JPH03135601A - 二重化絶縁出力切換方法 - Google Patents

二重化絶縁出力切換方法

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JPH03135601A
JPH03135601A JP19685489A JP19685489A JPH03135601A JP H03135601 A JPH03135601 A JP H03135601A JP 19685489 A JP19685489 A JP 19685489A JP 19685489 A JP19685489 A JP 19685489A JP H03135601 A JPH03135601 A JP H03135601A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気的に絶縁したアナログ出力を二重化1ノ
だときの切換方法に関するものである。
〔従来の技術〕
制御用計算機からの出力をアナログ化して゛プロセス側
へ出力する出力装置は、システ11の信頼性向上のため
に二重化されることが多い、この二重化出力装置の従来
例には、特開昭58−219676号に!’+’載され
たものがあり、第3図に示したような回路構成となって
いる。このような出力装置は、通常複数個がまとめられ
て1つのユニツt−,J−に実装され、計算機とバスを
介して接続されている。バスはデータバス25から成っ
ており、アドレスバスのアドレスによってどのユニット
のどの出力装置を介してどの負荷へデータバス上のデー
タを出力するかが指定される。制御バスは出力装置に対
する制御信号が送られる。第3図の出力装置100A。
100Bは二重化された一組のもので一方が常用系、他
方が待機系として働くが、例えば出力袋fi100Aの
方が計算機からのデータを出力するときは、データバス
25から制御回路104Aに入力された計算機からのデ
ィジタルデータをD/A変換器105^でアナログ信号
に変換し、電圧電流変換回路121Aにより計算機から
のデータに見合う大きさの電流とし、ダイオード113
A、コネクタ130A経由で出力装置100Bの出力と
突き合わせを行った後、絶縁用の1−ランスを含む信号
変換器10Gを介してブラン1−側の負荷112に供給
する7どちらの出力装置から(i号を出力するかの制御
は、ゲート108A、108Bから成るフリップフロッ
プ型の回路により行われ、例えば出力袋[100Aでは
、ゲート108Aの3つの入力がすべて〕”のときのみ
その出力が11019となってスイッチ110Aをオフ
状態に保ち、ダイオード113A経由の出力がオンされ
るいこの条件は、出力袋[100Aが計算機から出力動
作を指定されていることにより信号aが“1″、出力装
置1100Bが待機状態でそのゲート108Bの出力す
が“1” (これによってスイッチll0Bはオンされ
、ダイオード113Bからの出力は阻止されている)、
かつ異常検出回路111Aの出力Cが11 i、 JT
のとき(コネクタ脱落などかあることの出力がo Ot
pになり異常検出される)である。
トランスを含む信号変換器106による計算機側とプラ
ンl−側の電気的絶縁は、両者の接地!/ベベルl)1
.GD2の違いによる出力信号の精度悪化を避けるため
に設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来技術によると、異常検出時の常用系から待
機系への出力切換えが、計算機側のゲート108A、1
08B、スイッチll0A、ll0Bにより行われ、そ
のときの瞬間的な出力信号の時間変化は信号変換器10
6トランスを介して出力される。ところがトランスの瞬
間的に変化する入力への対応には大きな時間遅れが避け
られず、また過渡的なレベル変動も伴う、この時間遅れ
は一般に数100m程度あり、高速な切換えが要求され
るシステムへの適用ができないという問題があった。
本発明の目的は、計算機側とプラント側を絶縁した二重
化出力装置の常用系と待機系との切換えを高速に行うた
めの、二重化絶縁出力切換方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、常用系及び待機系の各出力装置において
、制御回路へ入力された計算機からの信号をアナログ信
号に変換し、さらにこれをトランス等によって絶縁し、
その出力をオンオフする切換手段を設け、常用系及び待
機系の各出力装置のこの切換手段の出力側を突き合わせ
て負荷へ接続するとともに、上記各出力装置の切換手段
のオンオフを制御するための制御信号も電気的な絶縁回
路を介して切換手段へ印加することにより達成される。
〔作 用〕
異常等による出力切換発生時には、それまでの常用系出
力装置がオフし、待機系出力装置がオンするが、これら
のオンオフはともに絶縁回路を経た後で行われるから、
切換えに伴う遅れ時間は切換えのための制御信号を絶縁
して前記切換手段へ伝えるための絶縁手段と、切換手段
自身の動作時間の和で決まり、トランス等の絶縁回路の
特性は影響しない。従って制御信号の絶縁手段をフォト
カプラー等の高速素子で構成し、また信号の切換手段も
トランジスタ等の高速素子とすれば、上記した切換えに
伴う遅れ時間を十分小さくでき、切換えの高速化が図ら
れる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により説明する。第1図は本発明
の方法を実現する絶縁形電流出力装置の実施例を示すも
ので、二重化された電流出力装置LA、IBは制御用計
算機(CPU)3と第4図のようにデータバス25、ア
ドレスバス26、及び制御バス27を介して接続されて
いる。信号量刃先の負荷は第4図の例ではアクチュエー
タ321とバルブ331、及びアクチュエータ322と
バルブ332の2つの負荷として示しているが、第1図
では簡単のため負荷12が1つだけ接続されているもの
としている。計算機3からバス経由で送られてきたデー
タは、出力装置IAを例にとると、D/A変換器5Aで
アナログ信号に変換されたのた、トランスを内蔵する絶
縁アンプ6Aを介してアンプ7A、切換手段としてのト
ランジスタ21A、出力電流検出用のフォトカプラII
A経由で電流信号として負荷12へ出力される。この電
流は絶縁電源9Aの、接点COMに対して+24Vの出
力P24から、突き合わせ用のダイオード13Aを介し
て供給される。コンデンサ16Aは出力電流のホールド
用である。なお、絶縁電源9Aは、アンプ7A(7)+
15V(PI3)、−15V(N15)の電源も供給す
る。またフォトカプラIIAは、負荷への出力電流が域
値ITH(例えば0.5mA)以下のときその出力電圧
がOvとなり、ITH以上のとき所定の電圧となるよう
なものを用いれば、出力電流がITH以下となったとき
に出力無しの以上と判断できる。
呂カオンオフ用のスイッチ、つまり切換手段としてのト
ランジスタ21Aのオンオフ制御は、トランジスタ21
Aが絶縁アンプから見てプラント側にあり(以下、[プ
ラント側」というときはこの意味とし、逆に絶縁アンプ
から見て計算機側にあることを単に「計算機側」という
)、その接地点はプラント側の接地点COMであるので
、計算機側にある切換回路8Aから電気的な絶縁無しで
トランジスタ21Aのオンオフ制御を行うのは1両側の
接地レベル変動のために不安定となる。このため。
切換回路8Aの出力をフォトカプラIOAで絶縁した後
、その出力でトランジスタ21^を制御する。ここでV
ccは計算機側の電源である。この他、発光ダイオード
14A及び15Aはそれぞれ、常用系になったときに点
灯されるダイオード及び出力電流無しの以上がフォトカ
プラ11^で検出されたときに点灯されるダイオードで
ある1以上の構成部分は出力装[1Bについても全く同
じである。
上述した構成で常用系と待機系の切換えは、トランジス
タ21A、21Bとこれのオンオフを制御するためのフ
ォトカプラIOA、IOBとのスイッチング時間で決ま
る時間遅れをもって行われるが、これらの素子のスイッ
チング時間は通常のプラントに要求される応答時間より
も十分小さくするのは容部であるので、高速なアナログ
切換えが可能とする。
次に、切換回路8A、8Bは対として動作するもので、
その構成を第5図に、計算機3から出力装置!IA、I
Bを制御するためにアドレスバス26、デー タAス2
5を介して送られてくるアドレス及びデータ信号のフォ
ーマットを第6図に示す、以下では、まず第6図のフォ
ーマットの説明を行い、続いて第5図の切換回路の動作
を説明する。
第3図のようにして計算機3にバスを介して接続される
出力装置は多数あり、従来例の説明で述べたように通常
は複数個の出力装置がまとめて1つのユニットに実装さ
れ、また各出力装置は一般にはプラントの複数の負荷へ
アナログ信号を出力している。各出力装置のアドレスは
この実装の構成に対応して、ユニットのアドレスと、そ
のユニット内のどの出力装置かを示すスロットのアドレ
スから構成される。第6図は4つの制御に対応する信号
(1)〜(4)を示しており、ここではどの信号も16
ビツト構成としている。各信号のアドレスのビット12
〜15(上位4ビツト)は不使用(全部“1”)、ビッ
ト8〜11は上記のユニットを識別するためのユニット
アドレス(UNIT)、ビット4〜7は出力装置を識別
するためのスロットアドレス(SLOT)、ビット0〜
3は信号の種別をそれぞれ示すコードであり、ビットO
〜3にはこの他に、どの負荷に対する動作かを示すポイ
ントアドレス(POIN’l’)が含まれる場合がある
なお、計算機3からのリードかライトかの区別は制御バ
ス27経由で指示される。また第6図中のx印のビット
は“O”1”のいずれでもよい。
いわゆるdon’t careの意味である。一方、デ
ータの方は次の通りである。ただしく1)〜(3)は制
御バスによりライトが指示され、(4)はリードが指示
される。
(1)^00N10FF And Err 5uppl
essビツトOが“1”のとき第5図の出力オンオフ制
御用フリップフロップ23A(または23B)をセット
し、“O”のときリセットする。このフリップフロップ
がセットされると当該出力装置は後述のようにしてスタ
ンバイ状態となり、リセットされたときは停止状態とな
る。ビット8〜15の8ビツトは各ビットが1つの負荷
に対応して設けられ(従って1つの出力装置に最大8個
の負荷を接続できる)、対応ビットに“0”がセットさ
れたときはその負荷への出力無しの状態がフォトカプラ
11A、IIBにより検出されてもエラーとみなさない
ようにするエラーサプレス信号となる。これは該当する
出力端に負荷を接続せず、未使用とする場合など、断線
となって常にエラー検出されるのを防ぐためで、これら
の各ビット情報は制御回路4^、4B内のレジスタにセ
ットされる。
(2) AOCode Write 計算機3からのデータがビット4〜15の12ビツトを
用いて送られ、これをアドレスのビット0〜2で指定さ
れた負荷に該当する出力用のレジスタ(制御回路4A、
4B内に設けられている)に書き込む、ここでデータ信
号を12ビツトにしたときは、D/A変換器5^、5B
も同じ12ビツト用を用いるとする。
(3) ERRLED 0N10FF これはビットOのみが用いられ、このビットが“1”の
ときは発光ダイオード15A、15Bを点灯させ、“O
″のときは消灯させる。これは、後述のように、計算機
から出力装置をチエツクしたときに異常を発見すると、
計算機からこの信号により発光ダイオードを点灯して異
常を知らせるものである。
(4) Read Data 計算機から(2)の信号によりセットしたデータ信号を
ビット4〜15にのせ、当該出力装置の状態を示すステ
ータス信・号をビットO〜3にのせて計算機へ送るよう
に指示する。これは出力装置を計算機から監視可能とす
るものである。
次に第5図の切換回路の動作を説明する。出力装置から
の信号出力を行うときは、まず計算機3が第7図に示す
出力開始処理を実行する。同図のステップ701及び7
02では、前記した信号(2)によって出力しようとす
るデータ信号を出力装置IA及びIBへ送り、制御回路
4A、4Bのアドレスで指定された負荷対応のレジスタ
ヘセットする。二二で第7図のA系、B系と記したのは
、それぞれ出力装置LA、IBに対応するとする0次に
ステップ703で全負荷へのデータ信号設定が終わった
かどうかをチエツクし、終わっていれば、ステップ70
4で、エラーサプレスモードで出力装置IAを動作状態
にする。
この動作では、まず計算機3が第6図(1)に示した信
号のアドレスで出力装置IAを指定し、データのビット
を“1”、ビット8〜15をすべて“O”にしてバスへ
送出する。そうするとこれを受信した出力装置IAでは
、上記データのビットOで送られてきた信号“1”がセ
セット信号231Aとして、第5図の切換回路8A内の
プリップフロップ23AのD端子へ入力され、ことれと
同時に、上記データ送信と一緒に送られてきた開始信号
232Aが入力されてフリップフロップ23Aはセット
される。ただしこの時点では出力装置から負荷への出力
電流はまだ流れておらず、従ってフォトカプラ11Aは
出力電流無しの信号を制御回路4Aへ送る。
制御回路4Aでは各負荷対応の出力電流の有無を調べ、
1つでも無しを検出すると第5図の信号234Aを“1
″にする。このときもし切換回路8Bのフリップフロッ
プ23Bがセットされていて(いまの場合はそうではな
いが)かつ信号235Aが# 1 jlになっていると
、アンドゲート82A出力がIJI+になり、ノアゲー
ト81Aを介してフリップフロップ23Aがリセットさ
れてしまう。このような出力開始時の条件に対応するた
め、上記したデータのビット8〜15をit Oprと
することで、制御回路4Aは信号235Aを110 j
lとして出力開始を確実に行えるようにしている。これ
がエラーサプレスの役目である。
さてフリップフロップ23Aがセットされたとき切換回
路8B内のフリップフロップ23Bがリセット状態であ
ると、ナントゲート83B出力は11171になってい
るから、これとフリップフロップ23Aの出力Q=“1
″により、ナントゲート83A出力はre O$1とな
り、ノアゲート84A出力の切換信号24Aは“1″に
なる。これによって第1図のフォトカプラIOAは通電
されず、出力切換手段としてのトランジスタ21Aはオ
ンして、出力装置IAからはステップ701でセットさ
れたデータ信号がアナログ化されて負荷12へ出力開始
される。即ち出力装置IAは常用系となる。
以上でステップ704における出力装置IAの動作開始
処理が終わると1次にステップ705で出力装置IBの
動作開始処理を行う。このとき計算機3から送り出され
るデータ信号はステップ704におけると全く同じで、
ただ送り先のアドレスが出力装置11Bになっているだ
けである。従ってまずフリップフロップ23Bがセット
されるが、先にフリップフロップ23Aがセットされて
ナントゲート83A出力が“0″になっているから、ナ
ントゲート83B出力は“1″のままで切換信号24B
は1′Ojlを維持する。この結果出力装置IBのトラ
ンジスタ21Bはオフして電流を負荷へ出力せず、待機
系となる。
なお、このフリップフロップ23Bセツト時には、フリ
ップフロップ23Aは既にセットされているから、もし
信号235Bが“1″にセットされると、出力無しの検
出で信号234Bが“1”になったときフリップフロッ
プ23Bはリセットされてしまう、従って前述のエラー
サプレスにより信号235Bを必ず“0”にしておく必
要がある。
ステップ704で出力装置IAの出力開始をしたのち、
その出力電流が確立するのに十分なように設定された時
間を経過すると(ウェイト)、ステップ706で常用系
の出力袋[IAをエラー検出モードに切換える。この切
換えは、ステップ704において計算機から送られる第
6図(1)のデータの、ビット8〜15の内の出力袋[
IA対応のビットのみをパ1”に変え、他は同じものを
計算機から送り出すことにより実行される。即ちこの信
号を受けた制御回路4Aは、信号235Aを“1″とす
る。この状態では、既に出力装置IBのフリップフロッ
プ23Bはセットされているから、第5図のアンドゲー
ト82A出力はもし信号234Aが“1”になると“1
”となり、ノアゲート81Aを介してフリップフロップ
23Aをリセットする。信号234Aは出力袋[LAか
らの出力電流のどれか(第1図では1つの負荷だが、一
般には複数ある)が無しとなったときに制御回路4Aに
より“1″にされるから、エラー検出時にフリップフロ
ップ23Aが自動的にリセットされて第1図のフォトカ
プラIOAがオンとなり、トランジスタ21^がオフし
て出力装置IAは出力を停止する。これと同時にフリッ
プフロップ23Aのリセットでナントゲート83Aの出
力は“1”となるから、今度は切換信号24Bがオンし
て出力装置IBの方から電流が出力される。即ち常用系
に以上が発生したときにはことれを検出して自動切換え
が行われるという、エラー検出モードになる。
以上の処理により、出力装置IAは常用系、出力袋wI
Bは待機系となり、出力装置IAで断線等の出力異常が
起こった場合には、待機系への出力自動切換えが行われ
る。
第8図は計算機3によるソフト故障診断と切換処理のフ
ローチャートである。この処理ではまずステップ801
で第6図の信号(4)を用いて出力装置IAのステータ
ス情報5TATUS及び出力用の信号Ao Codeを
、計算機3が制御回路4Aがら読み取る。そしてそれぞ
れの内容をステップ802゜803で調べ、異常があっ
たときは異常処理804を実行する。この処理804は
、第6図信号(3)の送信による発光ダイオード15A
(エラー発生を示す)の点灯、ダイオード6図の信号(
1)の送信によるフリップフロップ23Aのリセット(
データのビット0を“0”にして送り、制御回路4Aか
らこれに応じて第5図の信号233をパ1”として出力
することによる。これで切換えが行われる)等である。
第9図は本実施例における故障発生時の自動出力切換時
の波形を示すものである。第1図では負荷を1つとした
が、一般にはこれは複数個あってそれらはポイントアド
レスPOINTで指定されることを第4図で説明した。
そこで今、ある1つのポイントに対する出力系(チャネ
ルと呼ぶ)で異常が1=1(、に発生したとすると、こ
のチャネルの常用系(A系)の出力は徐々に低下し、t
=t1でフォトカプラIIAの域値1丁Hにまで下がる
これによって待機系(B系)への自動切換えが行われて
B透出力がほぼフォトカプラIOAとトランジスタ21
Aのスイッチング時間(=tz  t+)で立上がる。
この立上り時間は前述のように十分小さくできるから、
A、B透出力を突き合せた二重化出力が変動する時間は
ほぼ検出時間(=t+  to)によって決まることに
なり、従来のようにトランスの過渡応答による大きな復
帰時間の影響をなくすことができる。また、異常ではな
いが同一スロットアドレスをもつ他のチャネルもこのと
き切換えが行われるが、こちらは検出時間中の出力低下
時間帯がなく、切換用のトランジスタとそれを制御する
ためのフォトカプラの立ち下がり(A系)、立ち上がり
(B系)の合計時間で切換えられるから、第9図下部に
示したようにその二重化出力の変動時間は極めて小さく
なる。
なお以上に示した実施例では、出力装置は電流を出力す
るものとしたが、電圧出力の場合も本発明は同様に適用
できる。第2図は電圧出力の時の実施例を示しており、
回路構成は第1図とほぼ同じであるが、電圧/電流変換
と切換えのためのトランジスタ21A、21Bとそのオ
ンオフのためのフォトカプラIOA、10Bを取り除き
、アンプ7C,7Dの出力電圧をオンオフ手段とてのフ
ォトカプラ30C。
300経由で出力している点だけが異なる。この場合の
切換時の立ち上がりの遅れは、フォトカプラ30C,3
00のみのスイッチング時間であり、これは十分小さい
ので高速な出力切換えが可能である。
但し第2図では、第1図のフォトカプラ11^νIIB
に相当する出力(電圧)の検出手段は図示を省略してい
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、二重化出力切換時の故障チャネル出力
の高速復帰が行え、またその他のチャネルではほとんど
出力変動を起こさないで切換えられるから、二重化出力
装置の高速応答が要求されるシステムへの適用が可能に
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の方法を適用した出
力装置の実施例を示す図、第3図は従来技術による二重
化出力装置の構成を示す図、第4図は二重化出力装置を
用いたプラント制御システムの構成を示す図、第5図は
二重化出力装置の切換回路の回路図、第6図は二重化出
力装置を制御するための計算機からのアドレス及びデー
タ信号のフォーマットを示す図、第7図及び第8図は計
算機による二重化出力装置の出力開始及びソフト故障診
断処理のフローチャート、第9図は本発明の方法による
出力の切換特性の説明図である。 LA、IB・・・電流出力装置、IC,10・・・電圧
出力装置、6A〜6D・・・絶縁アンプ、8A〜8D・
・・切換回路、10A、IOB、IIA、IIB、30
C,300・・・フォトカプラ、21A。 21B・・・トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、計算機からバスを介して送られたディジタル信号を
    アナログ信号に変換し、電気的に絶縁したのちその出力
    部を介して出力するところの出力装置を二重化し、該二
    重化した出力装置のどちらを動作系としどちらを待機系
    とするかの切換えを行う二重化絶縁出力切換方法におい
    て、各出力装置の上記出力部を切換信号により切換可能
    な構成とし、かつ上記切換を行うための切換回路と該切
    換回路からの出力を電気的に絶縁するための絶縁回路と
    を設けるとともに、該絶縁回路出力を上記切換信号とし
    て上記出力部をオンオフさせることにより各出力装置の
    動作/待機状態を切換えることを特徴とする二重化絶縁
    出力切換方法。 2、前記出力部からの出力信号の有無を検出し、かつそ
    の検出信号を上記出力部とは電気的に絶縁して取り出せ
    る検出手段を設け、前記動作系になつている出力装置の
    上記検出手段により手段信号がないことが検出されたと
    きは前記切換回路を動作させて前記動作系と待機系との
    切換えを行うことを特徴とする請求項1記載の二重化絶
    縁出力切換方法。 3、計算機からエラーサプレッサーのための信号が送ら
    れてきた出力装置においては、前記検出手段により出力
    信号なしが検出されても前記切換回路による切換動作を
    行わないことを特徴とする請求項2記載の二重化絶縁出
    力切換方法。 4、各出力装置に当該装置が動作系になっているか待機
    系になっているかを示すフラグを設けるとともに、計算
    機に各出力装置の上記フラグ及び当該出力装置へ送って
    セットされているディジタル信号をバスを介して読みと
    る機能を有せしめ、該機能により動作系となっている出
    力装置から読みとったデータに異常があると判定したと
    きは計算機からの制御によって当該出力装置の切換回路
    を動作させて動作系/待機系の切換えを行うことを特徴
    とする請求項1、2または3記載の二重化絶縁出力切換
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301701A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Toshiba Corp プラント監視制御用デジタル出力基板と方法、およびプラント監視制御装置

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JP2006301701A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Toshiba Corp プラント監視制御用デジタル出力基板と方法、およびプラント監視制御装置

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