JPH061704Y2 - 水中微細気泡発生装置 - Google Patents

水中微細気泡発生装置

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JPH061704Y2
JPH061704Y2 JP1989108763U JP10876389U JPH061704Y2 JP H061704 Y2 JPH061704 Y2 JP H061704Y2 JP 1989108763 U JP1989108763 U JP 1989108763U JP 10876389 U JP10876389 U JP 10876389U JP H061704 Y2 JPH061704 Y2 JP H061704Y2
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water
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八郎 吉澤
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八郎 吉澤
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、風呂等に利用され、水中に微細空
気泡を送入して溶存酸素効率を高め且つ長時間水中への
気泡残存を持続させる水中微細気泡発生装置に関する。
(従来の技術) 従来の水中気泡発生装置は、例えば、風呂等に使用され
るものとして、次のような装置が市場に提供されてい
る。
すなわち、これらの装置は、風呂の浴槽内に配され、浴
槽内の水、或いは湯を、ポンプによって吸い込み口から
吸い込んで吐出管から噴出させて循環させるようにして
おき、その循環における吐出管からの噴出の際に、ポン
プ或いは吐出管等に空気取入れ管を接続し、その管を空
気中に開放した状態で配しておく。
そうすると、浴槽内の水、或いは湯を吐出管から噴出さ
せる際には、ポンプによって、又は、水、或いは湯の吐
出する力で負圧状態となり空気が吸い込まれ、その吸い
込まれた空気が噴出する水、或いは湯の中に気泡となっ
て取入れられ一緒に浴槽内に噴出されるものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような装置には次のような問題点があっ
た。
すなわち、上述のようにして空気を取入れた場合、取入
れた空気としての気泡が大きく且つ少量であるがため水
中にほとんど残存せず直ぐに大気中に放散してしまう問
題点である。
そのため、例えば、中性洗剤のような材料にてなる発泡
性湯浴剤を混入することで水中に泡として残存させる方
法が取られているが、この発泡性湯浴剤自体が前述のよ
うに中性洗剤のような材料にてなるから、終末下水処理
にあって大きな問題となると共に、全体的な環境保全の
立場からも問題となり、それに加えて、皮膚の弱い人等
の場合、その発泡性湯浴剤によってかぶれたりする事故
も発生するという問題にまで発展していた。
そこで、この考案は、上述した問題点等に鑑み、発泡性
湯浴剤等を使用せずとも長時間水中への気泡残存を持続
させ得るようにし、水中の溶存酸素効率を高めることを
可能にした気泡発生装置を、簡単な構造のもので安価に
て提供することを課題として案出されたものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、水或いは湯を貯留してある容器に水或いは
湯を送込む送水体と、送水体内の水或いは湯の流れの中
に空気を送込む空気送入部とからなり、空気送入部は、
微細貫通孔を多数設けた微細気泡発生エレメントに空気
を強制的に送込み前記微細貫通孔を通過させて送水体内
の水或いは湯の流れの中に送込むべく形成したことによ
り、上述した課題を解決するものである。
(作用) この考案に係る水中微細気泡発生装置は、水或いは湯を
貯留してある容器に水或いは湯を送込む送水体と、送水
体内において、水或いは湯の流れの中に、微細貫通孔を
多数設けた微細気泡発生エレメントの微細貫通孔を通し
て強制的に空気を送り込む。
そうすると、微細気泡発生エレメントの微細貫通孔を通
過して水或いは湯の中に放出された空気は、微細貫通孔
を通過することで非常に細い空気の流れとなるため、微
細気泡となって水或いは湯の中に放出される。微細気泡
となれば、浮力が小さくなるため長時間水中にて気泡は
残存し、且つ、水への空気溶存の度合も高くなるもので
ある。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明すると
次の通りである。
すなわち、図に示す符号1は微細気泡発生装置であり、
この微細気泡発生装置1は、送水体2と空気送入部3と
から構成されている。
送水体2は、天板を有する筒体の形状で、内部に隔室2
aを有しその周面に入口筒4と出口筒5とがそれぞれ取
付けられている。そして、入口筒4から入った水、或い
は湯は送水体2内の隔室2aを通過して出口筒5から噴
出されるように形成されている。
一方、空気送入部3は、送水体2の底部分に螺入されて
閉鎖する底蓋体6と、この底蓋体6と送水体2との間に
介在させる微細気泡発生エレメント7とからなり、底蓋
体6の略中央には外側にタケノコニップル状の連結管8
を形成しておいて、例えば、第3図に示すような小型の
コンプレッサーの如き強制空気送入装置14からの送気
パイプ9を外嵌連結して送水体2内へ強制的に空気を送
入するように形成してある。実際の構造は、第1図に示
すように、有底筒状の底蓋体6の底外面中央に連結管8
を形成し、これを開放側から送水体2に底蓋体6を螺入
し、その時に、底蓋体6の開放端と送水体2との間にパ
ッキング10を介在させて微細気泡発生エレメント7を
挟んで送水体2を密閉する。この場合、微細気泡発生エ
レメント7は底蓋体6と送水体2との間の空間をすべて
覆うだけの大きさを有するものである。
そして、この微細気泡発生エレメント7は、板状体に、
ミクロンサイズの微細孔11を無数に開穿して形成す
る。この微細気泡発生エレメント7の材質は限定される
ことはないが、金属板でも樹脂製の板でも、或いはセラ
ミックであっても、更には、木材であっても良い。又、
微細孔11の開穿する方法としても、どのような方法で
あっても良く、セラミックのようにその材質自体に微細
孔11が存在する場合はそのまま使用しても良い。
このように形成された微細気泡発生装置1は、第2図に
示すように、給水管12を入口管4に、そして送水管1
3を出口筒5にそれぞれ螺合連結し、給水管12からの
水、或いは湯を隔室2aを介して送水管13に送り出
す。その時に、前記微細貫通孔11設けた微細気泡発生
エレメント7に空気を強制的に送込みその微細貫通孔1
1を通過させて送水体2の隔室2a内の水或いは湯の流
れの中に送込むものである。
そうすると、微細気泡発生エレメント7の微細貫通孔1
1を通過して水或いは湯の中に放出された空気は、微細
貫通孔11を通過することで非常に細い空気の流れとな
るため、微細気泡16となって水或いは湯の中に放出さ
れる。微細気泡16となれば、浮力が小さくなるため長
時間水中にて気泡は残存し、且つ、水への空気溶存の度
合も高くなるものである。
次に、実際に浴槽Bの使用例を第3図にしたがって説明
すると、まず、微細気泡発生装置1は2台ずつ両側に配
し計4台設けてある。
そして、浴槽B内の水、或いは湯を、取入管17を介し
てポンプ15に送り、このポンプ15から給水管12に
よってそれぞれ微細気泡発生装置1に送り、そして、送
水管13から浴槽B内に送り出すことで循環させる。
一方、空気の方は、強制空気送入装置14から送気パイ
プ9を介してそれぞれの微細気泡発生装置1に送られ
る。
そうすると、前述したように、微細気泡発生装置1から
送り出される水、或いは湯の中に微細気泡が混入され、
浴槽B内に噴出されるものである。
尚、この考案に係る水中微細気泡発生装置は、前述した
実施例に限定されることがないことがないことはいうま
でもない。
(考案の効果) この考案は、ミクロンサイズの微細貫通孔を設けた微細
気泡発生エレメントの一面は水又は湯に接し、他面は加
圧空気に接しているから、加圧空気が前記エレメントを
通過してミクロンサイズの微細気泡となって水中又は湯
中へ放出される効果がある。
従って従来のように、取入れた気泡が大きく、かつ少量
であるがため水中にほとんど残存せず直ぐに大気中に放
散する問題点がなく、気泡保存性を高めるために中性洗
剤を使用する必要もないので、必然的に排水処理問題が
なく、皮膚をいためるおそれもないなどの諸効果があ
る。
前記のように気泡がミクロンサイズの場合には酵素の溶
解率を高めるのみならず、長く水中又は湯中へ留り、か
つ水と微細気泡との混合物が皮膚に当れば皮膚に対する
刺激効果を向上するなどの諸効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は断面
図、第2図は使用状態の一部切欠平面図、第3図は実際
の使用態様の平面概略図である。 1……微細気泡発生装置、2……送水体、2a……隔
室、3……空気送入部、4……入口筒、5……出口筒、
6……底蓋体、7……微細気泡発生エレメント、8……
連結管、9……送気パイプ、10……パッキング、11
……微細孔、12……給水管、13……送水管、14…
…強制空気送入装置、15……ポンプ、16……微細気
泡、17……取入管、 B……浴槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水或いは湯を貯留してある容器に水或いは
    湯を送込む送水体と、送水体内の水或いは湯の流れの中
    に空気を送込む空気送入部とからなり、空気送入部は、
    ミクロンサイズの微細貫通孔を多数設けた微細気泡発生
    エレメントよりなりその一面は水又は湯に接し、他面は
    加圧空気に接し、加圧空気が前記微組貫通孔を通過して
    水中又は湯中へ送り込まれるべく構成されたことを特徴
    とする水中微細気泡発生装置。
JP1989108763U 1989-09-18 1989-09-18 水中微細気泡発生装置 Expired - Lifetime JPH061704Y2 (ja)

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JP1989108763U JPH061704Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 水中微細気泡発生装置

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JP1989108763U JPH061704Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 水中微細気泡発生装置

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Publication Number Publication Date
JPH0349832U JPH0349832U (ja) 1991-05-15
JPH061704Y2 true JPH061704Y2 (ja) 1994-01-19

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ID=31657383

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767482B2 (ja) * 1985-10-17 1995-07-26 松下電器産業株式会社 風呂釜の気泡発生装置

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JPH0349832U (ja) 1991-05-15

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