JPH03134830A - 光ヘッド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクなどの記録媒体に情報を記録再生
する光ヘッド装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、光デイスク装置では、記録媒体上に幅１〜２＃
１、長さ１〜３μｍの情報ビットが記録される。この情
報ビットから情報を読取るには、まず光ビーム全対物レ
ンズによシ微小スポットに集光し、情報ビットに照射す
る。このとき、情報の有無により記録媒体からの反射光
あるいは透過光が光学的に変化する。この変化を電気的
に光検出器で検出することにより、情報ビットに対応し
た再生信号を得ることができる。

このような光デイスク装置では、配球媒体上の情報ビッ
ト列を微／」・スポットが常に正確に走査することが要
求される。そのため、記録媒体の反りに伴なう焦点ずれ
を補正するオートフォーカス及び記録媒体の偏心などに
よる照射位置ずれを補正するオートトラッキングが必要
である。このオートフォーカス機能及びオートトラッキ
ング機能は、対物レンズをオートフォーカス方向及びオ
ートトラッキング方向に移動する対物レンズ駆動装置に
よって実現される。

第６図はその対物レンズ駆動装置を内蔵した光ヘッドの
一例を示したものである。

キャリッジ１は、対物し／ズ２やその駆動装置。

反射ミラー３などを搭載した可動ヘッド部である。

対物レンズ２の下方には、磁性体にコイルを巻回したボ
ビン４が配設され、この磁力を磁気回路（−示せず）で
制御することで、対物レンズ２が駆動される。ボビン４
で発生する磁力は、その機能上強力であるため、ボビ／
４の周囲は外部からのゴミの侵入を防止するダストカバ
ー５で覆われている。また、ボビン４の下部には、反射
ミラー３が配設されており、固定ヘッド部（図示せず）
から受光窓６を通って取入れられた光は、反射ミラー３
によって対物レンズ２へ反射される。そして、この対物
レンズ２によって微小スポットに集光され、記録媒体７
へ照射される。

キャリッジ１の両側には、それぞれ軸受８ａ。

８ｂが設けられており、各軸受８　ａ　ｓ　８　ｂにレ
ール９　ａ　ｅ　９　ｂが挿通され、キャリッジ１が支
持されている。従って、キャリッジ１は二本のレール９
ａ、９ｂに沿って移動する構造であり、これによって図
中にＡ　−Ａ’として示す記録媒体７０半径方向に移動
するよう構成されている。

〔発明が解決しようとしている課題〕

しかしながら、このような光ヘッド装置では、キャリツ
ー）１に固定ヘッド部から元を取入れる受光窓６が開設
されているため、外部からコゝミやチリが内部に侵入し
てしまう。これにより、侵入したゴミやチリが反射ミラ
ー３の表面に付着するため、反射ミラー３の反射率が低
下し、レーザパワーもこれに伴って低下する。そのため
、記録媒体に正確なレーザパワーの光スポットを照射で
きなくなり、情報の配球不良や再生不良を生じる問題が
あった。

本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、その
目的は反射ｇ材に付層するコ゛ミやチＩＪ　ｋ（５） 清掃し、情報の記録不良や再生不良を防止するようにし
た光ヘッド装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的全達成するため、半導体レーザを内蔵した固定
ヘッド部と、対物レンズ及びこの対物レンズに光全反射
する反射部１を有し、記録媒体の半径方向に移動する可
動ヘッド部から構成され、前記固定ヘッドの半導体レー
デの光′ＪｋＩＴｆ動ヘッド部の受光窓から取入れ、か
つこの光を反射部劇で対物レンズに反射し、前記記録媒
体に光スポットを照射する光ヘッド装置において、前記
反射部材の上方に、清掃時に下降し、かつその毛先が前
記反射部材の表面に接した状態で振動する細毛状の清掃
部材を、前記対物レンズの外周部に沿うように設けたこ
とを特徴とする光ヘッド装置が提供される。

〔作用〕

本発明では、反射部拐の上方に、細毛状の清掃部材を対
物レンズの外周部に沿うように、また上下動可能に設け
たものである。定常状態では、清ｒ　６　） 掻部材はその毛先が反射部材の表面に接しないよう上方
にあって、受光窓から入射された光は反射された後、対
物レンズの外周部に沿うように設けられた清掃部材の間
を通って対物レンズに入射される。また、清掃時は、清
掃部材は下降し、その毛先が反射部材の表面に接し、こ
の状態で清掃部材が振動するよう駆動される。これによ
シ１反射部材の表面に付着したゴミやチリなどが払い落
され、反射部材の表面が清掃される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳
細に説明する。第１図は本発明の光ヘッド装置の一実施
例を示す斜視図である。な２、第１１９では従来装置と
同一部分は同一符号を付し、その説明は省略することに
する。

第１図において、キャリッジ１内に配設されたポビン４
は、コイルが巻回されたもので、その磁力によって対物
レンズ２を駆動する駆動装置を構成スる。、従って、対
物レンズ２は、オートフォーカス方向である光軸方向、
即ち上下方向に駆動され、かつオートトラッキング方向
である記録媒体７の半径方向に駆動される構成である。

この場合、後述するように、対物レンズ２はボビン４の
上面に固定されており、対物レンズ２及びボビン４が共
に、オートフォーカス、オートトラッキング方向に移動
する構造である。ボビ／４の下面には、細毛状の清掃部
材４が植設され、詳しくは後述するが、この清掃部材１
０によって反射ミラー３０表面に付着したゴミやチリな
どを清掃するようになっている。また、固定ヘッド部（
図示せず）は、半導体レーザやコリメートレンズを備え
ており、半導体レーザから照射された元はコリメートレ
ンズで平行光に修正された後、キャリッジ１の受光窓６
に入射される。この受光窓６から取入れられた光は、反
射ミラー３で対物レンズ２に向けて反射され、ここで微
小スポットに集光されて記録媒体７に照射される。一方
、可動ヘッド部であるキャリッジ１は、レール９ａ、９
ｂに案内され、１中にＡ　−Ａ’として示す記録媒体７
０半径方回に移動する構成であり、記録媒体７の任意の
トラックをアクセスできるようになっている。

第２図はキャリッジ１の正面図を示したもので、内部の
構造がわかるようにダストカバー５を省略して示してい
る。

ボビン４は、キャリッジ１に立設された軸１１に取付け
られ、ｓｒボビンは軸１１上を上下動できる構造となっ
ている。また、ボビン４の下面には、前述したように細
毛状の清掃部旧１０が植設されており、この清掃部材１
０は第３図に示すように。

対物レンズ２の外周部に沿うように配列されている。ボ
ビン４における対物し／ズ２及びこれに対向して配設さ
れた反射ミラー３０間は、レーザビームの光路であるた
め、貫通孔１２が設けられてｂる。従って、清掃部材１
０は対物レンズ２の外周部を沿うように配列されている
ため、反射ミラー３によって反射されたレーザ光は、清
掃部材１００間を通シ、また貫通孔１２を通って対物レ
ンズ２に入射される。第２凶に示す状態は、装置の定常
動作状態、即ち対物レンズ２がオートフォーカシング及
びオートトラッキング制御によって。

（９） トラックに追従して動作している状態である。この状態
では、ボビン４は上方位置にあって、清掃部材１０の毛
先が受光窓６よりも上方に位置し、光ビームの進路を遮
らないようになっている。なお、ボビン４の一側に清掃
部材１ｏを取付けたためＳボビン４の他側にカウンタウ
ェイト１３を取付け、ボビン４のバランスをとるように
構成されている。

一方、反射ミラー３の清掃は、装置の電源を投入すると
自動的に実行される。即ち、装置の電源オンによυ、第
４図に示す如く、ボビン４が下降し、矢印Ｂで示す方向
へ移動する。これにょシ、清掃部材１００毛先が反射ミ
ラー３０表面に接触し、この状態でボビン４がオートト
ラッキング方向に撮動するよう往復駆動される。この駆
動にょシ、清掃部材１０が反射ミラー３の表面上全微小
間隔で往復するため、反射ミラー３０表向に付着したゴ
ミやチリなどが払い洛される。

次に、装置の電源投入時の動作について、第５図を参照
しながら説明する。

（１０） まず、装置の電源をオンすると（８１）、前述のように
ボビン４がＢ方向に下降しく８２）、清掃部材１００毛
先が反射ミラー３０表面に接触される。この接触状態で
、今度はボビン４ｆｔオートトラツキング（ＡＴ）方向
に往復駆動することによって１反射ミラー３の表面が清
掃される（ｓ３）。

次に、オートフォーカシング（ＡＦ　）、オートトラッ
キング方向？をオンして実機動作を行い（Ｓ４）。

このとき正常に動作するかどうかがチエツクされる（Ｓ
５）。従って、ここで正常に動作すれば、清掃作業は完
了し、異常であればＳ３に戻って再び清掃が行われる。

本願発明者が実験を行ったところ、清掃の条件としては
、オートトラッキング方向の駆動周波数が１０〜２０　
Ｈｚ　、反射ミラー３の払拭回数が２０〜３０回で清掃
効果を確認できた。また、清掃部材１０の材料としては
、ポリエステル、豚の毛。

羊の毛などが効果的であった。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば１反射部材の上方に
細毛状の清掃部材を設けたので、反射部材の表面に付着
したゴミやチリを払い落とし、その表面を清掃すること
ができる。従って、反射部材の反射率を初期の反射率に
復元できるため、レーザパワーを一定に維持でき、これ
によって情報の記録不良や再生不良を未然に防止できる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光ヘッド装置の一実施例を示す一部切
欠斜視図、第２図はダストカバーを省略して示すキャリ
ッジの正面図、第３因はボビンの平面図、第４図は清掃
部材の毛先が反射ミラーの表面に接触した状態を示す一
部切欠正面図、第５図は装置の電源投入時の動作を示す
フローチャート、第６図は従来装置を示す一部切欠斜視
図である。 １・・・キャリッジ、２・・・対物レンズ、３・・・反
射ミラー　４・・・ボビン、５・・・ダストカバー　６
・・・受光窓、７・・・記録媒体、８ａ　、８ｂ・・・
軸受、９ａ。 ９ｂ・・・レール、１０・・・清掃部材、１１・・・軸
、１２・・・貫通孔。 （１３） 図 ＼

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）半導体レーザを内蔵した固定ヘッド部と、対物レ
   ンズ及びこの対物レンズに光を反射する反射部材を有し
   、記録媒体の半径方向に移動する可動ヘッド部から構成
   され、前記固定ヘッドの半導体レーザの光を可動ヘッド
   部の受光窓から取入れ、かつこの光を反射部材で対物レ
   ンズに反射し、前記記録媒体に光スポットを照射する光
   ヘッド装置において、 前記反射部材の上方に、清掃時に下降し、かつその毛先
   が前記反射部材の表面に接した状態で振動する細毛状の
   清掃部材を、前記対物レンズの外周部に沿うように設け
   たことを特徴とする光ヘッド装置。
2. （２）前記清掃部材は、前記対物レンズの駆動装置を構
   成するボビンの裏面に植設され、清掃時にボビンの下降
   によってその毛先が反射部材の表面に接触することを特
   徴とする請求項第１項記載の光ヘッド装置。
3. （３）前記清掃部材は、装置の電源投入時に作動するこ
   とを特徴とする請求項第１項記載の光ヘッド装置。