JPH03176945A - ガス放電型表示パネル - Google Patents

ガス放電型表示パネル

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Publication number
JPH03176945A
JPH03176945A JP1331544A JP33154489A JPH03176945A JP H03176945 A JPH03176945 A JP H03176945A JP 1331544 A JP1331544 A JP 1331544A JP 33154489 A JP33154489 A JP 33154489A JP H03176945 A JPH03176945 A JP H03176945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
discharge
electrodes
display panel
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP1331544A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Koiwa
一郎 小岩
Yoshitaka Terao
芳孝 寺尾
Hideo Sawai
澤井 秀夫
Naoyuki Shiozawa
直行 塩沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス放電型表示パネルに関し、詳細には、そ
のカソード電極に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のガス放電型表示パネルとしては特公昭6
3−62858号公報に記載のものかある。この表示パ
ネルは、2枚の基板間に放電空間を有し、この放電空間
内で対向する電極間にプラスマ放電を生じさせて表示す
るものである。そして、カソード電極の材料としては、
Niを主成分とした材料が用いられている。
また、カソード電極の材料として耐スパツタ性に優れた
六ホウ化ランタン(L a B 6)を用いる研究がプ
レビジョン学会技術報告、昭和63年11月24日発表
、デイクシ−株式会社、淡路則之他著、「印刷法L a
 B e陰極を用いたDCプラズマデイスプレィ」、4
3〜48頁に記載されている。第2図はこの報告による
カソード電極部分のa造を示す断面図である。同図に示
されるように、この従来例では、基板11上にNi電i
#l12を有し、この上にT−aBeからなる材料粒子
と、ビークルと、バインダーとしての低融点ガラスとを
混合して得られたペーストをスクリーン印刷し、これを
乾燥し、500〜600’Cで焼結して被膜13を形成
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記いずれの従来例においても、放電に
際してのイオン衝撃によりカソード電極が劣化すること
を防ぐために、イオン衝撃に対して緩衝作用を持つ水銀
を放電空間内に封入することが不可欠であった。そして
、この水銀は電極面積に応じた一定以上の量が必要とな
るが、大型の表示パネルでは水銀拡散の均一化が困難で
あるため水銀量の少ない部分が生じ、このような部分の
電極劣化が製品寿命を短くしているという問題があった
そこで、本発明は上記したような従来技術の課題を解決
するためになされたものであり、その目的とするところ
は、電極劣化が生じにくく製品寿命の長いガス放電型表
示パネルを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、絶縁基板と、上記絶縁基板上に形成
されたカソード電極とを有するガス放電型表示パネルに
おいて、上記カソード電極が、金属を含む下地電極と、
この下地電極上に形成されたクロム微粉末を含む上地電
極とを有することを特徴としている。
〔作 用〕
本発明においては、カソード電極を金属(例えば、Ni
)を含む下地電極と、その上の安定でスパッタ率の低い
クロム微粉末を含む上地電極とから構成することにより
、イオンの衝撃による電極表面の劣化を生じに<<シて
いる。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第3図は本発明に係るガス放電型表示パネルの一実熊例
を示す斜視図である。同図に示されるように、本実施例
の表示パネルは、複数本のカソード電極2(例えば、5
00μm幅、1mmピッチ)と隔壁3とを有する背面カ
ラス1と、複数本のアノード電極5(例えば、150μ
m幅)を有する前面ガラス4とを対向配置させ、隔壁3
により区分される放電セルにおいてカソード電極2とア
ノード電極5とを対向(例えば、150μm間隔)させ
て構成されている。そして、放電セルには、NeにAr
 (0,3%〉を混合した放電ガスを300Torr封
入する。尚、2aはカソード電極2に接続される接続端
子である。
第1図(a)、(b)は第3図のカソード電極部分を示
すものであり、同図(a)は第3図の■■線断面図、同
図(b)は第3図の■−■線断面図である。
第1図に基づき本実施例のカソード電極2について説明
すると、このカソード電極2はNiを含む下地電極6と
、この下地電極6を覆うように形成されたCr(クロム
)微粉末を材料粒子として含む上地電極7とを有してい
る。ここで、上地電極7は材料粒子としてのCr微粉末
と、ビークルと、バインダーとしての低融点ガラスとを
混合して得られたペーストをスクリーン印刷し、これを
乾燥し、焼成して形成される。尚、同図(b)において
、8は接続端子2aとカソード電極2との接続部を覆う
カソードオーバコートである。
次に、本実施例の性能を確認するための実験例について
、比較例(従来例)と対比して説明する。
比較例1 (1)比較例1については、アノード電極とカソード電
極をNi厚膜(E S L (Electro−5c 
+enceLaboratories)社製、製品番号
:#2554)で形成した。そして、制限抵抗を150
 kΩとし、300μA/セルの条件で放電をさせ、点
灯開始直後と48時間経過後の印加電圧対放電電流(1
セル当たり)特性を測定した。
また、同一の構成のものについて、放電空間にHgを封
入したもの(5μ刃のHgを250℃で2時間加熱拡散
させた)について、点灯開始直後と48時間経過後の印
加電圧対放電電流(1セル当たり)特性をも測定した。
第4図は比較例1による印加電圧対放電電流特性の測定
結果を示すグラフである。
(2)さらに、比較例1について放電の広がりの経時変
化をl−I gを封入しない場合とHgを封入した場合
とについて観測した。
第5図(a)乃至(C)は放電床がりの様子を示す説明
図であり、3は隔壁、5はアノード電極、破線で示され
る2はカソード電極の位置、斜線部分Aは放電部分を示
している。
1−I gを封入しない場合、点灯開始直後には同図(
a)のようにセル全域に放電が広がっていたが、3.5
時間経過後には同図(b)のようにアノード電極5近傍
に放電が集中し、40時間以上経過した後には同図(C
)図のようにさらに放電部分の集中か進むことが観測さ
れた。尚、40時間経過時点ではこのような集中の程度
にセル間のばらつきがあるが、さらに時間か経過すると
最終的には全てのセルについて同図(c)のような放電
部分の集中が観測された。
一方、Hgを封入した場合は、60時間経過後であって
も同図(a)のように放電がセル全体に広がっており、
放電部分の集中が生じないことが観測された。
(3)また、比較例1について放電電流の経時変化を1
−I gを封入しない場合とHgを封入した場合とにつ
いて測定した。
第6図は比較例1の放電電流の経時変化を示すグラフで
ある。同図に実線で示すように、Hgを封入しない場合
には、放電電流か時間経過とともに増加し続け、40時
間経過後には点灯直後の約1.6倍に増加していること
確認された。
一方、Hgを封入した場合は、点灯直後の5時間は放電
電流が増加するが、10時間以上経過すると放電電流が
ほとんど変化しなくなることか確認された。
実験例1 (1)実験例1については、アノード電極と、カソード
電極の下地電極をNi厚膜(ESL社製、製品番号:#
2554>で形成し、上地電極をCr厚膜(ESL社製
、製品番号:#2560)で形成した。そして、制限抵
抗を100にΩとし、500μA/セルの条件で放電さ
せ、点灯開始直後と48時間経過後の印加電圧対放電電
流(1セル当たり)特性を測定した。
また、同一の椙成のものについて、放電空間にト[gを
封入したもの(5μ刃のHgを250’Cで2時間加熱
拡散させた)について、点灯開始直後と48時間経過後
の印加電圧対放電電流(1セル当f:二り)特性をも測
定した。
第7図は実験例1による印加電圧対放電電流特性の測定
結果を示すグラフである。
(2)さらに、実験例1について放電の広がりの経時変
化を観測した。トIg封入の有無にかかわらず、第6図
(a)のように放電かセル全体に広がっており、放電部
分の集中が生じないことが観測された。
(3)また、実験例1について放電電流の経時変化を測
定した結果、Hg封入の有無にかかわらず、変化が小さ
いことが観測された。
上記実験結果より、本実方罰り]のようにCr厚膜を上
地電極とした場合〈実験例1)には、第7図から明らか
なように、Hg封入の有無による放電電流特性の変化が
小さく、Hgを封入しなくても良好な放電電流特性が得
られることが確認された。
また、第7図から、本実施例は、従来の場合(比較例1
)に比べ、Hg封入の有無にかかわらず放電電流特性の
経時変化が小さいことが確認された。
さらに、本実施例において上地型tif17に含有され
るC1−粒子は化学的に安定であり、ガスの吸蔵が少な
い性質を有するため、発光スペクI・ルの経時変化が小
さいという長所があり、また、Crは高精細の微粉末化
が容易であるため、カソード電極材料として適している
尚、本実施例については、上地電極7に低融点ガラスを
含有した場合について説明したが、この低融点ガラスが
放電によるイオン衝撃により劣化する場合が考えられる
。例えば、カラー表示用の封入ガスであるH e −X
 eを用いた場合などのように、印加電圧が高く、放電
電流が大電流になる場合である。このためCr微粉末と
ビークルにバインダーとしてのS i02系被膜形成溶
液を混合し、得られたペーストをスクリーン印刷し、こ
れを乾燥し、焼成して上地電極7を形成することもでき
る。第8図はS i O2系上地電極7を被膜とした場
合のカソード電極部分の断面図である。ここでは、オー
バーコート8を印刷し、排気管を形成した後に、第8図
に示されるように、露出している下地陰tfi!6上に
上地電極7を形成した場合を0 示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれは、Hg封入の有無
にかかわらず放電電流特性が良好になり、また、放電電
流特性や発光広がり特性の経時変化が小さい。従って、
Hgを封入しない場合であっても、カソード電極の劣化
が生じにくいので、製品寿命を長くできるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明に係るガス放電型表示パ
ネルの一実施例のカソード電極部分を示す断面図、 第2図は従来のカソード電極の構造を示す断面図、 第3図は本実施例のガス放電型表示パネルの斜視図、 第4図は比較例1による印加電圧対放電電流特性の測定
結果を示すグラフ、 第5図(a)乃至(C)は放電床がりの様子を示す説明
図、 1 第6図は比較例1の放電電流の経時変化を示すグラフ、 第7図は実験例1による印加電圧対放電電流特性の測定
結果を示すグラフ、 第8図はS i 02系被膜を有する場合のカソード電
極部分の断面図である。 1・・・背面カラス、 2・・・カソード電極、 3・・・隔壁、 4・・・前面ガラス、 5・・・アノード電極、 6・・・下地電極、 7・・・上地電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 絶縁基板と、 上記絶縁基板上に形成されたカソード電極とを有するガ
    ス放電型表示パネルにおいて、 上記カソード電極が、金属を含む下地電極と、この下地
    電極上に形成されたクロム微粉末を含む上地電極とを有
    することを特徴とするガス放電型表示パネル。
JP1331544A 1989-09-29 1989-12-21 ガス放電型表示パネル Pending JPH03176945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1331544A JPH03176945A (ja) 1989-09-29 1989-12-21 ガス放電型表示パネル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-253838 1989-09-29
JP25383889 1989-09-29
JP1331544A JPH03176945A (ja) 1989-09-29 1989-12-21 ガス放電型表示パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03176945A true JPH03176945A (ja) 1991-07-31

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ID=26541429

Family Applications (1)

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JP1331544A Pending JPH03176945A (ja) 1989-09-29 1989-12-21 ガス放電型表示パネル

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