JPH03145030A - ガス放電型表示パネルの製造方法 - Google Patents

ガス放電型表示パネルの製造方法

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JPH03145030A
JPH03145030A JP1284615A JP28461589A JPH03145030A JP H03145030 A JPH03145030 A JP H03145030A JP 1284615 A JP1284615 A JP 1284615A JP 28461589 A JP28461589 A JP 28461589A JP H03145030 A JPH03145030 A JP H03145030A
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Yoshitaka Terao
芳孝 寺尾
Ichiro Koiwa
一郎 小岩
Kozo Fujii
藤井 浩三
Masao Ikehata
池端 昌夫
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス放電型表示パネルの製造方法に関し、詳
細には、その陰極の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のガス放電型表示パネルは2枚の基板間に放電空間
を有し、この放電空間内で対向する電極間にプラズマ放
電を生じさせて表示を行っている。
そして、陰極電極は、N1を主成分とした材料により構
成されている。
しかし、放電発光時の陰極電極に対するスパッタリング
により!極材料が前面ガラスに付着したり、また、電極
材料自体が劣化したりするのを防止するため、放電空間
内に水銀(Hg)を封入しスパッタリングを防ぐ対策が
取られている。この場合、Hgは放電空間内に均一に拡
散させなければならないが、均一な拡散は困難であり、
加えて、)(gによる環境汚染の問題があった。このた
め、融点は約2300℃と高く、物理的・化学的に安定
な化合物であり、耐スパツタリング性能に優れた六ホウ
化ランタン(L a B e )を陰極電極として、用
いる提案が、特開昭60−221928号公報に開示さ
れている。
この提案は、ガラス基板上に導電ペーストを塗布し仮乾
燥し、その上にL a B e層を形成し、焼成〈高電
流ガス放電を含む)してL a B e陰極を形成する
ものである。そして、この製法はガラスバインダーを用
いずにL a B e陰極を形成し、酸化鉛を含む低融
点ガラスをガラスバインダーとした場合に酸化鉛の還元
により生じる金属鉛のスパッタによる悪影響がなくして
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の方法によるL a B e陰
極は、ガラスバインダーを含まないので、表面近くでL
 a B e粒子の固定されていない部分が生じ、この
ような部分が欠けた場合には陰極上において放電に寄与
しない部分が生じ、これによる放電の集中化が陰極の劣
化を早めるという問題があった。
そこで、本発明は上記した従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、Hgを
封入しなくても放電の集中化を防ぐことができる長寿命
で信頼性の高いガス放電表示パネルの製造方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るガス放電型表示パネルの製造方法は、導電
性材料よりなる下地陰極層を備えた絶縁基板上に、上記
下地陰極層を覆うようにL a B e粒子と、焼成に
より金属酸化物となる溶液と、ビークルとを含有するペ
ーストを塗布する工程と、これを乾燥する工程と、これ
を焼成する工程とを有することを特徴としている。
〔作 用〕
本発明においては、下1地陰f!層を備えた絶縁基板上
に、L a B e粒子と、例えば、金属アルコキシド
や有ti酸金属塩等のような焼成により金属酸化物とな
る溶液と、ビークルとを混合してなるペーストを、絶縁
基板上の下地陰極層を覆うように印刷し、これを乾燥、
焼成することにより上地陰極層を形成している。このよ
うに、本発明においては、焼成により金属酸化物となり
バインダーとして機能する溶液を含む溶液を用いること
により、従来、バインダーとして用いられていた低融点
ガラスを不要とし、低融点ガラスに含まれる鉛による悪
影響をなくしている。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第2図は本発明に係る製造方法により製造されたガス放
電型表示パネルの構造の一例を示す斜視図である。
同図に示されるように、本実施例により製造された表示
パネルは、複数本の陰極電極2と隔壁3とを有する背面
ガラス1と、複数本の陽@電極5を有する前面ガラス4
とを対向配置させ、隔壁3により区分される放電セルに
おいて陰it極2と陽極電極5とを対向させて構成され
ている。そして、放電セルには、NeにArを混合した
放電ガスが封入されている。
第1図(a)、(b)は第2図の陰極部分を示すもので
あり、同図(a)は第2図のI−I線断面図、同図(b
)は同図(a)のA部拡大図である。
第1図(a)、(b)に基づき本実施例の陰極電極2の
製造方法について説明する。
先ず、背面ガラス1上に導電性ペースト2aを所望のパ
ターンで厚膜印刷する。ここでは、導電性ペーストとし
て厚ryANiペースト (ESL(E Iectro
−3c 1ence−Laborator 1es)社
製、商品番号:2554)を用い、膜厚を15〜20μ
m程度とした。
その後、150℃で約1時間乾燥させ、530℃のピー
ク保持を10分間含んだ焼成をして下地陰極2aを形成
する。
次に、上記下地陰極2a上に厚膜ペーストを塗布する。
ここで、厚膜ペーストとしてはL a B e粒子をボ
ールミルにより粉砕し、粒径を1〜3μm程度にそろえ
、これに粘度調整用のビークル(ESL社製、商品番号
:405)を加え、さらに焼成によりL a B e粒
子のバインダとして機能する金属酸化物となる金属アル
コキシド溶液を加え混合したペーストを用いた。
本実施例においては、L a B s粒子25gに対し
ビークル<ESL社製、商品番号: 405)10g、
アルミニウムートリー1プロポキシドを10%含有する
イソプロパツール溶液1g及びジメトキシバリウム、ジ
メトキシストロンチウムを各々3%含有するメタノール
溶液1gとした。
上記ペーストを印刷した後、空気中で400″C程度に
加熱することにより、ビークルは燃焼し、金属アルコキ
シドはそれぞれの金属酸化物になり、L a B e粒
子は金属酸化物に固定され、118N!が形成されるや これにより金属アルコキシドはA I 20 a及びB
aO−8rOとなり、L a B e等の金属粒子を固
定するバインダーとして機能する。
上記製造工程によれば、陰極を化学的に安定で、耐熱温
度の非常に高い <2000℃程度)A I 203等
の金属酸化物をバインダーとすることができるので、従
来のようにガラスバインダーを用いる必要がなく、ガラ
スバインダーを含んだ場合のように鉛スパッタによる悪
影響はない、また、バインダーを含まない場合のように
L a B s粒子がはがれ落ちることもなく、放電の
集中の問題がなく、よって、寿命特性の向上を図ること
ができる。
また、BaO−8rOはL a B eよりもさらに仕
事関数が低いので(L a B eは約2.7eV、B
aO−8rOは約1.5eV)、 BaO−8rOを含
有させることにより放電開始電圧を低くすることができ
る。
尚、本実施例においては、アルミニウムートリー1グロ
ポキシドを10%含有するイソプロパツール溶液を1g
1ジメトキシバリウム、ジメトキシストロンチウムを各
々3%含有するメタノール溶液1を含有した場合につい
て説明したが、本発明はこれには限定されず、イソプロ
パツール溶液は0.5〜5.0gの範囲であればよい。
また、ジメトキシストロンチウムを各々3%含有するメ
タノール溶液についても0.5〜5゜Ogの範囲内であ
ればよい、但し、ペーストに適度の粘性をもたせるため
にはイソプロパツール溶液とジメトキシストロンチウム
を各々3%含有するメタノール溶液の合計が0.5〜5
.0gの範囲内であることが好ましい。
また、上記実施例においては、L a B eのバイン
ダーとして金属アルコキシドを用いた場合について説明
したが、本発明はこれには限定されず、焼成により金属
酸化物となる他の溶液、例えば、オクチル酸バリウムB
 a (C7H1sc 00 ) 2等の有I!酸金属
塩をメタノールに溶解させたものをペーストとして用い
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明により基板上の下地電極上
に上地電極を形成すれば、L a B e粒子を金属酸
化物で固定できるので、放電の集中化を防ぐことができ
、表示パネルの信頼性を向上させることができる。また
、L a B e粒子は金属酸化物で固定されており、
従来のようにガラスバインダーを用いなくてもよいので
、鉛スパッタによる悪影響はなく、表示パネルの長寿命
化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係る製造方法により製
造された陰極部分を示す断面図とそのA部拡大図、 第2図は本実施例により製造されたガス放電型表示パネ
ルの構造の一例を示す斜視図である。 1・・・背面ガラス 2・・・陰極 2a・・・下地陰極 2b・・・上地陰極 3・・・隔壁 4・・・前面基板 5・・・陽極電極 6・・・L a B s粒子 7・・・金属酸化物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 導電性材料よりなる下地陰極層を備えた絶縁基板上に、
    上記下地陰極層を覆うようにLaB_6粒子と、焼成に
    より金属酸化物となる溶液と、ビークルとを含有するペ
    ーストを塗布する工程と、これを乾燥する工程と、 これを焼成する工程と を有することを特徴とするガス放電型表示パネルの製造
    方法。
JP1284615A 1989-10-30 1989-10-30 ガス放電型表示パネルの製造方法 Expired - Fee Related JPH071673B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644910A (ja) * 1992-05-28 1994-02-18 Noritake Co Ltd プラズマディスプレイパネル
JPH07312166A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Okaya Electric Ind Co Ltd 表示放電管用冷陰極の製造方法
EP2194557A3 (en) * 2008-12-02 2010-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and display panel including the same

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EP2194557A3 (en) * 2008-12-02 2010-11-10 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and display panel including the same
US8344607B2 (en) 2008-12-02 2013-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and display panel including the same

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