JPH03133867A - テープ送出装置 - Google Patents

テープ送出装置

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Publication number
JPH03133867A
JPH03133867A JP1269289A JP26928989A JPH03133867A JP H03133867 A JPH03133867 A JP H03133867A JP 1269289 A JP1269289 A JP 1269289A JP 26928989 A JP26928989 A JP 26928989A JP H03133867 A JPH03133867 A JP H03133867A
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JP
Japan
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tape
reel
sprocket
arm
ratchet
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Pending
Application number
JP1269289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Okado
雅生 岡戸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03133867A publication Critical patent/JPH03133867A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、チップ状電子部品がほぼ等間隔に封入された
テープを部品取り出し位置へ順次送出するテープ送出装
置に関する。
(ロ)従来の技術 この種の従来技術としては、本出願人が先に出願した特
開昭63−177596号公報に記載された技術がある
。即ち、テープの送り孔に噛合するピンを有する第1の
スプロケットと第2のスプロケットとの間に、シュート
が設けられると共に、該シュートの上位置にスプリング
で下方に付勢された押え板を設けて、これらシュートと
押え板との間にテープが送り込まれて、第1のスプロケ
ットと第2のスプロケットとが同期回転されることによ
り、テープを第2のスブ[Iケラト側から第1のスプロ
ケット側へと送出していた。
ここで、前記スプロケットのピンはスプロケットに作業
者が1つずつ埋め込んだものであったため、非常に作業
性が悪かった。
そこで、プレス加工によりスプロケットとピンとを一体
成型するようにした。
然し、一体数型したため、ピンはその先端部に比して根
元部は幅広となってしまい、テープノ送り孔内にピンが
その根元部の幅広により所定高きより高い位置で支えて
しまい、部品取り出し時に所定の取り出し高さに設定で
きず、取り出しミスを起すことがあった。
また、ピンが送り孔を広げながら深く入り込んでしまう
と、テープを排出する際送り孔からピンが抜けにくくな
ってしまい、テープ送出に支障をきたすことがあった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従って、ピンの根元部の幅広部分に煩わされずにテープ
送出動作を行なうことである。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本発明はチップ状電子部品がほぼ等間隔に封入
されたテープを部品取り出し位置へ順次送出するテープ
送出装置に於いて、前記テープを部品取り出し位置へ案
内する案内部材と、前記テープの送り穴に入り込んで該
テープを送出する突子のみが前記案内部材の上面より突
出するように回動可能に取り付けられるスプロケットと
を設けたものである。
(*)作用 以上の構成から、案内部材の上面より突子のみが突出さ
れるスプロケットの回動により、該突子がテープの送り
穴に噛合してテープを部品取り出し位置へ送出する。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づき詳述する。
(1)は本発明を適用した電子部品自動装着装置である
(2)は図示しない駆動系により間欠回転される回転盤
で、下面にはチップ状電子部品(W)(以下チップ部品
(賀)という。)をテープ送出装置(3)から取り出し
吸着し搬送する取出具としての複数の吸着ノズル(4)
が設置されている。
(5)は前記吸着ノズル(4)がチップ部品(賢)を吸
着した際、チップ部品(W)と該ノズル(4)との中心
を一致させ、かつプリント基板(P)の装着方向に応じ
てチップ部品(賢)を回転させる位置決め装置で、部品
の大きさに対応できるように複数個の位置決めユニット
が設けられている。
(6)は前記プリント基板(P)が載置されるXY子テ
ーブル、X軸方向及びY軸方向に位置決め移動制御され
る。
(7)(8)は前記XY子テーブル6)上へプリント基
板(P)を供給搬送する第1のコンベア及びXY子テー
ブル6)上のチップ部品組付は装着後のプリント基板(
P)を排出搬送する第2のコンベアである。
(9)は前記第1のコンベア(7)上のプリント基板(
P)をxY子テーブル6)上へ、XY子テーブル6)上
のプリント基板(P)を第2のコンベア(8)上へ搬送
する搬送装置である。
(10)は前記電子部品自動装着装置(1)の基台(I
A)上に設置される前記テープ送出装置(3)が多数並
設された部品供給台で、支持台(11)にリニアガイド
(12)及びリニアガイド軸受(13)を介して第2図
左右方向(基台(IA)長手方向)に移動可能に設けら
れ、テープ送出装置(3)下部に設けられた支持ピン(
14>(15)が部品供給台(10)に設けられた取付
穴に位置決め状態で設置されている。
(16)(16)はテープ送出装置(3)の高さを調整
して後述するテープ(17)の種類の違いから来る吸着
位置(高さ)の変化を補正する敷板である。
(17)はベーステープ(17A)の長手方向に所定の
ピッチ間隔で列設された角孔(17B)内にチップ部品
(W)を収納し、カバーテープ(18)で前記角孔(1
7B)の開口が閉鎖されて成るエンボステープで、長手
方向に設けられた鍔<17C)(17D)の一方の鍔(
17C)には後述するスプロケット(24)の突子(2
7)に噛合する送り穴(17E)が設けられている。
(20)はチップ部品(W)を収納したテープ(17)
が巻回されるテープリール(21)が取り付けられるテ
ープリール取付板で、前記テープ送出装置(3)に固定
ピン(22)(23)を介して取り付けられている。
(24)は送り歯(25)を有するラチェット歯車(2
6)に同軸的に設けられ、且つ突子(27)を有するテ
ープ送り手段としてのスプロケットで、電子部品自動装
着装置(1)側に設けられた図示しない駆動手段により
バネ(19)の付勢力に抗してスイングア、−ム(28
)が揺動され、この揺動がスイングアーム(28)に設
けられた取付穴(81A)を介してその一端が取り付け
られたリンク(29)及び該リンク(29〉の他端が取
り付けられたスイングプレート(30)を介して伝えら
れ、該スイングプレート(30)裏面に回動可能に軸支
された前記送り歯(25)に噛合するラチェツト爪(3
1)にて該スプロケット(24)が所定ピッチ回動され
る。
(80)はスプロケット(24)の逆回転を防止するワ
ンウェイクラッチである。
尚、チップ部品(W)の大きさによりテープ(17)の
送りピッチを変更する場合には、送り歯(25)ピッチ
の異なるラチェット歯車(26)と取り換えることによ
り対処可能である。この時、該送り歯(25)へのスイ
ングプレート(30)のラチェツト爪(31)の噛合位
置が変わるためスイングアーム(28)へのリンク(2
9)の取り付は位置を変更する必要が生じ、スイングア
ーム(28)に設けられたもう一方の取付穴(81B)
を介してリンク(29)は取り付けられる。
(32)はテープリール(21)より引き出されたテー
プ(17)を吸着ノズル(4)による部品取り出し位置
(T)へ案内する案内部材としてのシュートで、第8図
に示すように該シュート(32)の上面部(32A)は
前記スプロケット(24)の突子(27)の根元部(2
7A>より高く設定されており、従ってシュート(32
)の上面部(32A)には突子(27)のみ突き出すこ
とになりテープ(17)の下面がシュート(32)に密
着すると共に突子(27〉先端部が送り穴(17E)に
完全に入り込む。
(33)はコイルバネ(82)により付勢されてシュー
)(32)により案内されたテープ(17)を部品取り
出し位置(T)手前で押えるサプレッサで、該サプレッ
サ(33)の先端部(33A)を支点としてテープ(1
7)から剥がされたカバーテープ(18)は合成樹脂製
の剥ぎ取りリール(34)に巻回跡れる。
(35)は前記カバーテープ(18)が剥がされたテー
プ(17)を押える押え部材としてのフロントカバーで
、バネ(36)によりテープ(17)を押える方向に付
勢きれている。尚、フロントカバー(35)の上に前記
サプレッサ(33)に設けられた係止部(84)がオー
バーハングしている。
(37)はテープ(17)セット時にフロントカバー(
35)とサプレッサ(33)とを持ち上げた状態で保持
するためのストッパ一部材としてのストッパーで、フロ
ントカバー(35)にその一端が回動自在に軸(38)
を介して軸支されており、フロントカバー(35)を持
ち上げた時前記スイングプレート(30)外周面に直立
される。尚、該ストッパー〈37)はテープ(17)の
セツティングが終了したらスイングアーム(28)を揺
動させることにより、スイングプレート(30)の回動
に伴って該スイングプレート(30)に設けられた解除
手段としてのストッパー当接部(30A)が当接される
ことにより倒れるようになっている。
(39)は前記サプレッサ(33)の先端部(33A)
を支点に折り返して剥ぎ取りリール(34)に保持され
たカバーテープ〈18)を該剥ぎ取りリール(34)に
巻回していくカバーテープ剥離装置である。
ここで、前記剥ぎ取りリール(34)の構造について説
明する。
第9図の(40)はドーナツ型円盤の第2のリール体で
あるリール・ソケット板で、中心と外周円との略中央部
に同心円状に剥離されたカバーテープ(18)が巻回さ
れるリール・ソケット部(41)が立設されている。
(42)(43)は前記リール・ソケット板(40)表
面に相対的に設けられた窪みで、夫々その一端部(44
)(45)はリール・ソケット部(41)を貫通してお
り、他端部(46)<47)はリール・ソケット部(4
1)の幅より広くなっている。尚、他端部(46)(4
7)にはリール・ソケット板(40)外径に向けて放射
状にスリット(48)(49>が設けられている。
(50)は前記窪み(42)に差し込まれて螺子(51
)(52)止めされた板バネ状の押え部材としてのカバ
ーテープ挾持板で、予め剥離されたカバーテープ(18
)の端部をリール・ソケット板(40)と後述するリー
ル・ドライブ(53)との間から前記スリット(48)
を介して外方に出し、リール・ソケット部(41)と該
カバーテープ挾持板(50)の裏面で挾んで保持する。
第10図の(53)は裏面外径付近の段差部上にラチェ
ットギア(54)が形成された前記リール・ソケラト板
(40)に相対する第1のリール体であるリール・ドラ
イブで、テープ送出装置(3)のベース(3A)に螺子
(55A)止めされた第1の軸としての軸(55)に差
し込まれて、止め金具(56)にて回動可能に取り付け
られている。尚、該リール・ドライブ(53)に設けら
れた抜止部(57) (5g)と前記リール・ソケット
部(41)に設けられた差込部(59)(60)とが嵌
合されることにより前記リール・ソケット板(40)と
リール・ドライブ(53)とが固定される。
(85)(86)(87)(88)は前記リール・ソケ
ット板(40)とリール・ドライブ(53)との嵌合時
にリール・ソケット部(41)外径部に接するようリー
ル・ドライブ(53)に立設されたカバーテープ抜き取
り用突起で、該突起(85)(86)(87)(8g)
上からカバーテープ(18)がリール・ソケット部(4
1)に巻かれる。
従って、巻回終了後の嵌合を解除する際のリール・ソケ
ット板(40)とリール・ドライブ(53)との捻り動
作により、リール・ソケット部(41)に巻き付けられ
たカバーテープ(18〉がほぐれて抜き取り易くなる。
また、粘着テープを使用した場合に、その効用は顕著で
ある。
そしてリール・ソケット板(40)からリール・ドライ
ブ(53)を取り外すと、前記突起(85) (86)
(87)(88)の分だけリール・ソケット部(41)
とカバーテープ(18)との間には空間が形成されるの
で、前記リール・ソケット部(41)からカバーテープ
(18)を取り外し易くなる。
尚、前記嵌合時にリール・ソケット板(40)とリール
・ドライブク53)との間にガタッキが出来ないように
前記抜止部(57)(58)に第1の嵌合部としての凸
部(61)(62)を設けておき、前記カバーテープ挾
持板(50)に前記凸部(61)に覆い被さるよう内面
側に設けられた第2の嵌合部としての凹部(63)にて
凸部り61)を押えるようにしている。即ち、テープ送
出装置(3)のベース(3A)に取り付けられたリール
・ドライブ(53)に対し、リール・ソケット板(40
)を同じく軸(55)に差し込んだ後、リール・ソケッ
ト板(40)とリール・ドライブ(53)とを逆方向に
回動させることにより抜止部(57)(58)と差込部
(59)(60)とが嵌合すると共に、凸部(61)が
凹部(63)に入り込むことにより、カバーテープ挾持
板(50)とリール・ドライブ(53)とが該カバーテ
ープ挾持板(50)の付勢力により互いに離れる方向に
付勢される。
次にカバーテープ(18)を所定ピッチずつ剥ぎ取りリ
ール(34)に巻回して行くカバーテープ剥離装置(3
9)について説明する。
(64)は剥ぎ取りリール(34)を回動させる第2の
アームとしてのドライブ・アームで、該ドライブ・アー
ム(64)に穿設された長穴(66)を介してベース(
3A)に螺子止めされたガイド部材としてのストッパー
軸周螺子(65)により、該ドライブ・アーム(64)
の第2の軸としての支軸(89)を支点とする回動範囲
は規制され工いる。
(67)は前記ドライブ・アーム(64)に一端が固定
され、他端はベース(3A)に固定きれた復帰バネで、
該ドライブ・アーム(64)の回動方向と逆方向に付勢
きれている。
(68)は前記軸(55)に回動可能に取り付けられ、
前記ラチェットギア(54)に噛合するラチェット(6
9)が螺子(70)止めされた第1のアームとしてのラ
チェット付アームで、その一端が該ラチェット付アーム
(68)に固定され他端が前記ドライブ・アーム(64
)に固定された付勢体としてのバネ(71)によりドラ
イブ・アーム(64)の回動に従って第14図及び第1
6図に示すようにドライブ・アーム(64)のカム部(
93)に当接されたラチェット付アーム(68〉のカム
部(94)が第15図及び第17図に示すように摺動さ
れながら回動される。従って、ラチェット付アーム(6
8)が回動されることにより、ラチェット(69)の移
動と共にラチェットギア(54)を介してリール・ドラ
イブ(53)が、即ち、剥ぎ取りリール<34)が所定
ピッチ回動される。前記ラチェット(69)はバネ(6
9A)によりラチェットギア(54)に押し付けられて
いる。
尚、前述したようにチップ部品(W)の大きさによりテ
ープ(17)の送りピッチを変更した場合には、それに
合わせてカバーテープ(18)の巻き取りピッチも変更
しなければならない。即ち、第18図に示すように前述
したラチェット付アーム(68)とカム形状の異なるカ
ム部(94A)を有するラチェット付アーム(68A)
に変更することにより、第19図に示すようにラチェッ
ト付アーム(68A)は該カム部(94A)がドライブ
・アーム(64)のカム部(93)上を摺動されながら
所定ピッチ回動される。
更に、前述の回動時にラチェット付アーム(68)の回
転時の慣性力により剥ぎ取りリール(34)が回転し過
ぎてしまうことを防止するために、ベース(3A)とラ
チェット付アーム(68)との接する面には粘性物質と
してのシリコングリースが塗布きれており、この粘性に
より回転時に負荷を与えている。尚、ラチェット付アー
ム(68)の回転速度に比例して粘性負荷は大きくなる
ものである。従って、各回転速度に応じて慣性力を打ち
消すように作用する。
また、シリコングリースを長時間その位置に維持するた
めに、第20図に示すような放射状に粘性物質蓄え部と
してのグリース蓄え部(90)を有するワッシャー(9
1)を第21図に示すようにベース(3A)とラチェッ
ト付アーム(68B)の間に嵌め込んで、シリコングリ
ースの垂れ下がりを防止するようにしても良い。尚、該
ワッシ〜−(91)とベース(3A)とを密着させるた
めに前記ラチェット付アーム(68B)は前述のラチェ
ット付アーム(68)と構造が異なっている。即ち、該
ラチェット付アーム〈68B)はベース(3A〉に螺子
(55A)止めきれて立設された軸(95)に嵌り込む
係合部(96)が立設されており、該係合部(96)の
外周部の切欠部(97)にスプリング(98)をワッシ
ャー(91〉をベース(3A〉に押し付ける方向に働く
ように挿入し、上から螺子(99)止めしている。
更に、第22図に示すようにラチェット付アーム(68
C)にギア歯(72)を設け、ベース(3A)に軸支さ
れた空転ギア(73)を空回しすることによって慣性力
による剥ぎ取りリール(34)の回転し過ぎを防止して
も良い、即ち、慣性力より前記空転ギア(73)を回転
させる回転力の方を大きくすることにより、慣性力を打
ち消すのである。この際、前記空転ギア(73)に前記
シリコングリースを塗布すれば制動力が向上し、更に効
果が期待できる。
(74)はバネ(92)により剥ぎ取りリール(34)
に押し付けられたラチェットストッパーで、回動動作後
のラチェットギア(54)に噛合して剥ぎ取りり−ル(
34)の回動を規制する。
(77)は前記電子部品自動装着装置(1)側に設けら
れ図示しない駆動源により上下動されるハンマー機構で
、アーム押し下げ部材としてのアーム当接部(78)と
カバーテープ当接部(79)とから構成されている。前
記アーム当接部(78)は前記ドライブ・アーム(64
)に当接して押し下げて剥ぎ取りリール(34)を回動
させる。また、前記カバーテープ当接部(79)はカバ
ーテープ(18)の折り返し面に当接して、カバーテー
プ(18)をサプレッサ(33)の先端部(33A)と
ストッパー軸周螺子(65)に押し当てながら押し下げ
てカバーテープ(18)にテープ(17)送出前に弛み
を作る。尚、ストッパー軸周螺子(65)はカバーテー
プ(18)に弛みを作る際の基点の役目をしている。
次に、作業者の不注意により予めカバーテープ(18)
を剥ぎ取りリール(34)に巻き付ける際にカバーテー
プ(18)に弛みを作るための基点となるストッパー軸
周螺子(65)の上を通さないで、下を通して剥ぎ取り
リール(34)に巻き付けてしまうというミスを防止す
るための構成について説明する。
(75)は前述の剥離されたカバーテープ(18)を作
業者が剥ぎ取りリール(34)に巻き付ける際の案内を
するガード部材としてのカバーテープガードで、一端は
前記ストッパー軸周螺子〈65〉により通して剥ぎ取り
リール(34)に巻き付けてしまうということを防ぐよ
うにしている。また、ストッパー軸周螺子(65)とカ
バーテープガード(75)とを一体物として構成しても
良い。
尚、テープ(17)はテープリール(21)に巻回収納
されているため塑性変形してしまい(テープリール(2
1)より引き出したテープをテープリール(21)の外
径部から内径部まで部分的に作業者が近似測定した所半
径200 (nil)から半径40 (mll)の曲面
であった。)テープ送出時にテープリール(21)から
引き出しても永久歪み分は残り、シュート(32〉が水
平であるとシュート面に対しテープ(17)は永久歪み
分の影響により部品取り出し位置で浮き上がってしまい
吸着しにくくなっていた。そこで、部品取り出し位置前
後に設けたサプレッサ(33)とフロントカバー〈35
)で押え付けているが、完全に馴染ませるためにはかな
りの押圧力が必要となり、テープ(17)に該押圧力を
加えるとテープ送出時に負荷がかかり過ぎて適正なテー
プ送出動作が行なえなくなるため余り強い押圧力は設定
出来ない。一方、テープリール(21)のテープ(17
)巻き付は部の半径は、日本電子機械工業会規格(EI
AJ)により最小25[mll]に規定されている。
以上のことから、永久歪み分を考慮してシュート面を部
品取り出し位置下方のある点0(第23図参照)を中心
に半径25 (mll)以上半径200(11111)
以下の曲面に形成するのが有効である。そこで、本実施
例ではシュート面を半径100〔画〕の曲面とした。
以下、動作について説明する。
先ず、ベース(3A〉に固定啓れたリール・ドライブ(
53)の抜止部(57)(58)にリール・ソケット板
(40)の差込部(59)(60)を嵌合させて剥ぎ取
りリール(34)を組み立てる。この時、第12図に示
すように抜止部(57)の凸部(61)とカバーテープ
挾持板(50)に設けられた凹部(63)とが重なり合
うことによって作業者に適度なりリック感を与える。従
って、作業者は剥ぎ取りリール(34)の嵌合動作が適
切に行なわれたか確認できる。
次に、第6図に示すようにストッパー(37)を立設さ
せてサプレッサ(33)及びフロントカバー(35)を
夫々のフィルバネ(82)、バネ(36)による付勢力
に抗して持ち上げた状態にし、テープリール取付板(2
0)に取り付けられたテープリール(34)からテープ
(17)を引き出してテープ(17〉を所定位置にセッ
トする。また、サプレッサ(33)の先端部(33A)
を支点としてテープ(17)から剥離したカバーテープ
(18)をサプレッサ(33)のカバーテープ挿入部(
33B>を通して剥ぎ取りリール(34)側に持ってい
く。そして、カバーテープ当接部(79)を下降させた
状態でカバーテープ(18)をカバーテープガード(7
5〉があるためにストッパー軸周螺子(65)の上を通
して剥ぎ取りリール(34)のリール・ソケット部(4
1)に巻き付けて、スリット(48)を介してリール・
ソケット板(40)外側に引き出し、カバーテープ(1
8)の先端部をカバーテープ挾持板(50)の裏面にて
挾持させる。
以上の動作が終了したら、スイングアーム(28)を揺
動させてスイングプレート(30)を回動させ、ストッ
パー(37)にストッパー当接部(30A)を当接させ
て該ストッパー(37)を倒し、サプレッサ(33)と
フロントカバー(35)の持ち上げ状態を解除してテー
プ(17)を該サプレッサ(33)、フロントカバー(
35)にて押えて、テープ送出装置(3)へのテープ(
17)のセツティングが終了する。
尚、ストッパー(37)を直立させる際の補助手段とし
て、第7図に示すようにベース(3A)に螺子止めされ
ストッパー(37)に当接される板バネ(83)の付勢
力により、フロントカバー(35)を持ち上げた時スト
ッパー(37)が軸(38)を中心に回動してスイング
プレート(30)の外周面に直立されるようにしても良
い。
このテープ(17)がセットされたテープ送出装置(3
)を複数種部品供給台(lO)上に載置した後、電子部
品自動装着装置(1)の部品装着動作を開始きせる。
部品供給台(10)が水平移動されて所望のテープ送出
装置(3)が選択されて、吸着ノズル(4)によりテー
プ(17)内のチップ部品(賢)が吸着され取り出され
る。
この間以下の動作が行なわれる。
先ず、駆動手段によりスイングアーム(28)がバネ(
19)の付勢力に抗して引張られて、リンク(29)、
スイングプレート(30)を介してラチェツト爪(31
)にてラチェット歯車(26)の送り歯(25)を押し
てスプロケット(24)を所定ピッチ回動させる。
従って、テープ(17)の送り穴(17E)に入り込ん
だスプロケット(24)の突子(27)にてスプロケッ
ト(24)の回動と共にテープ(17)は送り出きれて
、第23図に示すように点0直上に位置された部品取り
出し位置(T)にチップ部品(賢)が送り出される。こ
の時、第1のチップ部品(W)上にカバーテープ(18
)が残った状態で剥離きれて、第24図に示すように吸
着ノズル(4)が下降され、その先端部(4A)がチッ
プ部品(賢)上のカバーテープ(18)に近接されて停
止される。
そして、駆動源によりハンマー機構(77)が下動され
てカバーテープ当接部(79)によりカバーテープ(1
8)が押し下げられると共に、アーム当接部(78)に
よりドライブ・アーム(64)が回動されて剥ぎ取りリ
ール(34)が所定ピッチ送られる。即ち、ハンマー機
構(77)の下動によりアーム当接部(78)がドライ
ブ・アーム(64)に当接して尚下動されることにより
、ドライブ・アーム(64)が支軸(89)を中心に所
定ピッチ回動され、それに伴ってバネ(71)に引張ら
れてラチェット付アーム(68)が回動されて、ラチェ
ット(69)によりラチェットギア(54)を介して剥
ぎ取りリール(34)が所定ピッチ送られる。この時、
前述のベース(3A)とラチェット付アーム(68)と
の接する面に塗布されたシリコングリースの粘性により
ラチェット付アーム(68)の慣性力は抑制される。
このようにして、テープ(17〉のベーステープ(17
A)からカバーテープ(18)を引き剥がしてベーステ
ープ(17A)の角孔(17B)を開口させ、テープ(
17)内部のチップ部品(W)を露出させる。この時、
シュート面は点0を中心に半径100 (+111)の
曲面であるため、テープ(17)の永久歪み分が吸収で
きると共に角孔(17B>の開口部が拡開される。そし
て、との角孔(17B>の上方には、前記吸着ノズル(
4)の先端部(4A)が近接位置していることから、例
えカバーテープ(18)の裏面にチップ部品(W)が静
電気等で貼り付いていても、カバーテープ(18)の引
き剥がし動作でチップ部品(賢)が吸着ノズル(4)の
先端部(4A)によってしごかれて角孔(17B)内に
残る。
このように、カバーテープ(18)がテープ(17)か
ら剥離されると、第25図に示すように再び吸着ノズル
(4)が下降きれると共に図示しない突き上げピンによ
り、チップ部品(W)が下方より突き上げられて先端部
(4A)にチップ部品(賢)が吸着保持される。尚、こ
こでは突き上げピンにより角孔(17B)内からチップ
部品(W)を取り出し易くしているが、例えば角孔(1
7B)下側を振動させる機構を設けても同様な効果が得
られる。
次番ビ、吸着ノズル(4〉の垂直方向の上昇により、チ
ップ部品(W)を取り出し、回転盤(2)の回転搬送に
よってXY子テーブル6)上に位置決めされたプリント
基板(P)上に載置し、組付けが行なわれる。そして、
ハンマー機構(77)が上昇きれて次回の送り出し時の
1ピッチ分の弛みをカバーテープ(18)に持たせて1
回の部品装着動作が終了する。
以下、同様にして順次部品装着が行なわれる。
尚、凸部(61)が合成樹脂製であるため摩耗して磨り
減ってしまい嵌合時のクリック感が無くなった場合には
、もう一方の凸部(62)を凹部(63)にて押えるよ
うにしても良い、また、第13図に示すようにもう一方
の窪み(43)にもカバーテープ挾持板(50)を取り
付けても良い。
尚、巻き取りピッチを変更する場合には前記ラチェット
付アーム(68)とカム形状の異なるカム部(94A)
を有するラチェット付アーム(68A)に変更すること
により、アーム当接部(78)による同ピツチのドライ
ブ・アーム(64)の回動で違ったピッチの剥ぎ取りリ
ール(34)の回動が行なえる。
(ト〉発明の効果 以上のように本発明は、案内部材をスプロケットの突子
の根元部より上方に設けたため、テープの送り穴には突
子の先端部のみが嵌まることとなり、確実なテープ送出
動作が行なえるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ送出装置の正面図、第2図は電子部品自
動装着装置の平面図、第3図はテープの分解図、第4図
乃至第6図はテープ送り手段の各種状態図、第7図は他
の実施例のテープ送り手段を示す図、第8図はシュート
断面図、第9図は剥ぎ取りリールのリール・ソケット板
を示す図、第10図は同じくリール・ドライブを示す図
、第11図及び第12図はリール・ソケット板とリール
・ドライブとの嵌合動作図、第13図はリール・ソケッ
ト板の他の実施例を示す図、第14図及び第15図は剥
ぎ取りリールの動作図、第16図乃至第19図はラチェ
ット付アームのカム部形状の違いを示す図、第20図は
シリコングリースが塗布されるワッシャーの平面図、第
21図は該ワッシャーの軸への差し込み状態図、第22
図は剥ぎ取りリールの他の実施例を示す図、第23図乃
至第25図はチップ部品取り出し動作図を示す。 (17)・・・テープ、 (17E)・・・送り穴、 
(18)・・・カバーテープ、(24)・・・スプロケ
ット、(27)・・・突子、 (32)・・・シュート
(案内部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チップ状電子部品がほぼ等間隔に封入されたテー
    プを部品取り出し位置へ順次送出するテープ送出装置に
    於いて、前記テープを部品取り出し位置へ案内する案内
    部材と、前記テープの送り穴に入り込んで該テープを送
    出する突子のみが前記案内部材の上面より突出するよう
    に回動可能に取り付けられるスプロケットとを設けたこ
    とを特徴とするテープ送出装置。
JP1269289A 1989-10-17 1989-10-17 テープ送出装置 Pending JPH03133867A (ja)

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JP1269289A JPH03133867A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 テープ送出装置

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JPH03133867A true JPH03133867A (ja) 1991-06-07

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ID=17470278

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