JPH0313428A

JPH0313428A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH0313428A
Application number: JP1148710A
Authority: JP
Inventors: Saijiro Endo; 遠藤　才二郎
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-06-12
Filing date: 1989-06-12
Publication date: 1991-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機またはプリンタ等の画像形成装置に係
り、詳しくは自動的に着脱するカセットを備えた画像形
成装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、カセットを自動的に着脱させる画像形成装置にお
いては、装置本体へのカセットの位置決め、または転写
材の補給、カセットの交換等のために、カセットを着脱
する場合、カセットの移動をモータ等の駆動力を利用し
て行なうが、特にフロントローディングタイプのカセッ
トにおいては、その移動量はサイドローディングタイプ
よりも大きくなる場合か多い。

従って、カセットを装置本体に対して、移動させる際に
、移動中に、何らかの外力、またはカセットの移動姿勢
の異常により、カセットの移動が阻止された場合等の異
常作動時に、カセット搬送装置の保護または安全性確保
が必要である。

これらの異常作動の検知方法としては、カセットの装置
本体に対する移動中の位置を数箇所検知し、ある特定の
タイミングでカセットが所定の位置に達しているか否か
を検知することが考えられていた。

（ハ）　発明が解決しようとする課題しかしながら、上述のような位置検出による異常状態検
知手段を用いた場合には、異常作動が発生してから検知
するまでの時間間隔が長く、その時間遅れの間に、装置
本体またはカセット等を破損したり、操作者を負傷させ
る危険性があった。

そこで、本発明は、搬送方向や切換手段を設けて、カセ
ットの搬送方向の切換を容易にし、カセットに負荷が掛
った時、直ちにその負荷を排除できるカセット搬送装置
を有する画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。

（ニ）　課題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図及び第２図を参照して示すと、画像形成装置本
体の駆動源（２２）からエネルギを蓄積した駆動手段（
２７）により、カセット（３８）を着脱するカセット搬
送装置（１，３０）を有する画像形成装置において、前
記カセット搬送袋［（１，３０）に前記カセット（３８
）の搬送方向を切換える搬送方向切換手段（６゜７）を
設けたことを特徴とする。

また、前記カセット（３８）に負荷が加わったことを検
知する検知手段（２５，２６）を前記カセット搬送装置
（１，３０）に設けたことを特徴とする。

（ホ）作用以上構成に基づき、画像形成装置本体の駆動源（２２）
から駆動手段（２７）に駆動エネルギを蓄え、該駆動手
段（２７）により前記画像形成装置のカセット搬送装置
（１，３０）を駆動して、カセットを画像形成装置に自
動的に着脱する。この際、カセット（３８）の搬送方向
を搬送方向切換手段（６，７）により切換える。従って
、該搬送方向切換手段（６，７）に各種の信号を入信す
ることにより、カセット（３８）の搬送方向を各種の条
件に合わせて切換えることができる。

また、前記カセット（３８）に負荷が加わったことを検
知手段（２５，２６）により検知し、その信号により前
記搬送方向切換手段（６，７）によりカセット（３８）
の搬送方向を切換えることができる。

なお、前記カッコ内の符号は例示であって、同等構成を
限定するものではない。

（へ）実施例以下、本発明の実施例を第１図乃至第３図を参照して説
明する。

４１は複写機であり、感光ドラム４２の表面に形成され
た潜像を記録するための転写材は複写機４１の下部に装
着されたカセット３８に収納されている。このカセット
３８の装着位置上方には給紙ローラ４３が設けられ、図
示しないモータに連結された軸に固定され、カセット３
８内の転写材を感光ドラム４２に給送するようになって
いる。

前記カセット３８のカセット搬送装置ｉ３０を第２図を
参照し、このカセット搬送装置３ｏを駆動するカセット
駆動袋Ｗ１を第１図を参照して、以下、順次詳述する。

第１図において１はカセット駆動装置であり、２はカセ
ット駆動軸である。そして、この軸２の端部にギヤ２ａ
が取付けられている。また、内側にドッグクラッチ３ａ
、４ａを有する一対の対向するベベルギヤ３．４が装置
１に回転自在に支持され、これらベベルギヤ３．４の中
心に軸５が′回転自在かつ軸心方向移動自在に支持され
ている。

そして、この軸５の一端に前記ギヤ２ａに噛み合う幅広
いギヤ５ａが固定され、ベベルギヤ３．４の中間にドッ
グ６が固定され、前記軸５の他端に図示しない回転接手
等を介して、ソレノイド７か接続されている。そして、
圧縮ばね８がソレノイド７とベベルギヤ４との間に介装
されている。

また、ベベルギヤ３，４に噛み合うベベルギヤ９を端部
に固定した軸１ｏが軸承台１１に矢印り方向にのみ回軸
を許すワンウェイクラッチ１２を介して軸支されると共
に、軸１ｏに対して矢印Ｅ方向のみ回転を許すワンウェ
イクラッチ１３を介して、ギヤ１４が軸１ｏに軸支され
ている。そして、このギヤ１４に噛み合うギヤ１５が軸
１６の一端部に固定され、この軸１６の他端部に電磁ク
ラッチ１７を介してギヤ１８が回転自在に取付けられ、
このギヤ１８に噛み合うギヤ１９が軸２゜の一端に固定
され、この軸２ｏの他端にプーリ２１が固定され、この
プーリ２１と、画像形成装置のモータ２２の軸に取付け
られたプーリ２３とにベルト２４が巻き掛けられている
。

また、軸１６に円板２５が取付けられ、この円板２５の
円周部に多数のスリットが設けられ、このスリットを検
知するセンサ２６が装置１に設けられ、更に巻きばね２
７の一端が軸１６に取付けられ、他端が装置１に取付け
られている。

次に、第２図を参照しでカセット搬送装置３０の要点を
説明する。

平行な枠体にカセット駆動軸２が軸支され、対のギヤを
介して、スプロケット３１が軸２に駆動される。そして
、従動スプロケット３２とスプロケット３１とにチェー
ン３３が巻掛けられている。そして、チェーン３３にピ
ン３４と外側を向いた突き当板３５とが取付けられ、枠
体の上部と下部の中間に突き当部材３６．３７が設けら
れている。そして、突き当板３５が突き当部材３７の向
う側に当接したときには、ビン３４がスプロケット３４
の近傍で、かつ、カセット３８の溝３９の水平部３９ａ
にビン３４が挿入できる位置にセットされ、カセット３
８が所定の給紙位置に挿入されたときに、突き当板３５
が突き当部材３６の向こう側に当接するようになってい
る。なお、４０はマイクロスイッチであり、カセット３
８を枠体に挿入して、カセット３８がマイクロスイッチ
４０をオンさせると、第１図に示すソレノイド７をオン
させ、カセット駆動軸２がスプロケット３１を矢印Ｆ方
向に回転させるようになっている。

次に、本実施例の作用を説明する。

画像形成装置に通電されているときに、カセット３８を
挿入すると、カセット３８の溝３９の水平部３９ａがビ
ン３４に挿入され、ついて、カセット３８がマイクロス
イッチ４０をオンさせると、このマイクロスイッチ４０
の信号により、ソレノイド７がオンされ、軸５が圧縮ば
ね８の付勢に抗して第１図において向う側に押圧され、
ドッグ６がベベルギヤ３のドッグクラッチ３ａに係合し
て、巻ばね２７の付勢力により、軸１６、ギヤ１５を介
してギヤ１４が矢印Ｅと逆方向に回転するように付勢さ
れ、ワンウェイクラッチ１３を介して軸１ｏが矢印り方
向に回転するように、付勢され、ベベルギヤ３が反時計
回りに回転するように付勢され、ドッグ６を介して軸５
が反時計方向に回転するように付勢され、ギヤ５ａ、２
ａを介してカセット駆動軸２が、第１図において、時計
回りに回転し、スプロケット３１が矢印Ｆ方向に回転し
、矢印Ｇ方向にチェーン３３が移動する。

従ってビン３４が先ず下方に移動して、溝３９の下方に
係合して、壁３９ｂを押圧し、カセット３８を矢印Ｇ方
向（挿入方向）に移動する。そして、突き当板３５が突
き当部材３６に当接すると、巻ばね２７の付勢力が制止
され、カセット３８はチェーン３３を介して所定給紙位
置にセットされる。

次に、カセット３８を搬出する場合、図示しないカセッ
ト搬出釦をオンすると、ソレノイド７がオフして、ドッ
グ６がベベルギヤ４のドッグクラッチ４ａに係止され、
巻ばね２７の回転付勢力は前記とは逆に、第１図におい
て軸２を反時計回りに回転させ、スプロケット３１、チ
ェーン３３、ピン３４を介してカセット３８が搬出され
る。そして、突き当板３５は突き当部材３６から離れて
、突き当部材３７に当接し、巻ばね２７の付勢力が制止
される。そして、ピン３４の位置は第２図に示すような
カセット３８の挿入待機位置に停止する。そして、カセ
ット３８をピン３４から取外しが可能になる。

また、センサ２６により、円板２５のスリット数を検知
し、カセット３８の挿入速度、または搬出速度が検出さ
れ、これら速度が所定以上に低下した場合には、カセッ
ト３８が異物を挟むか、移動姿勢が異常であるか、操作
者が例えば手を挟むか等によりカセット３８に抵抗が生
じた場合であり、このような時に、ソレノイド７に信号
を送って、カセット３８の移動方向を切換えることによ
り、装置１または３０を破損したり、操作者を負傷させ
ることを防止できる。

また、電磁クラッチ１７を図示しない釦によりオンする
と、モータ２２の回転力がプーリ２３、ベルト２４、プ
ーリ２１、軸２０、ギヤ１９．１８、電磁クラッチ１７
、軸１６を介して、巻ばね２７を矢印Ｈ方向に巻込み、
巻ばね２７に回転エネルギを蓄積する。この際、ワンウ
ェイクラッチ１３により、ギヤ１４の回転は軸１０に伝
わらず、モータ２２により、カセット駆動軸２を駆動す
ることがない、そして、電磁クラッチ１７をオフすると
、巻ばね２７がほどかれようとして、軸１６を矢印Ｈと
逆方向に回転させ、ワンウェイクラッチ１３を介して、
軸１０を矢印り方向に回転させる。なお、この軸１０の
回転はソレノイド７がオンしてるときには、突き当板３
５を介して、突き当部材３６により制止され、ソレノイ
ド７かオフしているときには突き当部材３７により制止
される。即ち、ワンウェイクラッチ１３は巻ばね２７を
巻き込む時には、軸１０に対して、空回りし、例えば少
しの連れ回りが生じてもワンウェイクラッチ１２が軸１
０の連れ回りを制止する。また、巻ばね２７が回転蓄積
エネルギを放出する時には、ワンウェイクラッチ１３は
軸１６の回転を軸１０に伝え、ワンウェイクラッチ１２
は軸１゜の回転を自由に許容する。

なお、本実施例ではドッグクラッチ３ａ、４ａとドッグ
６とによりベベルギヤ３．４の切換えを行っているが、
ベベルギヤ３，４を軸５に固定し、このベベルギヤ３，
４を前後して、ベベルギヤ９とベベルギヤ３．４との噛
み合いの切換えをしてもよい。また、ドッグクラッチ３
ａ、４ａとドッグ６との切換えの代りに、電磁クラッチ
によって切換えてもよい。

また、前記したように、ソレノイド７のオン・オフはマ
イクロスイッチ４ｏのオン・オフに対応して行われてい
る。マイクロスイッチ４ｏがオンしているときに、ソレ
ノイド７をオフするには、例えば、ソレノイド７への給
電回路に、シーリズに、マイクロスイッチ４０により断
切するスイッチと、カセット搬出用またはセンサ２６の
信号により断切するスイッチとを設け、カセット搬出用
またはセンサ２６により断切するスイッチの作動時間を
タイマー付とし、そのタイマーのタイミングをカセット
３８が充分搬出できる時間にしておけばよい。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、カセット搬送装置
（１，３０）にカセット（３８）の搬送方向を切換える
搬送方向切換手段（６，７）が設けられているので、カ
セット挿入信号によりカセット（３８）を挿入し、カセ
ット搬出信号によりカセット（３８）の移動方向を切換
え、該カセット（３８）を容易に搬出できる効果がある
。

また、カセット（３８）が挿入または搬出されていると
き、カセット（３８）に負荷が加わると検知手段（２５
，２６）により検知できるので、該検知手段（２５，２
６）の負荷が加わった信号を受けた前記搬送方向切換手
段（６，７）により前記カセット（３８）の搬送方向を
直ちに切換えることができるため、操作者が例えば手を
前記カセット（３８）に挟んで負傷する危険、または前
記カセット（３８）に対する異物の噛み込み、前記カセ
ット（３８）の移動姿勢の異状等により前記カセット（
３８）または装置本体の破損を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるカセット駆動装置の
説明図、第２図は本発明の一実施例におけるカセット搬
送装置の斜視図、第３図は複写機の縦断側面図である。１．３ｏ・・・カセット搬送装置（カセット駆動装置、
カセット搬送装置）　　　６，７・・・搬送方向切換手
段（ドッグ、ソレノイド）２２・・・駆動源（モータ）　　　　２５．２６・・・
検知手段（円板、センサ）　　　２７・・・駆動手段（
巻ばね）　　　３８・・・カセット

Claims

【特許請求の範囲】１、画像形成装置本体の駆動源からエネルギを蓄積した
駆動手段により、カセットを着脱するカセット搬送装置
を有する画像形成装置において、前記カセット搬送装置に前記カセットの搬送方向を切換
える搬送方向切換手段を設けたことを特徴とする画像形
成装置。２、前記カセットに負荷が加わったことを検知する検知
手段を前記カセット搬送装置に設けた請求項１記載の画
像形成装置。