和せず、電流111には
より大きく収る。電圧V□がもっと大きくなり、P型J
FET59のおける電位差が0.4V以上になって、ダ
イオード68が導通状態になると、NvJFET58は
飽和し、そして、P型JFE759も飽和して、電流I
IIをおさえるようになる。N型JFET58とP型J
FET59が、共に飽和した後は、電圧V1、が大きく
なると、それぞれのゲート電圧が大きくなって、電流I
□か減少することが、繰り返されて、電流I□は遮断さ
れる。このように、N型JFET5BとP型JFET5
9とが相補的に作用し合って過電流を遮断し、その後す
ぐに、N型JFIET57が遮断して、過電流保護回路
のはたらきをする。
そして、N型JFET57とP型JFET59は、N型
JFET58とP型JFET59とが、過電流を遮断す
ると、遮断後すぐに、電源電圧が過電流保護回路にかか
ってくるが、その電源電圧の大部分は、N型JFET5
7とP型JFET59にかかって、N型JFET58に
、大きな電源電圧がかかるのを防ぐはたらきをする。
第1図の実施例と同じように、過電流の遮断特性の概略
は、第8図のようになる。N型JFET58とP型JF
ET59の半導体特性(コンダクタンス、ピンチオフ電
圧等)を変えることによって遮断特性を(a)(bXc
)のように変えることができる。
次に、電源部の故障で、電源電圧が異常に大きくなった
場合、N型JFET57のドレイン(J側)とグランド
(G側)との間にかかる電圧V、Gが、N型JFET5
7のゲートに接続されたツェナー・ダイオード70のツ
ェナー電圧より大きくなると、ツェナー・ダイオード7
0は導通状態になり、N型JFET57のゲート電位は
、コンデンサー61と抵抗71との時定数による憚かな
遅延性をもって下がる。
ゲート電位が下がることは、ゲート電圧が大きくなるこ
とである。このために、N型JFET57は飽和し、そ
して、すぐ電流TIKをおさえるようになる。そして、
N型JFET57における電位差が人きくなって、P型
JFET59のゲート電圧が大きくなり、P型JFET
59も電流IIKをJiさえると同時に、P型JFET
59にJfける電位差が大きくなる。これが繰り返され
て、N型JFET57とP型JFET59とが、相補的
に作用し合って過電流を遮断し、過電圧を遮断すること
ができる。
第1図の実施例と同じように、′i1f源投入時の突入
電流に対する必要な13電流保護としての遅延性とは関
係なく、過電圧保護としての遅延性を選ぶことができる
ので、過電圧保護としての遅延性を大変小さくすれば、
過電圧を瞬時に遮断することができる。
N型JFET57のゲートは、コンデンサ−61を通じ
てN型JFET57のドレインに、順方向のダイオード
62と抵抗63とを通じてP型JFET59のドレイン
に接続され、P型JFET59のゲートは、=lンデン
サー66を通じてP型JFET59のドレインに、逆方
向のダイオード65と抵抗64とを通じてN型JFET
57のドレインに接続されている。このために、第1 
EX]の実施例と同じように、N型JFET57とP型
JFET59は、電圧VIEかOVに下がっても、過電
流を遮断した時にかかったゲト電圧を保持して、遮断状
態を保持することができるので、間欠的な過′frL流
、過?tlJTEを遮断することができる。
次に、N型JFETのゲートを、高抵抗の抵抗を通じて
、そのN型J FETのドレインに接続し、P型JFE
Tのゲートを、高抵抗の抵抗を通じて、そのP型JFE
Tのドレインに接続したタイプのA電圧過電流保護回路
の実施例を第7図により説明する。
N型JFET73のソースとP型JFET74のソース
とを接続し、N型JFET73のドレインとN型JFE
T72のソースとを接続し、PQJFET74のドレイ
ンとP型JFET75のドレインとを接続する。N型J
FET73のゲートは、高抵抗の抵抗85と並列のコン
デンサー88とを通じてN型JFET73のドレインに
、順方向のダイオード86と抵抗87とを通じてP型J
FET74のドレインに接続し、P型JFET74のゲ
ートは、高抵抗の抵抗84を通じてP型JFET74の
ドレインに、逆方向のダイオード83を通じてNをJF
ET73のドレインに接続する。N型JFET72のゲ
ートは、コンデンサー77を通じてN型JFET72の
ドレインに、順方向のダイオード78と抵抗79とを通
じてP型JFET75のドレインに接続し、P型JFE
T75のゲートは、コンデンサー82を通じてP型JF
ET75のドレインに、逆方向のダイオード81と抵抗
80とを通じてN型JFET72のドレインに接続する
更に、N型JFET72のゲートは、順方向のダイオー
ド89と逆方向のツェナー・ダイオード90と抵抗91
とを通じてグランドに接続する。このツェナー・ダイオ
ードには、正常な′ホ源電圧より少し大きいツェナー電
圧のものを使用する。そして、N型rFET72のドレ
インは、電源のプラス側に接続され、P型JFET75
のドレインは、負荷のプラス側に接続され、負荷のマイ
ナス側はグランドに接続されている。
N型JFET73とP型JFET74のピンチオフ電圧
は、0.05〜0.3V程度とする。N梨JFET72
とP型JFET75のコンダクタンス、ピンチオフ電圧
は、NQJFET73とP型JFET74か過電流保護
として機能する時の、コンダクタンス、ピンチオフ電1
Eより大きいものとする。
この接続により、N型JFET73における電位差が、
P型JFET74のゲート電圧にムリ、P型JFET7
4における電位差が、N型JFET73のゲーi−電圧
になり、N型J F E 772.73とP型JFET
7=1における電位差が、P型JFET75のゲート電
圧になり、N型JFET73とP型JFET74.75
における電位差が、N型JFET72のゲート電圧にな
る。N型JFET72のドレインをL側、P型JFET
75のドレインをM側として、L側にプラス、M側にマ
イナスの電圧がかかり、その電圧VLMが徐々に太きく
 1すると、N型J F E T72.73とP型J 
F HT 74.75を流れる電流■、は、少しずつ大
きくなる。電圧VLMがより大きくなり、N型JFET
73とP型JFET74におけるそれぞれの電位差が0
.4V以上になって、ダイオード83.86が導油状態
になるまでは、N型JFET73とP型JFET74の
ゲートは、それぞれのドレインに接続されていることに
なり、実際のピンチオフ電圧を越えても飽和せず、電流
TLMはより大きくなる。
電圧vLMかもっと大きくなり、N型JFET73とP
攪JFIET74における電位差が、0,4V以上にな
って、ダイオード83 、86が導通状態に起ると、N
型JFET73とP型JFET74は、コンデンサー8
8と抵抗87との時定数による遅延性をもって飽和し、
電流I4をおさえるようになる。N型JFET73とP
型JFET74が共に飽和した後は、電圧■、が大きく
なると、それぞれのゲート電圧が大きくなって、電流I
LMが減少することが、繰り返されて、電流■、は遮断
される。このように、N型JFET73とP型JFET
74とが相補的に作用し合って過電流を遮断し、その後
、N型JFET72とP型JFET75とが相補的に作
用し合って過電流を遮断して過電流保護回路のはたらき
をする。
そして、過電流を遮断すると、すぐに、電源電圧が過電
流保護回路にかかってくるが、その電源電圧の大部分は
、N型JFET72とP型JFET75にかかる。
第1図の実施例と同じように、過電流の遮断特性の概略
は、第8図のようになる。N型JFET73とP型JF
ET74の半導体特性(コンダクタンス、ピンチオフ電
圧等)を変えることによって遮断特性を(aXbXc)
のように変えることができる。
次に、電源部の故障で、電源電圧が異常に大きくなった
場合、N型JFET72のドレイン(1,側)とグラン
ド(G側)との間にかかる電圧VL、が、N型JFET
72のゲートに接続されたツェナー・ダイオード90の
ツェナー電圧より大きくなると、ツェナー・ダイオード
90は導通状態になり、N型JFET72のゲート電位
は、コンデンサー77と抵抗91との時定数による僅か
な遅延性をもって下がる。
ゲート電位が下がることは、ゲート電圧が大きくなるこ
とである。このために、N型JFET72は飽和し、そ
して、すぐに電流ILMをおさえるようになる。そして
、N型JFET72における電位差か大きくなって、P
型JFET75のゲート電圧が大きくなり、P型JFE
T75も電流ILMをおさえると同時に、P型JFET
75における電位差が大きくなる。これが繰り返されて
、N型JFET72とP型JFET75とが、相補的に
作用し合って過電流を遮断し、過電圧を遮断することが
できる。
第1図の実施例と同じように、電源投入時の突入電流に
対する必要な過電流保護としての遅延性とは関係なく、
過電圧保護としての遅延性を選ぶことができるので、過
電圧保護としての遅延性を大変小さくすれば、過電圧を
瞬時に遮断することかできる。
N型JFET72のゲートは、コンデンサー77を通じ
てN型JFET72のドレインに、順方向のダイオード
78と抵抗79とを通じてP型JFET75のドレイン
に接続され、P型JFE775のゲートは、コンデンサ
ー82を通じてP型JFET75のドレインに、逆方向
のダイオード81と抵抗80とを通じてN型JFET7
2のドレインに接続されている。このために、第1図の
実施例と同じように、N型JFET72.!−P型JF
ET75は、電圧VLMがOvに下がっても、過電流を
遮断した時にかかったゲート電圧を保持して、遮断状態
を保持することができるので、間欠的な過電流、過電圧
を遮断することができる。
第6図、第7図の実施例の過電圧過電流保護回路も、そ
の保護回路をそれぞれ逆並列に接続して、第2図、第5
図のような交流用の過電圧過電流保護回路にすることが
できる。
これらの実施例の過電圧過電流保護回路の接合対電界効
果半導体を、デグレッション形絶縁ゲート形電界効果半
導体装置き換えることもできる。
また、接合対電界効果半導体を、ショットキーバリア形
電界効果半導体に、ダイオードをショットキーバリア形
ダイオードに置き換えて、高周波特性の良くすることも
できる。
(6)発明の効果 本発明の過電圧過電流保護回路は、デプレンシコン形電
界効果半導体で構成されている。そのために、ピンチオ
フ電圧が小さい電界効果半導体で構成すれば、正常電流
が流れる時の過電圧過電流保護回路における電圧降下を
、0.2〜0.3V程度にすることができる。このため
、電源電圧の低い回路に使用しても、負荷に対する電源
電圧をほとんど下げることがないので、電源電圧の低い
回路にも簡単に使用することができる。また、1つのP
N接合をも、横切らkいので、きれいな電流を流すこと
ができる。
電界効果半導体のゲートを、高抵抗の抵抗でそのドレイ
ンに接続し、そのゲートに接続したダイオードの導通、
不導通によって、ゲートの接続をそのドレインからソー
ス側へ切り換える方式により、その電界効果半導体の、
実際には、ばらりいているピンチオフ電圧を、ダイオー
ドの導通開始電圧に揃えることができるので、遮断特性
の揃った過電I1三過電流保護回路が、容易に生産でき
る。
また、実際のピンチオフ電圧以上の電圧で使用できるの
で、過電圧過電流保護回路を小さくすることができる。
それぞれの電界効果半導体は、コンデンサーと抵抗との
時定数に頼ることなく、遮断した時のゲート電圧を保持
し、遮断状態を保持することができるので、大きい容量
のコンデンサーを使用することなく、直流の間欠的な過
電流、過電圧や交流の過電流、過電圧を容易に遮断する
ことかできる。
また、使用する時の正常電流(定格電流)、遮断電流の
大きさが、FA(マイクロアンペア−)単位から、A(
アンペア−)単位までの広い範囲にわたって、過電圧過
電流保護回路をつくることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第6図、第7図は、本発明の
直流用の接合層電界効果半導体による過電圧過電流保護
回路の回路図である。 第2図、第5図は、本発明の交流用の接合層電界効果半
導体による過電圧過電流保護回路の回路図である。 第8図、第14図は、本発明の過電圧過電流保護回路の
遮断の電流電圧(1−V)特性である。 第9図は、通常の接合層電界効果半導体の電流電圧cr
o  vo)特性である。 第10図は、本発明の過電圧過電流保護回路の直流の遮
断電流・遮断時間(1−T)特性である。 第1+図、第12図、第13図は、本発明の過電圧過電
流保護回路の交流の遮断電流・遮断時間(I−T)特性
である。 1、I4.23,24,35.36.49.57,58
.72.73= N型接合形電界効果半導体 2、+3.25,37.47.48.59.74.75
= P型接合形電界効果半導体 5.8. I O,16,+9.22.28.31.3
9.42.44 、50.53.56.62.65.6
8,69.78.8183.86.89−ダイオード1
1.21.33.45.55.70.90−ツェナー・
ダイオード6.7.15.20.30.41,52.6
1.66.77.82.88−コンデンサー 4.9.12.17.18,27.29.32.34 
、40,43.46.5+ 、54 、63.64.6
7.7+ 、79.80,84.85,87,91−抵
抗3.26.38.60.76−負荷

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デプレッション形電界効果半導体のN型電界効果
    半導体(1)のソースとP型電界効果半導体(2)のソ
    ースとを接続し、N型電界効果半導体(1)のゲートは
    、コンデンサー(7)を通じてN型電界効果半導体(1
    )のドレインに、順方向のダイオード(8)と抵抗(9
    )とを通じてP型電界効果半導体(2)のドレインに接
    続し、P型電界効果半導体(2)のゲートは、コンデン
    サー(6)を通じてP型電界効果半導体(2)のドレイ
    ンに、逆方向のダイオード(5)と抵抗(4)とを通じ
    てN型電界効果半導体(1)のドレインに接続し、過電
    圧を感知するために、前記N型電界効果半導体(1)の
    ゲートを、順方向のダイオード(10)と逆方向のツェ
    ナー・ダイオード(11)と抵抗(12)とを通じてグ
    ランドに接続することを特徴とし、N型電界効果半導体
    (1)のドレインは、電源のプラス側に接続し、P型電
    界効果半導体(2)のドレインは、負荷のプラス側に接
    続し、負荷のマイナス側はグランドに接続され、負荷に
    直列に接続する直流用の過電圧過電流保護回路。
  2. (2)請求項(1)記載の過電圧過電流保護回路に、同
    じ過電流保護回路を逆並列に接続し、過電圧を感知する
    ために、前記の逆並列に接続した過電流保護回路のP型
    電界効果半導体(13)のゲートを、順方向のツェナー
    ・ダイオード(21)と逆方向のダイオード(22)と
    抵抗(12)とを通じて電源の反対極に接続することを
    特徴とし、N型電界効果半導体(1)のドレインは、電
    源の1方の極に接続し、P型電界効果半導体(2)のド
    レインは、負荷に接続し、負荷の反対側は電源の反対極
    に接続され、負荷に直列に接続する交流用の過電圧過電
    流保護回路。
  3. (3)N型電界効果半導体(24)のソースとP型電界
    効果半導体(25)のソースとを接続し、N型電界効果
    半導体(24)のドレインとN型電界効果半導体(23
    )のソースとを接続し、互いに接続したN型電界一効果
    半導体(23)(24)のゲートは、コンデンサー(3
    0)を通じてN型電界効果半導体(24)のドレインに
    、順方向のダイオード(31)と抵抗(32)とを通じ
    てP型電界効果半導体(25)のドレインに接続し、P
    型電界効果半導体(25)のゲートは、抵抗(29)を
    通じてP型電界効果半導体(25)のドレインに、逆方
    向のダイオード(28)と抵抗(27)とを通じてN型
    電界効果半導体(24)のドレインに接続し、過電圧を
    感知するために、ダイオード(31)と抵抗(32)と
    の接続点を、逆方向のツェナー・ダイオード(33)と
    抵抗(34)とを通じてグランドに接続することを特徴
    とし、N型電界効果半導体(23)のドレインは、電源
    のプラス側に接続し、P型電界効果半導体(25)のド
    レインは、負荷のプラス側に接続し、負荷のマイナス側
    は、グランドに接続され、負荷に直列に接続する直流用
    の過電圧過電流保護回路。
  4. (4)N型電界効果半導体(36)のソースとP型電界
    効果半導体(37)のソースとを接続し、N型電界効果
    半導体(36)のドレインとN型電界効果半導体(35
    )のソースとを接続し、互いに接続したN型電界効果半
    導体(35)(36)のゲートは、コンデンサー(41
    )を通じてN型電界効果半導体(35)のドレインに、
    順方向のダイオード(42)と抵抗(43)とを通じて
    P型電界効果半導体(37)のドレインに接続し、P型
    電界効果半導体(37)のゲートは、抵抗(40)を通
    じてP型電界効果半導体(37)のドレインに、逆方向
    のダイオード(39)を通じてN型電界効果半導体(3
    6)のドレインに接続し、過電圧を感知するために、前
    記N型電界効果半導体(35)(36)のゲートを、順
    方向のダイオード(44)と逆方向のツェナー・ダイオ
    ード(45)と抵抗(46)とを通じてグランドに接続
    することを特徴とし、N型電界効果半導体(35)のド
    レインは、電源のプラス側に接続し、P型電界効果半導
    体(37)のドレインは、負荷のプラス側に接続し、負
    荷のマイナス側は、グランドに接続され、負荷に直列に
    接続する直流用の過電圧過電流保護回路。
  5. (5)請求項(4)記載の過電圧過電流保護回路に、そ
    の過電流保護回路のN型電界効果半導体をP型電界効果
    半導体に、P型電界効果半導体をN型電界効果半導体装
    置き換えた同じ構造の過電流保護回路を並列に接続し、
    過電圧を感知するために、前記の並列に接続した部分の
    過電流保護回路の、互いに接続したP型電界効果半導体
    (47)(48)のゲートを、順方向のツェナー・ダイ
    オード(55)と逆方向のダイオード(56)と抵抗(
    46)とを通じて電源の反対極に接続することを特徴と
    し、N型電界効果半導体(35)のドレインは、電源の
    1方の極に接続し、P型電界効果半導体(37)のドレ
    インは、負荷に接続し、負荷の反対側は電源の反対極に
    接続され、負荷に直列に接続する交流用の過電圧過電流
    保護回路。
  6. (6)N型電界効果半導体(58)のソースとP型電界
    効果半導体(59)のソースとを接続し、N型電界効果
    半導体(58)のドレインとN型電界効果半導体(57
    )のソースとを接続し、N型電界効果半導体(58)の
    ゲートは、抵抗(67)を通じてN型電界効果半導体(
    58)のドレインに、順方向のダイオード(68)を通
    じてP型電界効果半導体(59)のドレインに接続し、
    P型電界効果半導体(59)のゲートは、コンデンサー
    (66)を通じてP型電界効果半導体(59)のドレイ
    ンに、逆方向のダイオード(65)と抵抗(64)とを
    通じてN型電界効果半導体(57)のドレインに接続し
    、N型電界効果半導体(57)のゲートは、コンデンサ
    ー(61)を通じてN型電界効果半導体(57)のドレ
    インに、順方向のダイオード(62)と抵抗(63)と
    を通じてP型電界効果半導体(59)のドレインに接続
    し、過電圧を感知するために、前記N型電界効果半導体
    (57)のゲートを、順方向のダイオード(69)と逆
    方向のツェナー・ダイオード(70)と抵抗(71)と
    を通じてグランドに接続することを特徴とし、N型電界
    効果半導体(57)のドレインは、電源のプラス側に接
    続し、P型電界効果半導体(59)のドレインは、負荷
    のプラス側に接続し、負荷のマイナス側は、グランドに
    接続され、負荷に直列に接続する直流用の過電圧過電流
    保護回路。
  7. (7)N型電界効果半導体(73)のソースとP型電界
    効果半導体(74)のソースとを接続し、N型電界効果
    半導体(73)のドレインとN型電界効果半導体(72
    )のソースとを接続し、P型電界効果半導体(74)の
    ドレインとP型電界効果半導体(75)のソースとを接
    続し、N型電界効果半導体(73)のゲートは、抵抗(
    85)と並列のコンデンサー(88)とを通じてN型電
    界効果半導体(73)のドレインに、順方向のダイオー
    ド(86)と抵抗(87)とを通じてP型電界効果半導
    体(74)のドレインに接続し、P型電界効果半導体(
    74)のゲートは、抵抗(84)を通じてP型電界効果
    半導体(74)のドレインに、逆方向のダイオード(8
    3)を通じてN型電界効果半導体(73)のドレインに
    接続し、P型電界効果半導体(75)のゲートは、コン
    デンサー(82)を通じてP型電界効果半導体(75)
    のドレインに、逆方向のダイオード(81)と抵抗(8
    0)とを通じてN型電界効果半導体(72)のドレイン
    に接続し、N型電界効果半導体(72)のゲートは、コ
    ンデンサー(77)を通じてN型電界効果半導体(72
    )のドレインに、順方向のダイオード(78)と抵抗(
    79)とを通じてP型電界効果半導体(75)のドレイ
    ンに接続し、過電圧を感知するために、前記N型電界効
    果半導体(72)のゲートを、順方向のダイオード(8
    9)と逆方向のツェナー・ダイオード(90)と抵抗(
    91)とを通じてグランドに接続することを特徴とし、
    N型電界効果半導体(72)のドレインは、電源のプラ
    ス側に接続し、P型電界効果半導体(75)のドレイン
    は、負荷のプラス側に接続し、負荷のマイナス側は、グ
    ランドに接続され、負荷に直列に接続する直流用の過電
    圧過電流保護回路。
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