JPH03139513A - ゴム合成樹脂の製造方法及びコンパウンド - Google Patents

ゴム合成樹脂の製造方法及びコンパウンド

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JPH03139513A
JPH03139513A JP27274289A JP27274289A JPH03139513A JP H03139513 A JPH03139513 A JP H03139513A JP 27274289 A JP27274289 A JP 27274289A JP 27274289 A JP27274289 A JP 27274289A JP H03139513 A JPH03139513 A JP H03139513A
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resorcinol
styrene
formaldehyde
hydrogen
temperature
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JP27274289A
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Inventor
Richard T Hood
リチャード ティー.フッド
Robert M Lamars
ロバート エム.ラマーズ
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Original Assignee
INDSPEC Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は接着剤に使用されるフェノール樹脂に関し、よ
り具体的には、タイヤコードのゴム接着性を改良するた
めに、ゴムの中でキユアリング剤と共に使用されるレゾ
ルシノール−アルデヒド樹脂に関する。
[従来技術] レゾルシノール−アルデヒド樹脂は、ゴムの接合剤とし
て、スチールコードのゴムへの接着を助長するために使
用される。これらの樹脂は、−船釣に、未反応のレゾル
シノールが10乃至20%含まれるため、ゴムに添加し
たとき、不快な発煙を伴う。更に、樹脂は吸湿性である
ため、貯蔵及び取吸いに不都合がある。これらの樹脂を
改良するため、ホルムアルデヒドを増やすことによって
より多くのレゾルシノールと反応させることも行なわれ
ているが、この試みは一般的には成功していない。未反
応のレゾルシノール量は低下するが、樹脂の軟化点(s
oftening point)が高くなりすぎてゴム
と化合させることができないためである。
このため、本発明の目的は、発煙量が少なく(1ow 
fuming)、非吸湿性(nonhygroscop
ic)で、自由レゾルシノール(free resor
cinol)の少ない樹脂であって、ゴムの中でキユア
リング剤と架橋結合してコードのゴム接着を改善するこ
とのできる樹脂を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者はビニルコンパウンド、特にスチレンが、(1
)ホルムアルデヒド又は他のアルデヒドとの反応前にレ
ゾルシノール又は他のフェノールコンパウンドと反応す
るか、或は又、(2)レゾルシノールホルムアルデヒド
反応の終了後に残存する自由レゾルシノールと反応する
ことにより、発煙量が低下し、自由レゾルシノールが5
%以下の非吸湿性樹脂となることを見出した。スチレン
と反応しても樹脂の軟化点は上昇せず、スチールコード
に対する接着特性は従来の樹脂に比較して高いことは驚
くべきことであり、予期せぬことであった。
樹脂は、ストリップドクルード レゾルシノール(st
ripped crude resorcinol)と
、レゾルシノール及びレゾルシノールスチルボトム(r
65orcinol 5till botoms)のブ
レンドを用いて作るのに成功した。この方法は、フェノ
ール−レゾルシノールホルムアルデヒド型樹脂にも適用
できる。
本発明にかかる方法の一実施例では、レゾルシノールと
スチレンは酸触媒の存在下にて120℃の温度で、スチ
レン0.25〜1.0モルに対してレゾルシノール1モ
ルのモル比で反応させる。その後、ホルムアルデヒドを
、モル比を0.5乃至0.7にして添加する。ioo℃
に達した後、反応生成物を脱水する。
本発明にかかる方法の他の実施例では、レゾルシノール
とホルムアルデヒドを、100℃の温度で、モル比を、
0゜5〜0.7モルのスチレンに対して1モルのレゾル
シノールの割合で反応させる。反応生成物は、大気圧中
にて、100℃の温度にて脱水する。次に、モル比0.
25乃至1,0のスチレンを添加して140〜150℃
の温度で反応を終了させる。
[詳細な説明] 本発明の樹脂を製造する1つの方法を第1図に示してい
る。この方法によれば、最初は、リアクターに溶融レゾ
ルシノールと酸触媒をチャージする。適当な触媒として
、p−トルエンスルフォン酸、フェノールスルホン酸、
トルエンスルホン酸、ベンゼンm−ジスルホン酸等を例
示することができる。
レゾルシノールと触媒を混合し、10分経過後、スチレ
ンを流れ方向(streamwise)に374乃至1
−374時間添加する。この間、温度は120〜140
℃に維持する。全てのスチレンを添加した後、120〜
140℃の温度で0.5時間維持する。
次に、ホルムアルデヒドの一部を2〜2.5時間に亘っ
て、リアクターに添加する。反応は発熱反応であり、反
応のコントロールはホルムアルデヒドの添加量によって
行なわれる。リアクターの温度は100〜120℃の範
囲内で維持することが望ましく、135℃を超えないよ
うにする。全てのホルムアルデヒドを添加後、混合物は
15分間環流(refluX)させる。
その後、RM −441として市販されているレゾルシ
ノールの蒸留残留物(resorcinol 5til
l residue)を、望ましくは80%溶液にして
15〜30分間、リアクターに添加する。なお、反応温
度は80〜100℃に維持する。この溶液約27グラム
を、使用したレゾルシノールの各モルに用いることが望
ましい。この残留物は、レゾルシノールと3,4゛−ジ
ヒドロキシジフェニールとの混合物、2,4,3°−ト
リヒドロキシジフェニールと更に高分子重量のポリマー
材料との混合物である。この残留物の試料を分析したと
ころ、その結果は、レゾルシノール2〜8%、ジヒドロ
キシジフェニール12〜20%、トリヒドロキシジフェ
ニール25〜35%、及び残部は高分子重量ポリマーで
あった。RM −441は、アメリカ合衆国ペンシルベ
ニヤ州ピッツバーグのコツパースカンパニーが市販して
いる。
ホルムアルデヒドの残部を、更に0.5時間、流れ方向
に添加する。この間、反応混合物は全てのホルムアルデ
ヒドを添加した後、95〜100℃にて維持し、混合物
は15分間環流させる。使用したレゾルシノールの各モ
ルに対して、O,OSモルの水酸化ナトリウムをリアク
ターに投入する。145℃の温度に到達するまで、大気
中で蒸留する。次にケトルを真空にする。真空になると
温度は降下し、樹脂は発泡する。なお、温度が125℃
以下に下がらないように、そして樹脂が蒸気ライン中へ
発泡しないように、真空度をコントロールしなければな
らない。発泡が静まり始めると、更に真空度を上昇させ
、少なくとも95%又は715mm Hg以上の完全真
空に到達させる。所定真空度への到達が速すぎると、蒸
気ヘッダーや凝縮器の中に樹脂が引き込まれて、凝縮器
を閉塞する虞れがある。温度が160℃に達すると、真
空状態を解除し、ケトルを空にする。その後、出来上が
った樹脂をフレーカ−に運搬し、約178乃至174イ
ンチのフレークになるまで小さくする。或は又、粉砕し
て小片にすることもできるし、グラインディングによっ
て約174の小片にすることもできる。
第2図は、本発明の樹脂の他の製造法を示しており、こ
の実施例では、最初に水とレゾルシノールをリアクター
に投入する。また、この実施例では攪拌機を使用する。
必要に応じて、レゾルシノールの添加を簡単に停止し、
水とレゾルシノールの混合を行なう。攪拌機を作動する
と、熱がリアクターに蓄積されるが、混合物の温度は1
00℃を超えないように留意する。レゾルシノールの蒸
留残留物80%溶液をリアクターに投入し、混合物を1
00−120℃まで加熱する。
次に、37%ホルムアルデヒド溶液を、更に2〜25時
間、混合物に添加する。反応は発熱型であり、反応時間
はホルムアルデヒドの添加量によってコントロールする
。リアクターの温度は、135℃を超えないようにする
ホルムアルデヒドは2回増量しながら添加する。
最初のホルムアルデヒドのリアクターへの添加が全て終
了すると、10〜15分間混合し、試料を取り出し、粘
度を調べる。泡(bubble)を観察するには非常に
強い光を必要とすることがある。粘度は23℃にて、3
0〜36ガ一ドナーホールド秒(Gardner Ho
1dt 5econds)とすべきである。測定結果が
この範囲内にあるならば、ホルムアルデヒドの2回目の
投入時に調節を行なう必要がある。
ホルムアルデヒドのリアクターへの2回目の添加が全て
終了すると、混合物を10分間攪拌する。
試料を取り出して粘度を測定する。このときの結果は4
5〜85秒とすべきである。粘度がこの範囲内にない場
合、ホルムアルデヒド又はレゾルシノールを更に追加し
、終点(endpaint)が許容範囲内に入るように
する。理想的な終点は63秒である。
リアクターの弁を大気蒸留に設定する。大気中での蒸留
は、温度が110℃に達するまで続けられる。リアクタ
ーの温度が110℃に到達すると、p−トルエンスルホ
ン酸を投入する。次に、スチレンを流れ方向に1時間添
加する。蒸留はスチレンを添加しながら行なう。スチレ
ンは水を除去する間、水スチレンの共沸混合物(aze
otrope)とは別に保持される。温度が140℃に
到達すると、温度は140〜145℃の温度にて30分
間保持される。
ケトルを真空蒸留に切り換える。ケトル内はゆっくりと
真空状態にされる。真空状態になると、温度は降下し、
樹脂は発泡する。温度が125℃以下に下がらないよう
に、そして樹脂が真空ラインの中へ発泡しないように真
空への到達速度をコントロールしなければならない。発
泡が静まると、真空度を上昇させて、少なくとも95%
又は715mmHg以上の完全真空に維持する。温度が
160℃に到達すると、真空状態を解除し、ケトルを空
にする。
出来上がった樹脂は、次にフレーク又は粉砕して小片と
したり、グラインディングによって174インチの小片
にする。
本発明の方法を、次の実施例に基づいて、より詳しく説
明する。
及獲■ユ 440.4グラムのレゾルシノールをフラスコに容れ、
125℃まで加熱した。次に、p−トルエンスルホン酸
を添加して10分間、混合した。次に、145グラムの
スチレンを約1時間に亘り、フラスコの流れ方向に加え
た。全てのスチレンを添加した後、温度を125〜13
5℃にて1時間維持した。次に、37%ホルムアルデヒ
ド溶液220グラムを100〜125℃の温度にて30
分間に亘り、リアクターの流れ方向に加えた。全てのホ
ルムアルデヒドを添加した後、混合物は15分間、環流
させた。50%溶液の水酸化ナトリウム0.2グラムを
添加し、次に145℃まで大気中で蒸留を行ない、水を
除去した。次に、真空状態にして、160℃まで蒸留を
続けた。温度が160℃に到達すると、真空状態を解除
し、フラスコを空にした。得られた樹脂の軟化点(so
ftening point)は123℃、含水量(m
oisture content)は0.2%であった
。自由レゾルシノールは3.4%であった。前述したよ
うに、レゾルシノールとスチレンの反応によって作られ
たコンパウンドは、赤外線法(I R)及びプロトン磁
気共鳴吸収法(protonmagnetic res
onance) (N M R)によるものと同じであ
り、その構造は下記の通りである。
H−C−CH3 前述した手法に基づいて作られたコンパウンドは、赤外
線(IR)及びプロトンNMR法によって分析され、次
の構造を有するものと同一視される。
ここに開示した樹脂を、シリカ/ブラックコントロール
非接合剤(nonbonding agent)、及び
ペンシルベニア州ピッツバーグのコツパースカンパニー
インコーホレーテッドがレゾルシノール−アルデヒド樹
脂ゴムキユアリング剤として販売しているB−193と
比較した。レオメータキュア(Rheometer c
ure)、硬度、引張り強さ、接着力及び発煙性(fu
ming characteristics)を評価し
た。その試験結果を第1表に示している。
大JIJニ レゾルシノール440グラムをフラスコに容れ、120
〜130℃まで加熱した。次に、p−トルエンスルホン
酸0.7グラムを容れ、120〜130℃の温度にて1
0分間混合した。37%ホルムアルデヒド溶液220.
4グラムを1時間に亘り、添加した。ホルムアルデヒド
を全て添加した後、フラスコを大気中で蒸留できるよう
に設定し、温度が140℃に到達するまで、大気中で蒸
留した。リアクターの温度が140℃に達すると、スチ
レン145.3グラムを90分間に亘り、流れ方向に添
加した。温度は135〜140℃に維持し、スチレンを
全て添加した後、140〜150℃の温度にて1時間保
持した。次にフラスコを真空蒸留に切り換えた。温度が
160℃に到達した後、真空状態を解除し、フラスコを
空にした。得られた樹脂の軟化点は122℃、含水量は
0.05%であった。自由レゾルシノールは5.4%で
あった。前述の実施例の製品に実施したのと同じ内容の
テストをこの実施例の製品にも行なった。この試験結果
を第2表に示す。
人J1例」L乃!旦 第3表に示すようにスチレンの使用量を変え、実施例1
と同じ要領を4回繰り返した。自由レゾルシノールの割
合(percentage)及び得られた樹脂の軟化点
を測定し、その測定結果を第3表に示している。
第3表 3       0.00    13.5     
  126.64      145.00     
3.4       125.95     184.
8      3.1       124.76  
    206.6      1.1       
121.5実」L赳ユJ冗致旦 レゾルシノール440.4グラム、p−トルエンスルホ
ン酸0.8グラム、37%ホルムアルデヒド溶液204
グラム及び水酸化ナトリウム0.3グラムを使用し、第
4表に示すようにスチレンの使用量を変え、実施例1と
同じ要領を3回繰り返した。自由レゾルシノールの割合
及び得られた樹脂の軟化点を測定し、その測定結果を第
4表に示す。
第4表 7        0.00     15.5   
    114.88      145.00   
   ?、9       112.69      
224.00     2.5       112.
0−で    10   。15 第5表に示すように、スチレンの使用量を変え、実施例
2の要領を6回繰り返した。レゾルシノールの割合と得
られた樹脂の軟化点を測定し、その測定結果を第5表に
示す。
(以下余白) 第5表 第6表 0        0.00     13.5   
     126.61       60.00  
    9.0        127.42    
   79.2       7.4        
124.83      1!0.0       5
.4        122.64      145
.2       2.6       118.75
      149.2       1.7    
   117.0大jE赳16hj−1旦 レゾルシノール4409グラム、p−トルエンスルホン
酸0.8グラム、37%ホルムアルデヒド溶液204.
0グラム及び50%水酸化ナトリウム溶液0.3グラム
を使用し、第6表に示すようにスチレンの使用量を変え
、実施例2と同じ要領を3回繰り返した。自由レゾルシ
ノールの割合及び得られた樹脂の軟化点を測定し、その
測定結果を第6表に示す。
16       0.00     15.5   
    114.817      88.0    
  9.1       112.318      
158.4      3.6       109.
4尖JijLL旦 レゾルシノール198ポンドをリアクターに容れ、12
0〜130℃まで加熱した。次に、p−トルエンスルホ
ン酸0.3ポンド(147グラム)を容れ、120〜1
30℃の温度にて10分間混合した。次にスチレンをリ
アクターの流れ方向に添加した。このときの反応は発熱
型であり、反応のコントロールはスチレンの添加量によ
り行なった。添加時間は約1時間であった。温度はその
反応の間、125〜135℃に維持し、スチレンを全部
添加した後、0.5時間、135〜145℃の温度に維
持した。次に37%ホルムアルデヒド溶液89.4ボン
ドをリアクターの流れ方向に加えた。反応は発熱反応で
あり、反応の制御は、ホルムアルデヒドの添加量によっ
て行なった。リアクターの温度は135℃を超えないよ
うにした。ホルムアルデヒドの添加時間は約2時間であ
った。
全てのホルムアルデヒドを添加した後、その混合物を1
5分間環流した。次にRM −441の80%溶液27
.5ボンドをリアクターの流れ方向に加えた。添加時間
は約05時間であった。次に37%ホルムアルデヒド溶
液11.4ポンドをリアクターの流れ方向に添加した。
添加時間は約0.5時間であった。ホルムアルデヒドを
全部添加した後、混合物を15分間環流した。次に、5
0%水酸化ナトリウム溶液2ボンドを添加し、リアクタ
ーの弁を大気蒸留に設定した。大気中での蒸留は、温度
が145℃に到達するまで続けて行なった。次にケトル
を真空蒸留に切り換えた。なお、温度は125℃より降
下しないように、また樹脂が蒸気ラインの中で発泡しな
いように真空度をコントロールした。温度が160℃に
達すると、真空状態を解除し、ケトルを空にした。数回
のバッチから得た樹脂の軟化点は117〜123℃、含
水量は約0.7%であった。40%水性アルコール溶液
のp Hは5.0〜6.0であった。自由レゾルシノー
ルは2.5〜3.5%であった。
尖遣1λ則 水9.7ポンドをリアクターに加え、テクニカルグレー
ドのレゾルシノール1852ポンドを加えた。
必要に応じて、50ポンド添加する毎に、添加をストッ
プし、攪拌機を軽く作動させてレゾルシノールと水を混
合し、その後、添加を再開した。次に、80%溶液のR
M −441を257ポンド、リアクターに添加し、そ
の混合物を100〜120℃の温度まで加熱した。次に
、ホルムアルデヒド溶液89.4ポンドをリアクターの
流れ方向に添加した。そのときの反応は発熱型であり、
反応の制御はホルムアルデヒドの添加量により行なった
。リアクターの温度は135℃を超えないようにした。
ホルムアルデヒドの添加時間は、2〜2.5時間であっ
た。ホルムアルデヒドを全てリアクターに添加した後、
10分間混合し、試料を取り出して粘度を調べた。粘度
は23℃にて30〜36秒であった。次に、別の37%
ホルムアルデヒド溶液4.7ポンドを流れ方向に添加し
た。2回目のホルムアルデヒドを全て添加した後、混合
物をを10分間攪拌した。試料を取り出して粘度を調べ
た。測定結果は、45〜85秒であった。
リアクターの弁を大気蒸留に設定し、温度が110℃に
達するまで大気中での蒸留を続けた。リアクターの温度
が110℃に達すると、p−トルエンスルホン酸を1.
2ボンド添加した。スチレン83.3ポンドを1時間に
亘り、流れ方向に添加した。スチレンを添加する間、蒸
留を続けた。水を取り除く間、水スチレン共沸混合物か
ら回収した。温度が一旦、140℃に到達すると、14
0〜145℃の温度に維持して30分間反応させた。ケ
トルを真空蒸留に切り換えた。温度が125℃よりも下
がらないように、また、樹脂が蒸気ラインの中で発泡し
ないように、真空度をコントロールした。温度が160
℃に達すると、真空状態を解除し、ケトルを空にした。
得られた樹脂の軟化点は117〜128℃、水分は0.
7%であった。50%水性/アルコールのp I(は5
゜0〜60であった。自由レゾルシノールは2.5〜3
.5%であった。
前述した樹脂は、発煙性が小さく、非吸湿性で自由レゾ
ルシノールは少ないことは認識されるであろう。本発明
を具体例に基づいて説明したが、それらは例示であって
、本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定されるこ
とは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の望ましい実施例のフローチャー
ト図、及び第2図は本発明の方法の他の実施例のフロー
チャート図である。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の式で示されるコンパウンド(但し、Xはヒド
    ロキシル、水素及び炭素原子数1乃至約4のアルキル基
    から成る群から選択される) ▲数式、化学式、表等があります▼ を、次の式で示されるコンパウンド(但し、Yはフェニ
    ル、水素及び炭素原子数1乃至約4の脂肪族アルキル基
    からなる群から選択される)Y−CH=CH 及び、次の式で示されるコンパウンド(但し、Zは水素
    及び炭素原子数1乃至約4のアルキル基からなる群から
    選択される) ▲数式、化学式、表等があります▼ と反応させる工程を有していることを特徴とするゴム合
    成樹脂の製造方法。
  2. (2)(a)次の式で示されるコンパウンド(但し、X
    はヒドロキシル、水素及び炭素原子数1乃至約4のアル
    キル基から成る群から選択される)▲数式、化学式、表
    等があります▼ を、次の式で示されるコンパウンド(但し、Yはフェニ
    ル、水素及び炭素原子数1乃至約4の脂肪族アルキル基
    からなる群から選択される)Y−CH=CH_2 と反応させる工程、及び (b)工程(a)の生成物を次の式で示されるコンパウ
    ンド(但し、Zは水素及び炭素原子数1乃至約4のアル
    キル基からなる群から選択される) と反応させる工程を有している特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  3. (3)工程(a)において、レゾルシノールはスチレン
    と反応する特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. (4)スチレンに対するレゾルシノールのモル比は、ス
    チレン約0.25〜1.0モルに対してレゾルシノール
    約1モルである特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)レゾルシノールとスチレンの反応温度は約120
    〜140℃である特許請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. (6)工程(a)は酸触媒の存在下で行なわれる特許請
    求の範囲第5項に記載の方法。
  7. (7)酸触媒はp−トルエンスルホン酸である特許請求
    の範囲第6項に記載の方法。
  8. (8)工程(b)において、ホルムアルデヒドはレゾル
    シノール及びスチレンの反応生成物と反応する特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。
  9. (9)レゾルシノールに対するホルムアルデヒドのモル
    比は、レゾルシノール1.0モルに対してホルムアルデ
    ヒド約0.5〜0.8モルである特許請求の範囲第8項
    に記載の方法。
  10. (10)ホルムアルデヒドと、レゾルシノール及びスチ
    レンの反応生成物との反応は約110〜130℃の温度
    にて行なわれる特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  11. (11)工程(b)において、レゾルシノール蒸留残留
    物及び水酸化ナトリウムが添加される特許請求の範囲第
    8項に記載の方法。
  12. (12)(a)次の式で示されるコンパウンド(但し、
    Xはヒドロキシル、水素及び炭素原子数1乃至約4のア
    ルキル基から成る群から選択される)▲数式、化学式、
    表等があります▼ を、次の式で示されるコンパウンド(但し、Zは水素及
    び炭素原子数1乃至約4のアルキル基からなる群から選
    択される) ▲数式、化学式、表等があります▼ と反応させる工程、及び (b)前記工程(a)の生成物を次の式で示されるコン
    パウンド(但し、Yはフェニル、水素及び炭素原子数1
    乃至約4の脂肪族アルキル基からなる群から選択される
    ) Y−CH=CH_2 と反応させる工程を有している特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。
  13. (13)工程(a)において、レゾルシノールはホルム
    アルデヒドと反応する特許請求の範囲第12項に記載の
    方法。
  14. (14)レゾルシノールに対するホルムアルデヒドのモ
    ル比は、レゾルシノール1.0モルに対してホルムアル
    デヒド約0.5〜0.7モルである特許請求の範囲第1
    3項に記載の方法。
  15. (15)レゾルシノールとホルムアルデヒドの反応は約
    100〜120℃の温度にて行なわれる特許請求の範囲
    第14項に記載の方法。
  16. (16)工程(b)において、スチレンはレゾルシノー
    ル及びレゾルシノールの反応生成物と反応する特許請求
    の範囲第13項に記載の方法。
  17. (17)スチレンに対するレゾルシノールのモル比は、
    スチレン約0.25〜1.0モルに対してレゾルシノー
    ル約1モルである特許請求の範囲第16項に記載の方法
  18. (18)スチレンの添加前、約130〜150℃の温度
    にて大気圧下にて脱水し、スチレンの添加後、約130
    〜150℃の温度にて反応を完了させる特許請求の範囲
    第17項に記載の方法。
  19. (19)工程(b)は酸触媒の存在下にて行なわれる特
    許請求の範囲第19項に記載の方法。
  20. (20)触媒はp−トルエンスルホン酸である特許請求
    の範囲第19項に記載の方法。
  21. (21)工程(a)においてレゾルシノール蒸留残留物
    及び水を添加し、工程(b)において水酸化ナトリウム
    を添加する特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  22. (22)次の構造式で示されるコンパウンド。但し、X
    はヒドロキシル、水素及び炭素原子数1乃至約4のアル
    キル基から成る群から選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼
  23. (23)Xはヒドロキシルである特許請求の範囲第22
    項に記載のコンパウンド。
  24. (24)Xは水素である特許請求の範囲第22項に記載
    のコンパウンド。
  25. (25)Xは炭素原子数1乃至約4のアルキル基である
    特許請求の範囲第22項に記載のコンパウンド。
  26. (26)次の構造式で示されるコンパウンド。但し、X
    はヒドロキシル、水素及び炭素原子数1乃至約4のアル
    キル基から成る群から選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼
  27. (27)Xはヒドロキシルである特許請求の範囲第26
    項に記載のコンパウンド。
  28. (28)Xは水素である特許請求の範囲第26項に記載
    のコンパウンド。
  29. (29)Xは炭素原子数1乃至約4のアルキル基である
    特許請求の範囲第26項に記載のコンパウンド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006518004A (ja) * 2003-02-18 2006-08-03 インドスペク ケミカル コーポレーション 改質レゾルシノール樹脂、及びその用途

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