JPH03141435A - プロセス切り換え方式 - Google Patents

プロセス切り換え方式

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JPH03141435A
JPH03141435A JP27866089A JP27866089A JPH03141435A JP H03141435 A JPH03141435 A JP H03141435A JP 27866089 A JP27866089 A JP 27866089A JP 27866089 A JP27866089 A JP 27866089A JP H03141435 A JPH03141435 A JP H03141435A
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JP
Japan
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vector
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instruction counter
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JP27866089A
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English (en)
Inventor
Chieko Takahashi
高橋 千恵子
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication of JPH03141435A publication Critical patent/JPH03141435A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オペレーティングシステムにおいて。
特に、ハードウェアで提供されている命令が、スカラ系
の命令に属するもののみではなく、ベクトル系の命令が
提供されている場合で、大容量の情報を使用する演算や
、その大容量の情報を保持する必要があるオペレーティ
ングシステムにおいても、効率の良いプロセス切り換え
を可能とする方式に関する。
(従来の技術) 従来、この種のプロセス切り換え方式は、プロセス切り
換え事象が発生したときに、現在のプロセスコンテキス
ト情報を、全て、該当プロセスのプロセス固有情報領域
にあるコンテキスト情報格納域に退避し、プロセス実行
再開時には、退避されたプロセスコンテキスト情報を該
当プロセスが動作するべきプロセッサのハードウェアレ
ジスタ上に復元し、実行再開を可能とする方式となって
いた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の方式は、スカラ系の命令
のみの場合においては、せいぜい数百バイト、多くてI
Kバイト前後のプロセスコンテキスト情報を、プロセス
切り換え事象発生時、常に退避・復元するわけであった
。このため、スカラ系の命令とベクトル系の命令を使用
するシステムにおいては、−回のプロセス切り換え時に
全てのプロセスコンテキスト情報を退避しようとすると
数百にバイト近くのコンテキスト情報を退避し。
その後復元する必要がある。
このような処理を常に行っていたのでは、プロセス切り
換え処理にかかるシステムオーバヘッドは、かなり重大
な問題となる。
そこで2本発明の技術的課題は、上記欠点に鑑み、プロ
セス切り換え処理におけるオーバーヘッドを有効に削減
したプロセス切り換え方式を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、コンピュータシステムのプロセス切り
換え方式において、CPUの割り当て作業を行うCPU
割り当て制御手段と、CPUの割り当てを行うときに、
いままで動作していたプロセスのコンテキスト情報を一
旦退避させるコンテキスト情報退避手段と、新しく動く
べきプロセスを決定し、そのプロセスのコンテキスト情
報を復元するコンテキスト情報復元手段と、当該プロセ
スの実行再開を可能とするプロセス切り換え手段と、実
際のCPU割り当てを行う対象であるプロセスの制御情
報を格納するプロセス制御テーブルとを有し、各プロセ
スが動作するために必要であり、プロセス切り換、え時
の情報を退避させておくコンテキスト情報格納域をもつ
プロセス固有情報領域を提供する基本オペレーティング
システムにおいて、スカシ系レジスタ類やベクトル系レ
ジスタ類をもつハードウェアレジスタ群の一種類である
ベクトル系命令カウンタの情報を保持する領域を命令カ
ウンタ保持領域として、前記各プロセス制御テーブルに
用意し、その命令カウンタ保持領域をベクトル系情報の
監視に使用して、当領域の値を参照することにより、プ
ロセス切り換え事象発生時の該当プロセスのベクトル系
コンテキスト情報の退避・復元を制御するベクトル系制
御手段を設けたことを特徴とするプロセス切り換え方式
%式% () 次に2本発明の実施例について1図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
本実施例は、コンピュータシステムにおいて。
基本オペレーティングシステム1と、CPU割り当て制
御手段2と、プロセス切り換え手段3と。
ベクトル系制御手段4と、ハードウェアレジスタ群5と
、プロセス制御テーブル6と、プロセス固有情報領域7
とから構成される装置 プロセス切り換え手段3は、コンテキスト情報退避手段
31とコンテキスト情報復元手段32とから構成されて
いる。
第2図、及び、第3図は1本実施例の具体例を示す。
第2図で示すように、ハードウェアレジスタ群5は、ス
カシ系レジスタ類51と、ベクトル系命令カウンタ52
と、ベクトル系レジスタ類53とから構成されている。
また、プロセス制御テーブル6は、各プロセスに一個用
意され、各種プロセスの制御情報が格納されるテーブル
であり、その一部として、ベクトル系命令カウンタ52
の値を保持する命令カウンタ保持領域61が存在する。
プロセス固有情報領域7は、実行中プロセスの固有情報
が格納される領域で、その一部として、コンテキスト情
報格納域171とコンテキスト情報格納域1172が存
在する。コンテキスト情報格納域ll72は、ベクトル
系の命令に関連する情報が退避される領域であり、主に
ハードウェアレジスタ群5のベクトル系レジスタ類53
が退避される。
また、コンテキスト情報格納域I71は、前記以外のコ
ンテキスト情報が退避される領域である。
続いて、具体例を説明する。
第2図は、ハードウェアレジスタ群5のベクトル系命令
カウンタ52の値が「1」で、プロセス制御テーブル6
内命令カウンタ保持領域61の値が「0」の状態でプロ
セス切り換えが発生した場合を示す。プロセス制御テー
ブル6内命令カウンタ保持領域61の値は、該当プロセ
スがプロセス切り換え事象により選ばれ動き出した直後
に、その時点の該当プロセスに対応するベクトル系命令
カウンタ52の値が保持される。
第2図の場合は、保持された時点では、未使用のため「
0」であったが、今回のプロセス切り換え事象までの間
に、ベクトル系の命令がベクトル系命令カウンタ52に
より使用されたことがわかるため、コンテキスト情報格
納域n72にベクトル系レジスタ類53を退避する。ま
た、コンテキスト情報格納域171には、スカシ系レジ
スタ類51とベクトル系命令カウンタ52を当然退避す
る。
第3図は、ハードウェアレジスタ群5のベクトル系命令
カウンタ52の値が「1」で、プロセス制御テーブル6
内命令カウンタ保持領域61の値も「1」の状態でプロ
セス切り換えが発生した場合を示す。この場合は、保持
された時点の値とベクトル系命令カウンタ52の値とが
等しいため。
今回のプロセス切り換え事象までの間に、ベクトル系の
命令が使用されていないことがわかる。このため、コン
テキスト情報格納域■72にベクトル系レジスタ類53
を退避しない。コンテキスト情報格納域I71への退避
のみ行う。
第4図は9本実施例の大まかなフローを示す。
以下本フローチャートに沿って1本実施例の動作を説明
する。
まず、システム立ち上げ時、プロセス制御テーブル6が
作成され初期化されるが、このときプロセス制御テーブ
ル6内命令カウンタ保持領域61は、ゼロクリアされる
。また、ハードウェアレジスタ群5のベクトル系命令カ
ウンタ52の値は。
常にプロセス固有の情報を保持しておくように制御され
る。そのため1割り込み等が発生した場合には1割り込
み発生時の値を保持し1割り込み処理からの返却時、そ
の保持された値が復元されるようになっている。
以上のことを基本とし、まず、あるプロセスがプロセッ
サ上で動作中、入出力要求を発行したため、プロセス切
り換え事象が発生した(ステップ1)。
本事象はプロセス切り換え制御手段3に通知され、ハー
ドウェアレジスタ群5のベクトル系命令カウンタ52に
はカウントされない通常系(主にスカラ系の命令)処理
に関連するコンテキスト情報、スカシ系レジスタ類51
等をコンテキスト情報退避手段31によって、プロセス
固有情報領域7のコンテキスト情報格納域171に退避
させる(ステップ2)。
次に、ベクトル系制御手段4に制御を渡し、プロセス制
御テーブル6内命令カウンタ保持領域61の値と現時点
のハードウェアレジスタ群5のべクトル系命令カウンタ
52の値とを比較し、ベクトル系命令カウンタ52の値
がプロセス制御テーブル6内命令カウンタ保持領域61
の値より大きいならば(判断3のYES)、当ベクトル
系命令カウンタ52でカウントされる処理系に関連する
コンテキスト情報をコンテキスト情報退避手段31によ
って、プロセス固有情報領域7のコンテキスト情報格納
域■72に退避させる(ステップ4)。通常初期値がゼ
ロであるため、最初のプロセス切り換え処理時はゼロと
ベクトル系命令カウンタ52の値との比較になり、−回
でも命令が実行されればカウンタが+1されるため、退
避対象となる。
続いて、CPU割り当て制御手段2において。
次にCPUを割り当てるべきプロセスを実行可能状態で
待機しているプロセス群より選択する(ステップ5)。
これにより選択されたプロセスを対象とし、プロセス切
り換え処理の実行再開処理が開始される。
まず、コンテキスト情報復元手段32により。
該当プロセスのプロセス固有情報領域7にあるコンテキ
スト情報格納域171からハードウェアレジスタ群5の
ベクトル系命令カウンタ52にはカウントされない通常
系(主にスカラ系の命令)処理に関連するコンテキスト
情報を復元する(ステップ6)。
続いて、ベクトル系制御手段4により、プロセス制御テ
ーブル6内命令カウンタ保持領域61がゼロより大きい
ならば(判断7のYES)、ベクトル系の命令が使用さ
れているので、コンテキスト情報格納域[72よりコン
テキスト情報を復元する(ステップ8)。最後に、プロ
セス制御テーブル6内命令カウンタ保持領域61に当プ
ロセス実行再開時のベクトル系命令カウンタ52を格納
する(ステップ9)。これにより、全ての必要なコンテ
キスト情報が復元されたことになり、該当プロセスは実
行再開される(ステップ10)。
(発明の効果) 以上説明したように1本発明は、オペレーティングシス
テムにおいて、特に、ハードウェアで提供されている命
令がスカラ系の命令に属するもののみではなく、ベクト
ル系の命令が提供されている場合に有効である。
というのは、スカラ系の命令とベクトル系の命令を使用
するシステムにおいては、−回のプロセス切り換え時に
全てのプロセスコンテキスト情報を退避しようとすると
、数百にバイト近くのコンテキスト情報を退避し、その
あと復元が必要となる。
ハ−ドウェアレジスタ群の一つであるベクトル系命令カ
ウンタを使い、その命令カウンタを、ただ参照しゼロか
それ以外かのみで判断するのではなく、ある一定の監視
期間を設け、その期間にベクトル系の命令を使用した場
合に限り情報を退避するようにすることは、当ベクトル
系のコンテキスト情報が大容量であることや、ハードウ
ェアの退避命令がメモリアクセスを必須とする場合など
では、大変なオーバヘッド削減となり、有効である。
ロセッサがマルチプロセッサ構成であった場合には、シ
ングルプロセッサ上で実行されるよりも多くのプロセス
切り換え事象が発生すると思われ。
この場合にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第2図、及び第3図は本実施例の具体例を示す制御図、
第4図は本実施例のフローチャートである。 1・・・基本オペレーティングシステム、2・・・CP
U割り当て制御手段、3・・・プロセス切り換え手段。 31・・・コンテキスト情報退避手段、32・・・コン
テキスト情報復元手段、4・・・ベクトル系制御手段。 5・・・ハードウェアレジスタ群、51・・・スカシ系
レジスタ類、52・・・ベクトル系命令カウンタ、53
・・・ベクトル系レジスタ類、6・・・プロセス制御テ
ーブル、61・・・命令カウンタ保持領域、7・・・プ
ロセス固有情報領域、71・・・コンテキスト情報格納
域I、72・・・コンテキスト情報格納域■。 また、オペレーティングシステムが動作するブ第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コンピュータシステムのプロセス切り換え方式にお
    いて、 CPUの割り当て作業を行うCPU割り当て制御手段と
    、 CPUの割り当てを行うときに、いままで動作していた
    プロセスのコンテキスト情報を一旦退避させるコンテキ
    スト情報退避手段と、 新しく動くべきプロセスを決定し、そのプロセスのコン
    テキスト情報を復元するコンテキスト情報復元手段と、 該当プロセスの実行再開を可能とするプロセス切り換え
    手段と、 実際のCPU割り当てを行う対象であるプロセスの制御
    情報を格納するプロセス制御テーブルとを有し、 各プロセスが動作するために必要であり、プロセス切り
    換え時の情報を退避させておくコンテキスト情報格納域
    をもつプロセス固有情報領域を提供する基本オペレーテ
    ィングシステムにおいて、スカラ系レジスタ類やベクト
    ル系レジスタ類をもつハードウェアレジスタ群の一種類
    であるベクトル系命令カウンタの情報を保持する領域を
    命令カウンタ保持領域として前記各プロセス制御テーブ
    ルに用意して、その命令カウンタ保持領域をベクトル系
    情報の監視に使用し、当領域の値を参照することにより
    、プロセス切り換え事象発生時の該当プロセスのベクト
    ル系コンテキスト情報の退避・復元を制御するベクトル
    系制御手段を設け、プロセス毎の情報として設けられた
    命令カウンタ保持領域の値設定の契機をプロセス切り換
    え直後と定め、次のプロセス切り換え事象発生時に、保
    持されていた値とその現時点での値とを比較することに
    より、プロセスのコンテキスト情報の一部であるベクト
    ル系コンテキスト情報を退避・復元するか否かを決定し
    、プロセス切り換えを効率良く実行することを特徴とす
    るプロセス切り換え方式。
JP27866089A 1989-10-27 1989-10-27 プロセス切り換え方式 Pending JPH03141435A (ja)

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JP (1) JPH03141435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141202A (ja) * 1992-10-29 1995-06-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテキストを管理するシステム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07141202A (ja) * 1992-10-29 1995-06-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンテキストを管理するシステム及び方法

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