JPH0314543Y2 - - Google Patents

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JPH0314543Y2
JPH0314543Y2 JP1984006282U JP628284U JPH0314543Y2 JP H0314543 Y2 JPH0314543 Y2 JP H0314543Y2 JP 1984006282 U JP1984006282 U JP 1984006282U JP 628284 U JP628284 U JP 628284U JP H0314543 Y2 JPH0314543 Y2 JP H0314543Y2
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JP
Japan
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actuated member
pivot shaft
operating position
locking
biasing
Prior art date
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Expired
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JP1984006282U
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JPS60120171U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はドアロツク等に最適な被作動部材の
付勢装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、枢支軸を支点として作動位置と非作動位
置とに交互に回動するレバー等の被作動部材を各
作動位置に位置決めする付勢装置としては、例え
ば、実公昭50−18259号公報記載のものがある。
該公報記載のものは、第1図に示す如くピン10
1を支点として両端部に103,103が作動位
置(実線)と非作動位置(鎖線)とに交互に回動
するように被作動部材105(ロツキングプレー
ト)がベース107に取付けられ、該被作動部材
105は、付勢ばね109(ターンオーバスプリ
ングによつて各作動位置(実線と鎖線)に付勢さ
れている。
付勢ばね109は、第2図に示す如く被作動部
材105とベース107との作動空間Lより若干
長いコイル状に形成されているところから、組付
け時には、付勢ばね109を圧縮させながら、一
方のばね端子111を被作動部材105の取付孔
113に係合した後、他方のばね端子115をベ
ース107の取付孔117に係合させる。これに
より、両ばね端子111,115は各取付孔11
3,117より外れることなく組付けられるよう
になる。ところが、付勢ばね109は、前記した
如く組付けにあたつて圧縮状態で作業を進めると
ころから安易に保持すると付勢ばね109を飛ば
したり、はずれて圧縮が元に戻る等保持に神経を
集中させる必要がある。また、作動空間Lが狭い
こともあつて作業性が悪く作業能率の面で望まし
くなく、このため、付勢ばね109の組付け工程
は流れ作業に対応できない問題があつた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は被作動部材を作動位置と非
作動位置に確実に位置決めする付勢機能が得られ
ると共に、しかも、組付け作業性の向上が図れる
被作動部材の付勢装置を提供するものである。
〔考案の構成〕
前記目的を達成するために、この考案にあつて
はベースに、枢支軸を支点として作動位置と非作
動位置とに交互に回動可能でかつ、枢支軸方向へ
撓み可能に連結部を有する被作動部材と、前記連
結部に一端が回動自在に連結された作動アームと
を取付け、前記作動アームを、該アームの取付部
中心と枢支軸の中立を通る軸心線上に前記連結部
が臨む位置を中立位置とした中立位置から前記連
結部が左右へ変位した両付勢位置へ回動可能とし
ある。
〔実施例〕
以下、第3図乃至第8図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はドアロツク3のベースを示しており、
該ベース1はドアのインナパネル(図示していな
い)に固着される。
ベース1には、被作動部材となる施解錠用のレ
バー5が枢支軸7を介して取付けられており、該
枢支軸7はレバー5と一体形成されている。
施解錠用のレバー5は、合成樹脂で枢支軸7を
支点として両端部9,11が作動位置と非作動
位置とに回動可能で、該レバー5の両端部9,
11には、図外のノブ及びキーシリンダとに連結
されたロツド13,15の端部がそれぞれ連結さ
れてる。これにより、各ロツド13,15の作動
(矢印)で施解錠用のレバー5は作動位置と非
作動位置とに回動するようになる。
一方、施解錠用のレバー5の主体部5aには、
可撓部17が形設され、該可撓部17は、前記枢
支軸7側への負荷(矢印イ)に対して撓む一体形
状になつている。また、可撓部17のほぼ中間に
は、孔状に形成された連結部19が設けられ、連
結部19に作動アーム21の連結ピン23が嵌合
し、この嵌合部29は回動可能となつている。作
動アーム21は、前記した如く、一端に連結部1
9と嵌合し合う前記連結ピン23が、他端に筒状
の取付部25がそれぞれ形設され、該取付部25
は、、ベース1より突出した取付ピン27と回動
自在に嵌合している。取付ピン27は、前記枢支
軸7と連結部19の中心とを通る軸心線W上に配
置され、この時、作動アーム21は中立位置Mと
なるよう設定されている。また、作動アーム21
の取付ピン27の中心から連結部19の中心まで
の寸法Hは、作動アーム21が前記軸心線W上に
臨む中立位置M(第6図実線)の時に、前記可撓
部17が軸心方向(第6図において上方)へ所望
量撓む長さに設定されている。
これにより、連結部19の軸心線方向への移動
が可能となり作動アーム21は、連結部29が軸
心線W上の中立位置Mよりいずれか一方に変位す
ることで前記可撓部17の復元力により両付勢位
置M1,M2に固定されるようになる。
なお、31はベース1に支持された解放レバー
を示しており、該レバーはサブレバー33を介し
て前記施解錠用のレバー5と連繋35している。
したがつて、施解錠用のレバー5が非作動位置
の時、解放レバー31の作動でラツチとストライ
カ(図示していない)の噛合いが解除されるよう
になる。また、施解錠用のレバー5が作動位置
の時、解放レバー31は空振りして施錠状態を維
持する構造になつている。
このように構成された被作動部材の付勢装置に
あつては、作動アーム21の取付部25を取付ピ
ン27に嵌挿しておき、可撓部17の連結部19
を該作動アーム21の連結ピン23に噛合すると
共に該レバー5の枢支軸7をベース1の取付孔に
嵌挿することで組付けられる。この場合組付け作
業は無理なく行なえるようになる。
次に、ノブ又はキーシリンダ側のいずれかのロ
ツド13,15を操作することで施解錠用のレバ
ー5は枢支軸7を支点として非作動位置(例え
ば、解錠位置)と作動位置(施錠位置)とに回
動するようになる。
施解錠用のレバー5の回動時において、作動ア
ーム21が中立位置Mにかかる時可撓部17は矢
印イ方向に撓むため支承なく両付勢位置M1,M2
に回動する。各付勢位置M1,M2の作動アーム2
1側には、P1方向とP2方向を合成した復元力P
が得られるようになり施解錠用のレバー5には
P1×lのモーメントが働いて各作動位置,
で位置決め固定される。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、この考案の被作動部材
の付勢装置によれば、組付け作業に無理がないた
め組付作業性を損なうことがなくなり、流れ作業
が可能となる。しかも、確実な付勢機能を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の被作動部材の付勢装置を示した
説明図、第2図は同上の付勢ばねを取外した切断
面図、第3図はこの考案の被作動部材の付勢装置
をドアロツクに実施した平面図、第4図は要部の
分解斜視図、第5図は第3図の−線断面図、
第6図と第7図と第8図は要部の動作説明図であ
る。 主要な図面符号の説明、1…ベース、5…被作
動部材(施解錠用のレバー)、7…枢支軸、21
…作動アーム、29…連結部、…作動位置、
…非作動位置、W…軸心線、M2,M2…付勢位
置、M…中立位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースに、枢支軸を支点として作動位置と非作
    動位置とに交互に回動可能で、かつ枢支軸方向へ
    撓み可能な連結部を有する被作動部材と、前記連
    結部に一端が回動自在に連結された作動アームと
    を取付け、前記作動アームを、該アームの取付部
    中心と枢支軸の中心を通る軸心線上に前記連結部
    が臨む位置を中立位置として中立位置から前記連
    結部が左右へ変位した両付勢位置へ回動可能とし
    たことを特徴とする被作動部材の付勢装置。
JP1984006282U 1984-01-23 1984-01-23 被作動部材の付勢装置 Granted JPS60120171U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984006282U JPS60120171U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 被作動部材の付勢装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984006282U JPS60120171U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 被作動部材の付勢装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60120171U JPS60120171U (ja) 1985-08-14
JPH0314543Y2 true JPH0314543Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30483580

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984006282U Granted JPS60120171U (ja) 1984-01-23 1984-01-23 被作動部材の付勢装置

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JP (1) JPS60120171U (ja)

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JPS60120171U (ja) 1985-08-14

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