JPH0314045Y2 - - Google Patents

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JPH0314045Y2
JPH0314045Y2 JP1984099699U JP9969984U JPH0314045Y2 JP H0314045 Y2 JPH0314045 Y2 JP H0314045Y2 JP 1984099699 U JP1984099699 U JP 1984099699U JP 9969984 U JP9969984 U JP 9969984U JP H0314045 Y2 JPH0314045 Y2 JP H0314045Y2
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lower mold
cutting
sides
aluminum
recesses
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JP1984099699U
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリード線を溶接したアルミ製丸棒を押
し潰して扁平な頭部にする電解コンデンサに使用
するタブ端子の製造装置に関する改良である。
(従来の技術) 電解コンデンサに使用するタブ端子は第2図に
示すようにリード線aを溶接したアルミ製丸棒b
の一部を押し潰して扁平部cを形成してタブ端子
とする。そしてこの1対のタブ端子のアルミ製頭
部の扁平部cにプラス又はマイナスの極性を備え
た帯状のアルミ箔をそれぞれ巻き円筒形の外筒に
挿入密封して電解コンデンサにする。
しかしてかかるタブ端子のアルミ製の丸棒bと
扁平部cの接続部は表裏にくさび形の膨出部dを
設けて補強し、扁平部cの基部が折損するのを防
止しなければならない。
従つて従来のタブ端子製造装置は、第4図に示
すように、前方を斜めに削つた下型mの中央にリ
ード線aを溶接したアルミ製丸棒を乗せ、次に前
方を斜めに削つた上型nを下降して前方を斜めに
削つた上型と下型によりくさび形膨出部dを形成
するべくアルミ製丸棒を押し潰すと、押し潰され
たアルミはくさび形膨出部dの両側にまで張り出
る。続いて前方を開放した切刃Sを下降させて上
下型の外側に張り出た不要部分を切り落としてい
た。(例えば特公昭40−23780号公報参照) このように、上型と下型の前方を斜めに削つた
部分により丸棒bと扁平部cの接続部の表裏の第
2図X−Y間にくさび形膨出部dが形成され、ア
ルミ製扁平部cの基台は補強されてみだりに折損
しない。
しかしながらアルミ製扁平部cの両側には従来
公知のように切刃Sにより、不要部分を切り落と
したときに切断ばりを生ずる。(実公昭59−10743
号公報参照) しかしてくさび形膨出部dに接続する扁平部c
の基部両側に発生する切断ばりは特に長い。(第
3図参照) そしてこの長い切断ばりは扁平部cに巻くプラ
ス又はマイナスの極性を有する帯状のアルミ箔に
接触してこれを突き破り、コンデンサを故障させ
る。
ところで、何故にX−Y間に長い切断ばりが発
生するのか、を研究したところ、第5図に示すよ
うに下型mの上に乗せたアルミ製丸棒を上型nに
より押し潰し、次に上型と下型の間より張り出た
不要部分を切刃Sにて切り落とすとき扁平部cの
基部と下型mの前方の斜めに削つた部分との間に
空隙Kを生じているので、その空隙Kの高さに応
じて切断ばりが長く発生することが判明した。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は前述の新知見に基き、かかる空隙Kを
解消することにより膨出部dに接続する扁平部c
の基部両側に長い切断ばりを発生させぬことを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上型nおよび下型mの前方中央を斜
めに削つてそれぞれ凹所1,2を相対し、該凹所
の両側1a,2aをそれぞれ上型nおよび下型m
の前方端縁まで延長させることを特長とする。
(作用) 一端にリード線aを溶接したアルミ製丸棒bの
基部を下型の凹所2にのぞむように下型m上に乗
せ、次に上型nを下降させて丸棒を押し潰し、続
いて切刃Sを下降して上型と下型の間よりはみ出
た不要部分を切り落し、上型を上昇させて製品を
取り出す。
(実施例) 凹所1,2の両側1a,2aの巾は0.3ミリ程
度にする。
(考案の効果) 本考案においては上型nと下型mの前方中央を
斜めに削つてそれぞれ凹所1,2を形成するの
で、この部分によりタブ端子の帯状アルミ箔を巻
くでき扁平部cの基部が折損せぬように補強する
べき膨出部dが形成でき、しかして凹所1,2の
両側1a,2aがそれぞれ上型n下型mの前方端
縁まで延長するので、上型が下型上のアルミ製丸
棒を押し潰したとき膨出部dに相対する扁平部c
の両側即ち第2図X−Y間は凹所1,2の両側1
a,2aに挟持され、従来のように空隙Kが存在
しないので、下降する切刃Sにより上下型より張
り出た不要部分を切り落としても長い切断ばりは
発生しない。
その上本考案によるときは下型mの前方中央に
アルミ製丸棒を乗せる凹所2を形成したので、タ
ブ端子の丸棒を正確に下型mの中央位置に供給で
きる、という効果をも生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図イおよびロは
タブ端子の側面図および平面図、第3図はそのA
−A線より切断した従来品により製造したタブ端
子の断面図、第4図は従来品の斜視図、第5図は
従来品の作用を説明する一部拡大側面図。 1および2は凹所、1aおよび2aは凹所の両
側、nは上型、mは下型、Sは切刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型および下型の前方中央を斜めに削つてそれ
    ぞれ凹所を相対して形成し、該凹所の両側をそれ
    ぞれ上型および下型の前方端縁まで延長させて成
    る電解コンデンサ用タブ端子製造装置。
JP1984099699U 1984-07-03 1984-07-03 電解コンデンサ用タブ端子製造装置 Granted JPS6115728U (ja)

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JP1984099699U JPS6115728U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 電解コンデンサ用タブ端子製造装置

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JP1984099699U JPS6115728U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 電解コンデンサ用タブ端子製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS6115728U JPS6115728U (ja) 1986-01-29
JPH0314045Y2 true JPH0314045Y2 (ja) 1991-03-28

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ID=30659190

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JP1984099699U Granted JPS6115728U (ja) 1984-07-03 1984-07-03 電解コンデンサ用タブ端子製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717144Y2 (ja) * 1989-08-18 1995-04-19 ニューセントラル株式会社 コンデンサ電極端子成形用ポンチ

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Publication number Publication date
JPS6115728U (ja) 1986-01-29

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