JPH03137504A - 超音波膜厚測定方法 - Google Patents

超音波膜厚測定方法

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JPH03137504A
JPH03137504A JP27534689A JP27534689A JPH03137504A JP H03137504 A JPH03137504 A JP H03137504A JP 27534689 A JP27534689 A JP 27534689A JP 27534689 A JP27534689 A JP 27534689A JP H03137504 A JPH03137504 A JP H03137504A
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plating
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Katsuyuki Toda
勝之 戸田
Takeshi Kinoshita
毅 木下
Takeshi Miyajima
宮島 猛
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KAIHATSU DENKI KK
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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KAIHATSU DENKI KK
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、超音波膜厚測定方式に関し、詳しくは、構
築物に使用されているメッキされた鉄骨材や鋼管の内側
のメッキ厚さを測定してその腐食状態を知ることができ
るような超音波による内側面メッキ厚さのff111定
方式に関する。
[従来の技術] 外気に晒される状態にある鉄骨材や鋼管等を使用した構
築物では、腐食防+hのために通常それらにメッキが施
されている。このメッキは、表面のみならず、裏面側あ
るいは中側などの内側面にも行われている。特に、鉄塔
とか、鉄橋などのように主として鉄骨材や鋼管を材料と
して組立てられる構築物に使用される部材は、たえず風
雨に晒される鉄製の部材が多く、その長年に亙る耐久性
を保障するために内側にまで亜鉛等のメッキが施されて
いるのがa通である。
[解決しようとする課題] このような鉄製の構造物にあっては、その安全性や信頼
性を維持し、管理する一Lで構成部材のメッキの品質や
その経年変化を定期的に検査することが7憾であって、
その表面側(露出面側)の腐食状態は目視観察すること
などで比較的容易に分かる。また、メッキの表面の厚さ
や腐食状態は、従来からある電磁誘導法や渦電流法、光
、レーザ等による表面検査方法等を用いて調べることも
r+J能である。
しかし、表面から隠れている内側のメッキの状態を目視
観察することはできない。また、内面側のメッキの状態
についての測定方法はないのが現状である。特に、はぼ
密閉状態にある鋼管などにあっては、長年の間風雨に晒
された結果、継ぎ[」部分などから水や塩水が浸透して
内部に入り、内側のメッキ層や母材までも侵食される。
そこで、そのような箇所を知るために部材の内部の状態
を検査することができるX線やγ線を利用して検査する
ことが考えられるが、野外の構築物ではその大きさや場
所等との関係で簡単にはこのような方法が採用できない
この発明は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、内側外側にかかわらず超音波によりメッキ
厚を等の膜厚を容易に測定することができる超音波膜厚
測定方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明の超音波膜厚
測定方式の構成は、表面側又は底面側が母材よりも超音
波減衰量の大きな膜で被覆された被検体の被覆膜の厚さ
を超音波により測定するものであって、ダンピングの大
きい超音波探触子(以下プローブ)を使用して周波数の
ノ句レス成分と高い周波数のパルス成分とを含む送信超
音波ノ旬レスを放射し、被検体に超音波を侵入させて被
検体から得られる表面エコー又は底面エコーの受侑信号
をフーリエ変換(FFT)L、このFFT処理をしたデ
ータにおいて第1のピーク値とこれより高い周波数の第
2のピーク値とを得て第1のピーク値及び第2のピーク
値の一方を基準として他方を1′U、現化した値に基づ
き被覆膜の厚さを測定するものである。
[作用コ 前記の構成のように、プローブを低い周波数のパルス成
分と亮い周波数のパルス成分とを含む送信超音波パルス
を放射することにより1つの超音波の内部に2種類の成
分の超音波を内在させて被検体に浸透させることができ
る。また、一般に、高い周波数の超音波の方が低い周波
数の超音波よりも減衰し易い。そこで、FJ材より減衰
量の高いメッキ層のような薄い膜の層を前記のような高
低周波数の異なる2種類の超音波が同時に通過したとき
に高い周波成分と低い周波成分との間に減衰量について
差が生じる。これらの差はメッキ層の厚さに応じて相違
し、厚さが厚くなれば差も大きくなる。
したがって、低い周波数のパルス成分と高い周波数のパ
ルス成分とを含む送信パルスにより得られたエコー受信
信号にFFT処理をし、FFT処理されたデータに対し
て低い周波数側の第1のピーク値と高い周波数側の第2
のピーク値とを採取して一方を他方の基準として正規化
することで膜厚に関する測定データを得ることができ、
膜厚の測定が可能になる。
[実施例コ 以F1この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この発明を適用した一実施例の超音波検査装
置のブロック図であり、第2図(a)は、100Ωのダ
ンピングがなされている1 5MHzのプローブで超音
波を放射した場合の送信超音波波形の説明図、第2図(
b)は、そのフーリエ変換した周波数分布の説明図、第
3図(a)は、底面側に亜鉛メッキした場合のメッキ層
の厚さの測定状態の説明図、第3図(b)は、底面側に
亜鉛メッキした軟鋼板について超音波測定で得られるそ
の底面エコー受信信号をフーリエ変換して得た周波数分
布とメッキ厚さとの関係の説明図、第4図は、2つのピ
ーク値の差とメッキ厚さとの関係を示す特性の説明図、
第5図は、メッキ厚さを測定する場合の超音波検査装置
の処理のフローチャート、第6図は、両面にメッキされ
た鋼管等の測定状態の説明図である。
さて、第1図において、20は、携帯型の超音波検査装
置であって、1は、その探傷器部である。
この探傷器部1は、パルサー・レシーバ等かう+jt成
され、送信端子11からプローブ13にパルス信号を送
り、エコー受信信号を受信端子12で受けてそれを増幅
し、アナログ信号としてA/D変換回路2に出力する。
プローブ13は、ここでは、100Ωのダンピングがな
されている15MHzのプローブで超音波を放射した場
合の送信超音波の波形を示すのが第2図(a)であり、
ダンピングが大きいことから通常のパルス信号より歪み
が大きく、低い周波数成分を多く含むパルス部分子I 
とこれより高い周波数成分を多く含むパルス部分子2と
が含まれている。この波形をFFT処理をした特性を示
すのが同図(b)であって、この図にみるように、(a
)の送信パルスは、5MHz付近と10MHz付近とに
ピークを持った収出の周波数分布を持つ送信波形21の
ようになっている。なお、プローブ13から打ち出され
る波形そのものを採取することはできないので、同図(
a)のものは、JIS規格の5TB−A3を反射体とし
て使用し、その底面エコーを採取して得たものであって
、これは、プローブ13からの打ち出し波形あるいはそ
れに近い波形とみなすことができる。
第1図に戻って説明すると、A/D変換回路2は、探傷
器部1から得られる送信波1表面反射波(表面エコー)
、欠陥反射波(欠陥エコー)、底面反射波(底面エコー
)等についての各アナログ信号を、例えば、50MHz
(周期=20ns)程度の高い周波数でサンプリングす
る。そして、サンプリングしたこれらのアナログ出力を
デジタル値に変llでマイクロプロセッサ(MPU)5
が処理できる入力データ値としてバス13に送出する。
なお、ここでは、表面エコー、欠陥エコー、底面エコー
等のうち特に底面エコーを採取する。
バス13には、ゲインダイヤル、カーソルダイヤル等を
有するダイヤル式数値設定回路3とシートキーを有する
キー入力回路4とが接続されていて、マイクロプロセッ
サ5は、これら回路からハス13を介してダイヤルによ
り設定される設定41′I及び各種のキー人力信号を受
ける。
そこで、ゲインダイヤルにより探傷器部lに対するゲイ
ン設定値(調整値)が入力されると、マイクロプロセッ
サ5は、探傷器部1の高周波増幅器のゲイン(増幅率)
を制御し、ゲインダイヤルにより入力されたゲイン設定
値に対応するゲインになるように高周波増幅器のゲイン
を設定する。
6は、バス13に接続されたRAMであり、A/D変換
されたエコー受信信号についてのデジタルデータとRO
Mカードによりロードされた各種のアプリケージビン処
理プログラムと人カキ−により指定された探傷モードを
示すフラグ等の各種の情報やデータが格納されていて、
さらに、画像表示データをビット展開して記憶する画像
メモリ部61が設けられている。また、第4図に示すよ
うな特性のグラフに対応するデータをテーブル化して記
憶したメッキ厚さ特性テーブル6aを有している。
7は、ROMであり、これにはマイクロプロセッサ5が
実行するエコー受信信号のデジタル値をRAM6の所定
領域に転送する処理プログラムやROMカードからのプ
ログラムをRAM8の所定領域に転送する処理プログラ
ム、そして表示処理プログラム71等の各種の基本プロ
グラムが記憶されている。
8は、ROMカードインタフェースであって、装置に装
着されるROMカードとコネクタにより着脱できる関係
で接続され、マイクロプロセッサ5の制御に応じてFF
T処理プログラム等を搭載するROMカードに記憶され
たFFT処理プログラム等をバス13に送出する。・な
お、MPU5は、ROMカードが装着されたときにそこ
に記憶されたプログラム等を読出してRAM6のそれぞ
れのプログラムを格納する領域にそれぞれをロードする
処理をする。
9は、R5−232Gインタフエースであり、外部の情
報処理装置(特に、そのマイクロプロセッサ)とデータ
交換をするための回路である。
10は、LCD表示装置であって、エコー受信信号の画
像等のほか、FFT処理をされた波形画像を表示し、カ
ーソル指定での画面人力機能を有している。その内部に
はビデオメモリインタフェースとビデオメモリ、ビデオ
メモリの情報を読出してビデオ信号を発生するビデオメ
モリコントローラ、液晶駆動回路、そして、例えば、1
28X256ドツト等のドツトマトリックスの液晶表示
器等とを備えていて、ビデオメモリインタフェースを介
してバス13に接続されている。
ここで、RAM8には、メッキ厚さ特性テーブル6aの
ほかに、FFT演算プログラム6bと、周波数分布特性
出力処理プログラム8 c 1画面入力処理プログラム
8d、メッキ厚さ算出処理プログラムθe等とが格納さ
れる領域が設けられ、測定の際にFFT演算プログラム
6bはじめとするこれらプログラムがROMカードから
転送される。
FFT演算プログラム6bは、RAM8の所定領域に記
憶されたエコー受信信号(デジタル値)に対してFFT
の演算処理をしてその結果をRAM6のデータ領域に記
憶し、周波数分布特性出力処理プログラム6cを起動す
る。
周波数分布特性出力処理プログラム6cは、前記のFF
Tの演算結果データを読出してそれを周波数分布表示画
素データとして展開し、画像メモリ部61に記憶して表
示処理プログラム71を起動する。その結果、この画素
データが画像メモリ部61からLCD表示装置10のビ
デオメモリに転送されてエコー受信信号の周波数分布の
波形が表示される。この表示の後に周波数分布特性出力
処理プログラム6cは画面人力処理プログラム6dを起
動する。
画面入力処理プログラム6dは、エコー受信信号の周波
数分布の表示画面上において、例えば、マウスカーソル
によりオペレータがjW定した2つのビーク位置PH、
P2  (第3図(a)、(b)参照、ただし、Plは
P2より低い周波数)についてピーク値pt 、  p
2  (ただし、FFTされたデータのdB値)を画面
上で指定された座標値に基づきFFTデータから抽出し
て、それをRAM8のパラメータ記憶エリアの1)1 
+  p2の位置にμ込み、メッキ厚さ算出処理プログ
ラム6eを起動する。
メッキ厚さ算出処理プログラム6eは、前記ノJ 、1
)2の値をパラメータ記憶領域から読出して差値Δh 
” pl −p2を算出して差値Δhを参照キーとして
メッキ厚さ特性テーブル6aを参照し、第4図に示すよ
うな特性のグラフ22の差値Δhに対応するメッキ厚さ
tを得てRAM8のデータ領域に記憶するとともに、そ
れを画素展開して画像メモリ部61に記憶して表示処理
プログラム71を起動する。その結果、表示処理プログ
ラム71によりメッキ厚さtの値が画像メモリ部61か
らLCD表示装置lOのビデオメモリの所定の位置に転
送されて画面上に表示される。なお、差値Δh=pt−
p2は、dB値であるので対数の引き算をしていること
から差値Δhは、第2のピーク値を第1のピーク値で割
った割合を示し、第2のピーク値を第1のピーク値で1
F現化していることになる。
第3図(b)は、第2図(a)に示すダンピングなされ
たプローブの送信波で第3図(a)に示すように底面側
に数トル数百μm程度で亜鉛メッキ14を施した厚さ1
2mmの軟鋼板15を超音波探傷してその底面エコーの
受信信号を採取し、それをFFT処理して画面上に表示
した場合の周波数分布結果である。
一般に、亜鉛あるいは亜鉛メッキ層は、鋼板(母材)よ
りも超音波の減衰量が大きいので、前記のようにメッキ
層が薄くても高い周波数での減衰量は、低い周波数での
減衰量よりもあきらかに大きく、底面エコーはメッキ1
4の厚さに影響された波形となる。
すなわち、このグラフにおいて22aは、板厚12+u
sの軟鋼板に対して厚さ30μmで亜鉛メッキを施した
特性であり、22bは、板厚12mmの軟鋼板に対して
厚さ130μmでの同様な特性、22cは、板厚12m
mの軟鋼板に対して厚さ21cμmでの同様な特性であ
る。なお、これらの特性は、それぞれの特性において5
MHz前後の低い周波数側の第1のピークP1 の値が
一致するように減衰量のおおきなエコー受信信号(厚い
メッキ層)については、そのFFT処理データに対して
縦方向(出力= dB)側スケールを拡大した形で表示
している。言い換えれば、厚さ30μmで亜鉛メッキを
施した特性の第1のピークPlにそれ以外の他の特性の
第1のピークpm の値を一致させて正規化し、それぞ
れの特性の第2のピークP2の値がどの程度となってい
るがを、第1のピーク値に対する第2のピーク値の割合
(%)として表示している。
この特性で分かるように、10MHz 前後の第2のピ
ークP2の値p2は、厚さに応じて減衰量が大きくなる
ような変化が見られる。そこで、底面エコー受信信号の
FFT値として得られる第2のピークP2の値p2を第
1のピークP1 の値plで割って正規化すれば、底面
側での亜鉛のメッキ厚さの71t11定が可能である。
ところで、第2図の(a)に示すように、送信波形自体
にも第1のピーク値と第2のピーク値との間にΔhの差
がある。したがって、これらの差値自体は、送信波に影
響され、これとの相対的な関係にある。そのため第4図
に示す特性グラフ17をテーブル化して用いる。この特
性グラフ17は、測定時と同じ送信波形においてメッキ
厚さtに対応する深さの傷をその底面につけた所定の厚
さの試験片を測定し、前記差値Δhとメッキ厚さtとの
関係を測定したものである。
すなわち、この第4図はメッキ厚さを測定するために試
験片を測定した一例であって、これは、実施例に対応し
てプローブのダンピング特性ヲ100Ωとし、規定され
た電圧の送信パルスを発生して規定された15MHzの
プローブを駆動して得た底面エコーをFFT処理をし、
この底面エコー受信信号のFFTデータ(dB値)に対
して第1のピークのところの値及び第2のピークのとこ
ろの値の差(=Δh)とメッキ厚さtとの関係について
メッキ厚さt(傷の深さd)が既知の試験片を実測した
特性である。
そこで、実際のメッキ厚さ測定に当たっては、この特性
グラフ17をテーブル化してメッキ厚さ特性テーブル6
aとして記憶し、前記と同じ条件でプローブ13を駆動
して超音波測定を行うことになる。このようにすれば、
前記の100Ωでダンピングがなされたプローブに対し
て規定された送信パルスを発生して超音波1iiIJ定
を行い、その底面エコー受信信号についてFFT処理を
して、第1のピークの値(dB値)と第2のピークの値
(dB値)との差値Δh:I)1− p2を算出し、こ
の差値Δhによりメッキ厚さ特性テーブル6a(前記特
性グラフ17)を参照することで底面側のメッキ厚さを
得ることができる。
次に、底面エコーを採取してFFT処理をしたデータに
より前記の方法で裏面側のメッキ厚さを測定する処理に
ついて第5図に従って説明する。
まず、第5図のステップ■において、装置を探傷モード
に設定するために探傷モードの機能キーをキー入力回路
4から人力する。次のステップ■において、この入力情
報を受けてROM7に記憶された所定の処理プログラム
が起動されてマイクロプロセッサ5がそれを実行し、ゲ
インがダイヤル式数値設定回路3のゲインダイヤルによ
り設定され、測定条件や測定範囲等がキー入力回路4の
キーによりオペレータ(測定者)から人力される。
その結果、これら入力情報とROM7に記憶された処理
プログラムによってマイクロプロセッサ5が動作してそ
の制御により探傷器部1の利得がゲインダイヤルに従っ
て設定され、装置自体の探傷機能が生ずる。なお、゛こ
のときの測定条件の1つとしてここでは底面エコーを採
取するようにゲート位置が設定される。
次のステップ■では、超音波探傷において判定基準とな
るメッキ厚さ測定処理を行うか否かを、入力される機能
キーにより判定する。ここで、所定のメッキ厚さ測定キ
ー以外のキーが入力されればNo条件が成立してその入
カキ−に対応する他の測定処理となり、メッキ厚さ測定
キーが入力されたときには、ここでYES条件が成立し
て次のステップ■へと移る。
ステップ■では、ROMカードからメッキ厚さ特性テー
ブル6aと、FFT演算プログラム6b1周波数分布特
性出力処理プログラム6 c s画面入力処理プログラ
ム6d、メッキ厚さ算出処理プログラム6e等の読込み
処理が行われる。
これが終了すると、次のステップ■で測定開始か否かを
測定開始キーやプローブ等に設けられている測定開始ス
イッチが人力されたか否かによって判定する。なお、こ
のときには、プローブ13は、第3図(a)に示すよう
に、例えば、亜鉛メッキ14が施された軟鋼板15に対
応する被検体においてそのメッキ厚さtの測定部分に対
応する表面側に当てられている。そして、測定開始キー
測定開始スイッチ等が人力されたときには、ステップ■
へと移り、測定処理に入る。ここで、探傷器部1から送
出された送信パルス信号がダンピングがなされたプロー
ブ13に加えられ、第2図(a)に示すような送信波形
でプローブ13が駆動される。それに応じて得られる軟
鋼板(被検体)からの底面エコーをプローブ13が受け
てそのエコー受信信号がゲートに応じて採取され、それ
がA/D変換されてROM7に記憶された基本プログラ
ムに従ってMPU5によりRAMEIに転送されて記憶
される。
次に、ステップ■で、FFT演算プログラム6bが起動
され、MPtJ5により実行されて採取された底面につ
いてのエコー受信信号に対してFFTの演算処理が行わ
れ、その結果がRAM6に記憶される。
次のステップ■では周波数分布特性出力処理プログラム
6Cが起動され、MPU5により実行されてLCD表示
装置10の画面上に底面のエコー受信信号をフーリエ変
換した周波数分布画像が表示され、画面入力処理プログ
ラム6dが起動される。
ステップ■では、表示された周波数分布画像に対してオ
ペレータがカーソルにより2つのビークpt 、 P2
の位置を指定する処理が行われる。2つのピークの位置
が順次指定されると、画面入力処理プログラム6dがカ
ーソルで指定された位置の座標データに基づきFFTの
データから2つのピーク値(最大値) pl 、  I
)2  (dB値)を111jて、メッキ厚さ算出処理
プログラム6eを起動する。
次のステップ[相]では、メッキ厚さ算出処理プログラ
ム6eにより前記の2つのピーク値p1.p2のデータ
から差値Δhが算出され、それに基づきメッキ厚さ特性
テーブル6aが参照されてメッキ厚さが求められ、それ
がRAM8に記憶されるとともにLCDCD表示装置l
衣示される。
ステップ■では、繰り返し測定するか、終了かが入力回
路4からのキー人力により判定され、測定終了の機能キ
ーがオペレータから入力されないとき(これ以外のキー
のとき)にはステップ■へと戻って前記と同様な711
1定処理が繰り返される。
なお、ここで、終了キーが入力されればこの処理は終了
する。
ところで、前記の測定処理においては、ステップ■のF
FT演算プログラム等の読込み処理は、ステップ■の装
置を探傷モードに設定する前に行ってもよいことはもち
ろんである。
以上は、裏面側にメッキされた部材の測定処理であるが
、表裏両面にメッキされている場合には、前記の測定は
表裏の合計のメッキ厚さになる。すなわち、表裏のメッ
キ厚さを測定する場合も前記と同様に底面エコーを採取
するが、超音波が表面のメッキ層を通過するので底面エ
コーの特性は表裏面のメッキ厚さを加えたものとなる。
そこで、第6図に部分断面図として示す鋼管17のよう
に内面にメッキされている場合の内面側のメッキ17a
の部分の厚さを測定する場合について次に説明する。
内側のメッキ厚さを測定する場合には、前記の第5図の
処理を行い、まず、表裏合計のメッキ厚さを鋼管17の
位置データ(プローブ13の走査距離)とともに採取す
る。この位置データは、測定の都度、キーボードから入
力しても所定のビ・ソチで測定し、この測定に応じて自
動的に位置を読込んでもよい。そして、この測定位置対
応に表裏合計のメッキ厚さの測定データをRAM8に記
憶する。
次に、従来からの電磁誘導法や渦電流法、光、レーザ等
による表面検査方法を用いて前記の位置対応に鋼管17
の表面のメッキ厚さの測定をし、そのデータを他の測定
装置あるいはホストコンピュータ等の情報処理装置から
R5−2320インタフエース9を介してRAM6に転
送する。ここで、先に採取した底面エコーによるメッキ
厚さから表面検査方法による表面のメッキ厚さを位置対
応に引き算することで裏面側(内面側)のメッキ厚さを
測定位置対応に算出する。
なお、この場合、超音波検査装置20のRAM6に記憶
した位置とメッキ厚さとのデータを他のコンピュータ等
に入力し、ここで従来の表面検査方法で測定したメッキ
厚さを引いて内面側のメッキ厚さを求める演算処理をし
てもよいことはもちろ、んである。
ところで、この例では、表面のメッキ厚さを表面エコー
を採取することなく、従来からの電磁誘導法や渦電流法
、光、レーザ等による表面検査方法を用いて測定してい
るが、これは、腐食状態を測定する場合に適する方法で
ある。なぜなら、メッキ厚さにはばらつきが多いこと、
超音波の測定の場合にはプローブの大きさで超音波ビー
ムの大きさがある程度決まり、それがある範囲をもって
いる(通常は数ミリ〜士数ミリ程度どの範囲)のである
範囲のメッキ厚さを測定することになることなどにより
、少なくとも一方の表面側の而の厚さはより正確な厚さ
測定が好ましいからである。
以上のようにしてメッキ厚さが測定できれば、例えば、
たえず風雨に晒される鉄製の部材の内側のメッキ厚さが
測定でき、それにより腐食状態を知ることができる。な
お、腐食状態の測定に当たっては、メッキ厚さが最初の
塗装状態のばらつき(例えば、メッキ膜厚100μm程
度で±40μm程度のばらつき)の範囲を越えて薄くな
っているところが腐食により侵食されているとする。さ
らに、メッキ厚さがほとんどない状態では、メッキ層を
越え、母材まで侵食されていると判定することができる
以上説明してきたが、実施例では亜鉛メッキを鉄材に施
した例を挙げている。しかし、これは−例であって、メ
ッキは錫等のメッキであってもよい。また、メッキされ
る側は樹脂やセラミックス等であってもよい。要するに
減衰量の大きな被覆層を有する材料であればよい。した
がって、この発明における被覆層はメッキに限定される
ものではなく、母材の材料は鉄に限定されるものではな
い。
実施例では、底面又は内側面についてのメッキ厚さにつ
いて説明しているが、この発明は、表面だけのメッキあ
るいは被覆層であってよく、被覆層は2つの部材の境界
而のようなところであってもよい。なお、この境界而は
、手前の部材では底面であり、次の部材では表面となる
ので表面又は底面の測定にこれらは含められる。
実施例では、第1のピーク値を基準として第2のピーク
値を第1のピーク値で割って正規化した値を求めている
が、これは、逆に、第2のピーク値を基準として第1の
ピーク値を第2のピーク値で割って正規化した値を求め
てもよい。なお、このような場合には、第4図の特性グ
ラフもそれに対応させるとよい。
[発明の効果コ 以上の説明から理解できるように、この発明にあっては
、低い周波数のパルス成分と高い周波数のパルス成分と
を含む送信超音波パルスにより得られたエコー受信信号
にFFT処理をし、FFT処理されたデータに対して低
い周波数側の第1のピーク値と高い周波数側の第2のピ
ーク値とを採取して一方を他方の基をとして正規化する
ことで膜厚に関する測定データを得ることができるので
、膜厚の測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用した一実施例の超音波検査装
置のブロック図、第2図(a)は、100Ωのダンピン
グがなされている15MHzのプローブで超音波を放射
した場合の送信超音波波形の説明図、第2図(b)は、
そのフーリエ変換した周波数分布の説明図、第3図(a
)は、底面側に亜鉛メッキした場合のメッキ層の厚さの
測定状態の説明図、第3図(b)は、底面側に亜鉛メッ
キした軟鋼板について超音波測定で得られるその底面エ
コー受信信号をフーリエ変換して得た周波数分布とメッ
キ厚さとの関係の説明図、第4図は、2つのピーク値の
差とメッキ厚さとの関係を示す特性の説明図、第5図は
、メッキ厚さを測定する場合の超音波検査装置の処理の
フローチャート、第6図は、両面にメッキされた鋼管等
の測定状態の説明図である。 1・・・超音波探傷器部、2・・・A/D変換回路、3
・・・ダイヤル式数値設定回路、4・・・キー入力回路
、5・・・マイクロプロセッサ(MPU)、6・・・R
AM18a・・・メッキ厚さ特性テーブル、6b・・・
FFT演算プログラム、6c・・・周波数分布出力処理
プログラム、6d・・・画面入力処理プログラム、6e
・・・メッキ厚さ算出処理プログラム、7・・・ROM
、8・・・ROMインタフェース、9・・・R5−23
2Gインタフエース、10・・・液晶表示装置(LCD
表示装置)、20・・・携帯型の超音波検査装置、 21・・・送信波形のフーリエ変換特性のグラフ、22
・・・差値−メッキ厚さ特性のグラフ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面側又は底面側が母材よりも超音波減衰量の大
    きな膜で被覆された被検体の被覆膜の厚さを超音波によ
    り測定するものであって、ダンピングの大きい超音波探
    触子を使用して周波数のパルス成分と高い周波数のパル
    ス成分とを含む送信超音波パルスを放射し、前記被検体
    に超音波を侵入させて前記被検体から得られる表面エコ
    ー又は底面エコーの受信信号をフーリエ変換し、このフ
    ーリエ変換したデータにおいて低い周波数の側の第1の
    ピーク値とこれより高い周波数の側の第2のピーク値と
    を得て第1のピーク値及び第2のピーク値の一方を基準
    として他方を正規化した値に基づき前記被覆膜の厚さを
    測定することを特徴とする超音波膜厚測定方式。
  2. (2)正規化した値は、第1のピーク値に対する第2の
    ピークの値の割合であることを特徴とする請求項1記載
    の超音波膜厚測定方式。
  3. (3)正規化した値は、第1のピークのdB値から第2
    のピークのdB値を引いたdB差であって、測定する被
    検体と同様な試験片について被覆された膜の厚さと前記
    dB差との関係を実測した特性グラフ又はこれに対応す
    るテーブルに基づき前記被覆された膜の厚さを測定する
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波膜厚測定方式。
  4. (4)表裏両面に母材よりも超音波減衰量の大きなメッ
    キ層を有する被検体のメッキ層の厚さを超音波により測
    定するものであって、ダンピングの大きい超音波探触子
    を使用して周波数のパルス成分と高い周波数のパルス成
    分とを含む送信超音波パルスを放射し、前記被検体に超
    音波を侵入させて前記被検体から得られる底面エコーの
    受信信号をフーリエ変換し、このフーリエ変換したデー
    タにおいて低い周波数の側の第1のピーク値とこれより
    高い周波数の側の第2のピーク値とを得て、第1のピー
    ク値と第2のピーク値とのdB差を求め、測定する被検
    体と同様な試験片についてメッキ厚さと前記dB差との
    関係を実測した特性グラフ又はこれに対応するテーブル
    に基づき前記メッキ層の厚さを測定することを特徴とす
    る両面のメッキ厚さについての超音波膜厚測定方式。
  5. (5)表面側と内面側とに母材よりも超音波減衰量の大
    きなメッキ層を有する被検体のメッキ層の厚さを超音波
    により測定するものであって、ダンピングの大きい超音
    波探触子を使用して周波数のパルス成分と高い周波数の
    パルス成分とを含む送信超音波パルスを放射し、前記被
    検体に超音波を侵入させて前記被検体から得られる底面
    エコーの受信信号をフーリエ変換し、このフーリエ変換
    したデータにおいて低い周波数の側の第1のピーク値と
    これより高い周波数の側の第2のピーク値とを得て、第
    1のピーク値と第2のピーク値とのdB差を求め、測定
    する被検体と同様な試験片についてメッキ厚さと前記d
    B差との関係を実測した特性グラフ又はこれに対応する
    テーブルに基づき表面側及び内面側の前記メッキ層の厚
    さを求め、前記表面のメッキ層の厚さを別の手段により
    測定して前記表面側及び内面側のメッキ層の厚さから測
    定した前記表面のメッキ層の厚さを引くことにより前記
    内面側のメッキ層の厚さを得ることを特徴とする内面側
    のメッキ厚さについての超音波膜厚測定方式。
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