JPH031421B2 - - Google Patents

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JPH031421B2
JPH031421B2 JP60140047A JP14004785A JPH031421B2 JP H031421 B2 JPH031421 B2 JP H031421B2 JP 60140047 A JP60140047 A JP 60140047A JP 14004785 A JP14004785 A JP 14004785A JP H031421 B2 JPH031421 B2 JP H031421B2
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JP
Japan
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yarn
binding
weft
warp
bar
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JP60140047A
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JPS61296143A (ja
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Takeshi Yano
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Shikishima Canvas KK
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Shikishima Canvas KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 人工衛星や宇宙ロケツト、航空機、自動車、車
両、船舶および建築物等の構成部材としてガラス
繊維、炭素繊維、珪素繊維等の耐熱性繊維からな
る繊維構造体と合成樹脂との複合材料が使用され
ているが、この発明は、上記の繊維構造体として
好適な三次元織物の製織方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 多層に配列された長さ方向のたて糸と、このた
て糸同様に多層に配列された幅方向のよこ糸と、
上記のたて糸およびよこ糸に対して垂直方向の接
結糸とからなる三次元織物の製織方法として、例
えば特公昭51−14624号公報に開示された方法が
知られている。この方法では、多層に配列された
長さ方向のたて糸を一層ずつ順に昇降してひ口を
形成し、このひ口に1本の連続よこ糸を左右から
交互に挿入し、全層のよこ入れが終了すると、お
さを前進させてよこ打ちを行なうと共に、上記の
たて糸と同じ幅に配列され一端が織前の下端また
は上端につながる1組の接結糸を上記おさの後方
のワイヤヘルドで上昇または下降させて上記の接
結糸を多層のたて糸中に挿入し、次いでたて糸を
前回とは逆の順に1層ずつ開口し、よこ糸を挿入
している。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の方法は、1組の接結糸をおさの後方のヘ
ルドワイヤで単に昇降させるものであるから、よ
こ入れの際に一つの垂直面内に並ぶ全層のよこ糸
が挿入される間、上記の接結糸は、織前の上端と
おさの後下方のヘルドアイとを結ぶ後下がりの直
線状、または織前の下端とおさの後上方のヘルド
アイとを結ぶ後上がりの直線状に張られている。
したがつて、上記の直線状に張られた接結糸に
は、織前線の前方に挿入されているよこ糸を締め
付ける機能が全く無く、そのためいつたん打ち込
まれたよこ糸が接結糸で後方へ戻されるという問
題があつた。また、上記のように接結糸が斜めに
張られた状態でよこ入れし、かつおさで全層のよ
こ糸に対してよこ打ちを行なうので、よこ打ちに
対する抵抗が大きく、おさ羽が湾曲して十分なよ
こ打ちを行なうことができず、そのためたて糸の
幅方向および上下方方の密度が大きい場合には製
織がほとんど不可能であつた。
この発明は、たて糸の積層密度が大きい場合に
もよこ糸を十分に打ち込むことができ、かついつ
たん打ち込んだよこ糸の弛みを少なくすることが
できるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) 多層に配列された長さ方向のたて糸Tと、多層
に配列された幅方向のよこ糸Wと、上記のたて糸
Tおよびよこ糸Wに対して垂直方向の接結糸Sと
からなる三次元織物Fを製造するに当り、上記の
接結糸Sをヘルドワイヤ2でたて糸Tの昇降スト
ロークよりも上下に広い範囲を昇降させ、上記の
接結糸Sが昇降ストロークの上端または下端に位
置するとき、この接結糸Sとたて糸Tとの間に幅
方向の締付けバー3を挿入し上記接結糸Sの織前
線Fa付近を上記の締付けバー3で前方へ押して
織前線Faを通る垂直線よりも若干前方へ屈曲さ
せ、この状態で多層のたて糸Tを1層ずつ順に昇
降してひ口Taを形成し、このひ口Taに連続よこ
糸Wを左右から交互に挿入して耳部で折返す。こ
のよこ入れ手段は、よこ糸Wが耳で折返されるも
のであればよい。そして、よこ糸Wの挿入ごとに
上記のひ口Taに幅方向のよこ打ちバー4を挿入
し、このよこ打ちバー4を織前線Faに打ち寄せ
てよこ打ちを行なう。なお、よこ打ちバー4の挿
入は、よこ入れの前、後または同時のいずれでも
よく、よこ打ちは1度打ち、2度打ち、3度打ち
等にすることができる。このようにして全層のよ
こ入れとよこ打ちが終了したのち、上記の締付け
バー3を側方へ脱出させて上記の接結糸Sを反対
側へ移動し、次いで上記の締付けバー3を接結糸
Sとたて糸Tとの間に挿入する。
(作用) よこ入れおよびよこ打ちの際に、少なくとも1
層の接結糸Sを締付けバー3で前方へ押すので、
すなわち接結糸Sが最下層の織前線Faにつなが
りたて糸T層の上方に出ているときは上方の締付
けバー3で、また接結糸Sが最上層の織前線Fa
につながりたて糸T層の下方に出ているときは下
方の締付けバー3でそれぞれ接結糸Sを前方へ押
すので、織前線Faよりも前方に織込まれている
よこ糸Wが上記の接結糸Sで締付けられ、上記よ
こ糸Wが織前線Fa後方へ戻ることはない。そし
て、多層のたて糸Tを1層ずつ順に上昇させ、ま
たは下降させてひ口Taを形成し、1層ずつ順に
連続よこ糸Wを左右から交互に挿入して折返すの
で、よこ糸Wは普通耳を形成してたて糸Tを締付
ける。
そして、上記のよこ入れごとによこ打ちバー4
を上記のひ口Taに挿入して織前線Faに打ち寄せ
るので、このよこ打ちバー4が上記の織前線Fa
を締付けている接結糸Sを打込み、更に、この接
結糸Sを介してその前方のよこ糸Wを打ち込み、
織物組織を密に形成する。このようにして織前線
Faの上方または下方に締付けバー3を固定した
状態で上下方向に1列の全層のよこ入れおよびよ
こ打ちが行なわれる。
全層のよこ入れおよびよこ打ちが終つたのち、
締付けバー3をたて糸T層の側方へ脱出させる
と、接結糸Sは、後方のヘルドワイヤ2によつて
昇降可能になる。そこで、ヘルドワイヤ2を昇降
して接結糸Sを反対側へ移動すると、接結糸Sの
昇降ストロークがたて糸Tの昇降ストロークより
も大きいので、接結糸Sの挿通されているヘルド
ワイヤ2aがたて糸T層の上方または下方に位置
し、接結糸Sのヘルドアイ2a側部分がたて糸T
層の上または下に突出して接結糸Sとたて糸T層
との間に締付けバー3の挿入可能な空間が形成さ
れる。したがつて、この空間に締付けバー3を挿
入し、この締付けバー3を前方へ進めて接結糸S
を締付けると、次のよこ入れおよびよこ打ちが可
能となる。
(実施例) 第1図において、Tはたて糸、Wはよこ糸、S
は接結糸、Fは三次元織物であり、たて糸Tは織
前線Faと後下方のたて糸ビームなど(図示され
ていない)との間で多層に配列され緊張されてお
り、接結糸Sは織前線Faと後上方の接結糸ビー
ムなど(図示されていない)との間で2層に配列
され緊張されている。たて糸Tは、層ごとに幅方
向の水平バー1上にその張力によつて圧接され、
水平バー1を流体シリンダ(図示されていない)
で昇降することにより上下に移動してひ口Taを
形成する。また、接結糸Sは、前後2組のヘルド
ワイヤ2のアイ2aに挿通され、交互に上下位置
を交換すると共に、前後進する締付けバー3によ
つて前方へ押される。また、よこ糸Wはシヤツト
ルまたはスプールを投入することによつて上記ひ
口Taに挿入され、よこ打ちバー4によつてよこ
打ちされる。なお、5はたて糸間隔調節用の昇降
おさ、6はガイドローラである。
第5図において、サイドフレーム7の前部に固
定された左右の前部支柱8,8には上記のガイド
ローラ6が支架されると共に、前後方向の締付用
流体シリンダ9が固定され、この締付用流体シリ
ンダ9から後向きに突出するピストンロツド9a
にT字金具1が固定され、このT字金具10の下
端に取付けた車輪10aがピストンロツド9aの
摺動に伴つてサイドフレーム7の前部に水平に形
成されているレール7a上を転動するようになつ
ている。そして、左右のT字金具10のうち右側
のT字金具10の上下に前記の締付けバー3をピ
ストンロツドとするバー挿入用流体シリンダ1
1,11が固定され、左側のT字金具10に上記
締付けバー(ピストンロツド)3の先端挿入用の
孔10bが穿設されている。すなわち、締付用流
体シリンダ9の作動によりT字金具10が前後方
向に進退し、バー挿入用流体シリンダ11の作動
により締付けバー3がたて糸Tの層の幅方向に進
退するようになつている。なお、締付けバー3の
高さは、上側の締付けバー3が昇降用おさ5(第
1図参照)の前方で開口するときの最上層のたて
糸Tよりも若干上方に、また下側の締付けバー3
が最下層のたて糸Tよりも若干下方にそれぞ位置
するように設定される。
上記サイドフレーム7の後部側方に左右1対の
外側フレーム12が設けられており、この外側フ
レーム12によこ打ち用流体シリンダ13が前後
方向に設けられ、その後端で上下揺動自在に取付
けられ、このよこ打ち用流体シリンダ13の取付
基部付近が、上記外側フレーム12に上向きに、
かつ前後揺動自在に取付けた傾斜用流体シリンダ
14のピストンロツド14aの先端に連結され
る。そして、上記よこ打ち用体シリンダ13のピ
ストンロツド13a(第6図参照)の先端に上下
方向に長い板状のよこ打ちフレーム15が固定さ
れ、左右のよこ打ちフレーム15の上端が連結ロ
ツド16で接続され、この連結ロツド16の若干
下方によこ打ち挿入用体シリンダ17が支架さ
れ、そのピストンロツド17aの先端が右側のよ
こ打ちフレーム15の側方に突出し、その突出端
に上下方向の連結板18が固着され、この連結板
18の下端に、上記左右のよこ打ちフレーム1
5,15間に幅方向に摺動自在に支架されている
ようによこ打ちバー4の端部が接続される。すな
わち、よこ打用挿入用流体シリンダ17の作動に
より、そのピストンロツド17aおよび連結板1
8を介してよこ打ちバー4が幅方向に摺動し、ピ
ストンロツド17aの突出時によこ打用バー4が
たて糸Tのひ口Taから側方へ抜け出し、ピスト
ンロツド17aの引込時によこ打ちバー4が左右
のよこ打ちフレーム15,15間に固定されるよ
うになつている。なお、よこ打ちバー4の取付け
高さは、よこ打ち用流体シリンダ13のピストン
ロツド13aの延長上が好ましい。
上記のよこ打ちフレーム15は(第6図参照)、
その下端に車輪15aを備えており、この車輪1
5aが下方の三角形状のよこ打ちレール19の上
面に乗つている。このよこ打ちレール19は、前
後方向に長く形成され、後部下端のレール軸20
によつて上下揺動自在に支持され、レール軸20
に固定されたウオームギヤ21(第5図参照)が
モータ22によつて間欠的に駆動されるウオーム
23とかみ合い、上記モータ22の回転に伴い、
よこ打ちレール19の前端がよこ打ち1回ごとに
昇降し、最上層のよこ打ちのときに第6図の実線
位置に上昇し、また最下層のよこ打ちのときに二
点鎖線の下部位置に下降するようになつている。
第1図において、ヘルドワイヤ2の若干前方に
位置する昇降おさ5は、第7図に示すように、長
方形の枠5aに多数枚の長いおさ羽5bを上下方
向に、かつ上部間隔が広く、下部間隔が狭くなる
ように固定したものであり、よこ入れおよびよこ
打ちの際には実線位置に上昇させることにより、
たて糸Tの間隔を狭くしてたて糸Tの層の幅を三
次元織物Fの幅と同程度に設定し、ヘルドワイヤ
2,2を昇降して上下の接結糸S,Sの位置を交
換する場合には、二点鎖線の位置に下降させるこ
とにより、たて糸Tの間隔を広くして接結糸S,
Sの昇降を容易にする。
上記の構造において、第1図に示すように多層
のたて糸Tを1層ずつ下降させてよこ糸Wを挿入
し、かつよこ打ち挿入用流体シリンダ17のピス
トンロツド17aを引込めてよこ打ちバー4をひ
口Taに挿入し、よこ打ち用流体シリンダ13の
ピストンロツド13aを前進させてよこ打ちを行
ない、このピストンロツド13aを後退させ、よ
こ打ち挿入用流体シリンダ17のピストンロツド
17aを突出させてよこ打ちバー4をひ口Taか
ら脱出させ、しかるのち第2図に示すように次の
層のたて糸Tを水平バー1の下降によつて下降さ
せ、上記のよこ入れとよこ打ちを行なう。以下、
同様にしてよこ入れとよこ打ちを繰返し、最上層
のたて糸T上によこ糸Wを挿入したのち、すなわ
ち、第3図に示すように全層のたて糸Tが下降し
た状態でよこ打ちバー4を後退させ、かつたて糸
T層の側方へ脱出させたのち、傾斜用流体シリン
ダ14(第1図参照)のピストンロツド14aを
突出させてよこ打ちバー4およびよこ打ちフレー
ム15を上方へ移動する(第3図参照)。次いで
締付け用流体シリンダ9のピストンロツド9aを
後方へ突出して締付けバー3を後退させ、更にバ
ー挿入用流体シリンダ11のピストンロツドすな
わち締付けバー3を引込めて接結糸Sの側方へ脱
出させ、しかるのち昇降おさ5を下降してたて糸
Tの間隔を広げ、この状態で接結糸S用のヘルド
ワイヤ2,2の一方を上昇し、他方を下降して接
結糸Sの位置を交換する。
上記の交換が終ると(第4図参照)、バー挿入
用流体シリンダ11を作動して締付けバー(ピス
トンロツド)3をたて糸Tと接結糸Sとの間に空
間に挿通し、上記締付けバー3の先端を反対側の
T字金具10の孔10bに挿入し、しかるのち締
付用流体シリンダ9のピストンロツド9aを引込
めて締付けバー3を前進させ、この締付けバー3
で接結糸S,Sを前方へ押して締付ける。同時に
下降位置の昇降おさ5を上昇させ、たて糸Tの間
隔を再びもとの狭い間隔に戻し、更に傾斜用流体
シリンダ14のピストンロツド14aを引込めて
上昇位置のよこ打ちバー4およびよこ打ちフレー
ム15を下降させ、次いでたて糸Tを1層ずつ順
に上昇してひ口Taを形成し、再びよこ入れとよ
こ打ちを開始する。
上記の実施例において、接結糸Sの1組でもよ
い。なお、たて糸Tの開口のため、接結糸Sと同
様にヘルドワイヤ2を用いてもよいが、たて糸T
の密度が大きい場合には、実施例の水平バー1が
好ましい。また、ヘルドワイヤ2のアイ2aは、
その向きが前後方向に対して45度傾斜したもの、
および直角方向(幅方向)のもののいずれでもよ
く、特に高密度の場合には後者が好ましい。ま
た、よこ打ちバー4は、平板状のもの、丸棒状の
ものなど任意の断面形状のものを使用できる。そ
して、実施例には両持ち式のよこ打ちバー4を示
したが、幅が狭い場合には、片持式にしてもよ
く、この片持式の場合には、左右に設けて交互に
よこ打ちさせることができる。また、よこ打ちバ
ー4で2度打ち、3度打ち等を行なう場合は、よ
こ打ち用流体シリンダ13に対してピストンロツ
ド13aを複数回進退させてもよく、またよこ打
ち用流体シリンダ13またはよこ打ちフレーム1
5をカム等で振動させることができる。また、た
て糸Tの配列間隔を変える手段として昇降おさ5
を示したが、この昇降おさ5を上昇位置から下降
させる代りに前方または後方へ倒して上記の配列
間隔を広くしてもよい。よこ糸Wは、2種以上の
ものを交互に、または引揃えて挿入することがで
きる。また、ひ箱運動によつて2種以上のよこ糸
を挿入する場合に上半分の層と下半部の層に種類
や太さの異なるよこ糸を用いて織物を湾曲させる
ことができる。また、よこ入れの際にたて糸層の
左右でピンを移動させ、折返されるよこ糸を上記
のピンに掛け、シヤツトルが反対側のひ箱に到着
したのち上記のピンを抜いて織幅を一層正確に規
制することができる。
(発明の効果) この発明は、よこ入れの際に接結糸で織前を締
付けるようにしたので、打込み済みのよこ糸等の
弾力による織前線の後退が防止され、高密度の三
次元織物を製織することができる。また、各層の
よこ入れごとに幅方向のよこ打ちバーをひ口に挿
入し、このよこ打ちバーを織前に前進させてよこ
打ちするので、たて糸密度が大きい場合にも、よ
こ打ちを確実に行なうことができる。しかも、よ
こ打ちバーはひ口に挿入されるので、その挿入が
容易である。なお、2組の接結糸の上下位置を交
換する際、たて糸の配列間隔を幅方向に広げるこ
とにより、上記接結糸の昇降を容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この発明の製織方法を
説明するための織機の要部の側面図、第5図はこ
の発明に実施に使用する装置の斜視図、第6図は
よこ打ち機構の側面図、第7図はたて糸間隔を変
えるための昇降おさの正面図である。 T:たて糸、W:よこ糸、S:接結糸、F:三
次元織物、1:たて糸Tを昇降するための水平バ
ー、2:接結糸Sを昇際するためのヘルドワイ
ヤ、3:締付けバー、4:よこ打ちバー、5:昇
降おさ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多層に配列された長さ方向のたて糸と、多層
    に配列された幅方向のよこ糸と、上記のたて糸お
    よびよこ糸に対して垂直方向の接結糸とからなる
    三次元織物を製造するに当り、上記の接結糸をヘ
    ルドワイヤでたて糸の昇降ストロークよりも上下
    に広い範囲を昇降させ、上記の接結糸が昇降スト
    ロークの上端または下端に位置するとき、この接
    結糸とたて糸との間に幅方向の締付けバーを挿入
    し上記接結糸の織前線付近を上記の締付けバーで
    前方へ押して織前線を通る垂直線よりも若干前方
    へ屈曲させ、この状態で多層のたて糸を1層ずつ
    順に昇降してひ口を形成し、得られたひ口に連続
    よこ糸を左右から交互に挿入して耳部で折返すと
    共に幅方向のよこ打ちバーを挿入して織前線に打
    ち寄せ、全層のよこ入れおよびよこ打ちが終了し
    たのち上記の締付けバーを側方へ脱出させてこの
    接結糸を反対側へ移動し、次いで上記の締付けバ
    ーを接結糸とたて糸との間に挿入することを特徴
    とする三次元織物の製織方法。 2 接結糸が1組使用される特許請求の範囲第1
    項記載の三次元織物の製織方法。 3 接結糸が2組使用され、この2組の接結糸が
    互いに反対方向に昇降される特許請求の範囲第1
    項記載の三次元織物の製織方法。 4 接結糸を挿通したヘルドワイヤの昇降がたて
    糸の幅方向の配列ピツチを広くして行なわれる特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載の三次元織物の製織方法。
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US5343897A (en) * 1988-02-29 1994-09-06 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Profiled cross-section three dimensional woven fabric

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