JPS63300764A

JPS63300764A - 気泡液発生装置

Info

Publication number: JPS63300764A
Application number: JP13755487A
Authority: JP
Inventors: Katsumi Kaneda; 金田　克已
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-05-29
Filing date: 1987-05-29
Publication date: 1988-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は超微細な気泡が混合した気泡液を発生させる装
置に関するものである。

（従来の技術）近年、ホテルの浴槽などで泡風呂と称して。

浴槽の壁面からコンプレッサーで気泡を発生させ、マツ
サージ効果により疲労を回復する風呂がある。

これはコンプレッサーから直接空気を風呂の湯の中に吹
き込むので、気泡が太きく全体に広がらずに吹出口の近
傍だけで浮上して消失してしまう。このため大浴場など
では、空気の吹出口の前にいる人にしか効果がなく、他
の入浴者には全く効果がなかった。

また下水処理場やトイレの浄化槽などの曝気槽にもエア
ーコンプレッサーで空気を吹き込んで、バクテリアの発
生を促進して浄化することが行われているが、これも同
様に気泡が大きいため、そのまま上昇して全体に拡散せ
ず効果が少ない。

また養魚場などでは、狭い水域に多数の魚を育てている
ため酸素が不足するので、池の水を吸い上げ空気中で散
水し、このとき酸素を水に吸収させることが行われてい
る。しかし、この方法も単に水を細かい水滴にして空気
との接触面積を拡大したに過ぎず、十分に酸素を吸収さ
せることができなかった。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、かかる点に鑑み種々研究を行った結果、超微
細な気泡を発生させて１分に液中に混合させ、長時間に
ｎっで多着の気体を液中に保持できると共に、発生■￥
の音が静かで、しかも超微細気泡を含んだ気泡液が液中
に噴出するときや気泡が破裂するときに超音波を発生し
、風呂の場合はこ９れによる温熱効果やマツサージ効果
、洗浄効果が発生し、人間の健康面で効果がある。更に
養魚場や」；下水道炸化の曝気槽などにおいては酸素の
補給、バクテリヤの活性化超音波の作用など効果的な気
泡液発生装置を提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は、圧力タンクの内側上部に、ポンプに接続され
た噴射ノズルを取付け、圧力タンク内の液面より下方に
液排出管を取付けて、前記圧力タンクの上部から液体を
ジェ・ソト噴射して気体を巻き込み、超微細気泡を形成
することを特徴とするものである。

（作用）本発明の気泡液発生装置は、圧力タンク内にポンプで液
体を−に方からジェット噴射すると、このときタンク内
の気体を液中に巻き込み、高圧下において超微細な気泡
が発生し、牛乳状の白濁した液体となり、これを高圧で
噴出させるようにしたものである。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すもので、図においてｌ
は圧力タンク、２はポンプで、このポンプ２から通水管
３が圧力タンク１の」一部に導かれ、この先端に噴射ノ
ズル４が下向きに取付けられている。

５はエアーコンプレッサーで、圧力タンク１の上部側壁
に通気管６で接続されている。

更に圧力タンク１の下部側壁には液排出管７が接続され
、先端の吹出口８は隣接する水槽９内に取付けられてい
る。

１０はポンプ２に接続された吸上げ管で、水槽９内の水
１１を吸」−げるようになっている。

１２は噴射ノズル４の下部に取付けられ、水１１と空気
を混合する混合管で、上部に吸込口１３が開口されてい
る。

上記装置では、ポンプ２とエアーコンプレッサー５のス
イッチを入れると、ポンプ２が回転し水槽９内の水１１
を吸上げ管１０で吸上げ、通水管３を通って、圧力タン
クｌの上部に取付けた噴射ノズル４から水流がジェット
噴射される。

一方、エアーコンプレッサー５から通気管６を通って圧
搾空気が圧力タンクｌ内に供給され噴射ノズル４からジ
ェット噴射された水流により、混合管１２内で、」二部
の吸込口１３がら空気が吸込まれて空気を巻き込みなが
ら落下し、更に液面に衝突する時の衝撃により空気が液
中に巻き込まれる。圧力タンクｌの液排出管７は細く形
成されているので、内部が高圧になり、液中に巻き込ま
れた空気は超微細な気泡１５となって液中に均一・に分
散し、牛乳状に白濁した気泡液１４が生成される。

このように生成された気泡液１４は圧力が加わったまま
の状態で液排出管７から水槽９内に送り出され、吹出口
８から噴射される。

この水槽９内に噴射された気泡液１４は水１１の中に拡
散して行くが、気泡１５が超微細に形成されているので
、急速に上昇せず、水槽９内の全体に拡散して行く。

この水中に拡散した超微細気泡１５が破裂するときに超
音波が発生する。この超音波は気泡１５が微細な程、高
い周波数のものが有効に発生する。従って単にポンプ２
により大気中で水流をジェット噴射させた場合に発生す
る気泡より更に微細であり、発生する超音波も周波数の
高いものが発生する。

従って本発明の気泡液発生装置を風呂に増刊けた場合、
発生した超音波は硬いものに当、って発熱する作用があ
るため体の内部の骨に当ってこれを暖め、体の表面に比
べて内部が高くなり芯から体を暖めることができる。

また超音波気泡液１４は、特有のマツサージ効果があり
これにより血行を高め新陳代謝を促進させることもでき
る。

更に超音波による洗浄効果は優れ、皮膚の表面の汚れを
除去して皮膚呼吸を活発にする作用がある。

また噴射ノズル４は密閉された圧力タンクｌ内に設けら
れているので、大気中で噴射する構造に比べて発生する
音も静かである。

また本発明を養魚場の池に適用した場合には超音波の作
用により上述の効果が得られ、魚の健康や発育を促進す
ることができる。

更に超微細な気泡１５が広く拡散するので、広い養魚場
でも十分な酸素を全体に供給することができる。

また下水処理場や浄化槽の曝気槽の空気供給装置として
も、本発明の装置を用いれば、上方な空気を全体に供給
してバクテリヤの発生を活発にして水を浄化することか
できる。

第２図は本発明の他の実施例を示すもので、液排出管７
の中間に２次空気の吸込口１６を設け、高速で通過する
気泡液１４に吸込口１６から空気を吸込ませて、更に多
量の空気を含ませることができ、る。

また上記実施例ではエアーコンプレッサー５に接続する
通気管６を圧力タンク１の液面より高い上部に取付けた
場合に示したが、液中に直接供給するようにしても良い
。

また気泡液１４の噴出は水槽９の上方から行うようにし
、また吸上げ管１０を水槽９中に設けた構造でもよい。

また第３図はエアーコンプレッサー５を設け゛ず、ポン
プ２に接続する吸上げ管１０の中間に空気の吸込口１６
を設けたもので、噴射ノズル４から水１１と空気を混合
した状態で圧力タンクｌ内にジェット噴射して気泡液１
４を生成するようにしたものである。

第４図は更に異なる他の実施例を示すもので消火剤など
の薬剤１７の入ったタンク１８Ａと剖く　などの稀釈剤
１９の入ったタンク１８Ｂがポツプ２に接続されている
。更にこのポンプ２は通水管３を介して圧力タンク１の
」二部に導かれここに噴射ノズル４が取付けられている
。一方、炭酸ガスなどのガスが入ったポンベ２０が圧力
タンクｌの側壁に接続されている。

この構造では、圧力タンクｌ内に噴射ノズル４から薬剤
１７と稀釈剤１９との混合液をジェット噴射すると共に
、ガスボンベ２０からガスを圧入して、圧力タンク１内
で薬剤１７にガスの超微細気泡１５を含んだ気泡液１４
を生成し吹出口８から高圧噴射するもので、化学消火剤
の発生装置として有効な方法である。

（発明の効果）以」二説明した如く、本発明に係わる気泡液発生装置に
よれば、超微細な気泡を発生させて十分に液中に混合さ
せ、長時間に亘って多量の気体を液中に保持できると共
に、発生時の音が静かで、しかも超微細気泡を含んだ気
泡液が液中に噴出するときや気泡が破裂するときに超音
波を発生し、これによる温熱効果やマツサージ効果、洗
浄効果が発生し人間の健康面で効果がある。

更に本発明は養魚場や上下水道浄化の曝気槽などにおい
ては酸素の補給、バクテリヤの活性化超音波の作用など
効果的な装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による気泡液発生装置の断面
図、第２図乃至第４図は本発明の夫々異なる他の実施例
による気泡液発生装置の断面図である。ｌ・・・圧力タンク　　　２・・・ポンプ３・・・通水
管　　　　　４・・・噴射ノズル５・・・エアーコンプ
レッサー６・・・通気管　　　　　７・・・液排出管８・・・吹
出口　　　　　９・・・水槽１０・・・吸上げ管　　　
１１・・・氷１２・・・混合管　　　　１３・・・吸込
口１４・・・気泡液　　　　１５・・・気泡１６・・・
吸込管　　　　１７・・・薬剤１８Ａ、１８Ｂ・・・タ
ンク１９・・・稀釈液　　　　２０・・・ボンベ出　　願　
　人　　代　　理　　人１、事件の表示昭和６２年特許願第１３７５５４号２、発明の名称気泡液発生装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人４、代理人６、補正の対象明細書の特許請求の範囲の欄５許請求の範囲１）圧力タンクの内側上部に、ポンプに接続された噴射
ノズルを取付け、圧力タンク内の液面より下方に液排出
管を取付けて、前記圧力タンクの上部から液体をジェッ
ト噴射して気体を巻き込み、超微細気泡を形成すること
を特徴とする気泡液発生装置。（２）圧力タンクにエアーコンプレッサーヲ接続したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の気泡液発生
装置。 −３）液排出管に２次空気の吸込口を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の気泡液発生装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）圧力タンクの内側上部に、ポンプに接続された噴
射ノズルを取付け、圧力タンク内の液面より下方に液排
出管を取付けて、前記圧力タンクの上部から液体をジェ
ット噴射して気体を巻き込み、超微細気泡を形成するこ
とを特徴とする気泡液発生装置。
（２）圧力タンクの上部側にエアーコンプレッサーを接
続したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の気
泡液発生装置。
（３）液排出管に２次空気の吸込口を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の気泡液発生装置。