JPH03138044A - 型鍛造による機械部品の製造方法 - Google Patents

型鍛造による機械部品の製造方法

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JPH03138044A
JPH03138044A JP27502689A JP27502689A JPH03138044A JP H03138044 A JPH03138044 A JP H03138044A JP 27502689 A JP27502689 A JP 27502689A JP 27502689 A JP27502689 A JP 27502689A JP H03138044 A JPH03138044 A JP H03138044A
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forging
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自在接手等の部品を、鍛造によって製造され
るものと、機械加工されて製造されるものとを結合して
、一つの部品を製造する場合に、熱間型鍛造と冷間型鍛
造とを組合せて行う型鍛造による機械部品の製造方法に
関する。
(従来の技術) 従来、鍛造によって製造されるものと、機械加工されて
製造されるものを結合して、一つの部品を製造する場合
には、次のようなものがある。
例えば一体鍛造の場合は、第5図に示すように熱間型鍛
造によって(a)図の素材1から(b)図に示すように
部品2をバリ3がついた状態に荒打ち鍛造し、次に(C
)図に示すようにバリ3がついたま\で仕上げ型鍛造を
行い、(d)図に示すようにバリ抜きを行う。次に(e
)図に示すようにスプライン4を加工するための機械加
工を行うが、その場合にブローチ加工を行うのが能率が
良いため、下穴5を貫通してスプライン加工が行われる
。そして下穴5がヨーク6の所まで貫通しているため、
スプラインの仕上げ後に、異物の浸入を防止するため、
キャップ7を取付けるようにしている。
また冷間型鍛造の場合は第6区に示すように、(1) 
(2) (3)・・・・・・・・・・・・の工程で順次
冷間で加工か行われ、ヨーク部8やスプライン部9が形
成されて行き、工程(3)と(4)との間や、工程(6
)。
(7) 、 (8)および(9)の夫々の間のような符
号■の所で、焼鈍や潤滑等の中間処理が行われながら成
型が進められる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこのような、従来の型鍛造による機械部品の製
造方法にあっては、第5図の方法では、スプライン部等
の機械加工が必要であり、材料の歩留が悪いという問題
があり、第6図の方法は、多数の工程や中間処理を要す
る上、連続作業ができず、また多くの大能力のプレス設
備が必要になるという問題があり、第5図に示すように
機械加工の工程や、キャップを取付ける等の余分な工程
が必要になるという問題があった。
この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
もので、簡単な工程によって機械部品を製造することが
できる、型鍛造による機械部品の製造方法を提供するこ
とをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を解決するための手段として、そ
の構成を、精密な寸法精度が要求される第1の部品11
を冷間型鍛造によって製作し、寸法精度が多少許容され
る第2の部品12を、まず熱間の荒打ち型鍛造により製
作し、該第2の部品12が冷却しない内に、前記第1の
部品11に設けられた凹凸部13を有する接合部を、第
2の部品工2に接合して仕上げの型鍛造を行った後、精
密冷間型鍛造を行うこととした。
〔作用〕
次に本発明の詳細な説明する。第1の部品は、精密な寸
法精度が要求されるので、冷間型鍛造によって精密な精
度に製作される。一方第2の部品は、寸法精度が多少許
容されるので、熱間の荒打ち型鍛造により製作される。
前記第1の部品は第2の部品と接合するために、その接
合部に凹凸部が設けられており、第2の部品と第1の部
品の接合部とを接合した後、仕上げの型鍛造を行う。
そのため歩留もよく単純で少ない工程によって仕上げる
ことができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の構成図で、自在接手用ヨークにスプラ
インを形成した、機械部品10を製造する場合の工程を
示したものである。こ\で第1の部品であるスプライン
部11は精密な寸法精度が要求されるので、第1図(a
)に示すように冷間型鍛造によって製作する。このとき
スプライン穴17を精密に加工するため、時々焼鈍を行
ったり潤滑皮膜形成剤を注入することにより、機械加工
による仕上げを必要としない穆度にまで仕上げることが
できる。そして第2の部品であるヨーク部12は寸法精
度が多少許容されるので、第1図(b)に示すように、
熱間の荒打ち型鍛造によりや\大き目の容積を持つよう
に製作する。一方スプライン部11には、ヨーク部12
と接合する部分に凹凸部13が設けられており、ヨーク
部12の接合部には凹部14が設けられている。モして
飛打型鍛造されたヨーク部12が冷却しない内に、第1
図(C)に示すように、スプライン部11の凹凸部13
が設けられた接合部と、ヨーク部12の凹部14とを接
合するようにして、次の工程として仕上げの型鍛造が行
なわれる。飛打型鍛造されたヨーク部12は、や\大き
目の容積となっているから、スプライン部11の凹凸部
13の間へヨーク部12の金属が充満して行き、スプラ
イン部11とヨーク部12とは密着し、ヨーク部12の
金属が冷却したとき完全に接合される。
また第1図(C)の仕上げ型鍛造においては、彫刻部1
5によりヨーク部12の形状が拘束されているから、ヨ
ーク部12の金属の余肉は、彫刻部15の外ヘバリ16
として排出される。次に第1図(d)に示すように、バ
リ16を除去するパリ取り加工として、ホーニング等を
行った後に、第1図(e)に示すように精密冷間型鍛造
を行って、部品としての寸法精度が十分となるように矯
正する。
スプライン部11とヨーク部12との接合部には、凹凸
部13に相当するものとして、第2図に示すようにスプ
ライン部11に横溝21と直径方向の溝22とが設けら
れている。横溝21は抜けを防止するためのもので、直
径方向の溝22は接合部で回転するのを防止するための
ものである。
なお第3図に示すように、凹凸部13として横溝21を
設ける代りに、スプライン部11の接合部に、逆勾配を
持つ円錐部23を有するようにしてもよい。また第4図
に示すように横溝21は同様に設けるが、直径方向の溝
22の代りに、多数の縦溝24をスプライン部11の外
周部に設けてもよい。
冷間鍛造されたスプライン部11のスプライン穴17は
、焼鈍や潤滑皮膜剤の注入が行われて仕上げられ、精密
に仕上げられているから、機械加工をする必要がなくそ
のま\使用できる。そしてヨーク部12も第1図(c)
の仕上げ鍛造および第1図(e)の精密型鍛造が行われ
るから、最後にジヨイント取付部の孔18の加工を行う
のみでよい。それ以前の加工は冷間および熱間の型鍛造
のみによって行われ、しかも極めて少ない工程数で全て
の加工が終了する。よって簡単で精度の高い加工方法で
あるといえる。
なお上記の実施例で、第2の部品12を熱間の荒打ち型
鍛造により製作する場合において、一般には熱間とは1
0000C以上に材料を熱して鍛造を行うことを言うが
、1000°C以上に加熱すると材料の表面にスケール
が付着して、製品の仕上り精度が悪化するという問題が
ある。そこで加熱する温度を700〜1000°Cとし
て、熱間ではなく所謂温間で鍛造を行って、スケールが
付着しないようにしても、上記の発明を実施することが
できる。よって本発明における第2の部品を熱間の荒打
ち型鍛造により製作するという場合の熱間には、温度が
700〜1000’Cの、所謂温間の場合をも含むもの
とする。
なお上記の実施例はパリ出し鍛造について述べたが、閉
塞鍛造により、パリを出さないで成型する鍛造方法もあ
る。また上記の実施例においては自在接手のヨーク部を
製造するのに、スプライン部とヨーク部とを接合し、型
鍛造によって製造する例について述べたが、精密な寸法
精度が要求される第1の部品と、寸法精度が多少許容さ
れる第2の部品とを、型鍛造によって接合して製造する
ものであれば、他の種々な部品に応用することができる
(発明あ効果) 以上説明したように、この発明によれば、精密な寸法精
度が要求される第1の部品を冷間型鍛造によって製作し
、寸法精度が多少許容される第2の部品を、まず熱間の
荒打ち型鍛造により製作し、該第2の部品が冷却しない
うちに、前記第1の部品に設けられた凹凸部を有する接
合部を、第2の部品に接合して仕上げの型鍛造を行った
後に、精密冷間型鍛造を行うこととしたので、型鍛造に
よる機械部品製造の加工工程が単純化され、歩留が向上
して材料の無駄が少なくなり、しかも精密な部品を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る型鍛造による自在接手ヨ
ーク部の製造工程を表す部品の平面図、第2図は第1と
第2の部品の接合部を表す部品の平面図、第3図および
第4図は第2図の接合部の他の実施例を示す部品の平面
図、第5図は熱間鍛造により自在接手のヨークの加工を
行う場合の従来の製造方法を表す部品の平面図、第6図
は冷間鍛造による従来のヨークの加工工程を表す部品の
平面図である。 11・・・スプライン部(第1の部品)12・・・ヨー
ク部(第2の部品) 13・・・凹凸部 (0) (b) 第 図 (C) (d) (e)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 精密な寸法精度が要求される第1の部品(11)を冷間
    型鍛造によって製作し、寸法精度が多少許容される第2
    の部品(12)を、まず熱間の荒打ち型鍛造により製作
    し、該第2の部品(12)が冷却しないうちに、前記第
    1の部品(11)に設けられた凹凸部(13)を有する
    接合部を、第2の部品(12)に接合して仕上げの型鍛
    造を行った後、精密冷間型鍛造を行うことを特徴とする
    型鍛造による機械部品の製造方法。
JP1275026A 1989-10-24 1989-10-24 型鍛造による機械部品の製造方法 Expired - Fee Related JPH0685967B2 (ja)

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