JPH07112045B2 - 過電流保護回路と半導体装置 - Google Patents

過電流保護回路と半導体装置

Info

Publication number
JPH07112045B2
JPH07112045B2 JP18345189A JP18345189A JPH07112045B2 JP H07112045 B2 JPH07112045 B2 JP H07112045B2 JP 18345189 A JP18345189 A JP 18345189A JP 18345189 A JP18345189 A JP 18345189A JP H07112045 B2 JPH07112045 B2 JP H07112045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
field effect
effect transistor
drain
silicon region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18345189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348456A (ja
Inventor
昌也 圓尾
Original Assignee
昌也 圓尾
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昌也 圓尾 filed Critical 昌也 圓尾
Priority to JP18345189A priority Critical patent/JPH07112045B2/ja
Publication of JPH0348456A publication Critical patent/JPH0348456A/ja
Publication of JPH07112045B2 publication Critical patent/JPH07112045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷である回路を過電
流から保護するようにしたデプレッション形電界効果ト
ランジスタによる過電流保護回路および半導体装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】負荷に直列に接続して過電流から負荷を
保護する装置として、ヒューズやブレーカー、また、ト
ランジスタやサイリスタ等の保護回路が使用されてい
る。ヒューズは、過電流が流れると溶断するため、その
たびに、交換しなければならない。ブレーカーは、遮断
速度が遅いため、速動性を必要とする回路には使用でき
ない。トランジスタやサイリスタ等の保護回路は、負荷
に直列に接続するだけではなく、この保護回路を動かす
ための別電源が必要である。また、別電源を必要としな
い場合は、この保護回路を定電圧回路や定電流回路と同
じように、負荷に並列に接続しなければならない。これ
らのために、この保護回路は、ヒューズやブレーカーの
ように、必要なところに簡単に、負荷と直列に取り付け
ることができない。
【0003】
【発明の目的】本発明は、ヒューズやブレーカーのよう
に、必要なところに簡単に負荷と直列に取り付けること
ができ、過電流が流れるたびに交換する必要がなく、遮
断特性を負荷にあわせて、速動形にも、遅延形にも、で
きる別電源を必要としないデプレッション形電界効果ト
ランジスタによる過電流保護回路と、その半導体装置を
提供する。
【0004】
【発明の概要】本発明は、デプレッション形(接合形、
絶縁ゲート形とも)電界効果トランジスタのP型デプレ
ッション形電界効果トランジスタ(以下P型DFETと略
す)のソースとN型デプレッションの形電界効果トラン
ジスタ(以下N型DFETと略す)のソースとを接続し、P
型DFETのゲートを抵抗を通じてN型DFETのドレインに、
N型DFETのゲートを抵抗を通じてP型DFETのドレインに
接続し、前述のN型DFETとは別のN型DFET(後述)のソ
ースを、前述のN型DFETのドレインに接続し、後述のN
型DFETのゲートを抵抗を通じてP型DFETのドレインに接
続し、そして、遮断特性を速動性に、あるいは、遅延性
にするためのコンデンサーを接続した回路で、後述のN
型DFETのドレインをプラス側、P型DFETのドレインをマ
イナス側として、負荷に直列に接続することによって、
負荷を過電流から保護する過電流保護回路と、その半導
体装置を提供することを目的とする。
【0005】
【実施例】本発明を実施例により、詳細に説明する。接
合形電界効果トランジスタによる保護回路を第1図によ
り説明する。N型接合形電界効果トランジスタ(以下N
型JFETと略す)1のソースとP型接合形電界効果トラン
ジスタ(以下P型JFETと略す)2のソースとを接続す
る。N型JFET1のドレインは、別のN型JFET3のソースと
接続し、N型JFET1のゲートは、抵抗5通じてP型JFET2
ドレインに接続する。P型JFET2のゲートは、抵抗4を
通じてN型JFET1のドレインに接続する。N型JFET3のゲ
ートは、抵抗7を通じてP型JFET2のドレインに接続す
る。コンデンサー6は、N型JFET1のゲートとドレイン
の間に接続する。N型JFET3のドレインをプラス側、P
型JFET2のドレインをマイナス側として回路に接続す
る。N型JFET1とP型JFET2とが異常電流を遮断し、N型
JFET3は、N型JFET1とP型JFET2とが異常電流を遮断す
る時、あるいは、遮断したすぐ後に、N型JFET1とP型J
FET2に大きな異常電流、異常電圧がかかるのを、防ぐは
たらきをする。
【0006】 N型JFET1のピンチオフ電圧と、P型JFET2のピンチオフ
電圧は、絶対値において、同じでも、同じでなくてもよ
い。N型JFET3のピンチオフ電圧は、絶対値において、
N型JFET1とP型JFET2のそれぞれのピンチオフ電圧より
も大きく設定する。
【0007】 いま、N型JFET3のドレインから、P型JFET2のドレイン
へ電流が流れるとする。ある値の正常な電流が流れてい
時、N型JFET1のドレインとソース間の電圧降下は、P
型JFET2のゲート電圧となり、P型JFET2のソースとドレ
イン間の電圧降下は、N型JFET1のゲート電圧となる。
そして、N型JFET1のドレインとP型JFET2のドレイン間
(B−C間)の電圧降下は、N型JFET3のゲート電圧と
なる。
【0008】 電流が正常な電流から、少しずつ増えていくと、N型JF
ET1における電圧降下は、大きくなり、P型JFET2のゲー
ト電圧は、大きくなる。P型JFET2における電圧降下
も、大きくなり、N型JFET1のゲート電圧も、大きくな
る。そして、さらに、電流が増えるように、この保護回
路の両端(A−C間)にかかる電圧が増えると、N型JF
ET1における電圧降下が、さらに大きくなり、P型JFET2
のゲート電圧が、P型JFET2のピンチオフ電圧に近づ
き、また、P型JFET2における電圧降下も、さらに大き
くなり、N型JFET1のゲート電圧も、N型JFET1のピンチ
オフ電圧に近づくために、電流は増えずにおさえられ
る。そして、保護回路の両端(A−C間)にかかる電圧
がもっと増えていくと、流れる電流は反対に減少しはじ
め、そして、N型JFET1とP型JFET2のゲート電圧が、つ
いに、それぞれのピンチオフ電圧に達すると、N型JFET
1とP型JFET2はそれぞれ遮断して、異常電流を遮断す
る。
【0009】 N型JFET3のピンチオフ電圧を、N型JFET1とP型JFET2
とが、異常電流を遮断するときの、これら2つの電界効
果トランジスタ(B−C間)の電位差(電圧降下)よ
り、少し大きい値に設定すると、これら2つの電界効果
トランジスタ(B−C間)において、異常電流が遮断し
た後、すぐに、これら2つの電界効果トランジスタ(B
−C間)には、負荷回路の電源電圧がかかってくるが、
その2つの電界効果トランジスタ(B−C間)の電位差
の上昇により、N型JFET3のゲート電圧は、N型JFET3の
ピンチオフ電圧に達っして、N型JFET3もすぐに遮断す
る。それにより、負荷回路の電源電圧の大部分は、N型
JFET3のドレインとソース間(A−B間)にかかり、N
型JFET1とP型JFET2(B−C間)にはかからず、N型JF
ET1とP型JFET2とに、大きな異常電圧がかかるのを防ぐ
ことができる。
【0010】 第4図は、この保護回路(A−C間)にかかる電圧VAC
を横軸に、負荷回路の回路電流(遮断電流)Iを縦軸
に、この遮断特性の概略を示している。N型JFET1とP
型JFET2のそれぞれの電界効果トランジスタの特性(コ
ンダクタンス、ピンチオフ電圧等)を変えることによっ
て、この遮断特性のかたちは、ア,イ,ウのように、ま
た、そのほかにも、変えることができる。
【0011】 組み合わせるN型JFET1とP型JFET2のそれぞれのピンチ
オフ電圧が、小さければ、小さいほど、保護回路(A−
C間)にかかる小さい電圧VACで、異常電流を遮断する
ことができる。つぎに、コンデンサーのはたらきについ
て説明する。コンデンサーは、N型JFET1のドレインと
ゲート間に接続されているが、P型JFET2のゲートとド
レイン間に接続してもかまわないし、また、両方共に接
続してもかまわない。負荷回路の電源投入時、負荷回路
には、突入電流が流れるが、保護回路には、その突入電
流を遮断せずに流す、ある範囲の遅延性が必要である。
また、正常電流が流れている時、短時間のパルス状の異
常電流が、負荷回路に流れた場合にも、ある時間以下
の、ある値以下の許容される異常電流は、遮断せず流す
ことができ、許容されない異常電流は遮断することがで
きる遮断特性が、必要である。コンデンサーを接続する
ことにより、コンデンサーと直列に接続する抵抗とによ
る時定数によって、その遮断時間を調整することができ
る。
【0012】 いま、負荷回路に電源投入時の突入電流や、コンデンサ
ーと抵抗による時定数以内の、許容される異常電流が流
れるとき、N型JFET1のゲートはコンデンサーによっ
て、N型JFET1のドレインに接続されているために、異
常電流が流れても、N型JFET1は遮断せず、そして、N
型JFET1のドレインとソース間の電圧降下が小さいため
に、P型JFET2のゲート電圧は小さく、P型JFET2も遮断
しない。しかし、2つの電界効果トランジスタ(B−C
間)における電圧降下が大きいために、N型JFET3のゲ
ート電圧は大きく、電圧降下が、ある値以上に大きくな
ると、N型JFET3は、ゲート電圧がさらに大きくなっ
て、異常電流をおさえ、大きな異常電流を流れにくくす
る。このように、N型JFET3は、N型JFET1とP型JFET
2、そして、負荷回路が、大きな異常電流によって大き
なダメージを受けるのを防ぐはたらきもする。
【0013】 コンデンサーは、第2図のように接続することもでき
る。また、第3図のような保護回路にすることもでき
る。 N型JFET3と同じはたらきをするP型JFETのソースを、
P型JFET2のドレインと接続して、そのP型JFETのゲー
トをN型JFET1のドレインと接続して、N型JFET3をP型
JFETに置き換えることができる。コンデンサーには、可
変容量ダイオードを用いることもできる。電源電圧が低
く、大きな異常電流が流れたり、大きな異常電圧がかか
ることのない負荷回路には、N型JFET3のない、N型JFE
T1とP型JFET2だけで、保護回路を構成することもでき
る。
【0014】 N型JFET1とP型JFET2を、デプレッション形絶縁ゲート
形電界効果トランジスタに置き換えることもできる。 N型JFET1と電界効果トランジスタ特性(コンダクタン
ス、ピンチオフ電圧等)の違うN型JFETを、N型JFET1
に並列に、接続することができる。P型JFET2とN型JFE
T3も、それぞれと電界効果トランジスタ特性が違うP型
JFETとN型JFETを、それぞれと並列に接続することがで
きる。
【0015】 つぎに、上述の保護回路を、まとめた半導体装置につい
て説明する。第5図は、第3図の保護回路をまとめた半
導体装置である。コンデンサーとして、可変容量ダイオ
ードをもちいている。N(N-)型シリコン基板8の上部
に、P+型シリコン領域9、10を形成し、つぎに、P+型シ
リコン領域9に、N型シリコン領域11とN+型シリコン領
域12を形成して、可変容量ダイオードを設ける。N+型シ
リコン領域12に、P型シリコン領域13を形成して、P型
JFET13(第3図の2にあたる)のチャンネル部を設け、
P+型シリコン領域10に、N型シリコン領域を形成して、
N型JFET14(第3図の1にあたる)のチャンネル部を設
ける。2つのP+型シリコン領域10の間に、そのP+型シリ
コン領域をゲートとする、N型JFET15(第3図の3にあ
たる)のチャンネル部を形成する。これらの領域に、ソ
ース、ドレイン、ゲート等の電極と、可変容量ダイオー
ドの電極を形成して、2つのN型JFETと、1つのP型JF
ETと、1つのコンデンサーを設ける。抵抗は、同じN
(N-)型シリコン基板8のうえに形成する。可変容量ダ
イオードはP型JFET13とは、別なところに形成すること
もできる。また、コンデンサーは、外部コンデンサー用
の端子を設けて、外付けにして、内部のコンデンサーを
なくするか、内部のコンデンサーの容量が不足の場合
に、不足分の容量を補うようにすることができる。
【0016】 また、第3図の保護回路をまとめた別の実施例として、
第6図の半導体装置を説明する。N-型シリコン基板16の
上に、P+(P)型シリコン層17を形成して、そのP
+(P)型シリコン層17に、N型シリコン領域18を形成
する。N型シリコン領域18に、P型シリコン領域を形成
して、P型JFET19(第3図の2にあたる)を設ける。ま
た、P+(P)型シリコン領域17に、N型シリコン領域18
とは別に、N型シリコン領域を形成して、N型JFET20
(第3図の1にあたる)を設ける。また、N型JFET20の
ドレインから外側へ少し離れたN型シリコン領域に、再
度、不純物を拡散してN型不純物濃度の高い領域21を形
成して、N型JFET22(第3図の3にあたる)のチャンネ
ル部を設ける。不純物濃度の高い領域21は、N型JFET22
のドレインまで達してもよい。また、このチャンネル部
の上部ゲート電極を省くこともできる。N型JFET22は、
ドレイン電極をチャンネル部21から離れたところに設け
て、絶縁耐圧を高くすることができる。P+(P)型シリ
コン層17とN型シリコン領域18との間の容量を可変容量
ダイオード(コンデンサー)として使用する。P+(P)
型シリコン領域17を、抵抗を通じてP型JFET19のドレイ
ンに接続する。つぎに、P+(P)型シリコン領域17に、
N+型シリコン領域23を、N-型シリコン基板16に、達する
ように形成して、隣の素子と分離する。これにより、1
つのシリコン基板の上に、複数の保護回路を設けること
ができる。
【0017】 これらの領域に、ソース、ドレイン、ゲート等の電極
と、可変容量ダイオードの電極を形成する。電源電圧が
低い負荷回路で使用し、外部からも高い電圧がかかる心
配のない場合には、N型JFET22のチャンネル部21を形成
せずに、N型JFET22のドレインを、N型JFET20のドレイ
ンとして、N型JFET22のない半導体装置とすることもで
きる。抵抗も同じ素子の上に形成する。
【0018】 つぎに、デプレッション形の絶縁ゲート形電界効果トラ
ンジスタ(以下DMOSと略す)による実施例を第7図に示
す。第3図のN型JFET1をN型DMOS25に、P型JFET2をP
型DMOS27に置き換えた場合の、半導体装置の実施例であ
る。この実施例では、絶縁ゲートを作る関係上、コンデ
ンサーも絶縁層をはさんだ構造のコンデンサー29を設け
ている。可変容量ダイオードを設けてもかまわない。各
DMOSのソース、ドレイン、ゲートの接続の仕方は、接合
形電界効果トランジスタの場合と同じである。N型DMOS
25のP型シリコン領域は、P+型シリコン領域26によっ
て、P型DMOS27のドレインに接続されている。2つのN
型DMOS25のP型シリコン領域にはさまれたN型シリコン
領域は、N型JFET28(第3図の3にあたる)を形成し、
異常電流の遮断中、あるいは、遮断後に、大きな電圧が
N型DMOSとP型DMOSと負荷に、かかるのを防ぐはたらき
をする。
【0019】
【発明の効果】本発明の保護回路と半導体装置(この
【発明の効果】の項においては、以下保護回路と略す)
は、デプレッション形電界効果トランジスタとコンデン
サーと抵抗で構成されている。そのために、ピンチオフ
電圧のできるだけ小さい電界効果トランジスタを選んで
保護回路を構成すれば、正常電流、異常電流が流れる時
の、保護回路における電圧降下を、できるだけ小さくで
きる。この保護回路において回路電流は、1つのPN接合
も横切らないために、正常電流が流れている時の保護回
路の電圧降下を、0.5Vや0.2Vあるいは、0.1V以下にする
ことができる。
【0020】 このために、この保護回路を負荷回路に接続した場合、
保護回路における電圧降下が小さいので、負荷回路の負
荷に対する電圧をほとんど下げることなく、使用するこ
とができる。例えば、電源電圧が、12Vとか、5Vのよう
に、低い負荷回路に使用しても、保護回路の電圧降下に
よる影響は、たいへん小さいので、どんな回路にも使用
でき、そして、必要なところに、簡単に接続して使用で
きる。
【0021】 また、使用する時の正常電流(定格電流)、遮断電流の
大きさが、uA(マイクロアンペー)単位からA(アンペ
ー)単位までの広い範囲にわたって、保護回路を作るこ
とができる。交流回路には、この保護回路を2つ逆向き
に直列に接続して使用することができる。N型、P型を
逆にして、P型シリコン基板の上に、2つのP型デプレ
ッション形電界効果トランジスタと、1つのN型デプレ
ッション形電界効果トランジスタを設けた半導体装置に
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は、本発明の接合形電界効果ト
ランジスタによる過電流保護回路の実施例を示す回路図
である。 第4図は、本発明の過電流保護回路の遮断特性を示す特
性図である。 第5図、第6図は、本発明の接合形電界効果トランジス
タによる、第7図は、本発明のデプレッション形絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタと接合形電界効果トランジ
スタとによる過電流保護回路をまとめた半導体装置を説
明する断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デプレッション形(接合形、絶縁ゲート形
    共)電界効果トランジスタのP型電界効果トランジスタ
    (2)のソースとN型電界効果トランジスタ(1)のソ
    ースとを接続し、P型電界効果トランジスタ(2)のゲ
    ートを抵抗を通じてN型電界効果トランジスタ(1)の
    ドレインに、N型電界効果トランジスタ(1)のゲート
    を抵抗を通じて、P型電界効果トランジスタ(2)のド
    レインに接続し、N型電界効果トランジスタ(3)のソ
    ースをN型電界効果トランジスタ(1)のドレインに、
    N型電界効果トランジスタ(3)のゲートを抵抗を通じ
    てP型電界効果トランジスタ(2)のドレインに接続
    し、そして、過電流遮断特性の速動性、遅延性を制御す
    るためのコンデンサーを、N型電界効果トランジスタ
    (1)、あるいは、P型電界効果トランジスタ(2)の
    1方の、あるいは、両方のゲートに接続したことを特徴
    し、N型電界効果トランジスタ(3)のドレインをプラ
    ス側、P型電界効果トランジスタ(2)のドレインをマ
    イナス側として、負荷に直列に接続することを特徴とす
    るデプレッション形電界効果トランジスタによる過電流
    保護回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の過電流保護回路をまとめた
    半導体装置で、N(N-)型シリコン基板(8)の上に、
    N型接合形電界効果トランジスタ(14,15)と、P型接
    合形電界効果トランジスタ(13)と、可変容量ダイオー
    ドと抵抗を設け、可変容量ダイオード領域(9,11,12)
    の上にP型接合形電界効果トランジスタ(13)を設け、
    2つのN型接合形電界効果トランジスタ(14)の間に、
    P+型シリコン領域(10)をゲートとするN型接合形電界
    効果トランジスタ(15)を設けたことを特徴とする過電
    流保護半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の過電流保護回路をまとめた
    半導体装置で、N-型シリコン基板(16)の上に、形成し
    たP+(P)型シリコン層(17)に、N型シリコン領域
    (18)を形成して、可変容量ダイオードとし、そして、
    このN型シリコン領域(18)に、P型シリコン領域を形
    成してP型接合形電界効果トランジスタ(19)を設け
    る。また、P+(P)型シリコン領域(17)に設けたN型
    接合形電界効果トランジスタ(20)のドレインから外側
    へ少し離れた同じN型シリコン領域に、このN型シリコ
    ン領域より、少し不純物濃度の高いN型シリコン領域
    (21)を形成して、N型接合形電界効果トランジスタ
    (22)のチャンネル部を設け、P+(P)型シリコン領域
    (17)を、抵抗を通じてP型接合形電界効果トランジス
    タ(19)のドレインに接続し、そして、N+型シリコン領
    域(23)を形成して隣の素子と分離したことを特徴とす
    る過電流保護半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の過電流保護回路をまとめた
    半導体装置で、N型シリコン基板(24)の上にデプレッ
    ション形のN型絶縁ゲート形電界効果トランジスタ(2
    5)とデプレッション形のP型絶縁ゲート形電界効果ト
    ランジスタ(27)と、N型接合形電界効果トランジスタ
    (28)を設け、N型絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    (25)のP型シリコン領域をP+型シリコン領域(26)に
    より抵抗を通じて、P型絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタ(27)のドレインに接続し、そして、N型接合形電
    界効果トランジスタ(28)を2つのN型絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタ(25)の間に設け、そして、コンデ
    ンサーと抵抗を設けたことを特徴とする過電流保護半導
    体装置。
JP18345189A 1989-07-14 1989-07-14 過電流保護回路と半導体装置 Expired - Fee Related JPH07112045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18345189A JPH07112045B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 過電流保護回路と半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18345189A JPH07112045B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 過電流保護回路と半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348456A JPH0348456A (ja) 1991-03-01
JPH07112045B2 true JPH07112045B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=16136011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18345189A Expired - Fee Related JPH07112045B2 (ja) 1989-07-14 1989-07-14 過電流保護回路と半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112045B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742463A (en) * 1993-07-01 1998-04-21 The University Of Queensland Protection device using field effect transistors
WO1995001667A1 (en) * 1993-07-01 1995-01-12 The University Of Queensland A protection device using field effect transistors
JP3096260B2 (ja) * 1997-07-22 2000-10-10 エス・オー・シー株式会社 リセッタブル過電流保護回路素子
WO2005020402A1 (en) * 2003-08-21 2005-03-03 Fultec Pty Ltd Integrated electronic disconnecting circuits methods, and systems
US9698594B2 (en) * 2015-11-10 2017-07-04 Analog Devices Global Overvoltage protection device, and a galvanic isolator in combination with an overvoltage protection device
CN111627901B (zh) * 2020-06-04 2022-08-05 电子科技大学 一种jfet触发的可编程双向抗浪涌保护器件

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348456A (ja) 1991-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5696659A (en) Overcurrent protective circuit and semiconductor device
US5610426A (en) Semiconductor integrated circuit device having excellent dual polarity overvoltage protection characteristics
US6181541B1 (en) Transistor-PTC circuit protection devices
US5786616A (en) Semiconductor integrated circuit having an SOI structure, provided with a protective circuit
EP0523800B1 (en) An overvoltage protected semiconductor switch
JP2000012853A (ja) 半導体装置
KR100249287B1 (ko) 과전압보호 반도체스위치
EP1168449B1 (en) Two-terminal semiconductor overcurrent limiter
KR20020079565A (ko) 과전압 보호회로
JPH07112045B2 (ja) 過電流保護回路と半導体装置
JPS63229757A (ja) 半導体装置
JP2722453B2 (ja) 半導体装置
JPH0353613A (ja) 過電流保護回路と半導体装置
JPH0365020A (ja) 過電流保護回路と半導体装置
JPH03145918A (ja) 過電圧過電流保護回路
US6208011B1 (en) Voltage-controlled power semiconductor device
JPH0386013A (ja) 過電流保護回路
WO2023199472A1 (ja) 半導体装置
JPH04132266A (ja) 半導体装置
JPH06232410A (ja) Mos型半導体素子
JP3542703B2 (ja) 過電流保護回路
JP3113931B2 (ja) 過電流保護装置
JP2002176347A (ja) 過電流制限型半導体素子
JPH05183115A (ja) 過電流保護
JPH0513681A (ja) 過電流保護回路と半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees