JPH0313494Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313494Y2 JPH0313494Y2 JP1985157037U JP15703785U JPH0313494Y2 JP H0313494 Y2 JPH0313494 Y2 JP H0313494Y2 JP 1985157037 U JP1985157037 U JP 1985157037U JP 15703785 U JP15703785 U JP 15703785U JP H0313494 Y2 JPH0313494 Y2 JP H0313494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- elevator
- circuit
- ground fault
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 37
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は制御電源が地絡したときエレベータの
運転を停止させる地絡管制運転装置に関する。
運転を停止させる地絡管制運転装置に関する。
エレベータの制御装置は、複数のリレー回路か
ら構成されているが、このリレー回路を作動させ
る制御電源が地絡すると、この地絡箇所によつて
ローカル回路が形成され、設定されたシーケンス
通りの動作が行なわれずに故障したり事故を誘発
させることがある。例えば、ドアが閉じていない
にも拘らずエレベータが走行してしまうことも起
こりかねない。
ら構成されているが、このリレー回路を作動させ
る制御電源が地絡すると、この地絡箇所によつて
ローカル回路が形成され、設定されたシーケンス
通りの動作が行なわれずに故障したり事故を誘発
させることがある。例えば、ドアが閉じていない
にも拘らずエレベータが走行してしまうことも起
こりかねない。
このためエレベータは、JIS規格の「昇降機の
検査標準」JISA−4302に従つて定期的に絶縁測
定を行なうようにしている。しかし、このように
所定の間隔をおいて測定していると、次の測定日
までに地絡が起こつていても発見されずにエレベ
ータを運転してしまう危険があり、安全上好まし
くない。
検査標準」JISA−4302に従つて定期的に絶縁測
定を行なうようにしている。しかし、このように
所定の間隔をおいて測定していると、次の測定日
までに地絡が起こつていても発見されずにエレベ
ータを運転してしまう危険があり、安全上好まし
くない。
そこで、エレベータの絶縁測定を自動的に行な
うことが考えられ、例えば実開昭56−77774号公
報に記載されたものが提案されている。しかし、
この装置は単に絶縁抵抗を自動的に測定すること
が開示されているに過ぎなかつた。
うことが考えられ、例えば実開昭56−77774号公
報に記載されたものが提案されている。しかし、
この装置は単に絶縁抵抗を自動的に測定すること
が開示されているに過ぎなかつた。
本考案の目的は、エレベータ制御回路が地絡し
たときエレベータを最寄階に停止させて利用者の
安全をはかつた地絡管制運転装置を提供するにあ
る。
たときエレベータを最寄階に停止させて利用者の
安全をはかつた地絡管制運転装置を提供するにあ
る。
この目的を達成するために、本考案は、制御電
源に呼びに応動する呼び登録回路と、呼びが消失
したとき応動する呼び無し検出回路とを接続し、
上記呼び登録回路は呼びに応じた目的階にエレベ
ータを停止させ、また上記呼び無し検出回路はエ
レベータを最寄階に停止させるようにしたエレベ
ータにおいて、上記制御電源に地絡を検出するア
ース検出装置を設けるとともに、このアース検出
装置が地絡を検出したとき上記呼び登録回路を上
記制御電源から切り離す接点を設けた構成にして
ある。
源に呼びに応動する呼び登録回路と、呼びが消失
したとき応動する呼び無し検出回路とを接続し、
上記呼び登録回路は呼びに応じた目的階にエレベ
ータを停止させ、また上記呼び無し検出回路はエ
レベータを最寄階に停止させるようにしたエレベ
ータにおいて、上記制御電源に地絡を検出するア
ース検出装置を設けるとともに、このアース検出
装置が地絡を検出したとき上記呼び登録回路を上
記制御電源から切り離す接点を設けた構成にして
ある。
本発明は上記の構成にしてあることから、アー
ス検出装置が地絡を検出すると、接点が作動して
呼び登録回路が制御電源から切り離され、これに
より呼び無し検出回路が作動してエレベータを最
寄階に停止させ利用者の安全をはかることができ
る。また、アース検出装置と、このアース検出装
置に応動して呼び登録回路を制御電源から切り離
す接点を設けるだけであるので構造が簡単であ
り、新設のエレベータにはもちろんのこと、既設
のエレベータにも容易に設置することができる。
ス検出装置が地絡を検出すると、接点が作動して
呼び登録回路が制御電源から切り離され、これに
より呼び無し検出回路が作動してエレベータを最
寄階に停止させ利用者の安全をはかることができ
る。また、アース検出装置と、このアース検出装
置に応動して呼び登録回路を制御電源から切り離
す接点を設けるだけであるので構造が簡単であ
り、新設のエレベータにはもちろんのこと、既設
のエレベータにも容易に設置することができる。
以下本考案の一実施例を図面によつて説明す
る。
る。
図面は地絡管制運転装置の回路図で、制御電源
PNに対してアース検出装置Aが並列接続されて
いる。更にアース検出装置Aのb接点Abと呼び
登録回路Bを直列接続したもの、呼び無し検出回
路Cと呼び無し検出リレーRaを直列接続したも
のが制御電源PNに並列接続されている。呼び登
録回路Bがエレベータかごを目的階に停止させる
ための運転回路で、この回路Bが切れるとエレベ
ータかごは呼び無し回路Cによつて最寄階に停止
される。また制御電源PNに対して呼び無し検出
リレーRaのa接点Raaと減速用リレーRbとの直列
体が接続され、a接点Raaに対して停止選択回路
Dが並列接続されている。更に制御電源PNに対
して、アース検出回路Aのa接点Aa1とエレベー
タ起動リレーXと運転阻止リレーRcとの直列接
続体、またアース検出装置Aのa接点Aa2と表示
装置Eの直列接続体が、それぞれ並列に接続され
ており、a接点Aa1と並列に過負荷検出用接点Y
が接続されている。
PNに対してアース検出装置Aが並列接続されて
いる。更にアース検出装置Aのb接点Abと呼び
登録回路Bを直列接続したもの、呼び無し検出回
路Cと呼び無し検出リレーRaを直列接続したも
のが制御電源PNに並列接続されている。呼び登
録回路Bがエレベータかごを目的階に停止させる
ための運転回路で、この回路Bが切れるとエレベ
ータかごは呼び無し回路Cによつて最寄階に停止
される。また制御電源PNに対して呼び無し検出
リレーRaのa接点Raaと減速用リレーRbとの直列
体が接続され、a接点Raaに対して停止選択回路
Dが並列接続されている。更に制御電源PNに対
して、アース検出回路Aのa接点Aa1とエレベー
タ起動リレーXと運転阻止リレーRcとの直列接
続体、またアース検出装置Aのa接点Aa2と表示
装置Eの直列接続体が、それぞれ並列に接続され
ており、a接点Aa1と並列に過負荷検出用接点Y
が接続されている。
先ず、エレベータの平常走行の動作について説
明する。
明する。
エレベータに呼びが与えられると、公知の回路
によつて起動指令が与えられ目的階に向つて走行
し、停止選択回路Dを介して減速用リレーRbが
動作し、エレベータは減速しながら停止する。
によつて起動指令が与えられ目的階に向つて走行
し、停止選択回路Dを介して減速用リレーRbが
動作し、エレベータは減速しながら停止する。
次に、呼び無し検出が行なわれた時のエレベー
タ走行について説明する。
タ走行について説明する。
エレベータ走行中に呼びが消失すると、公知の
呼び無し検出回路Cが動作し呼び無しリレーRa
が動作することにより、そのa接点Raaが閉じて
減速用リレーRbを動作させ、エレベータは最寄
階に減速し停止する。
呼び無し検出回路Cが動作し呼び無しリレーRa
が動作することにより、そのa接点Raaが閉じて
減速用リレーRbを動作させ、エレベータは最寄
階に減速し停止する。
一方、エレベータ走行中、アース検出装置Aが
動作すると、そのb接点Abによつて呼び登録回
路Bが解除する。このため呼び無し検出回路Cが
動作し呼び無し検出リレーRaが動作する。この
呼び無し検出リレーRaが動作することで、その
a接点Raaが閉じて減速用リレーRbが動作し、エ
レベータに減速指令が出され最寄階に減速し停止
する。
動作すると、そのb接点Abによつて呼び登録回
路Bが解除する。このため呼び無し検出回路Cが
動作し呼び無し検出リレーRaが動作する。この
呼び無し検出リレーRaが動作することで、その
a接点Raaが閉じて減速用リレーRbが動作し、エ
レベータに減速指令が出され最寄階に減速し停止
する。
エレベータが停止すると、アース検出装置Aの
a接点Aa1は閉じており、また図示しないエレベ
ータ起動リレーのb接点Xが閉じているため、運
転阻止リレーRcが動作する。また、このときア
ース検出装置Aのa接点Aa2により、制御電源
PNが地絡していることを表示する表示装置Eを
動作させ、エレベータ利用者や管理人に通報する
よう構成することができる。
a接点Aa1は閉じており、また図示しないエレベ
ータ起動リレーのb接点Xが閉じているため、運
転阻止リレーRcが動作する。また、このときア
ース検出装置Aのa接点Aa2により、制御電源
PNが地絡していることを表示する表示装置Eを
動作させ、エレベータ利用者や管理人に通報する
よう構成することができる。
尚、アース検出装置Aが動作したとき、エレベ
ータを最寄階に停止させた後、エレベータ用駆動
電源を遮断しても良い。
ータを最寄階に停止させた後、エレベータ用駆動
電源を遮断しても良い。
上記した本実施例によれば、地絡を検出した場
合、エレベータを最寄階に停止させて不所望の動
作を阻止することができるので、エレベータ利用
者の安全をはかることができる。
合、エレベータを最寄階に停止させて不所望の動
作を阻止することができるので、エレベータ利用
者の安全をはかることができる。
また、アース検出装置Aと、このアース検出装
置Aのb接点Ab、すなわちアース検出装置Aに
応動して呼び登録回路Bを制御電源PNから切り
離す接点を設けるだけであるので構造が簡単であ
り、新設のエレベータにはもちろんのこと、既設
のエレベータにも容易に設置することができる。
置Aのb接点Ab、すなわちアース検出装置Aに
応動して呼び登録回路Bを制御電源PNから切り
離す接点を設けるだけであるので構造が簡単であ
り、新設のエレベータにはもちろんのこと、既設
のエレベータにも容易に設置することができる。
以上説明したように本考案は、制御電源にアー
ス検出装置を設け、アース検出装置が地絡を検出
したとき、呼び登録回路を解除すると共に呼び無
し検出回路を作動させて、エレベータを最寄階に
停止させるようにしたため、地絡によつてエレベ
ータが不所望の動作をするのを防止して、利用者
の安全をはかることができる。
ス検出装置を設け、アース検出装置が地絡を検出
したとき、呼び登録回路を解除すると共に呼び無
し検出回路を作動させて、エレベータを最寄階に
停止させるようにしたため、地絡によつてエレベ
ータが不所望の動作をするのを防止して、利用者
の安全をはかることができる。
また、アース検出装置と、このアース検出装置
に応動して呼び登録回路を制御電源から切り離す
接点を設けるだけであるので構造が簡単であり、
新設のエレベータにはもちろんのこと、既設のエ
レベータにも容易に設置することができる。
に応動して呼び登録回路を制御電源から切り離す
接点を設けるだけであるので構造が簡単であり、
新設のエレベータにはもちろんのこと、既設のエ
レベータにも容易に設置することができる。
図面は本考案の一実施例による地絡管制運転装
置を示す回路図である。 A……アース検出装置、Ab……b接点、B…
…呼び登録回路、C……呼び無し検出回路、Ra
……呼び無し検出リレー、Rb……減速用リレー。
置を示す回路図である。 A……アース検出装置、Ab……b接点、B…
…呼び登録回路、C……呼び無し検出回路、Ra
……呼び無し検出リレー、Rb……減速用リレー。
Claims (1)
- 制御電源に呼びに応動する呼び登録回路と、呼
びが消失したとき応動する呼び無し検出回路とを
接続し、上記呼び登録回路は呼びに応じた目的階
にエレベータを停止させ、また上記呼び無し検出
回路はエレベータを最寄階に停止させるようにし
たエレベータにおいて、上記制御電源に地絡を検
出するアース検出装置を設けるとともに、このア
ース検出装置が地絡を検出したとき上記呼び登録
回路を上記制御電源から切り離す接点を設けたこ
とを特徴とする地絡管制運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985157037U JPH0313494Y2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985157037U JPH0313494Y2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265476U JPS6265476U (ja) | 1987-04-23 |
JPH0313494Y2 true JPH0313494Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=31079212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985157037U Expired JPH0313494Y2 (ja) | 1985-10-16 | 1985-10-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313494Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529211A (en) * | 1978-08-18 | 1980-03-01 | Hitachi Ltd | Earth detector |
-
1985
- 1985-10-16 JP JP1985157037U patent/JPH0313494Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529211A (en) * | 1978-08-18 | 1980-03-01 | Hitachi Ltd | Earth detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6265476U (ja) | 1987-04-23 |
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