JPH03137B2 - - Google Patents

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JPH03137B2
JPH03137B2 JP4720787A JP4720787A JPH03137B2 JP H03137 B2 JPH03137 B2 JP H03137B2 JP 4720787 A JP4720787 A JP 4720787A JP 4720787 A JP4720787 A JP 4720787A JP H03137 B2 JPH03137 B2 JP H03137B2
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JP
Japan
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protrusion
screw head
forming
molded
molding
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JP4720787A
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JPS63215332A (ja
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Kazuhisa Yokoyama
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はネジ頭成形ポンチの成形方法に係
り、ネジ頭の外形が多角形(通常は六角形)でそ
の端面に+字穴或いは−字穴を刻設し、更にその
+字穴或いは−字穴を刻設した面をネジ頭の端面
周縁よりも凹ましてネジ頭の外形と相似形の凹所
を形成したネジの製造に際して、そのネジ頭をプ
レス成形にて成形する時に使用するネジ頭成形ポ
ンチを安価にて成形し得るようにしたネジ頭成形
ポンチの成形方法に関する。
(従来の技術) 前述したネジ頭は第3図に示すような形状を呈
しており、頭成形にあつて、頭外形の角部の角出
しが良好なものとして、自動車の組立て等におい
て多数用いられている。
このネジ頭を形成する成形ポンチは、従来、次
に示す工程で作られていた。
すなわち、まず最初に、ポンチ素材の先端を圧
潰成形してネジ頭の+字穴或いは−字穴を成形す
る成形突起を突設させ、次に、この成形突起近傍
の端面を、例えば、ミーリングカツター等による
切削加工にて成形し、前記ネジ頭の外形よりも小
さい相似多角形の柱状でこの柱状部分の端面中央
に前記成形突起が突設されている形状の多角形凹
所成形突部を形成し、最後に、このように形成し
た素材を焼入れして完成するものである。
(発明が解決しようとする問題点) <従来の技術とその問題点> ところが、この成形ポンチの製造工程には、次
に示す問題点があつた。
すなわち、ネジ頭の外形は、従来から、第3図
に示すように通常六角形である。
ところが、このネジ頭の上端面にネジ頭外形よ
り小さい相似六角形の凹所を形成する多角形凹所
成形突部の成形工程が前述したように切削加工に
よつて行なわれているため、例えば、多角形凹所
成形突部が六角柱である場合、その側面の加工に
際して、素材の角出し及びミーリングカツター等
による切削を、少なくとも6回行なわなくてはな
らない。
従つて、その切削加工による成形工程が最も時
間を費す工程であつて、この種の成形ポンチの加
工工程の大部分を占め、コストダウンを図る上で
大きな問題となつていた。
<技術的課題> そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑
み、成形ポンチの製造に際して、前記多角形凹所
成形突部の成形工程を短縮し成形ポンチのコスト
ダウンを図ることを課題として創出されたもので
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、棒状ポンチ素材の先端を予め略円
錐状に成形し、次に、この略円錐状の先端の大部
分をプレス成形により圧潰成形して先端面に、ネ
ジ頭の+字穴或いは−字穴を成形する成形突起の
みを突設させ、その後、成形端面に前記成形突起
が挿入され得る逃げ穴を設けた成形型により、成
形突起を残したままポンチ素材の先端を更に圧潰
し、前記ネジ頭の外形よりも小さい相似多角形の
柱状でこの柱上部分の端面中央に前記成形突起が
突設されている状態に盛り上がつた多角形凹所成
形突部を形成することにより上述した問題点を解
決するものである。
(作 用) この発明に係るネジ頭成形ポンチの成形方法
は、先端を予め略円錐状に成形した棒状ポンチ素
材のその先端の大部分を、略円錐状の頂部がネジ
頭の+字穴或いは−字穴を形成する成形突起の頂
部となり得るように圧潰成形する。
次に、予め、成形端面に前記成形突起が挿入さ
れ得る逃げ穴、及び多角形凹所成形突部を圧潰成
形するための六角柱成形凹所が形成されている成
形型により、成形突起を残したままポンチ素材の
先端を更に圧潰して、多角形凹所成形突部を、そ
の端面に成形突起が突設した状態の多角形柱状と
なるように、1工程で成形する。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の一実施例
を説明すると次の通りである。
この発明によつて成形されるネジ頭成形ポンチ
1は第2図に示すような形状を呈している。
すなわち、このネジ頭成形ポンチ1は、円柱で
その端面中央にネジ頭21の+字穴24或いは−
字穴、図示にあつては+字穴24を成形する成形
突起2が突設され、この成形突起2の基部には、
ネジ頭21の上端面22に形成する凹所23を成
形するための多角形凹所成形突部3が低い(例え
ば0.5mm〜1mm程度)高さで突設されている。
この多角形凹所成形突部3は、ネジ頭21の上
端面22にネジ頭21外径より小さい相似六角形
の柱状で、その端面中央に前記成形突起2が突設
した状態となるように形成してある。
そして、このような形状のネジ頭成形ポンチ1
の成形方法は、先ず、第1図Aに示すように、棒
状のポンチ素材5の先端6を予め略円錐状に形成
しておく。
次に、第1図Bに示すように、ネジ頭成形ポン
チ1の成形突起2を成形するための成形突起成形
穴9が成形端面8に形成してある第一成形型7に
より、ポンチ素材5の先端6の大部分を圧潰成形
して、第1図Cに示すように、成形突起成形穴9
内に残つた先端6部分が成形突起2のみとなつて
ポンチ素材5の先端6中央に突設されるようにす
る。
その後、第1図Dに示すように、成形端面11
中央に前記成形突起2が挿入され得る逃げ穴12
を形成し、且つこの逃げ穴12の開口端縁からそ
の周囲にかけて、この逃げ穴12を中心にして前
記ネジ頭21よりも若干小さい相似六角形で適宜
深さの六角柱成形凹所13を形成した第二成形型
10を形成しておき、この第二成形型10によつ
てポンチ素材5の先端6を、成形突起2を逃げ穴
12に挿入した状態で更に圧潰し、第1図Eに示
すように、成形突起2を残したまま六角柱状の多
角形凹所成形突部3を形成する。
そうすると、ポンチ素材5の先端6には、その
中心にネジ頭21の外形よりも小さい相似六角形
の柱状でこの柱上部分の端面中央に前記成形突起
2が突設されている状態に盛り上がつた多角形凹
所成形突部3が一工程で成形されるものである。
この場合に、多角形凹所成形突部3の形状、高
さ、ポンチ素材5の形状等は、前述した実施例に
限定されるものではない事はいうまでもない。
[発明の効果] 上述の如く構成したこの発明は、棒状ポンチ素
材5の先端6を予め略円錐状に成形し、次に、こ
の略円錐状の先端の大部分をプレス成形により圧
潰成形して先端面に、ネジ頭21の+字穴24或
いは−字穴を成形する成形突起2のみを突設させ
ることで、成形突起2を成形する工程として圧潰
工程で成形しても、先端6が略円錐状であるか
ら、成形突起2のみをポンチ素材5に突設させる
際に、材料の無駄がなく、ポンチ素材5側面に圧
潰された材料が突出する事はない。
そして、その後、成形端面11に前記成形突起
2が挿入され得る逃げ穴12を設けた成形型10
により、成形突起2を残したままポンチ素材5の
先端6を更に圧潰し、前記ネジ頭21の外形より
も小さい相似多角形の柱状でこの柱上部分の端面
中央に前記成形突起2が突設されている状態に盛
り上がつた多角形凹所成形突部3を形成すること
により、ネジ頭21の多角形の外形の角出しを行
う多角形凹所成形突部3の成形を一工程にて行う
ことができるようになるものであり、従来の切削
加工による多角形凹所成形突部3の成形に比べ
て、その工程は格段に短くなるため、大幅なコス
トダウンを図ることができるものである。
このように、この発明によれば、成形ポンチの
成形に際して、材料の無駄を無くし、且つネジ頭
の外形角出し等のために成形する前記凹所の成形
工程を短縮して成形ポンチの大幅なコストダウン
を図ることができる等の優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す工程図、第
2図は成形されたネジ頭成形ポンチの斜視図、第
3図はネジ頭成形ポンチによつて成形されたネジ
頭を有するネジの要部拡大斜視図である。 1…ネジ頭成形ポンチ、2…成形突起、3…多
角形凹所成形突部、4…先端部、5…ポンチ素
材、6…先端、7…第一成形型、8…成形端面、
9…成形突起成形穴、10…第二成形型、11…
成形端面、12…逃げ穴、13…六角柱成形凹
所、21…ネジ頭、22…上端面、23…凹所、
24…+字穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 棒状ポンチ素材の先端を予め略円錐状に成形
    し、次に、この略円錐状の先端の大部分をプレス
    成形により圧潰成形して先端面に、ネジ頭の+字
    穴或いは−字穴を成形する成形突起のみを突設さ
    せ、その後、成形端面に前記成形突起が挿入され
    得る逃げ穴を設けた成形型により、成形突起を残
    したままポンチ素材の先端を更に圧潰し、前記ネ
    ジ頭の外形よりも小さい相似多角形の柱状でこの
    柱上部分の端面中央に前記成形突起が突設されて
    いる状態に盛り上がつた多角形凹所成形突部を形
    成することを特徴としたネジ頭成形ポンチの成形
    方法。
JP4720787A 1987-03-02 1987-03-02 ネジ頭成形ポンチの成形方法 Granted JPS63215332A (ja)

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JP4720787A JPS63215332A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 ネジ頭成形ポンチの成形方法

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JP4720787A JPS63215332A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 ネジ頭成形ポンチの成形方法

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Publication Number Publication Date
JPS63215332A JPS63215332A (ja) 1988-09-07
JPH03137B2 true JPH03137B2 (ja) 1991-01-07

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ID=12768706

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JP4720787A Granted JPS63215332A (ja) 1987-03-02 1987-03-02 ネジ頭成形ポンチの成形方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486947B1 (ko) * 2002-01-30 2005-05-03 최재찬 스크루 제조용 리세스펀치의 성형방법

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JPS63215332A (ja) 1988-09-07

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