JPH03135036A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JPH03135036A
JPH03135036A JP27339989A JP27339989A JPH03135036A JP H03135036 A JPH03135036 A JP H03135036A JP 27339989 A JP27339989 A JP 27339989A JP 27339989 A JP27339989 A JP 27339989A JP H03135036 A JPH03135036 A JP H03135036A
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JP
Japan
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mask
layer
metal
plating
substrate
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Application number
JP27339989A
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English (en)
Inventor
Futoshi Kunihiro
国弘 太司
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は電界効果トランジスタ(以下FETと略称)
の製造方法にかかり、超高周波動作を目的としたバイア
ホール、 PH5(プレーテッド・ヒート・シンク: 
Plated Heat 5ink)構造を有するFE
Tの製造方法に関する。
(従来の技術) 以下、砒化ガリウム電界効果トランジスタ(以下GaA
sFETと略称)を例にとり説明するsKu帯以上の高
周波動作を目的としたGaAsFETでは、低雑音用、
電力用に限らず寄生インピーダンスを極力減少させる工
夫がなされている。特にソース接地インダクタンスの特
性に及ぼす影響は大きく、バイアホールによる接地はワ
イヤリードによるものよりインダクタンスを小さくでき
ることから製品に実用される至っている。しかしながら
、バイアホール構造を有するGaAsFETでは、製品
歩留が低いために価格低減が難かしいという問題を抱え
ている。バイアホールを有しない一通常の素子に比較す
るとバイアホール形成のために半導体基板をかなり薄く
する必要があり、そり制御性が低い。
また、極薄ペレットの機械的強度を上げると共に熱抵抗
を低く抑えるためにPH5構造を成すが、長時間の選択
めっきを必要とし、これに伴う工程の不安定さが現出し
てくるなど製品歩留の低下は避けられない状況にある。
特に、後者の問題である工程の不安定さについて従来例
を示しながら以下に説明する。
従来のGaAsFETの製造方法における工程毎の断面
図を第2図(a)〜(f)に示す。
GaAs半導体基板101(以下、GaAs基板と略称
)の一方の主面(以下表面と称する)にソース電極10
25、ゲート電極102G、ドレイン電極102D、を
形成する(第2図(a))。このGaAs基板の上記M
tL極形成主面(表面)の反対側主面(以下裏面と称す
る)を表側にして適当な支持基板、例えばシリコン基板
(図示省略)に接着する。板厚が約4001tmのGa
As基板をラッピング、ケミカルボリジングにより約3
0.の厚さにした後、バイアホール形成のためのフォト
レジストマスク103を形成する(第2図(b))。上
記マスクはGaAs基板表面に形成されたソース電極1
02sに位置合わせされている。次いで、RIE(Re
activeIon Etching)によりGaAs
基板101をエツチングし、ソース電極102Sに達す
るバイアホール104を形成する(第2図(C))。次
に、GaAs基板表面に金属を全面蒸着することにより
バイアホール内部をメタライズし、金属パターン105
を被着した後、各ペレット間のダイシング領域に選択め
っき用のフォトレジストマスク106を形成する(第2
図(d))。上記全面に蒸着した金属パターン105を
電解めっきの陰極電極とし露出した金属パターン上に約
500虜厚のめっきを施しP)Is用金金属層107形
成する(第2図(e))。次いで、選択めっき用フォト
レジストマスク106を除去した後、各ペレット間のダ
イシング領域上の薄い金属パターン105をエツチング
除去する。次いで、露出したGaAs基板101 をR
IEによりエツチングし、ペレットを分離した後(第2
図(f))、  接着剤を溶除し、支持基板からペレッ
トを離脱させる。
(発明が解決しようとする課題) フォトレジストマスクを選択めっき用マスクとしてめっ
きを施す従来の製造方法において、長時間のめっきによ
りしばしばフォトレジストにクラックが発生し、このク
ラック部にめっき金属の成長が起こる。これによりペレ
ットの分離が困難になり製造歩留まりを低下させる。ま
た、一般にフォトレジストは耐めっき性が充分でなく、
下地との密着不良が起こりやすいため、選択めっき工程
のマスクにフォトレジストを使用することは工程の不安
定さをもたらす原因になっている。
この発明は、上記の欠点を除去するもので、選択めっき
工程のマスクにフォトレジストを用いることなく、FE
Tの製造を安定ならしめ、製造歩留向上を達成するFE
Tの製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明にがかるFETの製造方法は、一方の主面にソ
ース電極、ゲート電極、ドレイン電極が形成された半導
体基板を所望の厚さに薄層化する工程と、前記半導体基
板の他方の主面より前記ソース電極に達する貫通孔を形
成する工程と、前記他方の主面側に第1の金属を全面に
形成する工程と、前記第1の金属上にペレット分離予定
域を除き第2の金属を形成する工程と、前記分離予定域
における第1の金属の露出部を酸化し絶縁膜を形成する
工程と、前記第2の金属をめっき用電極として厚めつき
を施す工程と、前記絶縁膜と第1の金属を除去し前記半
導体基板を露出させる工程と、酵記露出した半導体基板
にこの基板厚のエツチングを施してペレットに分離する
工程とから構成される。
(作 用) この発明にかかる電界効果トランジスタでは、半導体基
板の裏面にバイアホールを形成した後、第1の金属を全
面に形成し、次いで、ペレット分離予定域を除きめっき
電極となる第2の金属を形成する。ペレット分離予定域
に露出している第1の金属の表面を酸化することにより
電気的絶縁膜を形成する。この絶縁膜を選択めっきのマ
スクとすることによりフォトレジストを使用しない選択
めっきを可能にし、高歩留りにPH3用金属が形成でき
る。
(実施例) 以下、このFETの製造方法の一実施例を製造工程順に
示す第1図を参照して説明する。なお、説明において従
来と変わらない部分は図面に従来と同じ符号を付けて示
し説明を省略する。
第1図(a)〜(g)にFETの一実施例の製造方法を
工程順に断面図で示す。まず、ソース、ゲート、ドレイ
ンの各電極が形成されたGaAs基板101(第1図(
a))を接着剤の一例のブルーフワックスを用いて支持
基台(シリコン基板、図示省略)に接着し、ラッピング
、ケミカルボリジングを施して約400声厚のGaAs
基板を301in厚にする。次いで、 GaAs基板の
裏面にバイアホール形成のマスクとなるフォトレジスト
マスク103を形成する(第1図(b))。このフォト
レジストは、例えばAZ1350J(商品名、シブレイ
社製)、 ソース電極への位置合わせは赤外線による両
面マスクアライナ−で行う、上記マスクを用いてRIE
によりGaAs基板にエツチングを施し、ソース電極1
02Sが露出するようにパイ7ホール104を形成する
(第1図(c) )、次に、上記マスクを除去し、Ti
層(層厚200o人)11. Au層(層厚soo。
人)12を連続的に裏面全面に蒸着し、ペレット分離予
定域12a以外に形成されたフォトレジストマスク13
を用いてAu層をエツチングし、Ti層を露出させる(
第1−図(d))、  次に、露出したTiの表面を例
えば煮沸したH2O2中にて5分間放置しTi酸化膜1
1aを形成する(第1図(e))。次に、上記マスクを
除去した後、 Au層12を電解めっきの陰極電極にし
て、またTi酸化膜11aを選択めっきのマスクにして
、Au層12に厚めつきを施し、層厚5oI1mのPH
5用金属層14を形成する(第1図(f))。次に、上
記PH5用金属E!J14をマスクにしてペレットダイ
シング域15に形成されているTi酸化膜11a とT
i層11をエツチング液(H,O: C)13COOH
: HF=50 : 50 : 1)ヲ用イてエツチン
グし、露出したGaAs基板lO1をRIEによりエツ
チングを施してペレット分離を行う、その後、接着剤を
、例えばトリクロルエチレンで溶除し、シリコン基板か
らペレットを脱離させる。
上記説明から明らかなように、ペレットダイシング域に
露出した金属を酸化することによりめっき液に対し電気
的絶縁が保たれると同時に、隣接するPH5用金属層同
士は酸化されないTi層IIを介して電気的に導通して
いる。従って、酸化した金属をマスクにしてPH8用金
属の選択めっきが実現できる。
また、本実施例では煮沸した11□0□中にてTi酸化
膜を形成しているが、陽極酸化法などを用いてTi酸化
膜を形成させても構わない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明の電界効果トランジスタの
製造方法によれば、半導体基板の裏面にバイアホールを
形成した後、ダイシング領域に形成された金属の酸化膜
を選択めっきのマスクにしてPH5用金属層が選択的に
形成される。従って。
フォトレジストを用いる場合にみられた選択めっき工程
の不安定な点がなく、素子の製造歩留を向上させること
ができる顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)はこの発明にががるFETの製造
方法の一実施例を工程順に示すいずれも断面図、第2図
(a)〜(f)は従来例のFETの製造方法を工程順に
示すいずれも断面図である。 11・・・Ti層(第1の金属層)。 12・・・Au層(第2の金属層)、 11a・・・Ti層の酸化膜(絶縁膜)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一方の主面にソース電極、ゲート電極、およびドレイ
    ン電極が形成された半導体基板を所望の厚さに薄層にす
    る工程と、前記半導体基板の他方の主面より前記ソース
    電極に達する貫通孔を形成する工程と、前記他方の主面
    側に第1の金属を全面に形成する工程と、前記第1の金
    属上にペレット分離予定域を除き第2の金属を形成する
    工程と、前記分離予定域における第1の金属の露出部を
    酸化し絶縁膜を形成する工程と、前記第2の金属をめっ
    き用電極として厚めっきを施す工程と、前記絶縁膜と第
    1の金属を除去し前記半導体基板を露出させる工程と、
    前記露出した半導体基板にエッチングを施してペレット
    に分離する工程を含むことを特徴とする電界効果トラン
    ジスタの製造方法。
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