JPH0314425Y2 - - Google Patents

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JPH0314425Y2
JPH0314425Y2 JP13059184U JP13059184U JPH0314425Y2 JP H0314425 Y2 JPH0314425 Y2 JP H0314425Y2 JP 13059184 U JP13059184 U JP 13059184U JP 13059184 U JP13059184 U JP 13059184U JP H0314425 Y2 JPH0314425 Y2 JP H0314425Y2
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JP
Japan
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tonneau cover
locking piece
seat
cover body
seat bag
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JP13059184U
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JPS6145263U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の技術分野》 本考案は、リアシートの後方に配設される車両
用トノカバー装置に関する。
《従来技術とその問題点》 車両用トノカバー装置は、リアシートのシート
バツクの背部に配設され、ラゲージルームを上下
に仕切るためのカバー装置をいう。
この種のトノカバー装置では、見栄えを保つた
めにトノカバー本体の先端部をシートバツクに密
着・配置させると共に、シートバツクを傾動操作
し易くするために、シートバツクの傾動操作に追
随してトノカバー本体がシートバツクから外れる
ように配置しなければならない。
この点を組み入れたトノカバー装置としては、
例えば、実開昭57−20332号公報で知られている。
第5図はその要部を示したものである。
図において、トノカバー本体は、車体パネルに
固定された後方の固定部(不図示)と、固定部に
一端が弾性部材を介して連結され、かつリアシー
ト1のシートバツク1Aの背部に他端が連結され
た可動部2とからなる。図中3は可動部2の先端
両側部に設けられた係止部材、4はブラケツト5
を介してシートバツク1Aに固着された係留部材
である。すなわち、可動部材2の取付は、係留部
材4の開口部4aに係止部材3を弾性的に係合さ
せることにより行う。逆に、例えばシートバツク
1Aを前倒しさせれば、係合部に大きな力が作用
して開口部4aはその弾性力に抗して押し広げら
れる。これにより、係止部材3は係留部材4から
自動的に外れる。
しかしながら、上記の従来構造のものでは、係
留部材4に必要以上の力が加わるために、係留部
材4が破損したり、開口部4aの開口幅が次第に
大きくなつてしまう。したがつて、シートバツク
1Aに加わる振動によつても係止部材3が係留部
材4から外れてしまい、可動部2をシートバツク
1Aに確実に係脱させることができなかつた。
《考案の目的》 本考案の目的は、トノカバー本体ををシートバ
ツクに確実に係脱でき、しかもシートバツクの前
倒操作に追従してトノカバー本体がシートバツク
から自動的に外れる車両用トノカバー装置を提供
することにある。
《考案の構成》 上記目的を達成するために、本考案では、車体
パネルに固定された巻取装置からトノカバー本体
を引出して該トノカバー本体の先端部をシートバ
ツクの背部に係脱可能に連結するようにした車両
用トノカバー装置であつて、前記トノカバー本体
の先端部に係合孔を穿設し、該係合孔に係合する
係止片をブラケツトに軸支された回転体に固着す
るとともに、前記ブラケツトを前記シートバツク
背面に取付け、前記回転体に前記係止片をトノカ
バー本体の係合孔に対する係合位置または離脱位
置のいずれかに選択的に保持させる付勢手段を施
したことを特徴とする。
《実施例の説明》 第1図は本考案を適用した自動車の後部を示す
斜視図である。
図において、リアシート10の後方には、本考
案のトノカバー装置のトノカバー本体20がシー
トバツク10Aの背部にを係脱自在に連結されて
いる。なお、シートバツク10Aは、シートクツ
シヨン10Bに対し前倒可能になつている。
前記トノカバー本体20は、第2図に示すよう
に、車体パネルに支持・固定された固定部21
と、固定部21の先端下面に固定された巻取装置
23から引出され、後述する取付装置30を介し
てシートバツク10Aに連結された可動部22と
から構成されている。
可動部22は、ビニルレザー、クロス等の可撓
性部材からなる。可動部22の先端部には、係合
孔22aが穿設されている。可動部22は、巻取
装置23の巻取軸23aに設けた巻きバネ(不図
示)によつて常時巻きとられる方向に付勢されて
いる。
前記可動部22の取付装置30は、シートバツ
ク10Aの背面に覆設されたパネルフレーム10
1の内部に配設されている。この取付装置30
は、第3図に示すように、前記可動部22の係合
孔22aに係合する係止片31と、係止片31を
回転体32を介して傾動可能に軸支する一対のブ
ラケツト33と、前記係止片31の係合端31b
に係合して係止片22aを係止位置から離脱位置
のいずれか一方に保持スナツプバネ手段36とか
らなつている。
すなわち、前記係止片31は、係止片1の基部
31aを回転体32の外周部に固定し、且つ係止
端31bをパネルフレーム101の切欠部101
aから係合孔22a係合する方向へ延出してい
る。
回転体32は、L字状のブラケツト33に軸3
4及びE形留め輪により回転自在に軸支されてい
る。前記係止片31を保持するスナツプバネ36
は、スナツプバネ36の一端をブラケツト37に
係止し、かつ他端を回転体32の周縁部に係止す
ることにより、係止片32を時計方向に常時付勢
している。このスナツプバネ36は、二位置で安
定化する公知の線細工で、反転ラインを越えるこ
とが現在位置から急速に別位置に変位する。した
がつて、スナツプ係止片31を可動部22に対す
る係止位置または離脱位置のいずれかに選択的に
付勢・保持する。
以上の構成において、係合孔22aに係止片3
1を係合させた状態では、第4図に示すように、
係止片31がスナツプバネにより係合孔22aに
対する係合位置に保持されながら、係合孔22a
に係合される。逆にシートバツク10Aを第2図
の矢印方向に前倒しすれば、係止端31bが係合
孔22aの後方周壁に圧接し、スナツプパブ36
は回転体32を介して逆時計方向に付勢される。
これにより、スナツプバネ36は、現在位置から
急速に第4図の一点斜線に示す離脱位置に反転す
る。係止片31はスナツプバネ36の反転によつ
て係合孔22aからはずれる。同時に、可動部2
2は巻取装置23により巻きあげられる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案の車両用トノカバ
ー装置は、車体パネルに固定された巻取装置から
トノカバー本体を引出して該トノカバー本体の先
端部をシートバツクの背部に係脱可能に連結する
ようにした車両用トノカバー装置であつて、前記
トノカバー本体の先端部に係合孔を穿設し、該係
合孔に係合する係止片をブラケツトに軸支された
回転体に固着するとともに、前記ブラケツトを前
記シートバツク背面に取付け、前記回転体に前記
係止片をトノカバー本体の係合孔に対する係合位
置または離脱位置のいずれかに選択的に保持させ
る付勢手段を施して構成しているので、付勢手段
によりトノカバー本体に対する係合位置に係止片
が保持されながら、トノカバー本体に係合され
る。逆にシートバツクを前倒しすれば、付勢手段
が係合位置から急速に離脱位置に反転し、前記係
止片は離脱位置に保持される。したがつて、トノ
カバー本体は、シートバツクに確実に係合される
と共に、シートの前倒し操作に追従してシートバ
ツクから自動的に外れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した自動車の後部を示す
斜視図、第2図は第1図に用いた本考案によるト
ノカバー装置を示す縦断面図、第3図は第2図の
トノカバー装置を示す拡大斜視図、第4図は第3
図のトノカバー装置の作動を示す説明用側面図、
第5図は一従来例を示す斜視図である。 10……リアシート、10A………シートバツ
ク、20……トノカバー本体、21……固定部、
22……可動部、22a……係合孔、23……巻
取装置、30……取付装置、31……係止片、3
1b……係合端、32……回転体、33……ブラ
ケツト、34……軸、36……スナツプバネ(付
勢手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体パネルに固定された巻取装置からトノカバ
    ー本体を引出して該トノカバー本体の先端部をシ
    ートバツクの背部に係脱可能に連結するようにし
    た車両用トノカバー装置であつて、前記トノカバ
    ー本体の先端部に係合孔を穿設し、該係合孔に係
    合する係止片をブラケツトに軸支された回転体に
    固着するとともに、前記ブラケツトを前記シート
    バツク背面に取付け、前記回転体に前記係止片を
    トノカバー本体の係合孔に対する係合位置または
    離脱位置のいずれかに選択的に保持させる付勢手
    段を施したことを特徴とする車両用トノカバー装
    置。
JP13059184U 1984-08-30 1984-08-30 車両用トノカバー装置 Granted JPS6145263U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059184U JPS6145263U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 車両用トノカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13059184U JPS6145263U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 車両用トノカバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145263U JPS6145263U (ja) 1986-03-26
JPH0314425Y2 true JPH0314425Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30689196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13059184U Granted JPS6145263U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 車両用トノカバー装置

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JP (1) JPS6145263U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6145263U (ja) 1986-03-26

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