JPH03143811A - コンベアベルト及びその製造方法 - Google Patents
コンベアベルト及びその製造方法Info
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- JPH03143811A JPH03143811A JP27941589A JP27941589A JPH03143811A JP H03143811 A JPH03143811 A JP H03143811A JP 27941589 A JP27941589 A JP 27941589A JP 27941589 A JP27941589 A JP 27941589A JP H03143811 A JPH03143811 A JP H03143811A
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- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コンベアベルトに関し、特に、無端ベルトの
裏面に蛇行防止のためのライナーを備えたコンベアベル
トと、その製造方法に関する。
裏面に蛇行防止のためのライナーを備えたコンベアベル
トと、その製造方法に関する。
(従来の技術)
一般に、食品、或いは工業製品等を搬送する手段として
、コンベアベルトが使用されている。このようなコンベ
アベルトには、何らかの蛇行防止手段が施されており、
例えば、第1図及び第2図に示すように、コンベアベル
ト(10G)が掛装される搬送ローラ(50)に、ガイ
ド溝(51)を設け、このガイド溝(51)に連続的に
嵌合して、蛇行を防止する紐状のライナー(20)を設
けたものがある。このような蛇行防止コンベアベルトは
、各種の産業分野に使用されており、例えば、食品を焼
成炉に搬送して食品を焼いたり加熱したりする食品焼成
機や、積層した2枚の布地を、対向配置されたコンベア
ベルトにより搬送すると共に加熱圧着する布地加熱接着
機等に使用されている。このような食品焼成機や布地加
熱接着機に使用される蛇行防止コンベアベルトは、当然
に耐熱性が要求され、そのような耐熱性を有すると共に
、蛇行を防止するためのライナーを有するコンベアベル
トは、従来から種々のものが案出されている。例えば、
実開平1−143710号公報に開示されているような
「蛇行防止コンベアベルト」があり、この蛇行防止コン
ベアベルトは、「耐熱性に富む基材シートに、ふっ素樹
脂を含浸して焼成したベルト本体の裏面に、ベルト本体
の長手方向に沿ってガイド体を単または複数取着した、
蛇行防止コンベアベルトに於て、上記ガイド体も耐熱性
に富む基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成し、更にそ
の断面を丸、角等形状と成して帯状に構成し、上記ベル
ト本体の裏面に上記ガイド体の上面を当てがい、ホット
プレス等で溶着して板付けし、而る後に、ベルト本体の
表面とガイド体の底面間を、耐熱性に富むふっ素樹脂を
含浸して焼成した耐熱性の糸で縫って成ること」を特徴
とするものである。
、コンベアベルトが使用されている。このようなコンベ
アベルトには、何らかの蛇行防止手段が施されており、
例えば、第1図及び第2図に示すように、コンベアベル
ト(10G)が掛装される搬送ローラ(50)に、ガイ
ド溝(51)を設け、このガイド溝(51)に連続的に
嵌合して、蛇行を防止する紐状のライナー(20)を設
けたものがある。このような蛇行防止コンベアベルトは
、各種の産業分野に使用されており、例えば、食品を焼
成炉に搬送して食品を焼いたり加熱したりする食品焼成
機や、積層した2枚の布地を、対向配置されたコンベア
ベルトにより搬送すると共に加熱圧着する布地加熱接着
機等に使用されている。このような食品焼成機や布地加
熱接着機に使用される蛇行防止コンベアベルトは、当然
に耐熱性が要求され、そのような耐熱性を有すると共に
、蛇行を防止するためのライナーを有するコンベアベル
トは、従来から種々のものが案出されている。例えば、
実開平1−143710号公報に開示されているような
「蛇行防止コンベアベルト」があり、この蛇行防止コン
ベアベルトは、「耐熱性に富む基材シートに、ふっ素樹
脂を含浸して焼成したベルト本体の裏面に、ベルト本体
の長手方向に沿ってガイド体を単または複数取着した、
蛇行防止コンベアベルトに於て、上記ガイド体も耐熱性
に富む基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成し、更にそ
の断面を丸、角等形状と成して帯状に構成し、上記ベル
ト本体の裏面に上記ガイド体の上面を当てがい、ホット
プレス等で溶着して板付けし、而る後に、ベルト本体の
表面とガイド体の底面間を、耐熱性に富むふっ素樹脂を
含浸して焼成した耐熱性の糸で縫って成ること」を特徴
とするものである。
つまり、この蛇行防止コンベアベルトは、ふっ素樹脂を
含浸して焼成した耐熱性を有するベルト本体の裏面に、
ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱性を有するガイド体
、即ちライナーを、ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱
性を有する糸で縫着したものである。そしてまた、ガイ
ド体をベルト本体に縫着し易すくするために、溶着によ
り仮り止めを行なうという手法を採っている。
含浸して焼成した耐熱性を有するベルト本体の裏面に、
ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱性を有するガイド体
、即ちライナーを、ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱
性を有する糸で縫着したものである。そしてまた、ガイ
ド体をベルト本体に縫着し易すくするために、溶着によ
り仮り止めを行なうという手法を採っている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の上記蛇行防止コンベアベルトは、
ガイド体、即ち、ライナーを「耐熱性に富む基材繊維に
ふっ素樹脂を含浸して焼成」しているだけであるため、
ライナーはふっ素樹脂を含んだ繊維組織が表面に表れて
いる状態となっている。このため、ライナーの表面に凹
凸を有することとなって、搬送ローラのガイド溝におい
て、すべりに難く、さらに、連続してこの蛇行防止コン
ベアベルトを走行させると、ガイド溝の摩擦により擦れ
てふっ素樹脂が摩耗し、しだいに基材繊維が露出すると
共に起毛してボロボロになってしまう。そして、このよ
うになったライナーをそのまま使用し続けると、ライナ
ーが切れたり、或は第14図に示すように、ライナー(
220)が搬送ローラ(50)のガイド溝(51)に引
っかかったり、あるいは潰れて搬送ローラ(50)に乗
り上げ、結果としてコンベアベルトとして使用できなく
なってしまうのである。上記のような状態は、ライナー
の断面形状が丸形の場合に特に起こりやすいが、断面形
状が角形の場合であっても、基材繊維が露出しているた
め、同様の結果を招来するのである。
ガイド体、即ち、ライナーを「耐熱性に富む基材繊維に
ふっ素樹脂を含浸して焼成」しているだけであるため、
ライナーはふっ素樹脂を含んだ繊維組織が表面に表れて
いる状態となっている。このため、ライナーの表面に凹
凸を有することとなって、搬送ローラのガイド溝におい
て、すべりに難く、さらに、連続してこの蛇行防止コン
ベアベルトを走行させると、ガイド溝の摩擦により擦れ
てふっ素樹脂が摩耗し、しだいに基材繊維が露出すると
共に起毛してボロボロになってしまう。そして、このよ
うになったライナーをそのまま使用し続けると、ライナ
ーが切れたり、或は第14図に示すように、ライナー(
220)が搬送ローラ(50)のガイド溝(51)に引
っかかったり、あるいは潰れて搬送ローラ(50)に乗
り上げ、結果としてコンベアベルトとして使用できなく
なってしまうのである。上記のような状態は、ライナー
の断面形状が丸形の場合に特に起こりやすいが、断面形
状が角形の場合であっても、基材繊維が露出しているた
め、同様の結果を招来するのである。
また、従来の上記蛇行防止コンベアベルト(200)に
おけるガイド体(220) 、即ちライナー(220)
は、基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成した後、ベル
ト本体(210)に縫着糸(230)により縫着される
が、ふっ素樹脂が含浸焼成されているため多少固くなっ
ており、針通りが悪くて縫い難く、さらに、第15図に
示すよう縫着する際の縫着糸(230)の引張りにより
、ガイド体(220)が変型してしまうことがある。ガ
イド体が変型した場合には、外形寸法が変わって搬送ロ
ーラのガイド溝に連続的に嵌合しなかったり、あるいは
ガイド溝内での蛇行量、つまり、左右への移動量が大き
くなって、べルト本体の滑らかな走行ができないばかり
か、ガイド溝内で擦れてボロボロになり、前述と同様の
状態となって、ライナーが切れたり、搬送ローラに乗り
上げたりするという問題がある。
おけるガイド体(220) 、即ちライナー(220)
は、基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成した後、ベル
ト本体(210)に縫着糸(230)により縫着される
が、ふっ素樹脂が含浸焼成されているため多少固くなっ
ており、針通りが悪くて縫い難く、さらに、第15図に
示すよう縫着する際の縫着糸(230)の引張りにより
、ガイド体(220)が変型してしまうことがある。ガ
イド体が変型した場合には、外形寸法が変わって搬送ロ
ーラのガイド溝に連続的に嵌合しなかったり、あるいは
ガイド溝内での蛇行量、つまり、左右への移動量が大き
くなって、べルト本体の滑らかな走行ができないばかり
か、ガイド溝内で擦れてボロボロになり、前述と同様の
状態となって、ライナーが切れたり、搬送ローラに乗り
上げたりするという問題がある。
本発明は、以上のような実状に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、ライナーの耐摩耗性が良
く、また、滑動性に富むと共に、搬送ローラのガイド溝
から外れて、当該ローラに乗り上げることがないコンベ
アベルトを提供スると共に、ライナーの外形寸法が正確
に得られるコンベアベルトを簡単に製造することができ
る製造方法を提供することにある。
り、その目的とするところは、ライナーの耐摩耗性が良
く、また、滑動性に富むと共に、搬送ローラのガイド溝
から外れて、当該ローラに乗り上げることがないコンベ
アベルトを提供スると共に、ライナーの外形寸法が正確
に得られるコンベアベルトを簡単に製造することができ
る製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
以上のような課題を解決するために、本発明が採った手
段について、図面に付した符号を用いて説明すると、請
求項1の発明が採った手段は、「耐熱性シート材(11
)を環状に接合して成る無端ベルト(10)と、この無
端ベルト(10)の裏面にその長手方向に沿って設けら
れた耐熱性を有する紐状のライナー(20)とを備えた
コンベアベルト(100)であって、 前記ライナー(20)をふっ素樹脂(22)で被覆する
と共にその側面(23)を平坦状に成型したことを特徴
とするコンベアベルト(100) Jをその要旨とする
ものであり、また、このようなコンベアベルト(100
)を簡単に製造するために、請求項2に係る発明が採っ
た手段は、 「ふっ素樹脂(22)で被覆されると共にその側面(2
3)が平坦状に成型された耐熱性を有する紐状のライナ
ー(20)が、耐熱性を有する無端ベルト(10)の裏
面にその長手方向に沿って設けられたコンベアベルト(
100)の製造方法であって、(イ)耐熱性シート材(
11)を環状に接合して無端ベルト(10)を形成し、 (ロ)この無端ベルト(10)の裏面にその長手方向に
沿って耐熱縁(21)を耐熱糸(30)により縫着し、
(ハ)次に、前記耐熱縁(21)及び耐熱糸(30)に
ふっ素樹脂(22)を塗布し、これを焼成することによ
って前記耐熱縁(21)及び耐熱糸(30)をふっ素樹
脂(22)で被覆し、 (功その後、前記耐熱縁(21)をホットプレス機(4
0)等によりその側面(23)が平坦になるように加熱
成型してライナー(20)を形成することを特徴とする
コンベアベルト(100)の製造方法」をその要旨とす
るものである。
段について、図面に付した符号を用いて説明すると、請
求項1の発明が採った手段は、「耐熱性シート材(11
)を環状に接合して成る無端ベルト(10)と、この無
端ベルト(10)の裏面にその長手方向に沿って設けら
れた耐熱性を有する紐状のライナー(20)とを備えた
コンベアベルト(100)であって、 前記ライナー(20)をふっ素樹脂(22)で被覆する
と共にその側面(23)を平坦状に成型したことを特徴
とするコンベアベルト(100) Jをその要旨とする
ものであり、また、このようなコンベアベルト(100
)を簡単に製造するために、請求項2に係る発明が採っ
た手段は、 「ふっ素樹脂(22)で被覆されると共にその側面(2
3)が平坦状に成型された耐熱性を有する紐状のライナ
ー(20)が、耐熱性を有する無端ベルト(10)の裏
面にその長手方向に沿って設けられたコンベアベルト(
100)の製造方法であって、(イ)耐熱性シート材(
11)を環状に接合して無端ベルト(10)を形成し、 (ロ)この無端ベルト(10)の裏面にその長手方向に
沿って耐熱縁(21)を耐熱糸(30)により縫着し、
(ハ)次に、前記耐熱縁(21)及び耐熱糸(30)に
ふっ素樹脂(22)を塗布し、これを焼成することによ
って前記耐熱縁(21)及び耐熱糸(30)をふっ素樹
脂(22)で被覆し、 (功その後、前記耐熱縁(21)をホットプレス機(4
0)等によりその側面(23)が平坦になるように加熱
成型してライナー(20)を形成することを特徴とする
コンベアベルト(100)の製造方法」をその要旨とす
るものである。
(発明の作用)
上記のような手段を採ることによって、本発明に係るコ
ンベアベルト(100)及びその製造方法は、以下のよ
うに作用する。
ンベアベルト(100)及びその製造方法は、以下のよ
うに作用する。
先ず、請求項1記載の発明に係るコンベアベルト(10
0)にあっては、第3図に示すように、ライナー(20
)がふっ素樹脂(22)で完全に被覆されており、ライ
ナー(20)の基材繊維が表面に露出していないため、
その表面が凹凸なく滑らかになって滑動性が向上すると
共に、ふっ素樹脂(22)の被膜により耐摩耗性が向上
し、さらに、強度も向上するのである。また、ライナー
(20)の側面(23)は平坦状になっており、第2図
に示すように、搬送ローラ(50)のガイド溝(51)
との接触面積が大きくなっているため、ガイド溝(51
)から外れに<<、搬送ローラ(50)に乗り上げない
のである。さらに、当該ライナー(20)は成型されて
おり、その断面が正確な外形寸法を有しているため、ガ
イド溝(51)に連続的に嵌合し、ガイド溝(51)内
で擦れることが少なく、コンベアベルト(100)の滑
らかな走行が可能となるのである。
0)にあっては、第3図に示すように、ライナー(20
)がふっ素樹脂(22)で完全に被覆されており、ライ
ナー(20)の基材繊維が表面に露出していないため、
その表面が凹凸なく滑らかになって滑動性が向上すると
共に、ふっ素樹脂(22)の被膜により耐摩耗性が向上
し、さらに、強度も向上するのである。また、ライナー
(20)の側面(23)は平坦状になっており、第2図
に示すように、搬送ローラ(50)のガイド溝(51)
との接触面積が大きくなっているため、ガイド溝(51
)から外れに<<、搬送ローラ(50)に乗り上げない
のである。さらに、当該ライナー(20)は成型されて
おり、その断面が正確な外形寸法を有しているため、ガ
イド溝(51)に連続的に嵌合し、ガイド溝(51)内
で擦れることが少なく、コンベアベルト(100)の滑
らかな走行が可能となるのである。
次に、請求項2の発明に係る製造方法にあっては、ライ
ナー(20)用の耐熱縁(21)を耐熱糸(30)で無
端ベルト(10)に縫着した後に、ふっ素樹脂(22)
で被覆するため、つまり耐熱縁(21)が軟らかいうち
に縫着するため、針通りが良く縫着しやすい。
ナー(20)用の耐熱縁(21)を耐熱糸(30)で無
端ベルト(10)に縫着した後に、ふっ素樹脂(22)
で被覆するため、つまり耐熱縁(21)が軟らかいうち
に縫着するため、針通りが良く縫着しやすい。
また、ライナー(20)は、第8図〜第11図に示すよ
うに、ふっ素樹脂(22)を塗布した後に焼成してホッ
トプレス機(40)等により加熱成型するため、無端ベ
ルト(10)にライナー(20)用の耐熱縁(21)を
縫着する際に耐熱縁(21)が変型しても、正確な外形
寸法を有するライナー(20)を形成することが可能と
なると共に、自由な断面形状に成型することが可能とな
るのである。
うに、ふっ素樹脂(22)を塗布した後に焼成してホッ
トプレス機(40)等により加熱成型するため、無端ベ
ルト(10)にライナー(20)用の耐熱縁(21)を
縫着する際に耐熱縁(21)が変型しても、正確な外形
寸法を有するライナー(20)を形成することが可能と
なると共に、自由な断面形状に成型することが可能とな
るのである。
(実施例)
次に、本発明に係るコンベアベルト(100)及びその
製造方法の一実施例について第1図〜第13図を参照し
つつ説明する。
製造方法の一実施例について第1図〜第13図を参照し
つつ説明する。
第1図には、請求項1の発明に係るコンベアベルト(1
00)の一実施例が示してあり、このコンベアベルト(
100)は、無端ベルト(lO)及びライナー(20)
とから構成されている。無端ベルト(10)は、第5図
に示すようにガラス人繊維やアラミド樹脂繊維等よりな
る耐熱性繊維布に、ポリテトラフルオロエチレン(PT
F E)やポリクロロトリフルオロエチレン(PCT
FE)等のふっ素樹脂(22)を含浸して焼成した耐熱
性シート材(11)を溶着等により環状に接合して形成
されている。そして、第1図及び第2図に示すように、
この無端ベルト(lO)の裏面であってその一端辺には
、無端べ、ルト(10)と同材質の帯体(12)が溶着
されており、ライナー(20)が縫着される無端ベルト
(lO)の端辺部分を補強して無端ベルト(lO)の腰
を強くするようになっている。
00)の一実施例が示してあり、このコンベアベルト(
100)は、無端ベルト(lO)及びライナー(20)
とから構成されている。無端ベルト(10)は、第5図
に示すようにガラス人繊維やアラミド樹脂繊維等よりな
る耐熱性繊維布に、ポリテトラフルオロエチレン(PT
F E)やポリクロロトリフルオロエチレン(PCT
FE)等のふっ素樹脂(22)を含浸して焼成した耐熱
性シート材(11)を溶着等により環状に接合して形成
されている。そして、第1図及び第2図に示すように、
この無端ベルト(lO)の裏面であってその一端辺には
、無端べ、ルト(10)と同材質の帯体(12)が溶着
されており、ライナー(20)が縫着される無端ベルト
(lO)の端辺部分を補強して無端ベルト(lO)の腰
を強くするようになっている。
ライナー(20)は、第3図に示すように、無端ベルト
(10)と同様に、ガラス人繊維やアラミド樹脂繊維等
を編み組して耐熱性を有する紐(21)となし、この耐
熱縁(21)を無端ベルト(10)と同様のPTFEや
PCTFE等のふっ素樹脂(22)で被覆し、さらにそ
の側面(23)を平坦状に成型したものである。
(10)と同様に、ガラス人繊維やアラミド樹脂繊維等
を編み組して耐熱性を有する紐(21)となし、この耐
熱縁(21)を無端ベルト(10)と同様のPTFEや
PCTFE等のふっ素樹脂(22)で被覆し、さらにそ
の側面(23)を平坦状に成型したものである。
つまり、このライナー(20)は、′第3図に示したよ
うに、耐熱縁(21)の基材繊維が露出しないようにふ
っ素樹脂(22)で完全に被覆すると共に、その側面(
23)のふっ素樹脂(22)が平坦になるよう、例えば
、その断面形状が四角形や長丸形等、になるようホット
プレス機(40)等により成型したものである。
うに、耐熱縁(21)の基材繊維が露出しないようにふ
っ素樹脂(22)で完全に被覆すると共に、その側面(
23)のふっ素樹脂(22)が平坦になるよう、例えば
、その断面形状が四角形や長丸形等、になるようホット
プレス機(40)等により成型したものである。
そして、このライナー(20)は、上記耐熱縁(21)
と同様の材質からなる耐熱糸(30)により、無端ベル
ト(lO)の帯体(12)上に、即ち、無端ベルト(1
0)の裏面にその長手方向に沿って縫着されて、本発明
に係るコンベアベルト(100)を構成するのである。
と同様の材質からなる耐熱糸(30)により、無端ベル
ト(lO)の帯体(12)上に、即ち、無端ベルト(1
0)の裏面にその長手方向に沿って縫着されて、本発明
に係るコンベアベルト(100)を構成するのである。
なお、無端ベルト(10)とライナー(20)とは必ず
しも縫着によって接着する必要はなく、溶着等によって
接着しても良いことは勿論である。
しも縫着によって接着する必要はなく、溶着等によって
接着しても良いことは勿論である。
次に、上記コンベアベルト(100)の製造方法として
、請求項2に係る発明の一実施例について説明する。
、請求項2に係る発明の一実施例について説明する。
(イ)先ず、第5図に示すように、前述のような耐熱性
繊維布にふっ素樹脂(22)を含浸して焼成した耐熱性
シート材(11)を接合シー) (13)を介してホッ
トプレス機(40)により環状に加熱溶着して無端ベル
ト(10)を形成し、さらに、第6図に示すように、こ
の無端ベルト(10)の裏面端辺に耐熱性シート材(1
1)と同材質の帯体(12)を溶着する。
繊維布にふっ素樹脂(22)を含浸して焼成した耐熱性
シート材(11)を接合シー) (13)を介してホッ
トプレス機(40)により環状に加熱溶着して無端ベル
ト(10)を形成し、さらに、第6図に示すように、こ
の無端ベルト(10)の裏面端辺に耐熱性シート材(1
1)と同材質の帯体(12)を溶着する。
(ロ)次に、第7図に示すように、無端ベルト(10)
の帯体(12)の中央部に耐熱縁(21)を耐熱糸(3
0)で縫着する。この縫着にはミシン(70)を用い、
第12図及び第13図に示すような底面(61)が弧状
に形成された布押え(60)により、耐熱縁(21)が
側方に逃げないように支持しつつ縫着する。なお、この
際、位置決め部材(62)により縫着する位置決めを行
なうようにして、耐熱縁(21)が所定位置に連続して
縫着されるようになっている。
の帯体(12)の中央部に耐熱縁(21)を耐熱糸(3
0)で縫着する。この縫着にはミシン(70)を用い、
第12図及び第13図に示すような底面(61)が弧状
に形成された布押え(60)により、耐熱縁(21)が
側方に逃げないように支持しつつ縫着する。なお、この
際、位置決め部材(62)により縫着する位置決めを行
なうようにして、耐熱縁(21)が所定位置に連続して
縫着されるようになっている。
(ハ)次いで、第8図に示すように、耐熱縁(21)及
び無端ベルト(10)の表に現れている耐熱糸(30)
に、液状のふっ素樹脂(22)をハケ(63)等により
塗布し、その後、バーナー(64)で加熱焼成して、ふ
っ素樹脂(22)中の水分を除去する。このふっ素樹脂
(22)の塗布・焼成・水分除去を3回程繰り返して、
耐熱紐(21)をその表面か露出しないようふっ素樹脂
(22)で完全に被覆する。ここで、無端ベルト(10
)の表に現れている耐熱糸(30)をもふっ素樹脂(2
2)で被覆するため、耐熱糸(30)が切れ難くなるの
である。なお、ふっ素樹脂(22)の塗布には、本実施
例の如く、ハケ(63)で塗っても良く、あるいは、ふ
っ素樹脂(22)液槽に浸して行っても良いことは勿論
である。
び無端ベルト(10)の表に現れている耐熱糸(30)
に、液状のふっ素樹脂(22)をハケ(63)等により
塗布し、その後、バーナー(64)で加熱焼成して、ふ
っ素樹脂(22)中の水分を除去する。このふっ素樹脂
(22)の塗布・焼成・水分除去を3回程繰り返して、
耐熱紐(21)をその表面か露出しないようふっ素樹脂
(22)で完全に被覆する。ここで、無端ベルト(10
)の表に現れている耐熱糸(30)をもふっ素樹脂(2
2)で被覆するため、耐熱糸(30)が切れ難くなるの
である。なお、ふっ素樹脂(22)の塗布には、本実施
例の如く、ハケ(63)で塗っても良く、あるいは、ふ
っ素樹脂(22)液槽に浸して行っても良いことは勿論
である。
(ニ)最後に、第9図〜第11図に示すように、ふっ素
樹脂(22)で被覆された耐熱紐(21)をホットプレ
ス機(40)により、370〜380℃、2分間の条件
のもと加熱成型して、側面(23)が平坦であって耐熱
紐(21)の基材繊維が露出しないようにふっ素樹脂(
22)で被覆されたライナー(20)を有するコンベア
ベルト(100)を得るのである。この際、ライナー(
20)は、ふっ素樹脂(22)を塗布した後に成型され
るため、無端ベルト(10)に耐熱紐(21)を縫着す
る際に当該耐熱紐(21)が変型しても、ライナー(2
0)の正確な外形寸法を得ることができるのである。ま
た、延着後に成型するためライナー(20)の断面形状
を自由な型にすることが可能であり、例えば、第4図に
示すように、−辺のみが傾斜した台形状のものも容易に
成型することができる。このような断面形状を有するラ
イナー(20)を用い、搬送ローラ(50)のガイド溝
(51)をこのライナー(20)が嵌合するような台形
状のものとした場合には、ガイド溝(51)からライナ
ー(20)が外れ難くなるのである。なお、ガイド溝(
51)のみ台形状として、ライナー(20)の断面形状
を長方形としても同様にライナー(20)がガイド溝(
51)から外れ難くなる。
樹脂(22)で被覆された耐熱紐(21)をホットプレ
ス機(40)により、370〜380℃、2分間の条件
のもと加熱成型して、側面(23)が平坦であって耐熱
紐(21)の基材繊維が露出しないようにふっ素樹脂(
22)で被覆されたライナー(20)を有するコンベア
ベルト(100)を得るのである。この際、ライナー(
20)は、ふっ素樹脂(22)を塗布した後に成型され
るため、無端ベルト(10)に耐熱紐(21)を縫着す
る際に当該耐熱紐(21)が変型しても、ライナー(2
0)の正確な外形寸法を得ることができるのである。ま
た、延着後に成型するためライナー(20)の断面形状
を自由な型にすることが可能であり、例えば、第4図に
示すように、−辺のみが傾斜した台形状のものも容易に
成型することができる。このような断面形状を有するラ
イナー(20)を用い、搬送ローラ(50)のガイド溝
(51)をこのライナー(20)が嵌合するような台形
状のものとした場合には、ガイド溝(51)からライナ
ー(20)が外れ難くなるのである。なお、ガイド溝(
51)のみ台形状として、ライナー(20)の断面形状
を長方形としても同様にライナー(20)がガイド溝(
51)から外れ難くなる。
次に、このように製造されたコンベアベルト(100)
の使用方法を説明する。即ち、第1図及び第2図に示す
ように、このコンベアベルト(100)を搬送ローラ(
50)に掛装すると共に、当該搬送ローラ(50)のガ
イド溝(51)にライナー(20)を嵌合させてセット
し、搬送ローラ(50)を回転させることによってコン
ベアベルト(100)を走行させ、当該コンベアベルト
(100)に載置された搬送物を搬送するのである。こ
の際、ライナー(20)は、紐状になっているので、搬
送ローラ(50)のガイド溝(51)に連続して嵌合し
つつ走行するので、コンベアベルト(100)自体の蛇
行防止が図られるのである。そして、ライナー(20)
はふっ素樹脂(22)で完全に被覆されると共にその側
−而(23)が平坦状に成型されているため、ライナー
(20)自体の耐摩耗性か良く、また滑動性に富むと共
に、搬送ローラ(50)のガイド溝(51)からライナ
ー(20)が外れにくく、当該ローラ(50)にライナ
ー(20)が乗り上げることがないのである。
の使用方法を説明する。即ち、第1図及び第2図に示す
ように、このコンベアベルト(100)を搬送ローラ(
50)に掛装すると共に、当該搬送ローラ(50)のガ
イド溝(51)にライナー(20)を嵌合させてセット
し、搬送ローラ(50)を回転させることによってコン
ベアベルト(100)を走行させ、当該コンベアベルト
(100)に載置された搬送物を搬送するのである。こ
の際、ライナー(20)は、紐状になっているので、搬
送ローラ(50)のガイド溝(51)に連続して嵌合し
つつ走行するので、コンベアベルト(100)自体の蛇
行防止が図られるのである。そして、ライナー(20)
はふっ素樹脂(22)で完全に被覆されると共にその側
−而(23)が平坦状に成型されているため、ライナー
(20)自体の耐摩耗性か良く、また滑動性に富むと共
に、搬送ローラ(50)のガイド溝(51)からライナ
ー(20)が外れにくく、当該ローラ(50)にライナ
ー(20)が乗り上げることがないのである。
なお、上記の耐熱性シート材(11)、耐熱紐(21)
及び耐熱糸(30)を構成する各材質については、同様
の効果を有するものであれば特に限定されることはなく
、例えば、株式会社クラレ社製の商品名「ペクトラン」
を使用しても良く、また、ふっ素樹脂(22)について
も特に限定されず、例えば、デュポン社製の商品名「テ
フロン」にカーボンとグラファイトとを混合せしめて強
度を増加させたものを使用しても良い。さらに、無端ベ
ルト(lO)にライナー(20)を設ける位置及び数量
等についても特に限定されるものではない。
及び耐熱糸(30)を構成する各材質については、同様
の効果を有するものであれば特に限定されることはなく
、例えば、株式会社クラレ社製の商品名「ペクトラン」
を使用しても良く、また、ふっ素樹脂(22)について
も特に限定されず、例えば、デュポン社製の商品名「テ
フロン」にカーボンとグラファイトとを混合せしめて強
度を増加させたものを使用しても良い。さらに、無端ベ
ルト(lO)にライナー(20)を設ける位置及び数量
等についても特に限定されるものではない。
(発明の効果)
以上詳述したように、請求項1の発明に係るコンベアベ
ルトは、「耐熱性シート材を環状に接合して成る無端ベ
ルトと、この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って
設けられた耐熱性を有する紐状のライナーとを備えたコ
ンベアベルトであって、前記ライナーをふっ素樹脂で被
覆すると共にその側面を平坦状に成型したこと」をその
構成上の特徴としている。
ルトは、「耐熱性シート材を環状に接合して成る無端ベ
ルトと、この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って
設けられた耐熱性を有する紐状のライナーとを備えたコ
ンベアベルトであって、前記ライナーをふっ素樹脂で被
覆すると共にその側面を平坦状に成型したこと」をその
構成上の特徴としている。
従って、このコンベアベルトによれば、ライナーがふっ
素樹脂で完全に被覆されており、ライナーの基材繊維が
表面に露出していないため、その表面が凹凸なく滑らか
になって滑動性に優れると共に、ふっ素樹脂の被膜によ
り耐摩耗性に富み、さらに強度的にも優れており、搬送
ローラのガイド溝で擦れて切れたり、ボロボロになった
りすることがない。また、ライナーの側面は、平滑状に
なっており、搬送ローラのガイド溝との接触面積が大き
くなっているため、ガイド溝から外れにくく、コンベア
ベルトの走行中にライナーが搬送ローラに乗り上げて、
走行不能になることがない。
素樹脂で完全に被覆されており、ライナーの基材繊維が
表面に露出していないため、その表面が凹凸なく滑らか
になって滑動性に優れると共に、ふっ素樹脂の被膜によ
り耐摩耗性に富み、さらに強度的にも優れており、搬送
ローラのガイド溝で擦れて切れたり、ボロボロになった
りすることがない。また、ライナーの側面は、平滑状に
なっており、搬送ローラのガイド溝との接触面積が大き
くなっているため、ガイド溝から外れにくく、コンベア
ベルトの走行中にライナーが搬送ローラに乗り上げて、
走行不能になることがない。
さらに、当該ライナーは、成型されており、その断面が
正確な外形寸法を有しているため、ガイド溝に連続して
嵌合し、ガイド溝内でその側面が擦れる度合が減って、
耐摩耗性が向上すると共に、コンベアベルトを滑らかに
走行させることができる。
正確な外形寸法を有しているため、ガイド溝に連続して
嵌合し、ガイド溝内でその側面が擦れる度合が減って、
耐摩耗性が向上すると共に、コンベアベルトを滑らかに
走行させることができる。
次に、請求項2の発明に係る製造方法は、「ふっ素樹脂
で被覆されると共にその側面が平坦状に成型された耐熱
性を有する紐状のライナーが、耐熱性を有する無端ベル
トの裏面にその長手方向に沿って設けられたコンベアベ
ルトの製造方法であって、 (イ)耐熱性シート材を環状に接合して無端ベルトを形
成し、 (0)この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って耐
熱縁を耐熱糸により縫着し、 (ハ)次に、前記耐熱縁及び耐熱糸にふっ素樹脂を塗布
し、これを焼成することによって前記耐熱縁及び耐熱糸
をふっ素樹脂で被覆し、 (ニ)その後、前記耐熱縁をホットプレス機等によりそ
の側面が平坦になるように加熱成型してライナーを形成
することを」その構成上の特徴としている。
で被覆されると共にその側面が平坦状に成型された耐熱
性を有する紐状のライナーが、耐熱性を有する無端ベル
トの裏面にその長手方向に沿って設けられたコンベアベ
ルトの製造方法であって、 (イ)耐熱性シート材を環状に接合して無端ベルトを形
成し、 (0)この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って耐
熱縁を耐熱糸により縫着し、 (ハ)次に、前記耐熱縁及び耐熱糸にふっ素樹脂を塗布
し、これを焼成することによって前記耐熱縁及び耐熱糸
をふっ素樹脂で被覆し、 (ニ)その後、前記耐熱縁をホットプレス機等によりそ
の側面が平坦になるように加熱成型してライナーを形成
することを」その構成上の特徴としている。
従って、この製造方法によれば、ライナー用の耐熱縁を
耐熱糸で無端ベルトに縫着した後に、ふっ素樹脂で被覆
するため、つまり、耐熱縁が軟らかい内に縫着するため
、針通りが良く縫着し易い。また、ライナーはふっ素樹
脂を塗布した後に、ホットプレス機等により加熱成型さ
れるため、縫着する際にライナー用の耐熱縁が変型して
も、正確な外形寸法を有し、かつ自由な断面形状を有す
るライナーとすることができ、信頼性の高いライナーを
備えたコンベアベルトを容易に製造することができる。
耐熱糸で無端ベルトに縫着した後に、ふっ素樹脂で被覆
するため、つまり、耐熱縁が軟らかい内に縫着するため
、針通りが良く縫着し易い。また、ライナーはふっ素樹
脂を塗布した後に、ホットプレス機等により加熱成型さ
れるため、縫着する際にライナー用の耐熱縁が変型して
も、正確な外形寸法を有し、かつ自由な断面形状を有す
るライナーとすることができ、信頼性の高いライナーを
備えたコンベアベルトを容易に製造することができる。
第1図は請求項1の発明に係るコンベアベルトの一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図におけるA−A拡大断
面図、第3図は第1図におけるライナー近傍の部分拡大
断面図、第4図は別の実施例の第2図に対応する拡大断
面図、第5図〜第9図は請求項2の発明に係るコンベア
ベルトの製造方法の一実施例を工程順に示す斜視図、第
10図及び第11図はホットプレス機によりライナーを
成型する工程を示す断面図、第12図は無端ベルトに耐
熱縁を縫着する工程を示す断面図、第13図は第12図
におけるB−B断面図、第14図は従来の蛇行防止コン
ベアベルトが搬送ローラに乗り上げる状態を示す第2図
に対応する断面図、第15図は従来の蛇行防止コンベア
ベルトにおけるガイド体の縫着状態を示す断面図である
。 符号の説明 100・・・コンベアベルト、lO・・・無端ベルト、
11・・・耐熱性シート材、12・・・帯体、13・・
・接合シート、20・・・ライナー、21・・・耐熱縁
、22・・・ふっ素樹脂、23・・・側面、30・・・
耐熱糸、40・・・ホットプレス機、50・・・搬送ロ
ーラ、51・・・ガイド溝、60・・・布押え、61・
・・底面、62・・・位置決め部材、63・・・ハケ、
64・・・バーナー70・・・ミシン、200・・・従
来の蛇行防止コンベアベルト、210・・・ベルト本体
、220・・・従来のライナー(ガイド体) 、230
・・・縫着糸。 第2図 イ11.lI[Ifl;?d ゝカイトl740上 第 図 第7図 第4図 第9図 第10図 第11図 第12図 B+1 第13図 0
例を示す斜視図、第2図は第1図におけるA−A拡大断
面図、第3図は第1図におけるライナー近傍の部分拡大
断面図、第4図は別の実施例の第2図に対応する拡大断
面図、第5図〜第9図は請求項2の発明に係るコンベア
ベルトの製造方法の一実施例を工程順に示す斜視図、第
10図及び第11図はホットプレス機によりライナーを
成型する工程を示す断面図、第12図は無端ベルトに耐
熱縁を縫着する工程を示す断面図、第13図は第12図
におけるB−B断面図、第14図は従来の蛇行防止コン
ベアベルトが搬送ローラに乗り上げる状態を示す第2図
に対応する断面図、第15図は従来の蛇行防止コンベア
ベルトにおけるガイド体の縫着状態を示す断面図である
。 符号の説明 100・・・コンベアベルト、lO・・・無端ベルト、
11・・・耐熱性シート材、12・・・帯体、13・・
・接合シート、20・・・ライナー、21・・・耐熱縁
、22・・・ふっ素樹脂、23・・・側面、30・・・
耐熱糸、40・・・ホットプレス機、50・・・搬送ロ
ーラ、51・・・ガイド溝、60・・・布押え、61・
・・底面、62・・・位置決め部材、63・・・ハケ、
64・・・バーナー70・・・ミシン、200・・・従
来の蛇行防止コンベアベルト、210・・・ベルト本体
、220・・・従来のライナー(ガイド体) 、230
・・・縫着糸。 第2図 イ11.lI[Ifl;?d ゝカイトl740上 第 図 第7図 第4図 第9図 第10図 第11図 第12図 B+1 第13図 0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、耐熱性シート材を環状に接合して成る無端ベルト
と、この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って設け
られた耐熱性を有する紐状のライナーとを備えたコンベ
アベルトであって、 前記ライナーをふっ素樹脂で被覆すると共にその側面を
平坦状に成型したことを特徴とするコンベアベルト。 2)、ふっ素樹脂で被覆されると共にその側面が平坦状
に成型された耐熱性を有する紐状のライナーが、耐熱性
を有する無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って設け
られたコンベアベルトの製造方法であって、 (イ)耐熱性シート材を環状に接合して無端ベルトを形
成し、 (ロ)この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って耐
熱紐を耐熱糸により縫着し、 (ハ)次に、前記耐熱紐及び耐熱糸にふっ素樹脂を塗布
し、これを焼成することによって前記耐熱紐及び耐熱糸
をふっ素樹脂で被覆し、 (ニ)その後、前記耐熱紐をホットプレス機等によりそ
の側面が平坦になるように加熱成型してライナーを形成
することを特徴とするコンベアベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27941589A JP2616824B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンベアベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27941589A JP2616824B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンベアベルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143811A true JPH03143811A (ja) | 1991-06-19 |
JP2616824B2 JP2616824B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=17610773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27941589A Expired - Fee Related JP2616824B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | コンベアベルトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2616824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665320U (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-16 | 嘉紀 山崎 | 蛇行防止ガイド付きコンベアベルト |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP27941589A patent/JP2616824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665320U (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-16 | 嘉紀 山崎 | 蛇行防止ガイド付きコンベアベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2616824B2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
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