JPH03138192A - 転写材 - Google Patents

転写材

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JPH03138192A
JPH03138192A JP1278286A JP27828689A JPH03138192A JP H03138192 A JPH03138192 A JP H03138192A JP 1278286 A JP1278286 A JP 1278286A JP 27828689 A JP27828689 A JP 27828689A JP H03138192 A JPH03138192 A JP H03138192A
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JP
Japan
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layer
colorant
thermal expansion
film
laminated
Prior art date
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Pending
Application number
JP1278286A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Honma
本間 茂男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03138192A publication Critical patent/JPH03138192A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば紙、布、木材、樹脂フィルム等に立体
画像を形成する転写材に関する。
[従来の技術] 従来、立体画像を形成する一方法として、シート状基材
と、そのシート状基材の一面に積層され熱膨張性微小球
を含む熱膨張層とからなる熱膨張性シートを用いる方法
が知られている(特公昭59−35359号公報等)。
この場合には、熱膨張層の表面に光吸収性の高い材料で
所望の画像を形成してその表面に光を照射し、画像形成
部分のみを選択的に加熱し隆起させることにより立体画
像が得られる。ざらに立体画像をカラー化したい場合に
は、立体画像を形成したそのシートに所望の色彩のホッ
トスタンプ箔を重ね合せこれを加圧・加熱して箔を付着
させすることにより、カラー立体画像が得られる。
また、印刷により立体画像を形成する方法も知られてい
る。例えば、rThermography Finds
  New  MerketsJ  (Brit+sh
  Pr1nter、Vol、100゜No、3.19
87年、Nadine  BOgQot  repor
ts)には、印刷インクが未乾燥状態の印字部に加熱に
より融解する印字部盛上げ扮を撮り掛けて付着させ、こ
れを加熱し融解・固着させて盛上げ印字を形成すること
が開示されている。そして、「印刷インキ入門」 (印
刷学会出版部発刊〉には、発泡剤入り塩化ビニルペース
トを原版に塗布し、ゲル化、低温予備発泡させた後、凹
部にすべき模様部分を発泡抑制インキで印刷し、その上
に透明塩化ビニル層を形成し、7J[l熱発泡させるこ
とにより、凹凸を付ける発泡印刷が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、熱膨張性シートを用いる場合には、立体画像
が熱膨張性シート自体に形成されるため、立体画像の形
成箇所に制限を受ける。また、カラー立体画像を形成す
るには、立体画像の形成後にホットスタンプ箔によるカ
ラー化作業を行うため、作業が繁雑であるとともに長時
間を要する。
一方、印刷により立体画像を形成する場合には、いずれ
も使用する装置が大掛かりとなり、しかも製版工程を必
要とするため作像プロセスが複雑である。また、インク
剤を使用して行う湿式であるため、乾燥にも長時間を必
要とする。
本発明は上記実情に鑑み案出されたものであり、カラー
立体画像を簡単に得られるようにすることをその技術的
課題とするものである。
[課題を解決するための手段1 本発明の転写材は、シート状の耐熱性フィルムと、該フ
ィルムの一面に積層された離型剤層と、該離型剤層に積
層された着色剤層と、該着色剤層に積層され熱膨張性微
小球を含む熱膨張層と、該熱膨張層に積層された接着剤
層と、で構成されていることを特徴とするものである。
[作用] 本発明の転写材は、その接着剤層側を被転写部に重ね合
せ、転写したい部分(立体画像形成部分)をフィルム側
から加熱・加圧する。これにより、加熱された部分の熱
膨張性微小球が膨張して熱膨張層が隆起するとともに、
その部分の接着剤層が溶融して被転写部に粘着する。そ
して、フィルムを被転写部から強制的に引き離すことに
より、接着剤層の粘着した部分のみが被転写部に付着し
て残り、他の部分はフィルムとともに分離する。このと
き、接着剤層が被転写部に付着した部分は、離型剤層を
境にしてフィルムと分離し、着色剤層が表面に露出する
。これにより、熱膨張性微小球が膨張して隆起した部分
の熱膨張層及び着色剤層が被転写部に転写され、カラー
立体画像が形成される。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第1図に本実施例に係る転写材の断面図を示す。
本実施例の転写材1は、第1図に示すように、フィルム
11と、離型剤層12と、着色剤層13と、熱膨張層1
4と、接着剤層15とを順に積層して構成されている。
フィルム11は、厚さ約12μmのポリエステルフィル
ムで所定の大きさに形成されたものである。
離型剤層12は、フィルム11の一面にワックス系樹脂
を塗布して形成されており、厚さ約0゜05’μmに形
成されている。
着色剤層13は、酸性白土と、アクリル樹脂と、染料又
は顔料からなる有色材料とを混合した色剤からなり、こ
れを離型剤層12に塗布して厚さ約2μmに形成されて
いる。
熱膨張層14は、熱膨張性微小球14a(サランマイク
ロスフェアー二松本油脂製薬(株)製)20重量%と酢
酸ビニルポリマ(50重量%)80重伍%との混合物を
着色剤層13に塗布し乾燥させて厚さ約50μmに形成
されている。ここでの熱膨張性微小球14aは、低沸点
気化性物質を熱可塑性樹脂でマイクロカプセル化したも
のである。
接着剤層15は、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂を
熱膨張層14に塗布して形成されており、厚さ約2μm
に形成されている。
以上のように構成された本実施例の転写材は、次のよう
にして使用される。
(使用例1) 本使用例は、加熱型を用いて紙等の基材面上に転写しカ
ラー立体画像を形成する例である。
この場合には、第2図に示すように、基材20の上に接
着剤層15を対向させて転写材1を重ね合せる。そして
、−面側に所望の画像25aを凸状に形成した加熱型2
5を図示しない熱源により加熱し、転写材1のフィルム
11側に画像25aを対向させて押し当てる。これによ
り、画像25aと対応する部分の熱膨張性微小球14a
が加熱されて膨張し熱膨張層14が隆起するとともに、
その部分の接着剤層15が溶融して基材20に粘着する
。その後、加熱型25を取り去り、転写材1を基材20
から強制的に引き離す。これにより、接着剤層15の粘
着した部分のみの熱膨張層14及び着色剤層13が基材
20に付着して残り、他の部分はフィルム11とともに
分離する。このとき、接着剤層15が基材20に粘着し
た部分は、離型剤層12を境にしてフィルム11と分離
し、着色剤層13が表面に露出する。これにより、第3
図に示すように、表面を着色剤層13に覆われ、熱膨張
性微小球14aが膨張して隆起した部分の熱膨張層14
が基材20に転写され、画像25aと対応するカラー立
体画像が形成される。
(使用例2) 本使用例は、熱転写装置を用いて紙等の基材面上に転写
しカラー立体画像を形成する例である。
ここで用いる熱転写装置は、第4図に示すように、回転
によりその外周面で基材30を搬送するプラテンローラ
32と、プラテンローラ32の外周面と対向する部分に
発熱部34aをもちその発熱部34aを画像情報に基づ
いて発熱させるサーマルヘッド34とを備えている。そ
して、ロール状に巻回した長尺状の基材30が、サーマ
ルヘッド34の発熱部34aと対向するプラテンローラ
32の外周面部分を経由してその先端を巻取り可能に配
設されている。この基材30は、プラテンローラ32の
当接部分を中心に逆■字形に張設されており、プラテン
ローラ32の回転により矢印a方向に搬送される。
この熱転写装置のスイッチオンによりプラテンローラ3
2が回転し、基材30がil&送される。これとともに
基材30の上面に接着剤層15を対向させて、転写材1
を基材30とサーマルヘッド34との間に送込み基材3
0とともに搬送させる。
転写材1がサーマルヘッド34を通過する際には、サー
マルヘッド34の発熱部34aが画像情報に基づいて発
熱されており、転写材1が加熱・加圧される。これによ
り、加熱された部分の熱膨張性微小球14aが膨張して
熱膨張層14が隆起するとともに、加熱された部分の接
着剤層15が溶融して基材30に粘着する。その直後、
転写材1は矢印a方向に基材30は矢印す方向に搬送さ
れるため、両者は互いに遠ざかり分離する。このとき、
接着剤層15が基材30に粘着した部分は、雌型剤層1
2を境にしてフィルム11と分離し、熱膨張層14及び
着色剤層13が基材30に付着して残る。これにより、
表面を着色剤層13に覆われ、熱膨張性微小球14aが
膨張して隆起した部分の熱膨張層14が基材30に転写
され、カラー立体画像が形成される。
以上のように本実施例の転写材1は、紙等の基材20に
重ね合せて加熱・加圧し、転写材1を弓き離すことによ
り、カラー立体画像を簡単に形成することができる。す
なわち、形成する画像の立体化と着色とを同時に行うこ
とができる。しかも、このカラー立体画像の形成は、印
刷のようにインクの乾燥に長時間を要する湿式ではなく
乾式であるため、短時間で行うことができる。
そして、本実施例の転写材1は、紙、布、木材、樹脂フ
ィルム等、接着剤層15が接着可能なものであればあら
ゆるものに使用することができるため、被転写材の制限
を大幅に緩和することができる。
ざらに、本実施例の転写材1は、複数のカラーからなる
カラー立体画像の形成を容易にすることができる。例え
ば上記使用例2の熱転写装置を用いる場合には、着色剤
層12の色剤が種々異なるリボン状又はロール状に巻回
した複数の転写材を熱転写装置に装着しておき、選択さ
れた色の転写材を複数使用してカラー立体画像を形成す
るようにすればよい。ただし、転写材の加熱温度、加圧
力、搬送速度等は、各転写材に応じて変換可能とする。
なお、上記実施例ではフィルム11をポリエステルで形
成したが、このフィルム11は転写時の加熱に耐えられ
る程度の耐熱性を有することが好ましく、その他にポリ
サルフオン、ポリエーテル・ポリアミド、ポリアミド・
イミド等の耐熱性樹脂を用いて形成することができる。
フィルム11の厚さは、加熱時の熱をフィルム11が吸
収又は遮断して熱膨張層14及び接着剤層15にまで充
分伝達されないことのないよう最小限の厚さとするのが
好ましい。
そして、着色剤層13は、樹脂、染料、顔料等を混合し
て所望の色の色剤を用いて形成することができる。ざら
には、アルミニウムやクロム等の蒸@層を着色剤層13
と離型剤層12との間に設けて、転写された立体画像の
着色剤層13に金属光沢をもたせることもできる。
また、熱膨張層14の熱膨張性微小球14aは、プロパ
ン、ブタン等の低沸点気化性物質を塩化ビニリデン−ア
クリロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル−アク
リロニトリル共重合体、塩化ビニリデン−アクリル酸エ
ステル共重合体等の熱可塑性樹脂でマイクロカプセル化
したもの、あるいはアゾビスイソブチロニトリル等の粒
状の感熱有機発泡剤の粒径5〜30μのものを用いるこ
とができる。また、結着剤としては、例えば酢酸ビニル
系樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、メタクリル酸エス
テル系樹脂、スチレン−ブタジェン系樹脂等の熱可塑性
樹脂を用いることができる。
接着剤層15は、転写時の加熱により軟化して被転写材
と粘着するホットメルト接着剤で形成するのが好ましく
、例えばポリアミド樹脂等で形成してもよい。
[発明の効果] 本発明の転写材は、シート状の耐熱性フィルムと、該フ
ィルムの一面に積層された離型剤層と、該離型剤層に積
層された着色剤層と、該着色剤層に積層され熱膨張性微
小球を含む熱膨張層と、該熱膨張層に積層された接着剤
層と、で構成されている。このため、この転写材を被転
写材に重ね合せて加熱・加圧し、転写材を引き離すこと
により、カラー立体画像を簡単に形成することができる
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例に係り、第1図は転写
材の縦断面図、第2図及び第3図は使用例1による立体
画像の形成例を示す説明図、第4図は使用例2による立
体画像の形成例を示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート状の耐熱性フィルムと、 該フィルムの一面に積層された離型剤層と、該離型剤層
    に積層された着色剤層と、 該着色剤層に積層され熱膨張性微小球を含む熱膨張層と
    、 該熱膨張層に積層された接着剤層と、 で構成されていることを特徴とする転写材。
JP1278286A 1989-10-25 1989-10-25 転写材 Pending JPH03138192A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1278286A JPH03138192A (ja) 1989-10-25 1989-10-25 転写材

Applications Claiming Priority (1)

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JP1278286A JPH03138192A (ja) 1989-10-25 1989-10-25 転写材

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JPH03138192A true JPH03138192A (ja) 1991-06-12

Family

ID=17595232

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JP1278286A Pending JPH03138192A (ja) 1989-10-25 1989-10-25 転写材

Country Status (1)

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JP (1) JPH03138192A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5548316A (en) * 1992-02-27 1996-08-20 Hitachi, Ltd. Stereoscopic image processing system
JP2012066424A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Fujicopian Co Ltd ハードコートフィルム、加飾ハードコートフィルム
JP2020131596A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 ブラザー工業株式会社 箔転写方法、箔、箔転写装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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