JPH03137131A - 着色剤組成物 - Google Patents

着色剤組成物

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Publication number
JPH03137131A
JPH03137131A JP27536689A JP27536689A JPH03137131A JP H03137131 A JPH03137131 A JP H03137131A JP 27536689 A JP27536689 A JP 27536689A JP 27536689 A JP27536689 A JP 27536689A JP H03137131 A JPH03137131 A JP H03137131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
colorant composition
aliphatic alcohol
pigment
weight
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP27536689A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishimoto
博 西本
Hidekazu Senda
千田 英一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、着色剤組成物に関する。ざらζこ詳しくは樹
脂着色用着色剤組成物(以降、樹脂用着色剤という)に
関する。
[従来の技術] 従来、樹脂用着色剤としてはポリエチレンワ・ンクスな
どの低分子ポリオレフィン系合成ワックスまたはカルバ
ナワックスなどの天然ワックスと顔料または染料とから
の組成物が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ボ・リエチレンワックスのような低分子ポリオ
レフィンはABS樹脂のような極性樹脂などに添加した
場合、相溶性が不十分なため樹脂表面にブリードし樹脂
成形品の表面外観を損ねたり物性低下をひき起こすとい
う問題があった。またカルバナワックスのような天然ワ
ックスは高価であり品質に幅があるという問題があった
[課題を解決するための手段] 本発明者等は、極性樹脂などに添加してもブリードしに
くく、かつ安価な着色剤組成物を得るべく鋭意検討した
結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は炭素数12〜30の直鎖脂肪酸と脂肪
族アルコールとのエステルを主成分とした分散剤100
重量部と顔料および/または染料0.1〜100重量部
とからなることを特徴とする着色剤組成物である。
炭素数12〜30の直鎖脂肪酸としては例えばラウリン
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、マルカ刀ン酸、ステ
アリン酸、アラキン酸、ベヘン酸及びメリシン酸などの
飽和脂肪酸;オレイン酸などの不飽和脂肪酸およびこれ
らの二種以上の混合物があげられ、これらのうち好まし
いものは、炭素数16〜25の直鎖飽和脂肪酸であり、
特に好ましいものはステアリン酸およびベヘン酸である
脂肪族アルコールとしては、炭素数1〜40のアルコー
ルなどがあげられ、具体的にはメチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−又はイソ−ブチルアルコール、n−
又はイソ−プロピルアルコール、オクチルアルコール、
デシルアルコール、ラウリルアルコール、パルミチルア
ルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアル
コール、オレイルアルコール及び合成分岐アルコール(
オキソアルコール、セカンダリ−アルコールなど)など
のH旨肪族モノアルコール;エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、1,3−ブタンジオール、1,3−プロ
パンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ベンタ
ンジオール及び1,6−ヘキサンジオールなどの脂肪族
グリコール;グリセリン、ソルビトールなどの多価アル
コール;これらアルコールのアルキレンオキサイド(炭
素数2〜4のアルキレンオキサイド、例えばエチレンオ
キサイド、プロピレンオキサイドなど)付加物(付加モ
ル数1〜10);およびこれらの二種以上があげられる
。これらのうち好ましいものは脂肪族グリコールであり
特に好ましいものはエチレングリコール、1,4−ブタ
ンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールである。
本発明におけるエステルにおいて上記炭素数12〜30
の直鎖脂肪酸と脂肪族アルコールの当量比は通常70 
: i00〜100 : 70.好ましくは80 : 
100〜100:80である。
エステルとしては下記の化合物があげられる。
本発明におけるエステルは通常の方法で合成することが
できる。
本発明における分散剤は上記、エステル以外の他の成分
として通常のノニオン、アニオン、カチオン系などの界
面活性剤;安息香酸エステル、フタル酸エステルなどの
芳香族エステル;低分子ポリオレフィン、低分子ポリス
チレン、低分子ポリエステル、石油樹脂、ロジンなどの
オリゴマーなどを含むことができる。
これらの他の成分の使用量は、本発明の脂肪族エステル
化合物100重量部に対し0.1ないし100重量部、
好ましくは工ないし50重量部である。
本発明の着色剤組成物は、分散剤と顔料および/または
染料とからなる。
本発明における顔料としてはアゾ系、ナフトール系、ア
ンスラキノン系、チオインジゴ系、ペリレン系、キナク
リドン系、フタロシアニン系(フタロシアニンブルー、
フタロシアニングリーンなど)、ジオキサジン系および
イソインドリノン系などの有機顔料:およびカーボンブ
ラック、酸化チタン、群青、クレー(体質顔料)゛、炭
酸カルシウム(体質顔料)およびベンガラなどの無機顔
料を使用することができる。
本発明における染料としては直接染料、酸性染料、塩基
性染料、建染染料、硫化染料、アゾイック染料、分散染
料及び反応性染料などを使用することができる。
本発明の着色剤組成物中では分散剤100重量部に対し
顔料および/または染料は通常0.1〜100重量部、
好ましくは1〜80重量部である。
本発明の着色剤組成物を適用する樹脂としては塩化ビニ
ル樹脂、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなど)、ポリスチレン系樹脂(ポリスチレン、
AS樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂など)、ポリエステ
ル樹脂(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリカーボネートなど)、ポリアミド樹
脂(6ナイロン、6,6ナイロン、11ナイロン、12
ナイロンなど)および芳香族ポリエーテル系樹脂くポリ
フェニレンエーテルなど)などがあげられる。
本発明の着色剤組成物の上記樹脂への添加量は樹脂10
0重量部に対して、通常0.1〜20重量部、好ましく
は0.3〜10重量部である。
本発明の着色剤組成物を樹脂に添加する場合、樹脂と別
々に添加してもよいし、また予め樹脂に高濃度に分散さ
せた(マスターバッチ)ものを用いてもよい。
さらに本発明の着色剤組成物は種々の用途に応じて他の
樹脂用添加剤と一緒に樹脂に添加することができる。他
の樹脂用添加剤としては熱安定剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、フィラー、可塑剤および帯電防止剤などがあげ
られる。
本発明の着色剤組成物と樹脂との混合は公知の各種混合
機を用いて実施できる。混合機としてはヘンシェルミキ
サー、押し出し機、ブラベンダーニーダーおよびバンバ
リーミキサ−などがあげろれる。
[実施例コ 以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例1.2および比較例1.2 フタロシアニンブルー(No、700シアニンブルー東
洋インギ■製)100重量部に対して、実施例1および
2として分散剤1および2、比較例1として分散剤3を
各々100重量部の割合で加え、さらに比較例2として
分散剤を添加しないものをそれぞれヘンシェルミキサー
で混合し着色剤組成物を調製した。
分散剤3:ポリエチレンワックス(分子量2000)試
験例1 ABS樹脂(トヨラック100、東し■製) 100重
量部に対して上記実施例と比較例で調製した着色剤組成
物を1重量部加え十分混合した。この混合物を射出成型
機を用いて210℃で2.5tr+rrrの厚さの金型
中に注入し、樹脂成型物を作成した後、得られた成型物
の表面外観を観察した。また、この成型物を圧力100
kg/cm2、温度180℃で1分間加圧プレスし、厚
さ100μのフィルムに成型した後、顕微鏡で顔料の粒
子径を観察し顔料の平均粒子径の大きさ(直径)から分
散効果を評価した。結果を表1に示す。
表1 [発明の効果コ 本発明の着色剤組成物は下記の効果を奏する。
(1)極性樹脂に対する相溶性が優れているためブリー
ドしにくい。
(2)熱安定性がよい。
(3)合成脂肪酸エステルであるため品質が安定した着
色剤組成物が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数12〜30の直鎖脂肪酸と脂肪族アルコール
    とのエステルを主成分とした分散剤100重量部と顔料
    および/または染料0.1〜100重量部とからなるこ
    とを特徴とする着色剤組成物。 2、脂肪族アルコールがエチレングリコール、1,4−
    ブタンジオールおよび1,6−ヘキサンジオールからな
    る群より選ばれる脂肪族グリコールである請求項1記載
    の着色剤組成物。
JP27536689A 1989-10-23 1989-10-23 着色剤組成物 Pending JPH03137131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138209A (ja) * 2000-04-28 2002-05-14 Teijin Chem Ltd 光学成形品用着色マスターペレットおよび光ディスク基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138209A (ja) * 2000-04-28 2002-05-14 Teijin Chem Ltd 光学成形品用着色マスターペレットおよび光ディスク基板

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