JPH03134371A - 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制御装置 - Google Patents

可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制御装置

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JPH03134371A
JPH03134371A JP1270064A JP27006489A JPH03134371A JP H03134371 A JPH03134371 A JP H03134371A JP 1270064 A JP1270064 A JP 1270064A JP 27006489 A JP27006489 A JP 27006489A JP H03134371 A JPH03134371 A JP H03134371A
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JP
Japan
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variable displacement
engine
amount
hydraulic pump
variable
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JP1270064A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kadokawa
門川 嘉男
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/44Control of exclusively fluid gearing hydrostatic with more than one pump or motor in operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/04Ratio selector apparatus
    • F16H59/06Ratio selector apparatus the ratio being infinitely variable
    • F16H2059/065Inching pedals for setting the ratio of an hydrostatic transmission

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はエンジンによって駆動される可変速用可変容
量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制
御装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、フォークリフト等の産業車両においては、第8図
に示すように、エンジン51によって駆動される可変速
用可変容量油圧ポンプ(以下「可変容量ポンプ」という
)52を備え、同ポンプ52から吐出される作動油によ
って走行用油圧モータ53.54を駆動し、走行輪を走
行させるようにしたものが知られている。この場合、エ
ンジン51は固定容量型の荷役用ポンプ55を同時に駆
動させるようになっており、同ポンプ55から吐出され
る作動油によって荷役用切換弁56,57を介してリフ
トシリンダ58及びチルトシリンダ59をそれぞれ駆動
させることができるようになっている。
又、エンジン51は同じく固定容量型のチャージポンプ
60を駆動させて、可変容量ポンプ5.2と各走行用油
圧モータ53,54との間の作動油の補給を行うと共に
、可変容量ポンプ52の吐出容量を変更するための斜板
角制御用シリンダ61への作動油の圧力を調節するよう
になっている。
この作動油の圧力は、エンジン回転数NEに比例するチ
ャージポンプ60の作動油吐出量とインチンブレパー6
2の操作量ILによって調節される減圧弁63の開閉に
相対して変化するものである。
又、エンジン回転数NEに対する可変容量ポンプ52の
1回転当たりの吐出量は第1O図にグラフで示すように
なる。又、インチンブレバー62は運転席に設けたイン
チングペダル64に対して機械的に連結されており、同
ペダル64の踏込量に相対するインチンブレバー62の
操作量IPは第11図にグラフで示すようになる。更に
、エンジン回転数NEは、同じく運転席に設けたアクセ
ルペダル65の踏込量に応じて調節されるようになって
いる。
そして、フォークリフトを微速度走行させながら荷役用
の各シリンダ58.59を早く動かすというインチング
走行を行う場合には、アクセルペダル65を適宜に踏込
んでエンジン回転数NEを上げると共に、荷役用ポンプ
55からの作動油吐出量を上げた状態で、インチングペ
ダル64を適宜に踏込んで斜板角制御用シリンダ61を
駆動制御して可変容量ポンプ52の吐出容量を小さくし
、各走行用油圧モータ53,54の回転数の上昇を抑え
ている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来のフォークリフトでは、例えばアク
セルペダル65の踏込量によって調節されるエンジン回
転数NEが最高回転数の50%である場合には、車速制
御を行うことが可能なインチングペダル64の踏込範囲
は第9,10図に示すように0〜50%の範囲となり、
50%以上の範囲では、可変容量ポンプ52からの作動
油の吐出量が0となり、車速が0になってしまう。
同様に、エンジン回転数NEが最高回転数、即ち100
%である場合には、車速制御を行うことが可能なインチ
ングペダル64の踏込範囲は第9゜10図に示すように
50〜100%となり、50%未満の範囲では、車速制
御が効かなくなってしまう。
従って、上記のようにインチングペダル64の全踏込範
囲のうち、実際に車速制御に対して有効となるのは第1
0図に点線aと交わることが可能なインチンブレバー1
8の操作量ILを有する場合の踏込範囲のみとなり、イ
ンチングペダル64の操作フィーリングが非常に悪いも
のとなっていた。しかも、インチングペダル64の踏込
範囲はエンジン回転数NEの変化に伴って変わるため、
運転者がその踏込範囲の変化に見当をつけてインチング
ベダル64を踏込み操作することは容易でなく、熟練を
要するものとなっていた。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、エンジン回転数の変化にかかわりなく、
常に変わりのない操作フィーリングで操作手段を容易に
操作して可変容量ポンプの吐出容量を変更し、車速を好
適に制御することが可能な可変速用可変容量油圧ポンプ
を備えたエンジン車両における可変容量制御装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するためにこの発明においては、エン
ジンに駆動連結された可変速用可変容量油圧ポンプと、
その可変容量油圧ポンプから吐出される作動油により駆
動され、走行用駆動輪を回転駆動させる走行用油圧モー
タと、その走行用油圧モータの回転速度を調節するため
に可変容量油圧ポンプの吐出容量を変更する吐出容量変
更手段と、その吐出容量変更手段の変更量を調節する調
節手段とを備えた可変速用可変容量油圧ポンプを備えた
エンジン車両において、調節手段の調節量を指示するた
めに操作される操作手段と、調節手段を駆動調節する駆
動手段と、エンジンの回転数を検出する回転数検出手段
と、操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、回
転数検出手段及び操作量検出手段の各検出値に基づき、
その時の可変容量油圧ポンプの目標吐出容量に相対する
吐出容量変更手段の変更量を操作手段の操作量割合にほ
ぼ比例して算出し、その算出結果に基づいて調節手段を
駆動調節するために駆動手段を駆動制御する制御手段と
を設けている。
[作用] 従って、エンジンによって可変速用可変容量油圧ポンプ
が駆動されている状態において、操作手段を操作するこ
とにより、調節手段の調節量が指示され、制御手段は回
転数検出手段にて検出されるエンジン回転数の検出値と
操作量検出手段にて検出される操作手段の操作量の検出
値とに基づいてその時の可変容量油圧ポンプの目標吐出
容量に相対する吐出容量変更手段の変更量を操作手段の
操作量割合にほぼ比例して算出し、その算出結果に基づ
き駆動手段を駆動制御する。
よって、駆動手段により調節手段が駆動調節されて吐出
容量変更手段の変更量が調節され、可変容量油圧ポンプ
の吐出容量が操作手段の操作量割合にほぼ比例して変更
される。この結果、走行用油圧モータの回転速度が操作
手段の全操作範囲を使用して、その操作量割合に比例す
るように調節されて、走行用駆動輪が回転駆動される。
[実施例] 以下、この発明をフォークリフトの油圧回路に具体化し
た一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はフォークリフトの油圧回路及びその制御系の概
略構成を示す図である。エンジン1の出力軸2には荷役
用ポンプ3、チャージポンプ4及び可変速用可変容量油
圧ポンプ(可変容量ポンプ)5がそれぞれ駆動連結され
ている。エンジン1のスロットルレバー6にはアクセル
ペダル7が連結され、その踏込量に相対してエンジンl
の出力、即ちエンジン回転数NEが調節され、前記各ポ
ンプ3〜5の駆動量が調節される。
可変容量ポンプ5は二方向タイプの斜板式可変容量型油
圧ポンプモータであって、その斜板の傾斜方向(斜板方
向)によって同ポンプ5から走行用管路8a、8bを流
通する作動油の方向を選択し、図示しない左右の走行用
駆動輪を回転駆動させる左側走行用油圧モータ9及び右
側走行用油圧モータlOを正逆回転させる。又、可変容
量ポンプ5の吐出容量は、その斜板の傾斜角度(斜板角
)が大きくなるに従って多くなり、斜板角が小さくなる
に従って少なくなるように調整される。そして、この可
変容量ポンプ5にて調整された作動油の吐出容量に比例
する速度で各走行用油圧モータ9.10が回転駆動され
る。
又、可変容量ポンプ5の斜板方向及び斜板角は、同ポン
プ5に隣接して設けられた吐出容量変更手段としての斜
板制御用シリンダ11のロッドllaの往復動によって
調節される。斜板制御用シリンダll内は、そのロッド
lla上に設けられたピストンllbにより前室及び後
室に二分され、同シリンダ11の両端各側壁とピストン
llbとの間に介装された一対の押圧バネ12により、
ピストンllbが常に同シリンダ11内の略中夫に保持
される。
チャージポンプ4はエンジン回転数NEに比例した量の
作動油をチャージ管路13内へ吐出する。
このチャージ管路13には、チャージポンプ4がら吐出
された作動油を減圧して前記斜板制御用シリンダ11へ
供給する減圧弁14がオリフィス15を介して設けられ
ている。減圧弁14はパイロット管路16を介し、前進
位置A及び後進位置Bに切換え可能な前後進切換バルブ
17に接続され、減圧された作動油がパイロット流とし
てその前後進切換バルブ■7へ供給され、同バルブ17
を介して斜板制御用シリンダ11へ供給される。又、減
圧弁I4のスプール14aにはインチンブレバ−18が
連結され、同レバー18の操作量に応じて減圧弁14に
おける作動油の減圧程度が調節される。そして、前記チ
ャージポンプ4、減圧弁14及びインチンブレバー18
等によって、斜板制御用シリンダ11による斜板角の変
更量を調節する調節手段が構成されている。
インチンブレバー18には、同レバー18を駆動調節す
る駆動手段としての電動モータ19のモータ軸19aが
ロッド18aを介して連結されている。そして、この電
動モータ19の回転駆動に基づいてインチンブレバー1
8の操作量が調節されることにより、減圧弁14を介し
てパイロット管路16に流入するパイロット流が調量さ
れる。
パイロット管路16は前後進切換バルブ17を介して二
つのパイロット分路16a、16bに分岐され、パイロ
ット管路16が前後進切換バルブ17の前後進位置切換
えに基づいて選択される何れか一方のパイロット分路1
6a、16bによって斜板制御用シリンダ11の前室又
は後室に連通される。又、これらパイロット分路16a
、16bのうちでパイロット管路16に連通されていな
いものは、前後進切換バルブ17からタンク20へ戻さ
れる。尚、前後進切換バルブ17の切換えが中立位置に
あるときには、各パイロット分路16a。
16bはパイロット管路16及びタンク20から遮断さ
れることになる。
パイロット分路16a、16bには、斜板制御用シリン
ダ11の入力ポート直前において、作動油の急激な吐出
変動を防ぐための一対のオリフィス21が設けられてい
る。そして、これらオリフィス21により流量規制され
たパイロット流が斜板制御用シリンダ11内へ送られる
。又、一方のパイロット分路16bには、オリフィス2
1を迂回して斜板制御用シリンダ11の後室に接続され
た迂回管路22が設けられている。この迂回管路22の
途中には電磁式開閉弁23が設けられ、同開閉弁23に
よって、迂回管路22と斜板制御用シリンダ■1の後室
との連通が開閉されるようになっている。
従って、前後進切換バルブ17が前進位置Aに配置され
ている場合には、斜板は前進方向へ傾斜保持され、エン
ジン回転数が増大するに連れて減圧弁14からのパイロ
ット流圧が増大して、そのパイロット流圧によって斜板
制御用シリンダ11のロッドllaが左右へ移動されて
斜板角が大きくなる。この場合、開閉弁23が閉鎖され
てパイロット流がオリフィス21にて流量制御されなが
ら、斜板制御用シリンダ11の後室に流入することによ
り、ピストンllbが緩慢に移動される。
又、開閉弁23が開放されてパイロット流が迂回管路2
2及び開閉弁23を介して同シリンダ11の後室へ流入
することにより、同シリンダ11のピストンllbが迅
速に移動される。
一方、前後進切換バルブ17が後進位置Bに配置されて
いる場合には、斜板は後進方向に傾斜保持され、エンジ
ン回転数が増大するに連れて前述したと同様に減圧弁1
4からのパイロット流圧が増大し、そのパイロット流圧
によって斜板制御用シリンダ11のロッドllaが右方
へ移動されて斜板角が太き(なる。
又、チャージ管路13はオリフィス15の下流にて交換
用管路24へ分岐され、同管路24には減圧弁14から
延びる排除用管路25が接続されている。交換用管路2
4はフィルタ26に接続され、更に同フィルタ26は、
各走行用油圧モータ9、IOに対応して再走行用管路8
a、8bの間に連通して設けられた一対の減圧弁27に
接続されている。そして、チャージポンプ4から吐出さ
れて交換用管路24内へ流れる作動油はフィルタ26に
て濾過された後、必要に応じて各減圧弁27にて減圧さ
れ、走行用管路8a、8b内の作動油に混入し、可変容
量ポンプ5と各走行用油圧モータ9,10との間を循環
し、両管路8a、8b内にて昇温した作動油が冷やされ
る。
荷役用ポンプ3はエンジン回転数NEに比例した量の作
動油を荷役用管路28内へ吐出する。この荷役用管路2
8は、荷役用のチルトシリンダ29及びリフトシリンダ
30への作動油の供給を制御するための各荷役用切換弁
31.32に接続されている。各荷役用切換弁31.3
2には、荷役操作レバー33.34がそれぞれ設けられ
ており、それら各荷役操作レバー33.34が操作され
ることにより、各荷役用切換弁31,32が開閉操作さ
れ、チルトシリンダ29及びリフトシリンダ30への作
動油の供給、即ち各シリンダ29.30の動作が制御さ
れる。
次に、この実施例の油圧回路の制御系の電気的構成につ
いて説明する。
回転数検知手段としての回転数センサ41は電磁ピック
アップコイルよりなり、エンジン回転数NEを検出して
その検出信号を出力する。操作量検出手段としてのイン
チングセンサ42はロータリーポジションセンサよりな
り、インチンダレパ−18の目標操作量ILOを指示す
るために踏込操作される操作手段としてのインチングペ
ダル35の踏込量IPを検出してその検出信号を出力す
る。
又、前後進位置センサ43はリミットスイッチよりな、
前進・後進を切換え操作するための前後進レバー36の
前進、後進及び中立の各切換位置を検出して、その検出
信号を出力する。更に、モータセンサ44はロータリー
ポジションセンサよりなり、インチンダレパー18を駆
動させる電動モータ19の回転量を検出してその検出信
号を出力する。
更に、制御手段としてのマイコン式コンピュータである
コントローラ45は、各センサ41〜44からの検出信
号を入力し、それら各検出信号に基づいて前後進切換バ
ルブ17、電動モータ19及び開閉弁23等の駆動量を
好適に制御するための演算等の処理を行う。
即ち、コントローラ45はインチングセンサ42からの
検出信号に基づいてインチングペダル踏込量IPを、第
2図に示すようにインチングペダル35の0〜100%
までの踏込範囲の割合に置き換えて算出し、その算出し
た踏込量IPに基づいてインチンダレパー18の目標操
作量ILOを割り出す。この場合の目標操作量ILOの
割り出しは、エンジン回転数NEの大きさに相対して変
更されるものであり、この実施例では、エンジン回転数
NEが最高回転数の0〜50%の範囲では、第3図に実
線で示すグラフに従ってインチンダレパー18の目標操
作量ILOの割り出しが行われる。又、エンジン回転数
NEが100%の最高回転数では、第3図に破線で示す
グラフ(同図に実線で示すグラフを上方へ平行移動させ
たグラフ)に従って同目標操作量ILOの割り出しが行
われる。更に、エンジン回転数NEが最高回転数の50
〜100%の範囲では、第3図に示す実線のグラフと破
線で示すグラフとの間で実線で示すグラフをエンジン回
転数NEの大きさに比例して上下に平行移動させたグラ
フに従って目標操作量ILOの割り出しが行われる。そ
して、その演算した目標操作量ILOに基づいて電動モ
ータ19を駆動制御すると共に、そのときのモータセン
サ44からの検出信号をフィードバックデータとして入
力する。又、コントローラ45は前後進位置センサ43
からの検出信号に基づき、前後進レバー36の切換位置
を割り出し、その割り出した切換位置に基づいて前後進
切換バルブ17を駆動制御する。
更に、コントローラ45は必要に応じて1開閉弁23を
駆動制御する。
次に、コントローラ45にて実行される制御処理につい
て、第4図に示すフローチャートに従って説明する。
今、エンジンlが駆動されて荷役用ポンプ3、チャージ
ポンプ4及び可変容量ポンプ5がそれぞれ駆動されてい
る状態において、ステップ101においては、回転数セ
ンサ41の検出信号に基づいてエンジン回転数NEを割
り出す。この割り出しは、エンジン回転数NEの最高回
転数に対する割合として行う。
次に、ステップ102において、インチングセンサ42
の検出信号に基づいてインチングペダル踏込量IPを割
り出す。この割り出しも、インチングペダル踏込量IP
の最大踏込量に対する割合として行う。
続いて、ステップ103において、ステップ101にて
割り出したエンジン回転数NEが50%よりも大きいか
否かを判断する。そして、エンジン回転数NEが50%
以下である場合には、ステップ104へ移行し、インチ
ンダレパー18の目標操作量ILOを以下の式(1)に
従って算出する。
I LO= I P/2          ・・・(
1)つまり、第3図に実線で示すグラフに従って目標操
作量ILOを算出する。
その後、ステップ105において、モータセンサ44の
検出信号に基づいてインチンダレパー18の現在操作量
ILNを割り出し、更にステップ106において前記ス
テップ105にて割り出した現在操作量ILNが前記ス
テップ104にて算出した目標操作量ILOとなるよう
に電動モータ19を駆動制御する。
これによって、電動モータ19によりインチンダレパー
18が操作されて減圧弁14によって斜板制御用シリン
ダ11の変更量が調節され、可変容量ポンプ5の吐出容
量がインチングペダル35の踏込量IPの割合に比例し
て変更される。この結果、各走行用油圧モータ9.IO
の回転速度がインチングペダル35の踏込量IPの割合
に比例するように調節され、走行用駆動輪が回転駆動さ
れる。
一方、ステップ103において、エンジン回転数NEが
50%よりも大きい場合には、ステップ107へ移行し
てインチンダレパー18の目標操作量ILOを以下の式
(2)に従って算出する。
I LO= (NE−50)+I P/2  ・・・(
2)つまり、第3図に実線で示すグラフを上方へ平行移
動したグラフに従って目標操作、tl LOを算出する
その後、ステップ105へ移行し、前記と同様にインチ
ンダレパー18の現在操作量ILNを割り出し、更にス
テップ106へ移行し、現在操作量ILNが目標操作量
ILOとなるように電動モータ19を駆動制御する。
この場合も前記と同様に、可変容量ポンプ5の吐出容量
がインチングペダル35の踏込量IPの割合に比例して
変更され、各走行用油圧モータ9゜10の回転速度がイ
ンチングペダル35の踏込量IPの割合に比例するよう
に調節されて走行用駆動輪が回転駆動される。
上記のようにこの実施例では、エンジン回転数NEが変
化しても、常にインチングペダル35の踏込量IPの割
合に比例するように可変容量ポンプ5の吐出容量を変更
して各走行用油圧モータ9゜10の回転速度を制御する
ことができ、車速を好適に制御することができる。
即ち、第2図に示すように、常にインチングペダル35
の0〜100%の全踏込範囲を使用することができ、常
にその踏込量IPに比例するように車速を好適に制御す
ることができる。この結果、荷役作業中のインチング走
行において、操作手段としてのインチングペダル35の
操作フィーリングを良くすることができ、インチングペ
ダル35の操作を熟練の必要がない非常に容易なものに
することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、インチングペダル35の踏込量
IPとエンジン回転数NEとによって求めるインチンダ
レパー18の目標操作量ILOを、第3図に示すように
直線的なグラフに従って割り出したが、インチングペダ
ル35の操作フィーリングを最適にするためならば、第
5図、第6図及び第7図に示すように曲線的なグラフに
従って目標操作量ILOを割り出してもよい。
(2)前記実施例では、調節手段を構成するインチンダ
レパー18の駆動手段として電動モータ19を使用した
が、油圧シリンダや空気シリンダを使用したり、ステッ
プモータを使用したりしてもよい。特に、ステップモー
タを使用した場合には、同モータをフィードバック制御
するために回転量を検出するモータセンサを設ける必要
がなくなる。
(3)前記実施例では、インチンダレパー42及びモー
タセンサ44としてロータリーポジションセンサを使用
したが、リニアポジションセンサを使用したり、ロータ
リーエンコーダを使用したりしてもよい。
(4)前記実施例では、回転数検出手段として電磁ピッ
クアップコイルを使用したが、ロータリーエンコーダや
光電式ピックアップを使用してもよい。又、回転数検出
手段としてエンジン回転数NEを直接検出する回転数セ
ンサ41を設けたが、エンジン回転数NEに相当する値
を間接的に検出する、例えばスロットルレバー6の開度
セゾサやエンジン1の吸気圧センサ等を設けてもよい。
(5)前記実施例では、マイコン式コンピュータよりな
るコントローラ45を使用したが、アナログ式コンピュ
ータよりなるコントローラを使用してもよい。
(6)前記実施例では、操作手段としてインチングペダ
ル35を設けたが、これをペダル以外の操作手段として
もよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、エンジン回転数
の変化にかかわりなく、操作手段の全操作範囲を使用し
て常に変わることのない操作フィーリングによって操作
手段を容易に操作して可変容量ポンプの吐出容量を変更
することができ、車速を好適かつ容易に制御することが
できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明を具体化した一実施例を示し
、第1図はフォークリフトの油圧回路及びその制御形の
概略構成を示す図、第2図はインチングペダルの踏込範
囲を説明する図、第3図はインチングペダル踏込量及び
エンジン回転数から求められるインチンブレバー操作量
を説明する図、第4図はコントローラによって実行され
る処理制御を説明するフローチャートである。第5図〜
第7図はこの発明を具体化した別の実施例において、イ
ンチングペダル踏込量及びエンジン回転数から求められ
るインチンブレバーの操作量を説明する図である。第8
図〜第11図は従来例を示し、第8図はフォークリフト
の油圧回路の概略構成を示す図、第9図はインチングペ
ダルの踏込範囲を説明する図、第10図はエンジン回転
数及びインチンブレバー操作量から求められる可変容量
ポンプの1回転当たりの吐出量を説明する図、第11図
はインチングペダル踏込量に対するインチンブレバー操
作量を説明する図である。 図中、■はエンジン、5は可変容量ポンプ、9゜10は
走行用油圧モータ、11は吐出容量変更手段として°の
斜板制御用シリンダ、4はチャージポンプ、14は減圧
弁、18はインチンブレバー(4,14,18等により
調節手段が構成されている)、19は駆動手段としての
電動モータ、35は操作手段としてのインチングペダル
、41は回転数検出手段としての回転数センサ、42は
操作量検出手段としてのインチングセンサ、45は制御
手段としてのコントローラである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンに駆動連結された可変速用可変容量油圧ポ
    ンプと、 前記可変容量油圧ポンプから吐出される作動油により駆
    動され、走行用駆動輪を回転駆動させる走行用油圧モー
    タと、 前記走行用油圧モータの回転速度を調節するために前記
    可変容量油圧ポンプの吐出容量を変更する吐出容量変更
    手段と、 前記吐出容量変更手段の変更量を調節する調節手段と を備えた可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン
    車両において、 前記調節手段の調節量を指示するために操作される操作
    手段と、 前記調節手段を駆動調節する駆動手段と、 前記エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、 前記操作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、 前記回転数検出手段及び前記操作量検出手段の各検出値
    に基づき、その時の前記可変容量油圧ポンプの目標吐出
    容量に相対する前記吐出容量変更手段の変更量を前記操
    作手段の操作量割合にほぼ比例して算出し、その算出結
    果に基づいて前記調節手段を駆動調節するために前記駆
    動手段を駆動制御する制御手段と を設けた可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン
    車両における可変容量制御装置。
JP1270064A 1989-10-16 1989-10-16 可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における可変容量制御装置 Pending JPH03134371A (ja)

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