JPH03142848A - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JPH03142848A
JPH03142848A JP1280935A JP28093589A JPH03142848A JP H03142848 A JPH03142848 A JP H03142848A JP 1280935 A JP1280935 A JP 1280935A JP 28093589 A JP28093589 A JP 28093589A JP H03142848 A JPH03142848 A JP H03142848A
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JP
Japan
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probe
measured
wafer
probe card
mounting table
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JP1280935A
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Inventor
Keiichi Yokota
横田 敬一
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、位置合わせ方法に関する。
【従来の技術】
トランジスタや集積回路(IC)等の半導体製造工程に
おける測定の1つとしてプローブ測定がある。このプロ
ーブ測定は、被測定体例えば、半導体ウェーハ上にパタ
ーン形成により完成された半導体チップと、測定器等か
らなる測定回路とをプローバの探針即ちプローブ針を用
いて、電気的に接続し、半導体チップの電気的特性の測
定を行うものである。 すなわち、プローバによるウェーハの測定は、互いに直
交するx、y、z方向の各方向に移動可能でさらにX方
向及びY方向を含む平面内における回転方向(θ方向〉
に回転可能な載置台上にウェーハを載置し、このウエー
ノ1と対向する上方にプローブ針を輪設けたプローブカ
ードを取り付け、載置台をインデックス移動させること
によりウェーハ上に形成された半導体チップにプローブ
カードのプローブ針を順次接続させて測定を行う。 ところで、プローブカードの取り付は位置精度は悪く、
そのままではプローブ針と半導体チップの電極パッドと
の正確な接触は困難であるため、上記ウェーハの測定を
行う際には、予め上記半導体チップ表面に形成されてい
る電極パッドと上記プローブ針の位置合わせを行う必要
がある。 従来、この電極パッドとプローブ針の位置合わせは、プ
ローブカードを回転させてθ方向の補正を行うとともに
、載置台をX1Y方向に移動して行っていた。 しかし、プローブカードを回転させることは、プローブ
カードの回転機構を特別に設ける必要があり、装置を大
型化してしまうとともにメジャリングラインが複雑化す
るために正確な測定結果が得られないという問題があっ
た。そのため、プローブカードの回転機構は設けずに、
θ方向の補正を載置台の回転により行う技術が注目され
ている。 このような技術は、例えば、特開昭60−59746号
に開示されている。
【発明が解決しようとする課題] ところで、前記特開昭60−59746号の技術は、載
置台上にウェーハを載置し、定置されたプローブカード
の探針の配列方向(探針の座標系)をX、Y方向として
、これを基準としてウェーノ\を回転させて、このウェ
ーハ上に形成されている半導体チップの電極の配列方向
(電極座標系)をプローブカードの探針の座標系と平行
にし、次いで半導体チップを探針の座標系上で移動させ
ることにより、プローブカードの探針と半導体チップ電
極の位置を合わせる方法である。 したがって、同一種類のウェーハであって、載置台に対
し、常に同一位置にウェーハが載置されるのであれば、
最初のウェーハについての載置台の回転角及びX、Y方
向の移動距離を求め、これを記憶しておくことにより、
2枚目以降のウェーハは、これら記憶された回転角、X
、Y方向の移動距離だけ移動することにより、自動的に
プローブカードの探針と、ウェーハ上の半導体チップの
電極パッドとの位置合わせを行うことはできる。 しかしながら、実際的には、載置台に載置されるウェー
ハの位置は、各ウェーハ毎に異なり、回転中心位置がず
れるために各ウェーハ毎にプローブカードとの位置合わ
せのための移動距離が異なってしまっており、このため
、上記のような自動位置合わせを行うことはできず、実
質上、各つ工−ハ毎に位置合わせを行う必要があり、プ
ローブ測定のスループットが低いという問題がある。 また、上記の位置合わせ方法の場合、プローブカードの
探針の座標系に半導体チップの電極座標系を方向合わせ
した後、ウェーハ全面のチップを順次プローブする必要
があるが、その精度は数周の高精度を保持する必要があ
るため、プローブする方向を単にプローブカードの方向
に一致させるだけでは全く不十分である。すなわち、ウ
ェーハ上の1つの半導体チップに対してプローブカード
の位置合わせをしただけでは、その半導体チップについ
ては方向が合っていても、ウェーハのチップ全体につい
てのチップ形成方向とは微妙に狂っている場合がある。 そこで、従来、実際にはウェーハ毎にウェーハ全面のチ
ップをサーチして手動にてウェーハのθ補正を行い、概
略針合わせを確認した後、プローブを開始する必要があ
り、その操作性上のスループットは大幅に低下する。 この発明は、上記の欠点に対処してなされたもので、装
置を大型化することなく被測定素子の電極に測定用探針
を正確にかつ自動的に位置合わせすることが可能な位置
合わせ方法を提供しようとするものである。 【課題を解決するための手段】 この発明は、載置台に載置された被測定体上に格子状に
配列されている被測定素子の電極に、測定用探針を接触
させて、上記被測定素子を測定する装置において、 上記測定用探針の設置時に、この測定用探針の設置方向
を検出する手段と、 上記被測定素子の配列方向を上記載置台の移動方向に合
わせる手段と、 その合わせた角度位置を基準として、上記被測定体を回
転させることにより、上記検出した測定用探針の設置方
向に、上記被測定体上の被測定素子の電極の配列方向を
自動的に設定する手段と、上記被測定体上の複数の被測
定素子のパターンを検出することにより、上記測定用探
針に対して上記被測定素子を順次に移動させて接触させ
るプローブ方向を認識し、決定する手段と、上記被測定
体上の複数の被測定素子のパターンと、予め記憶されて
いる基準パターンデータとを用いて、上記被測定体の基
準位置を検出する手段と、 この基準位置に基づいて、予め記憶された補正量を用い
て上記用足用探針と上記被測定素子の電極とを自動的に
位置合わせする手段とを備えたことを特徴とする。 また、この発明は、上記基準パターンデータとして、上
記載置台の移動方向に上記被測定素子の配列方向を合わ
せたときの上記披δt1定素子上の特異パターンを用い
、上記被測定体を、このパターンを基にして上記測定用
探針の方向に合わせるように回転処理することにより、
上記被測定体の基準位置を検出することを特徴とする。
【作用】
この発明においては、δP1定用採用探針規設置時や交
換設置時に、測定用探針すなわち例えばプローブカード
の、載置台の移動方向(X、Y)に対するずれの設定角
度θが、例えばダミーウェーハに付加された測定用探針
の針跡を検出することにより検出される。 載置台に載置された被測定体、例えば半導体つ工−ハは
、先ず、そのウェーハ上に格子状に配列された半導体チ
ップの配列方向が載置台の移動方向(X、Y)と一致す
るように自動調整された後、プローブカードの設定角度
分だけ回転させられ、探針の方向と半導体チップの配列
方向とが合わせられる。 次に、ウェーハ上の任意の複数の半導体チップの画像パ
ターンを用いて、チップ配列方向が正しくプローブカー
ド設定角度θに等しくなるように自動調整し、プローブ
方向を認識し、決定する。 次に、この画像パターンを検出することにより予め記憶
されている基準画像パターンとなる位置を認識し、その
位置をウェーハについての基準位置とする。 この場合、基準画像パターンとしては、載置台の移動方
向とチップ配列方向が一致している状態のものを用いる
のが好ましく、この基準画像パターンを、画像処理によ
りプローブカードの設定角度分回転して作成しておく。 そして、前記画像パターンが、この回転した基準画像パ
ターンと一致する位置を検出して基準位置とする。 この基準位置は、同一品種のウェーハであれば常に同一
位置となる。したがって、この基準位置からの補正量が
予め記憶されていれば、その補正量だけ、位置補正すれ
ば、探針と半導体チップの電極との位置合わせが自動的
にできるものである。
【実施例】
以下、この発明による位置合わせ方法の一実施例を、半
導体ウェーハの検査工程に適用した場合を例にとって、
図を参照しながら説明する。 第1図は、この例のウェーハプローバの全体システムの
概要を示し、また、第2図はプローブ装置の前面から見
た一部断面図を示している。 図において、1はプローブ装置本体を示し、また、2は
アライメントユニットである。プローブ装置本体1には
メインステージ3が設けられる。 このメインステージ3には、ウェーハ11の測定用載置
台4が取り付けられ、水平面内において互いに直交する
X方向及びY方向に移動可能とされている。また、載置
台4は、X、Y方向に直交するZ方向、すなわち上下方
向に昇降駆動させるように構成されるとともに、載置台
4は2方向の回転軸を回転中心として回転可能に駆動す
るように構成されている。 プローブ装置本体1において、図中+印で示す位置は、
テスト位置5であり、このテスト位置5には、第2図に
示すように測定用探針6を有するプローブカード7が設
置される。 この例の場合、プローブカード7はリングインサート8
に紐み込まれた状態で、後述するプローブカード交換器
によって自動交換ができるようにされている(プローブ
カード自動交換機については特開昭62−169341
号、特開昭62−263647号参照)。 プローブカードは、絶縁性の例えば合成樹脂の基板にプ
リント配線が施され、各配線の一端が探針6に接続され
て構成されたもので、各配線の他端は測定用テスタ(H
Fタイプのブローμであればブローμ本体のテスト位置
5の上方にテストヘッドが設けられる)に、例えばプロ
ーブピン等を介して電気的に接続される。そして、この
プローブカード7は、リングインサート8に取り付けら
れ、このリングインサート8がプローブ装置本体1の上
面のヘッドプレートに着脱自在に取り付けられるもので
ある。 このプローブカード7及びリングインサート8の中央に
は開口が設けられており、この開口を介して下方のウェ
ーハ11及び探針6が監視可能なように、開口の上方に
は顕微鏡(あるいはテレビカメラ)50が設けられてい
る。 また、アライメントユニット2には、第2図に示すよう
にアライメント用の画像認識装置としてのカメラ9が設
けられている。アライメントのために、載置台4は、こ
のカメラ9の下方にまで移動されれるものである。 また、10はオートローダ、20はプローブカード交換
機である。 オートローダ10には、被測定体としての半導体ウェー
ハ11を各葉毎に所定の間隔を開けて板厚方向に複数枚
、例えば25枚収納可能なウェーハカセット12がカセ
ット載置台16上に載置されて設けられている。ローダ
ステージ13は、つ工−ハピンセットとウェーハテーブ
ルを有し、ウェーハピンセットにより、カセット12内
のつ工−ハ11をピックアップし、ウェーハテーブルに
設置する。また、ローダステージ13は、図示しないY
方向駆動機構と、2方向昇降機構により駆動可能とされ
ている。ウェーハハンドリングアーム14は、ローダス
テージ13上のウェーハを測定用載置台4に搬送し、ま
た、載置台4上のウェーハをローダステージ13のウェ
ーハテーブル上に搬送する。また、オートローダ10に
は、プローブカード7の探針に接触させたとき、その針
跡が残るようにされたダミーウェーハ15が、カセット
12に複数枚収納されている。 カード交換機20には、プローブカード7をリングイン
サート8に装置したものが収納棚21に、複数個収納さ
れている。プローブカード7は消耗品であり数日で交換
の必要を生じる。このため、同種のプローブカードが複
数個、収納棚に収められ、順次交換される。 また、例えば被測定対象がロジック用LSIなどの場合
には、多品種少量のため、■日に数回のプローブカード
の交換を必要とする。この場合には、測定するLSIの
種類に応じた複数個のブローブカードアッシイ (プロ
ーブカードがリングインサートに組み込まれたもの)を
、収納棚21に収納し、交換器コントローラ34に記憶
しておくものとする。そして、例えば同品種の予め定め
られた枚数のウェーハの測定が終了して、別の品種のウ
ェーハの測定に変わる毎に、それに先だってプローブカ
ード交換機20によってブローブカードアッシイを、そ
の品種に対応したものに交換するようにするものである
。 そして、オートローダ10は、ローダコントロ−ラ32
により駆動制御され、アライメントユニット2はアライ
メントコントローラ33により駆動制御され、カード交
換機20は交換機コントローラ34により駆動制御され
ている。 また、本体コントローラ31によりプローブ装置本体1
のメインステージ3、したがって載置台の移動及び回転
が駆動制御される。また、この本体コントローラ31は
、プローブ装置全体をコントロールするもので、ローダ
コントローラ32、アライメントコントローラ33、交
換機コントローラ34を制御するべく、これらとの間で
データや制御情報の授受を行うようにされている。これ
らコントローラ31〜34には例えばコンピュータが搭
載されている。 そして、この本体コントローラ31には、データ記憶用
のファイルユニット40が接続されており、後述するよ
うに、品種に対するパラメータ、針合わせ用ウェーへの
パターンデータ、補正データ及びプローブするための位
置補正データ等を記憶する。 以上のように構成したプローブ装置に、この発明方法を
適用した場合の位置合わせ方法及びプローブ動作を、以
下説明する。 以下の動作はコントローラ31〜34によって、そのプ
ログラムにしたがって行われる。 [新品種に対する設定] 新品種が投入されたときには、この品種に該当するブロ
ーブカードアッシイ7,8が、プローブカード交換機2
0によってテスト位置5に設置される。 次に、本体コントローラ31の指令によりローダコント
ローラ32によってオートローダ10では、ダミーウェ
ーハ15をカセット12から取り出し、載置台4に載置
する。その後、メインステージ3は、載置台4をテスト
位置5に移行する。 そして、載置台4をZ方向に上昇させて、プローブカー
ド7の探針6をダミーウェーハ15の表面に接触させ、
ダミーウェーハ15の表面に針跡を付加する。 次に、メインステージ3は、載置台4上のダミーウェー
ハ15をアライメントユニット2のカメラ9の下方に移
行する。アライメントユニット2では、ダミーウェーハ
15上の針跡を検出することにより、プローブカード7
の針先位置(プローブカード位置に相当)及び第3図に
示すように、メインステージ3のX、Y移動方向を基準
にした座標系(Xo、Yo)に対するプローブカード7
の設定角度θ1を認識する。 この設定角度θ、は、次のようにして求めることができ
る。 すなわち、針跡が第4図でn1qn2・・・n、のよう
にダミーウェーハ15に付いたとする。これら針跡nl
、n2・・・n、はカメラ9により検出され、座標系(
Xo、Yo)でのX座標の値X。 x2・・・X、が得られる。そこで次式を用いて、角度
θ1が計算される。 V2 tanθ+(xt2 xt2) ここで、f (x)は針跡n1から針跡n、までの位置
を順次直線で結んだときの折れ線グラフとする。 こうして求められた設定角度θ1の情報は、ファイルユ
ニット40に記憶される。 また、針跡n1qn2・・・・・・n、の座標(X+、
y+)、(X2 、y2 )  −”’  (Xr s
 ’It )から、その平均の座標Pcx、Pcyを求
める。 p c x−X r + X 2 + ”’ +X ′
、、・、・、  (2)Pcy、yI+y2+11+y
「。00. (3)この座tlf (P c x、 P
 c y) ヲフo−フカ−Fの位置座標としてファイ
ルユニット4oに記憶する。 以上が終了したら、カセット12にダミーウェー1)1
5をアンロードする。 次に、ウェーハカセット12内に収納されている該当品
種のウェーハ1−1をローダステージ13のウェーハピ
ンセットにより取り出し、このつ工−ハ11をローダス
テージ13にて、このウェーハ11に形成されているオ
リエンテーション◆フラットを基準にプリアライメント
を行なう。このプリアライメント後のウェーハ11をハ
ンドリングアーム14により載置台4上に載置する。こ
のとき、載置台4上に載置されたウェーハ11は、プリ
アライメントされていることにより、はぼ位置合わせは
されているが、ウェーハ11の表面に形成されている半
導体チップの電極部は極小であるため、さらに正確にア
ライメントの必要がある。 このため、ウェーハ11を載置した載置台4を、アライ
メント用カメラ9の下方へ移行する。そして、ウェーハ
11の表面をカメラ9に結像する。 この画像データから第5図に示すように、ウェーハ11
に形成されている半導体チップの完全チップ即ちウェー
ハ11の周縁部の半欠はチップを除いたチップのうち、
−例に並ぶ任意の複数のチップ、例えばウェーハ11の
周辺のチップ51.52についての画像パターンを検出
する。そして、このウェーハ11上の画像パターンデー
タに基づいて載置台4の移動方向X。SYOと上記ウェ
ーハ11の表面に形成されている半導体チップの配列方
向のずれを検出し、このずれをなくす方向に載置台5を
回転させ、載置台4の座標(Xo。 Yo)にウェーハ11のチップの配列方向を自動的に合
わせる。 このとき、カメラ9にて検出したパターンデータを基準
画像データAZOとし、これを基準データとしてファイ
ルユニット40に記憶する。 これと同時に、ウェーハ11に形成されている半導体チ
ップの完全チップのみを選択し、この配置をウェーハマ
ツプ化して記憶する。 次に、ウェーハ11を、プローブカード7の設定角度θ
1だけ補正回転させる。さらに、アライメントユニット
2によりウェーハ11上の前記周辺チップ51.52の
画像パターンを検出し、回転補正量が正しくθ1になる
ように制御する。補正回転角θ1は、第6図に示すよう
に、チップ51及び52間の座標系(xo、Yo)上で
の距離Xp、Ypから、 IYp θ、  −tan  □   ・・・・・・    (
4)p として求められ、この補正回転量θ、が、正しくθ、に
なるように制御されるものである。 これにより、半導体ウェーハ11の半導体チップの配列
方向、即ちプローブカード7の探針6に対して半導体チ
ップ位置を順次移動させるプローブ方向を正確に検出し
、認識する。 次に、記憶した基準画像データAZOを、プローブカー
ド7の設定角度θ1だけ回転した状態の画像データを、
データ演算処理により形成し、その回転画像データをA
Zθ1として記憶保持する。 そして、この回転画像データAZθ1を参照して、アラ
イメントユニット2においてメインステージ3をX。、
YO方向に移動させ、カメラ9にて撮影している画像か
ら、この回転画像データAZθに一致する画像パターン
をサーチする。そして、それを見つけ出したら、その位
置をウェーハ11についての基準位置とする。 そして、この基準位置が前記プローブカード7の位置(
P c x、 P c y)に一致するようにテスト位
置5にウェーハを移行する。 一般に、この状態では、プローブカード7の探針の方向
と、ウェーハ11のチップの配列方向とプローブカード
の探針の配列方向は互いに平行になっていても、ウェー
ハ上の電極パッドの位置を認識していないため、針合わ
せは完成されていない。 そこで、オペレータは、顕微鏡50を用いて、半導体チ
ップの電極パッドが、プローブカードの針先に合致する
ようにメインステージ3により載置台4を、X、、Y、
方向に移動させ、その移動補正量XZθ、 Y2O2を
ファイルユニット40に記憶する。 さらに、この移動補正jlXZθI Y2O2からθ、
−〇の時の基準補正量xZO1YZOを計算し、ファイ
ルユニット40に記憶する。 この場合、移動補正量XZθ1 Y2O2と、基準補正
量XZO,YZOとの関係は次のようになる。 すなわち、第7図はθ+−0のときのプローブカード7
の位置と、オペレータにより移動補正前のウェーハ上の
半導体チップチップとのずれを説明するための図、第8
図は、θ鵞〉0のときのそれを示すものである。 両図において、 PaZO;θ1−0のときのウェーハ位置Palθ、;
θ、〉0のときのウェーハ位置P c l O;θl−
0のときのカード位置Pclθ、;θ1 〉0のときの
カード位置である。図から明らかなように、 xZθ+−10+YZQ2 xcos  (tan−1YZO+θ1)XZO ・・・・・・   (5) YZθ+  =    lO+yZo2xstn  (
tan −IYZO+θI)XZO ・・・・・・   (6) また、 XZO+YZO2−XZO2+YZθ2・・・・・・ 
  (7) である。 以上のようにして、プローブカード7の探針6と半導体
チップの電極パッドとの位置合わせを終了した後には、
メインステージ3の移動座標系(Xo、Yo)に対して
、前記角度θ、の角度をもったプローブ方向に、順次プ
ローブを実行する。 この場合において、初期においてウェーハ11を回転す
る前に記憶されている完全チップのつ工−ハマップデー
タを使用して、第9図に示すようにウェーハ上の完全チ
ップA、B、Cを順にプローブすることになる。この場
合、チップからチップへの移動誤差をなくすために、セ
ンタチップPの座標を基準として、測定するチップA、
B、C。 ・・・・・・の座標を計算した上で座標(XoSYo)
での移動量を計算することが重要である。 プローブ紬(X2、Y2)上の座標をメインステージ3
、すなわち載置台4の移動座標軸(X、、Yo)上の座
標に変換する場合は下式(8)、(9)により求めるこ
とができる。 Xo−x2cosθ+y2sinθ ・・・・・・ (
8))’O−)’2808θ+x2sInθ ・・・・
・・ (9)第9図において、チップA→B1チップB
4Cへ移行する場合には、各チップの座標値の差を各移
動量とする。 BC−C(!  C)l  C)  −八(x  b 
 y  b  )−−−−・・(11)上記(1G)、
(11)式はX。、Yo軸の座標値で計算されたものと
する。 かくして、ウェーハ11上の完全チップ全てについて正
確に針合わせをしながら、プローブ動作を実行すること
ができる。 [繰り返し同品種に対する処理1 以上のようにして、ある品種について最初の1枚のウェ
ーハについての位置合わせを行ない、測定をした後、2
枚目以降のウェーハについては、全自動で測定を行なう
ことができる。 この場合、ファイルユニット40には、前述したように
、基準画像データAZO1基準補正EIXto、YZO
が記憶されている。また、プローブカード7の交換設定
が行われていなければ、プローブカード7の設定角度θ
1、回転画像データAZθ4、補正量xZθ、 YZO
1も記憶されている。 そして、ウェーハ11は載置台4に載置し、前述と同様
に、アライメントユニット2において、チップ51.5
2についての画像パターンを検出し、それに基づいて、
チップ配列方向をメインステージ3の移動方向X。、Y
oに合わせた後、載置台4を、θ、だけ回転し、さらに
前記画像パターンを用いて微調整する。その後、記憶さ
れている回転画像データAZθ1を用いて、前述と同様
にしてウェーハ11についての基準位置を検出し、その
位置をテスト位置5のプローブカード位置PaxSPa
yに移行する。そして、記憶されている補正ff1XZ
θ、 YZO1だけ載置台を移動することにより、プロ
ーブカード7の探針と半導体チップの電極パッドとの位
置合わせを自動的に行なうことができる。 そして、位置合わせ後は、前記と同様にしてプローブ方
向(X2、Y2)とメインステージ3の移動方向(Xo
、Yo)との角度差θ1を補正しながらプローブを実行
する。 次に、同品種のウェーハの測定中に、プローブカードの
消耗により交換設定を行なった場合を説明する。 この場合、最初のウェーハと同様に、ダミーウェーハ1
5を載置台4上に載せ、プローブカード7の下方に移行
して、載置台14を上昇させることにより、ダミーウェ
ーハ15上に針跡を付加する。 そして、アライメントユニット2にダミーウェーハを移
送し、カメラ9でその針跡を検出することにより、前述
したようにしてプローブカード7の位置と、設定角度θ
2を認識し、ファイルユニット40の角度θ、をO2に
書き換える。 そして、載置台4をこの角度θ2だけ回転し、また、画
像パターンデータを用いて、正しくO2だけ回転するよ
うに調整する。 さらに、基準画像データAZOと、基準補正量XZO1
YZOを、各々θ2だけ回転した回転画像データAZθ
2及び移動補正量XZθ2、YZθ2を作成する。 X2021w XZO+YZO XeO8(tal’l 1YZO+θ2)XZO ・・・・・・   (12) YZθ2−    ZO+YZ02 Xsin  (tan −1YZO+θ2 )XZO ・・・・・・   (13) 次に、カメラ9においてウェーハ11上の画像パターン
をサーチして、回転画像データAZθ2との一致パター
ンを検出し、ウェーハの半導体チップについての基準位
置Palθ2を検出した後、この位置をテスト位置のプ
ローブカード位置(Pcx、Pcy)に移行し、移動補
正量XZθ2、YZθ2の移動を行なって、自動的にプ
ローブカード7の探針と半導体チップの電極パッドとの
位置合わせを行なう。そして、前述と同様にして、ウェ
ーハ全面のチップについてプローブを行なう。 以後、この交換設定したプローブカードについては、画
像データAZθ2、補正量XZθ2、YZθ2を用いて
、全自動位置合わせが前記と同様に行われる。 以上のように、同品種のウェーハについては、過去に位
置合わせ設定時に得られた基準画像データAZOと、基
準補正量XZO1YZOが記憶されていれば、ダミーウ
ェーハを用いてプローブカード7の設定角度θ「を検出
認識することにより、画像データAZθ「、移動補正量
Xlθ「、YZθ「が得られるので、全自動でプローブ
を実行することができる。 したがって、上記の例のようにプローブカード自動交換
機を実装すれば、無人にても、全自動でプローブ工程を
実行することができる。 [多品種の場合] また、多品種少量のLSIテストの場合においては、各
品種について予め基準画像データと基準補正量を求めて
おき、これをファイルユニットに記憶しておく。このよ
うにしておけば、例えばウェーハ上の、その品種を表示
するウェーハIDを検出する機構を設けることにより、
記憶されたデータを用いて、前述と同様にして、プロー
ブカードの自動交換、自動位置合わせができ、全自動プ
ローブができる。 なお、上記実施例では、プローブカード7はインサート
リング8に保持されていたが、テストヘッドに直接取り
付けられたプローブカードのθ方向の回転ずれに対して
も同様に、この発明は適用することができる。
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、aI11定用探
針が設けられているプローブカードを回転させるのでは
なく、プローブ装置本体の載置台を回転させるものであ
るので、プローブカードの回転機構が不要となり、全体
的に構造が簡単になる。また、メジャリングラインが複
雑にならないので、テスタに対するオペレータの保守が
簡単になり、結果的に製品のコストダウンが可能になる
。 また、プローブカードの回転機構がないので、高周波測
定用プローバ(HF型プローバ)において、テストヘッ
ドに直接ブローブカードアツシイを設定することが可能
になる。そのために、電気的特性が正確にテスタに伝達
され、特にアクセスタイムの早いデバイスに対応する測
定が可能になる。 また、近年、LSIの生産において、高速用ASICの
品質及びコストが重要視されており、ASICの多品種
少量の生産に対して、無人にてプローブカードを交換し
、無人にて針合わせを行うようにした上述の実施例によ
れば、多品種少量のLSIテストに対して、大きなコス
トダウンが図れると共に、正確なウェーハテストを実現
することができる。 そして、測定用探針の設定時に、測定用探針の設定方向
を自動的に検出、認識し、その設定方向情報と、予め記
憶されている同品種についての基準情報とを用いて、被
測定体の被測定素子の電極と測定用探針との位置合わせ
を自動的に行うことができ、プローバでの測定作業を全
自動化することが可能になる。 また、さらには、品種変更時であっても、その品種につ
いての基準情報が過去に記憶されていれば、同様に針合
わせ及びプローブ動作を自動的に行うことができる。 また、被測定体毎に探針と被測定素子の電極との位置合
わせ操作をしなくても、自動的に位置合わせが実行され
るので、省力化に有益であると共に、スルーブツトが大
幅に向上する。 また、被測定体上のパターンを検知し、被測定素子の配
列方向を自動認識することにより、正確、かつ、信頼性
のある探針の接触が得られ、プローブ動作の正確性が保
証される。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明による位置合わせ方法を
適用する装置の一実施例の説明のための図、第3図及び
第4図は、プローブカードの設定方向の検出方法の一例
を説明するための図、第5図及び第6図は、画像パター
ンデータ及びプローブ方向の決定の説明のための図、第
7図及び第8図は、位置合わせのための補正量を説明す
るための図、第9図は、プローブ方向及びインデックス
移動を説明するための図である。 1;プローブ装置本体 2;アライメントユニット 3;メインステージ 4;載置台 5;テスト位置 6;測定用探針 7;プローブカード 9;アライメント用カメラ 10;オートローダ 11;半導体ウェーハ 12;ウェーハカセット 14;ハンドリングアーム 15;ダミーウェーハ 20;プローブカード交換機 40;ファイルユニット 50;顕微鏡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)載置台に載置された被測定体上に格子状に配列さ
    れている被測定素子の電極に、測定用探針を接触させて
    、上記被測定素子を測定する装置において、 上記測定用探針の設置方向を検出する手段と、上記被測
    定素子の配列方向を上記載置台の移動方向に合わせる手
    段と、 その合わせた角度位置を基準として、上記被測定体を回
    転させることにより、上記検出した測定用探針の設置方
    向に、上記被測定体上の被測定素子の電極の配列方向を
    自動的に設定する手段と、 上記被測定体上の複数の被測定素子のパターンを検出す
    ることにより、上記測定用探針に対して上記被測定素子
    を順次に移動させて接触させるプローブ方向を認識し、
    決定する手段と、上記被測定体上の複数の被測定素子の
    パターンと、予め記憶されている基準パターンデータと
    を用いて、上記被測定体の基準位置を検出する手段と、 この基準位置に基づいて、予め記憶された補正量を用い
    て上記測定用探針と上記被測定素子の電極とを自動的に
    位置合わせする手段とを備えたことを特徴とする位置合
    わせ方法。
  2. (2)上記基準パターンデータとして、上記載置台の移
    動方向に上記被測定素子の配列方向を合わせたときの上
    記被測定素子上の特異パターンを用い、上記被測定体を
    、このパターンを基にして上記測定用探針の方向に合わ
    せるように回転処理することにより、上記被測定体の基
    準位置を検出することを特徴とする請求項(1)記載の
    位置合わせ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08274136A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Ishikawa Pref Gov ハイブリッドic検査装置
US5956566A (en) * 1998-12-17 1999-09-21 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method and test site to monitor alignment shift and buried contact trench formation
US7262512B2 (en) 2002-12-20 2007-08-28 Yamaha Corporation Surface mount chip package

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