JPS60213332A - 自動車用クラッチギヤーの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、チャンファ一部Ｊ３よびギャー抜け防止用の
逆テーパー部を有する特に自動車用のクラッチギャーの
製造法に関する。

従来技術 従来、自動車用クラッチギャーは熱間または冷間椴造材
よりの機械加工で歯形切前形状に加工し、歯切盤で歯形
部加工をした後、チャンファーリングマシン等でチャン
ファ一部を加工の上、ざらに転造等で歯形部に逆テーバ
ーを付けて製造している。かかる従来技術の問題点とし
ては、歯形部の加工を刃物で行なうため、歩留りが低い
ばかりでなく、各種の工程を必要とするので、それに応
じた多品種、多量の機械の設置を必要とし、かつそれら
を収容す二めの建屋さらにはこれらの機械のメンテナ７
スなと多額の投資と運転費用を要することか挙げられる
。さらに製造タクトについても、各種機械を使用するた
め、３０〜６０秒程度となっており、生産性についても
問題がある。

目的 本発明は、上記問題点を解決した精度の高い自動車用ギ
ャーを提供するもので、歯形部加工の歩留り向上、プレ
ス作業のタクトの短縮、設備や建屋面積の減少などを目
的とづるものである。

１−−」【 本発明は所定の環状体の外周部にストレートの歯形部と
チャンファ一部を鍛造により形成する第一工程、第一工
程で加工された環状体を逆にして軸方向に押圧して歯形
部に逆テーバーを形成する第二工程、逆テーバー部を３
点以上にて掴持し、内径部を加工する第三工程よりなる
ことを特徴とするクラッチギャーの製造法である。

これを図面に基づいて詳述すると、まず歯形素材を成形
型に挿入し、冷間鍛造することによって、第１図に示す
ように歯形部１並びにテーパー部２を有する環状体を成
形する。

このとき同時にチャンファ一部３も成形するが、このと
きの歯形部１はストレート４となっている。

ついで、逆テーパー成形用の歯形を有するコイニングプ
レスによって第２図に示すように歯形部１に逆テーパ−
部５を冷間加工によって形成する。

その後、第３図に示すように、歯形部１の逆テーパー部
５のところにおいて、チャックによって少なくとも３点
ａ，ｂ，ｃで掴持し、内径部６を加工する。

効果 本発明方法によれば、歯形部およびヂャンフ７一部を冷
間鍛造で成形するため、歯形部を切削加工するために要
していた多品種、多量の機械を必要としなくなり、材料
のロスが少なくなって歩留りが向上する。また、内径の
加工は、歯形部の逆テーバ−部をチャックで少なくとも
３点で掴持して行なうことにより、チャッキングは確実
となり、歯溝ふれの少ない内径加工ができる。さらに本
発明によれば、タクトが数秒に短縮され、前述のように
生産性が向上するために、従来設備に対する機械台数の
圧縮、収容建屋面積の減少、ひいては投資額、運転資金
の圧縮が計れる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の実施例の工程順の説明図
である。 １・・・歯形部、２・・・テーバー部、３・・・ヂャン
ファ一部、４・・・ストレート、５・・・逆テーパー部
、６・・・内径部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の環状体の外周部にストレートの歯形部とチャンフ
   ァ一部を鍛造により形成する第一工程、第一工程で加工
   された環状体を逆にして軸方向に押圧して歯形部に逆テ
   ーパーを形成する第二工程、逆テーバー部を３点以上に
   て掴持し、内径部を加工する第三工程よりなることを特
   徴とするクラッチギャーの製造法。