JPH0314509A - 毛髪及び頭皮の処理のための化粧用又は薬理学的組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は毛髪及び頭皮の処理のための化粧用又は薬理学
的組戒物に関する。

〔従来技術とその問題点〕

毛髪が、パーマネント、染色、脱色のような化粧処理の
作用により、渣た雰囲気中の物質の作用により、様々な
程度に傷つけられ脆くなることはよく知られている。そ
の結果、毛髪は〈しけずることも形をつけることも困難
となる。その上、ザラザラした触感となる。

これ１で、毛髪をほぐしそして形を整えることを容易と
し、柔かい触感を改善する組成物が求められていた。こ
のために、現在はカチオン性表面活性剤が使われている
。この表面活性剤は髪の毛をほぐし形を整えることを容
易とするが、毛髪を重くし、油性の外観を与える傾向が
あるという欠点を持つ。これらの欠点は処理する毛髪が
細い程、大きくなる。

同じ目的で第４級化されたタンパク質の使用が提案され
ている。このタンパク質は毛髪を重くせず、油性の外観
も与えないが、毛髪をほぐし形を付ける性能に関しては
、カチオン性表面活性剤と比べて明らかに劣る。

カチオン性表面活性剤と第４級化したタンパク質の両方
を含む組成物も試みられたが、得られた結果は、カチオ
ン性表面活性剤及び第４級化された夕／パク質を別別に
使った場合に得られる結果の和よりも劣っていた。多く
の場合、毛髪上のカチオン性表面活性剤の存在は第４級
化されたタンパク質と干渉する。この状況を改善するた
め、ＧＢ　−　Ａ　−　２１５７１６８では、カチオン
性クリコンポリマーを添加をして毛髪上に得られる効果
を改良することが提案されている。

相当以前から、油脂を使って毛髪の柔らかさと輝きを復
活させることは知られている。これらの化合物の使用後
には一般に髪の毛から余分な油脂を取除くためのシャン
プーが行われる。しかし、油脂の使用は毛髪を弱らせ、
重たくし、引続いて髪型にホールドと量感を持たせるこ
とは不不可能である。

〔本発明による問題点の解決〕

本発明によれば、少くとも１種のカチオン性表面活性剤
及び（又は）第４級化タンパク質を含む水溶液に、水不
溶性の、水和された脂質薄膜相を形或することが可能な
非イオン性の脂質′１ｔ組合わせることにより、毛髪を
弱らせることな〈１た重たくも油性にもせず、簡単にほ
ぐし、形を付けることが可能となる組成物が得られるこ
とが見出された。この組成物は毛髪に驚くべき量感を与
え、毛髪を根元から先筐で被覆する。処理された毛髪は
、輝きと軟らか・さを持ち、ほぐした後は、傷んだそし
て細い毛髪に訃いてさえ、根元から先１でしなやかで軽
くなる。これらの効果はＧＢ　−　Ａ　，２１５７１６
８に記載されているものに匹敵する。

本発明の組成物によれば、驚くべきことに、頭皮上に水
利効果が得られることも１た見出された。

さわやかなそして安らいだ感覚が頭皮に快感を与える。

すなわち本発明組或物は毛髪と頭皮の両方に二重の作用
を奏する。これは全く新しいそして予想されなかったも
のである。

１た本発明組成物は、優れた貯蔵安定性を持つ。

本発明は、水和された脂質薄膜相を形成することのでき
る、水不溶性の、場合によシ安定剤と組合わせた、非イ
オン性両親媒性脂質を、（ｌ式 〔式中、Ｘは主として塩素又はＣＨ３ＳＯ４　　であり
、Ｒ１はｃ，　−　ｃ４アルキル基、好渣しくはメチル
基であり、 （ａｌＸが塩素であるとき、 Ｒ２とＲ３とは、Ｒ１と同一の又は異なる、そして互い
に同一の又は異なる、Ｃ，　−　Ｃ４アルキル基であっ
て、そしてＲ４はＣ１６−　Ｃ２２アルキル基であるか
、又は Ｐ−２はＲ１と同じであって、Ｒ３＝＝８４＝Ｃ１８ア
ルキル基であるか又はＲ３　＝　（　Ｃ１７アルキル）
アミドプロビル基セしてＲ４＝（　Ｃ１４アルキル）ア
セテート基であシ、そして （ｂｌ　Ｘ　カＣＩ−１３ＳＯ；　Ｔ：　；Ｊ＞　ルト
＠、Ｒ２はアルキル及び（又は）アルケニル基が牛脂脂
肪酸から誘導されたＣ１３　−　Ｃ２１のものであるア
ルキル及び（又は）アルケニル●アミドエチル基であり
、そしてＲ３及びＲ４はそれらが結合する窒素原子と共
に置換された４，５−ジヒドロキシイミダゾールへテロ
環、主として２−（牛脂脂肪酸から誘導されたＣ１３−
Ｃ２１アルキル基）　−　４．５−ジヒドロキシイミダ
ゾールを形成するものである）で表わされる少くとも１
種のカチオン性表面活性剤、及び（又は） （２）少くとも１個のＣＩ−Ｃｔｓ　　アルキル基をも
つ少くとも１個の第４アンモニウム基をその末端に又は
その上にグラフト化してもつ、動物タンパク質加水分解
物から選んだ、化学的に変性したポリペプチドにより構
成される少くとも１種の第４級化されたタンパク質 を含む連続水性相中に分散して成る、毛髪及び頭皮の処
理のための化粧用又は薬理学的組或物に関する。

この水和した脂質薄膜相がベシクルを形成するとき、ニ
オソームと呼ばれる。本発明組戒物中に含１れるニオソ
ームは平均直径０．０１〜５μ好１しくは０．１〜０．
３５μを持つ。

ニオソームそれ自体は知られている。それ自体及びその
製法は、ＰＲ　−　Ａ　−　２３１５　９９１，　Ｕ．
Ｓ．　４，７７２，４７１及びＷ　Ｏ　−　８８／０６
Ｂ８１に記載されている。これは内部の水性相を１個又
はそれ以上の同心の脂質層で分離するように構成した小
球体又はペシクルである。ニオソームの場合、小球体又
はベシクルの製造のために用いられる脂質は公知の方注
では、１個又は数１固の長鎖炭化水素を１分子に持つ、
合成又は天然の非イオン性両親媒性物質である。

本発明によれば、水不溶性の、水和された脂質薄膜相を
構成する非イオン性両親媒性脂質は、有利には、次式ｆ
ＩＩｌ及び＠）で表わされるポリグリセロールの線状又
は分枝状エーテル又はエステルから選ばれる。

式中、ｎは２〜６の間の統計学的平均値であり、Ｒ５は （１）脂肪族鎖Ｒ，６又は基Ｒｉ’６ＣＯ　（ここでＲ
６はＣ１２−Ｃ１８線状又は分枝状脂肪族基であり、Ｒ
／６はＣ１ｌ−　Ｃｌ′Ａ線状又は分枝状脂肪族基であ
る）であるか又は （２）式 Ｒ７０ＣＨ２　−　ＣＩ｛　− １ Ｒ８ （ここでＲ７　及びＲ８　はＲ６　又はＲ′６　　と同
じ意味をもち、互いに同一でちっても異なっていてもよ
い）で表わされる基 である。

この水和された脂質薄膜相を構成するこれら非イオン性
脂質化合物は、望筐しくは、少くともｌ種の安定化添加
剤と公知の方法で組合せ１、水和された脂質薄膜相の脂
質層の表面電荷又は透過性を変化させる。本発明に従え
ば、安定化添加剤は特にはステロールたとえばコレステ
ロールやβシトステロール、ア／ル基中に炭素原子１４
　−　２２個を持つアシルグルメートのモノナトリウム
又はジナトリウム塩たとえばステアロイルグルタメート
のモノナトリウム塩、ココイルグルタメート、ステアロ
イルグルタメート又はコブラ及び牛脂から誘導されたア
シル基の混合物のジナトリウム塩、及びＣ１２−Ｃ１６
脂肪アルコールのリン酸エステルから或る群から選ばれ
る。

非イオン性両親媒性脂質が上記のｆＩＩｌ又は＠）にト
いてＲ５が凡６又はＦｔ｛６ＣＯ　であり、Ｒ６及びＲ
６が上記した意味である化合物であるとき、この非イオ
ン性両親媒性脂質はステロール、望ましくはコレステロ
ールとアニオン性添加剤との両者と組合わせる。

アニオン性安定剤は、水和された脂質薄膜相を構成する
非イオン性両親媒性脂質の重量に対して１２重量肇を超
えない量で、非イオン性両親媒性脂質と組合わせる。ス
テロールそして主にコレステロールに関して、この割合
は１００多重量多以下であるべきである。

本発明によれば、水和された脂質薄膜相は、化粧品学的
に又は薬理学的に活性な物質の存在下で又は不存在下で
、水を含む。代表的な活性物質はたとえば、抜毛防止剤
、発毛促進剤、レチノイド及び関連化合物、抗炎症剤、
抗菌剤、抗脂漏剤、日光しゃ断剤及び同様な製品である
。

本発明組成物の連続水性相中に含ｌれるカチオン性表面
活性剤は有利には次の群から選ばれる。

（ａｌテ｝ラアルキルアンモニウムノ・ライド、たとえ
ばベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステア
リルジメチルアンモニウムクロリド及びトリメチルセチ
ルアンモニウムクロリド、ｉｂｌ式 ＣＨａ　　　　　　　　　　　　　（ＩＶ）で表わされ
るステアリルアミドプ口ピルジメチル（ミリスチルアセ
テート）アンモニウムクロリドたとえばバンダイク社か
ら商品名″ＣＥＲＡＰｆ｛ＹＬ　７　０　”として市販
されている製品、及び （Ｃ）式 （式中、Ｒ９は牛脂脂肪酸、たとえばリウオ社から商品
名”Ｒｈ’ＷＯＱＵｋＴ　Ｗ７　５　０　０　”として
市販されている製品、から誘導されるＣｌ３−　Ｃ２１
アルケニル及び（又は）アルキル基の混合物である）で
表わされる第４アンモニウム塩。

本発明組成物の連続水性相中に含１れる第４級化された
タンパク質は有利には次の群から選ばれる。

（ａｌ少くとも１個のＣＩ−　Ｃ＋ｓアルキル基をもつ
第・１アンモニウム基をポリペプチド鎖上にもつ、ある
種のタンパク質加水分解物、特にはポリベプチド鎖の平
均分子量が１２　，　０００程度である、クローダ社か
ら商品名”ＣＩ｛ＯＴＥＩＮＱ　”として市販されてい
る動物タンパク質加水分解物、 ｛ｂ｝トリメチルペンジルアンモニウム基をもつ動物タ
ンパク質加水分解物［　Ｔｈｅ　Ｃｏｓｍｅｔｉｃ　Ｔ
ｏｉｌｅｔｒｙａｎｄ　Ｆｒａｇｒａｎｃｅ　Ａｓｓｏ
ｃｉａｔｉｏｎ　Ｉｎｃ．発行のＣＴＦＡ化粧品辞典第
３版１９８２年（以下、ＣＴＦＡ辞典と略称）にお・い
てペンジルトリモニウム加水分解動物タンパク質と呼ば
れている〕たとえばクローダ社から商品名”ＣＲＯＴＥ
ＩＮ　ＢＴＡ”として市販されているもの、ｔｅｌ　｝
　ＩＪエチルアンモニウム基をもつコラーケン加水分解
物、これはＣＴＦＡ辞典で・トリエンニウム加水分解コ
ラーゲンエトサルフエートと呼ばれ、たとえばメイプル
ック社から商品名”ＱＵＡＴ−ＰＦ？ＯＥ″′として市
販されている、 （ｄ）トリメチルアンモニウム基及びトリメチルステア
リルアンモニウム基をもつコラーゲ／加水分解物、これ
はＣＴＦＡ辞典でステアルトリモニウム加水分解コラー
ゲンと呼ばれ、たとえばメイブルツク社から商品名“Ｑ
’ＪＡＴＰＲＯ　Ｓ”　　として市販されている、及び ｔｅｌコカミドプロビルジメチルアミンを加水分解した
動物タンパク質上に縮合させて得られる第４級化された
タンパク質、これはＣＴＦＡ辞典補遺でコカミドプロビ
ルジモニウムヒドロキシプロピルアミノ加水分解動物タ
ンパク質と呼ばれ、たとえばイノレックス社から商品名
“ＬＥＫＥＩＮ　ＱＸ　３０００”として市販されてい
る。

本発明組成物は好オしくは、少くとも１種のカチオン性
表面活性剤及び少くとも１種の第４級化されたタンパク
質の両者を含むことができる。このときカチオン性表面
活性剤は好ましくは式山に釦いてＲｌ，Ｒ，２及びＲ３
がｃ．　−　Ｃ．ｉアルキル基であり、Ｒ４がＣ２０　
−　Ｃ２２アルキル基であるテトラアルキルアンモニウ
ムクロリドであり、そして第４級化されたタンパク質ぱ
好１しくはＣ１　−　Ｃ１ｓアルキル基をもつ第４アン
モニウム基をもつ動物タンパク質加水分解物である。

分散液の連続水性相中に、カチオン性表面活性剤及び（
又は）第４級化されたタンパク質の他に、場合により少
くとも１種の公知の添加剤たとえば、保存剤、安定剤、
染料、香料、軟化剤、好１しくはボリオールたとえばグ
リセリンから選んだ湿潤剤及び濃厚化剤たとえば脂肪ア
ルコールオキシェチレン化物を含んでいても、又いｉく
てもよい。

本発明組成物に３いて、その全重量に対してカチオン性
表面活性剤０．０５　−　１０重量φ好１しくは０．１
　−　６重量優を含むことができ、またその全重量に対
して第４級化されたタンパク質０．０５−　３重量多好
１しくは０．０５−　０．５重量多を含むことができ、
薄膜相を構成する非イオン性両親媒性脂質を０．１〜２
０重量僑、好ましくは１〜１０重量多、とくには３−１
０重量多を含むことができる。

非イオン性両親媒性脂質に対して相対的に多量のカチオ
ン性表面活性剤を使う場合は、カチオン性剤の選択は無
関係のものではなく、ベシクルを破壊しないようにすべ
きであることはよく理解すべきである。

本発明組成物は一般に２つの戊分四とｔＢｌとを混合す
ることにより製造される。成分内は水和された脂質薄膜
相を連続水性相中に含む。成分ｔＢｌは、水性相中にカ
チオン性表面活性剤及び（又は）第４級化されたタンパ
ク質を含む。各成分はさらに種種の添加剤を含むことが
できる。各或分ｖ　ｔＢ＋は組成物の全重量の４０　−
　６０重量係であることが好捷しく、有利には混合する
２つの成分は実質的に同じ重量を持つ。

戒分内は従来の方法とくにはフランス特許第２３１５９
９１号に記載された方法に従って製造される。

最初の段階で、非イオン性両親媒性脂質は、形威すべき
水和された脂質薄膜相の脂質層の透過ｆｔ又は電荷の調
整のために場合により添ノノ１１剤と混合した形で、水
と接触させる。第２段階で、得られた水利脂質薄膜相に
水性分散相を加える。

第３段階で、混合物を激しくかき１ぜてペシクルを辱る
。成分ＬＢＩを製造し、これを戒分囚に完全な均質化が
達或させる咬でかき１ぜながら加える。

本発明組成物は好１しくはリンス用製品の形で、シャン
プーの前とくには後に、毛髪を染色する又は漂白する前
と〈には後に、筐た毛髪のパーマネントウエーブ処理又
はストレート化処理の前とくには後に、適用する。別に
ノンリンス用製品の形でたとえば毛髪をセット又はブラ
ッシングする前に適用することもできる。

本発明組成物により毛髪及び（又は）頭皮を処理するに
あたり、その有効量を適用する。組成物がリンス用のも
のであるとき、洗い流す前に１〜１５分間基質との接触
を続けることができる。頭部に適用する組或物の適量は
一般に、リンス用製品の場合に釦いて２０〜４０２程度
、ノンリンス用製品の場合は５〜１０２程度である。

以下本発明をその実施例についてさらに詳細に説明する
。

例ｌ 最初の段階として、ペシクルから或る或分（Ａ）を８０
℃で、以下の式を持つ非イオン性脂質６２とコレステロ
ール１．６２の混合物を穏やかにかき混ぜて溶解するこ
とにより、調製する。

る。この混合物をかき１ぜ、そしてこれに再び２０℃の
水２．３１を加える。

第２段階として、成分（Ｂ）を次の調剤Ｂ１及びＢ２を
混合することにより調製する。

調剤Ｂ１ ルコール オクチルドデカノール ０．４　　２ 調剤Ｂ２ グリセリン ０，４　　２ （式中、下は統計学的平均値６を意味する）得られた溶
解混合物を９０℃に熱したそして保存剤を含む水１６２
中に導入する。この混合物を約５分間かき１ぜる。２０
゜Ｃの水２４？を得られた相に加え〔クローダ社の商品
名“ＣＲＯＴＥＩＮＱ″の市販品〕保存剤と十分な量の
水　　　　　　　　　　　　　４０　　　ｆ調剤Ｂ１と
Ｂ２の混合は混合物が完全に冷える１でかき１ぜを続け
ることにより行う。

第３段階として、成分Ａと成分Ｂとを混合する。

この混合物が完全に均質化する筐でかき筐ぜる。

この組成物を、洗い乾かした毛髪および頭皮に約２５７
の割合で適用する。１０分間接触させた後、毛髪を水で
洗う。頭皮へのさわやかな適用感が認められる。乾燥後
に、毛髪はシースで覆われ、軽やかで量感のあるスタイ
ルとなることが解る。毛髪は１た末端１で容易にくしけ
ずることができ、輝き、柔らかく、しなやかな状態に仕
上がる。

例　　２ 毛髪リンス用クリームを、例１に記載した技術に従って
調製する。成分Ａを８０゜Ｃで、以下の式を持つ非イオ
ン性脂質３．８２と、 （ここでｎは統計学的平均値３を表わす）コレステロー
ル３．８２と、以下の式を持っグルタミン酸モノナトリ
ウム塩０．４２と ＨＯＯＣ　−　ＣＨ２−ＣＨｚ−ＣＨ−ＣＯＯＮａ開−
ＣＯＲＩ２ （ココテＲ１２は味の素社から”　Ａｃｙｌｇｌｕｔａ
ｍａｔｅ　ＨＳ１１″の商品名で市販されている牛脂脂
肪酸から誘導された、炭素原子１３　−　２１個を持つ
、水素化されたアルケニル基及び（又は）アルキル基の
混合物である） の混合物を穏やかにかき１ぜて調製する。

得られた溶解混合物に保存剤を含む９０℃に熱した水を
加え、この混合物を数分間かき１ぜる。こうして得られ
た相に、かき１ぜながら、総重量を５０２とするのに充
分な量の冷水を加える。

こうして調製した成分（Ａ）に、例１に記載した成分（
Ｂ）を導入し、混合物は均質化する塘でかき１ぜる。

このクリームを予め洗い乾かした頭皮釦よび頭髪に適用
すると、例１と同様な効果が得られる。

例　　３ 例１の工程を、ただし成分向に訃いて次の調剤Ｂ２を使
って、繰返す。

グリセリン ０．４　２ 保存剤と十分量の水　　　　　　　　　４３２このクリ
ームを予め洗い乾かした毛髪および頭皮に適用すると、
例１と同様の効果が得られる。

例　　４ 或分（Ｂ）にお・いて、次の調剤Ｂ２を使って、例１の
工程を繰返す。

グリセリン　　　　　　　　　　　　０．４２ジステア
リルジメチルアンモニウムクロリド　　　　６２保存剤
と十分量の水　　　　　　　　　３８７このクリームを
予め洗い乾かした頭皮お・よび毛髪に適用すると、例１
と同様の効果が得られる。

例　　５ 成分（Ｂ）において、次の調剤Ｂ２を使って、例１の工
程を繰返す。

グリセリン　　　　　　　　　　　　０．４　ｆ保存剤
と十分量の水　　　　　　　　４０　ｆこのクリームを
予め洗い乾かした頭皮釦よび毛髪に適用すると、例１と
同様の効果が得られる。

例　　６ 毛髪リンス用クリームを、例１に記載した技術に従って
調製する。

成分内を以下の式を持つ非イオン性両親媒性脂質３．８
２と、 Ｃ　！　５Ｈ３　１　−ＣＯ−｛−ＯＣＨｚ−ＣＨＯＨ
−ＣＨ２★Ｏｆ−Ｉコレステロール３．８２と、グルタ
ミン酸モノナトリウム塩０．４７と ＨＯＯＣ−Ｑ｛２　−ＣＨ２　−ＣＨ　−　ＣＯＯＮａ
Ｎｌ｛−ＣＯＲ＋　２ （ココでＲ１２は味の素社から”　Ａｃｙｌｇｌｕｔａ
ｍａｔｅＨＳ　１１”の商品名で市販されている牛脂脂
肪酸から誘導された、炭素原子１３　−　２１個を持つ
、水素化されたアルケニル基及び（又は）アルキル基の
混合物である） の混合物を８０℃で穏やかにかき１ぜて調製する。

得られた溶解混合物に、保存剤を含む９０゜Ｃに加熱し
た水を加え、その混合物を数分間かきまぜる。

このようにして得られた相に全量を５ｏｙとするために
十分な量の冷水をかき１ぜながら加える。

こうして調製した成分（Ａ）に、例１に記載した夜分（
Ｂ）を導入し、この混合物を均質化する１でかき渣ぜる
。

このクリームを予め洗い乾燥した毛髪釦よび頭皮に適用
すると、例１と同様の効果が得られる。

例　　７ ψ１１２にお・いて式で示したグルタミン酸モノナトリ
ウム塩０．４２の代りにジヘキサデシルりん酸ナトリウ
ム０．４２を使って、例２の工程を繰返す。

得られるクリームぱ例２と同様の効果を頭髪にもたらす
。

例　　８ 例１の組或物にかいて、脂質とコレステロールとの溶解
混合物に、１〜ヒドロキシ−４−メチル（　２，４．４
　−　トリメチル）−６−ペンチルーＩＨ−２−ピリド
ンのエタノールアミン塩（ヘキスト社から商品名”　Ｏ
ＣＴＯＰＩＲＯＸ″として市販されている）　０．５　
？を導入して、抗フヶクリームを調製する。

２週毎３カ月間の適用の後、フケの数の減少が認められ
る。毛髪への化粧的効果は、例１と同じである。

例　　９ 例１の組成物にトいて、脂質とコレステロールとの溶解
混合物に、ドラゴコ社から“ＤＲＡ（３０ＳＡＮＴＯＬ
　”の商品名で市販されているテルベン誘導剤（　ＢＩ
ＳＡＢＯＬＯＬ　）　０．５　ｒを導入して、毛髪用ク
リームを調製する。

このクリームを適用すると、特にパーマネントウエーブ
処理、直毛化処理又は漂白処理の後に、使用者は頭皮に
安らぎ感を覚える。

乾燥後、毛髪はシースで覆われ、その髪型は軽やかで量
感を持つ。その毛髪は末端捷で容易にくしけずることが
でき、輝き、柔らかく、しなやかな状態に仕上がる。

例　　１０ 例１の組成物に釦いて、９０℃に加熱したそして保存剤
を含む水１６　Ｆに、味の素社から”　ＰＲ，ＯＩＷ１
００　”の商品名で市販されている水利剤３人して、毛
髪用クリームを調製する。

適用時に頭皮への水利対来が得られる，渣た例１と同じ
効果も１た得られる。

２を導

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、水和された脂質薄膜相を形成することのできる、水
   不溶性の、場合により安定剤と組合わせた、非イオン性
   両親媒性脂質を、 （１）式 ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） 〔式中、Ｘは塩素又はＣＨ＿３ＳＯ＿４＾−であり、Ｒ
   ＿１はＣ＿１−Ｃ＿４アルキル基であり、 （ａ）Ｘが塩素であるとき、 Ｒ＿２とＲ＿３とは、Ｒ＿１と同一の又は異なる、そし
   て互いに同一の又は異なる、Ｃ＿１−Ｃ＿４アルキル基
   であつて、そしてＲ＿４はＣ＿１＿６−Ｃ＿２＿２アル
   キル基であるか、又は Ｒ＿２はＲ＿１と同じであつて、Ｒ＿３＝Ｒ＿４＝Ｃ＿
   １＿８アルキル基であるか又はＲ＿３＝（Ｃ＿１＿７ア
   ルキル）アミドプロピル基そしてＲ＿４＝（Ｃ＿１＿４
   アルキル）アセテート基であり、そして （ｂ）ＸがＣＨ＿３ＳＯ＿４＾−であるとき、Ｒ＿２は
   アルキル及び（又は）アルケニル基が牛脂脂肪酸から誘
   導されたＣ＿１＿３−Ｃ＿２＿１のものであるアルキル
   及び（又は）アルケニル・アミドエチル基であり、そし
   てＲ＿３及びＲ＿４はそれらが結合する窒素原子と共に
   ２−位置で置換された４，５−ジヒドロキシイミダゾー
   ル環を形成するものである〕 で表わされる少くとも１種のカチオン性表面活性剤、及
   び（又は） （２）少くとも１個のＣ＿１−Ｃ＿１＿８アルキル鎖を
   もつ少くとも１個の第４アンモニウム基をその末端に又
   はその上にグラフト化してもつ、動物タンパク質加水分
   解物から選んだ、化学的に変性したポリペプチドにより
   構成される少くとも１種の第４級化されたタンパク質 を含む連続水性相中に分散して成る、毛髪及び頭皮の処
   理のための化粧用又は薬理学的組成物。 ２、水和された脂質薄膜相がベシクルの形で存在する前
   項１に記載の組成物。 ３、ベシクルの平均直径が０．０１〜５μである前項２
   に記載の組成物。 ４、ベシクルの平均直径が０．１〜０．３５μである前
   項２に記載の組成物。 ５、非イオン性両親媒性脂質として、次式（II）及び（
   III）で表わされるポリグリセロールの線状又は分枝状
   エーテル及びエステルから成る群から選んだものを含む
   、 ▲数式、化学式、表等があります▼（II） ▲数式、化学式、表等があります▼（III） 〔式中、＠ｎ＠は２〜６の間の統計学的平均値であり、
   Ｒ＿５は （１）脂肪族鎖Ｒ＿６又は基Ｒ′＿６ＣＯ（ここでＲ＿
   ６はＣ＿１＿２−Ｃ＿１＿８線状又は分枝状脂肪族基で
   あり、Ｒ＿６′はＣ＿１＿１−Ｃ＿１＿７線状又は分枝
   状脂肪族基である）であるか、又は（２）式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （ここでＲ＿７及びＲ＿８はＲ＿６又はＲ′＿６と同じ
   意味をもち、互いに同一であつても異なつていてもよい
   ）で表わされる基である〕 前項１に記載の組成物。 ６、水和された脂質薄膜相を構成する非イオン性両親媒
   性脂質として、スチロール、アシル基部分に炭素原子１
   ４−２２個をもつアシルグルタメートのモノ又はジナト
   リウム塩及びＣ＿１＿２−Ｃ＿１＿８脂肪族アルコール
   のりん酸エステルから選んだ安定剤少くとも１種と組合
   わせたものを含む、前項１に記載の組成物。 ７、水和された脂質薄膜相を構成する非イオン性両親媒
   性脂質として、少くとも１種のアニオン性安定剤を多く
   て１２重量％及び（又は）少くとも１種のスチロールを
   多くて１００重量％〔ここで両重量％は非イオン性両親
   媒性脂質の重量に対するものである〕と組合わせたもの
   を含む、前項１に記載の組成物。 ８、水和された脂質薄膜相を構成する非イオン性両親媒
   性脂質として、式（II）又は（III）においてＲ＿５が
   脂肪族鎖Ｒ＿６又は基Ｒ′＿６ＣＯ（ここでＲ＿６及び
   Ｒ′＿６は前項５に記載の意味をもつ）でありそして非
   イオン性両親媒性脂質をスチロール及びアニオン性安定
   剤の両者と組合わせたものを含む、前項５に記載の組成
   物。 ９、水和された脂質薄膜相として、化粧品学的に又は薬
   理学的に活性な物質の存在下で又は不存在下で水を含む
   ものを含む、前項１に記載の組成物。 １０、活性物質として、抜毛防止剤、発毛促進剤、レチ
   ノイド又は関連化合物、抗炎症剤、抗菌剤、抗脂漏剤又
   は日光しや断剤を含む、前項９に記載の組成物。 １１、連続水性相中に含まれるカチオン性表面活性剤と
   して、 （ａ）テトラアルキルアンモニウムハライド、（ｂ）式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるステアリルアミドプロピルジメチル（ミリ
   スチルアセテート）アンモニウムクロリド、（ｃ）式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中、Ｒ＿９は牛脂脂肪酸から誘導されるＣ＿１＿３
   −Ｃ＿２＿１アルケニル及び（又は）アルキル基の混合
   物である） で表わされる第４アンモニウム塩 から成る群から選んだものを含む、前項１に記載の組成
   物。 １２、第４級化されたタンパク質として、 （ａ）少くとも１個のＣ＿１−Ｃ＿１＿８アルキル基を
   もつ第４アンモニウム基をポリペプチド鎖上にもつ、動
   物タンパク質加水分解物、 （ｂ）トリメチルベンジルアンモニウム基をもつ動物タ
   ンパク質加水分解物、 （ｃ）トリエチルアンモニウム基をもつコラーゲン加水
   分解物、（ｄ）トリエチルアンモニウム基及びトリメチ
   ルステアリルアンモニウム基をもつコラーゲン加水分解
   物、及び （ｅ）コカミドプロピルジメチルアミンを加水分解した
   動物タンパク質上に縮合させて得られる第４級化された
   タンパク質 から成る群から選んだものを含む、前項１に記載の組成
   物。 １３、少くとも１種のカチオン性表面活性剤及び少くと
   も１種の第４級化されたタンパク質の両者を含む、前項
   １に記載の組成物。 １４、カチオン性表面活性剤としてベヘニルトリメチル
   アンモニウムクロリドを含みそして第４級化されたタン
   パク質として、少くとも１個のＣ＿１−Ｃ＿１＿８アル
   キル基をもつ第４アンモニウム基を平均分子量約１２，
   ０００のポリペプチド鎖上にもつ動物タンパク質加水分
   解物を含む、前項１３に記載の組成物。 １５、連続相中に、保存剤、安定剤、染料、湿潤剤、軟
   化剤、香料及び濃厚化剤から成る群から選んだ少くとも
   １種の添加剤を含む、前項１に記載の組成物。 １６、組成物全重量に対して少くとも１種のカチオン性
   表面活性剤０．０５−１０重量％を含む、前項１に記載
   の組成物。 １７、組成物全重量に対して少くとも１種のカチオン性
   表面活性剤０．１−６重量％を含む、前項１に記載の組
   成物。 １８、組成物全重量に対して少くとも１種の第４級化さ
   れたタンパク質０．０５−３重量％を含む、前項１に記
   載の組成物。 １９、組成物全重量に対して少くとも１種の第４級化さ
   れたタンパク質０．０５−０．５重量％を含む、前項１
   に記載の組成物。 ２０、前項１に記載の組成物２０−４０ｇを毛髪及び頭
   皮に適用し、組成物と毛髪及び頭皮との接触を１−１５
   分間保ち、そして水で毛髪及び頭皮を洗うことから成る
   、毛髪及び頭皮の処理方法。 ２１、前項１に記載の組成物５−１０ｇを毛髪及び頭皮
   に適用する毛髪及び頭皮の処理方法。