JPS6043547B2 - デジタル出力回路の動作確認方式 - Google Patents

デジタル出力回路の動作確認方式

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JPS6043547B2
JPS6043547B2 JP55080941A JP8094180A JPS6043547B2 JP S6043547 B2 JPS6043547 B2 JP S6043547B2 JP 55080941 A JP55080941 A JP 55080941A JP 8094180 A JP8094180 A JP 8094180A JP S6043547 B2 JPS6043547 B2 JP S6043547B2
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芳弘 千葉
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、遠方監視制御装置等のデジタル出力回路を
構成するドライバーおよびパワー出力素子の動作を同時
または個別に確認する方式に関するものである。
一般にデジタル出力回路においては、論理回路部の電源
電圧とドライバーおよびパワー出力素子からなるパワー
出力部の電源電圧とは各々独立の電源を使用しており、
その電圧値は前者より後者の方が高くなつている。
これは、電源を分離することにより、外来ノイズをパワ
ー出力部電源側に逃がして論理回路部への影響をなくす
ため、またパワー出力部のパワー出力素子にリレーを使
用したとき、リレーコイルのインダクタンス開閉によJ
るサージをパワー出力部電源側に逃がすため、さらに、
供給電力は一定であるので、電圧が高いとドライバーお
よびパワー出力素子からなるパワー出力部をオン、オフ
するドライブ電流が小さくなり、したがつて、ドライバ
ーに開閉能力の小さいゝものを使用できるようにするた
めである。このようにパワー出力部の電源電圧は、論理
回路部の電源電圧とは独立した異電圧であるため、動作
状態の確認は、今迄は論理回路部までであつて、パワー
出力部までを含めて行なうことは困難であつた。すなわ
ち、従来例のその1つに、例えばデジタル出力信号をデ
ジタル入力回路を用いて直接読み返すことにより、デジ
タル出力回路全体の動作チェックを行なう方法がある。
しかし、この方法では、動作確認用のために本来の出力
信号とは別の独立した出力信号が必要なこと、また出力
数と同数のデジタル入力回路が必要なことから経済的な
負担が大きく、しかも物理的なスペースも多く必要とす
る等の問題点がある。
第1図は、別の従来例を示す図であつて、出力データを
記憶しているレジスタRGのデータを、ゲートG。
−G5を経て読み返し、これとレジスタへの書込みデー
タとを比較、照合するものである。なお、DO−D3は
データバス、WPは書込み信号線、RPは読出し信号線
、舅/L3はレジスタ出力線、DrO−Dr3はドライ
バー、RYO−RY3はリレーからなるパワー出力素子
、SKO−SK3はスパークキラー、Eは電源である。
ところで、ドライバーで開閉する電流は、論理回路部に
比較して極めて大きな電流であるこ″と、また、外来ノ
イズやリレーのオン,オフによるサージ等の影響を受け
易く、したがつて、ドライバーが不良になる危険が多い
一方、パワー出力部のパワー出力素子としては、有接点
リレー、フォトカプラ絶縁によるパワートランジスタ、
トランス絶縁によるパワートランジスタ、トライアツク
等が使用されるが、例えば、リレーを使用した場合、リ
レーのコイルはオン、オフの頻度または熱等の影響を受
け易く、出力回路に使用する他の部品に比較して断線て
不良になる確率が高く、これは、トランス絶縁型のも.
のも同様である。
また、フォトカプラを用いるものは外来ノイズを受けて
不良になる確率が高い。しかるに、第1図の方法では、
単にレジスタ動作をチェックするにとどまり、最も不良
になる確率の高い部分、すなわちドライバーやパワー出
力・素子の動作の確認が行われていないという問題点が
ある。したがつて、この発明は、デジタル出力回路のパ
ワー出力部を構成するドライバーまたはパワー出力素子
の動作を、安価で入手が容易な部品または素子を使用し
て簡単に、しかも確実に検出すること、また、ドライバ
ーとパワー出力素子との動動作確認を同時に、または個
別に行ないうるようにすることを目白勺とするものであ
る。
上記の目的は、この発明によれば、パワー出力素子を駆
動するためのデジタルデータを記憶するレジスタと、こ
のレジスタの出力線に対応して設けられ且つレジスタか
らのデジタル出力に応じてノオンまたはオフとなるドラ
イバーと、このドライバーに対応して設けられかつドラ
イバーにより駆動されるパワー出力素子とを縦続接続し
てなるデジタル出力回路において、ドライバーとパワー
出力素子との間に、ドライバーの動作不良を検出しうる
第1の検出回路と、パワー出力素子の断線を検出しうる
第2の検出回路を並設するとともに、第1および第2の
検出回路間に、第1の検出回路の動作が第2の検出回路
の動作に影響を与えないようにするためのダイオードを
挿入することにより、達成することができる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は、この発明の実施例を示すものて、RGは出力
データを記憶するレジスタ、DrO−Dr3はレジスタ
RGよりパワー出力素子の駆動指令を受けてパワー出力
素子を駆動するドライバー、RYO−RY3Rはリレー
て構成されたパワー出力素子で、これらによりデジタル
出力回路の基本回路が形成されている。
この基本回路に対して、不一致検出回路EORO〜EO
R3、インバータINVO−INV3、抵抗R。
〜R3、RlO−Rl3,R2O−R23およびダイオ
ードBDO〜BD3からなり、ドライバーDrO−Dr
3の動作不良を検出する第1の検出回路と、同様に、イ
ンバータINVlO″IN■13)抵抗R3OゞR33
〜R4OゞR43)R?ゞR53および抵抗R7O−R
73からなり、パワー出力素子(この場合はリレーRY
O−RY3)の断線を検出する第2の検出回路とが並設
されている。そして、第1の検出回路と第2の検出回路
との間には、ダイオードBDlO−BDl3が設けられ
ている。
これは、第1の検出回路に用いられている抵抗R2O−
R23からの電流を阻止し、抵抗R2Oを第2の検出回
路側から切り離すことを目的としている。したがつて、
ダイオードBDlO−BDl3を新たに付加することに
より、ドライバーDrO−Dr3の動作確認回路、つま
り第1の検出回路とリレー断線検出回路、つまり第2の
検出回路とは、各々独立に機能を果しうるものである。
以下、第1および第2の検出回路の検出動作について説
明する。
(1)第1検出回路の動作について まず、ドライバーDrO−Dr3が正常な場合であつて
、レジスタRGの出力線L。
上3のうち、例えばL。がハイレベル(以下、Hまたは
“゜1゛ともいう。)であれば、ドライバーDrOがオ
ンとなり、P1点はダイオードBDOを介して接地され
ることになるため、ほぼ零電位、つまりローレベル(以
下、Lまたば゜0゛ともいう。)となる。したがつて、
インバータINVOの出力はHとなるので、不一致検出
回路EOROの出力はLとなり、異常通知は行われない
。一方、出力線LがLであれば、ドライバーDrOはオ
フであつて、PO点はハイレベルとなる。
したがつて、インバータINVOの出力はLとなるのて
、不一致検出回路EOROの出力もLとなつて、上記と
同様に異常通知は行われない。ここで、例えは下ライバ
ーDrOが不良であるとすると、出力線L。
がL(H)になつても、ドライバーDrOはオフ(オン
)にならずオン(オフ)のままてあるので、インバータ
INVOの出力はL(H)であり、したがつて、不一致
検出回路EOROの出力はHとなり、不一致が検出され
る。この不一致信号は、オア回路0Rを経てアンド回路
ANDにおける読出し信号RPにより読み出されて異常
通知となる。なお、抵抗R。
−R3は、ドライバーDrO−Dr3がオン状態のとき
、PO−P3点の電位がインバータINVO−IN■3
の入力側スレッショルドレベルよりも高くならないよう
に、RlO−Rl3と分圧回路を形成して、インバータ
INVO−1NV3の入力側を低電位、すなわちローレ
ベルにするために、また抵抗R2O−R23は、ドライ
バーがオフのとき、インバータ1NV0−1N■3の入
力側をハイレベルにするために設けられるものである。
また、ダイオードBDO−BD3はドライバーDrO〜
Dr3がオフのときに、電源E→リレーRYO〜RY3
→ダイオードBDlO−BDl3→抵抗R3O−R33
→抵抗R。
−R3一抵抗RlO−Rl3の電流を阻止するものであ
る。これによりドライバーDrO−Dr3がオフのとき
に抵抗R2O−R23、RO−R3の接続点の電位はリ
レーRYO−RY3の抵抗値にかかわらず一定となる。
第3図は、第2図の動作を説明するためのタイムチャー
トを示すものである。
まず、図の左半分には、時刻t1にデータバスD。
〜D3上のデータ(DO)〜(D3)が夫々1,1,0
,1として書込み信号WPによりレジスタRGに書き込
まれ、その出力線L上に(LO)〜(L3)で示すよう
に、夫々1,1,0,1の信号が出力された場合が示さ
れている。この出力信号によつてドライバーDrO−D
r3が駆動され、ドライバーDrO−Dr3が正常であ
る場合には、夫々オン,オン,オフ,オンとなり、これ
によつてP。
−P3点の電位(PO)〜(P3)は、夫々H,H,L
,Hとなる。したがつて、時刻T2で読出し信号(RP
)を与えても、アンド回路ANDからは出力が得られず
、これにより正常であることがわかる。
次に、図の右半分には、データ0,0,1,1を書き込
んでドライバーDrO−Dr3を駆動したとき、ドライ
バーDrOおよびDr2が不良であつた場合を示してい
る。
この場合、POおよびP2点における時刻Tnの電位P
およびP2Eは、夫々HおよびLに変化しなければなら
ないのに、夫々LおよびHのままで推移することになる
。したがつて、時刻Tn+1において読出し信号(RP
)を与えると、不一致検出回路FOROおよびEOR2
が成立するため、アンド回路ANDから信号(ER)が
得られ、異常発生が通知される。
(2)第2検出回路の動作について第2図において、R
3O−R33は、ドライバーDrO〜Dr3がオンのと
き、インバータINVlO−INVl3の入力側が高電
位(以下、ハイレベルまたはHともいう。
)になるようにするための抵抗である。R7O−R73
は、リレーRYO−RY3と並列に接続されている抵抗
であるが、この並列回路の抵抗値lは、リレーRYO−
RY3が単独にある場合とほぼ同じ値になるような値で
ある。そして、リレーのコイルが断線すると、並列回路
の抵抗値が大きくなり、インバータINVlO−1NV
13の入力側が低電位(以下、ローレベルまたはLとも
いう。)になるようにする。(イ)まず、ドライバーD
rO−Dr3のうちのいずれかがオン(オフ)で、それ
に対応するリレーRYO−RY3が断線している場合。
この場合は、インバータINVlO−INVl3の入力
側の電位のいずれかがリレーの断線前と比較して極めて
低くなるため、インバータINVlO−1NV13のい
ずれかの出力はHとなる。
したがつて、読出し信号RPによりアンド回路ANDが
開いて異常通知が行われる。この場合、リレーRYO−
RY3と抵抗R7O−R73との接続点の電位は、ドラ
イバーDrO−Dr3のオン,オフとは無関係に検出す
ることが可能である。(口)次に、ドライバーDrO−
Dr3のうちのいずれかがオン(オフ)で、それに対応
するリレーRYO−RY3は断線していない場合。
この場合は、インバータINVlO−1NV13の入力
側の電位は、リレーの断線がない限り、ドライバーのオ
ン,オフとは無関係にハイレベルであるから、インバー
タINVlO−1NV13の出力側はHとならず、した
がつて、異常通知は行われない。
なお、第1および第2検出回路の出力は、オア回路0R
によつて論理和がとられているから、ドライバーの動作
確認とリレーの断線検出とが個別に、または同時に可能
となる。以上、第1および第2検出回路の動作について
まとめると、次の第1表に示すようになる。
第1表において、各部の状態L.DrおよびRYは夫々
レジスタの出力線、ドライバーおよびリレ−ーの断線等
の状態を示し、信号の状態1NV0〜3、EOR,.l
NVlO〜13およびROは夫々インバータINVO−
1NV3、不一致検出回路、インバータINVlO〜I
NVl3およびオア回路の出力状態を示す。なお、以上
の説明において、ハイレベルHを論.理“1゛、ロウレ
ベルLを論理“0゛に夫々対応させたが、これは逆にし
てもよく、また、ドライバーとパワー出力素子の接続点
の電位を検出するのにインバータを用いているが、これ
は単に電位を検出できるものであれば何でもよい。さら
に、不一致検出回路をコード検出回路に置き換えれば“
゜1”,゜“0゛信号だけでなくコード信号のチェック
も行なうことができ、さらには、mアウトオブnのチェ
ックも可能である。
また、デジタル出力回路のパワー出力素子が、リレーで
あるものについて説明したが、トランス絶縁型のものや
、フォトカプラを使用したものについても同様に適用可
能である。
以上のようil土、この発明によれば、安価で入手が容
易な部品または素子を用いて簡単に、しかも確実に検出
ができるので、その実用的効果が大である。
また、ドライバーの動作不良およびリレーの断線を個別
または同時に検出できるようにしたから、ドライバーお
よびリレーがともに不良になつても検出不能となること
がないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、デジタル出力回路の従来例を示す図、第2図
は、この発明によるデジタル出力回路の実施例を示す図
、第3図は、第2図におけるドライバーの確認動作を説
明するためのタイムチャートである。 符号説明、RG・・ルジスタ、DrO−Dr3・・・ド
ライバー、RYl〜RY3・・・リレーからなるパワー
出力素子、BDO−BD3,BDlO−BDl3・・・
ダイオード、INVO〜IN■3,IN■10−INV
l3・・・インバータ、EORO〜EOR3・・・不一
致検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パワー出力素子を駆動するためのデジタルデータを
    記憶するレジスタと、該レジスタの出力線に対応して設
    けられ且つレジスタからのデジタル出力に応じてオンま
    たはオフとなるドライバーと、該ドライバーに対応して
    設けられ且つドライバーにより駆動されるパワー出力素
    子とを縦続接続してなるデジタル出力回路において、ド
    ライバーとパワー出力素子との間に、ドライバーの動作
    不良を検出しうる第1の検出回路と、パワー出力素子の
    断線を検出しうる第2の検出回路とを並設するとともに
    、第1および第2検出回路間に、第1の検出回路の動作
    が第2の検出回路の動作に影響を与えないようにするた
    めのダイオードを挿入することにより、ドライバーの動
    作不良とパワー出力素子の断線とを同時または個別に確
    認しうるようにしたことを特徴とするデジタル出力回路
    の動作確認方式。 2、特許請求の範囲第1項に記載のデジタル出力回路の
    動作確認方式において、第1の検出回路を、パワー出力
    素子の駆動電源に並列接続される第1の抵抗分圧回路を
    備え、その第1の分圧点を順極性のダイオードを介して
    ドライバーとパワー出力素子との接続点に接続するとと
    もにその第2の分圧点の電位をドライバーの入力電圧と
    比較することによりドライバーの動作不良を検出しうる
    ように構成し、第2の検出回路を、第2の抵抗分圧回路
    を備え、その第1の分圧点をドライバーとパワー出力素
    子との接続点に接続するとともに、その第2の分圧点の
    電位を検出することにより、パワー出力素子の断線を検
    出しうるように構成したことを特徴とするデジタル出力
    回路の動作確認方式。
JP55080941A 1980-06-17 1980-06-17 デジタル出力回路の動作確認方式 Expired JPS6043547B2 (ja)

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