JPH0314461B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0314461B2 JPH0314461B2 JP62157413A JP15741387A JPH0314461B2 JP H0314461 B2 JPH0314461 B2 JP H0314461B2 JP 62157413 A JP62157413 A JP 62157413A JP 15741387 A JP15741387 A JP 15741387A JP H0314461 B2 JPH0314461 B2 JP H0314461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- fluid
- inner diameter
- jet
- fluid ejection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 44
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 2
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004060 metabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 1
- 230000001225 therapeutic effect Effects 0.000 description 1
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は浴槽において使用される装置であつ
て、身体のこりの治療、健康の維持、増進に効果
を発揮する浴用超音波噴流装置に関するものであ
る。
て、身体のこりの治療、健康の維持、増進に効果
を発揮する浴用超音波噴流装置に関するものであ
る。
浴槽内に多孔質噴気盤を設置し外部から該噴気
盤に空気を強制的に送り込んで細かい気泡を浴槽
に噴出せしめた気泡で身体のこりをもみほぐすと
同時に血行を促進せしめ、健康の維持、増進に役
立たせるようにした装置は公知文献を示すまでも
なく各種市販されている。
盤に空気を強制的に送り込んで細かい気泡を浴槽
に噴出せしめた気泡で身体のこりをもみほぐすと
同時に血行を促進せしめ、健康の維持、増進に役
立たせるようにした装置は公知文献を示すまでも
なく各種市販されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の気泡発生装置においては多孔質噴気盤が
水垢、その他によつて目づまりが生じるほか、浴
槽内に該噴気盤やホース等を挿入しなければなら
ないので浴槽内におけける身体の移動に気をつか
うと同時に浴槽が狭く感じるという不都合がある
と共に装置が大型となり生産コストが高くつくな
どの問題点があつた。
水垢、その他によつて目づまりが生じるほか、浴
槽内に該噴気盤やホース等を挿入しなければなら
ないので浴槽内におけける身体の移動に気をつか
うと同時に浴槽が狭く感じるという不都合がある
と共に装置が大型となり生産コストが高くつくな
どの問題点があつた。
本発明は上記問題点を解決するために、下向き
傾斜で上方の流体流入側が大径で下方の流体噴出
側が小径の流体噴出孔と、該流体噴出孔の下流に
位置し、前記流体噴出口端部から水平方向に連通
の流体流出孔を具えてなる噴流装置において、流
体噴出孔の流体噴口端部下端に、該該流体噴出側
口端部の内径とほぼ同径の内径を有し、且つ該内
径の上端部から底までの深さを超音波帯域波長の
半波長の整数倍に相当する長さとした底付円筒の
共鳴穴を形成し、底付円筒の共鳴穴の上部開口端
面部は流体噴出孔の底面部の略延長線上に位置す
る如く斜めにカツトしたものである。
傾斜で上方の流体流入側が大径で下方の流体噴出
側が小径の流体噴出孔と、該流体噴出孔の下流に
位置し、前記流体噴出口端部から水平方向に連通
の流体流出孔を具えてなる噴流装置において、流
体噴出孔の流体噴口端部下端に、該該流体噴出側
口端部の内径とほぼ同径の内径を有し、且つ該内
径の上端部から底までの深さを超音波帯域波長の
半波長の整数倍に相当する長さとした底付円筒の
共鳴穴を形成し、底付円筒の共鳴穴の上部開口端
面部は流体噴出孔の底面部の略延長線上に位置す
る如く斜めにカツトしたものである。
流体噴出孔端部から流体が噴出すると、流体噴
出孔近傍の流体流出孔内に於いてキヤビテーシヨ
ンによる噴出騒音(ジエツトノズル)を発生し、
そのうちの高周波成分は噴流軸線と垂直方向に多
く幅射するため、共鳴穴内で縦振動を生じ、空気
柱の共鳴(閉管の共鳴)と同様の水中に於ける水
柱の共鳴が生ずることによつて水中超音波が発生
し、流体流出孔から浴槽内へ伝播される。
出孔近傍の流体流出孔内に於いてキヤビテーシヨ
ンによる噴出騒音(ジエツトノズル)を発生し、
そのうちの高周波成分は噴流軸線と垂直方向に多
く幅射するため、共鳴穴内で縦振動を生じ、空気
柱の共鳴(閉管の共鳴)と同様の水中に於ける水
柱の共鳴が生ずることによつて水中超音波が発生
し、流体流出孔から浴槽内へ伝播される。
本発明の一実施例について説明すると、本発明
は、例えば、浴槽循環用ポンプ2によつて、浴槽
1内の浴湯を吸込装置3から導入パイプ4によつ
て吸引し、噴流装置5から浴槽1内へ供給すると
いうように構成されている強制循環式浴槽システ
ム等の噴流装置として使用されるものであつて、
下向き傾斜で上方の流体流入側が大径で下方流体
噴出側が小径のテーパー孔に形成された流体噴出
孔6と、該流体噴出孔6の下流に位置して前記流
体噴出孔の流体噴出口端部から水平方向に連通の
流体流出孔7を具えてなる噴流装置5において、
前記流体噴出側孔6の噴出側口端部下端に、該噴
出側口端部の内径Dとほぼ同径の内径D′を有し、
且つ該内径D′の深さLは超音波帯域波長の少な
くとも半波長に相当する長さとした底付円筒の共
鳴穴8を取付け、該底付円筒の共鳴穴の上部部開
口端面部は流体噴出孔6の底面部の略延長線A上
に位置するように斜めにカツト9されている。尚
前記流体噴出孔6の中心軸線が流体流出孔7の中
心軸線に対してなす斜めの角度αは実験結果では
30゜〜60゜の間が好ましい。また超音波の周波数
は、水中音速をCw、底付円筒の共鳴穴の内径の
深さをLとすると、一番振動数の少ないもので
も、 =Cw/4Lの公式によつて求められる。
は、例えば、浴槽循環用ポンプ2によつて、浴槽
1内の浴湯を吸込装置3から導入パイプ4によつ
て吸引し、噴流装置5から浴槽1内へ供給すると
いうように構成されている強制循環式浴槽システ
ム等の噴流装置として使用されるものであつて、
下向き傾斜で上方の流体流入側が大径で下方流体
噴出側が小径のテーパー孔に形成された流体噴出
孔6と、該流体噴出孔6の下流に位置して前記流
体噴出孔の流体噴出口端部から水平方向に連通の
流体流出孔7を具えてなる噴流装置5において、
前記流体噴出側孔6の噴出側口端部下端に、該噴
出側口端部の内径Dとほぼ同径の内径D′を有し、
且つ該内径D′の深さLは超音波帯域波長の少な
くとも半波長に相当する長さとした底付円筒の共
鳴穴8を取付け、該底付円筒の共鳴穴の上部部開
口端面部は流体噴出孔6の底面部の略延長線A上
に位置するように斜めにカツト9されている。尚
前記流体噴出孔6の中心軸線が流体流出孔7の中
心軸線に対してなす斜めの角度αは実験結果では
30゜〜60゜の間が好ましい。また超音波の周波数
は、水中音速をCw、底付円筒の共鳴穴の内径の
深さをLとすると、一番振動数の少ないもので
も、 =Cw/4Lの公式によつて求められる。
例えば、水中音速は約1500m/secであるから
L=2cmとすれば=1500/(4×0.02)=18750
Hz=18.75kHzとなる。
L=2cmとすれば=1500/(4×0.02)=18750
Hz=18.75kHzとなる。
一般に厚生省では、浴用超音波装置に関する超
音波発生基準は16kHz以上の帯域で15dB以上の音
圧と規定しているので、この基準にあてはまる超
音波となる。
音波発生基準は16kHz以上の帯域で15dB以上の音
圧と規定しているので、この基準にあてはまる超
音波となる。
流体噴出孔6の流体噴出口から噴出した流体
は、該流体噴出孔6の噴出側口端部に設置されて
いる底付円筒の共鳴穴8において、該底付円筒の
共鳴穴8の上部開口端部は流体噴出孔の下端部の
略延長線A上に位置するように斜めにカツト9さ
れた内径上端部に於いて、キヤビテーシヨンによ
り発生した噴流騒音の高周波成分は噴流軸と垂直
方向に幅射するので、共鳴穴に於いて超音波に変
化する。なぜならば共鳴穴の内径の上端部から底
までの深さLは超音波帯域波長の半波長に相当す
る長さであるから、、共鳴穴8内にて縦振動を起
し、水中振動の共鳴現象、即ち、水柱閉管の共鳴
が生じた場合、空気中の音速と水中の音速との差
の影響による噴流騒音の高周波成分は更に周波数
の高い超音波帯域に変化して水中超音波となると
共に共鳴穴の口端部は斜めにカツトされているた
め連続した種々の波長の縦振動を生じるので超音
波帯域は連続的に生起し、超音波による良好な浴
用治療効果を付与する。超音波を発振する本発明
に係る噴流装置はコンパクトであると共に構造が
簡単であるので安価に提供でき、また浴槽内を広
く自由に使用できるほか、目づまり等を生じるこ
とがないので、長期間に亘り、血流促進、新陳代
謝の賦活化などによる身体のこりの治療、健康の
維持、増進のために有効に使用できる。
は、該流体噴出孔6の噴出側口端部に設置されて
いる底付円筒の共鳴穴8において、該底付円筒の
共鳴穴8の上部開口端部は流体噴出孔の下端部の
略延長線A上に位置するように斜めにカツト9さ
れた内径上端部に於いて、キヤビテーシヨンによ
り発生した噴流騒音の高周波成分は噴流軸と垂直
方向に幅射するので、共鳴穴に於いて超音波に変
化する。なぜならば共鳴穴の内径の上端部から底
までの深さLは超音波帯域波長の半波長に相当す
る長さであるから、、共鳴穴8内にて縦振動を起
し、水中振動の共鳴現象、即ち、水柱閉管の共鳴
が生じた場合、空気中の音速と水中の音速との差
の影響による噴流騒音の高周波成分は更に周波数
の高い超音波帯域に変化して水中超音波となると
共に共鳴穴の口端部は斜めにカツトされているた
め連続した種々の波長の縦振動を生じるので超音
波帯域は連続的に生起し、超音波による良好な浴
用治療効果を付与する。超音波を発振する本発明
に係る噴流装置はコンパクトであると共に構造が
簡単であるので安価に提供でき、また浴槽内を広
く自由に使用できるほか、目づまり等を生じるこ
とがないので、長期間に亘り、血流促進、新陳代
謝の賦活化などによる身体のこりの治療、健康の
維持、増進のために有効に使用できる。
図面は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第1図は本発明の要部拡大断面図、第2図は
本発明を強制循環システムの浴槽に実施した概要
を示した断面図である。 5……噴流装置、6……流体噴出孔、7……流
体流出孔、8……底付円筒の共鳴穴、9……斜め
カツト部。
て、第1図は本発明の要部拡大断面図、第2図は
本発明を強制循環システムの浴槽に実施した概要
を示した断面図である。 5……噴流装置、6……流体噴出孔、7……流
体流出孔、8……底付円筒の共鳴穴、9……斜め
カツト部。
Claims (1)
- 1 下向き傾斜で上方の流体流入側が大径で下方
の流体噴出側が小径の流体噴出孔と、該流体噴出
孔の下流に位置し、前記流体噴出口端部から水平
方向に連通の流体流出孔を具えてなる噴流装置に
おいて、流体噴出孔の流体噴口端部下端に、該流
体噴出側口端部の内径とほぼ同径の内径を有し、
且つ該内径の上端部から底までの深さを超音波帯
域波長の半波長の整数倍に相当する長さとした底
付円筒の共鳴穴を形成し、該底付円筒の共鳴穴の
上部開口端面部は流体噴出孔の底面部の略延長線
上に位置する如く斜めにカツトしてなるを特徴と
する浴用超音波噴流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15741387A JPS63318943A (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 浴用超音波噴流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15741387A JPS63318943A (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 浴用超音波噴流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318943A JPS63318943A (ja) | 1988-12-27 |
JPH0314461B2 true JPH0314461B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=15649095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15741387A Granted JPS63318943A (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 浴用超音波噴流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318943A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW201503893A (zh) * | 2013-06-27 | 2015-02-01 | 三菱麗陽股份有限公司 | 含有碳酸水的血液循環促進外用劑、爲了該劑的血液循環促進用裝置,使用該劑的血液循環促進方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643956A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Foaming instrument in bath |
-
1987
- 1987-06-24 JP JP15741387A patent/JPS63318943A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5643956A (en) * | 1979-09-19 | 1981-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Foaming instrument in bath |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63318943A (ja) | 1988-12-27 |
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