JPH03138944A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH03138944A JPH03138944A JP27582489A JP27582489A JPH03138944A JP H03138944 A JPH03138944 A JP H03138944A JP 27582489 A JP27582489 A JP 27582489A JP 27582489 A JP27582489 A JP 27582489A JP H03138944 A JPH03138944 A JP H03138944A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法において高濃度層と真性
領域とを接続するためのリンク拡散層を自己整合的に形
成する方法に関し、特に側壁ベース電極引き出し構造を
有する自己整合型バイポーラトランジスタの製造方法を
対象とする。
領域とを接続するためのリンク拡散層を自己整合的に形
成する方法に関し、特に側壁ベース電極引き出し構造を
有する自己整合型バイポーラトランジスタの製造方法を
対象とする。
半導体基体表面部を側壁構造とし、側壁に多結晶半導体
(ポリSt)ベース電極2を設ける自己整合バイポーラ
トランジスタにおいては、第10図に示すようにエミッ
タ(n十拡散Ji)12とグラフトベース(p十拡散層
)5とが直接に接合をつ(る構造となる場合に下記の問
題を生じる。すなわち、エミッタとベースとの自己整合
マスクとなりこれらを分離するスペーサ10の幅を大き
くしすぎると、真性ベースとグラフトベースとを確実に
適正濃度でつなぐためのリンクベース拡散層を形成する
必要がある。
(ポリSt)ベース電極2を設ける自己整合バイポーラ
トランジスタにおいては、第10図に示すようにエミッ
タ(n十拡散Ji)12とグラフトベース(p十拡散層
)5とが直接に接合をつ(る構造となる場合に下記の問
題を生じる。すなわち、エミッタとベースとの自己整合
マスクとなりこれらを分離するスペーサ10の幅を大き
くしすぎると、真性ベースとグラフトベースとを確実に
適正濃度でつなぐためのリンクベース拡散層を形成する
必要がある。
リンク拡散層については、アイ・イー・イー・イー・イ
ンタナショナル エレクトロン デバイセズ ミーティ
ング テクニカル ダイジェスト1988年版第744
頁から第747頁(IEEE、IEDM Techn
ical Digest (1988P744−7
47−)において論じられている。上記文献に記載の方
法によれば、リンク拡散層を形成した後にSiO2等の
絶縁膜からなる分離部分を形成し、その後に真性ベース
領域を形成するものであり、分離部分の形成は、電極引
き出し部のサイドウオール(側壁)としてMO3I−ラ
ンジスタのLDD形成で良く知られた手法が採用されて
いる。
ンタナショナル エレクトロン デバイセズ ミーティ
ング テクニカル ダイジェスト1988年版第744
頁から第747頁(IEEE、IEDM Techn
ical Digest (1988P744−7
47−)において論じられている。上記文献に記載の方
法によれば、リンク拡散層を形成した後にSiO2等の
絶縁膜からなる分離部分を形成し、その後に真性ベース
領域を形成するものであり、分離部分の形成は、電極引
き出し部のサイドウオール(側壁)としてMO3I−ラ
ンジスタのLDD形成で良く知られた手法が採用されて
いる。
上記した従来技術によれば、真性ベース領域とエミッタ
領域とを自己整合的に形成する際に拡散マスクとなるS
t Ozスペーサの幅によってベース・エミッタ接合濃
度を調節してあり、上記5i02スペーサは515 N
tL のリン酸によるサイドエッチにより規定してい
る。この場合のサイドエッチのばらつきが大きいために
、トランジスタ特性のばらつきも大きくなる。
領域とを自己整合的に形成する際に拡散マスクとなるS
t Ozスペーサの幅によってベース・エミッタ接合濃
度を調節してあり、上記5i02スペーサは515 N
tL のリン酸によるサイドエッチにより規定してい
る。この場合のサイドエッチのばらつきが大きいために
、トランジスタ特性のばらつきも大きくなる。
サイドエッチ量(現状では0.35μm)をさらに大き
くすると特性は良くなるが、ベース引き出し用高濃度拡
散層とリンク拡散層とが接続しなくなるおそれが出てく
る。
くすると特性は良くなるが、ベース引き出し用高濃度拡
散層とリンク拡散層とが接続しなくなるおそれが出てく
る。
また、fEEE、IEDM Technica”l
D i g e s t (1988P744−7
47 )に記載のリンク拡散層が形成されてしまうこと
により、リンク拡散層の濃度及び深さを自由に選ぶこと
ができないという問題がある。
D i g e s t (1988P744−7
47 )に記載のリンク拡散層が形成されてしまうこと
により、リンク拡散層の濃度及び深さを自由に選ぶこと
ができないという問題がある。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので
あり、その一つの目的は、半導体表面に電極引き出し用
の高濃度拡散層と、真性領域とを接続するためのリンク
拡散層が真に必要な両者の分離部の直下のみに形成され
真性領域には全く影響を与えないようにする技術を提供
することにある。
あり、その一つの目的は、半導体表面に電極引き出し用
の高濃度拡散層と、真性領域とを接続するためのリンク
拡散層が真に必要な両者の分離部の直下のみに形成され
真性領域には全く影響を与えないようにする技術を提供
することにある。
本発明の他の一つの目的は、上記のような特徴をもつリ
ンク拡散層を側壁ベースコンタクト型のトランジスタの
真性ベースと外側ベースの分離部面下に従来の標準的な
工程を大きく変えることなく導入することにある。
ンク拡散層を側壁ベースコンタクト型のトランジスタの
真性ベースと外側ベースの分離部面下に従来の標準的な
工程を大きく変えることなく導入することにある。
さらに本発明の他の目的は、上記のリンク拡散層形成工
程の製造マージンを広くし、しかも高い精度に加工しう
るようにすることにある。
程の製造マージンを広くし、しかも高い精度に加工しう
るようにすることにある。
上記目的を達成するために本発明は半導体基体の一部に
電極引き出し用高濃度拡散層と真性領域形成のための低
濃度拡散層及びそれらを接続するリンク拡散層を形成す
る半導体装置の製造方法であって、電極引き出し用高濃
度拡散層と上記真性領域の低濃度拡散層とを隔てる分離
構造となるべき部位のみに不純物を通通せることにより
半導体上部表面に分離構造と自己整合的にリンク拡散層
を形成して側壁ベースコンタクト型トランジスタを製造
するものである。
電極引き出し用高濃度拡散層と真性領域形成のための低
濃度拡散層及びそれらを接続するリンク拡散層を形成す
る半導体装置の製造方法であって、電極引き出し用高濃
度拡散層と上記真性領域の低濃度拡散層とを隔てる分離
構造となるべき部位のみに不純物を通通せることにより
半導体上部表面に分離構造と自己整合的にリンク拡散層
を形成して側壁ベースコンタクト型トランジスタを製造
するものである。
本発明は、また、上記製造方法において、上記分離構造
は多結晶半導体膜を酸化させた半導体酸化膜により形成
されるものであり、この多結晶半導体膜にこれを酸化す
る以前の状態で不純物を通過させて半導体表面に不純物
を注入することにより上記リンク拡散層を形成するもの
である。
は多結晶半導体膜を酸化させた半導体酸化膜により形成
されるものであり、この多結晶半導体膜にこれを酸化す
る以前の状態で不純物を通過させて半導体表面に不純物
を注入することにより上記リンク拡散層を形成するもの
である。
本発明はさらに、上記製造方法において、多結晶半導体
膜の一部を削って薄い膜厚とすることにより上記不純物
透過量を制御するものである。
膜の一部を削って薄い膜厚とすることにより上記不純物
透過量を制御するものである。
電極引き出し用拡散層と真性領域とを分離するための構
造となるべき部位を通してのみ不純物を通過させること
で、そのこと自体がリンク拡散層を自己整合的に形成す
るための位置決定用マスクの機能をもつことになる。そ
のことにより上記分離構造すなわちスペーサの長さを電
極引き出し用拡散層と真性領域とが直接に接しないよう
に十分に長くとっても寄生抵抗の著しい増大や接続不良
を招くことなく装置全体の大きさも必要最少限とするこ
とができる。
造となるべき部位を通してのみ不純物を通過させること
で、そのこと自体がリンク拡散層を自己整合的に形成す
るための位置決定用マスクの機能をもつことになる。そ
のことにより上記分離構造すなわちスペーサの長さを電
極引き出し用拡散層と真性領域とが直接に接しないよう
に十分に長くとっても寄生抵抗の著しい増大や接続不良
を招くことなく装置全体の大きさも必要最少限とするこ
とができる。
また、分離構造を多結晶半導体(シリコン)の酸化物に
より形成するものとし、その酸化以前の状態の多結晶シ
リコンを通して不純物イオン注入により拡散層を形成す
るものであるから、標準的な側壁ベースコンタクト型n
pn )ランジスタの製造プロセスを大幅に変更するこ
となく、リンク拡散層を真性ベース・エミッタと外部ベ
ースとの間の適正な位置に形成することが可能となる。
より形成するものとし、その酸化以前の状態の多結晶シ
リコンを通して不純物イオン注入により拡散層を形成す
るものであるから、標準的な側壁ベースコンタクト型n
pn )ランジスタの製造プロセスを大幅に変更するこ
となく、リンク拡散層を真性ベース・エミッタと外部ベ
ースとの間の適正な位置に形成することが可能となる。
さらに、半導体上部の多結晶シリコン膜の一部を削って
薄い膜厚とすることにより、真性領域に影響を与えるこ
とのないイオン注入加速電圧にすることが容易となる。
薄い膜厚とすることにより、真性領域に影響を与えるこ
とのないイオン注入加速電圧にすることが容易となる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図乃至第8図は側壁ベースコンタクト型npnトラ
ンジスタの製造プロセスに本発明を適用した場合の主要
部工程断面図である。
ンジスタの製造プロセスに本発明を適用した場合の主要
部工程断面図である。
(1)第1図乃至第4図は半導体基体に形成された側壁
構造を示すものである。すなわち、図示されないp型S
i半導体基板の一主面にn十型埋込層7を埋め込んでエ
ピタキシャルn−型Si [8を成圏させたものを用意
し、エピタキシャル層8の表面上にパッドSt Oz
1ffi 9.5t3N* IQ 4及びバターニング
用マスク材(LPGVDによる5i02膜)16を形成
し、ホトレジスト処理によってバターニングした3Fi
tのマスクを用いてエピタキシャル層をメサエッチし、
側壁が酸化されないようにSi3Nψ(図示されない)
で覆い、凹部底面にフィールド酸化膜1を形成してから
側壁を覆っている材料を除去することにより、第1図に
示すようなメサ型の側壁構造を得る。
構造を示すものである。すなわち、図示されないp型S
i半導体基板の一主面にn十型埋込層7を埋め込んでエ
ピタキシャルn−型Si [8を成圏させたものを用意
し、エピタキシャル層8の表面上にパッドSt Oz
1ffi 9.5t3N* IQ 4及びバターニング
用マスク材(LPGVDによる5i02膜)16を形成
し、ホトレジスト処理によってバターニングした3Fi
tのマスクを用いてエピタキシャル層をメサエッチし、
側壁が酸化されないようにSi3Nψ(図示されない)
で覆い、凹部底面にフィールド酸化膜1を形成してから
側壁を覆っている材料を除去することにより、第1図に
示すようなメサ型の側壁構造を得る。
〈2)ここでリン酸エンチ等の手段でSi3N4膜4の
みを等方向にエッチすることによって第2図に示すよう
に5i3N4c膜4がサイドエッチされて間隙17を形
成する。この間隙の幅がスペーサ(分離構造)をつくる
幅となる。
みを等方向にエッチすることによって第2図に示すよう
に5i3N4c膜4がサイドエッチされて間隙17を形
成する。この間隙の幅がスペーサ(分離構造)をつくる
幅となる。
(3)この後、全面に多結晶半導体(Si )2をLP
CVD法により堆禎し、有機材マスクを用いて平坦化処
理してからエッチバックすることにより第3図に示す構
造となる。
CVD法により堆禎し、有機材マスクを用いて平坦化処
理してからエッチバックすることにより第3図に示す構
造となる。
この多結晶Stは側壁よりのベース電極引き出し部とな
る部分であり、あらかじめ、または別工程で高濃度のボ
ロン(B)がドープされる。
る部分であり、あらかじめ、または別工程で高濃度のボ
ロン(B)がドープされる。
(4)この後、パターニングマスク材16を除去すれば
第4図のごとくになる。
第4図のごとくになる。
ここまでは通常の側壁ベースコンタクト型トランジスタ
の製造プロセスと同様である。そして以下に述べる工程
が本発明の実施例の主要な点に該当することになる。
の製造プロセスと同様である。そして以下に述べる工程
が本発明の実施例の主要な点に該当することになる。
(5)第5図に示すように酸化膜処理により多結晶St
の表面を酸化する。このときの5i02 膜18はスペ
ーサ膜厚を調節するためのものである。
の表面を酸化する。このときの5i02 膜18はスペ
ーサ膜厚を調節するためのものである。
上記SiO之膜18を除去することにより、第6図を参
照し、多結晶Si1%の一部(3)を削りその膜厚は5
i3N9膜4の2程度に調節される。
照し、多結晶Si1%の一部(3)を削りその膜厚は5
i3N9膜4の2程度に調節される。
たとえば、si S NqM’;1の膜厚が1400人
であれば調節された多結晶5iO21!i3の膜厚は7
00人程変色なる。
であれば調節された多結晶5iO21!i3の膜厚は7
00人程変色なる。
なお、多結晶Si膜の膜厚の調節にはこれ以外の方法も
可能である。ただ、エツチングにより直接に多結晶St
を削ることは望ましくなく、加工の精度も必ずしもよく
ない。
可能である。ただ、エツチングにより直接に多結晶St
を削ることは望ましくなく、加工の精度も必ずしもよく
ない。
(6)多結晶Si膜の膜厚を加工した部分を通して第6
図に示すようにリンクベース拡V&m形成のためにボロ
ン(B)イオンをエピタキシャル層8の表面打込む。こ
のときの加速電圧は30KV程度であり多結晶Si膜に
B+イオンの数十%を透過させることができる。一方、
Si3N!膜4 (膜厚120m)と下地のSi Ox
膜9(膜FJ−30+n)との重なり部分ではB+イオ
ンは殆ど阻止できる。
図に示すようにリンクベース拡V&m形成のためにボロ
ン(B)イオンをエピタキシャル層8の表面打込む。こ
のときの加速電圧は30KV程度であり多結晶Si膜に
B+イオンの数十%を透過させることができる。一方、
Si3N!膜4 (膜厚120m)と下地のSi Ox
膜9(膜FJ−30+n)との重なり部分ではB+イオ
ンは殆ど阻止できる。
図示では側壁部から拡散された高濃度グラフトベ−スル
十拡散層5と上部から拡散されたリンクベースp拡散層
6が示されている。
十拡散層5と上部から拡散されたリンクベースp拡散層
6が示されている。
(7)多結晶Si膜2の表面層部分と、膜W、調節した
多結晶Si膜3を酸化することにより、第7図に示すよ
うに5i02のスペーサ(分ii!を領域)10を形成
する。
多結晶Si膜3を酸化することにより、第7図に示すよ
うに5i02のスペーサ(分ii!を領域)10を形成
する。
(8) Si3 NIN’j!4および下地の5i02
膜9を除去して第8図に示すようにスペーサ酸化膜の周
辺部lj:si 3 %ll’J (パッシベーション
)15を形成した状態で、露出したエピタキシャルrf
i8を覆って多結晶Si膜13を形成する。上記Si3
N4膜15をマスク材として多結晶Si膜13に低濃度
のB(ボロン)および高濃度のP (リン)をドープし
スペーサ(酸化膜)10を低濃度p拡散r@(真性ベー
ス)11及び高濃度n十拡散層(エミッタ)12とを自
己整合的に形成する。
膜9を除去して第8図に示すようにスペーサ酸化膜の周
辺部lj:si 3 %ll’J (パッシベーション
)15を形成した状態で、露出したエピタキシャルrf
i8を覆って多結晶Si膜13を形成する。上記Si3
N4膜15をマスク材として多結晶Si膜13に低濃度
のB(ボロン)および高濃度のP (リン)をドープし
スペーサ(酸化膜)10を低濃度p拡散r@(真性ベー
ス)11及び高濃度n十拡散層(エミッタ)12とを自
己整合的に形成する。
さらに多結晶5il15113の上にはA/IQを蒸着
しパターニングによりエミッタAl電極14を形成して
トランジスタが完成する。
しパターニングによりエミッタAl電極14を形成して
トランジスタが完成する。
なお、この例では多結晶Si 2重拡散法による真性
ベース11形成を行ったが、これは本発明に本質的なこ
とではなく、直接にイオン注入による通常のベース・エ
ミッタ形成を行ってもよい。
ベース11形成を行ったが、これは本発明に本質的なこ
とではなく、直接にイオン注入による通常のベース・エ
ミッタ形成を行ってもよい。
以上の実施例によれば、側壁ベースコンタクト型npn
l−ランジスタの基本構造やプロセスを大きく変える
ことなく、第9図に示すように電極引き出し拡散層5と
真性領域11との間にリンク・ベース拡散層6を導入し
てエミッタ・ベース耐圧(BVBBO)の向上及びエミ
ッタ・ベース容量(CTE)低減が可能となった。
l−ランジスタの基本構造やプロセスを大きく変える
ことなく、第9図に示すように電極引き出し拡散層5と
真性領域11との間にリンク・ベース拡散層6を導入し
てエミッタ・ベース耐圧(BVBBO)の向上及びエミ
ッタ・ベース容量(CTE)低減が可能となった。
本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載されるように効果を奏する。
に記載されるように効果を奏する。
リンク拡散層を電極引き出し眉と真性領域の分離構造と
自己整合的に形成することができるので特に位置合わせ
工程を経ることなく確実に電極弓き出し層と真性領域と
の電気的接続を得る。
自己整合的に形成することができるので特に位置合わせ
工程を経ることなく確実に電極弓き出し層と真性領域と
の電気的接続を得る。
また、分離構造は多結晶半導体を酸化して形成するもの
であり、その酸化前に多結晶半導体を透過させて不純物
イオン注入することによりリンク拡散層を形成するもの
であるから、標準的な側壁ベースコンタクト型トランジ
スタの製造プロセスを大きく変えることなく、リンク拡
散層の形成を可能とする。
であり、その酸化前に多結晶半導体を透過させて不純物
イオン注入することによりリンク拡散層を形成するもの
であるから、標準的な側壁ベースコンタクト型トランジ
スタの製造プロセスを大きく変えることなく、リンク拡
散層の形成を可能とする。
なお、その際に多結晶半導体の一部を削り最適膜厚にす
ることにより、真性領域への影響のおそれがないイオン
加速電圧とすることができる。
ることにより、真性領域への影響のおそれがないイオン
加速電圧とすることができる。
さらに、上記多結晶半導体(Si)の一部分を削る手段
として、多結晶半導体膜の表面の一部を酸化したのち酸
化物(SiOz )のみを除去することにより容易に高
い精度で膜厚を調節することができる。
として、多結晶半導体膜の表面の一部を酸化したのち酸
化物(SiOz )のみを除去することにより容易に高
い精度で膜厚を調節することができる。
本発明は、ポリStによる自己整合リンク拡散層を形成
する場合、たとえば5ICO3構造のトランジスタに応
用しても有効である。
する場合、たとえば5ICO3構造のトランジスタに応
用しても有効である。
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示し、側壁ベー
ス・トランジスタの製造プロセスの主要部工程断面図で
ある。 第9図は本発明方法により製造されたトランジスタにお
ける拡散層の形態を示す一部断面図である。 第10図は従来方法により製造されたトランジスタにお
ける拡散層の形態を示す一部断面図である。 1・・・フィールド5iOz膜、 2・・・多結晶St
(ベース電極引き出し用)、 3・・・多結晶St
(スペーサ用)、 4・・・Si3Ng膜、 5
・・・高濃度クラフトベース、 6・・・リンクベース
拡Wit FiN、7・・・埋込層、 8・・・エピタ
キシャル層、9・・・siozM*、 10・・・スペ
ーサ(SiOz膜)、11・・・真性ベース、 12
・・・エミッタ、13・・・エミッタ多結晶St、
14・・・Al電極、15・・・St 3 Np (パ
ッシベーション)、16・・・マスク材(Si Oλ)
、 17・・・間隙。 第 4 図 第 図 第 図 一フイーlレドー:>tUZ 第 図 +4−At鳴1改
ス・トランジスタの製造プロセスの主要部工程断面図で
ある。 第9図は本発明方法により製造されたトランジスタにお
ける拡散層の形態を示す一部断面図である。 第10図は従来方法により製造されたトランジスタにお
ける拡散層の形態を示す一部断面図である。 1・・・フィールド5iOz膜、 2・・・多結晶St
(ベース電極引き出し用)、 3・・・多結晶St
(スペーサ用)、 4・・・Si3Ng膜、 5
・・・高濃度クラフトベース、 6・・・リンクベース
拡Wit FiN、7・・・埋込層、 8・・・エピタ
キシャル層、9・・・siozM*、 10・・・スペ
ーサ(SiOz膜)、11・・・真性ベース、 12
・・・エミッタ、13・・・エミッタ多結晶St、
14・・・Al電極、15・・・St 3 Np (パ
ッシベーション)、16・・・マスク材(Si Oλ)
、 17・・・間隙。 第 4 図 第 図 第 図 一フイーlレドー:>tUZ 第 図 +4−At鳴1改
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基体の一部に電極引き出し用高濃度拡散層と
真性領域形成のための低濃度拡散層及びそれらを接続す
るリンク拡散層を形成する半導体装置の製造方法であっ
て、電極引き出し用高濃度拡散層と上記真性領域の低濃
度拡散層とを隔てる分離構造となるべき部位のみに不純
物を通過させることにより半導体基体表面に分離構造と
自己整合的にリンク拡散層を形成することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 2、請求項1に記載された半導体装置の製造方法におい
て、上記分離構造は多結晶半導体膜を酸化させた半導体
酸化膜により形成されるものであり、この多結晶半導体
膜にこれを酸化する以前の状態で不純物を通過させて半
導体表面に不純物を注入することにより上記リンク拡散
層を形成する。 3、請求項2に記載された半導体装置の製造方法におい
て、多結晶半導体膜の一部を削って薄い膜厚とすること
により、不純物透過量を制御する。 4、請求項1または2に記載された半導体装置の製造方
法であって、半導体基体の一部を側壁構造とし、その側
壁部に電極引き出し用高濃度拡散層を形成する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27582489A JPH03138944A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27582489A JPH03138944A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03138944A true JPH03138944A (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=17560937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27582489A Pending JPH03138944A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03138944A (ja) |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP27582489A patent/JPH03138944A/ja active Pending
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